JPH11232859A - スタンド装置及びこれを備えた機器 - Google Patents

スタンド装置及びこれを備えた機器

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JPH11232859A
JPH11232859A JP2963398A JP2963398A JPH11232859A JP H11232859 A JPH11232859 A JP H11232859A JP 2963398 A JP2963398 A JP 2963398A JP 2963398 A JP2963398 A JP 2963398A JP H11232859 A JPH11232859 A JP H11232859A
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stand
leg
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flip
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JP2963398A
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Hisaya Narita
久弥 成田
Hideaki Kurosawa
秀明 黒沢
Akinari Mori
晶成 毛利
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内蔵マイクロホンを所定の仰角で音源に向け
ることができる磁気テープレコーダを得ること。 【解決手段】 本発明の実施形態の磁気テープレコーダ
1は、前方にマイクロホン収納部3を突出させた状態で
配設され、このマイクロホン収納部の後方に、記録再生
部4が配設された一体構造で構成されており、そして前
記記録再生部4の上部に操作部440が配設され、記録
再生部4の下部前方部分にはね上げ形式のスタンド46
01とスタンド脚はね上げ装置4631とから構成され
たスタンド装置460が装着されて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンド装置、特
に機器に収納可能で、かつ簡単に装着可能なスタンド装
置及びそのようなスタンド装置を備えた機器、例えば、
小型の磁気テープレコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず初めに、以下の本明細書では、機器
の一例として小型カセットテープ用の磁気テープレコー
ダを採り上げて説明し、これに本発明のスタンド装置及
びこれを備えた機器を適用した場合を説明する。また、
本明細書において用いる用語の「記録再生」とは、記録
媒体に入力信号を記録し、そしてその記録した入力信号
を再生する記録再生の両機能を意味するだけでなく、記
録媒体に入力信号を記録する記録機能のみの場合も含む
ものであることを断っておく。
【0003】従来技術のマイクロホンが内蔵された磁気
テープレコーダ、特に小型の磁気テープレコーダは、ほ
ぼ直方体に形成されたキャビネットで構成され、そのキ
ャビネットの内部の大半のスペース部分にカセットテー
プの収納部とそのカセットテープを駆動する駆動部及び
そのカセットテープに入力信号を記録し、またはこれよ
り再生する記録再生部が配設され、前記キャビネットの
外壁の一隅には独立したマイクロホンが取り付けられて
いるマイクロホン収納部が、そして他の一隅のスペース
にスピーカが取り付けられているスピーカ収納部が配設
されており、そして前記カセットテープに入力信号を記
録し、或いは再生するための操作部が前記キャビネット
の一端面に配設されている形式のものが殆どであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁気テープレ
コーダの全体的な構造の観点から見ると、前記のような
構成の磁気テープレコーダを用いて入力信号を記録する
場合には、マイクロホン収納部を話者の方に向けて卓上
に置かなければならず、場合によっては、磁気テープレ
コーダの下に本や鉛筆などの枕をかまして、その磁気テ
ープレコーダの仰角を調節し、その状態で操作しなけれ
ばならず、また、マイクロホン収納部の配設位置によっ
ても安定性に欠け、不安定な姿勢で置かなければなら
ず、かつその姿勢の調節が厄介であるという課題があ
る。
【0005】また、前記のような構成の磁気テープレコ
ーダは、収録者が磁気テープレコーダを手に持って、そ
のマイクロホン収納部を話者及び収録者の口許に近づけ
て両者の会話を収録することはできるが、そのマイクロ
ホン収納部が一般的な小型円筒状のマイクロホンの形状
とは異なり、前記のように磁気テープレコーダそのもの
が直方体のキャビネットで構成されているため、比較的
広い面積の直方体の一面が話者の顔に対面することにな
り、話者に威圧感などの不快感を与え、良好な状態で情
報を収録し難いという問題がある。
【0006】本発明は、このような課題を解決しようと
するものであって、用途に応じて機器の使用時に姿勢を
変えられるスタンド装置及びこれを備えた、特に全体形
状があたかもマイクロホン装置であるがごとく強調され
た、そして出来るだけ小型に構成された磁気テープレコ
ーダなどの機器を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の第1の
発明であるスタンド装置は、棒状の脚の基端部が所定の
角度で折り曲げられてほぼJ字状或いはL字状に形成さ
れた一対の同一寸法のスタンド脚と、先端部に所定の間
隔を開けて前記先端部の両側端面部に斜めに形成され、
前記一対のスタンド脚の基端部をそれぞれ回動自在に支
持する軸受け部と前記スタンド脚の基端部の回動角度範
