JPS582466Y2 - カ−テン.フロ−.コ−タ - Google Patents

カ−テン.フロ−.コ−タ

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Publication number
JPS582466Y2
JPS582466Y2 JP1978073077U JP7307778U JPS582466Y2 JP S582466 Y2 JPS582466 Y2 JP S582466Y2 JP 1978073077 U JP1978073077 U JP 1978073077U JP 7307778 U JP7307778 U JP 7307778U JP S582466 Y2 JPS582466 Y2 JP S582466Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
coater
flow
curtain
falling film
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978073077U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54174672U (ja
Inventor
義久 斎藤
Original Assignee
野田合板株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 野田合板株式会社 filed Critical 野田合板株式会社
Priority to JP1978073077U priority Critical patent/JPS582466Y2/ja
Publication of JPS54174672U publication Critical patent/JPS54174672U/ja
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Publication of JPS582466Y2 publication Critical patent/JPS582466Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、塗料、接着剤その他のコーチイブ剤のカー
テン・フロー・コータによる降下膜の膜切れを生じない
ように改良されたところのカーテン・フロー・コータに
関する。
従来、塗料等の塗布装置の一つとしてカーテン・フロー
・コータが使用され来たっているが、膜切れが発生し易
いので種々の改良が試みられている。
カーテン状に降下される塗料や接着剤そのものの改善も
さることながら、コータの改良も試みられ、例えば、降
下膜の安定の為めに、コーターヘッドに設けられた塗料
等の吐出スリットの両端から夫々針金を垂下して、降下
膜の両端を針金に沿って流下させ、スリットの端からの
膜切れを防止しようとする試みがある。
この試みは、確かにカーテン状に流下される塗料等の降
下膜がその表面張力によって中央に寄ろうとする力を、
両側のこの針金との濡れによって支え降下膜の形成を安
定させている。
しかし、循環使用される塗料等の中には、器機に付着固
化し剥落した固化塗料かす或いはコーターヘッドの下に
置かれた塗料受樋中に落下したごみ等が混入し、これ等
がコーターヘッドのスリットに流れ込んで起こす膜切れ
は上記針金を用いた試みによっても防止することはでき
ない。
スリットに引掛った塗料かすやごみは、作業具がスリッ
トに細棒等を入れて掃除したスリット間隔を広げて除去
するが、この除去は容易ではない。
又、これでも充分な掃除が出来ないときは、装置の運転
を中止してヘッドの内側から掃除する必要がある。
又、塗料等の降下膜の両端に針金等を垂下させた場合は
、針金は当然に塗料等の付着固化によって汚れ、針金に
沿っての円滑な流下が妨げられるようになり、この針金
交換のための作業も生ずる。
従ってこの考案は、塗料や接着剤等に混入した塗料かす
やごみがあってもコーターヘッドのスリットに目詰りを
発生させず、且つ降下膜面端に針金を配置することなし
に降下膜を安定化させるところのカーテン・フロー・コ
ータを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、この考案は、コーターヘッ
ドのスリットの少くとも降下膜流下部のスノット巾を均
一にし、この降下膜流下部の外側のスリット両端縁部に
該スリット巾を局部的に広げた拡大部を設ける。
この拡大部の存在によって、コーターヘッドからの塗料
等の降下膜は、拡大部から流出する塗料等の量が多くな
っている流下束によって両端で支えられ、表面張力によ
る集束が生ぜず安定した降下膜が生ずる。
又、この拡大部の存在によって、コーターヘッド内の塗
料等の流れはスリット両端の拡大部に向い、塗料等に混
入していた比重の小さい塗料かすやごみは、スリットに
目詰り生せしめることなくこの拡大部から流出すること
になる。
従って、この拡大部によって、このような膜切れの発生
をも少くすることができる。
この考案を図示実施例に従ってより詳細に説明すれば下
記の通りである。
第1図は、この考案に係るカーテン・フロー・コーター
の全体図であり、第2a、2b図は、夫々第1図に於け
るコーターヘッド1の底面を示しており、2つの異−っ
た実施態様を示している。
第1図に於いて、コーターヘッド1がら流下される塗料
等の降下膜2の両端には、該降下膜2の厚みより厚い流
下束3が形成される。
第2a、2b図のコーターヘッドの底面図から明らがな
ように、夫々のスリツ)laは均一幅の降下膜流下部1
C又は1C′と、その両端にスリット巾を局部的に広く
して形成された拡大部1b又はlb’とを有しており、
従って降下膜2は降下膜流下部1c又は1C′から流下
される塗料等によって、また流下束3は拡大部1b又は
lb’がら流下される塗料等によって形成される。
この拡大部1 b、1 b’の位置は必ずしもスリッH
aの最末端でなくともよく、又形は使用される塗料等の
性質によって円形、半円形成いは楔状等適宜選択される
被塗布物がコーターヘッド1の下を通過せしめられてい
るときは両側の余分な降下膜2と流下束3が下方の塗料
受樋5に受取られ、又、被塗装物4が存在しないときは
、降下膜2は全長に亙って流下束3と共に受樋5に受取
られる。
そして、回収された塗料等は、タンク6に送られ、再度
ポンプ7によってコーターヘッド1へと送り込まれて、
循環使用される。
以上のように、この考案によれば、カーテン・フロー・
コータに於ける降下膜が安定し、且つ塗料がす、ごみ等
による膜切れも少くなり、能率の良い塗料や接着剤等の
塗布が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るカーテン・フロー・コータの
全体図であり、第23.2 b図は、夫々第1図に於い
て用いられるコーターヘッドの底面図である。 符号説明 1:コーターヘッド、1a:コーターヘッド
のスリット、1 b、1 b’ニスリット両端の拡大部
、2:降下膜、3:流下束、4:被塗装物、5:受樋、
6:タンク、7:ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク内の塗料或いは接着剤等を被塗装物の搬送通路上
    方に配置したコーターヘッドに送り、該コーターヘッド
    のスリットから上記塗料或いは接着剤等のカーテン状の
    降下膜を流下させ、上記被塗装物の表面に塗装するカー
    テン・フロー・コータに於いて、上記スリットの少くと
    も降下膜流下部のスリット巾を均一にし、この降下膜流
    下部の外側のスリット両端縁部に該スリット巾を局部的
    に広くした拡大部を設けたところのカーテン・フロー・
    コータ。
JP1978073077U 1978-05-30 1978-05-30 カ−テン.フロ−.コ−タ Expired JPS582466Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54174672U JPS54174672U (ja) 1979-12-10
JPS582466Y2 true JPS582466Y2 (ja) 1983-01-17

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ID=28985374

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005329280A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Voith Paper Patent Gmbh カーテン式コータ
JP4905817B1 (ja) * 2010-12-15 2012-03-28 大阪シーリング印刷株式会社 カーテンコーター、塗工液誘導具

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JPS5552929Y2 (ja) * 1975-11-26 1980-12-08

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