JPH11232864A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH11232864A
JPH11232864A JP2753098A JP2753098A JPH11232864A JP H11232864 A JPH11232864 A JP H11232864A JP 2753098 A JP2753098 A JP 2753098A JP 2753098 A JP2753098 A JP 2753098A JP H11232864 A JPH11232864 A JP H11232864A
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JP
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microphone
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JP2753098A
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Inventor
Hideaki Kurosawa
秀明 黒沢
Hisaya Narita
久弥 成田
Akinari Mori
晶成 毛利
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体形状があたかもマイクロホン装置である
がごとく強調された、そしてできるだけ小型に構成され
た記録再生装置を得ること。 【解決手段】 本発明の実施形態の磁気テープレコーダ
1は、前方にマイクロホンMa、Mbが収納されたマイ
クロホン収納部3を突出させた状態で配設し、そのマイ
クロホン収納部の後方に、前記マイクロホンで収音した
オーディオ信号をカセットテープTに記録し、或いは記
録再生する記録再生部4が配設された一体構造で構成さ
れており、そして前記記録再生部の一方の側面にはカセ
ットテープT用ホルダー410が、他方の側面には電池
収納部430が膨出部431を形成した状態で配設され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロホンを内
蔵した記録再生装置、例えば、磁気テープレコーダに関
し、特にその構成部分の配置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術のマイクロホンが内蔵された磁
気テープレコーダ、特に小型の磁気テープレコーダは、
ほぼ直方体に形成されたキャビネットで構成され、その
キャビネットの内部の大半のスペース部分にカセットテ
ープの収納部とそのカセットテープを駆動する駆動部及
びそのカセットテープにオーディオ信号を記録し、また
はこれより再生する記録再生部が配設され、前記キャビ
ネットの外壁の一隅には独立したマイクロホンが取り付
けられているマイクロホン収納部を配設し、そして他の
一隅にスペースが取り付けられているスピーカ収納部が
配設されている形式のものが殆どであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
構成の磁気テープレコーダを用いてオーディオ信号を記
録する場合には、マイクロホン収納部を話者の方に向け
て卓上に置かなければならず、マイクロホン収納部の配
設位置によっては不安定な姿勢で置かなければならない
という問題がある。また、前記のような構成の磁気テー
プレコーダは、収録者が磁気テープレコーダを手に持っ
て、そのマイクロホン収納部を話者及び収録者の口許に
近づけて両者の会話を収録することはできるが、そのマ
イクロホン収納部が一般的な小型円筒状のマイクロホン
の形状とは異なり、前記のように磁気テープレコーダそ
のものが直方体のキャビネットで構成されているため、
比較的広い面積の直方体の一面が話者の顔に対面するこ
とになり、話者に威圧感などの不快感を与え、良好な状
態で情報を収録し難いという問題がある。
【0004】本発明は、このような課題を解決しようと
するものであって、全体形状があたかもマイクロホン装
置であるがごとく強調された、そしてできるだけ小型に
構成された記録再生装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の第1の
発明の記録再生装置は、前方にマイクロホンが収納され
たマイクロホン収納部を突出させた状態で配設し、その
マイクロホン収納部の後方に、前記マイクロホンで収音
した音声信号を記録媒体に記録し、或いは記録再生する
記録再生部を配設した一体構造で構成して、前記課題を
解決している。また、本発明の第2の発明の記録再生装