囲を規制するストッパーとが形成された脚ホルダーとか
ら構成されている。また、本発明の第2の発明であるス
タンド装置は、前記第1の発明のスタンド装置におい
て、前記脚ホルダーの中央部の前記一対のスタンド脚が
開脚される側とは反対側に係合手段が形成されているこ
とを特徴とする。更にまた、本発明の第3の発明である
スタンド装置は、前記第3の発明のスタンド装置におい
て、前記スタンド脚の基端部の折り曲げ角度が前記スタ
ンド脚の先端部に対してほぼ120度の角度でほぼJ字
状或いはL字状に形成されたことを特徴とする。更にま
た、本発明の第4の発明であるスタンド装置は、前記第
1乃至第3の発明のスタンド装置において、前記一対の
軸受け部には、奥まった部分が前記脚本体の外径よりや
や小口径の軸受け口を備えた軸受け孔が形成されてお
り、前記一対のスタンド脚の基端部の先端部近傍に前記
軸受け口の口径と同等か若干小さい径の細溝が形成され
ていて、前記一対のスタンド脚の基端部を前記各軸受け
孔に押し込むことにより、前記各スタンド脚の基端部の
先端部が前記各軸受け口を押し広げ、前記各軸受け口が
前記一対のスタンド脚の細溝に嵌まり込んで抜け止めさ
れていることを特徴とする。更にまた、本発明の第5の
発明であるスタンド脚はね上げ装置は、一端に所定の間
隔を開けてスタンド脚の先端部をはね上げるためのはね
上げ片が、他端に戻しバネとはね上げ摘みとが重ねて形
成されており、そして両者の中間部に回動軸受け部が形
成されていることを特徴とする。更にまた、本発明の第
6の発明であるスタンド脚はね上げ装置は、前記第5の
発明のスタンド脚はね上げ装置において、前記回動軸受
け部がパッチン止め構造で形成されていることを特徴と
する。更にまた、本発明の第7の発明であるスタンド装
置は、棒状の脚の基端部が所定の角度で折り曲げられて
ほぼJ字状或いはL字状に形成された一対の同一寸法の
スタンド脚と、先端部に所定の間隔を開けて前記先端部
の両側端面部に斜めに形成され、前記一対のスタンド脚
の基端部をそれぞれ回動自在に支持する軸受け部と前記
スタンド脚の基端部の回動角度範囲を規制するストッパ
ーとが形成され、そして前記軸受け部の近傍で前記一対
のスタンド脚が開脚される側とは反対側に係合手段が形
成されている脚ホルダーと、一端に所定の間隔を開けて
スタンド脚の先端部をはね上げるためのはね上げ片が、
他端に戻しバネとはね上げ摘みとが重ねて形成されてお
り、そして両者の中間部に回動軸受け部が形成されてい
るスタンド脚はね上げ装置とから構成され、前記一対の
スタンド脚の先端部を前記はね上げ片に載置した状態で
組み合わせられていることを特徴とする。更にまた、本
発明の第8の発明であるスタンド装置を備えた機器は、
はね上げ形式のスタンド装置がキャビネットの下面中央
部より前方の位置に収納されていることを特徴とする。
更にまた、本発明の第9の発明であるスタンド装置を備
えた機器は、はね上げ形式のスタンド装置がキャビネッ
トの下面中央部より前方の位置に着脱自在に装着されて
いることを特徴とする。更にまた、本発明の第10の発
明であるスタンド装置を備えた機器は、キャビネットの
下面に形成されていて、そのキャビネットの先端部を最
低仰角で起こせる第1スタンドと、前記キャビネットの
下面にかまして、前記キャビネットの先端部を中間仰角
で起こせる第2スタンドと、前記キャビネットの下面に
装着されていて、前記キャビネットの先端部を最大仰角
で起こせる第3スタンドとを備えていることを特徴とす
る。更にまた、本発明の第11の発明であるスタンド装
置を備えた機器は、前記第8乃至第10の発明のスタン
ド装置を備えた機器が記録再生装置であることを特徴と
する。更にまた、本発明の第12の発明であるスタンド
装置を備えた機器は、前記第8乃至第10の発明のスタ
ンド装置を備えた機器が映像プロジェクタ装置であるこ
とを特徴とする。更にまた、本発明の第13の発明であ
るスタンド装置を備えた記録再生装置は、キャビネット
の前方部分に突出した状態でマイクロホン収納部が、そ
のマイクロホン収納部の後方に、マイクロホンで収音し
たオーディオ信号を記録媒体に記録する記録部が、そし
てその記録部の上部に操作部が配設され、前記記録部の
下部前方部分にはね上げ形式のスタンド装置が装着され
ていることを特徴とする。
【0008】従って、前記第1の発明のスタンド装置
は、両スタンド脚の基端部を所定の角度で折り曲げら
れ、斜めに形成されている軸受け部に両基端部を装着す
ることにより、ストッパーで規制される回動角度まで両
スタンド脚を回動させた場合に、それら両スタンド脚の
先端部を所定の間隔で開脚させることができる。また、
本発明の第2の発明であるスタンド装置は、前記第1の
発明のスタンド装置において、係合手段が形成されてい
ることにより、装着しようとする機器に係合、固定する
ことができる。更にまた、本発明の第3の発明であるス
タンド装置は、前記第3の発明のスタンド装置におい
て、前記脚の基端部を前記スタンド脚の先端部に対して
ほぼ120度の折り曲げ角度で折り曲げたことにより、
収納状態では両スタンド脚の先端部をほぼ平行状態で収
納でき、使用状態では開脚させることができる。更にま
た、本発明の第4の発明であるスタンド装置は、前記第
1乃至第3の発明のスタンド装置において、前記一対の
軸受け部の軸受け孔に各スタンド脚の基端部を差し込む
ことにより、軸受け孔の奥に形成された軸受け口が各基
端部に形成されている細溝に嵌まり込み、他の部品を使
用することなく、各軸受け孔から各スタンド脚が抜け出
すことを防止している。更にまた、本発明の第5の発明
であるスタンド脚はね上げ装置は、4つの機能を一つの
部品に纏めて形成したことにより、取扱い及び機器への
組み込み作業が容易になる。更にまた、本発明の第6の
発明であるスタンド脚はね上げ装置は、前記第5の発明
のスタンド脚はね上げ装置において、前記回動軸受け部
