JPS5824241B2 - 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構 - Google Patents

糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構

Info

Publication number
JPS5824241B2
JPS5824241B2 JP54026009A JP2600979A JPS5824241B2 JP S5824241 B2 JPS5824241 B2 JP S5824241B2 JP 54026009 A JP54026009 A JP 54026009A JP 2600979 A JP2600979 A JP 2600979A JP S5824241 B2 JPS5824241 B2 JP S5824241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
saw blade
mounting angle
lifting tube
scroll saw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54026009A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55118802A (en
Inventor
伊藤静夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Koki Co Ltd
Original Assignee
Asahi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Koki Co Ltd filed Critical Asahi Koki Co Ltd
Priority to JP54026009A priority Critical patent/JPS5824241B2/ja
Publication of JPS55118802A publication Critical patent/JPS55118802A/ja
Publication of JPS5824241B2 publication Critical patent/JPS5824241B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構に関す
るものである。
一般に糸鋸刃は製作上厚さや刃の形状等が変るとひねり
の度合が変わり、又同じ厚さのものでも1本毎に若干ひ
ねりが異なり、これに合わせて糸鋸刃の取付角度を調節
する必要がある。
この調節機構として従来第5図に示すように、固定アー
ム45先端部に吊上筒46を貫挿して締付つまみ47に
より締付固定したものがあった。
ところが、この機構には締付つまみ47を緩めて吊上筒
46を回動して角度調節するとき、蓄勢された吊上バネ
48により吊上筒46が下動してしまうので、調節後上
動して元の高さ位置に復帰させることが困難で微調節す
ることができないばかりでなく、締付つまみ47を緩め
るときに同つまみ先端が吊上筒46外周に傷゛をつける
ので、吊上筒46の移動が円滑に行えないという欠陥が
あった。
本発明の目的は上記従来の欠陥を解消して、糸鋸刃の取
付角度を簡単に微調節することができる糸鋸機における
鋸刃の取付角度調節機構を提供することにある。
以下、本発明を具体化した糸鋸機の一実施例を図面につ
いて説明すると、図中面1はベッド、2は糸鋸刃3の挿
通孔4を有する固定のテーブル、5は前記挿通孔4の下
方において駆動機構6により上下方向に往復動されかつ
糸鋸刃3の下端を自動挟着固定するための下部刃止部で
ある。
7は固定アーム、8は同アーム7の前端面に固着した取
付部材であって、その前面には一対のアリ溝8aを横方
向に形成している。
9は前記取付部材のアリ溝8aに対し横方向の移動可能
に嵌合した可動支持部材であって、第4図に示すように
支持部材9の左側面にボルト着した支持板10に貫挿し
たジャストボルト11を同支持部材9の一側に螺入して
同ボルト11の調節つまみ11aを回動することにより
支持部材9の横方向の位置調節可能である。
12は支持板10に螺合したアジャストボルト11用の
セットボルト、13は第1゜2図に示すように前記支持
部材9に対し上下方向に貫挿した支持棒14下端に取付
けた鋸刃ガイドである。
15は前記支持部材9に対し上下方向の移動及び回動可
能に貫挿した円筒状の吊上筒、16は同吊上筒15の外
周に嵌合して吊上筒15外周に軸線方向に形成した係止
溝15aに係合されるセットボルト17により締付固定
した鍔部材であって、同鍔部材16下面と前記支持部材
9上面との間にスラストベアリング18を介装し吊上商
15を定位置において回動可能に支持している。
19は吊上筒15の下部ネジ部15bに螺合した上動規
制リングであって、その上面と支持部材9下面との間に
は緩衝リング20及びスラストベアリング21を介装し
て吊上筒15が上動しないようにしている。
22は第2図に示すように吊下筒15の下部に挿入しビ
スにより固定した軸受23に対し相対回動不能に貫挿し
た糸鋸刃取付用の四角柱状をなす可動軸であって、その
下端部には上部固止部24が止着され、中間部には第3
図に示すようにガイドスライダー25かピン26により
止着され、前記軸受23とガイドスライダー25の間に
介装したコイル状の吊上バネ27によって上方へ付勢さ
れている。
28は吊上筒15の上部に挿入され、同吊上筒15に螺
嵌したキャップ29により締付固定した可動軸22の軸
受、30は同軸受28下面に取着したウレタンよりなる
緩衝用のワッシャーである。
31は第2図に示すように支持部材9の前部に形成した
