JPS5821897B2 - 2− フエニルプロピオンアルデヒドユウドウタイノ セイゾウホウ - Google Patents

2− フエニルプロピオンアルデヒドユウドウタイノ セイゾウホウ

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JPS5821897B2
JPS5821897B2 JP8561974A JP8561974A JPS5821897B2 JP S5821897 B2 JPS5821897 B2 JP S5821897B2 JP 8561974 A JP8561974 A JP 8561974A JP 8561974 A JP8561974 A JP 8561974A JP S5821897 B2 JPS5821897 B2 JP S5821897B2
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JP
Japan
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water
ethyl acetate
biphenylyl
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hydroxy
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JP8561974A
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吉野雄二郎
中川邦男
樋本静夫
末田憲義
木暮桂
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Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医薬合成の中間体として有用な2−フェニルプ
ロピオンアルデヒド誘導体の改良された製造法に関する
本発明方法によれば、式 (式中R1は4−ビフェニリル、4−シクロヘキシルフ
ェニル、3−フェノキシフェニル、4′−フルオロ−4
−ビフェニリル、2−フルオロ−4−ビフェニリル、3
−ベンゾイルフェニルまたは6−メドキシー2−ナフチ
ール基でありそしてR2は水素原子または低級アルキル
基である)で表わサレる2−ヒドロキシ−3−(置換フ
ェニル)−3−ブテン酸またはそのエステルを酸水溶液
で処理することからなる式 (式中R1は先に定義したとおりである)で示される2
−(置換フェニル)プロピオンアルデヒドを得るための
工業的有利な方法が提供される。
本発明方法において使用される出発化合物は従来文献未
載の新規化合物である。
本発明者らの研究によると、かかる化合物を含水条件下
で酸で処理することにより極めて容易に所望の相当する
2−フェニルプロピオンアルデヒド誘導体が得られるこ
とを知った。
本発明方法において使用される酸としては塩酸、硫酸、
りん酸等およびパラトルエンスルホン酸のような無機お
よび有機の強酸が挙げられるが、これらは40〜70%
程度の水溶液の形態で使用するのが好ましい。
これらの使用に際して低級脂肪酸例えば酢酸、プロピオ
ン酸等を併用すると反応が極めて円滑に進行し溶媒とし
ての作用が期待できる。
反応はすくなくとも室温またはそれ以上100℃程度ま
でがよく、反応時間は短時間たとえば5〜10分程度で
充分である。
原料として使用される2−ヒドロキシ−3−(置換フェ
ニル)−3−ブテン酸エステルは相当するグリシド酸エ
ステル をルイス酸と処理するかまたは140℃以上の温度に加
熱することにより容易に得ることができる。
またこのようにして得たエステルはアルカリ性加水分解
により容易にその相当する2−ヒドロキシ−3−(置換
フェニル)−3−ブテン酸に変換される。
本発明方法により得られた生成物はこれを例えば酸化銀
または過マンガン酸カリを使用する公知の酸化方法によ
り酸化してイブプロフェン類縁の消炎剤として有用な化
合物に容易に変換することができる。
以下に本発明の詳細を実施例を以て説明する。
実施例 1 2−(4−シクロヘキシルフェニル)−フロピオンアル
デヒド 2−ヒドロキシ−3−(4−シクロヘキシルフェニル)
−3−ブテン酸メチル548tに、氷酢酸40m1lお
よび濃塩酸10m1を加え、攪拌しながら90℃で10
分間加熱した。
反応液を濃縮し水を加えエーテル抽出した。
エーテル層を水、重そう水そして水で順次洗い、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。
エーテルを減圧留去し、得られた油状物質39を蒸留し
、2−(4−シクロヘキシルフェニル)−プロピオンア
ルデヒド3.51を得た。
沸点94°〜96℃/ 0.4 FILM Hg 、収
率82%(理論値)。
元素分析(2・4−ジニトロフェニルヒドラゾンC21
H24N4 o4として) 理論値 C:63.62% H:6.10%N:14.
13% 実測値 C:63.50% H:5.95%N:14.
