JPS5824500Y2 - セラミツクフイルタ - Google Patents
セラミツクフイルタInfo
- Publication number
- JPS5824500Y2 JPS5824500Y2 JP1975171754U JP17175475U JPS5824500Y2 JP S5824500 Y2 JPS5824500 Y2 JP S5824500Y2 JP 1975171754 U JP1975171754 U JP 1975171754U JP 17175475 U JP17175475 U JP 17175475U JP S5824500 Y2 JPS5824500 Y2 JP S5824500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- case
- sealing sheet
- ceramic filter
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はセラミックフィルタ、特にラダー型セラミック
フィルタに関するものである。
フィルタに関するものである。
従来のラダー型セラミックフィルタは第1図に示すよう
な構造であった。
な構造であった。
すなわち、複数個(図示のものは2個)の圧電共振子1
a t 1 bの振動を抑圧しないようにするために
圧電共振子1a。
a t 1 bの振動を抑圧しないようにするために
圧電共振子1a。
1bの周囲を絶縁体で構成された器状の保護体2で囲む
とともにケース3に収納し、また前記圧電共振子1a、
lbに電気的に接続した複数本(図示のものは3本)の
リード線4a、4b、4cを保護体2を貫通させて外部
に突出させ、そして前記保護体2とケース3およびリー
ド線4a、4bt40との間隙をシリコンゴム等の封止
材5で封止するとともに、前記ケース3の開口部を樹脂
6で封口した構造であった。
とともにケース3に収納し、また前記圧電共振子1a、
lbに電気的に接続した複数本(図示のものは3本)の
リード線4a、4b、4cを保護体2を貫通させて外部
に突出させ、そして前記保護体2とケース3およびリー
ド線4a、4bt40との間隙をシリコンゴム等の封止
材5で封止するとともに、前記ケース3の開口部を樹脂
6で封口した構造であった。
なお、封止材5は保護体2とケース3およびリード線4
a t 4 b 、4 cとの間隙から樹脂6が侵入
するのを防ぐものである。
a t 4 b 、4 cとの間隙から樹脂6が侵入
するのを防ぐものである。
ここで、封止材5にシリコンゴムを用いた場合、シリコ
ンゴムは他の樹脂との接着性が極めて悪いという性質を
有していることから、ケース3の開口部を樹脂6で封口
しても、リード線4a、4b。
ンゴムは他の樹脂との接着性が極めて悪いという性質を
有していることから、ケース3の開口部を樹脂6で封口
しても、リード線4a、4b。
4cやケース3と保護体2との結合が十分に行なわれな
いために、リード線4 a 、4 b t 4 cがが
たつき、それによってセラミックフィルタの特性変動や
衝撃によるノイズの発生等の原因となっていた。
いために、リード線4 a 、4 b t 4 cがが
たつき、それによってセラミックフィルタの特性変動や
衝撃によるノイズの発生等の原因となっていた。
本考案は上述のような従来の欠点を解消するために考案
されたものであり、以下本考案の一実施例を示す第2図
および第3図の図面を参照しながら説明する。
されたものであり、以下本考案の一実施例を示す第2図
および第3図の図面を参照しながら説明する。
なお、第1図に示す従来のセラミックフィルタと同一箇
所には同一番号を記して説明は省略する。
所には同一番号を記して説明は省略する。
図において、1は可撓性を有する封止シートで、この封
止シート7には複数本のリード線4 a p 4 b
、4 cに対応する位置に切り込み8 a t 8 b
t 8 cが設げられ、また角あるいはその近傍にも
切り込み9a〜9dが設けられている。
止シート7には複数本のリード線4 a p 4 b
、4 cに対応する位置に切り込み8 a t 8 b
t 8 cが設げられ、また角あるいはその近傍にも
切り込み9a〜9dが設けられている。
ココテ、前記封止シート1としては、吸い取り紙、布等
にエポキシ樹脂等の樹脂を含浸させたものが、樹脂6を
封入することにより、樹脂6と一体となり、リード線4
a、4b、4cを強固に固定することができるため、最
適であるが、樹脂6との接着性の良いものであれば、リ
ード線4 a 14 b 。
にエポキシ樹脂等の樹脂を含浸させたものが、樹脂6を
封入することにより、樹脂6と一体となり、リード線4
