JPS5916479Y2 - キヤビネツト - Google Patents
キヤビネツトInfo
- Publication number
- JPS5916479Y2 JPS5916479Y2 JP1978037316U JP3731678U JPS5916479Y2 JP S5916479 Y2 JPS5916479 Y2 JP S5916479Y2 JP 1978037316 U JP1978037316 U JP 1978037316U JP 3731678 U JP3731678 U JP 3731678U JP S5916479 Y2 JPS5916479 Y2 JP S5916479Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- base plate
- side wall
- corner
- guide rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は上下一対のガイドレールに嵌合され且つコーナ
ーで彎曲状に方向転換して移動するシャッターで開口面
が開開されるキャビネットに関する。
ーで彎曲状に方向転換して移動するシャッターで開口面
が開開されるキャビネットに関する。
例えば、事務書類、書籍、家庭的には洋酒、被服などを
収容することができるキャビネットにおいては、容易に
大きな開口面を得られる等の利点により、扉部分にシャ
ッターが用いられ、キャビネットの開口面が設けられた
壁内面とその側壁内面には、内方側壁と外方側壁とが対
向した溝型断面で且つ彎曲状のコーナーを有する上下一
対のガイドレールが備えられて、これらガイドレールに
、シャッターが移動自在に備えられることでキャビネッ
トの開口面が開閉されるのは周知である。
収容することができるキャビネットにおいては、容易に
大きな開口面を得られる等の利点により、扉部分にシャ
ッターが用いられ、キャビネットの開口面が設けられた
壁内面とその側壁内面には、内方側壁と外方側壁とが対
向した溝型断面で且つ彎曲状のコーナーを有する上下一
対のガイドレールが備えられて、これらガイドレールに
、シャッターが移動自在に備えられることでキャビネッ
トの開口面が開閉されるのは周知である。
ところで、従来においては、上下ガイドレールの内・外
方側壁は平坦状であって、シャッターと上下ガイドレー
ルとの接触面積が大であったため、シャッターと上下ガ
イドレールとの間には、大きな摩擦力が発生していたが
、特に、コーナーでは、シャッターは形状を変化しつつ
方向転換するため、シャッターと上下ガイドレールとの
間は極めて大きな摩擦力が発生しており、このため、従
来においては、シャッターを円滑に移動し難かったのが
実情である。
方側壁は平坦状であって、シャッターと上下ガイドレー
ルとの接触面積が大であったため、シャッターと上下ガ
イドレールとの間には、大きな摩擦力が発生していたが
、特に、コーナーでは、シャッターは形状を変化しつつ
方向転換するため、シャッターと上下ガイドレールとの
間は極めて大きな摩擦力が発生しており、このため、従
来においては、シャッターを円滑に移動し難かったのが
実情である。
また、従来においては、コーナーにおけるシャッターと
上下ガイドレールとの間の大きな摩擦力に付随して金属
性摩擦音が発生しており、これが使用者に不快感を与え
ると云う問題もあった。
上下ガイドレールとの間の大きな摩擦力に付随して金属
性摩擦音が発生しており、これが使用者に不快感を与え
ると云う問題もあった。
本考案は上記問題を解決したキャビネットを提供するこ
とを目的とし、この目的を遠戚するために、開口底部を
閉塞する地板を備えると共に、内方側壁と外方側壁とが
対向した溝型断面で且つ彎曲状のコーナーを有する上下
一対のガイドレールを備え、これらガイドレールに嵌合
されたシャッターにより開口面が開閉されるキャビネッ
トにおいて、上記地板を着脱自在とすると共に、地板の
コーナー下面に、地板からシャッター側に突出してシャ
ッター裏面をコーナーでガイドし且つ該コーナーにおけ
る地板端縁とシャッター間の隙間を略閉塞状とするガイ
ドローラを遊転自在に備え、下ガイドレールの内方側壁
の少なくともシャッターの幅方向長さに相当する部分を
地板及びガイドローラにより構成し、上ガイドレールの
内・外方側壁と下ガイドレールの外方側壁に、内部側に
突出する彎曲状断面とされてシャッターに接当する突起
を長手方向略全長にわたって連続状に一体形成したこと
により連結し、前記連結用鋼線の両端部は各々対応する
単板に係止したことを特徴とするものである。