01% IR(CrrL ’)2720.1722.1448.
1265.10201824゜ 実施例 2 2−(3−ベンゾイルフェニル)−プロピオンアルデヒ
ド 2−ヒドロキシ−3−(3−ベンゾイルフェニル)−3
−ブテン酸エチル6.5りを氷酢酸40m1に溶解させ
、濃塩酸10m1を加え、100℃で10分間加熱した
ついで反応液を濃縮し、水を加えて酢酸エチルで抽出し
た。
酢酸エチル層を水、重そう水そして水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し、得られる油状物質をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製して2−(3−ベン
ゾイルフェニル)−プロピオンアルデヒド4.11を得
た。
収率82%oC16H14C2として元素分析値は次の
とおりである。
理論値 C:80.64% H:5.92%実測値 C
:80.41% H:5.71%実施例 3 2−(3−フェノキシフェニル)−プロピオンアルデヒ
ド 2−ヒドロキシ−3−(3−フェノキシフェニル)−3
−ブテン酸メチル5.71に氷酢酸401nlおよび濃
塩酸10rI′Llを加え、攪拌しながら90℃で10
分間加熱した。
反応液を濃縮し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水、重そう水、水で順次洗い、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し、得られる油状物質をシリカゲ
ルクロマトグラフィーで精製し、2−(3−フェノキシ
フェニル)〜プロピオンアルデヒド3,4りを得た。
収率75%。元素分析(C10HI302 として) 理論値 Cニア9.62% H二6.24%実測値 C
ニア9.83% H:6.41%IR(1−1)272
0.1726.1582.1490.1241.780
.690 実施例 4 2−(2−フルオロ−4−ビフェニリル)−フロピオン
アルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(2−フルオロ−4−ビフェニリ
ル)−3−ブテン酸メチル11.4Pを氷酢酸90m1
に溶解させ、これに濃塩酸3Qmlを加え、攪拌しなが
ら90℃で10分間加熱した。
反応液を濃縮し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水、重そう水そして水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し、2−(2−フルオロ−4−ビ
フェニリル)−プロピオンアルデヒド7.4fIを得た
収率81%。
元素分析(C15H13FOとして)結果は次のとおり
である。
理論値 Cニア893% H:5.74%実測値 Cニ
ア8.69% H:5.71%実施例 5 2−(4−ビフェニリル)−プロピオンアルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(4−ビフェニリル)−3−ブテ
ン酸メチル5.41に氷酢酸40rrdlおよび濃塩酸
9mlを加え、攪拌しながら95℃で15分間加熱した
反応液を濃縮し、水を加えそして酢酸エチルで抽出した
酢酸エチル層を水、重そう水および水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルで減圧留去し、得られる粗結晶をN−ヘキサ
ンから再結し、2−(4−ビフェニリル)−プロピオン
アルデヒド3.31を得た。
収率78%。
融点〜58.5℃。元素分析(C15HI30として) 理論値 C:85.68% H:6.71%実測値 C
:85.54% H:6.60%IR(CrIL ’)
2720.1720.840.770.690 実施例 6 2−(4’−フルオロ−4−ビフェニリル)−プロピオ
ンアルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(4’−フルオロ−4−ビフェニ
リル)−3−ブテン酸メチル5,7tを氷酢酸45m1
に溶解させ、これに濃塩酸151711を加え、攪拌し
ながら90℃で10分間加熱した。
反応液を濃縮し、水を加え酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水、重そう水および水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し、半結晶状の2 = (4’−
フルオロ−4−ビフェニリル)−プロピオンアルデヒド
3.70fを得た。
収率81%、融点〜41,4°。元素分析(2・4−ジ
ニトロフェニルヒドラゾン実施例 7 2−(4−ビフェニリル)−プロピオンアルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(4−ビフェニリル)−3−ブテ
ン酸エチル5.61にプロピオン酸501rLlおよび
50%硫酸15m1を加え、100℃で20分間加熱し
た。
反応終了後反応液を濃縮し、水を加えて酢酸エチルで抽
出した。
酢酸エチル層を水、重そう水および水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し、得られる粗結晶をN−ヘキサ
ンから再結し、2−(4−ビフェニリル)−プロピオン
アルデヒド3.1fIを得た。
融点〜58.5℃、収率74%。元素分析(C15H1
40として)結果は次のとおりである。
理論値 C:85.68% H:6.71%実測値 C
:85.51% H:6.90%実施例 8 2−(4’−フルオロ−4−ビフェニリル)−プロピオ
ンアルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(4’−フルオロ−4−ビフェニ
リル)−3−ブテン酸イソプロピル6.3fIを氷酢酸
40rulに溶解させ、50%硫酸10m1を加え、9
0℃で15分間加熱した。
反応終了後反応液を濃縮し、水を加えて酢酸エチルで抽
出した。
酢酸エチル層を水、重そう水および水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し、半結晶状の2−(4′−フル
オロ−4−ビフェニリル)−プロピオンアルデヒド3.