をパッチン止め構造で形成したことにより、このスタン
ド脚はね上げ装置を機器にワンタッチで装着することが
できる。更にまた、本発明の第7の発明であるスタンド
装置は、スタンド脚はね上げ装置のはね上げ摘みを一押
しすることにより、そのはね上げ片でスタンド脚の先端
部をはね上げて、前記スタンド脚の基端部の回動角度が
ストッパーで規制される回動角度まで回動させられ、そ
して所定の間隔を開けて開脚させられ、押圧が無くなれ
ば、戻しバネによりスタンド脚はね上げ装置が元の位置
に自動的に復元させることができる。更にまた、本発明
の第8の発明であるスタンド装置を備えた機器は、はね
上げ形式のスタンド装置がキャビネットの下面中央部よ
り前方の位置に収納されていることから、その使用時に
はね出すことにより、所定の仰角で機器を支えることが
できる。更にまた、本発明の第9の発明であるスタンド
装置を備えた機器は、はね上げ形式のスタンド装置がキ
ャビネットの下面中央部より前方の位置に着脱自在に装
着されていることにより、そのスタンド装置が不良など
になった場合に、良品のスタンド装置と容易に交換する
ことができる。更にまた、本発明の第10の発明である
スタンド装置を備えた機器は、用途に応じて、機器を3
段階の仰角に切り換えて使用することができる。更にま
た、本発明の第11の発明であるスタンド装置を備えた
機器は、前記第8乃至第10の発明のスタンド装置を備
えた機器が記録再生装置である場合に、特に効果的であ
ることを意味している。更にまた、本発明の第12の発
明であるスタンド装置を備えた機器は、前記第8乃至第
10の発明のスタンド装置を備えた機器が映像プロジェ
クタ装置である場合に、特に効果的であることを意味し
ている。更にまた、本発明の第12の発明であるスタン
ド装置を備えた記録再生装置は、はね上げ形式のスタン
ド装置を使用することにより、その小型でコンパクトに
構成された記録再生装置のマイクロホンを音源に向ける
ことができ、良好に操作、記録することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら本発明の
実施形態のスタンド装置及びこれを備えた機器を説明す
る。
【0010】先ず、図1乃至図7を参照しながら、本発
明の実施形態のスタンド装置及びこれを備えた機器の一
つとして磁気テープレコーダを採り上げて、その構成及
び構造を説明する。図1において、符号1は本発明の実
施形態の磁気テープレコーダを指す。この磁気テープレ
コーダ1は一体的に組み立てられた組立構造のキャビネ
ット2で構成されていて、外観的には、そのキャビネッ
ト2の比較的小口径の円筒で形成されている前方部分を
マイクロホンを収納するマイクロホン収納部3とし、こ
のマイクロホン収納部3の後方部にあって、全体が丸み
を帯びた、どちらかと言えば箱型形状で形成されている
キャビネット2の本体部分を、前記マイクロホンで収音
した音声信号を記録媒体に記録し、再生する記録再生部
4として構成されている。言い換えれば、この磁気テー
プレコーダ1はマイクロホン収納部3が記録再生部4か
ら前方に突出した構造となっており、この構造が本発明
の特徴の一つである。
【0011】前記マイクロホン収納部3の正面部分には
金網構造のフード301が被せられており(図1、図
2)、その右側面のキャビネット2には内部に収納され
たスピーカからの音を有効に放出できるようにグリル3
02が形成されている(図1、図4〜図6)。
【0012】前記記録再生部4は、正面から見て右側面
部にカセットテープを収納するホルダー410がキャビ
ネット2の表面と同一面を形成するように配設されてい
て、その下端部をヒンジにして開閉できるように取り付
けられている(図1〜図3、図5、図6)。そしてホル
ダー410と前記マイクロホン収納部3との間のキャビ
ネット2部分には、マイク感度切り換えスイッチ420
が、ホルダー410の上後方部には、テープカウンター
421が、ホルダー410の上前方部には電池残量表示
部422が、そして記録再生部4の正面上方部には音量
摘み423が配設されている。なお、カセットテープT
をホルダー410へ装着し、或いはホルダー410から
取り出す場合の操作は後記する。
【0013】また、正面から見て左側面部の前記記録再
生部4には、その内部に収納されている記録再生回路な
どに電力を供給するための電池Baを収納する電池収納
部430が記録再生部4からマイクロホン収納部3の一
部分に掛けて、その一部分を膨出した状態で、しかしキ
ャビネット2の表面と同一のカーブ面を形成するように
して配設されていている(図2、図3、図5及び図
7)。そしてこの電池収納部430の上方のマイクロホ
ン収納部3側にはVOR(ボイス・オペレーテッド・レ
コーディング)オンオフスイッチ5とFAST PB (早送り
再生)スイッチ6とが配設されている。
【0014】更にまた、前記記録再生部4の上面部分に
は、記録再生部4の内部に収納されている記録再生回路
部、制御回路、記録媒体駆動機構を制御するための複数
個の押し釦からなる操作部440が配設されている(図
1、図4、図6、図7)。そして、この上面部後方のコ
ーナーには、先端部に第2スタンドである板状スタンド
71が結び付けられているハンドストラップ7が取り付
けられている。この板状スタンド71の一側端部には嵌
合爪72が形成されている。この板状スタンド71の使
用方法の説明は後記する。
【0015】更にまた、前記記録再生部4の背面部分に
は、記録再生部4の内部に収納されている記録再生回路
部、制御回路、記録媒体駆動機構に接続されたテープス
ピード切り換えスイッチ451、外部イヤホンを接続す
るためのイヤホンジャック452、外部電源を接続する
ためのDC IN ジャック453が配設されている。そして
前記記録再生部4の底面部分には、マイクロホン収納部