膨出部9aの一側から吊上筒15に向って挿入した円柱
状の締付フ七ツクであって、第3゜4図に示すように同
ブロックに螺入した締付ボルト32のつまみ32aを回
動すると、締付ブロック31の一側に切欠形成した斜面
31aが吊上筒15の外周面に圧接されて支持部材9に
吊上筒15が固定されるようになっている。
33A、33Bは支持部材9の前側上部に一体に突設し
た取付突部9bと、前記鍔部材16の前端面に一体に突
設した取付突部16aのそれぞれの上面に立設した支持
ピン、34A、34Bは両支持ピン33A、33Bに対
しそれぞれ回動可能に嵌合した円筒状の可動片であって
、一方の可動片34Aには締付ボルト35を螺入して支
持ピン33Aに圧接し可動片34Aが回動しないように
している。
36は前記両回動片34A、34Bに螺合した右ネジ及
び左ネジを有するアジャストボルトであって、その中央
部に設けたつまみ36aを回動すると両回動片34A、
34Bが接近又は離間するようにしている。
3γはアジャストボルト36の可動片34B側突出部に
螺合した締付ナツトであって、可動片34Bとアジャス
トボルト36を固定しボルト36の回動を防止し得るよ
うにしている。
38は支持部材9の取付突部9b上面にビス着した指針
、39は鍔部材16の上面に設けた目盛板である。
40は第1図に示すように固定アーム7の先端上面に固
定したレバーガイド、41は同レバーガイド40に止着
したレバー支柱、42は同レバー支柱41に回動可能に
支持した操作レバーであって、前記可動軸22の上端に
嵌着した緩衝部材43を押圧して可動軸22を下動し得
るようになっている。
次に、前記のように構成した糸鋸機についてその作用を
説明する。
さて、上部固止部24に止着した糸鋸刃3の下端を下部
刃止部5により自動挟着するには、操作レバー42の先
端に設けたスイッチ(図示路)を押して下部刃止部を開
口するとともに、操作レバー42を下動してガイドスラ
イダー25により吊上バネ27を圧縮しながら可動軸2
2及び糸鋸刃3を下動させる。
糸鋸刃3の下端が下部刃止部5の開口部へ挿入されたら
、操作レバー42のスイッチを切って下部刃止部5を閉
口し糸鋸刃3を自動挟着する。
次に、締付ボルト32のつまみ32aを緩めて締付ブロ
ック31の吊上筒15への圧接を解除するとともに、締
付ボルト35を緩めて支持ピン33Aと可動片34Aと
の締付けを解除し、さらに締付ナツト37を緩めて可動
片34Bとアジャストボルト36の締付けを解除する。
その後、アジャストボルト36のつまみ36aを回動し
て一対の可動片34A、34Bを接近又は離間させる。
すると、可動片34Aが支持部材9の定位置にあるので
、可動片34B、鍔部材16、吊上筒15は可動軸22
を中心に第4図時計回り方向又は反時計回り方向へ回動
される。
こうして、糸鋸刃3のひねりに合わせて吊上筒15を回
動し終ったら緩めていた締付ボルト32,35及び締付
ナツト37を締付けて支持部材9と吊上筒15、支持ピ
ン33Aと可動片34A及び可動片34Bとアジャスト
ボルト36をそれぞれ相対回動不能に締付ける。
このようにしたら、起動スイッチ(図示路)を入れて、
駆動機構6を作動し、糸鋸刃3を上下動させて切断作業
を行えばよい。
さて、本発明実施例においては、支持部材9に対し吊上
筒15を回動可能に装着し、支持部材9の取付突部9b
と鍔部材16の取付突部16aとの間に支持ピン33A
、33B、可動片34A。
34B、アジャストボルト36よりなる吊上筒15の取
付角度調節手段を設けたので、糸鋸刃3の取付角度を簡
単かつ確実に微調節することができる。
又、本発明実施例においては吊上筒15に対し鍔部材1
6を設けて該鍔部材16の下面を支持部材9の下面に支
承させ、吊上筒15の下部には上動規制リング19を設
けたので、吊上筒15を定位置において回動可能に保持
する手段を簡素化することができるとともに、前記鍔部
材16と上動規制リング19とにより吊上筒15を支持
部材9に締付固定することができるので、この点からも
構成を簡素化できる。
さらに、締付手段が吊上筒15の外周面を傷損させない
という効果もある。
なお、前記実施例では吊上筒15の取付角度を指針38
と目盛板39により表示するようにしたがこのようにす
れば角度調節の移動範囲が数値で目視できるばかりでな
く、各種糸鋸刃の角度調節位置記憶部にもなり糸鋸刃を
交換する場合にそれに対応する目盛に合わせることによ
り、簡単に設定することができるものとなる。
又、本発明は次のような実施例で具体化することも可能
である。
支持部材9側に対し定位置において回動されるウオーム
(図示路)を支持し、鍔部材16側には前記ウオームに
噛合うウオームホイール(図示路)を取付けること。
このように本発明は、アーム7先端の支持部材9に対し
糸鋸刃装着用の吊上筒15を回転可能に貫挿し、同吊上
筒15の外周に鍔部材16を設は同鍔部材16を支持部
材9の上面に支承し、吊上筒15の下部に上動規制リン
グ19を設けてその上面を支持部材9の下面に押圧し得
るように成し、さらに前記支持部材9と吊上筒15に設
けた鍔部材16との間には、同吊上筒の回動位置調節手
段を設けたことにより、糸鋸刃の取付角度を簡単かつ確
実に調節することができるとともに、構造を簡素化する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る糸鋸機の一実施例を示す側面図、
第2図は糸鋸刃の吊上装置を示す拡大側面図、第3図は
同じく吊上装置の正面図、第4図は同じく吊上装置の平
面図、第5図は従来の鋸刃の取付角度調節機構を示す縦
断面図である。 支持部材9、吊上筒15、鍔部材16、上動規制リング
19、可動軸22、支持ピン33A。 33B、可動片34A、34B、アジャストボルト36

