JPS5824161B2 - ケツエキサンソキヨウキユウキヨウガストウカセイマク - Google Patents
ケツエキサンソキヨウキユウキヨウガストウカセイマクInfo
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- JPS5824161B2 JPS5824161B2 JP50159619A JP15961975A JPS5824161B2 JP S5824161 B2 JPS5824161 B2 JP S5824161B2 JP 50159619 A JP50159619 A JP 50159619A JP 15961975 A JP15961975 A JP 15961975A JP S5824161 B2 JPS5824161 B2 JP S5824161B2
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- fluoroacylated
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B13/00—Preparation of cellulose ether-esters
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L33/00—Antithrombogenic treatment of surgical articles, e.g. sutures, catheters, prostheses, or of articles for the manipulation or conditioning of blood; Materials for such treatment
- A61L33/06—Use of macromolecular materials
- A61L33/08—Polysaccharides
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D71/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D71/06—Organic material
- B01D71/08—Polysaccharides
- B01D71/12—Cellulose derivatives
- B01D71/22—Cellulose ethers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、血液適合性、加水分解安定性及び、好ましく
は、ガス透過性構造をもつ、フィルム、。
は、ガス透過性構造をもつ、フィルム、。
膜、被覆、繊及び不織層並びにこれらに類似の構造に製
造可能なポリマーに関する。
造可能なポリマーに関する。
本発明のある態様は、生活動物の血液が非生活表面に接
触する方法及び装置にこれらのポリマーを使用する方法
に関する。
触する方法及び装置にこれらのポリマーを使用する方法
に関する。
これらの装置の例は、血液酸素供給器、生物学的移植(
implant) (たとえば、補綴又は充填う、カテ
ーテル、カニユーレ、人工腎臓又はその他の人工器官、
血液フィルター、探針(probe)並びに血液の採取
及び分析装置を含む。
implant) (たとえば、補綴又は充填う、カテ
ーテル、カニユーレ、人工腎臓又はその他の人工器官、
血液フィルター、探針(probe)並びに血液の採取
及び分析装置を含む。
本発明の他の態様はエチルセルロースの新規な誘導体に
関する。
関する。
非常に種々な有機及び無機の異物が、生活動物の血液と
接触する時に、血液凝塊の生成を促進する事はずつさ前
から認められていた。
接触する時に、血液凝塊の生成を促進する事はずつさ前
から認められていた。
しかしながら、異物の凝固又はトロンボジエーン効果が
理論的立場から非常に効果的に研究されたのは、比較的
最近のことである。
理論的立場から非常に効果的に研究されたのは、比較的
最近のことである。
たとえば、循環系の内皮壁の電気陰性特性は1950年
代までは十分には分っていなかった。
代までは十分には分っていなかった。
血漿蛋白質及び/又は血液の細胞要素(たとえは血小板
)と異物との相互作用に関する研究は理解からは程遠い
。
)と異物との相互作用に関する研究は理解からは程遠い
。
これらの現象の視在の知識の適切な概要は、[血液適合
性合併ポリマー(Blood Compatible
5ynthetic Poly−mers)、第1章、
SD、ブラック著、c、c、、トーマス(イリノイ州ス
プリングフィールド)1974年版」に記載されている
。
性合併ポリマー(Blood Compatible
5ynthetic Poly−mers)、第1章、
SD、ブラック著、c、c、、トーマス(イリノイ州ス
プリングフィールド)1974年版」に記載されている
。
ブラック博士も比較的血液適合性(比較的非トロンボジ
エーン性)のポリマーの合成についての、依然として大
部分が経験的なアプローチを要約している。
エーン性)のポリマーの合成についての、依然として大
部分が経験的なアプローチを要約している。
一般論として、血液酸素供給器膜に望ましい特性は、■
良好なガス透過性(少なくともガス状の酸素及び二酸化
炭素)、■化学安定性(特に74の血液pH及び20〜
40°Cの範囲の温度での安定性、しかし好ましくは殺
菌に使用される温度、たとえば100℃及びその他のp
H域でも安定)、■血液含有環境における血液適合性又
は実質的な非トロンボジエーン性挙動、■水蒸気バリヤ
ーとして働く十分な疎水性、■製造の容易性(たとえば
、溶液流延法などを可能にする十分な溶解性)、■無毒
性、■体液に対して比較的不活性、並びに■血液酸素供
給器の組立て及び使用を容易にするのに適した機械強度
及び取扱い特性を含む。
良好なガス透過性(少なくともガス状の酸素及び二酸化
炭素)、■化学安定性(特に74の血液pH及び20〜
40°Cの範囲の温度での安定性、しかし好ましくは殺
菌に使用される温度、たとえば100℃及びその他のp
H域でも安定)、■血液含有環境における血液適合性又
は実質的な非トロンボジエーン性挙動、■水蒸気バリヤ
ーとして働く十分な疎水性、■製造の容易性(たとえば
、溶液流延法などを可能にする十分な溶解性)、■無毒
性、■体液に対して比較的不活性、並びに■血液酸素供
給器の組立て及び使用を容易にするのに適した機械強度
及び取扱い特性を含む。
残念乍ら、非トロンボジエーン性挙動と血液酸素供給器
に望ましいか又は必要なその他の性質とを組み合わせる
事は困難である。
に望ましいか又は必要なその他の性質とを組み合わせる
事は困難である。
たとえば、ポリジメチルシロキサンの血液適合性を改良
する試みがなされてきた。
する試みがなされてきた。
この類のポリマーは、種々の血液成分に対する相反傾向
(脂質の吸収、血小板付着の促進等)を除けば、適切な
ガス透過性を含む血液酸素供給器に非常に有用な物理的
及び化学的性質をもつことができる。
(脂質の吸収、血小板付着の促進等)を除けば、適切な
ガス透過性を含む血液酸素供給器に非常に有用な物理的
及び化学的性質をもつことができる。
このシロキサンポリマー主鎖についた負極性の側鎖が、
この類のポリマーの血液適合性を改良する事が提唱され
、そして部分的にフッ素化されたポリシロキサンを合成
してガス透過性及び血液適合性に関して試験されてきた
。
この類のポリマーの血液適合性を改良する事が提唱され
、そして部分的にフッ素化されたポリシロキサンを合成
してガス透過性及び血液適合性に関して試験されてきた
。
フッ素含有側鎖の導入により、酸素及び二酸化炭素に対
する透過性が、ポリジメチルシロキサン及びポリメチル
シロキサンとフッ素化ポリシロキサンとの混合物と比較
して低くなった。
する透過性が、ポリジメチルシロキサン及びポリメチル
シロキサンとフッ素化ポリシロキサンとの混合物と比較
して低くなった。
フルオロシロキサンエラストマーに対する血液適合性デ
ーターは、フルオロシロキサン・ジメチルシロキサンの
65/35モルパーセント比の混合物がフルオロシロキ
サンホモポリマーに多数のフッ素基が存在するにもかか
わらず、フルオロシロキサンホモポリマーより若干すぐ
れている事を示している( S、 D、ブラック、op