3側に、このマイクロホン収納部3を最低仰角で起こせ
る滑り止め兼用の第1スタンドである隆起部205と、
前記キャビネット2の下面にかまして、前記キャビネッ
トの先端部を中間仰角で起こせる第2スタンドである板
状スタンド71を嵌め込むことができる嵌合穴206
(図5、図24、図25)が設けられている。また、第
3スタンドに当たる本発明の折り畳み構造の2脚スタン
ド装置460が取り付けられている。図5にはスタンド
装置460が折り畳まれた状態で示している。詳細なス
タンド装置460の構造及びその使用方法は後記する。
【0016】前記操作部440は、例えば、記録釦44
1、再生釦442、停止釦443、一時停止釦444、
早送り・巻戻し釦445、そしてキューマーカ釦446
とから構成されており、これらは2列に配列されてい
て、その右側(ホルダー410側)の1列には、前方
(マイクロホン収納部3側)から記録釦441、再生釦
442、停止釦443が、その左側(電池収納部430
側)の一列には、前方から一時停止釦444、早送り・
巻戻し釦445が、そして両列の先頭部に、両列にまた
がった状態でキューマーカ釦446が配設されている
(図1、図4、図6、図7)。
【0017】次に、図8乃至図10を参照しながら、前
記マイクロホン収納部3の構造を説明する。前記ほぼ円
筒状のマイクロホン収納部3には、ほぼ円筒状の開口全
面に被せられているフード301の背後に、縦方向に並
列に2個のマイクロホンMa、Mbが配設、固定されて
いる。これらのマイクロホンMa、Mbの内の一つは全
指向性マイクロホンで、他の一つは単一指向性マイクロ
ホンで構成されている。集音部周辺部の雰囲気を集音し
たい場合には全指向性マイクロホンを主として使用し、
講義録音、取材などの特定の話者の声を録音する場合に
は単一指向性マイクロホンを使用し、これらはマイク感
度切り換えスイッチ420によりそれぞれの感度を切り
換えて使用できるように接続されている。
【0018】また、マイクロホンMa、Mbの背後の、
そして前記グリル302の背後のスペースに、グリル3
02に向かって放音部が斜めに向いた姿勢でスピーカS
pが配設、固定されている。スピーカSpを斜めに配設
した理由は、前記のように電池収納部430が記録再生
部4からマイクロホン収納部3の一部分にかけて形成さ
れており、その電池収納部430に収納された1本の単
3型バッテリーBaを避けるためである。
【0019】従って、一般に、スピーカ収納部分は比較
的広い面積を必要とするが、本発明のようにマイクロホ
ン収納部3にスピーカSpを斜めに収納したことによ
り、磁気テープレコーダ1全体を比較的コンパクトに構
成することができる。特に、磁気テープレコーダ1をマ
イクロカセットテープ用に設計すると、後記するよう
に、前記記録再生部4を片手で握ることができる程、小
さな体積にまとめ上げることができる。
【0020】次に、図11乃至図25を参照しながら、
前記の本発明の実施形態であるスタンド装置460とス
タンド脚はね上げ装置との構造を説明する。図11は本
発明の実施形態のスタンド装置とスタンド脚はね上げ装
置とを組み合わせた状態を示す一部断面平面図、図12
は図11に示したスタンド装置とスタンド脚はね上げ装
置とを組み合わせた状態の側面図、図13は図11及び
図12に示したスタンド装置のスタンド脚ホルダーの上
面図、図14は図13に示したスタンド脚ホルダーの矢
印Aから見た側面図、図15は図11に示したスタンド
脚ホルダーの下面図、図16は図15に示したスタンド
脚ホルダーの矢印Bから見た端面図、図17は図15に
示したスタンド脚ホルダーの矢印Cから見た側面図、図
18はスタンド脚の側面図、図19は図11及び図12
に示したスタンド脚はね上げ装置の上面図、図20は図
18に示したスタンド脚はね上げ装置のA−A線上にお
ける断面図、図21は図19に示したスタンド脚はね上
げ装置の下面図、図22は図19に示したスタンド脚は
ね上げ装置の矢印Bから見た端面図、図23は図19に
示したスタンド脚はね上げ装置の矢印Cから見た端面
図、図24は前記スタンド装置と前記スタンド脚はね上
げ装置とを装着した図1に示した磁気テープレコーダの
下面図、そして図25は前記スタンド装置と前記スタン
ド脚はね上げ装置とを装着した磁気テープレコーダの下
部断面図である。
【0021】本発明の実施形態のスタンド装置460
は、図11及び図12に示したように、スタンド460
1とスタンド脚はね上げ装置4631とから構成されて
いる。そして、前記スタンド4601はスタンド脚ホル
ダー4602とスタンド脚4621とから構成されてい
る。
【0022】先ず、図11乃至図17を参照しながら、
スタンド4601のスタンド脚ホルダー4602の構造
を説明する。このスタンド脚ホルダー4602は概ねT
字型の樹脂製部材からなり、そのT字の頭部に当たる軸
受け部4603の上面の中央部には前記T字部材の脚部
4604の長手方向に頂点が位置するほぼ三角形の穴4
605が設けられており、この穴4605の2辺から軸
受け部4603の両側に向かって対称的に、前記脚部4
604の長手方向に対して鋭角で斜めに断面円形の軸受
け孔4606が形成されている。後記のスタンド脚46
21はこれらの軸受け孔4606に挿入され、後記する
ように抜け出さないようにホールドされる。それぞれの
軸受け孔4606の直径はスタンド脚4621の直径よ
りやや大きい直径で形成されていて、ホールドされたス
タンド脚4621がこれらの軸受け孔4606で円滑に
回動できるような構造になっている。そしてこれらの軸
受け孔4606の奥の部分、つまり前記三角穴4605
への出口の部分にスタンド脚4621の外径よりやや小
口径の軸受け口4607がそれぞれ形成されている。な
お、前記軸受け部4603の先端部には係合突起461
2が形成されている。
【0023】また、それぞれの軸受け孔4606の出口