とを目的とし、この目的を遠戚するために、開口底部を
閉塞する地板を備えると共に、内方側壁と外方側壁とが
対向した溝型断面で且つ彎曲状のコーナーを有する上下
一対のガイドレールを備え、これらガイドレールに嵌合
されたシャッターにより開口面が開閉されるキャビネッ
トにおいて、上記地板を着脱自在とすると共に、地板の
コーナー下面に、地板からシャッター側に突出してシャ
ッター裏面をコーナーでガイドし且つ該コーナーにおけ
る地板端縁とシャッター間の隙間を略閉塞状とするガイ
ドローラを遊転自在に備え、下ガイドレールの内方側壁
の少なくともシャッターの幅方向長さに相当する部分を
地板及びガイドローラにより構成し、上ガイドレールの
内・外方側壁と下ガイドレールの外方側壁に、内部側に
突出する彎曲状断面とされてシャッターに接当する突起
を長手方向略全長にわたって連続状に一体形成したこと
により連結し、前記連結用鋼線の両端部は各々対応する
単板に係止したことを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基き説明すれば、1は
細長い鋼板からなる単板で、その幅方向両側端を裏側方
に彎曲状に折曲げて折曲部2,2として、単板1の折曲
部2,2の折曲方向中央部の縦方向数個所(図では3個
所)に連結用孔14を開設し、複数枚の単板1を折曲部
2,2の中央部同志を突合せ状に並列させ、連結用孔1
4に連結用鋼線3を挿通して、単板1を連結している。
細長い鋼板からなる単板で、その幅方向両側端を裏側方
に彎曲状に折曲げて折曲部2,2として、単板1の折曲
部2,2の折曲方向中央部の縦方向数個所(図では3個
所)に連結用孔14を開設し、複数枚の単板1を折曲部
2,2の中央部同志を突合せ状に並列させ、連結用孔1
4に連結用鋼線3を挿通して、単板1を連結している。
連結用鋼線3の一端部は折返されて、終端単板1の単板
側折曲部2の内側に係止され、又、他端部は始端単板1
の外方側折曲部2には挿通されずに、折返されて折込部
4とされ、連結用鋼線3の折込部4と始端単板1の単板
側新曲部2間にコイルバネ5を弾発状に捲周介装されて
係止されるが、コイルバネ5の弾発力により折曲部2,
2同志は常に密な接当状とされている。
側折曲部2の内側に係止され、又、他端部は始端単板1
の外方側折曲部2には挿通されずに、折返されて折込部
4とされ、連結用鋼線3の折込部4と始端単板1の単板
側新曲部2間にコイルバネ5を弾発状に捲周介装されて
係止されるが、コイルバネ5の弾発力により折曲部2,
2同志は常に密な接当状とされている。
6はプラスチック材などからなる可動車で、始端単板1
、終端単板1及びそれらの中間の適数枚の単板1の下端
裏面に具備されているが、勿論、それら単板1の上端裏
面にも具備してもよい。
、終端単板1及びそれらの中間の適数枚の単板1の下端
裏面に具備されているが、勿論、それら単板1の上端裏
面にも具備してもよい。
本考案の実施例のシャッターAは以上の様に構成されて
いる。
いる。
上記のシャッターAは両開き形式、片開き形式にてキャ
ビネット等に取付けられるが、図中のキャビネットは本
考案のシャッターAが片開き形式にて取付けられたもの
を示しており、このキャビネットはキャビネット本体7
、地板8、天板9及びシャッターAから構成されている
。
ビネット等に取付けられるが、図中のキャビネットは本
考案のシャッターAが片開き形式にて取付けられたもの
を示しており、このキャビネットはキャビネット本体7
、地板8、天板9及びシャッターAから構成されている
。
本体7は前面及び上下面が開口されて、本体7の前面側
開口面がキャビネットの開口面Pとされており、本体7
の上面においてフランジ状の内方に突設された上側開口
縁10には天板9が木ネジ、ボルト等により取付けられ
て、上面側開口面を閉塞すると共に、この上側開口縁1
0内面の前面側及び右側には内・外方側壁18.19を
備えた連通ずる上ガイドレール11が形成されている。
開口面がキャビネットの開口面Pとされており、本体7
の上面においてフランジ状の内方に突設された上側開口
縁10には天板9が木ネジ、ボルト等により取付けられ
て、上面側開口面を閉塞すると共に、この上側開口縁1
0内面の前面側及び右側には内・外方側壁18.19を
備えた連通ずる上ガイドレール11が形成されている。
また、本体7の下面においてフランジ状に内方に突設さ
れた下側開口縁12上には地板8が嵌込状に載置されて
、下面側開口面を閉塞すると共に、この下側開口縁12
内面の前面側及び右側には内・外方側壁15.17を備