cit、、 第76頁)。
ーターは、フルオロシロキサン・ジメチルシロキサンの
65/35モルパーセント比の混合物がフルオロシロキ
サンホモポリマーに多数のフッ素基が存在するにもかか
わらず、フルオロシロキサンホモポリマーより若干すぐ
れている事を示している( S、 D、ブラック、op
cit、、 第76頁)。
理想的な血液酸素供給膜の発見又は、合成に関する問題
点を更に示す為に、ポリ(エチレン−ビニルアルコール
)共重合体のペルフルオロエステルを製造し、そして室
温及び通常の大気水分条件下で加水分解的に不安定であ
ることを見いだしたこれらのエステル化した共重合体は
、ビニルアルコール単位のペンダント水酸基とペルフル
オロ酪酸クロリドとを反応させる事により製造される。
点を更に示す為に、ポリ(エチレン−ビニルアルコール
)共重合体のペルフルオロエステルを製造し、そして室
温及び通常の大気水分条件下で加水分解的に不安定であ
ることを見いだしたこれらのエステル化した共重合体は
、ビニルアルコール単位のペンダント水酸基とペルフル
オロ酪酸クロリドとを反応させる事により製造される。
pH7で水分の存在下に室温で加水分解することにより
遊離の水酸基が再生される。
遊離の水酸基が再生される。
ポリ(エチレン−ビニルアルコール)のペルフルオロア
セテートエステルの凝血抵抗性についての報告に関して
は「Gott、 NTl5年報PBI 86551(1
969年8月)、第65頁以降」を参照されたい。
セテートエステルの凝血抵抗性についての報告に関して
は「Gott、 NTl5年報PBI 86551(1
969年8月)、第65頁以降」を参照されたい。
この場合に、フッ素化ポリアクリレートエステルもガス
透過性の見地から研究された。
透過性の見地から研究された。
現在入手しつるデーターでは、フッ素化がこれらアクリ
レートポリマーのガス透過性になんら著しく杆部しい効
果を及ぼさないことが示されている。
レートポリマーのガス透過性になんら著しく杆部しい効
果を及ぼさないことが示されている。
フッ素化されたフィルム形成性ポリマー技術の状態の説
明については、「英国特許第1120373号(ICI
、 Ltd、)、1968年7月17日公告」を参照
されたい。
明については、「英国特許第1120373号(ICI
、 Ltd、)、1968年7月17日公告」を参照
されたい。
ガス透過性、血液適合性、疎水性、製造の容易性、機械
強度、取扱い性、加水分解安定性並びにガス透過性膜及
び/又は前記生物学的環境に用いられるポリマーに関す
るその他の所望の性質は、残存セルロース水酸基をフッ
素化したアシル化剤(タトえば、フッ素化酸ハライド)
でアシル化(即ちエステル化)する事によりエチルセル
ロースから得られる本質的に単一のポリマー構造に効果
的に組み合せることができる事が見い出された。
強度、取扱い性、加水分解安定性並びにガス透過性膜及
び/又は前記生物学的環境に用いられるポリマーに関す
るその他の所望の性質は、残存セルロース水酸基をフッ
素化したアシル化剤(タトえば、フッ素化酸ハライド)
でアシル化(即ちエステル化)する事によりエチルセル
ロースから得られる本質的に単一のポリマー構造に効果
的に組み合せることができる事が見い出された。
本発明に係る血液酸素供給器用ガス透過性膜は、実質的
にすべてのペンダントメチロール基及び約50モル%ヲ
越える数のエチルセルロース誘導体の環置換水酸基をエ
ーテル化した、三糖類単位当り約4.4〜約5.5のエ
トキシド基をもつフルオロアシル化エチルセルロース誘
導体であって、更に三糖類単位当り約0.5〜約1.6
の環置換−〇〇〇(CF2)mCF3基(式中、mは1
〜6の数)、赤外分光分析測定で高々微量の残存水酸基
及び10重量%を越える量の化学結合したフッ素を含む
フルオロアシル化エチルセルロース誘導体を含んで成る
。
にすべてのペンダントメチロール基及び約50モル%ヲ
越える数のエチルセルロース誘導体の環置換水酸基をエ
ーテル化した、三糖類単位当り約4.4〜約5.5のエ
トキシド基をもつフルオロアシル化エチルセルロース誘
導体であって、更に三糖類単位当り約0.5〜約1.6
の環置換−〇〇〇(CF2)mCF3基(式中、mは1
〜6の数)、赤外分光分析測定で高々微量の残存水酸基
及び10重量%を越える量の化学結合したフッ素を含む
フルオロアシル化エチルセルロース誘導体を含んで成る
。
エチルセルロースのフッ素化エステルは、血液適合性又
はガス透過性のいずれかを必要とする分野で有用性をも
つものとして認識されていなかったことは明らかである
。
はガス透過性のいずれかを必要とする分野で有用性をも
つものとして認識されていなかったことは明らかである
。
エチルセルロースのフッ素化エステル誘導体ヲ製造する
方法及び一般的な出発物質は、一般に公知である。
方法及び一般的な出発物質は、一般に公知である。
例えば英国特許第1120373号(パーク等)、19
68年7月17日公告」を参照されたい。
68年7月17日公告」を参照されたい。
しかしながらパーク等の特許に開示された合成は、エチ
ルセルロースの残存水酸基のすべてのエステル化には一
般に適合しない。
ルセルロースの残存水酸基のすべてのエステル化には一
般に適合しない。
パーク等の目的に従って、0.1〜10重量%の範囲内
フッ素含量が適当である。
フッ素含量が適当である。
理論的にこのフッ素含量は、セルロースポリマーの遊離
の水酸基のエステル化に必要な化学量論量゛の割合を用
いて得ることができる。
の水酸基のエステル化に必要な化学量論量゛の割合を用
いて得ることができる。
パーク等の実施例7では、ペルフルオロオクタノン酸エ
ステル化剤の量は、化学量論量の約5モル%であり、フ
ッ素含量2%の精製製品が得られる。
ステル化剤の量は、化学量論量の約5モル%であり、フ
ッ素含量2%の精製製品が得られる。
本発明はいかなる理論によっても拘束されないけれども
、エチルセルロース分子の残存水酸基が、水素結合に、
又はある段階で、トロンボジエーン挙動に含まれる同様
の効果に関与することができる事は現在理論化されてい
る。
、エチルセルロース分子の残存水酸基が、水素結合に、
又はある段階で、トロンボジエーン挙動に含まれる同様
の効果に関与することができる事は現在理論化されてい
る。
更に、エステル化エチルセルロースに関して、エステル
基のフッ素含量(即ち化学的に結合されたフッ素の含量
)とガス透過性との間にはつきりした相関関係があるこ
とが現在具い出されている。
基のフッ素含量(即ち化学的に結合されたフッ素の含量
)とガス透過性との間にはつきりした相関関係があるこ
とが現在具い出されている。
この発見は、先行技術のガス透過性ポリマーのあるもの
、たきえはシロキサン型に関して知られている知見に反
する。
、たきえはシロキサン型に関して知られている知見に反
する。
とにかく約12重量%未滴の、化学結合したフッ素を有
するフルオロアシル化エチルセルロースは通常本発明に
好ましくないが、10.3重量%程度の低いフッ素含量
でも本発明のある目的には適する。
するフルオロアシル化エチルセルロースは通常本発明に
好ましくないが、10.3重量%程度の低いフッ素含量
でも本発明のある目的には適する。
本発明のフルオロアシル化エチルセルロースポリマーを
製造する為に使用される出発物質の種類及び量を適当に
選択することによって、極めて入手の容易な物質から得
られるフルオロアシル化剤を用いても、約50重量%も
のフッ素含量を得ることが可能である。
製造する為に使用される出発物質の種類及び量を適当に
選択することによって、極めて入手の容易な物質から得
られるフルオロアシル化剤を用いても、約50重量%も
のフッ素含量を得ることが可能である。
本発明に用いる為に選定されるエチルセルロース出発物
質は、通常1.0〜2,75の置換度(D、 S、、;
に対応する、三糖類単位につき、平均、約2〜約5.5
好ましくは5.0〜5.4のエトキシド基を有する。
質は、通常1.0〜2,75の置換度(D、 S、、;
に対応する、三糖類単位につき、平均、約2〜約5.5
好ましくは5.0〜5.4のエトキシド基を有する。
このり、S、値の上限が好ましく、2,2以上のり、
S、を有するエチルセルロースが市販されている。
S、を有するエチルセルロースが市販されている。
本発明に用いるエチルセルロース誘導体は、フィルム形
