JPH0751002Y2 - 録音テープ再生機を備えた乗物用座席 - Google Patents

録音テープ再生機を備えた乗物用座席

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JPH0751002Y2
JPH0751002Y2 JP1989124299U JP12429989U JPH0751002Y2 JP H0751002 Y2 JPH0751002 Y2 JP H0751002Y2 JP 1989124299 U JP1989124299 U JP 1989124299U JP 12429989 U JP12429989 U JP 12429989U JP H0751002 Y2 JPH0751002 Y2 JP H0751002Y2
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JP
Japan
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recording tape
armrest
tape player
vehicle seat
storage box
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JP1989124299U
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JPH0364057U (ja
Inventor
康裕 小林
久康 鈴木
敬史 沼口
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、航空機やバス等の乗物に使用される座席に関
し、特に録音テープ再生機を備えた乗物用座席に関する
ものである。
(従来の技術) 観光バス等のように、不特定多数の人が利用する乗物に
おいては、各座席に着席した人が便利なように、種々な
機能を有するものが取り付けられることがある。例え
ば、近年における夜間走行長距離バスや航空機等のよう
な乗物においては、映画や音楽を個人的に楽しむことが
できるようにする要望が高い。特に、録音テープに録音
された音楽や講演、あるいは外国語会話などの音のみか
らなる情報については、その再生が比較的容易なことか
ら、そのような再生機能を有していることが乗物用座席
についても要求されてきているのである。
そこで、本考案者等がそのような要望に対応できる技術
はないものかと検討をしてきたのであるが、そのような
ものは現在のところ見あたらなかった。しかし、録音テ
ープ再生機そのものは、近年大量生産されて安価になっ
てきており、しかも小型化してきていることから、この
録音テープ再生機をそのまま座席に取り付けて前述した
要望に対処することは容易にできるそうである。ところ
が、乗物用座席のどこに、かつどのように録音テープ再
生機を取り付けて、しかもこれをどのようにしたら操作
し易くできるのかは、更に具体的に検討をしなければな
らなかったのである。乗物用座席は、乗物内の限られた
スペースを既に十分占めているものであり、このような
状態の座席に対して、録音テープ再生機を効率よく取り
付けるにはそれなりの工夫が必要だからである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、以上の経緯に基づいてなされたもので、その
解決しようとする課題は、録音テープ再生機を如何にし
たら乗物用座席に効率よく取り付けられるかである。
そして、本考案の目的とすることろは、録音テープ再生
機を効率よく取り付けられることは勿論のこと、その操
作を自然の状態で行なうことができ、しかも録音テープ
の交換を容易に行なうことのできる乗物用座席を簡単な
構造によって提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために、本考案の採った手段は、
実施例において使用する符号を付して説明すると、 「乗物用座席(10)を構成する肘掛(11)の外側面に形
成した凹所(11a)と、この凹所(11a)内に収納・固定
されて肘掛(11)の側方に開口するとともに、手指挿入
部(12b)を有する収納ボックス(12)と、この収納ボ
ックス(12)内に取り付けられてその開閉蓋(21)が肘
掛(11)の側方に開放される録音テープ再生機(20)
と、この録音テープ再生機(20)によって再生された音
を聴くためのイヤホーンを接続すべく肘掛(11)の前端
部に設けた操作ボックス(13)と、この操作ボックス
(13)と録音テープ再生機(20)とを接続する接続コー
ド(14)とを備えたことを特徴とする乗物用座席(1
0)」 である。
