JPS596059Y2 - 音響システム - Google Patents
音響システムInfo
- Publication number
- JPS596059Y2 JPS596059Y2 JP15246378U JP15246378U JPS596059Y2 JP S596059 Y2 JPS596059 Y2 JP S596059Y2 JP 15246378 U JP15246378 U JP 15246378U JP 15246378 U JP15246378 U JP 15246378U JP S596059 Y2 JPS596059 Y2 JP S596059Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- speakers
- bass
- chair
- speaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小容量の出力でもって低音を充分に感じ取りな
がら音楽を楽しむようにした音響システムに関するもの
である。
がら音楽を楽しむようにした音響システムに関するもの
である。
音楽を楽しむ際に、低音部分においては耳で聴くのと肌
で音圧を感じるのとの割合は、低音になる程肌で音圧を
感じる方が多くなることが解析されている。
で音圧を感じるのとの割合は、低音になる程肌で音圧を
感じる方が多くなることが解析されている。
現在の音響システムにおいては低音、中高音用のスピー
カを前方に備え付けてそのスピーカからの音をはなれた
位置で聴き取るようにしているが、低音は減衰する割合
が多く、低音を充分に感じ取るようにするには出力の容
量を大きくしなければならず、大容量の出力のちとに音
楽を楽しむことになれば、騒音公害が生じてしまうとい
う問題を残していた。
カを前方に備え付けてそのスピーカからの音をはなれた
位置で聴き取るようにしているが、低音は減衰する割合
が多く、低音を充分に感じ取るようにするには出力の容
量を大きくしなければならず、大容量の出力のちとに音
楽を楽しむことになれば、騒音公害が生じてしまうとい
う問題を残していた。
これを解消すべく、ヘッドホーンを使用して小容量の出
力のもとて音楽を楽しむことができるが、しかしながら
低音は耳で聴くと同時に空気振動により伝わる音圧を肌
で感じるとの作用により充分に感じ取れるものであるた
めにヘッドホーンでの楽しみ方では空気振動により伝わ
る音圧で感じるのを無視することになり音栗効果は充分
に発揮することがないものとなる。
力のもとて音楽を楽しむことができるが、しかしながら
低音は耳で聴くと同時に空気振動により伝わる音圧を肌
で感じるとの作用により充分に感じ取れるものであるた
めにヘッドホーンでの楽しみ方では空気振動により伝わ
る音圧で感じるのを無視することになり音栗効果は充分
に発揮することがないものとなる。
本考案は前記問題点を解消するもので、小容量の出力の
もとで゛低音、中高音用のスピーカからの音を充分聴く
ことができるように音響空間を小容量のものに画或し、
更に低温域の音声電流に基いて可聴音を伴なわないスピ
ーカからの音に同期した機械的振動を発生させるように
構威したことを特徴とするものである。
もとで゛低音、中高音用のスピーカからの音を充分聴く
ことができるように音響空間を小容量のものに画或し、
更に低温域の音声電流に基いて可聴音を伴なわないスピ
ーカからの音に同期した機械的振動を発生させるように
構威したことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は本考案を椅子に適用したものであって、椅子1
の枠1aには後述する電気一機械変換器により機械的振
動を発する振動板2が取付けられている。
の枠1aには後述する電気一機械変換器により機械的振
動を発する振動板2が取付けられている。
なお、該振動板2は椅子1に着座する人体の重量を分散
して支える働きもしている。
して支える働きもしている。
また、振動板2はその表面に、振動板2の振動を椅子1
全体に伝えるポリウレタン等のクッション層3が設けら
れている。
全体に伝えるポリウレタン等のクッション層3が設けら
れている。
なお、該クッション層3は椅子1に着座した際にすわり
ごこちをよくする働きもしている。
ごこちをよくする働きもしている。
前記振動板2には電気一機械変換器4が取り付けられて
いる。
いる。
該電気一機械変換器4は低音域の音声電流によりコイル
に発生する磁力と磁石の磁力との相互磁気干渉作用によ
り可聴音を伴なわない機械的振動を発生する構造のもの
である。
に発生する磁力と磁石の磁力との相互磁気干渉作用によ
り可聴音を伴なわない機械的振動を発生する構造のもの
である。
なお、一般に市販されている椅子の着座部分は振動を伝
えやすい構造であることが実験から明らかになっている
ので、変換器4を可撓性のある振動板に埋設してこれを
椅子1に敷設するようにして備え付けても良いし、内部
に内蔵して備え付けても良いものである。
えやすい構造であることが実験から明らかになっている
ので、変換器4を可撓性のある振動板に埋設してこれを
椅子1に敷設するようにして備え付けても良いし、内部
に内蔵して備え付けても良いものである。
椅子1の上部には音の拡がる空間を小容量のものに画或
するカプセル5が取り付けてあり、該カプセル5の裾部
5aには低音用のスピーカ6,7がその間隔を接近させ
且つ対向させて配置してあり、カプセル5内に頭体を配
した際に耳にスピー力6,7が充分に接近して接耳効果
が発揮されるようにしている。
するカプセル5が取り付けてあり、該カプセル5の裾部
5aには低音用のスピーカ6,7がその間隔を接近させ