a、4b、4cを強固に固定することができるため、最
適であるが、樹脂6との接着性の良いものであれば、リ
ード線4 a 14 b 。
4cをケース3に強固に固定するという本考案の目的の
一つを達成することができる。
一つを達成することができる。
なお、ケース3に段部を設げ、封止シート1をその段部
にさせて保護体2の機能も持たせるようにしてもよく、
また保護体2の上部を封止シート7に代えたものを用い
てもよい。
にさせて保護体2の機能も持たせるようにしてもよく、
また保護体2の上部を封止シート7に代えたものを用い
てもよい。
すなわち、第2図に示すようにケース3の開口部を樹脂
6で封口する前に、封止シート1で、保護体2とケース
3およびリード線4 a t 4 b t4cとの間隙
を封止するように封止シート7の切り込み8a 、8b
、8cにリード線4a 14b t4cを貫通させな
がら封止シート7をケース3の開口部に嵌着させること
により、封止シート7の切り込み8a 、sb t 8
cおよび切り込み98〜9dの周縁が第2図の上方向に
たわんで、リード線4 a 、4 b t 4 cやケ
ース3内壁に密着し、またその上から樹脂6で封口する
ことにより、樹脂6が封止シート7に含浸して封止シー
ト1と一体となり、ケース3およびリード線4a 、4
b 。
6で封口する前に、封止シート1で、保護体2とケース
3およびリード線4 a t 4 b t4cとの間隙
を封止するように封止シート7の切り込み8a 、8b
、8cにリード線4a 14b t4cを貫通させな
がら封止シート7をケース3の開口部に嵌着させること
により、封止シート7の切り込み8a 、sb t 8
cおよび切り込み98〜9dの周縁が第2図の上方向に
たわんで、リード線4 a 、4 b t 4 cやケ
ース3内壁に密着し、またその上から樹脂6で封口する
ことにより、樹脂6が封止シート7に含浸して封止シー
ト1と一体となり、ケース3およびリード線4a 、4
b 。
4cと保護体2とを強固に結合するのである。
この時、封止シート7がリード線4 a s 4 b
t 4 cおよびケース3内壁に密着し、保護体2との
間隙を封止しているため、樹脂6が保護体2により形成
された空間内に流れ込むことはなく、しかもリード線4
a、4b、4cはケース3に、樹脂6により強固に固定
されているため、リード線4at4 b t 4 cは
衝撃等によってがたつくことがなく、それによって圧電
共振子1a、1bに異常な力が加わることがなくなり、
結果的にはセラ□ツクフィルタの特性を安定に保持する
とともに、衝撃によるノイズの発生を防ぐことができる
のである。
t 4 cおよびケース3内壁に密着し、保護体2との
間隙を封止しているため、樹脂6が保護体2により形成
された空間内に流れ込むことはなく、しかもリード線4
a、4b、4cはケース3に、樹脂6により強固に固定
されているため、リード線4at4 b t 4 cは
衝撃等によってがたつくことがなく、それによって圧電
共振子1a、1bに異常な力が加わることがなくなり、
結果的にはセラ□ツクフィルタの特性を安定に保持する
とともに、衝撃によるノイズの発生を防ぐことができる
のである。
ここで、封止シート7の切り込み8a t 8b 18
cと、リード線4 a 、4 b t 4 cの位置と
の間にばらつきがあっても、封止シート70角あるいは
その近傍に設けた切り込み9a〜9dと切り込み8a〜
8cがその位置のばらつきを吸収してくれるため、リー
ド線4a 、4b 、4cが封止シート7によって規制
され傾くことがなく、製作上あまり高い工作精度を必要
としないという利点を有するとともに、自動機械による
製作も可能である。
cと、リード線4 a 、4 b t 4 cの位置と
の間にばらつきがあっても、封止シート70角あるいは
その近傍に設けた切り込み9a〜9dと切り込み8a〜
8cがその位置のばらつきを吸収してくれるため、リー
ド線4a 、4b 、4cが封止シート7によって規制
され傾くことがなく、製作上あまり高い工作精度を必要
としないという利点を有するとともに、自動機械による
製作も可能である。
また、切り込み8 a t 8 b t 8 cの代り
に孔を設けた場合は、リード線4at4bj4(!と孔
との間にばらつきがあると、保護体2とリード線4at
4b)4cとの間隙を完全に封止することができなく、
しかもリード線4at4bt4cがが前記孔に規制され
て傾き、圧電素子1 a 、1 bとの良好な電気的お
よび機械的接続を妨げて、セラミックフィルタの周波数
ズレや電気的損失を招く原因となることがあるため、あ
まり望ましくない。
に孔を設けた場合は、リード線4at4bj4(!と孔