(考案の作用及び使用の態様) 以上のように構成した、本考案に係る乗物用座席(10)
の作用を、これに取り付けた録音テープ再生機(20)の
使用の態様と併せて以下に説明する。
まず、この乗物用座席(10)においては、その肘掛(1
1)の外側面に取り付けた収納ボックス(12)内に録音
テープ再生機(20)が収納してあるから、この録音テー
プ再生機(20)が肘掛(11)の外側面側に露出してはい
ても、肘掛(11)から大きく突出してはいない。従っ
て、これらの乗物用座席(10)の間に形成されている通
路を通る人に対して、録音テープ再生機(20)が邪魔に
なったり、あるいは通過する人によって録音テープ再生
機(20)が破損されるようなこともない。このことは、
録音テープ再生機(20)のための各種接続コード(14)
が肘掛(11)内に通されていることによっても助長され
ている。
次に、この乗物用座席(10)に取付けられている録音テ
ープ再生機(20)を使用する人は、肘掛(11)の開口か
ら露出している録音テープ再生機(20)の開閉蓋(21)
を開けて、録音テープの挿入または交換を行なうのであ
る。この場合、録音テープ再生機(20)が収納されてい
る収納ボックス(12)の上部は手指挿入部(12b)とし
てあるから、この手指挿入部(12b)内に使用者は指を
入れて開閉蓋(21)の開閉を行なうのであり、その操作
は手指挿入部(12b)の存在によって非常に楽に行なえ
るのである。勿論、このとき、録音テープ再生機(20)
は収納ボックス(12)側に固定してあるから、使用者の
開閉操作によって、録音テープ再生機(20)が位置ズレ
したり外れたりしない。
以上のように開閉蓋(21)を録音テープ再生機(20)に
セットした後には、使用者は肘掛(11)の前端上部に設
けた操作ボックス(13)の各スイッチ(13a)、あるい
は録音テープ再生機(20)用の図示しない手元スイッチ
の操作をして録音テープ再生機(20)を作動させるとと
もに、この操作ボックス(13)にイヤホーンを接続して
録音テープ再生機(20)にて再生される音楽等を聞くの
である。
そして、この乗物用座席(10)においては、その肘掛
(11)の厚みを有効に利用して、この肘掛(11)に録音
テープ再生機(20)や操作ボックス(13)を取付けると
ともに、この肘掛(11)内に録音テープ再生機(20)と
操作ボックス(13)とを接続する接続コード(14)を収
納したから、全体として非常にコンパクトになっている
だけでなく、そのことと従来使用されている型式の肘掛
(11)をそのまま利用できることから、当該乗物用座席
(10)の構成が非常に簡単になっているのである。
(実施例) 次に、本考案を図面に示した実施例に従って詳細に説明
する。第1図及び第2図には、本考案に係る乗物用座席
(10)が示してあり、この乗物用座席(10)において
は、これを構成している一つの肘掛(11)に対して収納
ボックス(12)を利用して録音テープ再生機(20)が取
付けてある。なお、肘掛(11)の上面には、使用者が使
用するための肘乗せ(11b)が形成してある。
肘掛(11)の外側面には、第3図に示すように、凹所
(11a)が形成してあり、この凹所(11a)内に収納ボッ
クス(12)が収納・固定してある。この収納ボックス
(12)は、第5図〜第8図に示すように、これを肘掛
(11)の凹所(11a)内に収納して固定したとき、その
外側が開口する概略箱状のものであり、その側部には、
複数のコード挿穴(12a)が形成してある。また、この
収納ボックス(12)内には、これに録音テープ再生機
(20)を収納したとき、その上部に手指挿入部(12b)
が形成される程度の大きさのものである。この収納ボッ
クス(12)の手指挿入部(12b)は、第5図〜第7図に
示したように、収納ボックス(12)の内壁の一部を少し
大きく肘掛(11)側に膨出させることにより形成したも
ので、収納ボックス(12)内の録音テープ再生機(20)
に対して録音テープの出入れを行ない易くするととも
に、録音テープ再生機(20)の開閉蓋(21)の開閉をす
る際の指の動きを円滑にするものである。
また、乗物用座席(10)を構成している肘掛(11)の前
端上部には、肘掛(11)の上面に取り付けた肘乗せ(11
b)に隣接する状態で操作ボックス(13)が設けてあ
る。この操作ボックス(13)は、録音テープ再生機(2
0)の操作、あるいは他の音源リースへのチャンネル切
換え操作を行なうための各種スイッチ(13a)やイヤホ
ンジャック等を有しているものであり、本実施例におい
ては、一つのスイッチ(13a)によって録音テープ再生
機(20)用にチャンネル切換えを行なうとともに、図示
しない手元スイッチによって録音テープ再生機(30)を