且つ対向させて配置してあり、カプセル5内に頭体を配
した際に耳にスピー力6,7が充分に接近して接耳効果
が発揮されるようにしている。
カプセル裾部5aの支棒8にはスピーカ6,7に接近さ
せた中高音用のスピーカ9,10が、その音の指向方向
を変化させられるように枢支してあり、耳の前方から確
実にスピーカ9,10の音が耳に達するようにしてある
。
せた中高音用のスピーカ9,10が、その音の指向方向
を変化させられるように枢支してあり、耳の前方から確
実にスピーカ9,10の音が耳に達するようにしてある
。
11は椅子のひしかけ1bに内蔵したステレオ装置であ
る。
る。
第2図は本考案における電気回路のブロックダイヤグラ
ムである。
ムである。
ステレオ装置11の専用増幅器12からの左チャンネル
Lの出力端にはイ氏音用スピーカ6、中高音用スピーカ
9がそれぞれ接続されており、右チャンネルRの出力端
にはイ氏音用スピーカ7、中高音用スピーカ10がそれ
ぞれ接続されている。
Lの出力端にはイ氏音用スピーカ6、中高音用スピーカ
9がそれぞれ接続されており、右チャンネルRの出力端
にはイ氏音用スピーカ7、中高音用スピーカ10がそれ
ぞれ接続されている。
また、増幅器12の出力端には左、右チャンネルの音声
電流を混合するミクサー13が接続され、該ミクサー1
3にはリミツタ機能をもつ増幅器14が接続され、該増
幅器14には電気一機械変換器4がローパスフィルタ1
5を介して接続されている。
電流を混合するミクサー13が接続され、該ミクサー1
3にはリミツタ機能をもつ増幅器14が接続され、該増
幅器14には電気一機械変換器4がローパスフィルタ1
5を介して接続されている。
ローパスフィルタ15の遮断周波数は150■位である
。
。
上記構戒に係る音響システムは、まず、椅子1に着座し
てカプセル5内に頭体を位置し、耳を低音用スピーカ6
,7に対向させる。
てカプセル5内に頭体を位置し、耳を低音用スピーカ6
,7に対向させる。
そして、ひしかけ1b、に取付けたテープレコーダ等の
ステレオ装置11を操作してスピーカ6,7,9.10
から低音、中高音を出力させる。
ステレオ装置11を操作してスピーカ6,7,9.10
から低音、中高音を出力させる。
この場合、スピーカ6,7,9.10が耳に接近して位
置するためにスピーカの出力容量を大きくする必要がな
く、カプセル5により音響空間が画威されているので、
残響効果が充分に発揮できるばかりでなく、外部に音を
逃すこともなく、外部と遮断されたステレオ音場空間が
カプセル5内に形威される。
置するためにスピーカの出力容量を大きくする必要がな
く、カプセル5により音響空間が画威されているので、
残響効果が充分に発揮できるばかりでなく、外部に音を
逃すこともなく、外部と遮断されたステレオ音場空間が
カプセル5内に形威される。
なお、ステレオ装置11はひしかけ1bの部分に取付け
られることに限定されるものではない。
られることに限定されるものではない。
一方、増幅器12の出力は増幅器14、ローパスフィル
タ15を介して変換器4に与えられ、振動板2より機械
的振動が人体に伝わる。
タ15を介して変換器4に与えられ、振動板2より機械
的振動が人体に伝わる。
これにより低音の音をスピーカ6,7から聴くとともに
機械的振動を肌で感じて低音を充分に感じ取ることにな
る。
機械的振動を肌で感じて低音を充分に感じ取ることにな
る。
この場合、スピーカ6,7の接耳効果を充分与え且つ積
極的に、空気振動で伝わる音圧に相当する機械的振動を
肌に感じさせるようにしてあるので、必要以上に出力の
容量を大きくする必要がなく、小容量の出力で充分に音
楽を楽しめるものである。
極的に、空気振動で伝わる音圧に相当する機械的振動を
肌に感じさせるようにしてあるので、必要以上に出力の
容量を大きくする必要がなく、小容量の出力で充分に音
楽を楽しめるものである。
なお、実施例では本考案を椅子に適用したがこれに限定
されるものではない。
されるものではない。
以上のように本考案は音響空間を小容量のものとし且つ
低音部分における空気振動で伝わる音圧に相当する機械
的振動を肌で感じるようにしたので、スピーカの出力を
大容量のものとせずとも小容量の出力で充分に低音を感
し取って音楽を楽しむことができ、他人の迷惑になるこ
となく充分な音楽効果が期待出来騒音公害の面からも考
えて充分有用なものである。
低音部分における空気振動で伝わる音圧に相当する機械
的振動を肌で感じるようにしたので、スピーカの出力を
大容量のものとせずとも小容量の出力で充分に低音を感
し取って音楽を楽しむことができ、他人の迷惑になるこ
となく充分な音楽効果が期待出来騒音公害の面からも考
えて充分有用なものである。
第1図は本考案を椅子に適用した場合の一部切欠した斜
視図である。 第2図は本考案における電気回路のブロックダイヤグラ
ムである。 4・・・・・・電気一機械変換器、5・・・・・・カプ
セル、6,7・・・・・・低音用のスピーカ、9.10
・・・・・・中高音用のスピーカ。
視図である。 第2図は本考案における電気回路のブロックダイヤグラ
ムである。 4・・・・・・電気一機械変換器、5・・・・・・カプ
セル、6,7・・・・・・低音用のスピーカ、9.10
・・・・・・中高音用のスピーカ。
Claims (1)
- 対をなす低音用スピーカをその間隔を接近させ且つ対向
させて配置するとともに、該スピーカに接近させて中高
音用のスピーカを独立してその音の指向方向を変化させ
られるようにして配置し、前記両スピーカによる音の拡
がり空間を小容量のものにカプセルで画威し、更に前記
スピーカと同期して可聴音を伴なわない機械的振動を発
生する電気一機械変換器を備え付けたことを特徴とする