5S’を得た。
融点〜41.4°、収率76%。元素分析(C15H1
3FOとして)結果は次のとおりである。
理論値 Cニア8.93% H:5.74%実測値 C
ニア8.71% H:5.90%実施例 9 2−(4−シクロヘキシルフェニル)−フロピオンアル
デヒド (i) 2−ヒドロキシ−3−(4−シクロヘキシル
フェニル)−3−ブテン酸 2−ヒドロキシ−3−(4−シクロヘキシルフェニル)
−3−ブテン酸メチル1.32をメタノール20m1に
溶解させ、この溶液に苛性カリ1.0りを含むメタノー
ル溶液10Ttlを加え、室温で20時間放置した。
反応終了後メタノールを減圧留去し、残渣に水を加え、
不溶物は酢酸エチルで抽出して除いた。
抽出母液を塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後酢酸エチルを減圧留去し、得られる粗結晶をベンゼ
ン−ヘキサンから再結し、2−ヒドロキシ−3−(4−
シクロヘキシルフェニル) −3−ブテン酸1.01を
得た。
融点108.9°〜110.3℃、収率81%。
元素分析(C16H2oO3として) 理論値 Cニア3.82% Hニア、74%実測値 C
ニア3.68% Hニア、59%IR(cIfL ’)
3270.1740.1295.1202.1109.
1074.932、39 NMR(δppm) 5.08 (IH。
(ii) 2−(4−シクロヘキシルフェニル)−フ
ロピオンアルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(4−シクロヘキシルフェニル)
−3−ブテン酸1.01を氷酢酸10rulに溶解させ
、この溶液に50%硫酸3mlを加え、90℃で10分
間加熱した。
反応終了後反上液を濃縮し、水を加え、酢酸エチルで抽
出した。
酢酸エチル層を水、重そう水および水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し2−(4−シクロヘキシルフェ
ニル) −フロピオンアルデヒド0.7fIを得た。
収率74%、沸点95°〜96℃10.3mmHg0元
素分析(2・4−ジニトロフェニルヒドラゾンC2t
H2404N4として)結果は次のとおりである。
理論値 C:63.62% H:6.10%N:14.
13% 実測値 C:63.49% H:5.91%N:14.