成性でありかつ一般に非弾性である。
成性でありかつ一般に非弾性である。
即ち、これら誘導体の薄層を、フィルム(溶液流延フィ
ルム)、膜、被覆等の形状で得ることができる。
ルム)、膜、被覆等の形状で得ることができる。
ガス透過性基体上に被覆する際には、被覆の厚さは臨界
的ではなく、そして約1ミル(約25ミクロン)又はそ
れよりわずかにうすい程度の厚さが連続的な被覆に適当
である。
的ではなく、そして約1ミル(約25ミクロン)又はそ
れよりわずかにうすい程度の厚さが連続的な被覆に適当
である。
血液への酸素供給の目的のためには、約0.5ミル(約
13ミクロン)又はそれ以下の厚さが好ましい。
13ミクロン)又はそれ以下の厚さが好ましい。
これらの誘導体は、01〜5ミクロンの厚さの超薄形フ
ィルム又は膜に成形することができ(米国特許第355
1244号、フオレスター等、1970年12月29日
発行参照)、そして血液酸素供給膜若しくはフィルム、
ガス分離膜若しくはフィルム、剛い、平坦若しくは円筒
形の表面上の被覆等として使用することができる。
ィルム又は膜に成形することができ(米国特許第355
1244号、フオレスター等、1970年12月29日
発行参照)、そして血液酸素供給膜若しくはフィルム、
ガス分離膜若しくはフィルム、剛い、平坦若しくは円筒
形の表面上の被覆等として使用することができる。
これらが有用であるその他の分野には、生物学的移植、
カテーテル、カニユーレ、人工器管、血液フィルター、
探針、血液の採取及び分析装置などがある。
カテーテル、カニユーレ、人工器管、血液フィルター、
探針、血液の採取及び分析装置などがある。
このフィルム、膜、被覆及びその他の層はコイル、積層
品若しくは複合材料形状又は中空繊維等の形状とするこ
とができ、また硬質フレームにそう人することができる
。
品若しくは複合材料形状又は中空繊維等の形状とするこ
とができ、また硬質フレームにそう人することができる
。
エチルセルロース誘導体自身の化学的合成及び血液酸素
供給器などの製造に関連する、フィルム形成又はその他
の関係した製造工程等をかなり簡単な方法で行うことが
できる。
供給器などの製造に関連する、フィルム形成又はその他
の関係した製造工程等をかなり簡単な方法で行うことが
できる。
このポリマーフィルムの機械的強度特性は、いろいろな
製造方法及び得られた装置の使用に適している。
製造方法及び得られた装置の使用に適している。
ポリマーは、公知方法で繊維に成形することもでき、従
って、流延フィルムより幾分大きなたわみ性を有する織
布又は不織布層の製造が可能となる。
って、流延フィルムより幾分大きなたわみ性を有する織
布又は不織布層の製造が可能となる。
本発明のフルオロアシル化エチルセルロース誘導体の製
造に用いる出発物質は、エステル化剤、エチルセルロー
ス及び(エステル化剤が酸ハライドの場合には)合成の
副生物として生成するハロゲン化水素の除去又は吸収用
の物質を含む。
造に用いる出発物質は、エステル化剤、エチルセルロー
ス及び(エステル化剤が酸ハライドの場合には)合成の
副生物として生成するハロゲン化水素の除去又は吸収用
の物質を含む。
適当な一般的な溶剤を本反応を行わせる媒体に用いるこ
とができる。
とができる。
好ましいペルフルオロ化されたエステル化剤は、前記の
パーク等の特許(英国特許第1120373号)に開示
されている。
パーク等の特許(英国特許第1120373号)に開示
されている。
エステル化又はアシル化剤
すべてのエステル化剤が等しい効力で働くわけではなく
、好ましいエステル化剤は次式で示すことができる。
、好ましいエステル化剤は次式で示すことができる。
Rf−COX
(Rfはフルオロヒドロカルビル(たとえば脂肪族)基
であり、Xはハロゲン好ましくはCIである)。
であり、Xはハロゲン好ましくはCIである)。
英国特許第1120373号に指摘されているように、
Rfが種々のペルフルオロ基(代表的には直鎖又は環状
のペルフルオロアルキル)、たとえばペルフルオロブチ
リル及びペルフルオロオクタノイルである化合物は公知
である。
Rfが種々のペルフルオロ基(代表的には直鎖又は環状
のペルフルオロアルキル)、たとえばペルフルオロブチ
リル及びペルフルオロオクタノイルである化合物は公知
である。
対応カルボン酸(即ち、R4C00H)を使用すること
ができるが、これらの化合物は幾分ゆっくり反応しそし
て収量が少い。
ができるが、これらの化合物は幾分ゆっくり反応しそし
て収量が少い。
対応する酸無水物も使用することができる。
部分的にフッ素化した酸ハライドは公知である。
広範囲のフッ素化脂肪族基は特許及び科学文献に報告さ
れている。
れている。
たとえば、米国特許第2759019号(1956年8
月14日発行)に開示されたフルオロカーボン尾(ta
i I ) 含有置換基を参照されたい。
月14日発行)に開示されたフルオロカーボン尾(ta
i I ) 含有置換基を参照されたい。
33までの炭素原子を含むフルオロハイドロカーボンは
公知方法で製造可能であるが、低級ペルフルオロ化アル
キル化合物は一般に非常に容易に入手可能である。
公知方法で製造可能であるが、低級ペルフルオロ化アル
キル化合物は一般に非常に容易に入手可能である。
炭素鎖長スケールの反対端に、ペルフルオロメチル置換
基を含む化合物は、有機フッ素化学分野で非常に一般的
である。
基を含む化合物は、有機フッ素化学分野で非常に一般的
である。
しかしながら、本発明の関係において、ペルフルオロメ
チルエステル化剤(たとえば、ペルフルオロ酢酸クロリ
ド)は室温でガス体とすることができ、そして、より高
分子量の類似体、特に04以上の酸クロリド、たとえば
次式の化合物より一層精巧な製造操作が必要である。
チルエステル化剤(たとえば、ペルフルオロ酢酸クロリ
ド)は室温でガス体とすることができ、そして、より高
分子量の類似体、特に04以上の酸クロリド、たとえば
次式の化合物より一層精巧な製造操作が必要である。
CF3(CF2)mcOX
(式中、mは2〜10、好ましくは、2〜6の数を、そ
してXはハロゲン(たとえばCI)を示す)。
してXはハロゲン(たとえばCI)を示す)。
前述の製造の困難さはあるが、ペルフルオロ酢酸クロリ
ドとペルフルオロプロピオン酸クロリドは、本発明に十
分使用することができる。
ドとペルフルオロプロピオン酸クロリドは、本発明に十
分使用することができる。
最高の、製造容易性とフィルム機械的強度とをもつエチ
ルセルロース誘導体膜のガス透過性を最大にするという
観点から、前記のmの範囲は、特にrri = 2〜6
が最適である。
ルセルロース誘導体膜のガス透過性を最大にするという
観点から、前記のmの範囲は、特にrri = 2〜6
が最適である。
エチルセルロース誘導体に対し、化学結合したフッ素の
含量が12重量%を超えるものは、これら直鎖のペルフ
ルオロアルカノン酸ハライドを用いて容易に得ることが
できる。
含量が12重量%を超えるものは、これら直鎖のペルフ
ルオロアルカノン酸ハライドを用いて容易に得ることが
できる。
エチルセルロース誘導体の機械的強度の観点から、好ま
しいmの範囲は1〜6である。
しいmの範囲は1〜6である。
エチルセルロース
業界で公知のように、純粋なセルロースは1及び4位置
でβ−グルコシド結合により結合された糖類(無水グル
コース)単位の繰り返しから成る線状ポリマーである。
でβ−グルコシド結合により結合された糖類(無水グル
コース)単位の繰り返しから成る線状ポリマーである。
この糖類の単位は、その個個の単位の立体化学的配向が
交互に替るから、三糖類単位の繰り返しと考えられる。
交互に替るから、三糖類単位の繰り返しと考えられる。
フィルム形成性に関して、セルロース及びその誘導体の
代表的な最低分子量は約20,000ダルトン(Dal
ton)である。
代表的な最低分子量は約20,000ダルトン(Dal
ton)である。
処理を簡単にする為には、約100,000を越える分
子量は通常好ましくない。
子量は通常好ましくない。
従って、エチルセルロース中でエーテル化されてエトキ
シ置換基を形成する水酸基の数は、単糖類又は三糖類基
準で計算又は平均する事ができる。
シ置換基を形成する水酸基の数は、単糖類又は三糖類基
準で計算又は平均する事ができる。
単糖類基準は、時々、置換度(D、S、)とよばれる。