側には、スタンド脚4621の回動角度範囲を規制する
ストッパー4608が形成されている。これらのストッ
パー4608は、スタンド脚4621の上方回動角位置
を規制し、軸受け孔4606の上方を覆う、あたかも庇
のような上方規制板4609と、軸受け孔4606の前
方に存在し、スタンド脚4621の下方回動角位置を規
制する、前記軸受け孔4606の傾斜方向と同一方向の
傾斜面の下方規制壁4610とからなり、これら上方規
制板4609の面と下方規制壁4610の面とがほぼL
字に連続した規制面を形成している。更にまた、このス
タンド脚ホルダー4602のほぼ中央部に当たる前記脚
部4604の両側端面には上方に突出する一対の係合爪
4611が形成されている。これらの係合爪4611
は、磁気テープレコーダ1などの機器の底部に形成され
ている後記の係合穴に嵌め込まれて、その底部にこのス
タンド脚ホルダー4602を固定するために供せられる
ものである。即ち、機器への取り付け手段である。スタ
ンド脚ホルダー4602は以上説明したような構造でブ
ロックとして形成されている。
【0024】次に、図18を参照しながら、スタンド脚
4621の構造を説明する。本発明の実施形態のスタン
ド4601は2脚式であるため、2本のスタンド脚46
21を必要とするが、2本とも同一の構造であるため
に、図18には1本のスタンド脚4621のみを示し
た。このスタンド脚4621は、例えば、直径2mm程
度のステンレススチールなどの棒状の脚4622からな
り、この脚4622の基端部4623は折り曲げ角度が
脚4622の脚本体4624に対して鈍角θ°、例え
ば、約115度の角度を成してほぼJ字状或いはL字状
に曲げられている。この基端部4623の端部には、前
記スタンド脚ホルダー4602における軸受け孔460
6の軸受け口4607の口径と同等か若干小さい径の細
溝4625が形成されている。また、脚本体4624の
先端部4626には複数本の細溝4627が形成されて
いて、これらの細溝4627を全て覆うように、例え
ば、ウレタン樹脂のような樹脂製の滑り止め4628が
被せられている。スタンド脚4621は以上説明したよ
うな構造で形成されている。
【0025】このスタンド脚4621はその基端部を前
記スタンド脚ホルダー4602の軸受け孔4606に押
し込むことにより、そのスタンド脚4621の基端部4
623の先端部が前記軸受け口4607を押し広げ、そ
の軸受け口4607が基端部4623の細溝4625に
嵌まり込んで、スタンド脚4621がそのスタンド脚ホ
ルダー4602から抜け出ないように回動自在にホール
ドされる。他の1本のスタンド脚4621も、同様に他
の軸受け孔4606及び軸受け口4607に挿入、ホー
ルドされる。
【0026】このように2本のスタンド脚4621がス
タンド脚ホルダー4602に回動自在に装着され、組み
立てられた状態が図11及び図12に示したような状態
である。2本のスタンド脚4621を収納した状態では
(実線で描いた状態)、それらのスタンド脚4621は
前記のような鈍角で折り曲げられているため、両スタン
ド脚4621は互いに平行な状態で、そして前記上方規
制板4609で規制されて、スタンド脚ホルダー460
2に収納される。これら2本のスタンド脚4621を前
記下方規制壁4610まで引き出した使用状態では(鎖
線で描いた状態)、それらのスタンド脚4621が鈍角
で折り曲げられているため、両スタンド脚4621は、
正面から見て八の字状に開脚した状態になる。
【0027】次に、図19乃至図23を参照しながら、
前記のスタンド脚はね上げ装置4631の構造を説明す
る。このスタンド脚はね上げ装置4631は平面的に見
てほぼIの字型の樹脂製部材で出来ていて、一端に所定
の間隔を開けてスタンド脚4621の先端部4626
(滑り止め4628)をはね上げるためのはね上げ片4
632が、他端に戻しバネ4633とはね上げ摘み46
34とが重なった状態の構造で形成されている。このは
ね上げ摘み4634に対して戻しバネ4633の角度を
大きくすると、このスタンド脚はね上げ装置4631を
元の位置に戻す力を大きくすることができる。そしては
このスタンド脚はね上げ装置4631の中間部、どちら
かと言えばはね上げストロークを稼ぐためには、戻しバ
ネ4633とはね上げ摘み4634側に、図に示した実
施形態では戻しバネ4633とはね上げ摘み4634の
付け根部分に、パッチン止め構造の回動軸受け兼係合受
け(以下、単に「回動軸受け」と記す)4635が形成
されている。そしてこの回動軸受け4635の最も奥ま
った中央部に深いスリット4636が形成されていて、
パッチン止め構造のバネを形成している。スタンド脚は
ね上げ装置4631は以上説明したような構造でブロッ
クとして形成されている。
【0028】以上説明したようなスタンド4601にス
タンド脚はね上げ装置4631を組み合わせて使用する
場合には、図11及び図12に示したような、本発明の
スタンド装置460が得られる。この場合、スタンド脚
ホルダー4602の脚部4604側にスタンド脚はね上
げ装置4631のはね上げ片4632側を近接させ、両
はね上げ片4632の上に両スタンド脚4621のそれ
ぞれの脚本体4624が載る状態(図11)で一直線状
に配列させる。
【0029】このような配置関係でスタンド装置460
を構成しておけば、両スタンド脚4621を図12に鎖
線で示した状態に位置させたい場合に、前記スタンド脚
はね上げ装置4631のはね上げ摘み4634を押圧す
ることにより、回動軸受け4635部分を中心にしてシ
ーソーのように両はね上げ片4632がはね上がり、そ
れらのはね上げ片4632に載置されていた両スタンド
脚4621がスタンド脚ホルダー4602からはね上げ
られて浮き出す。そのはね上げられた状態の両スタンド
脚4621を更に手で引き出せば、図12の鎖線で示し
