JPS5825435B2 - 灰皿 - Google Patents

灰皿

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Publication number
JPS5825435B2
JPS5825435B2 JP55162798A JP16279880A JPS5825435B2 JP S5825435 B2 JPS5825435 B2 JP S5825435B2 JP 55162798 A JP55162798 A JP 55162798A JP 16279880 A JP16279880 A JP 16279880A JP S5825435 B2 JPS5825435 B2 JP S5825435B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner case
case
ashtray
guide
outer case
Prior art date
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Expired
Application number
JP55162798A
Other languages
English (en)
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JPS5786281A (en
Inventor
俊輝 吉村
猛 千原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Toyo Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kogyo Co Ltd filed Critical Toyo Kogyo Co Ltd
Priority to JP55162798A priority Critical patent/JPS5825435B2/ja
Publication of JPS5786281A publication Critical patent/JPS5786281A/ja
Publication of JPS5825435B2 publication Critical patent/JPS5825435B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、操作性の良い灰皿特に自動車用として好適な
灰皿に関する。
従来、例えば自動車用灰皿としては、インナーケースの
前面に把手部を形成して手で引き出し操作する構造が多
く採用されているが、把手部(突起)によりデザイン上
の制約を受ける上、自動車の走行時に引き出し操作する
場合には、運転者は前方から目を離せないので把手部を
手さぐりでさがし当てなければならず、引き出し操作が
煩わしいばかりか、前方注意力が散漫して危険であると
いう問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
アウターケースとインナーケースに対して保合部材とガ
イド部材を設け、ガイド部材による係合部材の係止、切
替作用により、インナーケースな閉じブツシュで閉じ、
開きブツシュで開くことができるワンタッチのブツシュ
−フッシュ式灰皿を新規に提供するものである。
以下、本発明の実施例を添附図面について詳細に説明す
る。
第1図に示すように、自動車のインスツルメントパネル
1に設けたメータケース2に対向する運転席の左側方に
は、シフトレバ−3を突出させたコンソールボックス4
が配置され、該コンソールボックス4には、カーラジオ
(カーステレオ)5や時計6とともに、シガーライター
Iと灰皿8が組込まれ、該灰皿8の蓋9の上部には、第
2図のように“ブツシュ“の表示が施しである。
上記灰皿8は、第1実施例として第3図、第4図および
第5図に示すように、円弧状の外壁10と、該外壁10
0両端部から中心シャフト11に向ってそれぞれ折り曲
げられた扇状の両側壁12a。
12bとを有する鉄製のアウターケース13と、上記中
心シャフト11に嵌り込むシャフト溝20から扇状に拡
がり上記アウターケース13の外壁10の内面より僅か
に小さい両側壁14a、14bと、該両側壁14a、1
4bの前後、下側を覆5底壁15とを有する耐熱合成樹
脂製のインナーケース16とを備え、該インナーケース
16の手前側には上記蓋9を固定している。
上記アウターケース13の外壁10には、インナーケー
ス16の蓋9の開きブツシュ時のストッパーとなる立上
り部10a、10aを設けると共に、両側壁12 a
、 12 bには、コンソールボックス(支持部材)4
側に取付けるための取付ブラケツ)17.17をそれぞ
れ溶接固定している。
また、インナーケース16の奥底壁15aには、ファイ
ヤーカットプレート18をビン19で枢着して設けてい
る。
上記アウターケース13の両側壁12a、12bには中
心シャフト11を架設し、上記インナーケース16の底
壁15には該中心シャフト11に上方から着脱自在に嵌
り込むシャフト溝20を形成して、インナーケース16
が中心シャフト11を中心にして開閉揺動できるように
支持すると共に、吸ガラ等をすてるときにインナーケー
ス16を上方に持ち上げてアウターケース13から取外
せるようになっている。
また、上記中心シャフト11にはねじりコイルばね21
を巻装して、インナーケース16を開き方向に附勢する
と共に、インナ−ケース16全体をアウターケース13
の片側の側壁12a側に押圧している。
一方、上記アウターケース130片側の側壁12aに対
向する上記インナーケース16の片側の側壁14aには
、中心シャフト11から所定の半径位置に位置する保合
ビン(係合部材)22を植設すると共に、該保合ピン2
2の回転軌跡に対応したアウターケース13の側壁12
aには、ガイドレバー?(ガイド部材)23を段付ビン
24で枢着して設ける。
上記ガイドレバー23は、第6図に示すように、段付ビ
