JPS5824384A - 金属材の表面に樹脂塗膜を形成する方法 - Google Patents
金属材の表面に樹脂塗膜を形成する方法Info
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- JPS5824384A JPS5824384A JP12274981A JP12274981A JPS5824384A JP S5824384 A JPS5824384 A JP S5824384A JP 12274981 A JP12274981 A JP 12274981A JP 12274981 A JP12274981 A JP 12274981A JP S5824384 A JPS5824384 A JP S5824384A
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- coating film
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、着色や防錆などのために金属材の表面に樹
脂塗膜を塗布形成する方法Kf1.?)、紫外線や電子
線といった放射線で硬化反応する樹脂塗料(以下、放射
線硬化性樹脂塗料という)を使用して樹脂塗膜を形成す
るようにしたものである。
脂塗膜を塗布形成する方法Kf1.?)、紫外線や電子
線といった放射線で硬化反応する樹脂塗料(以下、放射
線硬化性樹脂塗料という)を使用して樹脂塗膜を形成す
るようにしたものである。
この種の放射線硬化性樹脂塗料は、短時間で硬化処理で
き、また殆んど熱の加わらない硬化処理のため被処理金
属材に結晶肥大化などの熱影響を及ぼすことがない利点
を有するので、多用化の傾向にある。
き、また殆んど熱の加わらない硬化処理のため被処理金
属材に結晶肥大化などの熱影響を及ぼすことがない利点
を有するので、多用化の傾向にある。
しかしながら、プラスチック塗装用の放射線硬化性樹脂
塗料による塗膜は鉛筆硬度で5〜6H程度のものが期待
できるが、金属塗装用の放射線硬化性樹脂塗料による塗
膜では被処理金属材表面に対する密着特性を充分に維持
しようとすると鉛筆硬度で1〜2H程度のものに限られ
ているのが現状である。
塗料による塗膜は鉛筆硬度で5〜6H程度のものが期待
できるが、金属塗装用の放射線硬化性樹脂塗料による塗
膜では被処理金属材表面に対する密着特性を充分に維持
しようとすると鉛筆硬度で1〜2H程度のものに限られ
ているのが現状である。
そのため、例えば電気かみそ〕の多孔スクリーン状外刃
を金属用の放射線硬化性樹脂塗料これ単独で表面塗装し
た場合、その樹脂IIJ[が硬度不足でヒゲとの接触忙
よシ早期に摩耗する欠点があった。
を金属用の放射線硬化性樹脂塗料これ単独で表面塗装し
た場合、その樹脂IIJ[が硬度不足でヒゲとの接触忙
よシ早期に摩耗する欠点があった。
この発明は、かかる事実に着目して、金属用とプラスチ
ック用の放射線硬化性樹脂塗料を併用することKよ〕、
被処理金属材の表面に密着性が良好で表面硬度の高い樹
脂塗膜を形成しようとするものであル、その特徴とする
とζろは被処理金属材の表面Kまず金属用の放射線硬化
性樹脂塗料を塗布して第1の塗膜を形成し、第1の塗膜
が半乾きの状態下でこの第1の塗膜の表面に2−)スチ
ツク用の放射線硬化性樹脂塗料を塗布して$2の塗膜を
形成し、これら第1および第2の塗膜を放射線硬化させ
るようKした点にある。
ック用の放射線硬化性樹脂塗料を併用することKよ〕、
被処理金属材の表面に密着性が良好で表面硬度の高い樹
脂塗膜を形成しようとするものであル、その特徴とする
とζろは被処理金属材の表面Kまず金属用の放射線硬化
性樹脂塗料を塗布して第1の塗膜を形成し、第1の塗膜
が半乾きの状態下でこの第1の塗膜の表面に2−)スチ
ツク用の放射線硬化性樹脂塗料を塗布して$2の塗膜を
形成し、これら第1および第2の塗膜を放射線硬化させ
るようKした点にある。
つぎに、こめ発明の実施例を図面に基づき説明する。図
面は被処理金属材として電気かみそシの外刃を例示して
いる。この外刃1はニッケルまたはニッケルとコバルト
の合金を用いて電気鋳造法で鋳造するか、あるいは極薄
のステンレス板をプレス加工するととKよって多数の毛
導入孔2と毛導入孔間のリプ部3とを有する多孔スクリ
ーン状をなしておシ、該リプ部30表面に着色、防錆の
丸めの樹脂塗膜4が形成されている。
面は被処理金属材として電気かみそシの外刃を例示して
いる。この外刃1はニッケルまたはニッケルとコバルト
の合金を用いて電気鋳造法で鋳造するか、あるいは極薄
のステンレス板をプレス加工するととKよって多数の毛
導入孔2と毛導入孔間のリプ部3とを有する多孔スクリ
ーン状をなしておシ、該リプ部30表面に着色、防錆の
丸めの樹脂塗膜4が形成されている。
第2図および第3図において、その樹脂塗膜4□
の成形に際しては、まずリプ部iの金属表面に1〜2H
の鉛筆硬度を有する金属用の放射線硬化性樹脂塗料をス
プレーガンで吹付塗布して第1の塗M5を形成する。次
に第1塗膜5に溶剤が残っている半乾き状態(ウェット
状態)において、第1塗膜50表面に5〜6Hの鉛銀硬
度を有するプラスチック用の放射線硬化性樹脂塗料を同
じくスプレーガンで吹付塗布して第20塗膜6を形成す
る。
