JPS5825118B2 - フンタイトリヨウヨウジユシソセイブツ - Google Patents

フンタイトリヨウヨウジユシソセイブツ

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Publication number
JPS5825118B2
JPS5825118B2 JP9258675A JP9258675A JPS5825118B2 JP S5825118 B2 JPS5825118 B2 JP S5825118B2 JP 9258675 A JP9258675 A JP 9258675A JP 9258675 A JP9258675 A JP 9258675A JP S5825118 B2 JPS5825118 B2 JP S5825118B2
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JP
Japan
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parts
compound
polyester resin
acid
hydantoin
Prior art date
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Expired
Application number
JP9258675A
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English (en)
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JPS5216534A (en
Inventor
森田俊明
村上陽一
大岡正隆
中村秀久
東海林章夫
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリエステル、ポリエポキシド系の粉体塗料
用樹脂組成物に関するものである。
従来から使用されているポリエステル・ポリエポキシド
系の粉体塗料用樹脂組成物は、遊離カルボキシル基を有
するポリエステル樹脂を、エーテルタイプのエポキシ樹
月頴戊いはトリグリシジルインシアヌレート等と組合せ
たものであるが、得られる硬化塗膜の機械的特性と平滑
性とは相反する傾向にあるため、両特性に優れた組成物
の開発が困難であった。
例えば機械的特性の向上のために、ポリエステル樹脂の
分子量を高めると、溶融粘度が高くなるし、またカルボ
キシル基含量を高めると、硬化速度が速くなるため、い
ずれも平滑性が損なわれる。
本発明者等は、かかる欠点に鑑み鋭意研究の結果、ヒダ
ントイン骨格を有するエポキシ化合物を併用することに
より、上記欠点が改良されるばかりか、低い温度でも充
分硬化することを見い出したのである。
本発明は、軟化点60〜150℃、酸価10〜150の
ポリエステル樹RWcA)、ヒダントイン類またはそれ
らの誘導体とハロヒドリン類とを反応生成物たるヒダン
トイン骨格とエポキシ基とを併せ有する化合物(B)〔
以下、ヒダントイン化合物(B)と略記する。
〕、及び上記化合物(B)以外のポリエポキシド(qか
ら成る粉体塗料用樹脂組成物に関するものである。
力弓る組成物が優れた効果を発現せしめる理由について
は明確ではないが、ヒダントイン化合物(B)が溶融流
動作用をすると共に、それに含まれる塩基性窒素がカル
ボキシル基とエポキシ基との反応を促進させるためと考
えることができる。
本発明で使用するポリエステル樹脂穴は軟化点(環球法
)が60〜150℃好ましくは90〜130℃で酸価が
10〜150好ましくは30〜90のものである。
この場合軟化点が60未満であると貯蔵安定性が低下す
るし、150℃を越すと溶融粘度が高くなるために塗面
の平滑性が低下する傾向があるし、また酸価が10未満
であると焼付時の架橋が不充分となるし、150を越す
と硬化速度が早くなるために塗面の平滑性が悪くなる傾
向があるので、好ましくない。
ポリエステル樹脂入は、カルボン酸成分とアルコール成
分とを周知の方法で反応させることにより得られるもの
である。
原料のカルボン酸成分の例にはフタル酸、イソフタル酸
、テレフタル酸等及びこれらの低級アルキルエステル類
、トリメリット酸、ピロメリット酸、アジピン酸、セバ
シン酸等があり、アルコール成分の例にはエチレングリ
コール、プロピレングリコール、1・3−ブタンジオー
ル、■・4−ブタンジオール、■・6−ヘキサンジオー
ル、水添ビスフェノールA、ビスフェノールAのエチレ
ンオキサイド付加物、ネオペンチルグリコール、グリセ
リン、トリス(β−ヒドロキシエチル)インシアヌレー
ト、トリメチロールプロパン、トリメチロールプロン、
ペンタエリスリトール等カする。
またモノエポキシ化合物、ジェポキシ化合物もアルコー
ル成分として有効に使用できる。
第二成分のヒダントイン化合物(B)とは、ヒダントイ
ン骨格とエポキシ基とをそれぞれ1個以上有するもので
あるが、好ましくは1個以上のヒダントイン骨格と2個
以上のエポキシ基を有するものである。
その具体的な構造式を例示すると次の通りであり、この
場合R1は水素またはメチル基、R2は水素またはアル
キル基、nは整数を意味する。
このようなヒダントイン化合物(B)には、上掲の(A
−4)なる構造をもったrXB−2818J(スイス国
チバ・ガイギー社製のヒダントイン化合物;エポキシ当
量−約160)などの市販品もあるが、前記のヒダント
イン化合物(B)の合成は、■ FATIPECKON
GRESSの講演要旨集、第109頁以後に記載されて
いる如く、(β−メチル)エピクロルヒドリンの如きエ
ピハロヒドリン類と、5・5−ジメチルヒダントインの
如きヒダントイン類、そのモノ・ジ−オキシアルキル化
物またはそのオキシアルキル化物のジカルボン酸エステ
ル化物とを反応させる方法等により可能である。
第三成分のポリエポキシド(C)は、ヒダントイン化合
vAB)を除くポリエポキシド化合物のことで、2個以
