JPS5823889A - 石炭−水スラリ−用添加剤 - Google Patents
石炭−水スラリ−用添加剤Info
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- JPS5823889A JPS5823889A JP12222581A JP12222581A JPS5823889A JP S5823889 A JPS5823889 A JP S5823889A JP 12222581 A JP12222581 A JP 12222581A JP 12222581 A JP12222581 A JP 12222581A JP S5823889 A JPS5823889 A JP S5823889A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は石炭粉末を水に安定にかつ高濃度で分散させ
るための石炭−水スラリー用添加剤に関する。
るための石炭−水スラリー用添加剤に関する。
石炭はその形状が固体であるために永い間石油に燃料と
しての王座をゆずっていたが、石油ショックを機に石炭
の見直しが行なわれ、石炭石油混合燃料(COM)で代
表されるように、石炭を粉末とし、媒体と混合すること
により石炭を流体として取り扱おうという試みが盛んに
行なわれている。しかし、石炭石油混合燃料の場合には
、約半分が油であるという欠点を避けて通ることができ
ず、さらに別のスラリー燃料の開発が望まれている。
しての王座をゆずっていたが、石油ショックを機に石炭
の見直しが行なわれ、石炭石油混合燃料(COM)で代
表されるように、石炭を粉末とし、媒体と混合すること
により石炭を流体として取り扱おうという試みが盛んに
行なわれている。しかし、石炭石油混合燃料の場合には
、約半分が油であるという欠点を避けて通ることができ
ず、さらに別のスラリー燃料の開発が望まれている。
近年、水を媒体として用い、高濃度に石炭を分散させた
流体としてのスラリーをパイプライン輸送や油タンカー
などによる輸送にも適したものとし、さらに各種ボイラ
ーにおける石油の代替燃料として用いようとする試みが
なされている。このスラリーの場合には、媒体が水であ
るところから、スラリーとして次の性質を持つことが好
ましい。
流体としてのスラリーをパイプライン輸送や油タンカー
などによる輸送にも適したものとし、さらに各種ボイラ
ーにおける石油の代替燃料として用いようとする試みが
なされている。このスラリーの場合には、媒体が水であ
るところから、スラリーとして次の性質を持つことが好
ましい。
すなわち、石炭濃度が高くかつ低粘度であって、しかも
石炭粉末の凝集や沈降のおこらない長期安定性にすぐれ
たものであることである。また、とくに海外で石炭の水
8ラリフ製造しこれを長距離パイプラインや長期間の船
舶による輸送ののち日゛本で消費することを想定した場
合、機械的剪断力を受けてもスラリーの安定性を保てる
ような特性を有していることが望まれる。
石炭粉末の凝集や沈降のおこらない長期安定性にすぐれ
たものであることである。また、とくに海外で石炭の水
8ラリフ製造しこれを長距離パイプラインや長期間の船
舶による輸送ののち日゛本で消費することを想定した場
合、機械的剪断力を受けてもスラリーの安定性を保てる
ような特性を有していることが望まれる。
ところで、従来、石炭−水スラリーの特性を改質するた
めに、スラリ°−中に防錆剤、抗酸化剤、分散′剤など
の各種の添加剤を添加することはすでに知られている。
めに、スラリ°−中に防錆剤、抗酸化剤、分散′剤など
の各種の添加剤を添加することはすでに知られている。
しかし、これら公知の添加剤のなかで、石炭濃度ないし
粘度に非常に好結果を与え、またこの特性とスラリーの
安定性とを共に満足させるものはほとんどみられない。
粘度に非常に好結果を与え、またこの特性とスラリーの
安定性とを共に満足させるものはほとんどみられない。
たとえば、米国特許第2,346,151号明細書、特
公昭55−45600号公報および特開昭51−165
11号公報などに開示されるりん酸エステル、各種アミ
ン類、アルキレンオキシドとアルキルフェノールやナフ
トールその低酸性りん酸塩との反応物、ポリメタクリル
酸の如きポリカルボン酸の塩の如き添加剤では、粘度低
下機能に劣り高濃度スラリーを得ることが難しい。
公昭55−45600号公報および特開昭51−165
11号公報などに開示されるりん酸エステル、各種アミ
ン類、アルキレンオキシドとアルキルフェノールやナフ
トールその低酸性りん酸塩との反応物、ポリメタクリル
