JPH0735503Y2 - 音響振動装置付き枕 - Google Patents

音響振動装置付き枕

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Publication number
JPH0735503Y2
JPH0735503Y2 JP1986086416U JP8641686U JPH0735503Y2 JP H0735503 Y2 JPH0735503 Y2 JP H0735503Y2 JP 1986086416 U JP1986086416 U JP 1986086416U JP 8641686 U JP8641686 U JP 8641686U JP H0735503 Y2 JPH0735503 Y2 JP H0735503Y2
Authority
JP
Japan
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pillow
shoulder
vibration
person
head
Prior art date
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Application number
JP1986086416U
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JPS62198784U (ja
Inventor
望 松本
明 小松
Original Assignee
ボデイソニック株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、仰臥した人の耳元で音楽を楽しめるようにし
た音響振動装置付き枕に関するものである。
(従来の技術) 音楽は、スピーカまたはヘッドホンで、聴覚により鑑賞
するのが普通である。スピーカを使用する場合、スピー
カの音量を充分に大きくすれば音響成分のうちの重低音
の領域も確実に身体に伝わり、生演奏を聴いているのに
近い状況になるが、他人への迷惑などを考慮した場合、
そのような大きな音量での音楽鑑賞は行えないのが実情
である。また、ヘッドホンを使用する場合ではいくら音
量を上げても重低音を身体で味わうことはできない。
そこでこれを補うものとして、音楽の入力信号中から、
たとえば150ヘルツ程度以下の低域信号をフィルタによ
り選別し、これを増幅した後、スピーカと同原理によっ
て振動を発生させるようにした振動ユニットに加え、こ
の振動ユニットを取付けたマット・椅子等の人体載置物
の一部を振動させるようにしたものが案出され、既に実
用化されている。音楽を鑑賞する物が振動ユニットを取
付けた椅子に座れば、前方のスピーカ音が小さな音量で
あっても重低音の振動が身体に伝わり生演奏の感触が得
られ、またヘッドホンにおいても同様の効果が得られる
ことになる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、振動ユニットを取付けた椅子とスピーカ
またはヘッドホンが備えつけられている設備があれば問
題はないが、従来のベッドや敷布団を使用する場合に
は、重低音を響かせる改造工事を必要とし簡単に音響振
動を身体で受けることは困難である。
本考案は、ベッドや敷布団のなかでも簡易に臨場感ある
音楽を楽しめる音響振動装置付き枕を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するために手段) 上記目的を達成するために、本考案は、仰臥した人の頭
部を支持する頭部載置部とその両側に位置する起立部と
前記人の肩に敷かれるプレート状の肩当部とを一体に形
成した本体の、前記2つの起立部にそれぞれ対向してス
ピーカを設け、前記人の肩の位置に臨んで、前記本体に
低周波電力で振動を発生する振動ユニットを取付けたこ
とを特徴とする。
(作用) このように構成したことによって、従来のベッドや布団
に備えられている枕の替わりに使用することで、利用者
はスピーカからの音声を耳元で聴くので周囲の雑音に惑
わされず、また、利用者の頭部や肩部が頭部載置部とプ
レート状の肩当部を押し付け、これにより枕は位置固定
され、振動ユニットは確実に利用者の肩部に振動を伝え
ることができる。
(実施例) 次に本考案の一実施例を第1図および第4図について説
明すると、1は音響振動装置付き枕の本体であり、たと
えばウレタン等の適度のかたさを有する材質からなり、
頭部載置部2と、その両側の起立部3,4および肩当部5
を有する。この本体1は枕カバーで包んでも良い。な
お、肩当部5は仰臥した人が肩を置くことにより、本体
1と使用者との位置関係が確定される。
本体1の起立部3,4の内部には適当な大きさの取付板
(図示せず)を介して左チャンネル用と右チャンネル用
のスピーカ6,7が取付けられており、また頭部載置部2
に頭部を置いたとき両肩に対応する部分(第2図,第3
図参照)には、振動ユニット8,9が取付けられている。
振動ユニット8,9はスピーカと同様の原理、すなわち、
マグネットと、低周波電流を受けるコイルとの磁気干渉
作用により、通電々流の周波数に応じた振動を発生する
ものである。この振動ユニット8,9は極力、音を発しな
いように留意されて製作されている。
このように構成されたこの音響振動装置付き枕は、ステ
レオ装置等の音響装置の左右チャンネル出力をスピーカ
6,7に接続し、一方、これら左右チャンネルを混合した
モノラル信号を生成し、そのうちの低域信号(たとえば
150ヘルツ以下)をローパスフィルタで分離し、これを
増幅した信号を、振動ユニット8,9に印加する。この場
合の振動ユニット8,9の接続は出力に合わせて直列接続
でも並列接続でもよい。
このように接続して作動させ、これに第2図および第3
図のような姿勢で人が頭部を載せれば、頭部載置部2は
頭部の重さで若干沈み、起立部3,4は若干接近するか
ら、スピーカ6,7は丁度耳の位置に臨んで音を発するこ
とになる(第3図参照)。また、振動ユニット8,9は左
右の肩部に接触して振動する。これにより音楽を耳で聞
くとともにその重低音を振動で体感できることになり、
小さな音量でも充分に臨場感が得られる。
以上説明した実施例は振動ユニット8,9が使用者の両肩
に上部から当るような配置にしたが、これは第5図ない
し第8図に示すように肩当部5を厚くして、その内部に
入れ、使用者の肩の後部から振動を与えるようにしても
よい。これらの選択は使用者の好みによることになる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように、音響振動装置付き枕で
あるので従来のベッドや布団に簡単に組み合わせて使用
することができ、利用者がベッドや布団の中に入ってい
ても枕との位置関係が確立し音楽を音と振動により確実
に体験することができる。また、小型であり、コストも
低くなり、手軽に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は第1図の
ものの平面図、第3図は第2図の側面図、第4図は第2
図の正面図、第5図は本考案の他の実施例の斜視図、第
6図は第5図のものの平面図、第7図は第6図の側面
図、第8図は第6図の正面図である。 1…本体、2…頭部載置部、3,4…起立部、5…肩当部 6,7…スピーカ、8,9…振動ユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】仰臥した人の頭部を支持する頭部載置部と
    その両側に位置する起立部と前記人の肩に敷かれるプレ
    ート状の肩当部とを一体に形成した本体の、前記2つの
    起立部にそれぞれ対向してスピーカを設け、前記人の肩
    の位置に臨んで、前記本体に低周波電力で振動を発生す
    る振動ユニットを取付けたことを特徴とする音響振動装
    置付き枕。
JP1986086416U 1986-06-06 1986-06-06 音響振動装置付き枕 Expired - Lifetime JPH0735503Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986086416U JPH0735503Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 音響振動装置付き枕

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JP1986086416U JPH0735503Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 音響振動装置付き枕

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62198784U JPS62198784U (ja) 1987-12-17
JPH0735503Y2 true JPH0735503Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=30942702

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JP1986086416U Expired - Lifetime JPH0735503Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 音響振動装置付き枕

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548001Y2 (ja) * 1974-09-21 1979-04-13
JPS60124180U (ja) * 1984-01-26 1985-08-21 パイオニア株式会社 体感音響振動装置
JPS61136966U (ja) * 1985-02-15 1986-08-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62198784U (ja) 1987-12-17

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