ン22軸方向に僅かに移動可能に枢着され、ワイヤーば
ね25で係合方向に附勢される一方、インナーケース1
6の閉じブツシュ時に、保合ピン22でガイドされてガ
イドレバ−23全体を揺動させるための往路用の斜面2
6を設け、該斜面26の後端に係合ビン22を閉じ位置
に係止する係止部27を設けると共に、インナーケース
16の開きブツシュ時に、係止を解除された保合ピン2
2を下部にもぐり込ませて復路に切替える切起こし片状
の切替部28を設けている。
上記のように灰皿8を構成すれば、第7図aのように、
インナーケース16を閉じている状態では、インナーケ
ース16の係合ビン22がアウターケース13のガイド
レバー23の係止部2Tに係止されているので、インナ
ーケース16は閉じ位置に保持されている。
つぎに、第7図すのように、インナーケース16の蓋9
を手で開きブツシュすると、保合ピン22がガイドレバ
ー23の係止部27から外れて切替部28の下部にもぐ
り込む。
そして、手を後退させてゆくと、第1図Cのように、イ
ンナーケース16はワイヤーはね21の附勢力で手に追
随しながら開き揺動するようになる。
このとき、保合ピン22は切替部28の下部をこすって
ガイドレバー23を持ち上げるようにしてインナーケー
ス16といっしょに移動する。
その後、インナーケース16の蓋9を手で閉じブツシュ
すると、係止ビン22がガイドレバー23の斜面26を
押して揺動させながら再び係止部27で係止されると、
インナーケース16は閉じ位置に保持されるようになる
上記第1実施例では、保合ピン22とガイドレバー23
とでワンタッチのブツシュ−ブツシュ式機構を構成した
ものであるが、第8図〜第13図に示す第2実施例のよ
うに構成しても良い。
即ち、第8図および第9図において、上記アウターケー
ス130片側の側壁12aに近い上記インナーケース1
6の底壁15には、第10図に示すような、中心シャフ
ト11かも所定の半径位置に位置する係合突起29を有
する保合ワイヤー30をビス31で固定すると共に、該
保合突起290回転軌跡に対応したアウターケース13
の外壁10には、ガイドプレート(ガイド部材)32を
ビス33,33で固定して設ける。
上記ガイドプレート32は、第11図および第12図に
示すように、インナーケース16の閉じブツシュ時に、
保合突起29がガイドされて保合ワイヤ−30全体をひ
ねり揺動させるための往路用の斜面34を設け、該斜面
34の後端に係合突起29を閉じ位置に係止する係止部
35を設けると共に、該係止部35の左側には板状の復
路36を設けている。
該復路36と往路340間には壁36aを形成し、閉じ
ブツシュ時に保合突起29が再び復路36に進入しない
よう規制している。
さらに、係止部35は第13図に示すように、左上がり
の傾斜面とし、■に位置する保合突起29が弾性力によ
り■位置に移動するようにするとともに、■位置の係合
突起29が直接■位置へ移動しないように突起35aを
設けている。
上記のように第2実施例の灰皿8を構成すれば、第13
図のように、インナーケース16を閉じている状態では
、インナーケース16の係合突起29が■、■のように
アウターケース13のガイドプレート32の係止部35
に係止されているので、インナーケース16は閉じ位置
に保持されている。
つぎに、インナーケース16の蓋9を手で開きブツシュ
すると、係合突起29は■から第13図下方へ移動し、
かつ保合突起290弾性力により左方へ移動し■に位置
する。
そして、手を後退させてゆくと、インナーケース16は
ねじりコイルはね21の附勢力で手に追随しながら開き
揺動し、係合突起29が外壁10のストッパ一部10b
に当て止められて開き位置に保持される。
このとき、保合突起29は、復路36の坂を■のように
こすって押上げられながらインナーケース16といっし
ょに■へ移動する。
その後、インナーケース16の蓋9を手で閉じブツシュ
すると、第13図に示すように係止突起29が■から■
、■、■、■のようにガイドプレート30の斜面34で
押されてひねり揺動されながら再び■から■、■のよう
に係止部35で係止されると、インナーケース16は閉
じ位置に保持されるようになる。
なお、前記開き位置で、ファイヤーカットプレート18
を介して上記係合ワイヤー30の先端部を押し下げると
、保合突起29がストッパ一部10bかも外れて、イン
ナーケース16をアウターケース13かも取り外すこと
ができる。
上記第1、第2実施例では、アウターケース13に対し
てインナーケース16を中心シャフト11で支持して、
インナーケース16を開閉揺動させる構成であったが、
第14図〜第16図に示す第3実施例のように開閉摺動
させる構成であっても良い。
即ち、平板状の外壁37と、該外壁370両端部から下
向きにそれぞれ折り曲げられた両側壁38a、38bと
を有する鉄製のアウターケース39と、該アウターケー
ス39の外壁370両側壁38a、38bの内面より幅
狭の両側壁40a。
40aと前後壁40b、40bと、底壁41とを有する
耐熱合成樹脂製のインナーケース42とを備え、該イン
ナーケース42の後側には上記蓋9を設けている。
−上記アウターケース39の外壁37には、インナーケ
ース42の蓋9の開きブツシュ時のストッパーとなる立
下り部37a、37aを設けると共に、両側壁38a、
38bにはコンソールボックス4側に取付けるための取
付ブラケット17゜17をそれぞれ溶接固定している。
上記アウターケース39の両側壁38a、38bにはレ
ール保持片43.43を設け、上記インナーケース42
の両側壁40a、40aには上記レール保持片43.4
3に開閉摺動自在に保持されるレール44.44を形成
している。
また、上記アウターケース39の外壁37の延長部37
bには、支軸45にねじりコイルばね46を巻装して、
インナーケース42の前面中央を開き方向に附勢してい
る。
なお、ワンタッチのブツシュ−ブツシュ式機構は、第2