酸の如きポリカルボン酸の塩の如き添加剤では、粘度低
下機能に劣り高濃度スラリーを得ることが難しい。
また、米国特許第2,128,913号明細書に開示の
脂肪酸金属塩の如き添加剤は、粘度低下機能にすぐれ高
濃度スラリーの調製を可能とするが、その反面経日的に
石炭粉末の凝集や沈降をおこしやすく長期安定性に劣る
欠点がある。さ、らに、特開昭56−21636号公報
では、石炭−水スラリー用添加剤として石油スルホン酸
誘導体、リグニンスル案されているが、これらを用いて
石炭−水スラリーを製造してみても、静置状態ではスラ
リーの安定性をある期間像たせることができるものの、
機械的に剪断力を加えると、石炭粉末の沈降が促進され
る傾向があり、実用化にはいまひとつ離がある。
脂肪酸金属塩の如き添加剤は、粘度低下機能にすぐれ高
濃度スラリーの調製を可能とするが、その反面経日的に
石炭粉末の凝集や沈降をおこしやすく長期安定性に劣る
欠点がある。さ、らに、特開昭56−21636号公報
では、石炭−水スラリー用添加剤として石油スルホン酸
誘導体、リグニンスル案されているが、これらを用いて
石炭−水スラリーを製造してみても、静置状態ではスラ
リーの安定性をある期間像たせることができるものの、
機械的に剪断力を加えると、石炭粉末の沈降が促進され
る傾向があり、実用化にはいまひとつ離がある。
この発明者らは、上記の事情・にてらして鋭意検討を行
りつた結果、石炭−水スラリー中に、添加剤として、ス
ルホン化コールタール類またはそのド縮合物の塩を添加
することによ 伏、高濃度でかつ低粘度であって、しかも長期安定性に
すぐれ、そのうえ機械的な剪断力を受けても安定性を損
なうことのない石炭−水スラリーが得られることを知り
、この発明をなすに至った。
りつた結果、石炭−水スラリー中に、添加剤として、ス
ルホン化コールタール類またはそのド縮合物の塩を添加
することによ 伏、高濃度でかつ低粘度であって、しかも長期安定性に
すぐれ、そのうえ機械的な剪断力を受けても安定性を損
なうことのない石炭−水スラリーが得られることを知り
、この発明をなすに至った。
一般に、石炭粉末を水中に分散させる場合、用いる分散
剤はその親油基を石炭粉末の表面の有機質部分に吸着さ
せ、親水基を水の方に向けて配列して石炭表面を親水化
するとともに、水分子をひきつけて水和層、を形成し、
声たイオン性の分散剤の場合は界面電気二重層を形成す
ることにより、石炭粒子を安定に分散化するものと考え
られる。
剤はその親油基を石炭粉末の表面の有機質部分に吸着さ
せ、親水基を水の方に向けて配列して石炭表面を親水化
するとともに、水分子をひきつけて水和層、を形成し、
声たイオン性の分散剤の場合は界面電気二重層を形成す
ることにより、石炭粒子を安定に分散化するものと考え
られる。
ここで、分散剤をもつとも効率的にかつ強固に石炭粒子
表面に吸着させるために必要なことは、分散剤の親油基
が石炭表面の有機質部分とできるだけ良好に親和するこ
とである。 、この発明において使用、する
前記の添加剤はコールタール類を出発原料としたもので
あるか、このコールタール類は、石炭からコー“クスを
製造する際に得られるものであるため、石炭表面ときわ
めて強い親和力を有している。この発明は、コールター
ル類の上記特性に着目し、これをスルホン化しまたさら
にホルムアルデヒド縮合物としたのち塩基で中和したも
のを、石炭−水スラリーの添加剤として使用することに
よって、スラリーの安定性に所期するとおりのきわめて
良好な結果を得るに至ったものである。
表面に吸着させるために必要なことは、分散剤の親油基
が石炭表面の有機質部分とできるだけ良好に親和するこ
とである。 、この発明において使用、する
前記の添加剤はコールタール類を出発原料としたもので
あるか、このコールタール類は、石炭からコー“クスを
製造する際に得られるものであるため、石炭表面ときわ
めて強い親和力を有している。この発明は、コールター
ル類の上記特性に着目し、これをスルホン化しまたさら
にホルムアルデヒド縮合物としたのち塩基で中和したも
のを、石炭−水スラリーの添加剤として使用することに
よって、スラリーの安定性に所期するとおりのきわめて
良好な結果を得るに至ったものである。
この発明におけるスルホン化コールタール類トしては、
コールタール、コールタール重軽質油またはコールター
ル蒸留残渣のスルホン化物を挙げることができる。−こ
こでいうコールタール重軽質油とはコークス炉ガス軽油
やタール軽油の沸点100〜300°Cの範囲の留分て
あり、スチレン、クマロン、インデン、ナフタレンおよ