上のエポキシ基を有している。
その例には、ビスフェノールAの(β−メチル)グリシ
ジルエーテルタイプのエポキシ樹脂、脂肪族・芳香族多
価カルボン酸と(β−メチル)エピクロルヒドリンとの
反応により得られるエステルタイプのエポキシ樹脂、ト
リ(β−メチル)グリシジルイソシアヌレート等がある
が、それらのうち最も好ましいものはトリグリシジルイ
ソシアヌレートである。
上記した三成分の適当な配合比については次の通りであ
る。
ポリエステル樹脂への遊離カルボキシル基1当量に対し
、ヒダントイン化合物(B)及びポリエポキシド(C)
のエポキシ基の総計が通常0.3〜2.5当量好ましく
は0.7〜1.5当量になる範囲であり、またヒダント
イン化合物Bが三成分において通常0.1〜30重量%
好ましくは0.3〜10重量%になる範囲である。
粉体塗料の調製は、顔料、その他の充填剤、必要によっ
ては触媒、その他の添加剤を本発明組成物に添加し、溶
融混練後微粉砕することにより達成される。
使用できる触媒には、例えば三級アミン、四級アンモニ
ウム塩、イミダゾール類等がある。
また、本発明組成物は平滑性の優れた塗膜を形成するの
で必らずしも流動調整剤を添加する必要はないが、使用
できるものの例にはアクリル重合体、シリコン化合物、
フッ素化合物等がある。
調製された粉体塗料を周知法で基体に付着させ150℃
以上好ましくは160〜230℃で焼付ることにより、
機械的特性、平滑性の優れた塗膜が得られる。
以下に本発明を実施例に従って説明する。
文中の「部」は重量部を示す。
実施例 1 反応器にジメチルテレフタレー)2860部、エチレン
グリコール480部、ネオペンチルグリコール806部
及び酢酸亜鉛0.8部を仕込み、窒素気流下で生成メタ
ノールを系外へ除去しながら155℃で3時間、次いで
210℃で2時間加熱した後170℃に降温し、無水ト
リメット酸300部を添加し4時間加熱して酸価48、
軟化点105℃のポリエステル樹脂I)を得た。
ポリエステル樹ufflI)91部、トリグリシジルイ
ソシアヌレート9部、前掲の化合物(A−4)3部及び
ルチル型酸化チタン43部から成る混合物を溶融混線後
微粉砕し、150メツシユ金網を通して白色粉体塗料を
得た。
かくして得られた粉体塗料を静電塗装法により磨き軟鋼
板に塗布し190℃の熱風加熱炉で20分間焼付けて機
械的特性および平滑性ともに良好な塗膜を得た。
焼付条件を170℃/20分にした場合も同様に優れた
塗膜が得られた。
実施例 2 プロピレングリコール347部、エチレンクリコール2
83部、ジメチルテレフタレー)1668部及び酢酸亜
鉛0.5部を反応器に仕込み、150℃で1時間次いで
210℃で2時間加熱後160℃に降温し、無水トリメ
リット酸200部を添加してから同温度に5時間保って
、酸価58、軟化点107℃のポリエステル樹脂(n)
を得た。
ポリエステル樹脂(II)90部、トリグリシジルイソ
シアヌレート10部、前掲の化合物(A−4)2部及び
ルチル型酸化チタン43部を使用し、以下実施例1と同
様にして白色粉体塗料を得た。
かくして得られた塗料を実施例1と同一方法により塗装
し190℃で20分間焼付けて機械的特性、平滑性とも
に優れた塗膜を得た。
実施例 3 エチレングリコール590部、ネオペンチルグリコール
660部、■・6−ヘキサンジオールく183部、ジメ
チルテレフタレート1540部及び酢酸亜鉛0.8部を
反応器に仕込み、50℃で1時間次いで210℃で3時
間加熱してからイソフタル酸1526部及びジブチルチ
ンオキシド1.8部を加え220℃で4時間次いで24
0℃で12時間加熱して酸価20、軟化点110℃の中
間体ポリエステルを得た。
それにエピクロン255(犬日本インキ化学工業株式会
社製のエステルタイプエポキシ樹脂、エポキシ当量約1
300)400部を加え180℃で3時間加熱後無水ト
リメリット酸340部を添加して190℃で3時間加熱
して酸価65、軟化点106℃のポリエステル樹脂(ホ
)を得た。
ポリエステル樹脂(III)90部、トリグリシジルイ
ソシアヌレート10部、前掲の化合物(A−4)4部、
エピクロン4050(犬日本インキ化学工業株式会社製
のエーテルタイプエポキシ樹脂、エポキシ当量約100
0)5部及びルチル型酸化チタン43部を使用し、以下
実施例1と同様にして白色粉体塗料を得た。
かくして得られた塗料を実施例2と同様にして機械的特
性、平滑性ともに優れた塗膜を得た。
比較例 1〜3 前掲の化合物(A−4)を使用しなし・以外は実施例1
〜3と全く同様にそれぞれに対応するよう比較実験1〜
3を行なったところ190℃/20分の焼付条件では、
機械的特性及び平滑性ともに優れた塗膜は得られなかっ
た。
上記各側で得た塗膜の性能を第1表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軟化点60〜150℃、酸価10〜150のポリエ
    ステル樹脂穴、ハロヒドリン類とヒダントイン類あるい
    は該ヒダントイン類のモノもしくはジオキシアルキル化
    物または該ヒダントイン類のオキシアルキル化物のジカ
    ルボン酸エステル化物とを反応させて得られるヒダント
    イン骨格とエポキシ基とを併せ有する化合物(B)、及
    び上記化合物(B)以外のポリエポキシド(qから成る
    粉体塗料用樹脂組成物。
JP9258675A 1975-07-31 1975-07-31 フンタイトリヨウヨウジユシソセイブツ Expired JPS5825118B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134231U (ja) * 1984-08-03 1986-03-01 株式会社 東京エンゼル本社 医療用ステイツク
JPH0398829U (ja) * 1990-01-29 1991-10-15

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