糖即位のメチロール置換基は非常に容易にエーテル化さ
れるので、実施のさい1.0未満のり、 S、 (即ち
三糖類基準では2.0)を達成する事は困難である。
れるので、実施のさい1.0未満のり、 S、 (即ち
三糖類基準では2.0)を達成する事は困難である。
市販されているエチルセルロース物質は、典型的には2
0を越えるり、S、たとえば2.2〜約2.75(三糖
類単位につき4.4〜約5.5のエトキシ基)を有する
。
0を越えるり、S、たとえば2.2〜約2.75(三糖
類単位につき4.4〜約5.5のエトキシ基)を有する
。
本発明の関係において、この市販の範囲をはずれるエチ
ルセルロース物質を用いることには伺の利点もない。
ルセルロース物質を用いることには伺の利点もない。
エチルセルロース中のエトキシ含量の市販の範囲は、エ
トキシルパーセントという語でも述べることができ、こ
の代表的な範囲は約45〜約51%のエトキシルである
。
トキシルパーセントという語でも述べることができ、こ
の代表的な範囲は約45〜約51%のエトキシルである
。
本明細書において記載した又は以下に記載する出発物質
の性質及び量の選択に関する最適限界値内では、エトキ
シ含量(並びにペルフルオロアルキル鎖長)の変化がガ
ス輸送速度並びにガス透過性フィルム、膜、被覆等の物
理的特性にあまりきわだった影響を与えていないことが
分った。
の性質及び量の選択に関する最適限界値内では、エトキ
シ含量(並びにペルフルオロアルキル鎖長)の変化がガ
ス輸送速度並びにガス透過性フィルム、膜、被覆等の物
理的特性にあまりきわだった影響を与えていないことが
分った。
三糖類単位あたりの平均エトキシ含量の好ましい範囲は
約4.4〜約5.5である。
約4.4〜約5.5である。
このことは、本質的にすべてのペンダントメチロール基
及び50モル%を越える環置換水酸基がエトキシド(エ
チルエーテル)置換基へ転化したことを意味する。
及び50モル%を越える環置換水酸基がエトキシド(エ
チルエーテル)置換基へ転化したことを意味する。
残存水酸基含量は、このように約0.5〜約1.6のO
H/”糖類単位であり、かつ、これらのOHは、通常、
くり返し糖環上の置換基である。
H/”糖類単位であり、かつ、これらのOHは、通常、
くり返し糖環上の置換基である。
平均では、三糖類単位につき約一つの残存水酸基がある
。
。
しかしながら、官能基がセルロースポリマー鎖全体にわ
たって完全に均一に分布することは、本発明に必要では
なく、そしていずれにしてもそれを実際に行うのは非常
に困難なこ吉である。
たって完全に均一に分布することは、本発明に必要では
なく、そしていずれにしてもそれを実際に行うのは非常
に困難なこ吉である。
もち論エチルセルロースは多くの公知のセルロースポリ
マーの一つであり、そして種々のその他のセルロースポ
リマー、例えばメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース(及びその塩)、硝酸セルロース
、酢酸セルロース及びセルロースの混合エステル等が公
知であ句すべてのこれらのセルロース物質の中で、エチ
ルセルロースは、ふっ素化側鎖及び適当な機械的強度を
有するガス透過性膜の最適な出発物質であるように思わ
れる。
マーの一つであり、そして種々のその他のセルロースポ
リマー、例えばメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース(及びその塩)、硝酸セルロース
、酢酸セルロース及びセルロースの混合エステル等が公
知であ句すべてのこれらのセルロース物質の中で、エチ
ルセルロースは、ふっ素化側鎖及び適当な機械的強度を
有するガス透過性膜の最適な出発物質であるように思わ
れる。
フッ素化エチルセルロース誘導体の合成
本発明に有用なポリマーは、前に記載した酸ハライド又
はその他のエステル化剤でエチルセルロースを処理する
ことにより形成する。
はその他のエステル化剤でエチルセルロースを処理する
ことにより形成する。
酸ハライド(たとえば酸りQ IJド)を用いる時、酸
受容体を含む反応媒質を用いることが好ましい。
受容体を含む反応媒質を用いることが好ましい。
適当な酸受容体は、英国特許第1120373号、第2
頁第7行以降に記載されており、好ましい受容体は、第
三級アミン、たとえばピリジンのような芳香族複素環式
アミンのように挙動する化合物である。
頁第7行以降に記載されており、好ましい受容体は、第
三級アミン、たとえばピリジンのような芳香族複素環式
アミンのように挙動する化合物である。
反応媒質として適当な有機液体は業界公知であり、たと
えばメチレンクロリドのような塩素化脂肪族化合物、ト
ルエンのような芳香族炭化水素並びにピリジン自身(溶
媒及び酸受容体として働く)がある。
えばメチレンクロリドのような塩素化脂肪族化合物、ト
ルエンのような芳香族炭化水素並びにピリジン自身(溶
媒及び酸受容体として働く)がある。
簡単な反応機構は以下のようにあられすことができる。
ROH+R4C0X+凡’N−+ROCOR4+R3’
N−HX(式中ROHはエチルセルロースの1.0水酸
基当量を示し、Rf及びXは前に記載した通りであり、
かつR3Nはハロゲン化水素用のアミン受容体を示す)
。
N−HX(式中ROHはエチルセルロースの1.0水酸
基当量を示し、Rf及びXは前に記載した通りであり、
かつR3Nはハロゲン化水素用のアミン受容体を示す)
。
この反応機構では、モノカルボキシルエステル化剤とO
H当量との比は1:1として示される。
H当量との比は1:1として示される。
実際は化学量論量を越えるエステル化剤が好ましく、た
とえば1〜100%の過剰が好ましい。
とえば1〜100%の過剰が好ましい。
上式で、ROCOR4で示される典型的な製品では、少
くとも約50モル%(そして100モル%までさえも)
のフルオロアシル化エチルセルロース誘導体の繰り返し
三糖類単位は、次の構造式をもつことができる。
くとも約50モル%(そして100モル%までさえも)
のフルオロアシル化エチルセルロース誘導体の繰り返し
三糖類単位は、次の構造式をもつことができる。
(式中、三糖類単位はランダムな顆頭、頭尾配置につけ
ることができ、Etはエチル基を示す)。
ることができ、Etはエチル基を示す)。
前述のように、代表的な0CORf置換基はペルフルオ
ロアルカノイルオキシ基、即ちペルフルオロアルカノイ
ルエステルである。
ロアルカノイルオキシ基、即ちペルフルオロアルカノイ
ルエステルである。
本発明の典型例では、エステル基は式CF3(CF2)
mcO−(式中、mは0とすることができ、かつ、たさ
えエチルセルロースポリマーが比較的低いり、S、をも
つとしても、普通6を越える必要はない)の直鎖のペル
フルオロアルカノイル基を含む。
mcO−(式中、mは0とすることができ、かつ、たさ
えエチルセルロースポリマーが比較的低いり、S、をも
つとしても、普通6を越える必要はない)の直鎖のペル
フルオロアルカノイル基を含む。
1〜6の範囲のm値に対して良好な結果が得られ、そし
て前述したようにmが2に等しい化合物は、m = 0
及びm=1の化学種より容易につくることができる。
て前述したようにmが2に等しい化合物は、m = 0
及びm=1の化学種より容易につくることができる。
本発明のフルオロアシル化エチルセルロース誘導体には
、赤外分光分析により測定した場合に残存水酸基が実質
的にない事が好ましい。
、赤外分光分析により測定した場合に残存水酸基が実質
的にない事が好ましい。
典型的には、エチルセルロース分子に残る環置換水酸基
及びメチロール基の赤外スペクトルの部分にトレース(
微量)以上の吸収が見られない。
及びメチロール基の赤外スペクトルの部分にトレース(
微量)以上の吸収が見られない。
このように赤外分光法に固有な分析誤差の限界内で、本
発明の好ましいポリマーは十分にエステル化及びエーテ
ル化されそして遊離の水酸基を微量しか含まない。
発明の好ましいポリマーは十分にエステル化及びエーテ
ル化されそして遊離の水酸基を微量しか含まない。
非常に低い置換度(D、S。
)のエチルセルロースの場合には、残存水酸基を、すべ
ての単独のOHを一0CORfに転化することなく、エ
ステル化することができるか、又は封鎖することができ
る。
ての単独のOHを一0CORfに転化することなく、エ