音響システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15246378U JPS596059Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 音響システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15246378U JPS596059Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 音響システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5568892U JPS5568892U (ja) | 1980-05-12 |
JPS596059Y2 true JPS596059Y2 (ja) | 1984-02-24 |
Family
ID=29138709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15246378U Expired JPS596059Y2 (ja) | 1978-11-06 | 1978-11-06 | 音響システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596059Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017061368A1 (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | シャープ株式会社 | 体感制御装置および体感システム |
WO2017061367A1 (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | シャープ株式会社 | 体感制御装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0751002Y2 (ja) * | 1989-10-24 | 1995-11-22 | 三菱自動車工業株式会社 | 録音テープ再生機を備えた乗物用座席 |
-
1978
- 1978-11-06 JP JP15246378U patent/JPS596059Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017061368A1 (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | シャープ株式会社 | 体感制御装置および体感システム |
WO2017061367A1 (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | シャープ株式会社 | 体感制御装置 |
JPWO2017061367A1 (ja) * | 2015-10-09 | 2018-06-07 | シャープ株式会社 | 体感制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5568892U (ja) | 1980-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5314403A (en) | Apparatus for the enhancement of the enjoyment of the extremely low frequency component of music | |
US4124249A (en) | Sound transmitting system | |
US4023566A (en) | Body-supporting means with adjustable vibratory means in the audible frequency range | |
JPWO2006109389A1 (ja) | スピーカ内蔵シートおよびパーソナル音場システム | |
JP2001285976A (ja) | 音響装置 | |
GB2027316A (en) | Audio-band electromechanical vibration converter | |
JP2554224B2 (ja) | リラクゼイションシステム | |
JPS596059Y2 (ja) | 音響システム | |
JP2005027019A (ja) | スピーカ付きシート | |
CN2227922Y (zh) | 环绕声体感音乐椅 | |
JPH05333878A (ja) | クロストーク音制御装置 | |
JPS646622Y2 (ja) | ||
JPH05285182A (ja) | 音響振動装置付き椅子 | |
JP3115815U (ja) | 椅子用スピーカ装置 | |
JPH0385095A (ja) | 体感音響装置 | |
JPH0595591A (ja) | 音響再生システム | |
JP3530566B2 (ja) | 振動付与装置 | |
JPH0789679B2 (ja) | 音響再生装置 | |
JPS646623Y2 (ja) | ||
JPH09212270A (ja) | マルチメディアコンピュータのキーボード | |
JPS60204194A (ja) | 体感音響振動装置 | |
JPH0735503Y2 (ja) | 音響振動装置付き枕 | |
JPS585558B2 (ja) | 音響振動素子 | |
JPH0678998A (ja) | 音響信号制御装置 | |
JPH0123333Y2 (ja) |