置は、前方にマイクロホンが収納されたマイクロホン収
納部を突出させた状態で配設し、そのマイクロホン収納
部の後方に、前記マイクロホンで収音した音声信号を記
録媒体に記録再生する記録再生部を配設した一体構造で
構成し、そして、前記マイクロホン収納部に収納されて
いるマイクロホンの後方にスピーカが配設して、前記前
記課題を解決している。更にまた、本発明の第3の発明
の記録再生装置は、前方にマイクロホンが収納されたマ
イクロホン収納部を突出させた状態で配設し、そのマイ
クロホン収納部の後方に、前記マイクロホンで収音した
音声信号を記録媒体に記録し、或いは記録再生する記録
再生部を配設した一体構造で構成し、そして前記記録再
生部の一方の側面には前記記録媒体装着部を、他方の側
面には電池収納部を配設して、前記前記課題を解決して
いる。更にまた、本発明の第4の発明の記録再生装置
は、前記第3の発明の記録再生装置における電池収納部
の一部分を前記記録再生装置の側方に膨出するように構
成したことを特徴とする。更にまた、本発明の第5の発
明の記録再生装置は、前記第1乃至第3の発明の記録再
生装置における前記マイクロホン、前記記録媒体を作動
させる操作部を前記記録再生装置の上方に配設したこと
を特徴とする。更にまた、本発明の第6の発明の記録再
生装置は、前記第1乃至第5の発明の記録再生装置にお
ける前記記録媒体が磁気テープであることを特徴とす
る。更にまた、本発明の第7の発明の記録再生装置は、
前記第1乃至第5の発明の記録再生装置における前記記
録媒体が磁気ディスクであることを特徴とする。更にま
た、本発明の第8の発明の記録再生装置は、前記第1乃
至第5の発明の記録再生装置における前記記録媒体が光
磁気ディスクであることを特徴とする。更にまた、本発
明の第9の発明の記録再生装置は、前記第1乃至第5の
発明の記録再生装置における前記記録媒体が光ディスク
であることを特徴とする。更にまた、本発明の第10の
発明の記録再生装置は、前記第1乃至第5の発明の記録
再生装置における前記記録媒体が半導体集積回路メモリ
であることを特徴とする。
【0006】従って、前記第1の発明によれば、収録者
が記録再生部を保持すれば、話者にあたかも単独のマイ
クロホン装置のような印象のみをを与えて、威圧感など
の不快感を与えることがない。また、前記第2の発明に
よれば、マイクロホン収納部にスピーカを配設したこと
により、記録再生装置全体をより一層小型化することが
できる。更にまた、前記第3の発明によれば、記録媒体
装着部と電池収納部とを並行に配設したことにより、記
録再生装置全体をより一層コンパクトに構成することが
できる。更にまた、前記第4の発明によれば、電池収納
部の一部分を記録再生装置の側方に膨出するように構成
したことにより、記録再生装置を片手でもより一層保持
し易くなる。更にまた、前記第5の発明によれば、操作
部を記録再生装置の上方に配設したことことにより、記
録再生装置を片手で保持して操作する場合にも特に操作
し易くなる。更にまた、前記第6乃至第9の発明によれ
ば、本発明の記録再生装置を磁気テープ装置、磁気ディ
スク装置、光磁気ディスク装置、光ディスク装置、半導
体集積回路メモリ装置に適用して好適であることであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら本発明の
実施形態の記録再生装置を説明する。なお、以下の説明
においては、前記記録再生装置の一例として小型カセッ
トテープ用の磁気テープレコーダを採り上げ、これに本
発明を適用して説明する。また、本明細書において用い
る用語の「記録再生」とは、記録媒体に入力信号を記録
し、そしてその記録した入力信号を再生する記録再生の
両機能を意味するだけでなく、記録媒体に入力信号を記
録する記録機能のみの場合も含むものであることを断っ
ておく。
【0008】先ず、図1乃至図7を参照しながら、本発
明の実施形態の磁気テープレコーダの構成及びその構造
を説明する。図1において、符号1は本発明の実施形態
の磁気テープレコーダを指す。この磁気テープレコーダ
1は一体的に組み立てられた組立構造のキャビネット2
で構成されていて、外観的には、そのキャビネット2の
比較的小口径の円筒で形成されている前方部分をマイク
ロホンを収納するマイクロホン収納部3とし、このマイ
クロホン収納部3の後方部全体が丸みを帯びた、どちら
かと言えば箱型形状で形成されているキャビネット2の
部分を、前記マイクロホンで収音した音声信号を記録媒
体に記録し、再生する記録再生部4として構成されてい
る。言い換えれば、この磁気テープレコーダ1はマイク
ロホン収納部3が記録再生部4から前方に突出した構造
となっており、この構造が本発明の一大特徴である。
