JPS5825675B2 - ケタ−ル誘導体 - Google Patents

ケタ−ル誘導体

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JPS5825675B2
JPS5825675B2 JP54010484A JP1048479A JPS5825675B2 JP S5825675 B2 JPS5825675 B2 JP S5825675B2 JP 54010484 A JP54010484 A JP 54010484A JP 1048479 A JP1048479 A JP 1048479A JP S5825675 B2 JPS5825675 B2 JP S5825675B2
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reaction
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chloride
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JP54010484A
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聖 近藤
清英 松井
貴久男 杉本
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Sagami Chemical Research Institute
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Sagami Chemical Research Institute
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D333/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom
    • C07D333/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D333/04Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom
    • C07D333/06Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D333/22Radicals substituted by doubly bound hetero atoms, or by two hetero atoms other than halogen singly bound to the same carbon atom

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 〔式中、Rはアルキル基又は2者のRが一体となってア
ルキレン基を形成し得る。
Xはハロゲン原子である。
〕で表わされるケタール誘導体に関する。
本発明の前記一般式(I)で表わされるケタール誘導体
はすぐれた鎮痛、抗炎症作用を有するスプロフエンCP
、G、H,Van Daele et all、A
rzneim −F orsch 、 25.1495
(1975)]の製造用前1駆体として有用である。
(下記参考側参照) 従来スプロフエンを製造する方法としては、(1)p−
フルオロ安息香酸クロリドを原料としてチオフェン、メ
チルマロン酸エステルを順次反応させる方法(Ger、
offen 2.353.357参照)、(2)
フルオロベンゼンと2−テノイルクロリドを反応させ更
にメチルマロン酸エステルを反応させる方法(C,A、
む、43737X参照)、(3)フェニルアセチレン誘
導体に硝酸タリウムを作用させる方法(特開昭52−3
6642号参照)、(4)ジエステルをアルキル化した
後加水分解、脱炭酸させる方法(特開昭49−9334
6号参照)、(5)アセトフェノン誘導体にロダニン存
在下、ウイルゲロート反応を行なうことにより得る方法
(特開昭49−93346号参照)、(6) α−ハ
ロエチルベンゼン誘導体をシアン化し、加水分解する方
法〔特開昭49−93346号、P、G、H。
Van Daele et al 6、Arzne
im−Forsch125.1495(1975)参照
〕等が知られている。
しかしながらこれらの方法においては、反応工程が長い
こと、原料化合物が入手し難いこと、又反応収率の低い
工程を含んでいること等の欠点があり、工業的に採用し
得る方法とは言えなかった。
これらの方法の内では(6)の方法が工業的製造法とし
ては最も有利であろうと考えられる。
(6)の方法を反応式で示すと以下の通りである。
で表わされる副生成物(ハ)が相当量副生ずるため、化
合物(ロ)の収率が非常に低いことが判明した。
この事実はV an D ae le らの文献に記
載されている如(化合物(イ)よりスプロフエンへの収
率が僅かに10%であることと符合する。
すなわち、本発明者等は特開昭49−93346号に示
された方法に基づいて、化合物(イ)よりの化合物(ロ
)への工程を詳細に検討してみたが、化合物(ロ)の収
率はたかだか25%にすぎず、常に副生成物(ハ)が4