た位置まで引き出すことができ、両スタンド脚4621
を対称的に八の字型に開脚させることができる。
【0030】次に、図24及び図25を参照しながら、
本発明の実施形態の前記スタンド装置460を磁気テー
プレコーダ1などの機器の底部に取り付けて、機器用の
スタンド装置460として用いる場合を説明する。先
ず、前記スタンド装置460を前記磁気テープレコーダ
1のキャビネット2の底部に取り付ける構造を説明す
る。前記磁気テープレコーダ1の記録再生部4のマイク
ロホン収納部3側の下部キャビネット2には、予め、ス
タンド装置460を装着するためのスタンド装置装着凹
部(以下、単に「装着凹部」と略記する)201を形成
しておく。この装着凹部201は、マイクロホン収納部
3側に形成された前記スタンド脚ホルダー4602を装
着するための部分とこれに続くスタンド脚はね上げ装置
4631を装着する部分とに分けられており、前者装着
凹部201の前端部には係合凹部202が、その上面板
には2個の係合孔203が形成されており、後者の装着
凹部201の中間部に支持軸204が形成されている。
【0031】従って、この装着凹部201にスタンド4
601とスタンド脚はね上げ装置4631とからなるス
タンド装置460を装着する場合には、先ず、スタンド
4601のスタンド脚ホルダー4602の係合突起46
12を装着凹部201の係合凹部202に、前記両係合
爪4611を両係合孔203に差し込んで嵌め込み、取
り付ける。次に、前記支持軸204にスタンド脚はね上
げ装置4631の回動軸受け4635を嵌め込み、取り
付ける。以上説明したように、本発明のスタンド装置4
60は、スタンド4601及びスタンド脚はね上げ装置
4631を磁気テープレコーダ1の底部に極めて簡単
に、そして素早く装着することができる構造で構成され
ていることが判る。このよな簡単な取り付け構造で構成
されているため、もし、スタンド装置460が破損した
場合などには、装着されているスタンド装置460の前
記係合を解除する極めて簡単な作業でスタンド装置46
0を取り換えることができる。
【0032】本発明の実施形態の磁気テープレコーダ1
は、以上説明したような構造で構成されている。次に、
図26乃至図29を参照しながらこの磁気テープレコー
ダ1の取扱いについて説明する。先ず、図26に示した
ように、電池収納部430の蓋432を摺動しながら引
き抜き、電池収納部430に2本の電池Baを所定の極
性で装着し、その後、蓋432を摺動させながら閉じ
る。次に、図27に示したように、停止釦443を深く
押圧して、ホルダー410を矢印Raの方向に開く。そ
して次に、図28に示したように、カセットテープTを
ホルダー410の内部に装着し、その後、ホルダー41
0の上部を矢印Rbの方向に手指で押圧して閉じる。こ
の状態でこの磁気テープレコーダ1は録音ができる状態
になる。
【0033】次に、図29及び図30を参照しながら、
磁気テープレコーダ1を机上などに置いて使用する使用
方法を説明する。講演会などでの話者の話を録音する場
合には、マイクロホン収納部3のフード301部を話者
の方向に向け、操作部440を上にし、キャビネット2
の底部分に形成されている隆起部205で支えるように
机上に載置する。この載置状態が磁気テープレコーダ1
を最も低い仰角で載置した状態である。次に、必要に応
じてマイク感度切り換えスイッチ420を切り換え、マ
イクロホンMa、Mbの内、単一指向性のマイクロホン
が有効に作動する状態にして、記録釦441を押圧すれ
ば、記録再生部4が作動し、カセットテープTが走行し
始めて録音が開始される。
【0034】そして次に、マイクロホン収納部3が話者
の方向に出来るだけ正確に向き合うように磁気テープレ
コーダ1を机上に載置したい場合には、図29に示した
ように、ハンドストラップ7に取り付けられている前記
板状スタンド71の嵌合爪72を記録再生部4の底部に
形成した嵌合穴206に嵌め込んで、板状スタンド71
を横に寝かせて中間の仰角を持たせるか、更に、仰角を
持たせたい場合には、図30に示したように、スタンド
460を引き出してマイクロホン収納部3を起こせばよ
い。
【0035】この場合、既に記したように、スタンド脚
はね上げ装置4631のはね上げ摘み4634を押圧す
ることにより、2本のスタンド脚4621が軸受け孔4
606を回動軸としてスタンド脚ホルダー4602から
若干回動して浮き上がる。それらの浮き上がったスタン
ド脚4621を手によって最下方規制壁4610まで回
動させると、これら2本のスタンド脚4621が八の字
型に対称的に開脚させることができ、磁気テープレコー
ダ1のマイクロホン収納部3を最大仰角で起こせること
ができる。
【0036】磁気テープレコーダ1がマイクロカセット
テープ(例えば、ソニー株式会社製のMC−30、60
など)や切手サイズの超小型カセットテープ(例えば、
ソニー株式会社製のNT−2)用に設計されておれば、
その磁気テープレコーダ1を極めて小型に構成すること
ができる。従って、図31に示したように、そのような
小型の磁気テープレコーダ1を用いてインタビューする
場合は、その磁気テープレコーダ1を片手に持ってマイ
クロホン収納部3を話者の口許に向けることができる。
この場合、右手の掌を電池収納部430側に添え、右手
親指を操作部440に、他の4本の指は記録再生部4の
底部からホルダー410側に添えて持って、マイクロホ
ン収納部3を話者の口許に向ける。しかも、このような
持ち方をした場合、右親指の付け根が電池収納部430
の膨出部431の上部に引っ掛かる感じで当たり、磁気
テープレコーダ1の記録再生部4をしっかりと把持する
ことができる。
【0037】収録者がこのよな持ち方をすると、収録者
は親指のみで操作部440の各種釦を操作でき、しかも
磁気テープレコーダ1の記録再生部4を殆ど全て掌内に