の鉛筆硬度を有する金属用の放射線硬化性樹脂塗料をス
プレーガンで吹付塗布して第1の塗M5を形成する。次
に第1塗膜5に溶剤が残っている半乾き状態(ウェット
状態)において、第1塗膜50表面に5〜6Hの鉛銀硬
度を有するプラスチック用の放射線硬化性樹脂塗料を同
じくスプレーガンで吹付塗布して第20塗膜6を形成す
る。
しかるのち、放射線(紫外線又は電子線)を照射して第
1および第2の塗膜5・6を瞬時に硬化させる、以上の
ようKしたものである。
1および第2の塗膜5・6を瞬時に硬化させる、以上の
ようKしたものである。
因みに、金属用の放射線硬化性樹脂塗料としては、例え
ばポリエステルをベースとしたアクリルーエポ中シ樹脂
塗料を使用し、プラスチック用の放射線硬化性樹脂塗料
としては、例えばアクリル、・エステル系樹脂を使用す
る。
ばポリエステルをベースとしたアクリルーエポ中シ樹脂
塗料を使用し、プラスチック用の放射線硬化性樹脂塗料
としては、例えばアクリル、・エステル系樹脂を使用す
る。
また、第2塗膜6を着色塗膜としてもよいが、第1塗膜
5を着色して@2塗膜6を透明にすれば深みのある着色
効果が得られることKなる。
5を着色して@2塗膜6を透明にすれば深みのある着色
効果が得られることKなる。
また、第2塗膜6にシリ、コーンオイルを(L5〜5重
量%、好ましくは1.5重量96ハど含有させておけば
、ブリード現象によ)樹脂塗膜4の表面のスリック性を
向上できてはだ触ルが良好なものになシ、毛の導入効果
も高まる。
量%、好ましくは1.5重量96ハど含有させておけば
、ブリード現象によ)樹脂塗膜4の表面のスリック性を
向上できてはだ触ルが良好なものになシ、毛の導入効果
も高まる。
なお、図示例の外刃は被処理金属材の一例であって、本
発明はスチール製キャビネット、懐中電燈の外装ケース
など各種の金属板表面の塗装に適用できる。
発明はスチール製キャビネット、懐中電燈の外装ケース
など各種の金属板表面の塗装に適用できる。
以上説明したように1この発明方法によって得られる樹
脂塗膜4は、被処理金属材の表面に塗布形成される第1
の塗膜5ととの第1塗膜50表間に塗布形成される第2
の塗膜6とからなる断面構造になるが、第1塗膜5は金
属用の放射線硬化性樹脂塗料によシ形成されたものであ
るから、被処理金属材表面に対する樹脂塗膜4これ自体
の密着特性を良好なものにできる。そして、4i/!I
2塗膜6はプラスチック用の放射線硬化性樹脂塗料によ
り形成されるものとしたから、樹脂塗膜4これ自体の表
面硬度を充分に高いものにでき、摩耗や傷付、 きを
良好に防止できる。かつ、gIIJlの塗膜5が半乾き
状態のうちに第2の塗膜6を塗布形成したのち、第1シ
よび第2の塗膜5・6を放射線照射で硬化させるように
し九ので、塗装処理時間を短縮化できるとともに、第3
図に示すように%1塗膜5と4N2塗膜6との境界部人
が互に溶は合って一体結合し、第2塗膜6が第111震
5から剥れるおそれもない。
脂塗膜4は、被処理金属材の表面に塗布形成される第1
の塗膜5ととの第1塗膜50表間に塗布形成される第2
の塗膜6とからなる断面構造になるが、第1塗膜5は金
属用の放射線硬化性樹脂塗料によシ形成されたものであ
るから、被処理金属材表面に対する樹脂塗膜4これ自体
の密着特性を良好なものにできる。そして、4i/!I
2塗膜6はプラスチック用の放射線硬化性樹脂塗料によ
り形成されるものとしたから、樹脂塗膜4これ自体の表
面硬度を充分に高いものにでき、摩耗や傷付、 きを
良好に防止できる。かつ、gIIJlの塗膜5が半乾き
状態のうちに第2の塗膜6を塗布形成したのち、第1シ
よび第2の塗膜5・6を放射線照射で硬化させるように
し九ので、塗装処理時間を短縮化できるとともに、第3
図に示すように%1塗膜5と4N2塗膜6との境界部人
が互に溶は合って一体結合し、第2塗膜6が第111震
5から剥れるおそれもない。
したがって、とくに他物と摺接する金属材表面の塗装に
際して効果大である。
際して効果大である。
第1図は被処理金属材の一例を示す電気かみそ夛の外刃
の展開平面図、第2図はこの発明の方法によシ得られた
外刃の拡大断面図、第3図は第2図における一部拡大断
面図である。 1・・・電気かみそシの外刃(被処理金属材の一例)−
2・・・毛導入孔、 3・・・リプ部、 4・・・樹脂塗膜、 5・・・4N1の塗膜、 6・・・第2の塗膜。
の展開平面図、第2図はこの発明の方法によシ得られた
外刃の拡大断面図、第3図は第2図における一部拡大断
面図である。 1・・・電気かみそシの外刃(被処理金属材の一例)−
2・・・毛導入孔、 3・・・リプ部、 4・・・樹脂塗膜、 5・・・4N1の塗膜、 6・・・第2の塗膜。
Claims (1)
- (1)被処理金属材の表面に金属用の放射線硬化性樹脂
塗料を塗布して第1の塗膜を形成する工程と、第1の塗
膜が半乾きの状態において第1の塗膜の表面にプラスチ
ック用の放射線硬化性樹脂塗料を塗布して第2の塗膜を
形成する工程と、放射線を照射して第1および第2の塗
膜を硬化させる工程とからなる、金属材の表面に樹脂塗
膜を形成する方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12274981A JPS5824384A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 金属材の表面に樹脂塗膜を形成する方法 |
