JPS5825843B2 - 舶用タ−ビンの制御方法 - Google Patents

舶用タ−ビンの制御方法

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Publication number
JPS5825843B2
JPS5825843B2 JP9765273A JP9765273A JPS5825843B2 JP S5825843 B2 JPS5825843 B2 JP S5825843B2 JP 9765273 A JP9765273 A JP 9765273A JP 9765273 A JP9765273 A JP 9765273A JP S5825843 B2 JPS5825843 B2 JP S5825843B2
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JP
Japan
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reverse
valve
propeller
time
spinning
Prior art date
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Expired
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JP9765273A
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English (en)
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JPS5043695A (ja
Inventor
史雄 鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS5043695A publication Critical patent/JPS5043695A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は舶用タービンの制御方法、特に舶用タービン
のスピニング周期に関するものである。
通常タービンの停止時には、タービンロータの熱の不均
一分布によるロータの歪みを防止するため、蒸気を僅か
に通してスピニングを行なっている。
またタービンの一時停止の場合、ウオーミングアツプの
効果もありほとんどオートスピニング装置を備えている
このオートスピニング装置は第1図に例示するようにオ
ートスピニング制御装置1からアクチェータ2あるいは
3を介して前進弁4、あるいは後進弁5を作動させ、高
圧タービン(前進)6または低圧タービン(後進)7を
回転させて減速歯車機構8を介してプロペラ9を回転さ
せるように構成されている。
一基一軸船の場合は後述するように前進と後進とを繰り
返しながらスピニングを行なう。
すなわち、第1図に示す合弁4,5及びプロペラ9を第
2図に示す作動シーケンスにより動作させる。
プロペラ停止信号とスピニング作動可能条件(前後進弁
全閉、等)OKの信号の双方がAND論理要素10に入
り信号が出された後、一定の休止時間T1をおいて前進
増速指令発令によって前進弁4を開きプロペラ9を回転
させ前進増速させる。
上記プロペラ9が所定の回転数に達した後この回転数を
磁気性近接スイッチ等によって検出し減速指令を発令す
る。
この発令によって上記前進弁4を閉じ、上記プロペラ9
を減速させ然る後−且停止させる。
このプロペラ9の停止を検出してから一定時間休止し、
こんどは後進増速指令発令によって後進弁5を開き、プ
ロペラ9を回転させ後進増速させる。
上記プロペラ9が所定の回転数に達した後、この回転数
を検出し減速指令を発令し、この発令によって上記後進
弁5を閉じて上記プロペラ9を減速させ然る後−且停止
させる。
以後上述動作を繰り返してスピニングを行なう。
この場合のタイムチャートは第3図に示す通りである。
なお、弁開度が弁開放動作過程において階段状に示され
ているのはスピニング回転以上の回転が出ないように弁
を除々に開くためである。
前進(または後進)時のプロペラの回転数が所定の回転
数に達した後この回転数を検出して減速させ、一旦停止
させるが、この停止中の時間T1はプロペラが停止して
からの一定時間でこの一定時間T1がタイマー11にセ
ットされる。
ところが潮流などの影響によって上記プロペラ9が減速
指令を受けてから停止するまでの時間が均一でない。
すなわち、潮流に対して順方向に上記プロペラ9が回転
する場合はいつまでも上記プロペラ9が回転を続け、上
記潮流に対して逆方向に上記プロペラ9が回転する場合
は、直ちに停止するというようにプロペラ9停止までの
回転数、及び前進増速指令が発令されてから後進増速指
令が発令されるまでの時間Tαが均一でなく不安定であ
る。
このように不安定な時間を基準にしてスピニングを行な
うようにした場合、上記スピニングによって暖気を行な
う時等はこの暖気効果が著しく損なわれるということに
なる。
この発明はこのような点に鑑みなされたもので、プロペ
ラの回転に関係なく、前進(または後進)弁の開時期か
ら後進(または前進)弁の開時期までの時間を一定にし
てオートスピニングを一定周期で行なうようにした舶用
タービンの制御方法を提供するものである。
以下この発明の一実施例を第4図、第5図に基づいて説
明する。
この実施例では前進(または後進)弁開時期から後進(
または前進)弁開時期までの時間をタイマーを使用して
一定にしたものである。
第4図に示すようにプロペラ停止信号とスピニング作動
可能条件(前後進弁全閉等)OK信号の双方がAND論
理要素10に入り出力信号が出された後、一定の休止時