えた連通ずる下ガイドレール13が設けられるが、地板
8は前面側石コーナーが切欠状とされ、その部分を除く
四端部が下方に折曲げられて側端部とされており、地板
8の前面側及び右側の側端部が下ガイドレール13の内
方側壁15を構成している。
れた下側開口縁12上には地板8が嵌込状に載置されて
、下面側開口面を閉塞すると共に、この下側開口縁12
内面の前面側及び右側には内・外方側壁15.17を備
えた連通ずる下ガイドレール13が設けられるが、地板
8は前面側石コーナーが切欠状とされ、その部分を除く
四端部が下方に折曲げられて側端部とされており、地板
8の前面側及び右側の側端部が下ガイドレール13の内
方側壁15を構成している。
なお、地板8の前面側石コーナー下面には、垂直枢支軸
を有し、プラスチック材、ゴム材、木材等の非金属材料
からなるガイドローラ16がシャッターA平端部裏面に
接当すべく遊転自在にシャッターA側に突出状に具備さ
れて、ガイドローラ16により、コーナーにおける地板
8端縁とシャッターA間の隙間が略閉塞状とされると共
に、地板8の前面側と右側の側端部、及びガイドローラ
16により、下ガイドレール13の内方側壁15が構成
されている。
を有し、プラスチック材、ゴム材、木材等の非金属材料
からなるガイドローラ16がシャッターA平端部裏面に
接当すべく遊転自在にシャッターA側に突出状に具備さ
れて、ガイドローラ16により、コーナーにおける地板
8端縁とシャッターA間の隙間が略閉塞状とされると共
に、地板8の前面側と右側の側端部、及びガイドローラ
16により、下ガイドレール13の内方側壁15が構成
されている。
上記のシャッターAの上下端部が上下ガイドレール11
,13に嵌合されるが、その際には、キャビネット本体
7から地板8を取除いておき、シャッターAをキャビネ
ットの開口面Pから本体7内に入れて、シャッターAを
斜めにして、シャッターAの上端部を上ガイドレール1
1に嵌合し、斜めにしたシャッターAを直立状にしつつ
、内方側壁15が構成されていない下ガイドレール13
の外方側壁17に接当するまで移動させ、次に、シャッ
ターAを上ガイドレール11内を移動させて、キャビネ
ットの開口面Pを開け、この開口面Pより地板8をキャ
ビネット本体7内に入れて、地板8を本体7の下側開口
縁12上に嵌込状に載置すれば、地板8の側端部及びガ
イドローラ16により下ガイドレール13の内方側壁1
5が構成されて、シャッターAの下端部は下ガイドレー
ル13に嵌合状態とされる。
,13に嵌合されるが、その際には、キャビネット本体
7から地板8を取除いておき、シャッターAをキャビネ
ットの開口面Pから本体7内に入れて、シャッターAを
斜めにして、シャッターAの上端部を上ガイドレール1
1に嵌合し、斜めにしたシャッターAを直立状にしつつ
、内方側壁15が構成されていない下ガイドレール13
の外方側壁17に接当するまで移動させ、次に、シャッ
ターAを上ガイドレール11内を移動させて、キャビネ
ットの開口面Pを開け、この開口面Pより地板8をキャ
ビネット本体7内に入れて、地板8を本体7の下側開口
縁12上に嵌込状に載置すれば、地板8の側端部及びガ
イドローラ16により下ガイドレール13の内方側壁1
5が構成されて、シャッターAの下端部は下ガイドレー
ル13に嵌合状態とされる。
このように、シャッターAをキャビネット本体7に設置
してから、地板8により下ガイドレール13の内方側壁
15を構成するので、シャッターAが上ガイドレール1
1から外れないように、上ガイドレール11へのシャッ
ターAの嵌合が深くされていても、シャッターAの上ガ
イドレール11への嵌合は困難でなく、また、シャッタ
ーAは上ガイドレール11にのみ嵌合すればよいので、
従来より容易にシャッターAを上下ガイドレール11,
13に嵌合でき、更に、シャッターAには余分なガイド
部材等を付加しておらず、部品点数の増加及び製作の繁
雑化に伴う製作費の上昇がなく、又、外観体裁の悪化と
いうこともない。
してから、地板8により下ガイドレール13の内方側壁
15を構成するので、シャッターAが上ガイドレール1
1から外れないように、上ガイドレール11へのシャッ
ターAの嵌合が深くされていても、シャッターAの上ガ
イドレール11への嵌合は困難でなく、また、シャッタ
ーAは上ガイドレール11にのみ嵌合すればよいので、
従来より容易にシャッターAを上下ガイドレール11,
13に嵌合でき、更に、シャッターAには余分なガイド
部材等を付加しておらず、部品点数の増加及び製作の繁
雑化に伴う製作費の上昇がなく、又、外観体裁の悪化と
いうこともない。
