JPS5826315Y2 - キヤビネツト - Google Patents

キヤビネツト

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Publication number
JPS5826315Y2
JPS5826315Y2 JP1978037318U JP3731878U JPS5826315Y2 JP S5826315 Y2 JPS5826315 Y2 JP S5826315Y2 JP 1978037318 U JP1978037318 U JP 1978037318U JP 3731878 U JP3731878 U JP 3731878U JP S5826315 Y2 JPS5826315 Y2 JP S5826315Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
cabinet
base plate
guide rail
side wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978037318U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54139528U (ja
Inventor
庄三 宮永
Original Assignee
大阪スチ−ル工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大阪スチ−ル工業株式会社 filed Critical 大阪スチ−ル工業株式会社
Priority to JP1978037318U priority Critical patent/JPS5826315Y2/ja
Publication of JPS54139528U publication Critical patent/JPS54139528U/ja
Application granted granted Critical
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Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコーナーで彎曲状に方向転換して移動するシャ
ッターで開口面が開閉されるキャビネットに関する。
例えば、事務書類、書籍、家庭的には洋酒、被服などを
収容することができるキャビネットにおいては、容易に
大きな開口面を得られる等の利点により、扉部分にシャ
ッターが用いられ、キャビネットの開口面が設けられた
壁内面とそれの両側壁内面に連通して備えられ、彎曲状
のコーナーを有する一対のガイドレール内をシャッター
を移動させることにより、キャビネットの開口面を開閉
させるのは周知である。
而して、シャッターは上記のガイドレールの彎曲状のコ
ーナーにおいては移動しつつ、形状を変化させながら方
向転換を行うので、シャッターとガイドレール間には大
きな摩擦力が発生するが、従来においては、ガイドレー
ルの彎曲状のコーナーには何ら上記の摩擦力を低減させ
て、シャッターを円滑に移動させる手段は講じられてお
らず、シャッターはガイドレール内を円滑に移動して開
閉することができるとは言い難いのが実情であり、又、
上記のガイドレールとシャッター間の大きな摩擦力に附
随した両者による金属性摩擦音の発生が使用者に不快感
を与えるという問題もあった。
本考案は上記問題を解決したキャビネットを提供するこ
とを目的とし、この目的を遠戚するために、開口底部を
閉塞する地板を備えると共に、内方側壁と外方側壁とが
対向した溝型断面で且つ彎曲状のコーナーを有する上下
一対のガイドレールを備え、これらガイドレールに嵌合
されたシャッターにより開口面が開閉されるキャビネッ
トにおいて、上記地板を着脱自在とすると共に、地板に
は、シャッター裏面をコーナーでガイドするガイドロー
ラを遊転自在に備え、下ガイドレールの内方側壁の少な
くともシャッターの幅方向長さに相当する部分を地板及
びガイドローラにより構成したことを特徴とするもので
ある。
以下、本考案の一実施例を図面に基き説明すれば、キャ
ビネットはキャビネット本体1、地板2、天板3及びシ
ャッター4から構成されている。
本体1は前面及び上下面が開口されて、本体1の前面側
開口面がキャビネットの開口面Pとされており、本体1
の上面においてフランジ状に内方に突設された上側開口
縁5には天板3が木ネジ、ボルト等により取付けられて
上面側開口面を閉塞すると共に、この上側開口縁5内面
の前面側及び右側には内・外方側壁18.19を備えた
連通ずる上ガイトレール6が形成されている。
また、本体1の下面においてフランジ状に内方に突設さ
れた下側開口縁7上には地板2が嵌込状に載置されて下
面側開口面を閉塞すると共に、この下側開ロ縁7内面の
前面側及び右側には内・外方側壁10.20を備えた連
通ずる下ガイドレール8が設けられるが、地板2は前面
側右コーナーが切欠状とされその部分を除く四端部が下
方に折曲げられて側端部とされている。
なお地板2の前面側右コーナー下面には、垂直枢支軸を
有しプラスチック材、ゴム材、木材等の非金属材料から
