JPS582517B2 - 音響クツシヨン - Google Patents
音響クツシヨンInfo
- Publication number
- JPS582517B2 JPS582517B2 JP7304778A JP7304778A JPS582517B2 JP S582517 B2 JPS582517 B2 JP S582517B2 JP 7304778 A JP7304778 A JP 7304778A JP 7304778 A JP7304778 A JP 7304778A JP S582517 B2 JPS582517 B2 JP S582517B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- cushioning material
- load
- transducer
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスピーカ等からの音声に同期した振動を身体で
直接感じられるようにして、臨場感溢れる音楽を楽しめ
るようにした音響クッションに関するものである。
直接感じられるようにして、臨場感溢れる音楽を楽しめ
るようにした音響クッションに関するものである。
最近、スピーカ等からの音声に同期した振動を音楽を聴
くときに使用する椅子等の人体載置物に発生させ、臨場
感溢れる音楽を楽しめるようにする試みがなされている
。
くときに使用する椅子等の人体載置物に発生させ、臨場
感溢れる音楽を楽しめるようにする試みがなされている
。
この場合において、音声に同期した振動を発生させるに
は、低域フィルタを通過した出力信号により振動板を振
動させるものである。
は、低域フィルタを通過した出力信号により振動板を振
動させるものである。
該振動板には人の体重が荷重されるものであるが、該振
動板を有効に振動させるようにしなければ、スピーカ等
からの音声に同期した振動を肌で感じ取ることができな
いものである。
動板を有効に振動させるようにしなければ、スピーカ等
からの音声に同期した振動を肌で感じ取ることができな
いものである。
本発明は係る事情に鑑み、振動板への荷重を分散して受
け、該振動板を有効に振動させるように構成した音響ク
ッションを提供するものである。
け、該振動板を有効に振動させるように構成した音響ク
ッションを提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第１図、第２図において、１は振動板であって、該振動
板１は例えはファイバー紙又はグラスファイバー等で軽
く、薄く、作られており、可撓性のあるものであり、該
振動板１の下面には変換器２の出力軸２ａが一体的に取
り付けられている。
板１は例えはファイバー紙又はグラスファイバー等で軽
く、薄く、作られており、可撓性のあるものであり、該
振動板１の下面には変換器２の出力軸２ａが一体的に取
り付けられている。
前記変換器２は振動板１の下面に取り付けたカバー３内
に収容されており、該変換器２は振動板１の一部をなす
カバー３により直接剛体に接触するのを防止され、変換
器２よりの振動が出力軸２ａを介して振動板１に伝って
いかなる状態でも振動板１が有効に振動するようになさ
れている。
に収容されており、該変換器２は振動板１の一部をなす
カバー３により直接剛体に接触するのを防止され、変換
器２よりの振動が出力軸２ａを介して振動板１に伝って
いかなる状態でも振動板１が有効に振動するようになさ
れている。
第２図から明らかなように、振動板１の下面には、該振
動板１が振動するときに負荷が最小となるように発泡ス
チロール等で軽く作られ且つ剛性をもった緩衝材４・・
・・・・・・・が取り付けられており、該緩衝材４・・
・・・・・・・で振動板１に加わる人体等の荷重を分散
して受けて振動板１を有効に振動させるようにしている
。
動板１が振動するときに負荷が最小となるように発泡ス
チロール等で軽く作られ且つ剛性をもった緩衝材４・・
・・・・・・・が取り付けられており、該緩衝材４・・
・・・・・・・で振動板１に加わる人体等の荷重を分散
して受けて振動板１を有効に振動させるようにしている
。
前記緩衝材４・・・・・・・・・、カバー３の下面には
、例えはウレタンフォームまたはゴム等のスプリング性
を持った緩衝板５が敷設されており、該緩衝板５により
カバー３及び緩衝材４が床面等に直接接触して振動板１
の振動が阻止されるのを防止し、且つ全体はクッション
材６で被覆されている。
、例えはウレタンフォームまたはゴム等のスプリング性
を持った緩衝板５が敷設されており、該緩衝板５により
カバー３及び緩衝材４が床面等に直接接触して振動板１
の振動が阻止されるのを防止し、且つ全体はクッション
材６で被覆されている。
ここで、緩衝材４・・・・・・・・・及びカバー３には
荷重が加わるが、それらに加わる荷重は分散されている
ので小さくなるために、緩衝板５、クッション材６の厚
みは薄くてすみ、全体として厚みの薄いものとなる。
荷重が加わるが、それらに加わる荷重は分散されている
ので小さくなるために、緩衝板５、クッション材６の厚
みは薄くてすみ、全体として厚みの薄いものとなる。
ここで、変換器２について説明すると、ヨークに取り付
けられた磁極と、外周にコイルを巻いたコイル枠との間
に生ずる磁気干渉作用によって振動を得るものであって
、その発生した振動が出力軸２ａより出力されるもので
ある。
けられた磁極と、外周にコイルを巻いたコイル枠との間
に生ずる磁気干渉作用によって振動を得るものであって
、その発生した振動が出力軸２ａより出力されるもので
ある。
この変換器２はステレオ装置等からの音声信号を低域フ
ィルタ（図示略。
ィルタ（図示略。
このフィルタのしゃ断周波数はソースによって異なるが
１５０Ｈｚ位が望ましいものである。
１５０Ｈｚ位が望ましいものである。
）に入力させてフィルタを通過した音声信号により駆動
されるものであり、スピーカ等からの音声信号に同期し
て振動板１を振動させる。
されるものであり、スピーカ等からの音声信号に同期し
て振動板１を振動させる。
なお、スピーカと音楽を聴いている人との間は離れてお
り、且つ、変換器２は音楽を聴いている人の所に位置し
ているため、スピーカからの音声と振動板１の振動との
間には時間差に加えて位相のずれがあるので、変換器２
と低域フィルタとの間に遅延回路を接続しても良いもの
である。
り、且つ、変換器２は音楽を聴いている人の所に位置し