納めることができ、手から露出している部分は殆どマイ
クロホン収納部3だけとなって、話者から見た場合は、
あたかも単独のマイクロホンのみを向けられたように感
じ取られ、違和感無く、気安くインタビューに応じるこ
とができる。
【0038】以上記した実施形態では、スタンド装置を
備えた機器の一例として磁気テープレコーダを採り上げ
て説明したが、本発明はカセットテープに入力信号を記
録する磁気テープレコーダのみに限定されるものではな
く、記録媒体として磁気ディスク、光磁気ディスク、光
ディスク、半導体集積回路メモリを利用した各種装置に
も適用できることを付言しておく。
【0039】また、本発明は前記のような信号の記録再
生装置だけに限定されるものでもなく、スライド装置、
カメラ装置などの光学機器、ビデオカメラ装置、小型映
像プロジェクタ装置、ラジオ受信機などの電子機器、熱
風・冷風ブローワなどの電気機器など特定の部分を特定
の方向に向けて使用すると、より一層効果的に使用でき
る機器に適用できることを付言しておく。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の実施形態のスタンド装置は、その使用状態では安定な
八の字型に開脚し、不使用時には、折り畳んだ状態で、
しかも両スタンド脚を平行状態で収納することができ
る。更に、本発明の実施形態のスタンド脚はね上げ装置
を共用すると、前記スタンド脚をはね上げることがで
き、両スタンド脚を開脚し易くなる。また、このような
スタンド装置を備えた機器は使用時の用途に応じて機器
の姿勢を変えることができ、特に本発明の一つである3
種類のスタンド装置を備えた機器の場合には、その機器
を様々な仰角で載置して使用することができる。更にま
た、本発明の一つである磁気テープレコーダは、そのマ
イクロホン収納部を記録再生部の本体から突出させた人
目を引くユニークな外観を採ってあるため、前記スタン
ド装置を用いてマイクロホン収納部を話者に向ければ、
効果的に収録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の正面斜め右上側から見た
斜視図である。
【図2】 図1に示した磁気テープレコーダの正面図で
ある。
【図3】 図1に示した磁気テープレコーダの背面図で
ある。
【図4】 図1に示した磁気テープレコーダの上面図で
ある。
【図5】 図1に示した磁気テープレコーダの底面図で
ある。
【図6】 図1に示した磁気テープレコーダの正面から
右側から見た側面図である。
【図7】 図1に示した磁気テープレコーダの正面から
左側から見た側面図である。
【図8】 マイクロホン収納部にマイクロホンが配設さ
れている状態を示す図1に示した磁気テープレコーダの
正面図である。
【図9】 マイクロホン収納部にマイクロホンとスピー
カとが配設されている状態を示す図1に示した磁気テー
プレコーダの正面から見た右側の一部側面図である。
【図10】 マイクロホン収納部にマイクロホンとスピ
ーカとが配設されている状態を示す図1に示した磁気テ
ープレコーダの一部底面図である。
【図11】 本発明の実施形態のスタンド装置とスタン
ド脚はね上げ装置とを組み合わせた状態を示す一部断面
平面図である。
【図12】 図11に示したスタンド装置とスタンド脚
はね上げ装置とを組み合わせた状態の側面図である。
【図13】 図11及び図12に示したスタンド装置の
スタンド脚ホルダーの上面図である。
【図14】 図13に示したスタンド脚ホルダーの矢印
Aから見た側面図である。
【図15】 図11に示したスタンド脚ホルダーの下面
図である。
【図16】 図15に示したスタンド脚ホルダーの矢印
Bから見た端面図である。
【図17】 図15に示したスタンド脚ホルダーの矢印
Cから見た側面図である。
【図18】 スタンド脚の側面図である。
【図19】 図11及び図12に示したスタンド脚はね
上げ装置の上面図である。
【図20】 図18に示したスタンド脚はね上げ装置の
A−A線上における断面図である。
【図21】 図19に示したスタンド脚はね上げ装置の
下面図である。
【図22】 図19に示したスタンド脚はね上げ装置の
矢印Bから見た端面図である。
【図23】 図19に示したスタンド脚はね上げ装置の
矢印Cから見た端面図である。
【図24】 前記スタンド装置と前記スタンド脚はね上
げ装置とを装着した図1に示した磁気テープレコーダの
下面図である。
【図25】 前記スタンド装置と前記スタンド脚はね上
げ装置とを装着した磁気テープレコーダの下部断面図で
ある。
【図26】 電池収納部に電池を装着する場合の操作を
説明するための底面及び電池収納部側から見た斜視図で
ある。
【図27】 カセットテープホルダーを開く動作を説明
するための磁気テープレコーダのホルダー側から見た斜
視図である。
【図28】 カセットテープホルダーにカセットテープ
を装着し、閉じる動作を説明するための磁気テープレコ
ーダのホルダー側から見た斜視図である。
【図29】 本発明の実施形態の磁気テープレコーダを
第2の仰角で載置して使用する使用方法を説明するため
の斜視図である。
【図30】 本発明の実施形態の磁気テープレコーダを
第3の仰角で載置して使用する使用方法を説明するため
の斜視図である。
【図31】 本発明の実施形態の磁気テープレコーダを
片手で保持して使用する使用方法を説明するための斜視
図である。
【符号の説明】
1A…本発明の実施形態の磁気テープレコーダ、2…キ
ャビネット、202…係合凹部、203…係合孔、20
4…支持軸、205…隆起部、206…嵌合穴、3…マ
イクロホン収納部、4…記録再生部、410…ホルダ
ー、430…電池収納部、440…操作部、441…記
録釦、442…再生釦、443…停止釦、446…キュ
ーマーカ釦、460…スタンド装置、4601…スタン
ド、4602…スタンド脚ホルダー、4603…軸受け