5%以上の収率で反応系に存在することが判った(下記
比較例参照)。
この副生成物(ハ)は原料である化合物(イ)と目的化
合物(ロ)とのカップリング生成物であり、e→の副生
は化合物(ロ)を高収率で得るためには非常に大きな障
害であり、工業的製造法としては到底採用し得るもので
はない。
本発明者等はこの副生成物(・]の生成を排除し、目的
化合物である(口)又はその誘導体のみを高収率で得る
ための方法について、理論及び実験の両面から種々検討
した結果、パラ位のカルボニル基をケタール化すること
により、高収率でスプロフエンが得られることを見出し
、本発明を完成するに至ったものである。
本発明の化合物を製造する工程は下記の如き反応式によ
り表わすことができる。
(式中、Yは)・ロゲン原子である。
)ところが、この方法を詳細に追試検討してみたところ
、以下に述べる如く、化合物(イ)にシアン化ナトリウ
ムを作用させて化合物(ロ)を合成する工程において構
造式 (式中、Rはアルキル基又は2者のRが一体となってア
ルキレン基を形成し得る。
Xはハロゲン原子である。
)〔第一工程〕 本工程は前記一般式(n)で表わされるケトン誘導体と
アルコール又はオルソエステルとを反応させるものであ
る。
前記一般式(n)の化合物はエチルベンゼンと塩化テノ
イルあるいはp−エチル安息香酸クロリドとチオフェン
とをフリーデルクラフッ反応条件下において反応させる
ことにより容易に得られるものである〔下記参考例参照
及びN、 P、 Buu −Hoi 、 et al
、、Bull 、 Soc Chem、Fr 、 4
47(1959)参照〕。
アルコールとしては、メタノール、エタノール、n−プ
ロパツール、i−プロパツール、フタノール等を、又、
オルソエステルとしてはオルトギ酸メチル、オルトギ酸
エチル、オルト酢酸エチル、オルト硅酸エチル等を例示
することができる。
本工程の反応は反応を促進させるために酸性物質の存在
下に行うことが好ましい。
酸性物質としては酢Lp−)ルエンスルホン酸等の有機
酸、塩酸、硫酸等の鉱酸、塩化鉄、塩化亜鉛、四塩化チ
タン等のルイス酸、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウ
ム等のアンモニウム塩、アンバーリスト−15(商品名
、ロームアンドハースネエ製)等の酸性樹脂、モントモ
リロナイ)K−10(商品名、ギルドラ−ケミカルス社
製)等を例示することができる。
酸性物質の使用量は原料に対して触媒量乃至当量使用す
るものであって生成する水との関係で限定的ではない。
本工程の実施にあたっては溶媒を使用することができる
アルコールを溶媒として用いる以外に反応に関与しない
溶媒とシテ、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の炭化水素系溶媒、エーテル、ジオキサン等のエーテ
ル系溶媒、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素等を使用
することができる。
反応は、水冷下〜200℃で進行するが、操作が簡便な
点で室温乃至溶媒の還流温度が好ましい。
〔第二工程〕
本工程は、前記第一工程で得られた前記一般式(m)で
表わされるエチルベンゼン誘導体をハロゲン化試剤とを
反応させるものである。
ハロゲン化料剤としては、N−ブロモコハク酸イミド、
N−クロロコハク酸イミド等のハロゲン化イミド、塩素
、臭素、t−ブチルハイポプロミド、トリクロロメタン
スルホニルクロリド、トリクロロブロモメタン等を例示
することができる。
本工程は反応を促進させ、生成物を収率良く得るために
ラジカル発生条件下に行うことが好ましい。
ラジカル発生条件としては、例えばラジカル発生剤を存
在させるか又は光照射下において容易に達成することが
できる。
ラジカル発生剤としては、過酸化ベンゾイル、過酸化ジ
アセチル又はジー1−ブチルパーオキシド等の有機過酸
化物、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物塩化
鉄、塩化銅、酸化銅、パラジウム錯体、ロジウム錯体等
の遷移金属化合物等を例示できる。
本工程の実施にあたっては、溶媒を使用することが望ま
しい。
溶媒としては、四塩化炭素、クロロホルム等のハロゲン
化炭化水素、ベンゼン等の芳香族炭化水素、ヘキサン、
シクロヘキサン等の炭化水素等の反応に関与しない溶媒
を好適に使用することができる。
反応は条件によっても異なるが、室温乃至150℃で行
なうことができる。
操作が簡便な点で室温乃至溶媒の還流温度付近で行なう
ことが望ましい。
〔第三工程〕
本工程は前記第二工程で得られる前記一般式(I)で表
わされるハロゲン化物と金属シアン化物を反応させるこ
とである。
金属シアン化物としては、例えばシアン化ナトリウム、
シアン化カリウム、シアン化鋼等を例示することができ
る。
本工程の実施にあたっては、溶媒の使用が好ましい。
溶媒としては、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド、ヘキサメチルホスホルアミド等の非プロトン系
極性溶媒、メタノール、エタノール等のアルコール、ベ
ンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素を使用し得るが、
