JPS582673B2 - 好アルカリ性バチルス属菌によるペクチン酸リア−ゼの製造法 - Google Patents

好アルカリ性バチルス属菌によるペクチン酸リア−ゼの製造法

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JPS582673B2
JPS582673B2 JP14580479A JP14580479A JPS582673B2 JP S582673 B2 JPS582673 B2 JP S582673B2 JP 14580479 A JP14580479 A JP 14580479A JP 14580479 A JP14580479 A JP 14580479A JP S582673 B2 JPS582673 B2 JP S582673B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はペクチン酸の分解に有効なペクチン酸リアーゼ
の製造法に関するものである。
更に詳細には、本発明は、バチルス属に属し、好アルカ
リ性で、かつペクチン酸リアーゼを生産する菌をアルカ
リ性で、かつペクチン質を含む培地で培養し、培養物か
ら誘導的にペクチン酸リアーゼを採増する方法に関する
一般に、ペクチン解重合酵素には2種類あって、その一
つはペクチン酸(あるいはペクチン)を加水分解的に切
断するポリガラクチュロナーゼ(あるいはポリメチルガ
ラクチュロナーゼ)であり、もう一つはペクチン酸(あ
るいはペクチン)をβ一脱離的に分解するベクチン酸リ
アーゼ(あるいはペクチンリアーゼ)である。
そして、従来、ポリガラクチュロナーゼ(あるいはポリ
メチルガラクチュロナーゼ)及びペクチン酸リアーゼ(
あるいはペクチンリアーゼ)については中性領域と酸性
領域において生育する微生物を用いて生産することはよ
く知られている。
また、アルカリfj4E微生物によってアルカリ性ポリ
ガラクチュロナーゼを生産することは特公昭48−65
57及びアグリカルチュラルアンドバイオロジカルケミ
ストリー(Agr icul turaland Bi
ological Chemistry)第36巻、2
号285−293頁(1972年)に発表され、公知と
なった。
さらに、好アルカリ性細菌が、ペクチン若しくはペクチ
ン酸などのべクチン質を含まない培地で、最も良好に構
成的に後述する酵素単位量で最高8単位/mlのペクチ
ン酸リアーゼを生産することは、カナディアン・ジャー
ナル・オブ・マイクロバイオロジー(Canadian
Journal ofMi crobio1ogy
)第24巻1164〜1172ページ(1978年)に
発表され、公知となった。
しかしながら、好アルカリ性細菌のうちで誘導的に、す
なわち培地中にべクチン質、例えばペクチン、若しくは
ペクチン酸などの誘導物質を含有せしめることによって
、ペクチン酸リアーゼを生産せしめるようなものについ
ては、全く知られていない。
本発明者らは、靭皮繊維のパルプ化により有効?ペクチ
ン分解酢素を求めて研究したところ、新たに分離した菌
株が、アルカlJtlE条件下で、培地成分として、ペ
クチン質を添加することによって、誘導的にペクチン酸
リアーゼを有利に生産することを知り、本発明を完成す
るに至った。
本発明は、バチルス属に属し、好アルカリ性
で、かつペクチン酸リアーゼを生産する酌をアルカリ性
でかつペクチン質を含む培地に培養し、培養物からペク
チン酸リアーゼを採取するペクチン酸リアーゼの製造法
である。
本発明の大きな特色は、アルカリ性培地、好ましくはp
i−i s. O〜10.0のアルカリ性でかつペクチ
ン質を含む培地でペクチン酸リアーゼ生産菌を培養する
点にある。
すなわち、本発明で使用する菌は、中1生以下ではほと
んど生育できず、したかつ,てペクチン酸リアーゼの生
産も認められない。
また、p}1 8. 0〜10.0のアルカリ性であっ
ても、培地成分のうち炭素源としてグルコース、シュー
クロース、デンプンなどでは、生育は可能であるが、全
くべクチン酸リアーゼの生産はおこらず、ペク:チン質
、例えばペクチンを1%、2%、4%と添加することに
よって、はじめて培地中に各々後述する酵素単位量で1
.0 , 1.4 , 2.2単位/rrLlのペクチ
ン酸リアーゼを誘導的に生産するのである。
アルカリ性培地におけるペクチン酸リアーゼ生産・菌の
培養は、開放下の培養でも雑菌による汚洗がほとんどみ
られず、培養等において経済的にきわめて有利である。
本発明において使用する菌株は好アルカリ性でバチルス
属に属するペクチン酸リアーゼ生産菌であるが、新たに
分離された菌株はバチルス・フイルマスGI R2 7