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アーム7先端の支持部材9に対し糸鋸刃装着用の吊
    上筒15を回転可能に貫挿し、同吊上筒15の外周に鍔
    部材16を設け、同鍔部材16を支持部材9の上面に支
    承し、吊上筒15の下部に上動規制リング19を設けて
    その上面を支持部材9の下面に押圧し得るように成し、
    さらに前記支持部材9と吊上筒15に設けた鍔部材16
    との間には、同吊上筒の回動位置調節手段を設けたこと
    を特徴とする糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構。 2 支持部材9と鍔部材16及び上動規制リング19と
    のそれぞれの間には、スラストベアリング21が介装さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の糸鋸機における鋸
    刃の取付角度調節機構。 3 吊上筒の回動位置調節手段は、支持部材9に立設し
    た支持ピン33Aに回動可能に嵌合した可動片34Aと
    、鍔部材16に立設した支持ピン33Aに回動可能に嵌
    合した可動片34Bとそれぞれ螺合されたアジャストボ
    ルト36であって、同アジャストボルト36は右ネジ及
    び左ネジを有している特許請求の範囲第1項記載の糸鋸
    機における鋸刃の取付角度調節機構。 4 支持部材9はアーム7に対し横方向の位置調節可能
    である特許請求の範囲第1項記載の糸鋸機における鋸刃
    の取付角度調節機構。 5 支持部材9の位置調節手段は、アーム7側に取付け
    た支持板10と、同支持板10の定位置において回動さ
    れかつ支持部材9に螺入されたアジャストボルト11と
    により構成されたものである特許請求の範囲第4項記載
    の糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構。
JP54026009A 1979-03-06 1979-03-06 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構 Expired JPS5824241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54026009A JPS5824241B2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54026009A JPS5824241B2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55118802A JPS55118802A (en) 1980-09-12
JPS5824241B2 true JPS5824241B2 (ja) 1983-05-20

Family

ID=12181690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54026009A Expired JPS5824241B2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5824241B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426034Y2 (ja) * 1987-06-19 1992-06-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52163291U (ja) * 1976-06-04 1977-12-10

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426034Y2 (ja) * 1987-06-19 1992-06-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55118802A (en) 1980-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5924685A (en) Adjustable clamp
US5085157A (en) Sewing machine with an adjustable cutting device
JPS5824241B2 (ja) 糸鋸機における鋸刃の取付角度調節機構
JPH0610240A (ja) 機械フレーム、特に織機のボデーに支持アーム又はその類似物を調整自在に取り付ける装置
JPS6314109Y2 (ja)
US6003231A (en) Compass with adjusting means
JP3301569B2 (ja) 電気式レバー装置
JP2799229B2 (ja) 二重巻締機におけるシーミングカムレバーとハウジングとのクリアランス設定機構
CN209362617U (zh) 一种新型青饲机定刀调节机构
JPS6135387Y2 (ja)
CN216730701U (zh) 一种智能化数控加工用稳定性夹具
JPS6114379Y2 (ja)
JPS6024521Y2 (ja) 加工品取付装置
JPH065378Y2 (ja) 板ガラス切断装置のカッタ−ホルダ−本体取付構造
KR0136576Y1 (ko) 휠 얼 라인먼트 센서의 고정장치
JP2000210901A (ja) 切断機の回転テ―ブルの位置決め機構
JPS6110861Y2 (ja)
JPH0529650Y2 (ja)
JPS5925188Y2 (ja) 製茶中揉機揉手ヘラのバネ圧調節装置
JPH057964Y2 (ja)
JPH087525Y2 (ja) 磁気ヘッド位置調整機構
JP2876787B2 (ja) 位相割り出し装置
JPH079289A (ja) クランプ装置
JPH0727057Y2 (ja) ワ−ク固定装置
JPH0233931Y2 (ja)