反応が円滑である観点から非プロトン系極性溶媒の使用
が好ましい。
本工程で得られた前記一般式(IV)で表わされるシア
ノ化合物は酸性条件下、加水分解することにより一段階
で目的のスプロフエンに誘導することができる。
(下記参考例参照)。
以下、本発明を比較例、参考例及び実施例により更に詳
細に説明する。
比較例 シアン化ナトリウム0.289@を乾燥ジメチルスルホ
キシド3.25?に加え60℃に加熱して溶解させる。
この溶液に特開昭49−93346号に記載の方法に従
って合成した(1−ブロモエチル)フェニルチェニルケ
トン0.599を一度に加え、60℃でさらに4.5時
間攪拌した。
その後反応混合物を特開昭49−93346号の実施例
17と同様に後処理し、粗生成物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより精製した。
この結果、目的とした(1−シアンエチル)フェニルチ
ェニルケトンの収量は0.12S’(収率25%)であ
った。
同時に副生成物である2・3−ジ(4−=(2−テノイ
ル)フェニル)−2−メチルフチロニトリルが、o、2
2f(原料消費率〜48%)えられた。
副生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(重クロロフォル
ム) 一方のジアステレオ異性体: δ7.95〜7.0 (m、 14H)、3.25(q
IH)、1.56(s、3H)、1.29(d、3H)
、 8、 他方のジアステレオ異性体: δ7.9〜6.95 (m、 14H)、3.22(q
LH)、1.90.(S、 3H)、1.60(d13
H)。
実施例 1 (4−エチルフェニル)(2−fエニル)ジェトキシメ
タン1.45PとN−ブロモコハク酸イミド0.98P
を四塩化炭素10rrLlに混合し、そこへ過酸化ベン
ゾイル(30り)を加えた。
この混合物をアルゴン雰囲気下顎熱し、80℃で1時間
攪拌を続けた。
冷却後、炭酸ナトリウムの粉末を加えしばらく攪拌した
後、不溶物を濾別し、濾液を減圧下濃縮して、1.84
5S’(粗収率100%)の〔4−(1−ブロモエチル
)フェニル〕(2−チェニル)ジェトキシメタンの粗生
成物を得た(核磁気共鳴吸収スペクトルにおける純度約
85%)。
この粗生成物のうち60〜をとってシリカゲルプレート
クロマトグラフィーにより精製したところ431n9(
収率72%)の純粋な目的の上記臭化物を得た。
臭化物の核磁気共鳴吸収スペクトル(四塩化炭素)δ7
.44(dl 1H)、7.27 (、a、LH)、7
.07 (t、 IH)、6.78 (d、 2H)、
5.05 (q、 IH)、3.32 (q、 4H
)、1.97 (d、 3H)、1.18 (t、 6
H)。
参考例 1 乾燥ジメチルスルホキシド7.5mlに725In9の
シアン化ナトリウムを加え、60℃に加熱して溶解させ
る。
この溶液に、実施例1で得られた粗生成物1.785P
を乾燥ジメチルスルホキシド1rfLlに溶解させた溶
液を60℃ですばや(滴下し、約1時間加熱、攪拌を続
げた。
冷却後、水にあけ、エーテル抽出(3回)し、エーテル
層は水、食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。
濾過後、濾液を濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製することにより、9607n9
の(4−(1−シアノエチル)フェニル〕(2−チェニ
ル)ジェトキシメタンを得た。
臭素化、シアン化を通しての収率63%(臭化物の粗収
率および純度換算のシアン化における収率は約74%で
あり、臭化物の単離収率換算でのシアン化収率としては
88%である。
)。生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(四塩化炭素)
:δ7.50 (a12H)、7.19 (d、 2H
)、7.06 (tl 1H)、6.79 (d12H
)、3.71 (q、tH)、3.30 (q、 4H
)、1.53(d13H)、1.37 (t、6H)。
実施例 2 2−((4−エチルフェニル)(2−チェニル)〕−1
・3−ジオキソラン1.23Pと、N−ブロモコハク酸
イミド925〜とを四塩化炭素10ydに混合し、過酸
化ベンゾイル20〜を加えた。
この混合物をアルゴン雰囲気下、約3時間加熱還流した
冷却後、乾燥ヘキサン約5r/llを加えたのち、不溶
物を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより、1.5
51(粗収率97%)の2−(〔4−(1−7”ロモエ
チル)フェニル](2−チェニル))−1・3−ジオキ
ソランをえた(核磁気共鳴吸収スペクトルにおける純度
約85%)。
この粗生成物のうち501n9をとってシリカゲルプレ
ートクロマトグラフィーにより精製したところ33〜(
収率63%)の純粋な目的の上記臭化物を得た。
臭化物の核磁気共鳴吸収スペクトル(四塩化炭素): δ7.43 (’a、 2H)、7.32(d12H)
、7.10(m、IH)、6.9〜6.7(m、2H)
、5.03 (q、 IH)、4.15〜3.7 (m
、 4H)、194(d、3H)。