26% 実施例 10 2−(4−ビフェニリル)−プロピオンアルデヒド (1)2−ヒドロキシ−3−(4−ビフェニリル)−3
−ブテン酸 2−ヒドロキシ−3−(4−ビフェニリル)−3−ブテ
ン酸エチル5.41をメタノール50m1に溶解させ、
この溶液に水酸化ナトリウム3.0りを含むメタノール
溶液30m1を加え、5℃で20時間放置した。
反応終了後メタノールを減圧留去し、残渣に水を加え、
不溶物は酢酸エチルで抽出して除℃、%た。
抽出母液を塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後酢酸エチルを減圧留去し、得られる粗結晶をベンゼ
ンから再結し、2−ヒドロキシ−3−(4−ビフェニリ
ル)−3−ブテン酸4.21を得た。
融点159.6℃〜160.3°、収率82%。
元素分析(cta Hl4 o3 として)理論値 C
ニア5.57% H:5.55%実測値 Cニア5.7
1% H:5.39%IR(cm ’)3365.2
620.1735.1295.1110.1070.9
30、5O NMR(δppm) 5.15 (I Hl(ii)
2−(4−ビフェニリル)−フロピオンアルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(4−ビフェニリル)−3−ブテ
ン酸4.21をプロピオン酸40rulに溶解させ、こ
の溶液に濃塩酸1ornlを加え、90℃で15分間攪
拌した。
反応終了後反応液を濃縮し、残渣に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。
酢酸エチルを水、重そう水および水で順次洗い、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し後、酢酸エチルを減圧留去し、
得られる粗結晶なN−ヘキサンから再結し2−(4−ビ
フェニリル)−プロピオンアルデヒド2.9fを得た。
融点〜58.5℃、収率83%。
元素分析(C15Hl40として)結果は次のとおりで
ある。
理論値 C:85.68% H:6.71%実測値 C
:85.91% H:6.80%実施例 11 2−(2−フルオロ−4−ビフェニリル)−フロピオン
アルデヒド (1)2−ヒドロキシ−3−(2−フルオロ−4−ビフ
ェニリル)−3−ブテン酸 2−ヒドロキシ−3−(2−フルオロ−4−ビフェニリ
ル)−3−ブテン酸イソプロピル7.2′ftをメタノ
ール70m1に溶解させ、この溶液に苛性力IJ3.5
ti?を含むメタノール溶液35m1を加え、5℃で2
0時間放置した。
反応終了後メタノールを減圧留去し、残渣に水を加え、
不溶物は酢酸エチルで抽出して除いた。
抽出母液を塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後酢酸エチルを減圧留去し、2−ヒドロキシ−3−(
2−フルオロ−4−ビフェニリル)−3−ブテン酸5.
4fを得た。
収率86%。
元素分析(C16Hl3 FO3として)結果は次のと
おりである。
理論値 Cニア0.58% H:4.81%実測値 C
ニア0.63% H:4.93%(ii) 2−(2
−フルオロ−4−ビフェニリル)−プロピオンアルデヒ
ド 2−ヒドロキシ−3−(2−フルオロ−4−ビフェニリ
ル)−3−ブテン酸2.71を酢酸20m1に溶解させ
、濃塩酸5rrLlを加え100℃で10分間攪拌を行
なった。
反応終了後反応液を濃縮し、残渣に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出シタ。
酢酸エチル層を水、重そう水および水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
ついで酢酸エチルを減圧留去し、2−(2−フルオロ−
4−ビフェニリル)−プロピオンアルデヒド2.02を
得た。
収率88%、元素分析(C1=、 Ht s FQとし
て)結果は次のとおりである。
理論値 Cニア8.93% H:5.74%実測値 C
ニア9.16% H:5.64%実施例 12 2−(3−フェノキシフェニル)−フロピオンアルデヒ
ド (+) 2−ヒドロキシ−3−(3−フェノキシフェ
ニル)−3−ブテン酸 2−ヒドロキシ−3−(3−フェノキシフェニル)−3
−ブテン酸メチル5.0′ftをメタノール60m1に
溶解させ、苛性カリ2.51を加え、室温で15時間放
置した。
メタノールを減圧留去し、残渣に水を加え、不溶物は酢
物エチルで抽出して除いた。
抽出母液を塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後酢酸エチルを減圧留去し、淡黄色油状の2−ヒドロ
キシ−3−(3−フェノキシフェニル) −3−7”テ
ン酸4.12を得た。
収率86%。元素分析(C1e HI304 として)
結果は次のとおりである。
理論値 Cニア1.10% H:5.22%実測値 C
ニア0.89% H:5.01%(ii) 2−(3
−フェノキシフェニル)−フロピオンアルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(3−フェノキシフェニル)−3
−ブテン酸4.11を酢酸30m1に溶解させ、これに
50%硫酸8mlを加え、90℃で15分間攪拌を行な
また。
反応終了後反応液を濃縮し、水を加え、酢酸エチルで抽
出した。