【0009】前記マイクロホン収納部3の正面部分には
金網構造のフード301が被せられており(図1、図
2)、その右側面のキャビネット2には内部に収納され
たスピーカからの音を有効に放出できるようにグリル3
02が形成されている(図1、図4〜図6)。このマイ
クロホン収納部3の内部の構造は後記する。
【0010】前記記録再生部4は、正面から見て右側面
部にカセットテープを収納するホルダー410がキャビ
ネット2の表面と同一面を形成するように配設されてい
て、その下端部をヒンジにして開閉できるように取り付
けられている(図1〜図3、図5、図6)。そしてホル
ダー410と前記マイクロホン収納部3との間のキャビ
ネット2部分には、マイク感度切り換えスイッチ420
が、ホルダー410の上後方部には、テープカウンター
421が、ホルダー410の上前方部には電池残量表示
部422が、そして記録再生部4の正面上方部には音量
摘み423が配設されている。なお、カセットテープT
をホルダー410へ装着し、或いはホルダー410から
取り出す場合の操作は後記する。
【0011】また、正面から見て左側面部の前記記録再
生部4には、その内部に収納されている記録再生回路な
どに電力を供給するための電池Baが収納される電池収
納部430が記録再生部4からマイクロホン収納部3の
一部分にかけて、その一部膨出した状態で、しかしキャ
ビネット2の表面と同一カーブの面を形成するように配
設されていている(図2、図3、図5及び図7)。そし
てこの電池収納部430の上方のマイクロホン収納部3
側にはVOR(ボイス・オペレイティッド・レコーディ
ング)オンオフスイッチ5とFAST PB (早送り再生)ス
イッチ6とが配設されている。
【0012】更にまた、前記記録再生部4の上面部分に
は、記録再生部4の内部に収納されている記録再生回路
部、制御回路、記録媒体駆動機構を制御するための複数
個の押しボタンからなる操作部440が配設されている
(図1、図4、図6、図7)。そして、この上面部後方
のコーナーには、先端部に板状スタンド71が結び付け
られているハンドストラップ7が取り付けられている。
【0013】更にまた、前記記録再生部4の背面部分に
は、記録再生部4の内部に収納されている記録再生回路
部、制御回路、記録媒体駆動機構に接続されたテープス
ピード切り換えスイッチ451、外部イヤホンを接続す
るためのイヤホンジャック452、外部電源を接続する
ためのDC IN ジャック453が配設されている。そして
前記記録再生部4の底面部分には、折り畳み構造の2脚
スタンド460が取り付けられていて、図5は折り畳ま
れた状態を示している。
【0014】前記操作部440は、例えば、記録釦44
1、再生釦442、停止釦443、一時停止釦444、
早送り・巻戻し釦445、そしてキューマーカ釦446
とから構成されており、これらは2列に配列されてい
て、その右側(ホルダー410側)の1列には、前方
(マイクロホン収納部3側)から記録釦441、再生釦
442、停止釦443が、その左側(電池収納部430
側)の一列には、前方から一時停止釦444、早送り・
巻戻し釦445が、そして両列の先端部に、両列にまた
がってキューマーカ釦446が配設されている(図1、
図4、図6、図7)。
【0015】次に、図8乃至図10を参照しながら、前
記マイクロホン収納部3の構造を説明する。前記ほぼ円
筒状のマイクロホン収納部3には、ほぼ円筒状の開口全
面に被せられているフード301の背後に、縦方向に並
列に2個のマイクロホンMa、Mbが配設、固定されて
いる。これらのマイクロホンMa、Mbの内の一つは全
指向性マイクロホンで、他の一つは単一指向性マイクロ
ホンで構成されている。集音部周辺部の雰囲気を集音し
たい場合には全指向性マイクロホンを主として使用し、
講義録音、取材などの特定の話者の声を録音する場合に
は単一指向性マイクロホンを使用し、これらはマイク感
度切り換えスイッチ420によりそれぞれの感度を切り
換えて使用できるように接続されている。
【0016】また、マイクロホンMa、Mbの背後の、
そして前記グリル302の背後のスペースに、グリル3
02に向かって放音部が斜めに向いた姿勢でスピーカS
pが配設、固定されている。スピーカSpを斜めに配設
した理由は、前記のように電池収納部430が記録再生
部4からマイクロホン収納部3の一部分にかけて形成さ
れており、その電池収納部430に収納された1本の単
3型バッテリーBaを避けるためである。従って、一般
に、スピーカ収納部分は比較的広い面積を必要とする
が、本発明のようにマイクロホン収納部3にスピーカS
pを斜めに収納することにより、磁気テープレコーダ1
全体を比較的コンパクトに構成することがでる。特に、