なるガイドローラ11がシャッタ−4下端部裏面に接当
すべく遊転自在に具備されており、地板2の前面側と右
側の側端部、及びガイドローラ11により、下ガイドレ
ール8の内方側壁10が構成されている。
次にシャッター4について説明すれば、12は細長い鋼
板からなる単板でその幅方向両側端を裏側前に彎曲状に
折曲げて折曲部13.13として、単板12の折曲部1
3.13の折曲方向中央部の縦方向数個所(図では3個
所)に連結用孔9を開設し、複数枚の単板12を折曲部
13.13の中央部同志を突合せ状に並列させ連結用孔
9に連結用鋼線14を挿通して単板12を連結している
連結用鋼線14の一端部は折返されて、終端単板12の
単板側折曲部13の内側に係止され、又他端部は始端単
板12の外方側折曲部13には挿通されずに、折返され
て折返部15とされ、連結用鋼線14の折返部15と始
端単板12の単板側折曲部13間にコイルバネ16が弾
発状に捲周介装されて係止されるが、コイルバネ16の
弾発力により折曲部13゜13同志は常に密な接当状と
されている。
17はプラスチック材などからなる可動車で、始端単板
12、終端単板12及びそれらの中間の適数枚の単板1
2の下端裏面に具備されているが、勿論それら単板12
の上端裏面にも具備してもよい。
上記のシャッター4の上下端部が上下ガイドレール6.
8に嵌合されるが、その際にはキャビネット本体1から
地板2を取除いておき、シャッター4をキャビネットの
開口面Pから本体1内に入れて、シャッター4を斜めに
してシャッター4の上端部を上ガイドレール6に嵌合し
、斜めにしたシャッター4を直立状にしつつ、内方側壁
10が構成されていない下ガイドレール8の外方側壁2
0に接当するまで移動させ、次にシャッター4を上ガイ
ドレール6内を移動させて、キャビネットの開口面Pを
開け、この開口面Pより地板2をキャビネット本体1内
に入れて、地板2を本体1の下側開口縁7上に嵌込状に
載置すれば、地板2の側端部により下ガイドレール8の
内方側壁10が構成されて、シャッター4の下端部は下
ガイドレール8に嵌合状態とされる。
このように、シャッター4をキャビネット本体1に設置
してから、地板2より下ガイドレール8の内方側壁10
を構成するので、シャッター4が上ガイドレール6から
外れないよ゛うに、上ガイドレール6へのシャッター4
の嵌合が深くされていても、シャッター4の上ガイドレ
ール6への嵌合は困難でなく、また、シャッター4は上
ガイドレール6にのみ嵌合すればよいので、従来より容
易にシャッター4を上下ガイドレール6.8に嵌合でき
、更に、シャッター4には余分なガイド部材等を付加し
ておらず、部品点数の増加及び製作の繁雑化に伴う製作
費の上昇がなく、又、外観体裁の悪化ということもない
なお、上ガイドレール6の内・外方側壁18.19及び
下ガイドレール8の外方側壁20の内面には長手方向に
連続した突起21がシャッター4に接当すべく付設され
ており、これらの突起21により両ガイドレール6.8
とシャッター4との接触面積を減少させ、両者間の摩擦
力を低下させて、シャッター4を上下ガイドレール6.
8内を円滑に移動できるようしている。
実施例は以上の様に構成されており、シャッター4のキ
ャビネットの開口面Pの開閉は上下ガイドレール6.8
及びガイドローラ11により構成されるガイド路を移動
させることにより行なわれる。
その際、シャッター4はキャビネット本体1の前面側右
コーナーにおいて平板状から彎曲状、その次に平板状と
形状を連続的に変化させなければならないが、上記ガイ
ド路に沿って、隣接する単板12の折曲部13.13は
相互にその接当面を裏面側に移動させ、又、折曲部13
の中央部に挿通されている連結用鋼線14は隣接する折
曲部13.13の中央部の相互の離間に伴うその間の鋼
線不足分を引張力によるコイルバネ16の圧縮により補
いつつ彎曲状となり、シャッター4は平板状から彎曲状
に円滑に形状を変化させる。
その次に、上記ガイド路に沿って、隣接する単板12の
折曲部13.13は相互にその折当面を中央部に移動さ
せ、又、連結用鋼線14は隣接する折曲部13.13の
中央部の相互の接近に伴うその間の鋼線剰余分を隣りの
隣接する単板12の折曲部13.13間に移動させるか
、コイルバネ16の伸長により吸収させて、直線状とな
り、シャッター4は彎曲状から平板状に円滑に形状を変
化させる。
この際、このコーナーに具備されたガイドローラ11は
その移動するシャッター4との接当による遊転によりコ
ーナーにおける上ガイドレール6の両側壁18.19及
び下ガイドレール8の外方側壁20とシャッター4との
間の摩擦力を低減せしめて、シャッター4を円滑に移動
させて、キャビネットの開口面Pを開閉させる利点を有
すると共に、この摩擦力の低減化に伴い、コーナーにお
ける上下ガイドレール6.8とシャッター4との間には
不快な金属性摩擦音の発生はない。
なお、ローラ11は非金属材料からなるので、シャッタ
ー4との間に不快な金属性摩擦音の発生がないのは当然
である。
このように、シャッター4は平板状から彎曲状、その次
に平板状と形状を連続的に、かつ、円滑に変化させるこ
とができると共に、シャッター4を構成するものは複数
枚の単板12、適数本の連結用鋼線14、連結用鋼線1