ステル化することができるか、又は封鎖することができ
る。
例えは、化学結合したフッ素を含まない1又はそれ以上
のエステル化剤を含む混合エステル化剤を用いることが
でジ・ろ。
のエステル化剤を含む混合エステル化剤を用いることが
でジ・ろ。
しかしながら、この方法より適当なり、 S。
のエチルセルロースと適当なフッ素化エステル化剤を選
ぶ方が便利である。
ぶ方が便利である。
更にフッ素含量を低くするような方法はいずれも(たき
え、すべての残存OHが封鎖されるとしても9本発明に
好ましくない。
え、すべての残存OHが封鎖されるとしても9本発明に
好ましくない。
本発明のフッ素化セルロースフィルムの物理特性エチル
セルロースはそれ自身で良好なフィルム形成性及び機械
的強度をもつが、そのガス透過性は、血液酸素供給器及
びガス透過側物質の多くのその他の応用に要求される水
準よりずっと低い。
セルロースはそれ自身で良好なフィルム形成性及び機械
的強度をもつが、そのガス透過性は、血液酸素供給器及
びガス透過側物質の多くのその他の応用に要求される水
準よりずっと低い。
たとえはエチルセルロースの代表的なグレードのガス透
過性は、酸素に対し20X10−”cJ−;〆需−se
c−crrlHg未満であり、かつ、二酸化炭素に対し
約85X10”以下(同じ単位)である。
過性は、酸素に対し20X10−”cJ−;〆需−se
c−crrlHg未満であり、かつ、二酸化炭素に対し
約85X10”以下(同じ単位)である。
この性能は、ガス透過性用として特に設計された先行技
術の膜よりオーダーが約1桁低い。
術の膜よりオーダーが約1桁低い。
しかしながらこれらの先行技術のガス透過性膜(たとえ
ば、ポリカーボネート−ジメチルシリコンブ節ツク共重
合体)は血液適合性を欠くものと見做されている。
ば、ポリカーボネート−ジメチルシリコンブ節ツク共重
合体)は血液適合性を欠くものと見做されている。
エチルセルロースを本発明の教えに従ってフルオロアシ
ル化する時、エチルセルロースの卓越した機械的強度が
犠牲にされるが、この損失は血液適合性及びガス透過性
の著しい増大により補われて余りある。
ル化する時、エチルセルロースの卓越した機械的強度が
犠牲にされるが、この損失は血液適合性及びガス透過性
の著しい増大により補われて余りある。
本発明のポリマーフィルム及び膜は、血液適合性、ガス
透過性、良好な機械的強度、加水分解安定性等を有する
薄いフィルム又は被膜を通常必要とする血液酸素供給器
又はその他の装置に用いるのに非常によく適する性質の
組み合せを提供することができる。
透過性、良好な機械的強度、加水分解安定性等を有する
薄いフィルム又は被膜を通常必要とする血液酸素供給器
又はその他の装置に用いるのに非常によく適する性質の
組み合せを提供することができる。
フルオロアシル化エチルセルロースの自己支持性フィル
ムを、このフィルムが由来する非フツ素化エチルセルロ
ースと比較する時、ガス透過性(たとえば酸素及び二酸
化炭素透過性)は約1.9〜約30の倍率だけ増大する
。
ムを、このフィルムが由来する非フツ素化エチルセルロ
ースと比較する時、ガス透過性(たとえば酸素及び二酸
化炭素透過性)は約1.9〜約30の倍率だけ増大する
。
ガス透過速度は、m(前に定義1−+)の増大及び/又
はフッ素含量の増大に従ってわずかに増大すると思われ
る。
はフッ素含量の増大に従ってわずかに増大すると思われ
る。
一方機械的強度特性はm及び/又はフッ素含量の増大と
共にわずかに減少するように思われる。
共にわずかに減少するように思われる。
フルオロアシル化エチルセルロースを超薄形フィルムに
成形しかつ、ガス透過性で水に不活性な適当な支持体と
組み合せた場合、酸素と二酸化炭素のガス透過速度は、
強化シリコン膜と比較した場合でさえすぐれている。
成形しかつ、ガス透過性で水に不活性な適当な支持体と
組み合せた場合、酸素と二酸化炭素のガス透過速度は、
強化シリコン膜と比較した場合でさえすぐれている。
この種の比較に用いるフルオロアシル化エチルセルロー
スの代表的な積層体は、フルオロアシル化エチルセルロ
ースの超薄形フィルムへ結合又は積層するポリオレフィ
ン紙(湿式又は乾式プロセスのいずれかをこよりステー
プル又は連続ポリオレフィン繊維から製造可能である)
のような不織ウェブから成る。
スの代表的な積層体は、フルオロアシル化エチルセルロ
ースの超薄形フィルムへ結合又は積層するポリオレフィ
ン紙(湿式又は乾式プロセスのいずれかをこよりステー
プル又は連続ポリオレフィン繊維から製造可能である)
のような不織ウェブから成る。
ある適当な積層技術は、不活性の多孔性基体を1〜20
ミクロンのガス透過性接着剤(たとえばシリコン接着剤
)の層で被覆し、次にこの接着剤被覆基体をフルオロア
シル化エチルセルロースの超薄形フィルムへ積層するこ
とから成る。
ミクロンのガス透過性接着剤(たとえばシリコン接着剤
)の層で被覆し、次にこの接着剤被覆基体をフルオロア
シル化エチルセルロースの超薄形フィルムへ積層するこ
とから成る。
血液適合性のフルオロアシル化エチルセルロースポリマ
ーが完全にシリコン接着剤及び多孔性基体又は支持体を
被覆するので、実質的に非トロンボジエーン性の表面が
血液との捲幻こ対し与えられる。
ーが完全にシリコン接着剤及び多孔性基体又は支持体を
被覆するので、実質的に非トロンボジエーン性の表面が
血液との捲幻こ対し与えられる。
複合材料又は積層体の反対側(血液適合性である必要は
ない)は、酸素が透過可能でかつ血液中のカルボキシヘ
モグロビンによって運ばれる二酸化炭素を放出可能な多
孔性表面である。
ない)は、酸素が透過可能でかつ血液中のカルボキシヘ
モグロビンによって運ばれる二酸化炭素を放出可能な多
孔性表面である。
これらの積層体又は複合材料の機械的強度特性は、フル
オロアシル化エチルセルロース自身の自己支持性フィル
ムに等しいか又はそれよりすぐれている。
オロアシル化エチルセルロース自身の自己支持性フィル
ムに等しいか又はそれよりすぐれている。
業界公知のように、超薄形フィルムを支持体へ接着する
為に接着剤を使用する事は必須ではない。
為に接着剤を使用する事は必須ではない。
適当なガス透過性、血液適合性などは、そのような接着
剤を用いない積層物に対しても得ることができる。
剤を用いない積層物に対しても得ることができる。
別の方法として、フルオロアシル化エチルセルロースの
薄い層を、直接多孔性フィルム又は紙の表面上に種々の
溶媒被覆プロセスにより付着させることができる。
薄い層を、直接多孔性フィルム又は紙の表面上に種々の
溶媒被覆プロセスにより付着させることができる。
本発明に用いるフルオロアシル化エチルセルロースポリ
マーの自己支持性フィルムは、出発エチルセルロースポ
リマーの少くとも25%、より典型的には少くとも30
%の極限引っ張り強度をもつことができる。
マーの自己支持性フィルムは、出発エチルセルロースポ
リマーの少くとも25%、より典型的には少くとも30
%の極限引っ張り強度をもつことができる。
少くとも3000 p、 s、 i、(2,IX 10
’kg/ rrl )の極限引っ張り強度及び少くとも
15.000 p、s、i、(10,5X106kg/
m”)の引っ張り弾性率は、実施に際し容易に得ること
ができる。
’kg/ rrl )の極限引っ張り強度及び少くとも
15.000 p、s、i、(10,5X106kg/
m”)の引っ張り弾性率は、実施に際し容易に得ること
ができる。
極限引っ張り強さ及び弾性率は、インストロン引張試験
機を用いてASTM D882−64Tに従って測定し
た。
機を用いてASTM D882−64Tに従って測定し
た。
前記超薄形膜/支持体積層物若しくは複合材料の極限引
張り強度は、複合材料がウェットな場合には3500
p、 s、 i、(2,4X 106に!g/ m”)
を越えることができ、また複合材料がドライな場合には
4000p、s、i(2,8X10’kg/m)を越え
ることができる。
張り強度は、複合材料がウェットな場合には3500
p、 s、 i、(2,4X 106に!g/ m”)
を越えることができ、また複合材料がドライな場合には
4000p、s、i(2,8X10’kg/m)を越え
ることができる。
エチルセルロースのフルオロアシル化は、ポリマーから
つくられるフィルムの弾性を減少させない。