7と同定され、微工研に微工研菌寄第5208号とし
て寄託された。
次にバチルス・フイルマスGIR277の菌学的性質を
示す。
なお、以下に記載の菌学的諸性質の試験ならびに分類方
法は、すべてエス・テー・コーワンの1マニュアル・フ
ォー・ザ・アイデンテイフイケーション・オブ・メディ
カル・バクテリア」( ” Manual for
the Identification ofMedi
cal Bacteria”(CambridgeUn
iversity Press) )およびバージーズ
゜マニュアル・オブ・デタミネイティブ・バクテリオロ
ジー第8版( 1 9 7 2 ) ( Bergey
’sManualof Determinative
Bacteriology(1972))に基づいて行
なわれた。
培地は1%Na2CO3にて、もしくは、INN a
OHにてpHを約10.0とし、あるいは添加せずにp
Hを所定の値とした。
■.形態的性質 大きさは1.2μ×3.6μで楕円形の胞子を形成する
周鞭毛により運動する。またpH 9. 5に調整した
肉汁寒天、ボテ{・デキスl−o−ス培地、サブロード
培地によく生育し灰色である。
本菌を種々のpI−{に調整した肉汁に接種して生育を
みたのが表1である。
表より、本菌がpi−1 7. 0〜10.2で生育す
ることができ、PI−{ 8. 7〜9.6で良好に生
育する好アルカIJ (’t細菌であることがわかる。
2.生理的性質 ■)最適生育条件 pH:8.7〜9.6 温度=40〜45°C 好気性 2)生育しつる条件 pH:7.0〜10.5 温度:最高50℃まで 3)ダラム染色性 培養の初期に陽性であるが、しだいに陰 性に変化する。
4)フオーゲス・プロスカウエル反応:陰性5)硝酸塩
:還元する 6)カタラーゼ反応:陽性 7)ゼラチン・カゼインの液化:陽性 8)でんぷんの加水分解性:陽性 9)クエン酸の利用性:利用しない 10)アンモニウム塩の利用性:利用しない11)7%
食塩にわずかに生育する 12)嫌気性下で生育しない 13)抗酸性なし 14)インドールの生成:なし 15)硫化水素の生成:なし 16)フエニルアラニンからアンモニアを生成しない。
17)牛乳の凝固:アルカリ性培地のため凝固しない。
18)糖に対する作用 グルコースから酸を形成するがガスを生産しない。
アラビノースから酸を形成するがガスを生産しない。
キシロースから酸を形成せず、ガスも生産しない。
マンニトールから酸を形成し、ガスは生産しない。
19)馬尿酸塩の分解二分解する 20)チロシンの分解二分解しない 以上の菌学的諸性質から、前記文献の分類方法に従って
本菌の検索を行なった結果、バチルス・フイルマス(B
acillus firmus)に属すべきものと同定
された。
しかし、本菌はバチルス・フイルマスの菌学的性質と全
く一致するものではなく、.また、本臼のアルカlJP
iE下におけるペクチン酸リアーゼの生産性はきわめて
特異的であるために、本菌をバチルス・フイルマスGI
R277と命名した。
本発明においてはバチルス・フイルマスGIR.277
が培養される。
培地として固体培地、液体培地のいずれでもよく、固体
培地としては皺、大豆粕等が用いられる。
液体培地としては、コーンステイプリカー、酵母エキス
、加工大豆粉末、ポリペプトン、カジトン、カザミノ酸
、グルタミン,酸等の窒素源、廃糖蜜、各種糖類、各種
澱粉、ペクチン、ペクチン酸、もしくはこれらの含有物
である三棟、緒などの靭皮などの炭素源、及びK2HP
O,,MnS04− 6H20 ,などの無機塩類、そ
の他各種ビタミン等の微量要素などを適宜混合したもの
が適している。
なお、炭素源では、各種糖類若しくは各種澱粉類は単独
で使用するのではなく、かならずペクチン質、例えば廃
糖蜜、ベクチン、ペクチン酸、キシラン、ガラクタンな
どを誘導物質として添加しておく必要がある。
本発明において使用する培地はアルカリ性で、好ましく
はpH 8. 7〜9.6程度でなければならない。
培地をアルカリ性にするには、カセイカリ、カセイソー
ダ、炭酸カリ、炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ等が適宜使用
されるが、培地のpHを8.7〜9.6に安定に保つに
は炭酸ソーダを使用するのが最も好ましい。
本発明の培養は培地をアルカリ性に維持しつつ行なわれ
るが、アルカリ性下の培養では雑菌の増殖はほとんどな
く、特に無菌状態にしなくても開放下に培養することが
でき、経済的にきわめて有利である。
培養は、20〜40℃で、通風、通気、攪拌、振とう等
の手段によって好気的に行なわれる。
2〜4日の培養によってベクチン酸リアーゼの蓄積量は