JP19543988A JPH0194983A (ja) | 1981-08-04 | 1988-08-04 | 多孔スクリーン状金属材の表面に樹脂塗膜を形成する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12274981A JPS5824384A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 金属材の表面に樹脂塗膜を形成する方法 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19543988A Division JPH0194983A (ja) | 1981-08-04 | 1988-08-04 | 多孔スクリーン状金属材の表面に樹脂塗膜を形成する方法 |
JP9354691A Division JPH0741202B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 樹脂塗膜形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5824384A true JPS5824384A (ja) | 1983-02-14 |
JPH0214110B2 JPH0214110B2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=14843643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12274981A Granted JPS5824384A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 金属材の表面に樹脂塗膜を形成する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824384A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615251A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用感光材料の製造方法 |
JPH0194983A (ja) * | 1981-08-04 | 1989-04-13 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 多孔スクリーン状金属材の表面に樹脂塗膜を形成する方法 |
JP2005305383A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-04 | Dainippon Ink & Chem Inc | ハードコートフィルムの作成方法 |
JP2014058048A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Nitto Denko Corp | シート状有機基材の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0478613U (ja) * | 1990-11-19 | 1992-07-09 |
-
1981
- 1981-08-04 JP JP12274981A patent/JPS5824384A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0194983A (ja) * | 1981-08-04 | 1989-04-13 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 多孔スクリーン状金属材の表面に樹脂塗膜を形成する方法 |
JPS615251A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版用感光材料の製造方法 |
JPH0428293B2 (ja) * | 1984-06-18 | 1992-05-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | |
JP2005305383A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-04 | Dainippon Ink & Chem Inc | ハードコートフィルムの作成方法 |
JP4569807B2 (ja) * | 2004-04-26 | 2010-10-27 | Dic株式会社 | ハードコートフィルムの作成方法 |
JP2014058048A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-04-03 | Nitto Denko Corp | シート状有機基材の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0214110B2 (ja) | 1990-04-06 |
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