磁気テープレコーダ1をマイクロカセットテープ用に設
計すると、後記するように、前記記録再生部4を片手で
握ることができる程、小さな体積にまとめ上げることが
できる。
【0017】次に、図11乃至図15を参照しながら、
前記記録再生部4、ホルダー410及び電池収納部43
0の構成及びこれらの配置関係について説明する。記録
再生部4は、電子回路基板P、駆動機構Mから構成され
ている。電子回路基板Pはキャビネット2のほぼ中央部
に底面に対して垂直に配設、固定されている。この電子
回路基板Pの前記ホルダー410側にはカセットテープ
Tを駆動する駆動機構Mが電子回路基板Pにほぼ並行に
配設、固定されている。カセットテープTはこの駆動機
構Mの前記ホルダー410側から装着され、電子回路基
板Pに組み込まれている制御回路、記録再生回路などの
下に、この駆動機構Mにより駆動制御される。
【0018】前記ホルダー410は、図12において、
前記駆動機構Mの右側に配設されていて、図13に示し
たように、ホルダー410の下端縁がキャビネット2の
開口縁にヒンジなどで連結されており、停止釦443を
深く押圧することにより、ホルダー410の上方が矢印
Raの方向に開くような機構でキャビネット2に取り付
けられている。
【0019】前記電池収納部430は、例えば、単3型
電池Baが2本直列に、磁気テープレコーダ1の長手方
向に収納できるスペースで構成されており、図12にお
いて、前記電子回路基板Pの左側に膨出部431を形成
して設けられている。そして、その膨出部431の一部
は、図15に示したように、前記電池収納スペースに沿
った蓋432で形成されていて、電池収納部430への
蓋432の装着は、その蓋432を前記電池収納スペー
スに沿って摺動して差し込むことにより行われ、蓋43
2の取り外しは、この逆の動作で行うことができる。
【0020】本発明の実施形態の磁気テープレコーダ1
は、以上説明したような構造で構成されている。次に、
この磁気テープレコーダ1の取扱いについて説明する。
先ず、図15に示したように、電池収納部430の蓋4
32を摺動しながら引き抜き、電池収納部430に2本
の電池Baを所定の極性で装着し、その後、蓋432を
摺動させながら閉じる。次に、図13に示したように、
停止釦443を深く押圧して、ホルダー410を矢印R
aの方向に開く。そして次に、図14に示したように、
カセットテープTをホルダー410の内部に装着し、そ
の後、ホルダー410の上部を矢印Rbの方向に手指で
押圧して閉じる。この状態でこの磁気テープレコーダ1
は録音ができる状態になる。
【0021】講演会などでの話者の話を録音する場合に
は、マイクロホン収納部3のフード301部を話者の方
向に向け、操作部440を上にして机上に載置し、必要
に応じてマイク感度切り換えスイッチ420を切り換
え、マイクロホンMa、Mbの内、単一指向性のマイク
ロホンが有効に作動する状態にして、記録釦441を押
圧すれば、記録再生部4が作動し、カセットテープTを
駆動して録音が開始される。この磁気テープレコーダ1
を机上に載置する場合に、マイクロホン収納部3が話者
の方向に出来るだけ正確に向き合うようにするために、
図1に示した板状スタンド71を記録再生部4の底面に
履かせて仰角を持たせるか、更に、仰角を持たせたい場
合には、図5に示したスタンド460を引き出してマイ
クロホン収納部3を起こせばよい。
【0022】磁気テープレコーダ1がマイクロカセット
テープ(例えば、ソニー株式会社製のMC−30、60
など)や切手サイズの超小型カセットテープ(例えば、
ソニー株式会社製のNT−2)用に設計されておれば、
その磁気テープレコーダ1を極めて小型に構成すること
ができる。従って、図16に示したように、そのような
小型の磁気テープレコーダ1を用いてインタビューする
場合は、その磁気テープレコーダ1を片手に持ってマイ
クロホン収納部3を話者の口許に向けることができる。
この場合、右手の掌を電池収納部430側に添え、右手
親指を操作部440に、他の4本の指は記録再生部4の
底部からホルダー410側に添えて持って、マイクロホ
ン収納部3を話者の口許に向ける。しかも、このような
持ち方をした場合、右親指の付け根が電池収納部430
の膨出部431の上部に引っ掛かる感じで当たり、磁気
テープレコーダ1の記録再生部4をしっかりと把持する
ことができる。
【0023】収録者がこのよな持ち方をすると、収録者
は親指のみで操作部440の各種釦を操作でき、しかも
磁気テープレコーダ1の記録再生部4を殆ど全て掌内に
納めることができ、手から露出している部分は殆どマイ
クロホン収納部3だけとなって、話者から見た場合は、
あたかも単独のマイクロホンのみを向けられたように感