つくられるフィルムの弾性を減少させない。
たとえフルオロアシル化ポリマーが技術的にエラストマ
ーとして評価されていないとしても、どちらかといえば
弾性は増大する。
ーとして評価されていないとしても、どちらかといえば
弾性は増大する。
本発明のポリマーフィルムが40%を越えル破断伸びを
有することはまれではない。
有することはまれではない。
本発明のフルオロアシル化エチルセルロースは室温(2
0〜25℃)、生理的温度(たとえば、35〜40°C
)及び殺菌温度(たとえば100°C)で良好な加水分
解安定性をもつ。
0〜25℃)、生理的温度(たとえば、35〜40°C
)及び殺菌温度(たとえば100°C)で良好な加水分
解安定性をもつ。
血液のpH(7,4)もこれらのポリマーの加水分解安
定性にほとんど若しくは全熱影響を及ぼさない。
定性にほとんど若しくは全熱影響を及ぼさない。
このように、このポリマーは、血液並びに水及び食塩溶
液等の存在下に室温又は室温より僅かに高い温度条件下
で化学安定性が良好である。
液等の存在下に室温又は室温より僅かに高い温度条件下
で化学安定性が良好である。
本発明のポリマーフィルムをpH7,4の沸騰水にさら
した時、なんら顕著な劣化はみられなかった。
した時、なんら顕著な劣化はみられなかった。
移植環を本発明のポリマーで被覆し、次に犬に移植した
時、このようにして製造した移植が、最も血液適合性が
ある物質として現在知られている熱分解炭素とほぼ同じ
程度の血液適合性をもつことを試験結果が示した。
時、このようにして製造した移植が、最も血液適合性が
ある物質として現在知られている熱分解炭素とほぼ同じ
程度の血液適合性をもつことを試験結果が示した。
(熱分解炭素は硬質の非透過性物質であり、そして移植
可能な生体医学装置にほとんど適用されていない。
可能な生体医学装置にほとんど適用されていない。
)血液酸素供給器
本発明の好ましい血液酸素供給器は、生活動物の血液(
たとえば静脈血)をガス透過性膜の主表面と接触させる
手段から成る。
たとえば静脈血)をガス透過性膜の主表面と接触させる
手段から成る。
たとえば、適当な非トロンボジエーン血液運搬装置を、
循環系中へつなぐ為に使用することができ、そしてこの
循環系からの血液は、中空繊維、コイル状の溝、ガス透
過性表面で規定される一連の空間等へ供給することがで
きる。
循環系中へつなぐ為に使用することができ、そしてこの
循環系からの血液は、中空繊維、コイル状の溝、ガス透
過性表面で規定される一連の空間等へ供給することがで
きる。
実質的に純粋な酸素又は二酸化炭素と混合した酸素を、
ガス透過性コイル、平坦なフィルム若しくは膜、中空繊
維等の反対側の主表面と接触させる。
ガス透過性コイル、平坦なフィルム若しくは膜、中空繊
維等の反対側の主表面と接触させる。
血液と接触しかつガス透過性を必要とする血液酸素供給
器内の表面は、本発明のフルオロアシル化エチルセルo
ヨスから作る。
器内の表面は、本発明のフルオロアシル化エチルセルo
ヨスから作る。
酸素は、フルオロアシル化エチルセルロースを通って血
液中に拡散し、そして血液は二酸化炭素を放出する。
液中に拡散し、そして血液は二酸化炭素を放出する。
シリコン膜を用いた、この型の血液酸素供給器は、業界
で知られている。
で知られている。
これら先行技術の酸素供給器を通過する血液は、代表的
には抗凝塊剤で処理される。
には抗凝塊剤で処理される。
本発明では、抗凝塊剤の使用は不必要であろう。
本発明の血液適合性物質は、血液が直接酸素ガスと接触
する、人工肺又は心−肺機型の酸素供給器にも使用する
ことができる。
する、人工肺又は心−肺機型の酸素供給器にも使用する
ことができる。
しかしながら、これらの装置は、血液中の生体物質を変
性させることができる酸素供給法を用いる。
性させることができる酸素供給法を用いる。
従ってこれらの装置の使用の持続期間は、典型的には、
せいぜい2〜3時間に限られる。
せいぜい2〜3時間に限られる。
一方血液酸素供給器の好ましい型では、血液は変性から
保護され、そのような時間限定を課する必要はない。
保護され、そのような時間限定を課する必要はない。
次の実施例により本発明の原理と実施を説明する。
実施例 1
エチルセルロースペルフルオロブチレートの調製本例で
は、置換度2,55のエチルセルロースを用いた。
は、置換度2,55のエチルセルロースを用いた。
1001のエチルセルロース(グレードT−50,49
,3%のエトキシル、パーキュレス社のロツ)4208
2)を真空下、110℃で乾燥させた。
,3%のエトキシル、パーキュレス社のロツ)4208
2)を真空下、110℃で乾燥させた。
それを次に1.25kgのメチレンクロリドに室温で溶
解し、次に801の乾燥ピリジンを添加した。
解し、次に801の乾燥ピリジンを添加した。
この溶液を10°Cで冷却した。エチルセルロースの計
算水酸基含量にもとづき、20%過剰のペルフルオロブ
チリルクロリド541を攪拌しながら添加した。
算水酸基含量にもとづき、20%過剰のペルフルオロブ
チリルクロリド541を攪拌しながら添加した。
幾分発熱した。30分後にこの溶液を36(容積比でメ
タノール:水=70=30)中へ注ぎポリマーを沈殿さ
せた。
タノール:水=70=30)中へ注ぎポリマーを沈殿さ
せた。
上澄溶液を完全にデカントしかつポリマーを1.5gの
アセトンに再溶解させた。
アセトンに再溶解させた。
このポリマーを次にメタノール−水中で、再沈殿させ、
沢過し、空気乾燥し、次に真空中、90℃で乾燥した。
沢過し、空気乾燥し、次に真空中、90℃で乾燥した。
収率は理論値の75%であった。
実施例 2
その他のペルフルオロアシル化エチルセルロースポリマ
ーの調製 45.3〜50.6パーセントのエトキシル含量の6種
類のグレードのエチルセルロース(スべてパーキュレス
社の製品)を、ペンタフルオロプロピオニルクロリド、
ペンタデカフルオロオクタノイルクロリド及びヘプタフ
ルオロブチリルクロリドでアシル化した。
ーの調製 45.3〜50.6パーセントのエトキシル含量の6種
類のグレードのエチルセルロース(スべてパーキュレス
社の製品)を、ペンタフルオロプロピオニルクロリド、
ペンタデカフルオロオクタノイルクロリド及びヘプタフ
ルオロブチリルクロリドでアシル化した。
即ち、エステル化剤は、m=1゜2及び6の式CFs(
CF2)mcOclで特徴づけられた。
CF2)mcOclで特徴づけられた。
得られたポリマーをフィルムにし、そしてガス輸送速度
及び物理特性(たとえば、引っ張り強度)に関して試験
した。
及び物理特性(たとえば、引っ張り強度)に関して試験
した。
エトキシル含量及びペルフルオロアルキル鎖長の変化は
、ガス輸送速度及び物理特性に余り影響しないことが確
認された。
、ガス輸送速度及び物理特性に余り影響しないことが確
認された。
ガス輸送速度は、フッ素含量(即ちペルフルオロアルキ
ル鎖長)の増大と共にわずかに増大し、かつ、機械的強
度特性は、フッ素含量の増大と共にわずかに減少した。
ル鎖長)の増大と共にわずかに増大し、かつ、機械的強
度特性は、フッ素含量の増大と共にわずかに減少した。
中間範囲のエトキシル含量に対するペルフルオロオクタ
ノイルエチルセルロースのデータは次の通りであった。
ノイルエチルセルロースのデータは次の通りであった。
ガス透過性、P×1010、Pはcrtl −cmlc
yl−5ec−cm Hgの単位で以下の通りであった
。
yl−5ec−cm Hgの単位で以下の通りであった
。
酸素:60
二酸化炭素: 210極限引っ張
り強度、p、s、i、: 3450引っ張り弾性
率、p、s、i、: 16,500破断伸び率:
50〜60%ペルフルオロプロピオ
ニルエチルセルロースの場合のデータは次の通りであっ
た。
り強度、p、s、i、: 3450引っ張り弾性
率、p、s、i、: 16,500破断伸び率:
50〜60%ペルフルオロプロピオ
ニルエチルセルロースの場合のデータは次の通りであっ
た。
ガス透過性(同じ単位)
酸素:50
二酸化炭素: 160極限引っ張
り強度、p、’s、i: 3600引っ張り弾性
率、p、 s、i : 20,000破断伸び率
: 50〜60%上記のペルフルオロ
オクタノイル及びペルフルオロプロピオニルエチルセル
ロースの機械的強度特性は、一般にその他の公知のガス