なお、上ガイドレール11の内・外方側壁18.19及
び下ガイドレール13の外方側壁17の内面には長手方
向に連続した突起20がシャッターAに接当すべく付設
されており、これらの突起20により両ガイドレール1
1.13とシャッターAとの接触面積を減少させ、両者
間の摩擦力を低下させて、シャッターAを上下ガイドレ
ール11,13内を円滑に移動できるようにしている。
び下ガイドレール13の外方側壁17の内面には長手方
向に連続した突起20がシャッターAに接当すべく付設
されており、これらの突起20により両ガイドレール1
1.13とシャッターAとの接触面積を減少させ、両者
間の摩擦力を低下させて、シャッターAを上下ガイドレ
ール11,13内を円滑に移動できるようにしている。
実施例は以上の様に構成されており、シャッターAのキ
ャビネットの開口面Pの開閉は上下ガイドレール11,
13及びガイドローラ16により構成されるガイド路を
移動させることにより行なわれる。
ャビネットの開口面Pの開閉は上下ガイドレール11,
13及びガイドローラ16により構成されるガイド路を
移動させることにより行なわれる。
その際、シャッターAはキャビネット本体7の前面側石
コーナーにおいて平板状から彎曲状、その次に平板状と
形状を連続的に変化させなければならないが、上記ガイ
ド路に沿って、隣接する単板1の折曲部2,2は相互に
その接当面を裏面側に移動させ、又、新曲部2の中央部
に挿通されている連結用鋼線3は隣接する折曲部2,2
の中央部の相互の離間に伴うその間の鋼線不足分を引張
力によるコイルバネ5の圧縮により補いつつ彎曲状とな
り、シャッターAは平板状から彎曲状に円滑に形状を変
化させる。
コーナーにおいて平板状から彎曲状、その次に平板状と
形状を連続的に変化させなければならないが、上記ガイ
ド路に沿って、隣接する単板1の折曲部2,2は相互に
その接当面を裏面側に移動させ、又、新曲部2の中央部
に挿通されている連結用鋼線3は隣接する折曲部2,2
の中央部の相互の離間に伴うその間の鋼線不足分を引張
力によるコイルバネ5の圧縮により補いつつ彎曲状とな
り、シャッターAは平板状から彎曲状に円滑に形状を変
化させる。
その次に、上記ガイド路に沿って、隣接する単板1の折
曲部2,2は相互にその接当面を中央部に移動させ、又
、連結用鋼線3は隣接する折曲部2,2の中央部の相互
の接近に伴うその間の鋼線剰余分を隣りの隣接する単板
1の折曲部2.2間に移動させるか、コイルバネ5の伸
長により吸収させて、直線状となり、シャッターAは彎
曲状から平板状に円滑に形状を変化させる。
曲部2,2は相互にその接当面を中央部に移動させ、又
、連結用鋼線3は隣接する折曲部2,2の中央部の相互
の接近に伴うその間の鋼線剰余分を隣りの隣接する単板
1の折曲部2.2間に移動させるか、コイルバネ5の伸
長により吸収させて、直線状となり、シャッターAは彎
曲状から平板状に円滑に形状を変化させる。
この際、このコーナーに具備されたガイドローラ16は
その移動するシャッターAとの接当による遊転によりコ
ーナーにおける上ガイドレール11の両側壁18.19
及び下ガイドレール13の外方側壁17とシャッター4
との間の摩擦力を低減せしめて、シャッターAを円滑に
移動させて、キャビネットの開口面Pを開閉させる利点
を有すると共に、この摩擦力の低減化に伴い。
その移動するシャッターAとの接当による遊転によりコ
ーナーにおける上ガイドレール11の両側壁18.19
及び下ガイドレール13の外方側壁17とシャッター4
との間の摩擦力を低減せしめて、シャッターAを円滑に
移動させて、キャビネットの開口面Pを開閉させる利点
を有すると共に、この摩擦力の低減化に伴い。
コーナーにおける上下ガイドレール11,13とシャッ
ターAとの間には従来発生していた不快な金属性摩擦音
の発生はない。
ターAとの間には従来発生していた不快な金属性摩擦音
の発生はない。
なお、ローラ16は非金属材料からなるので、シャッタ
ーAとの間に不快な金属性摩擦音の発生がないのは当然
で゛ある。
ーAとの間に不快な金属性摩擦音の発生がないのは当然
で゛ある。
このように、シャッターAは平板状から彎曲状、その次
に平板状と形状を連続的に、かつ、円滑に変化させるこ
とができると共に、シャッターAを構成するものは複数
枚の単板1、適数本の連結用鋼線3、連結用鋼線3と同
数のコイルバネ5及び適数個の可動車6だけで、部品点
数も少なく、比較的軽量であり、しかも、前記ガイドロ
ーラ16の機能及び突起20の効果が付加されることに
より、シャッターAは円滑に移動して、キャビネットの