酢酸エチル層を水、重そう水および水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後酢酸エチルを減圧留去し
、得られる粗油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、2−(3−フェノキシフェニル)−フ
ロピオンアルデヒド2.2?を得た。
収率64%。元素分析(C15H140□ として)結
果は次のとおりである。
理論値 Cニア9.62% H:6.24%実測値 C
ニア9.91% H:6.09%実施例 13 2− (4’−フルオロ−4−ビフェニリル)−プロピ
オンアルデヒド (1)2−ヒドロキシ−3−(4’−フルオロ−4−ビ
フェニリル)−3−ブテン酸 2−ヒドロキシ−3−(4’−フルオロ−4−ビフェニ
リル)−3−ブテン酸イソプロピル7.21をメタノー
ル70m1に溶解させ、この溶液に苛性カリ3.52を
含むメタノール溶液35m1を加え、5℃で20時間放
置した。
反応終了後メタノールを減圧留去し、残渣に水を加え、
不溶物は酢酸エチルで抽出して除℃・た。
抽出母液を塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
たのち酢酸エチルを減圧留去し、得られる粗結晶をベン
ゼン−酢酸エチルから再結し、2−ヒドロキシ−3−(
4’−フルオロ−4−ビフェニリル)−3−ブテン酸5
.42を得た。
融点151.2°〜152.2℃、収率86%。
元素分析(C1a HI3 FQ3 として)理論値
Cニア0.58% H:4.81%実測値 Cニア0.
60% H:4.92%IR(m ’)3370.2
60011735.1600.1500.83O NMR(δppm) 5.15(IH。
(ii) 2−(4’−フルオロ−4−ビフェニリル
)−プロピオンアルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(4’−フルオロ−4−ビフェニ
リル)−3−ブテン酸5.41を酢酸40m1に溶解し
、濃塩酸10m7を加え、90℃で10分間攪拌を行っ
た。
反応終了後反応液を濃縮し、残渣に水を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。
酢酸エチル層を水、重そう水および水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後酢酸エチルを減圧留去し
、半結晶状の2−(4’−フルオロ−4−ビフェニリル
)−プロピオンアルデヒド4゜0グを得た。
融点〜41.4°、収率88%。
元素分析(C15HI3 FOとして)結果は次のとお
りである。
理論値 Cニア8.93% H:5.74%実測値 C
ニア8.77% H:5.55%実施例 14 2−(3−ベンゾイルフェニル)−フロピオンアルデヒ
ド (+) 2−ヒドロキシ−3−(3−ベンゾイルフェ
ニル)−3−ブテン酸 2−4ニトロキシ−3−(3−ペンソイルフェニル)−
3−ブテン酸エチル6.2?をメタノール50m1に溶
解させ、この溶液に尿酸化ナトリウム351を含むメタ
ノール溶液40m1を加え、5℃で20時間放置した。
反応終了後メタノールを減圧留去し、残渣に水を加え、
不溶物は酢酸エチルで抽出して除いた。
抽出母液を塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後酢酸エチルを減圧留去し、2−ヒドロキシ−3−(
3−ペンソイルフェニル)−3−ブテン酸4.52を得
た。
収率80%。元素分析(01□H1404として)結果
は次のとおりである。
理論値 Cニア2.33% H: 500%実測値 C
ニア2.08% H:5.11%(ii) 2−(3
−ベンゾイルフェニル)−フロピオンアルデヒド 2−ヒドロキシ−3−(3−ベンゾイルフェニル)−3
−ブテン酸4,5グを酢酸4077Ilに溶解させ、濃
塩酸3mlを加えて100°Cで10分間加熱した。
ついで反応液を濃縮し、水を加えそして酢酸エチルで抽
出した。
酢酸エチル層を水、重そう水そして水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去して2−(3−ベンゾイルフェニ
ル)−フロピオンアルデヒド3.02を得た。
収率79%。元素分析(C1e HI302 として)
結果は次のとおりである。
理論値 C80,64%、H5,92% 実測値 C80,83%、H604% 実施例 15 2−(6−メドキシー2−ナフチル)−プロピオンアル
デヒド 6−メトキシ−2−アセチルナフタレン8.31を無水
ベンゼン50rrLlに溶解させ、クロル酢酸メチル8
.31を加え、攪拌しながらナトリウムメトキ°シト4
.1りを窒素気流中5℃以下で1.5時間を要して除徐
に加えた。
5℃で1時間、室温で1時間そして75℃で1時間攪拌
した後冷却し、水および酢酸エチルを加え充分攪拌した
有機層を分取し、水洗した後無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。
有機溶媒を減圧留去し、得られる粗結晶をエタノールか
ら再結して3−メチル−3−(6−メドキシー2−ナフ
チル)−グリシド酸メチル7.21を得た。
融点123.8°〜125.9℃、収率68%。
元素分析(C1a HI304 として)理論値 C7
0,57%、H5,92% 実測値 C70,29%、H5,80% IR(CrrL ’)1745.1604.1259.