実施例と同様の保合ワイヤー30およびガイドプレート
32を採用している。
したがって、この第3実施例では、第2実施例と同様の
ブツシュ−ブツシュ機構により、インナーケース42を
アウターケース39に対して開閉摺動させることができ
る。
以上の説明からも明らかなように、本発明は、アウター
ケースとインナーケースに対して設けた保合部材とガイ
ド部材との係止、切替作用を利用して、インナーケース
の閉じブツシュで閉じ、開きブツシュで開くようにした
ものであるから、ワンタッチのブツシュ−ブツシュ操作
でインナーケースを開閉することができ、操作性が良好
となる。
さらに、保合部材およびガイド部材のいずれか一方を付
勢する第2弾性部材を設けているので、切替え作用が確
実に行なえる。
また、従来のように把手部を設ける必要がないからデザ
イン上有利になることと相まって、インナーケースのブ
ツシュ面が平坦になるので、ラベル、注意文などの貼付
けに利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の灰皿取付は状態を示す斜視図、第2図
は灰皿の蓋の斜視図、第3図は第1実施例の灰皿の開き
位置における斜視図、第4図は第1図の灰皿の正面図、
第5図は第4図のI−I線断面図、第6図はガイドレバ
ーの斜視図、第7図a、第7図すおよび第7図Cは第3
図の灰皿の開き過程を分解して示す断面図、第8図は第
2実施例の灰皿の開き位置における斜視図、第9図は第
8図の■−■線断面に相当する断面図、第10図は保合
ワイヤーの側面図、第11図はガイドプレートの斜視図
、第12図はガイドプレートの要部断面図、第13図は
ガイドプレートに対する保合ワイヤーと保合突起の移動
状態を示す平面図、第14図は第3実施例の灰皿の平面
図、第15図は第14図の一部断面正面図、第16図は
第15図の■−■線断面図である。 8・・・灰皿、9・・・蓋、11・・・中心シャフト、
13゜39・・・アウターケース、16 、42・・・
インナーケース、21,46・・・ねじりコイルばね(
第1弾性部材)、22・・・係合ビン、23・・・ガイ
ドレバー、25・・・ワイヤばね(第2弾性部材)、2
7,35・・・係止部、28 、36・・・切替部、2
9・・・係合突起、30・・・係合ワイヤー(第2弾性
部材)、32・・・ガイドプレート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持部材に固定されるアウターケースと、該アウタ
    ーケースで開閉自在に支承されるインナーケースとを有
    する灰皿であって、 上記インナーケースな開き方向に附勢する第1弾性部材
    を設け、該インナーケースおよび上記アウターケースの
    いずれか一方に設けられる保合部材と、他方に設けられ
    るガイド部材とを備え、該ガイド部材には、インナーケ
    ースの開閉方向に延びて上記係合部材をガイドする往路
    と復路とが形成され、該往路と復路との連結部分には、
    インナーケースの閉じブツシュ時に往路でガイドされる
    保合部材を閉じ位置に係止する係止部と、インナーケー
    スの開きブツシュ時に保合部材を係止部から外して復路
    に切替える切替部とが設けられ、保合部材およびガイド
    部材のいずれか一方を復路への切替え方向に附勢する第
    2弾性部材を設けたことを特徴とする灰皿。
JP55162798A 1980-11-18 1980-11-18 灰皿 Expired JPS5825435B2 (ja)

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JP55162798A JPS5825435B2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18 灰皿

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JP55162798A JPS5825435B2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18 灰皿

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Publication Number Publication Date
JPS5786281A JPS5786281A (en) 1982-05-29
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JP55162798A Expired JPS5825435B2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18 灰皿

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4579408A (en) * 1983-04-11 1986-04-01 Oki Densen Kabushiki Kaisha Electrical connector structure with release and locking mechanism

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5779875A (en) * 1980-09-08 1982-05-19 Itw Fastex Italia Spa Suction type ash tray

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5779875A (en) * 1980-09-08 1982-05-19 Itw Fastex Italia Spa Suction type ash tray

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