参考例 2 実施例2でえられた生成物1.51’を乾燥ジメチルス
ルホキシド2mlに溶解した。
この溶液をあらかじめ90℃に加熱した、シアン化ナト
リウム0.52を溶解させた乾燥ジメチルスルホキシド
2mlにすばや(滴下した。
約40分間加熱攪拌を続 。げたのち、参考例1と同様
の後処理を行なった。
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
することにより0.741?の2−((4−(1−シア
ンエチル)フェニル〕(2−チェニル)1−1・3−ジ
オキソランをえた。
臭素化、シアン化を通しての収率57%(臭化物の粗収
率および純度換算のシアン化における収率は約69%で
あり、臭化物の単離収率換算でのシアン化収率としては
94%である。
)。生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(四塩化炭素)
:δ7.52(d、2H)、7.20(d、2H)、7
.15 (m、 IH)、6.9〜6.65 (m、
2H)、4.15〜3.8 (m14H)、3.73
(q、 IH)、1.47(d、3H)。
参考例 3 エチルベンゼン20r/Llと2−テノイルクロリド7
.33f?を混合し、室温で粉末状無水塩化アルミニウ
ム101を少しづつ加えた。
加え終った後、さらに2時間室温で攪拌を続げた後、反
応混合物を氷水にあけ、エーテル抽出した。
エーテル層を 。水、希塩酸、重曹水、食塩水の順に洗
浄した後、乾燥した。
濾過後、濃縮し、粗生成物を減圧蒸留することにより、
沸点144〜145℃10.3mvtHgを有する4−
(2−テノイル)エチルベンゼン8.971を得た。
収率83%。生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(四塩
化炭素):δ7.8〜7.4 (m14H) 、7.3
5〜6.9(rH13H)、2.65(q、2H)、1
.17 (t13H)。
参考例 4 4−(2−テノイル)エチルベンゼン2.4S’トオル
トギ酸工チル5mlとを無水エタノールに溶解し、濃硫
酸を3滴加えた。
この溶液を10時間攪拌しながら加熱還流した。
冷却後、粉末状炭酸ナトリウムを加えて中和した後、減
圧下濃縮し、残渣を重曹水にあけエーテル抽出した。
エーテル層を食塩水で洗浄した後、無水炭酸ナトリウム
で乾燥した。
濾過、濃縮後、粗生成物を減圧蒸留して沸点117℃1
0.2朋Hgを有する(4−エチルフェニル)(2−チ
ェニル)ジェトキシメタンを2.9352得た。
収率91%。生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(四塩
化炭素)δ7.5〜6.9 (m15 H)、6.9〜
66−7(。
2H)、3.35 (q、 4H)、2−62(q。
2H)、1.22(t13H)、t2o(36■)。
参考例 5 参考例1で得られた(4−(1−シアノエチル)フェニ
ル](2−チェニル)ジェトキシメタン3177n9を
ジオキサン1mlに溶解した。
この溶液に50%硫酸4mlを加えて攪拌下、加熱還流
を2時間続げた。
その抜水4mlを新たに加えて、更に2時間攪拌下加熱
還流を行なった。
冷却後、大量の水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層
を食塩水で洗浄した後乾燥した。
濾過後濃縮して245〜の粗生成物を得た。
このものをアセトニトリルより再結晶して、220〜の
α−メチル−4−(2−テノイル)フェニル酢酸を得た
収率85%。
融点:120〜121℃。
生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(重クロロフォルム
): δ11.5(s、IH)、7.77 (d、 2H)、
7.62 (d、 IH)、7.57(dl 1H)、
7.43(d、2H)、7.07(t、IH)、3.7
9(q、IH)、1.53 (d、 3H)。
参考例 6 4−(2−テノイル)エチルベンゼン1.1S”&乾燥
ヘンゼン10m1に溶解させ、そこヘエチレングリコー
ル2mlを加えさらにp−)ルエンスルホン酸を10m
9加えて加熱攪拌した。
反応の進行により生成する水はディーン・スターク型反
応装置により糸外に除去した。
−夜反応後、反応混合物を重曹水にあげエーテル抽出し
た。
エーテル層を水、食塩水で洗浄後乾燥し、濾過、濃縮に
より、1.291の2−((4−エチルフェニル)(2
−チェニル)〕−1・3−ジオキソランを得た。
沸点:173〜b 参考例 7 参考例2で得られたシアノ化合物285〜を用いて参考
例5と同様の操作を行ない、α−メチル−4−(2−テ
ノイル)フェニル酢酸を205〜得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 で表わされるケタール誘導体〔式中、Rはアルキル基又
    は2者のRが一体となってアルキレン基を形成し得る。 Xはハロゲン原子である。〕。
JP54010484A 1979-02-02 1979-02-02 ケタ−ル誘導体 Expired JPS5825675B2 (ja)

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