最高に達する。
得られた培養物は、抽出、沢過等の手段によりP液中に
ペクチン酸リアーゼを含有させることができる。
必要によっては、塩析、溶媒沈澱処理、イオン交換樹脂
、透析等通常の精製手段によってペクチン酸リアーゼを
単離することができる。
次に、本発明によって得られるペクチン酸リアーゼの理
化学的性質を示す。
なお、以下に使用する酵素液は、いずれも実施例1で示
す培養法で培養した培養上清をセロファン膜で脱塩した
ものであり、酵素活性は、酵素液1mlに2%ペクチン
酸溶g 1 rrtl及びpH 9. 5の0.1M
NH40i{−NH4CA緩衝液を加えて、30℃で2
0分間反応させて生じた還元力、もしくは235nmに
おける吸光度の増加を、前者はソモギネルソン法(So
mogyi−Nelson法)により、後者は分光光度
計にて測定して生成したアルデヒド基の量を求めたもの
である。
1単位の酵素とは、この条件で1分間にガラクチュロン
帳1μmoleに相当するアルデヒド基を生産する酵素
量をいう。
■.作用 本酵素はペクチン酸に作用して非還元性末端に4,5一
不飽和ガラクチュロン酸を生じる。
分解物としては4,5一不飽和ガラクチュロン酸及び4
,5一不飽和結合を有するジーもしくはそれ以上のオリ
ゴウロニドを生成する。
実験として酵素液をpi{= 9. 5でペクチン酸に
2分、5分、10分作用させると第1図に示すように2
35nmに極大吸収を示す物質が生成し、かつ、時間経
過に従って増加する。
これは酵素液中に含まれているペクチン酸リアーゼが、
ペクチン酸に作用して、非還元性未端に4.5=不飽和
ガラクチュロン酸ができ、このものが235nmに極大
吸収をもっためであることが分る。
更に、実験として酵素液をpH= 9. 5でペクチン
暇に作用させ、4,5一不飽和結合を有するジー以上の
オリゴウロニドの生成量と還元糖の生成量を測定した。
前者は235nmの吸収の増大で測定し、吸光係数5,
200として生成アルデヒド量に換算した。
後者はソモギ・ネルソン法で、D−ガラクチュロン酸を
標準物質として直接生成アルデヒド量を計算した。
その結果は第2図に示されるが、これによると両者の生
成速度は完全に一致し、分解がβ一脱離のみで起ってい
ることが明らかである。
2.基質特異性 ペクチン酸に作用して分解し、4,5一不飽和ガラクチ
ュロン酸を生じるが、ペクチンにはほとんど作用しない
実,験として、酵素液をp}i= 9. 5でベクチン
酸.とべクチンに作用させると、第3図に示されるよう
に、ペクチン酸では吸光度が増加するが、ペクチンでは
ほとんど増加しないのが分る。
3,至適pH 本酵素の至適pHは8.5〜10である。
実験として、pH4〜5.5は酢酸塩、pH 6. 0
〜7.0はリン酸塩pH 7. 5 〜8. 0はTr
is−CATpl」8. 0〜10.0はNH40H−
NH4Ct ,pH1 0.5〜11.5はNa2CO
3−NaOHの緩衝液を用いて、酵素液をベクチン酸に
作用させた。
その結.果は第4図に示されるが、これから明らかなよ
うに至適phiは9.5付近にあることがわかる。
なお、第4図においてはいずれも、pH 9. 5での
活性を100として示される。
4.安定pH範囲 本酵素の安定pH範囲は6〜10である。
実1験として、酵素g 0. 2 rdに種々のpHの
緩衝il1.8mlを加え、30℃で、1時間反応させ
た後、pti 9. 5の0.1M NH40H−NH
4C2緩衝液にて50倍に稀釈して、残存活性を調べた
その結果は第5図に示される。
図からも明らかなように、pi−i 6〜9.5の範囲
で極めて安定であることがわかる。
なお、pH 7. 0の?ffi性を100として示し
た。
5.作用適温の範囲 本酵素の作用適温は60゜Cである。
6.温度安定性 pH 9. 0で1時間、種々の温度で処理した後、そ
の残存活性を調べた結果、35〜40℃では、全く失話
せず、50℃の時、60%、55℃以上で100%失活
した。
7.阻害・活性化及び安定化 EDTAによって失活し、Ca++によって活性化、ま
たは安定化された。
本発明によって得られるペクチン酸リアーゼはアルカl
Jf’4E培養条件下で生産され、アルカリtff4E
によって作用するので雑菌から保護するのにきわめて有
利であり、また、靭皮繊維のパルプ化、ペクチン含有の
有機廃水の処理、果汁の清澄等に広く活性できるもので
ある。
以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
実施例 1. 加工大豆粉末(パフミン:商品名)5.!i’、イース
トエキストラクト5g、K2HP0,1.9、MnSO