じ取られ、違和感無く、気安くインタビューに応じるこ
とができる。
【0024】インタビュー中、話の要点などをメモにと
りたい場合には、開いている左手で筆記することができ
る。ただし、前記のように電池収納部430が正面から
見て磁気テープレコーダ1の左側に形成されていて、収
録者が左利きの場合である。もし、収録者が前記磁気テ
ープレコーダ1をインタビュー用に、しかもメモを取り
ながら使用するであろうということに重点を置いて設計
されるならば、前記のような形態の左利き用磁気テープ
レコーダ1のみならず、電池収納部430が正面から見
て記録再生部4の左側に形成されているような磁気テー
プレコーダ1を用意しておけばよい。このような磁気テ
ープレコーダ1があれば、右利きの収録者でも、左手の
掌に記録再生部4を納めて把持して、右手でメモをとる
ことができる。
【0025】以上記した実施形態では、記録再生装置の
一例として磁気テープレコーダを採り上げて説明した
が、本発明はカセットテープにオーディオ信号を記録す
る磁気テープレコーダのみに限定されるものではなく、
記録媒体として磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディ
スク、半導体集積回路メモリを利用した各種装置にも適
用できることを付言しておく。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の実施形態の記録再生装置によれば、以下に記すような
数々の優れた効果が得られる。即ち、 1.記録再生部の本体からマイクロホン収納部を突出さ
せて形成した構成を採ったことにより、話者にあたかも
単独のマイクロホン装置のような印象のみをを与えて、
威圧感などの不快感を与えることがない 2.マイクロホン収納部にスピーカを収納したことによ
り、記録再生装置全体をより一層小型化することができ
る 3.記録再生部と電池収納部とを並行に配設したことに
より、記録再生装置全体を更に一層コンパクトに構成す
ることができる 4.電池収納部の一部分を記録再生装置の側方に膨出す
るように構成したことにより、記録再生装置を片手でも
より一層保持し易くなる 5.操作部を記録再生装置の上方に配設したことことに
より、記録再生装置を片手で保持して操作する場合にも
特に操作し易くなる などである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の正面斜め右上側から見た
斜視図である。
【図2】 図1に示した磁気テープレコーダの正面図で
ある。
【図3】 図1に示した磁気テープレコーダの背面図で
ある。
【図4】 図1に示した磁気テープレコーダの上面図で
ある。
【図5】 図1に示した磁気テープレコーダの底面図で
ある。
【図6】 図1に示した磁気テープレコーダの正面から
右側から見た側面図である。
【図7】 図1に示した磁気テープレコーダの正面から
左側から見た側面図である。
【図8】 マイクロホン収納部にマイクロホンが配設さ
れている状態を示す図1に示した磁気テープレコーダの
正面図である。
【図9】 マイクロホン収納部にマイクロホンとスピー
カとが配設されている状態を示す図1に示した磁気テー
プレコーダの正面から右側から見た一部側面図である。
【図10】 マイクロホン収納部にマイクロホンとスピ
ーカとが配設されている状態を示す図1に示した磁気テ
ープレコーダの一部底面図である。
【図11】 図4に示した状態の磁気テープレコーダの
内部配置構成を示す一部断面図である。
【図12】 図1に示した状態の磁気テープレコーダの
内部配置構成を示す一部断面図である。
【図13】 カセットテープホルダーを開く動作を説明
するための磁気テープレコーダのホルダー側から見た斜
視図である。
【図14】 カセットテープホルダーにカセットテープ
を装着し、閉じる動作を説明するための磁気テープレコ
ーダのホルダー側から見た斜視図である。
【図15】 電池収納部に電池を装着する場合の操作を
説明するための底面及び電池収納部側から見た斜視図で
ある。
【図16】 本発明の実施形態の磁気テープレコーダの
使用方法を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1A…本発明の実施形態の記録再生装置(磁気テープレ
コーダ)、2…キャビネット、3…マイクロホン収納
部、4…記録再生部、301…フード、302…グリ
ル、410…ホルダー、430…電池収納部、431…
膨出部、432…蓋、440…操作部、P…電子回路基
板、M…駆動機構、Ma,Mb…マイクロホン、Sp…
スピーカ、T…カセットテープ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方にマイクロホンが収納されたマイク