透過性膜(一般に3単性の)、たとえばフルオロシリコ
ンポリカーボネート−ジメチルシリコンブロック共重合
体、ポリスルホン−ジメチルシリコンブロック共重合体
及びポリへキサデシルスルホンよりすぐれている。
り強度、p、’s、i: 3600引っ張り弾性
率、p、 s、i : 20,000破断伸び率
: 50〜60%上記のペルフルオロ
オクタノイル及びペルフルオロプロピオニルエチルセル
ロースの機械的強度特性は、一般にその他の公知のガス
透過性膜(一般に3単性の)、たとえばフルオロシリコ
ンポリカーボネート−ジメチルシリコンブロック共重合
体、ポリスルホン−ジメチルシリコンブロック共重合体
及びポリへキサデシルスルホンよりすぐれている。
ただ、ポリスルホン−ジメチルシリコンブ晒ツク共重合
体は、極限引っ張り強度においてほとんどペルフルオロ
オクタノイルエチルセルロースに等しい。
体は、極限引っ張り強度においてほとんどペルフルオロ
オクタノイルエチルセルロースに等しい。
これら先行技術のガス透過性膜は、いずれも、通常、血
液適合性であるとは考えられない。
液適合性であるとは考えられない。
フルオロシリコンエラストマーは、ヘパリンのような抗
凝塊剤と組み合せて、血液酸素供給器に用いることが提
案されている。
凝塊剤と組み合せて、血液酸素供給器に用いることが提
案されている。
これらのエラストマーに関する文献に報告されたガス透
過性は高く、たとえは、1010crtl−cm/cy
?i、 −sec−zHg単位で以下の通りである。
過性は高く、たとえは、1010crtl−cm/cy
?i、 −sec−zHg単位で以下の通りである。
酸素: 124二酸化炭
素: 950(文献に報告された
通り。
素: 950(文献に報告された
通り。
)ポリカーボネートジメチルシリコンブロック共重体エ
ラストマーのガス透過性の報告データはわずかにすぐれ
ている。
ラストマーのガス透過性の報告データはわずかにすぐれ
ている。
実施例 3
オレフィン紙支持体上の超薄形膜
二つの積層体試料を、タイベック(Tyvek )10
73(ポリオレフィン紙の商標)、ガス透湿性シリコン
接着剤及び実施例1のペルフルオロブチリルエチルセル
ロースの超薄層から製造した。
73(ポリオレフィン紙の商標)、ガス透湿性シリコン
接着剤及び実施例1のペルフルオロブチリルエチルセル
ロースの超薄層から製造した。
これらの積層体試料を以後実施例3(A)及び3(B)
と参照する。
と参照する。
実施例3(5)は、タイベック1073を、5〜10ミ
クロンの厚さのダウコーニング#282シリコン接着剤
の層で被覆し、そして1.0〜1.5ミクロンの実施例
1のポリマ一層をこのシリコン接着剤へ付着させること
によって製造した。
クロンの厚さのダウコーニング#282シリコン接着剤
の層で被覆し、そして1.0〜1.5ミクロンの実施例
1のポリマ一層をこのシリコン接着剤へ付着させること
によって製造した。
実施例3(B)は、#288シリコン接着剤の層の厚さ
が1.5〜2ミクロンでかつ実施例1のポリマーの層の
厚さも1.5〜2ミクロンである以外は、同一の方法で
製造した。
が1.5〜2ミクロンでかつ実施例1のポリマーの層の
厚さも1.5〜2ミクロンである以外は、同一の方法で
製造した。
カス透過速度は、次の表に報告する。
カス透過速度(cc/ m in rr?−アトム)
酸素 二酸化炭素 実施例 3(A)210±50 1060±90実施例
3(B)470±80 3610±350強化シリコ
ン膜 195±25 109.0±230比較の為に表
に含ませた強化シリコン膜は、” Sc i −Med
Kolobow”型血液酸素供給器から取り出した。
酸素 二酸化炭素 実施例 3(A)210±50 1060±90実施例
3(B)470±80 3610±350強化シリコ
ン膜 195±25 109.0±230比較の為に表
に含ませた強化シリコン膜は、” Sc i −Med
Kolobow”型血液酸素供給器から取り出した。
その平均の厚さは、5ミルであった。極限引っ張り強度
(破断時の引っ張り強度)は実施例3(A)及び実施例
3(B)を平均した。
(破断時の引っ張り強度)は実施例3(A)及び実施例
3(B)を平均した。
データは0、5 in / in/minの歪速度でA
STM試験D882−6GTに従ってインストロン引っ
張り試験機で得た。
STM試験D882−6GTに従ってインストロン引っ
張り試験機で得た。
タイベック支持体は、縦方向(マシン方向)及び横断方
向をもつウェブであったので、破断時の引っ張り強度を
両方向について測定した。
向をもつウェブであったので、破断時の引っ張り強度を
両方向について測定した。
超薄形膜/接着剤/タイベック複合材料がウェットの場
合の引っ張り強度は、以下の通りであった。
合の引っ張り強度は、以下の通りであった。
縦方向、p、s、i、: 4350±580横
断方向、p、s、i、: 4910±339乾燥
複合材料の引っ張り強度のデータは次の通りであった。
断方向、p、s、i、: 4910±339乾燥
複合材料の引っ張り強度のデータは次の通りであった。
縦方向、p、 s、 i、 : 4600±
570横断方向、p、s、i、:’ 4950±
320実施例 4 血液適合性試験 本実施例で、試験されたベルフルオ口アシルエチルセル
ロースは、亦た実施例1のポリマーを用いた。
570横断方向、p、s、i、:’ 4950±
320実施例 4 血液適合性試験 本実施例で、試験されたベルフルオ口アシルエチルセル
ロースは、亦た実施例1のポリマーを用いた。
移植環をポリマーで被覆し、そして犬に移植した。
二つの異る型の環試験を用いた。UBTLゴツト環試験
(静脈血に対する初期の血栓生成を試験するのに用いた
)及び腎塞栓環試験(動脈血に対する血栓塞栓形成を試
験するのに用いた)であった。
(静脈血に対する初期の血栓生成を試験するのに用いた
)及び腎塞栓環試験(動脈血に対する血栓塞栓形成を試
験するのに用いた)であった。
試験の結果を下の第1表及び第2表に報告する。
第1表
実施例1のポリマーのUBTLゴツト環試験殺菌法
血栓生成の各レベルを示 す標本の数” IX オートクレーブ 3 0 0 エチレンオキシド 1 2 0 *レベル〇−凝塊又は小凝塊なし レベル1−明きらかな流れの減少のない中間の凝塊 レベルX=すべて又はほとんどすべてが閉塞第2表 腎
塞栓環試験 犬扁 期 間 環血栓コード1 環の下の
大動脈 腎 梗 塞1 5日
1− 清浄、損傷なし 右:2梗塞> 2
cm左=2梗塞、+3闘 2 4日 1− 清浄、損傷
なし 右:±50%梗塞損傷左=2梗塞、2〜3朋 3 4日 0 清浄、損傷
なし 右=1梗塞、±4mi左:1梗塞、±2m7
11 4 3日 O清浄、損傷なし 右:
6梗塞> 2 cm左:3梗塞ICrrIまで *環血栓コード 0 なし 1 環管膝上に薄い被覆及び/又はリム/大動脈壁土へ
の単なる付着2 管又は旗(flog)の形で環から突
き出る、環管膝上に薄い被覆3 管腔のサイズを著しく
減じそして腎臓の動脈を封鎖又は部分的に封鎖するよう
に環から延びる、すべて又は一部の環管膝上に厚い付着
4 完全に管を閉塞する血栓 本発明の好ましい態様を以下に列挙する。
血栓生成の各レベルを示 す標本の数” IX オートクレーブ 3 0 0 エチレンオキシド 1 2 0 *レベル〇−凝塊又は小凝塊なし レベル1−明きらかな流れの減少のない中間の凝塊 レベルX=すべて又はほとんどすべてが閉塞第2表 腎
塞栓環試験 犬扁 期 間 環血栓コード1 環の下の
大動脈 腎 梗 塞1 5日
1− 清浄、損傷なし 右:2梗塞> 2
cm左=2梗塞、+3闘 2 4日 1− 清浄、損傷
なし 右:±50%梗塞損傷左=2梗塞、2〜3朋 3 4日 0 清浄、損傷
なし 右=1梗塞、±4mi左:1梗塞、±2m7
11 4 3日 O清浄、損傷なし 右:
6梗塞> 2 cm左:3梗塞ICrrIまで *環血栓コード 0 なし 1 環管膝上に薄い被覆及び/又はリム/大動脈壁土へ
の単なる付着2 管又は旗(flog)の形で環から突
き出る、環管膝上に薄い被覆3 管腔のサイズを著しく
減じそして腎臓の動脈を封鎖又は部分的に封鎖するよう
に環から延びる、すべて又は一部の環管膝上に厚い付着
4 完全に管を閉塞する血栓 本発明の好ましい態様を以下に列挙する。
■、実質的にすべてのペンダントメチロール基及びエチ