4− 6 H20 0.0 5 .9、ベクチン2iを
水800rrLlにとかし、121℃、15分間蒸気殺
菌する。
別に、へa2co3 5.9を200mlにとかし、同
様に殺菌する。
冷却後、両者を混合し、50rrLl(Na2C03は
0.5%となる)ずつ、500rIll容肩付きフラス
コに分注して、バチルス・フイルマスGIR277、F
ERM P /%5208を2〜3白金耳量接種し
、30℃で振とう培養する。
1日おぎに10rILlをとり遠心分離により除菌後、
ペクチン酸リアーゼの活性を測定した。
第6図の8に示すように、ペクチン酸リアーゼは、4日
で約1.8単位/rnl生産された。
これとは別に、培養方法は全く同様で、N a 2 C
O 3が1.5%になるようにした培地とNa2CO3
を全く添加しない培地で、同様培養して、ベクチン酸リ
アーゼの活性を測定した。
Na2C031.5%の活性は第6図の9に示され、N
a2CO30%の活性は第6図の10に示される。
実施例 2, コーンステイプリカ−3&,e母エキス5y、K2HP
041 &, MnSO4・6 f{20 0.0 5
7i,ペクチン10.9を水800rrLjにとかし
、121℃、15分間蒸気殺菌する。
別に、Na2CO3 10.9を200+71lにと
かし、同様に殺菌する。
冷却後両者を混合し、50rI1lずつ、500WLl
容肩付きフラスコに分注して前記バチルス・フイルマス
GIR2 7 7 , FERM−P/l65 2 0
8を2〜3白金耳量接種し、30℃で振とう培養する
1日おきに10rnlをとり遠心分離により除菌後、ペ
クチン酸リアーゼの活性を測定した。
第T図に示されるように、活性は3日目で最高となり、
約0.75単位/rrtl生産された。
実施例 3. ポリペプトン5g、酵母エキス59、K2HPO41g
、MrSO4 + 6 H2 0 0. 0 5 9
、廃糖蜜1 0gを水800rIllにとかし121℃
、15分間蒸気殺菌する。
別にNa2 co31 0 Elを200rnlにとか
し、同様に殺菌する。
冷却後、両者を混合し50彪ずつ500ml容肩付きフ
ラスコに分注して前記バチルス・フイルマスGIR27
7,FERM−PA5 2 0 8を2〜3白金耳量接
種し、30℃で振とう培養する。
1日おきに10wllをとり、遠心分離により除菌後、
ベクチン酸リアーゼの活性を測定した。
第8図に示すように、その活性は3口目で最高となり約
0.3単位/rIll生産された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本酵素液をpH= 9. 5でペクチン酸に2
分、5分、10分作用させ各波長の吸光度をみた図で、
1は2分、2は5分、3は10分の作用後を示す。 第2図は本酵素液をpH=9.5でペクチン酸に作用さ
せ、生成アルデヒドとして2 3 5 nmの吸光度と
ソモギ・ネルソン法の両方で測定した図で、4は吸光度
、5はソモギ・ネルソン法によるものを示す。 第3図は本酵素液をpi−] 一9. 5でペクチン酸
とべクチンに作用させた図で、6はペプチン酸、7はペ
クチンを示している。 第4図は本酵素の至適pHを示す図である。 第5図は本酵素の安定pHを示す図である。 第6図は実施例1における測定活性を示す図で、8はN
a2C03 0,5%、7は同1.5%、8は同0%を
それぞれ示している。 第7図は実施例2における生成話性を示す図で、第8図
は実施例3における生成活性を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バチルス属に属し、好アルカリ性で、かつペクチン
    酸リアーゼを誘導的に生産する菌を、アルカリ性でかつ
    ペクチン質をもむ培地に培養し、誘導的に培養液中にべ
    クチン酸リアーゼを生産採取することを特徴とする、ベ
    クチン酸リアーゼの新規製造法。 2 アルカリf’4培地がアルカリ金属の炭酸塩を添加
    されたものである特許請求の範囲第1項の方法。 3 培地が粉末状あるいは断片状の靭皮繊維を含有せし
    めたものである特許請求の範囲第1項の方法。 4 バチルス属に属し、好アルカリ性で、かつペクチン
    酸リアーゼを生産する菌がバチルス・フイルマスGI
    R2 7 7である特許請求の範囲第1項の方法。
JP14580479A 1979-11-09 1979-11-09 好アルカリ性バチルス属菌によるペクチン酸リア−ゼの製造法 Expired JPS582673B2 (ja)

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