開口面Pを開閉すると共に、コイルバネ5の圧縮により
上記鋼線不足分は補われ、又、隣りの隣接する単板1の
折曲部2,2間に移動させるかあるいは、コイルバネ5
の伸長により上記鋼線剰余分は吸収されるので、隣接す
る単板1の折曲部2,2は相互に常にかつ、密に接当さ
せることができて、単板1,1間に隙間はなく、キャビ
ネット内への埃塵の侵入を防止すると共に、キャビネッ
トの外観体裁を良好に保つようされている。
に平板状と形状を連続的に、かつ、円滑に変化させるこ
とができると共に、シャッターAを構成するものは複数
枚の単板1、適数本の連結用鋼線3、連結用鋼線3と同
数のコイルバネ5及び適数個の可動車6だけで、部品点
数も少なく、比較的軽量であり、しかも、前記ガイドロ
ーラ16の機能及び突起20の効果が付加されることに
より、シャッターAは円滑に移動して、キャビネットの
開口面Pを開閉すると共に、コイルバネ5の圧縮により
上記鋼線不足分は補われ、又、隣りの隣接する単板1の
折曲部2,2間に移動させるかあるいは、コイルバネ5
の伸長により上記鋼線剰余分は吸収されるので、隣接す
る単板1の折曲部2,2は相互に常にかつ、密に接当さ
せることができて、単板1,1間に隙間はなく、キャビ
ネット内への埃塵の侵入を防止すると共に、キャビネッ
トの外観体裁を良好に保つようされている。
また、シャッターAは形状を変化させるので、単板1を
連結する部材には弾性係数、引張強さ及び疲れ限度のい
ずれも大きいものが要求されるが、本考案においては、
上記3者とも大きい鋼線が使用されているので、シャッ
ターAの形状の変化に対応できる。
連結する部材には弾性係数、引張強さ及び疲れ限度のい
ずれも大きいものが要求されるが、本考案においては、
上記3者とも大きい鋼線が使用されているので、シャッ
ターAの形状の変化に対応できる。
なお、鋼線の中でも、上記3つの機械的性質が特に優れ
ているピアノ線等を使えばより好ましいのは勿論である
。
ているピアノ線等を使えばより好ましいのは勿論である
。
本考案は以上の通りであって、上ガイドレールの内・外
方側壁と下ガイドレールの外方側壁に、内部側に突出す
る彎曲状断面とされてシャッターに接当する突起を長手
方向略全長にわたって連続状に一体形成したので、シャ
ッターと上下ガイドレールとの接触面積は小さいものと
なり、シャッターと上下ガイドレールとの間の摩擦力も
小さなものとなるので、シャッターを円滑に移動できる
と共に、シャッターが突起により損傷される惧れもなく
、シかも、突起をプレス成形等により容易に成形できる
。
方側壁と下ガイドレールの外方側壁に、内部側に突出す
る彎曲状断面とされてシャッターに接当する突起を長手
方向略全長にわたって連続状に一体形成したので、シャ
ッターと上下ガイドレールとの接触面積は小さいものと
なり、シャッターと上下ガイドレールとの間の摩擦力も
小さなものとなるので、シャッターを円滑に移動できる
と共に、シャッターが突起により損傷される惧れもなく
、シかも、突起をプレス成形等により容易に成形できる
。
また、地板のコーナー下面に、地板からシャッター側に
突出してシャッター裏面をコーナーでガイドするガイド
ローラを遊転自在に健えたので、上記利点と相俟って、
コーナーにおいてもシャッターと上下ガイドレールとの
間の摩擦力は小さなものとなり、シャッターをコーナー
で゛円滑に彎曲状に方向転換させることができると共に
、不快な金属性摩擦音が発生することもない。
突出してシャッター裏面をコーナーでガイドするガイド
ローラを遊転自在に健えたので、上記利点と相俟って、
コーナーにおいてもシャッターと上下ガイドレールとの
間の摩擦力は小さなものとなり、シャッターをコーナー
で゛円滑に彎曲状に方向転換させることができると共に
、不快な金属性摩擦音が発生することもない。
更ち、下ガイドレールの内方側壁の少なくともシャッタ
ーの幅方向長さに相当する部分を、着脱自在とした地板
及び地板に備えたガイドローラにより構成しているので
、シャッターと上ガイドレールとの嵌合を深くしても、
シャッターを上下ガイドレールに容易に嵌合できると共
に、シャッターには余分なガイド部材を付加していない
から、シャッターの部品点数は従来同様であって、シャ
ッターを従来同様のコストで製作でき、しかも、外観体
裁も良好である。
ーの幅方向長さに相当する部分を、着脱自在とした地板
及び地板に備えたガイドローラにより構成しているので
、シャッターと上ガイドレールとの嵌合を深くしても、
シャッターを上下ガイドレールに容易に嵌合できると共
に、シャッターには余分なガイド部材を付加していない