1220.1210.1086.1035.860.8
18 2−ヒドロキシ−3−(6−メドキシー2−ナフチル)
−3−ブテン酸メチル6.81を酢酸50m1に溶解さ
せ、濃塩酸101rLlを加え、100℃で10分間攪
拌した。
反応終了後反応液を濃縮し、残渣に水を加えて酢酸エチ
ルで抽出した。
酢酸エチル層を水、重そう水そして水で順次洗い、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去して淡黄色油状の2−(6−メド
キシー2−ナフチル)−プロピオンアルデヒド4.21
を得た。
収率78%。
元素分析(C14H14o2 として) 理論値 C78,48%、H6,59% 実測値 C78,66%、H6,31% IR(に771 ’)2720.1720.1632
.1603.1267.1234.1218.1037
.858.813 実施例 16 2−(6−メドキシー2−ナフチル)−プロピオンアル
デヒド (1)2−ヒドロキシ−3−(6−メドキシー2−ナフ
チル)−3−ブテン酸プロピル8.21をメタ/−#1
007dに溶解させ、この溶液に苛性カリ4.01をメ
タノール50TrLlに溶解させて加えた。
室温で一夜放置し、ついでメタノールを減圧留去した。
残渣に水を加え、不溶物に酢酸エチルで抽出して除いた
抽出母液を塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後酢酸エチルを減圧留去し、得られる粗結晶をベンゼ
ンから再結して2−ヒドロキシ−3−(6−メドキシー
2−ナフチル)−3−ブテン酸5.41を得た。
融点132.5°〜133.7℃、収率92%。
元素分析(C15H1404として) 理論値 C69,75%、H5,46% 実測値 C69,96%、H5,33% IR(CrrL ’)1692.1173.10601
1032.932.864 NMR(δppm) 3.87(3H,5−0CH3
)、(ii) 2−ヒドロキシ−3−(6−メドキシ
ー2−ナフチル)−3−ブテン酸5.41を酢酸50r
rLlに溶解させ、50%硫酸12111を加え、95
℃で10分間攪拌した。
ついで反応液を濃縮し残渣に水を加え、酢酸エチルで抽
出した。
酢酸エチル層を水、重そう水および水で順次洗い無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチルを減圧留去し、淡黄色油状の2−(6−メド
キシー2−ナフチル)−プロピオンアルデヒド3.92
を得た。
収率87%。元素分析(C14H1402として)結果
は次のとおりである。
理論値 C78,48%、H6,59% 実測値 C78,66%、H6,39%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R’ ハ4−ビフェニリル、4−シクロヘキシル
    フェニル、3−フェノキシフェニル、47−フルオロ−
    4−ビフェニリル、2−フルオロ−4−ビフェニリル、
    3−ベンゾイルフェニルまたは6−メドキシー2−ナフ
    チール基を示しそしてR2は水素または低級アルキル基
    を示す)の2−ヒドロキシ−3−(置換フェニル)−3
    −ブテン酸マたはこのエステルを含水条件下で酸処理す
    ることを特徴とする、一般式 (式中R1は先に定義したとおりである)の2−(置換
    フェニル)−プロピオンアルデヒド誘導体の製造法。
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