    ロホン収納部を突出させた状態で配設し、該マイクロホ
    ン収納部の後方に、前記マイクロホンで収音した音声信
    号を記録媒体に記録し、或いは記録再生する記録再生部
    が配設されて一体構造で構成されていることを特徴とす
    る記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前方にマイクロホンが収納されたマイク
    ロホン収納部を突出させた状態で配設し、該マイクロホ
    ン収納部の後方に、前記マイクロホンで収音した音声信
    号を記録媒体に記録再生する記録再生部が配設されて一
    体構造で構成されており、前記マイクロホン収納部に収
    納されているマイクロホンの後方にスピーカが配設され
    ていることを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前方にマイクロホンが収納されたマイク
    ロホン収納部を突出させた状態で配設し、該マイクロホ
    ン収納部の後方に、前記マイクロホンで収音した音声信
    号を記録媒体に記録し、或いは記録再生する記録再生部
    が配設された一体構造で構成されており、そして前記記
    録再生部の一方の側面には前記記録媒体装着部が、他方
    の側面には電池収納部が配設されていることを特徴とす
    る記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記電池収納部は一部分が前記記録再生
    装置の側方に膨出していることを特徴とする請求項3に
    記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記マイクロホン、前記記録媒体を作動
    させる操作部が前記記録再生装置の上方に配設されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3に記載の記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体が磁気テープであることを
    特徴とする請求項1乃至5に記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体が磁気ディスクであること
    を特徴とする請求項1乃至5に記載の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体が光磁気ディスクであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5に記載の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体が光ディスクであることを
    特徴とする請求項1乃至5に記載の記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記記録媒体が半導体集積回路メモリ
    であることを特徴とする請求項1乃至5に記載の記録再
    生装置。
JP2753098A 1998-02-09 1998-02-09 記録再生装置 Pending JPH11232864A (ja)

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JP (1) JPH11232864A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6423309B1 (en) 2000-11-24 2002-07-23 Toyo Shinyaku Co., Ltd. Composition containing grass plant, water-soluble dietary fibers, oligosaccharides, lactic acid bacteria and green tea

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6423309B1 (en) 2000-11-24 2002-07-23 Toyo Shinyaku Co., Ltd. Composition containing grass plant, water-soluble dietary fibers, oligosaccharides, lactic acid bacteria and green tea

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