4と同数のコイルバネ16及び適数個の可動車17だけ
で、部品点数も少なく、比較的軽量であり、しかも、前
記ガイドローラ11の機能及び突起21の効果が付加さ
れることにより、シャッター4は円滑に移動されて、キ
ャビネットの開口面Pを開閉すると共に、コイルバネ1
6の圧縮により上記鋼線不足分は補われ、又、隣りの隣
接する単板12の折曲部13.13間に移動させるかあ
るいは、コイルバネ16の伸長により上記鋼線剰余分は
吸収されるので、隣接する単板12の折曲部13.13
は相互に常にかつ、密に接当させることができ、単板1
2.12間に隙間はなくキャビネット内への埃塵の侵入
を防止すると共に、キャビネットの外観体裁を良好に保
つようされている。
また、シャッター4は形状を変化させるので、単板12
を連結する部材には弾性係数、引張強さ及び疲れ限度の
いずれも大きいものが要求されるが、本考案においては
、上記3者とも大きい鋼線が使用されているので、シャ
ッター4の形状の変化に対応できる。
なお、鋼線の中でも、上記3つの機械的性質が特に優れ
ているピアノ線等を使えばより好ましいのは勿論である
本考案は所期目的を充分に遠戚し、コーナーにおけるシ
ャッターとガイドレールの間の摩擦力を低減せしめ、シ
ャッターを円滑に移動させて、キャビネットの開口面を
開閉させることができると共に、不快な金属性摩擦音を
発生させることもない。
また、下ガイドレールの内方側壁の少なくともシャッタ
ーの幅方向長さに相当する部分を、着脱自在とした地板
及び地板に備えたガイドローラにより構成しているので
、シャッターと上ガイドレールとの嵌合を深くしても、
シャッターを上下ガイドレールに容易に嵌合できると共
に、シャッターに余分なガイド部材を付加していないか
ら、シャッターの部品点数は従来同様であって、シャッ
ターを従来同様のコストを製作でき、しかも、外観体裁
も良好である。
本考案は上記各種の利点を有し、しかもその構造は簡易
であるなど、極めて実用性の高い考案である。
なお、実施例は本考案を横片開き式のキャビネットに適
用したものであるが、本考案は横両開き式のキャビネッ
トにも適用可能であって、横両開き式のものでは左右両
側にガイドローラが具備される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の分解斜視図、第3図は第1図の側断面図、第4図は
第3図のIV−IV線矢視断面図、第5図は本考案の一
実施例に具備されたシャッターの裏面図、第6図は第5
図の平面図、第7図は第5図のVII−VII線矢視一
部拡大断面図、第8図は第3図のA部拡大図、第9図は
第4図のB部拡大図、第10図へ第9図のX−X線矢視
一部断面図である。 4・・・・・・シャッター、11・・・・・・ガイドロ
ーラ、P・・・・・・キャビネットの開口面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口底部を閉塞する地板を備えると共に、内方側壁と外
    方側壁とが対向した溝型断面で且つ彎曲状のコーナーを
    有する上下一対のガイドレールを備え、これらガイドレ
    ールに嵌合されたシャッターにより開口面が開閉される
    キャビネットにおいて、上記地板を着脱自在とすると共
    に、地板には、シャッター裏面をコーナーでガイドする
    ガイドローラを遊転自在に備え、下ガイドレールの内方
    側壁の少なくともシャッターの幅方向長さに相当する部
    分を地板及びガイドローラにより構成したことを特徴と
    するキャビネット。
JP1978037318U 1978-03-20 1978-03-20 キヤビネツト Expired JPS5826315Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978037318U JPS5826315Y2 (ja) 1978-03-20 1978-03-20 キヤビネツト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978037318U JPS5826315Y2 (ja) 1978-03-20 1978-03-20 キヤビネツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54139528U JPS54139528U (ja) 1979-09-27
JPS5826315Y2 true JPS5826315Y2 (ja) 1983-06-07

Family

ID=28900143

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JP1978037318U Expired JPS5826315Y2 (ja) 1978-03-20 1978-03-20 キヤビネツト

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JPS54139528U (ja) 1979-09-27

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