から、シャッターの部品点数は従来同様であって、シャ
ッターを従来同様のコストで製作でき、しかも、外観体
裁も良好である。
また、地板からシャッター側に突出したガイドローラに
より、コーナーにおける地板端縁とシャッター間の隙間
を略閉塞状としたので、キャビネット内に小物を収納し
た場合でも、小物が上記隙間から落下したりする惧れが
ない。
より、コーナーにおける地板端縁とシャッター間の隙間
を略閉塞状としたので、キャビネット内に小物を収納し
た場合でも、小物が上記隙間から落下したりする惧れが
ない。
本考案は上記各種の利点を有し、極めて、実用性の高い
考案である。
考案である。
第1図は本考案の一実施例を示すシャッターを具備した
キャビネットの斜視図、第2図は第1図の分解斜視図、
第3図は第2図のシャッターの裏面図、第4図は第3図
の平面図、第5図は第3図のV−V線矢視一部拡大断面
図、第6図は第1図の側断面図、第7図は第6図のVl
l−VII線矢視断面図、第8図は第6図のB部拡大図
、第9図は第7図のC部拡大図、第10図は第9図のX
−X線矢視一部断面図である。 1・・・・・・単板、2・・・・・・折曲部、3・・・
・・・連結用鋼線、A・・・・・・シャッター
キャビネットの斜視図、第2図は第1図の分解斜視図、
第3図は第2図のシャッターの裏面図、第4図は第3図
の平面図、第5図は第3図のV−V線矢視一部拡大断面
図、第6図は第1図の側断面図、第7図は第6図のVl
l−VII線矢視断面図、第8図は第6図のB部拡大図
、第9図は第7図のC部拡大図、第10図は第9図のX
−X線矢視一部断面図である。 1・・・・・・単板、2・・・・・・折曲部、3・・・
・・・連結用鋼線、A・・・・・・シャッター
Claims (1)
- 開口底部を閉塞する地板を備えると共に、内方側壁と外
方側壁とが対向した溝型断面で且つ彎曲状のコーナーを
有する上下一対のガイドレールを備え、これらガイドレ
ールに嵌合されたシャッターにより開口面が開閉される
キャビネットにおいて、上記地板を着脱自在とすると共
に、地板のコーナー下面に、地板からシャッター側に突
出してシャッター裏面をコーナーでガイドし且つ該コー
ナーにおける地板端縁とシャッター間の隙間を略閉塞状
とするガイドローラを遊転自在に備え、下ガイドレール
の内方側壁の少なくともシャッターの幅方向長さに相当
する部分を地板及びガイドローラにより構成し、上ガイ
ドレールの内・外方側壁と下ガイドレールの外方側壁に
、内部側に突出する彎曲状断面とされてシャッターに接
当する突起を長手方向略全長にわたって連続状に一体形
成したことを特徴とするキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978037316U JPS5916479Y2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | キヤビネツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978037316U JPS5916479Y2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | キヤビネツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54139526U JPS54139526U (ja) | 1979-09-27 |
JPS5916479Y2 true JPS5916479Y2 (ja) | 1984-05-15 |
Family
ID=28900137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978037316U Expired JPS5916479Y2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | キヤビネツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916479Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-20 JP JP1978037316U patent/JPS5916479Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54139526U (ja) | 1979-09-27 |
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