ルセルロース誘導体の約50モル%を越える環置換水酸
基をエーテル化した、三糖類単位につき約4.4〜約5
.5のエトキシド基を有するフルオロアシル化エチルセ
ルロース誘導体であって、更に該エチルセルロース誘導
体が三糖類単位につき約0.5〜約1.6の環置換−O
CO(CF2)mCF3基(m=1〜6)、赤外分光分
析測定による微量の残存水酸基及び10重量%を越える
化学結合したフッ素を含んで成るフルオロアシル化エチ
ルセルロース誘導体。
ルセルロース誘導体の約50モル%を越える環置換水酸
基をエーテル化した、三糖類単位につき約4.4〜約5
.5のエトキシド基を有するフルオロアシル化エチルセ
ルロース誘導体であって、更に該エチルセルロース誘導
体が三糖類単位につき約0.5〜約1.6の環置換−O
CO(CF2)mCF3基(m=1〜6)、赤外分光分
析測定による微量の残存水酸基及び10重量%を越える
化学結合したフッ素を含んで成るフルオロアシル化エチ
ルセルロース誘導体。
2、第1項記載のエチルセルロース誘導体において、該
エチルセルロース誘導体の三糖類単位につき、5.0〜
5.4のエトキシド基及び0.6〜1.0のペルフルオ
ロブチレート基を有し、更に少くとも12重量%のフッ
素含量を有するフルオロアシル化エチルセルロース誘導
体。
エチルセルロース誘導体の三糖類単位につき、5.0〜
5.4のエトキシド基及び0.6〜1.0のペルフルオ
ロブチレート基を有し、更に少くとも12重量%のフッ
素含量を有するフルオロアシル化エチルセルロース誘導
体。
3 第1項記載のエチルセルロース誘導体において、該
誘導体の繰り返し三糖類単位の約50〜100モル%が
上記構造式(式中、EtはCH3CH2−1mは2〜6
の整数)を有し、更に該エチルセルロース誘導体の化学
結合したフッ素含量が約12重量%であるフルオロアシ
ル化エチルセルロース誘導体。
誘導体の繰り返し三糖類単位の約50〜100モル%が
上記構造式(式中、EtはCH3CH2−1mは2〜6
の整数)を有し、更に該エチルセルロース誘導体の化学
結合したフッ素含量が約12重量%であるフルオロアシ
ル化エチルセルロース誘導体。
4、三糖類単位につき平均約2〜約5.5のエトキシド
基及び少くとも約0.5のフッ素化エステル基ヲ有する
フルオロアシル化エチルセルロースから成る固体表面を
使用する方法であって、更に該固体表面を生活動物の循
環系から採取した血液と接触させることから成る方法。
基及び少くとも約0.5のフッ素化エステル基ヲ有する
フルオロアシル化エチルセルロースから成る固体表面を
使用する方法であって、更に該固体表面を生活動物の循
環系から採取した血液と接触させることから成る方法。
5、第4項記載の方法において、該フルオロアシル化エ
チルセルロースが少くとも12重量%の化学結合したフ
ッ素含量を有しかつ実質的に残存水酸基がないことから
成る方法。
チルセルロースが少くとも12重量%の化学結合したフ
ッ素含量を有しかつ実質的に残存水酸基がないことから
成る方法。
6、第5項記載の方法において、該表面がガス透過性膜
として血液酸素供給器に用いられる膜であることから成
る方法。
として血液酸素供給器に用いられる膜であることから成
る方法。
7、 ガス浸透性膜として、三糖類単位につき少くとも
平均0.5のフッ素化エステル基及び2を越え5.5以
下のエトキシド基を有するフルオロアシル化エチルセル
ロースを用いることかう成る血液酸素供給器。
平均0.5のフッ素化エステル基及び2を越え5.5以
下のエトキシド基を有するフルオロアシル化エチルセル
ロースを用いることかう成る血液酸素供給器。
8、第7項記載の装置において、少くとも12重量%の
化学結合したフッ素含量を有しかつ実質的に残存水酸基
のない該フルオロアシル化エチルセルロースから成る装
置。
化学結合したフッ素含量を有しかつ実質的に残存水酸基
のない該フルオロアシル化エチルセルロースから成る装
置。
9、第8項記載の装置において、該フルオロアシル化エ
チルセルロースは三糖類単位につき平均的0.5〜1.
6のペルフルオロアルカノイルエステル基を有し、かつ
、少くとも3000ポンド/平方インチの極限引っ張り
強度、少くとも15,000 p、s、i、の引っ張り
弾性率を有し、更に非フルオロアシル化エチルセルロー
スに対応するガス状酸素の透過性の2倍を越える透過性
ヲ有するフルオロアシル化エチルセルロースから成る装
置。
チルセルロースは三糖類単位につき平均的0.5〜1.
6のペルフルオロアルカノイルエステル基を有し、かつ
、少くとも3000ポンド/平方インチの極限引っ張り
強度、少くとも15,000 p、s、i、の引っ張り
弾性率を有し、更に非フルオロアシル化エチルセルロー
スに対応するガス状酸素の透過性の2倍を越える透過性
ヲ有するフルオロアシル化エチルセルロースから成る装
置。
10、ガスを分離する方法において、ガス分離膜として
第1項記載のフルオロアシルエチルセルロースから成る
層を用いるこきを改良点とすることから成る方法。
第1項記載のフルオロアシルエチルセルロースから成る
層を用いるこきを改良点とすることから成る方法。
11、生活動物の血液をガス透過性膜の主表面と接触さ
せる手段、及び酸素ガスを該ガス透過性膜の反対側の主
表面と接触させる手段から成る血液酸素供給装置であっ
て、更に該ガス透過性膜が第1項記載のエチルセルロー
ス誘導体から成る装置。
せる手段、及び酸素ガスを該ガス透過性膜の反対側の主
表面と接触させる手段から成る血液酸素供給装置であっ
て、更に該ガス透過性膜が第1項記載のエチルセルロー
ス誘導体から成る装置。
12、血液を接触させる表面手段から成る生物学的装置
であって、更に該表面手段が第1項記載のフルオロアシ
ル化エチルセルロースから成る装置。
であって、更に該表面手段が第1項記載のフルオロアシ
ル化エチルセルロースから成る装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 実質的にすべてのペンダントメチロール基及び約5
0モル%を越える数のエチルセルロース誘導体の環置換
水酸基をエーテル化した、三糖類単位当り約4.4〜約
55のエトキシド基をもつフル。 オロアシル化エチルセルロース誘導体であって、更に三
糖類単位当り約0.5〜約16の環置換−OC’0(C
F2)mCF3基(式中、mは1〜6の数)赤外分光分
析測定で高々微量の残存水酸基及び10重量%を越える
量の化学結合したフッ素を含むフルオロアシル化エチル
セルロース誘導体を含んで成る血液酸素供給器用ガス透
過性膜。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/536,397 US4008047A (en) | 1974-12-26 | 1974-12-26 | Blood compatible polymers for blood oxygenation devices |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5198684A JPS5198684A (ja) | 1976-08-31 |
JPS5824161B2 true JPS5824161B2 (ja) | 1983-05-19 |
Family
ID=24138320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50159619A Expired JPS5824161B2 (ja) | 1974-12-26 | 1975-12-26 | ケツエキサンソキヨウキユウキヨウガストウカセイマク |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4008047A (ja) |
JP (1) | JPS5824161B2 (ja) |
DE (1) | DE2558809A1 (ja) |
DK (1) | DK148646C (ja) |
FR (1) | FR2295968A1 (ja) |
GB (1) | GB1528589A (ja) |
IL (1) | IL48690A (ja) |
SE (1) | SE430067B (ja) |
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