ているため、スピーカからの音声と振動板１の振動との
間には時間差に加えて位相のずれがあるので、変換器２
と低域フィルタとの間に遅延回路を接続しても良いもの
である。
このものにおいて、人が腰を振動板１上におろすと、荷
重は緩衝材４・・・・・・・・・により分散して受けら
れ、該緩衝材４及びカバー３は緩衝板５により床等に直
接接触するのが阻止され変換器２の振動が抑えられるこ
とはなくなり、振動板１をいかなる状態でも振動させる
ことになる。
重は緩衝材４・・・・・・・・・により分散して受けら
れ、該緩衝材４及びカバー３は緩衝板５により床等に直
接接触するのが阻止され変換器２の振動が抑えられるこ
とはなくなり、振動板１をいかなる状態でも振動させる
ことになる。
一方緩衝器４により荷重が分散されるため、変換器２の
出力軸２ａに加わる荷重が小さくなり、変換器２の出力
軸２ａにより振動板１が有効に振動され、振動板１の振
動特性が向上する。
出力軸２ａに加わる荷重が小さくなり、変換器２の出力
軸２ａにより振動板１が有効に振動され、振動板１の振
動特性が向上する。
音を再生すると、音響を聴く人はスピーカよりの音声を
耳で聴くと共に、この音声に同期した振動を肌で感じ取
ることになり、音楽等を臨場感豊かに聴くことになる。
耳で聴くと共に、この音声に同期した振動を肌で感じ取
ることになり、音楽等を臨場感豊かに聴くことになる。
このものは、椅子、クッション、ベッド等の人体載置物
に適用できるものである。
に適用できるものである。
以上のように本発明は荷重が加わる振動板を、荷重を分
散した状態にして振動させるようにしたので、振動板の
振動特性が向上でき、スピーカ等からの音声に同期した
振動をより良く肌で感じ取ることができ、したがって臨
場感溢れる音楽鑑賞ができるものであり、さらには再生
する音楽の選曲によっては医療用に使用しても効果のあ
るものである。
散した状態にして振動させるようにしたので、振動板の
振動特性が向上でき、スピーカ等からの音声に同期した
振動をより良く肌で感じ取ることができ、したがって臨
場感溢れる音楽鑑賞ができるものであり、さらには再生
する音楽の選曲によっては医療用に使用しても効果のあ
るものである。
更には、振動板への荷重を分散して受けているので、振
動板を振動させる変換器を収容しているカバーが床面等
と接触するのを防止する部材の厚みを薄くすることがで
き、全体を薄くすることができるものである。
動板を振動させる変換器を収容しているカバーが床面等
と接触するのを防止する部材の厚みを薄くすることがで
き、全体を薄くすることができるものである。
第１図は本発明に係る音響クッションの断面図である。
第２図は緩衝材、変換器、振動板の関係を示す平面図で
ある。 １・・・・・・振動板、２・・・・・・変換器、４・・
・・・・緩衝材、５・・・・・・緩衝板、６・・・・・
・クッション材。
ある。 １・・・・・・振動板、２・・・・・・変換器、４・・
・・・・緩衝材、５・・・・・・緩衝板、６・・・・・
・クッション材。
Claims (1)
- １ クッション材でその上部を覆われた振動板に音声信
号で振動する変換器を備え付け、且つ該振動板に、該振
動板に加わる荷重を分散して受ける緩衝材を取付け、該
緩衝材下面に緩衝材を敷設したことを特徴とする音響ク
ッション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7304778A JPS582517B2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 音響クツシヨン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7304778A JPS582517B2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 音響クツシヨン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54139501A JPS54139501A (en) | 1979-10-30 |
| JPS582517B2 true JPS582517B2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=13507053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7304778A Expired JPS582517B2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 音響クツシヨン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582517B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02306798A (ja) * | 1990-02-09 | 1990-12-20 | Pioneer Electron Corp | 体感音響振動装置 |
| WO2019044825A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | パイオニア株式会社 | 振動子ユニット |
-
1978
- 1978-06-16 JP JP7304778A patent/JPS582517B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02306798A (ja) * | 1990-02-09 | 1990-12-20 | Pioneer Electron Corp | 体感音響振動装置 |
| WO2019044825A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2019-03-07 | パイオニア株式会社 | 振動子ユニット |
| JPWO2019044825A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2020-07-16 | パイオニア株式会社 | 振動子ユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54139501A (en) | 1979-10-30 |
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