間T1をおいて前進増速指令を出し、前進弁4を開きプ
ロペラ9を回転させ、前進増速させると共に、上記前進
増速指令発令時からタイマー12aを動作させ、セット
された一定時間T2経過後、OR論理要素13aに信号
を送る。
一方上記T1後、前進増速指令発令時から以後は第2図
の場合と同様に動作して前進回転させたプロペラが停止
する。
このプロペラ停止後T1経過した後、上記OR論理要素
13aに信号が送られる。
上記OR論理要素13aは上記タイマー12aによるT
2または、タイマー11によるT1時間経過後のいづれ
かの経過信号が与えられたとき信号を出す。
この信号によって後進増速指令を発令させて後進弁5を
開きプロペラ9を回転させ後進増速させると共に上記後
進増速発令時からタイマー12bを動作させ、セットさ
れた一定時間T2経過後OR論理要素13bに信号を送
る。
一方、上記T1後、OR論理要素13aを介して後進増
速指令発令時から以後は第2図の場合と同様に動作して
後進回転されたプロペラが停止する。
このプロペラ停止後T1経過した後、上記OR論理要素
13bに信号が送られる。
上記OR論理要素13bは上記タイマー12bによるT
2またはタイマー11によるT1のいづれかの信号が与
えられたとき信号を出し、再び前進増速指令が発令され
る。
以下上述動作を繰り返す。この場合のタイムチャートは
第5図に示す通りである。
第5図のタイムチャートのT2と第3図のタイムチャー
トのTα及びTIの関係を示すとTα−T1〉T2とな
っている。
上記T2は一定値であるがTαは上述したように潮流に
よって、減速指令が発令されてからプロペラの回転が停
止するまでの時間が不安定であるため、この影響を受け
て一定でない。
よって上記Tα−T1〉T2の式によってT2の値を決
定する場合、T2は少なくともプロペラの停止検出から
T1だけ多い時間となるように決定される。
これは、T2時間経過前にT1時間が経過して前進(ま
たは後進)弁が開くこともあり得るためである。
故に上述の式によってT2の値を決定し、一定周期でス
ピニングが行なわれるようにしている。
なお、この実施例では一基一軸の場合について説明した
が、この発明はそれ以上の基数の場合にも適用でき、ま
た、前進側あるいは後進側にたけスピニングを行なう場
合にも適用できるものである。
以上のようにこの発明によれば、オートスピニングを複
数回行うに当って、前進(または後進)増速指令発令時
即ち前進(または後進)弁開時期から、後進(または前
進)増速指令発令時即ち後進(または前進)弁開時期ま
での時間を一定にすることによって、オートスピニング
を一定周期で行なわせることができるため、例えば上記
スピニングによって暖気を行なう場合、暖気効果が著し
く良くなり効果的な舶用タービンの運転を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はオートスピニング装置を備えた舶用タービンの
ブロック図、第2図は一基一軸船のオートスピニングの
作動シーケンスを示すブロック図、第3図は、第2図の
オートスピニングのタイムチャート、第4図はこの発明
の一実施例によるオートスピニングの作動シーケンスを
示すブロック図、第5図は第4図のオートスピニングの
タイムチャートである。 図中1はオートスピニング制御装置、2,3はアクチェ
ータ、4は前進弁、5は後進弁、6は高圧タービン、I
は低圧タービン、8は減速歯車機構、9はプロペラ、1
0はAND論理要素、11゜12a、12bはタイマー
13a、13bはOR論理要素である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前進(又は後進)弁を開閉制御した後に後進(又は
    前進)弁を開閉制御することによってタービンを複数回
    オートスピニングさせるものにおいて、上記前進(また
    は後進)弁の開時期から上記後進(または前進)弁の開
    時期までの時間を一定とするように指令する第1制御と
    、上記前進弁から上記後進弁(またはその逆)に切換え
    るために減速指令後プロペラの停止が検出されたときは
    所定時間後に後進(または前進)の指令を出力する第2
    制御とを有し、上記第1及び第2制御の指令の論理和条
    件でオートスピニングさせることを特徴とする舶用ター
    ビンの制御方法。
JP9765273A 1973-08-30 1973-08-30 舶用タ−ビンの制御方法 Expired JPS5825843B2 (ja)

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JPS5043695A JPS5043695A (ja) 1975-04-19
JPS5825843B2 true JPS5825843B2 (ja) 1983-05-30

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CN106555623A (zh) * 2015-09-30 2017-04-05 三菱重工业株式会社 涡轮机控制装置、涡轮机以及涡轮机轴的振动值降低方法

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JP7039173B2 (ja) * 2017-02-24 2022-03-22 三菱重工マリンマシナリ株式会社 舶用主機タービン制御装置、舶用主機タービン設備、及び、舶用主機タービン制御方法

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JPS5043695A (ja) 1975-04-19

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