との間にばらつきがあると、保護体2とリード線4at
4b)4cとの間隙を完全に封止することができなく、
しかもリード線4at4bt4cがが前記孔に規制され
て傾き、圧電素子1 a 、1 bとの良好な電気的お
よび機械的接続を妨げて、セラミックフィルタの周波数
ズレや電気的損失を招く原因となることがあるため、あ
まり望ましくない。
以上のように本考案によれば、ケースの開口部の封口を
行なう樹脂が、圧電共振子を収納している空間に侵入す
ることがなくセラミックフィルタに伺らかの衝撃が加わ
えられても、セラミックフィルタの特性を安定に保持す
るとともに、衝撃によるノイズの発生を防ぎ、しかも製
作が容易になるという非常に優れたものである。
行なう樹脂が、圧電共振子を収納している空間に侵入す
ることがなくセラミックフィルタに伺らかの衝撃が加わ
えられても、セラミックフィルタの特性を安定に保持す
るとともに、衝撃によるノイズの発生を防ぎ、しかも製
作が容易になるという非常に優れたものである。
第1図は従来のセラ□ツクフィルタの内部構造を示す断
面図、第2図は本考案の一実施例によるセラミックフィ
ルタの要部構造を示す断面図、第3図は同セラミックフ
ィルタの要部部品の斜視図である。 la、lb・・・圧電共振子、3・・・ケース、4a。 4 b 、4 c・・・リード線、6・・・樹脂、7・
・・封止シート、8a、8b、8c・・・リード線貫通
用の切り込み、9a、9bt9ct9d・・・角あるい
はその近傍の切り込み。
面図、第2図は本考案の一実施例によるセラミックフィ
ルタの要部構造を示す断面図、第3図は同セラミックフ
ィルタの要部部品の斜視図である。 la、lb・・・圧電共振子、3・・・ケース、4a。 4 b 、4 c・・・リード線、6・・・樹脂、7・
・・封止シート、8a、8b、8c・・・リード線貫通
用の切り込み、9a、9bt9ct9d・・・角あるい
はその近傍の切り込み。
Claims (1)
- リード線を有する圧電共振子と、この圧電共振子の周囲
に空間を形成して収納するケースと、このケースの開口
部を封口する樹脂とを有し、かつ前記空間に樹脂が侵入
しないように、前記樹脂との接着性が良好で角あるいは
その近傍に切り込みを有する可撓性の封止シートを前記
空間と樹脂との間に配設し、この封止シートに設けられ
た他の切り込みに前記リード線を貫通させ、前記リード
線を前記樹脂および封止シートによりケースに強固に固
定してなるセラミックフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975171754U JPS5824500Y2 (ja) | 1975-12-17 | 1975-12-17 | セラミツクフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975171754U JPS5824500Y2 (ja) | 1975-12-17 | 1975-12-17 | セラミツクフイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5282343U JPS5282343U (ja) | 1977-06-20 |
JPS5824500Y2 true JPS5824500Y2 (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=28650212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975171754U Expired JPS5824500Y2 (ja) | 1975-12-17 | 1975-12-17 | セラミツクフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824500Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4810910U (ja) * | 1971-06-29 | 1973-02-07 |
-
1975
- 1975-12-17 JP JP1975171754U patent/JPS5824500Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4810910U (ja) * | 1971-06-29 | 1973-02-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5282343U (ja) | 1977-06-20 |
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