部、4604…脚部、4606…軸受け孔、4607…
軸受け口、4609…上方規制板、4610…下方規制
壁、4611…係合爪、4612…係合突起、4621
…スタンド脚、4631…スタンド脚はね上げ装置、4
632…はね上げ片、4633…戻しバネ、4634…
はね上げ摘み、4635…回動軸受け、71…板状スタ
ンド、72…嵌合爪、Ma,Mb…マイクロホン、Sp
…スピーカ、T…カセットテープ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の脚の基端部が所定の角度で折り曲
    げられてほぼJ字状或いはL字状に形成された一対の同
    一寸法のスタンド脚と、先端部に所定の間隔を開けて前
    記先端部の両側端面部に斜めに形成され、前記一対のス
    タンド脚の基端部をそれぞれ回動自在に支持する軸受け
    部と前記スタンド脚の基端部の回動角度範囲を規制する
    ストッパーとが形成された脚ホルダーとから構成された
    スタンド装置。
  2. 【請求項2】 前記脚ホルダーの中央部の前記一対のス
    タンド脚が開脚される側とは反対側に係合手段が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のスタンド装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スタンド脚の基端部の折り曲げ角度
    が前記スタンド脚の先端部に対してほぼ115度の角度
    でほぼJ字状或いはL字状に形成されたことを特徴とす
    る請求項1に記載のスタンド装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の軸受け部には、奥まった部分
    が前記スタンド脚の脚本体の外径よりやや小口径の軸受
    け口を備えた軸受け孔が形成されており、前記一対のス
    タンド脚の基端部の先端部近傍に前記軸受け口の口径と
    同等か若干小さい径の細溝が形成されていて、前記一対
    のスタンド脚の基端部を前記各軸受け孔に押し込むこと
    により、前記それぞれのスタンド脚の基端部の先端部が
    前記各軸受け口を押し広げ、前記各軸受け口が前記一対
    のスタンド脚の細溝に嵌まり込んで抜け止めされている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のスタン
    ド装置。
  5. 【請求項5】 一端に所定の間隔を開けてスタンド脚の
    先端部をはね上げるためのはね上げ片が、他端に戻しバ
    ネとはね上げ摘みとが重ねて形成されており、そして両
    者の中間部に回動軸受け部が形成されていることを特徴
    とするスタンド脚はね上げ装置。
  6. 【請求項6】 前記回動軸受け部がパッチン止め構造で
    形成されていることを特徴とする請求項5に記載のスタ
    ンド脚はね上げ装置。
  7. 【請求項7】 棒状の脚の基端部が所定の角度で折り曲
    げられてほぼJ字状或いはL字状に形成された一対の同
    一寸法のスタンド脚と、先端部に所定の間隔を開けて前
    記先端部の両側端面部に斜めに形成され、前記一対のス
    タンド脚の基端部をそれぞれ回動自在に支持する軸受け
    部と前記スタンド脚の基端部の回動角度範囲を規制する
    ストッパーとが形成され、そして前記軸受け部の近傍で
    前記一対のスタンド脚が開脚される側とは反対側に係合
    手段が形成されている脚ホルダーと、一端に所定の間隔
    を開けてスタンド脚の先端部をはね上げるためのはね上
    げ片が、他端に戻しバネとはね上げ摘みとが重ねて形成
    されており、そして両者の中間部に回動軸受け部が形成
    されているスタンド脚はね上げ装置とから構成され、前
    記一対の脚の先端部を前記はね上げ片に載置した状態で
    組み合わせられていることを特徴とするスタンド装置。
  8. 【請求項8】 はね上げ形式のスタンド装置がキャビネ
    ットの下面中央部より前方の位置に収納されていること
    を特徴とするスタンド装置を備えた機器。
  9. 【請求項9】 はね上げ形式のスタンド装置がキャビネ
    ットの下面中央部より前方の位置に着脱自在に装着され
    ていることを特徴とするスタンド装置を備えた機器。
  10. 【請求項10】 キャビネットの下面に形成されてい
    て、該キャビネットの先端部を最低仰角で起こせる第1
    スタンドと、前記キャビネットの下面にかまして、前記
    キャビネットの先端部を中間仰角で起こせる第2スタン
    ドと、前記キャビネットの下面に装着されていて、前記
    キャビネットの先端部を最大仰角で起こせる第3スタン
    ドとから構成されたスタンド装置を備えた機器。
  11. 【請求項11】 前記機器が記録再生装置であることを
    特徴とする請求項8乃至請求項10に記載のスタンド装
    置を備えた機器。
  12. 【請求項12】 前記機器が映像プロジェクタ装置であ
    ることを特徴とする請求項8乃至請求項10に記載のス
    タンド装置を備えた機器。
  13. 【請求項13】 キャビネットの前方部分に突出した状
    態でマイクロホン収納部が、該マイクロホン収納部の後
    方に、マイクロホンで収音したオーディオ信号を記録媒
    体に記録する記録部が、そして該記録部の上部に操作部
    が配設され、前記記録部の下部前方部分にはね上げ形式
    のスタンド装置が装着されていることを特徴とするスタ
    ンド装置を具備した記録再生装置。
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