操作するようにしている。勿論、この操作ボックス(1
3)と録音テープ再生機(20)とは、収納ボックス(1
2)のコード挿穴(12a)を通した接続コード(14)によ
って接続してある。
また、録音テープ再生機(20)は一般に市販されている
小型のもので、第4図の仮想線によって示すように、そ
の開閉蓋(21)を開閉することによって録音テープの挿
入・交換を行なえるようにしたものであり、図示しない
手元スイッチによってその操作を行えるようにしたもの
である。なお、本実施例においては、この録音テープ再
生機(20)に対して第6図に示したような電源コードを
接続するようにしている。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案においては、上記実施例にて
例示した如く、 「乗物用座席(10)を構成する肘掛(11)の外側面に形
成した凹所(11a)と、この凹所(11a)内に収納・固定
されて肘掛(11)の側方に開口するとともに、手指挿入
部(12b)を有する収納ボックス(12)と、この収納ボ
ックス(12)内に取り付けられてその開閉蓋(21)が肘
掛(11)の側方に開放される録音テープ再生機(20)
と、この録音テープ再生機(20)によって再生された音
を聴くためのイヤホーンを接続すべく肘掛(11)の前端
部に設けた操作ボックス(13)と、この操作ボックス
(13)と録音テープ再生機(20)とを接続する接続コー
ド(14)とを備えたこと」 にその特徴があり、これにより、録音テープ再生機を効
率よく取り付けられることは勿論のこと、その操作を自
然の状態で行なうことができ、しかも録音テープの交換
を容易に行なうことのできる乗物用座席を簡単な構造に
よって提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る乗物用座席の側面図、第2図は同
正面図、第3図は乗物用座席の肘掛の拡大側面図、第4
図は乗物用座席に取付けた録音テープ再生機の斜視図、
第5図は録音テープ再生機を収納するための収納ボック
スの正面図、第6図は同左側面図、第7図は同右側面
図、第8図は同平面図である。 符号の説明 10……乗物用座席、11……肘掛、11a……凹所、12……
収納ボックス、12a……コード挿穴、12b……手指挿入
部、13……操作ボックス、14……接続コード、20……録
音テープ再生機、21……開閉蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 沼口 敬史 岐阜県各務原市蘇原興亜町4―1 天龍工 業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−68892(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗物用座席を構成する肘掛の外側面に形成
    した凹所と、この凹所内に収納・固定されて前記肘掛の
    側方に開口するとともに、手指挿入部を有する収納ボッ
    クスと、この収納ボックス内に取り付けられてその開閉
    蓋が前記肘掛の側方に開放される録音テープ再生機と、
    この録音テープ再生機によって再生された音を聴くため
    のイヤホーンを接続すべく前記肘掛の前端部に設けた操
    作ボックスと、この操作ボックスと前記録音テープ再生
    機とを接続する接続コードとを備えたことを特徴とする
    乗物用座席。
JP1989124299U 1989-10-24 1989-10-24 録音テープ再生機を備えた乗物用座席 Expired - Lifetime JPH0751002Y2 (ja)

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JPH0364057U JPH0364057U (ja) 1991-06-21
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WO2009157117A1 (ja) * 2008-06-27 2009-12-30 株式会社アイ信 体感アクチュエータ用の事務用椅子
JP2019208694A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 小田急電鉄株式会社 椅子及び椅子ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596059Y2 (ja) * 1978-11-06 1984-02-24 ボデイソニツク株式会社 音響システム

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