びそれらの誘導体であるC6〜C1□留分禿主成分とし
、その他芳香族、パラフィン、ナフテン系炭化水素油を
含むものである。また、コールタール蒸留残渣とはコー
ルタールを常圧で蒸留し、300°C以下の留分を留去
した残りの残渣を意味し、通常軟化点で規定されるが、
同じ特性の残渣をコールタールの減圧蒸留工程1こよっ
て得ることもできる。上記の軟化点きしては30’C以
上が適当である。なお、コールタール蒸留残渣に含まれ
る物質についてはいまだ正確に報告されていないか、多
環縮合芳香族を主成分とし樹脂状の高分子化合物も含有
されている。
コールタール、コールタール重軽質油またはコールター
ル蒸留残渣のスルホン化物を挙げることができる。−こ
こでいうコールタール重軽質油とはコークス炉ガス軽油
やタール軽油の沸点100〜300°Cの範囲の留分て
あり、スチレン、クマロン、インデン、ナフタレンおよ
びそれらの誘導体であるC6〜C1□留分禿主成分とし
、その他芳香族、パラフィン、ナフテン系炭化水素油を
含むものである。また、コールタール蒸留残渣とはコー
ルタールを常圧で蒸留し、300°C以下の留分を留去
した残りの残渣を意味し、通常軟化点で規定されるが、
同じ特性の残渣をコールタールの減圧蒸留工程1こよっ
て得ることもできる。上記の軟化点きしては30’C以
上が適当である。なお、コールタール蒸留残渣に含まれ
る物質についてはいまだ正確に報告されていないか、多
環縮合芳香族を主成分とし樹脂状の高分子化合物も含有
されている。
これらのスルホン化物は、従来一般に知られている種々
のスルホン化反応を行なわせることによって合成でき、
スルホン化剤としてはたとえば無水硫酸、濃硫酸、発煙
硫酸、クロルスルホン酸などが有利に用いられる。スル
ホン化反応は溶剤の存在下で行なってもよく、その溶剤
としては二塩化エタン、四塩化炭素などのスルホン化反
応において安定な塩素系溶剤が好ましい。なお、スルホ
ン化反応ごホルムアルデヒドで縮合する場合、上記の溶
剤は縮合前に除去する必要かある。
のスルホン化反応を行なわせることによって合成でき、
スルホン化剤としてはたとえば無水硫酸、濃硫酸、発煙
硫酸、クロルスルホン酸などが有利に用いられる。スル
ホン化反応は溶剤の存在下で行なってもよく、その溶剤
としては二塩化エタン、四塩化炭素などのスルホン化反
応において安定な塩素系溶剤が好ましい。なお、スルホ
ン化反応ごホルムアルデヒドで縮合する場合、上記の溶
剤は縮合前に除去する必要かある。
この発明におけるスルホン化コールタール類のホルムア
ルデヒド縮合物は、上述したスルホン化コールタール類
を水に溶解したのち、硫酸酸性下でホルマリン、つまり
ホルムアルデヒド水溶液を添加し、攪拌しながら加熱反
応させることにより得ることができる。スルホン化コー
ルタール類の溶解に用いる水の量は適当でよいが、たと
えば原料コールタール類100重量部に対して通常80
重量部以上とするのがよい。ホルマリンの使用量は、原
料コールタール類100重量部に対してホルムアルデヒ
ドが10〜90重量部となるようにするのが好適である
。また、反応温度は通常90〜115°C1反応時間は
一般に2〜10時間程度が適している。
ルデヒド縮合物は、上述したスルホン化コールタール類
を水に溶解したのち、硫酸酸性下でホルマリン、つまり
ホルムアルデヒド水溶液を添加し、攪拌しながら加熱反
応させることにより得ることができる。スルホン化コー
ルタール類の溶解に用いる水の量は適当でよいが、たと
えば原料コールタール類100重量部に対して通常80
重量部以上とするのがよい。ホルマリンの使用量は、原
料コールタール類100重量部に対してホルムアルデヒ
ドが10〜90重量部となるようにするのが好適である
。また、反応温度は通常90〜115°C1反応時間は
一般に2〜10時間程度が適している。
この発明の添加剤は、上記のスルホン化コールタール類
またはそのホルムアルデヒド縮合物を塩基で中和して塩
としたものであるが、この塩としてはアルカリ金属塩、
アンモニウム塩または低級アミン塩がある。アルカリ金
属塩としてはリチウム塩、ナトリウム塩またはカリウム
塩が挙げられる。また、低級アミン塩としてはメチルア
ミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、プロピルアミ
ン、ブチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン
などの炭素数1〜4のアルキル基を持つアミン;モノエ
タノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノール
アミン、モノインプロパツールアミン、ジイソプロパツ
ールアミン、トリイソプロパツールアミン、N−ヒドロ
キシエチルエチレンジ−アミンなどの炭素数2〜3のア
ルカノール基を持つアミン;エチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、N・N−ジ
メチルプロピレンジアミンなどのポリアルキレンポリア
ミン:モルホリン、ピペリジンなどの環状アミンなどの
塩がある。″ この発明においては上記各種の塩の一種または二種以上
を有効成分として含む添加剤を要旨としているが、二種
以上を有効成分とするもののなかには、コールタール類
の種類が異なるもの、スルホン化物とホルムアルデヒド
縮合物との混合系からなるもの、塩の種類が異なるもの
あるいはこれらの組み合せからなるものなど種々の態様
が含まれる。
またはそのホルムアルデヒド縮合物を塩基で中和して塩
としたものであるが、この塩としてはアルカリ金属塩、
アンモニウム塩または低級アミン塩がある。アルカリ金
属塩としてはリチウム塩、ナトリウム塩またはカリウム
塩が挙げられる。また、低級アミン塩としてはメチルア
ミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、プロピルアミ
ン、ブチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン
などの炭素数1〜4のアルキル基を持つアミン;モノエ
タノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノール
アミン、モノインプロパツールアミン、ジイソプロパツ
ールアミン、トリイソプロパツールアミン、N−ヒドロ
キシエチルエチレンジ−アミンなどの炭素数2〜3のア
ルカノール基を持つアミン;エチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、N・N−ジ
メチルプロピレンジアミンなどのポリアルキレンポリア
ミン:モルホリン、ピペリジンなどの環状アミンなどの
塩がある。″ この発明においては上記各種の塩の一種または二種以上
を有効成分として含む添加剤を要旨としているが、二種
以上を有効成分とするもののなかには、コールタール類
の種類が異なるもの、スルホン化物とホルムアルデヒド
縮合物との混合系からなるもの、塩の種類が異なるもの
あるいはこれらの組み合せからなるものなど種々の態様
が含まれる。
また、一種の有効成分といえども、出発原料がコールタ
ール類であるから、その構造、m成ci一般に複雑であ
り、通常クマロン、インデン、スチレン、ナフタレン、
フェナントレンなどの芳香族化合物ないし縮合芳香族化
合物を主成分とした混合物のスルホン化物ないしそのホ
ルムアルデヒド縮合物の塩とされたものであり、単一化
合物を意味するものでないことはいうまでもない。
ール類であるから、その構造、m成ci一般に複雑であ
り、通常クマロン、インデン、スチレン、ナフタレン、
フェナントレンなどの芳香族化合物ないし縮合芳香族化
合物を主成分とした混合物のスルホン化物ないしそのホ
ルムアルデヒド縮合物の塩とされたものであり、単一化
合物を意味するものでないことはいうまでもない。
なお、このような有効成分を含む限り、その製造過程で
生成してくる副生物が混入されたものであってもよい。
生成してくる副生物が混入されたものであってもよい。
たとえばコールタール類をスルホン化したのち中和する
際に過剰に用いたスルホン化剤がそれ自体中和され副生
物として混入してくることがある。もちろん、このよう
な副生物を除去したいと望むなら、上記中和どの水溶液
にたとえばライミングやソープ−ジョンを行なって副生
物を沈殿させろ別することができる。
際に過剰に用いたスルホン化剤がそれ自体中和され副生
物として混入してくることがある。もちろん、このよう
な副生物を除去したいと望むなら、上記中和どの水溶液
にたとえばライミングやソープ−ジョンを行なって副生
物を沈殿させろ別することができる。
この発明の添加剤は、一般に水溶液として使用に供せら
れるが、その他アルコール、炭化水素などの媒体に溶解
または分散させた状態でも使用することができる。この
際、水溶液中または他の蝉体液中に、必要に応じて公知
のゲル化剤、防錆剤、防腐剤などを添加してもよい。
れるが、その他アルコール、炭化水素などの媒体に溶解
または分散させた状態でも使用することができる。この
際、水溶液中または他の蝉体液中に、必要に応じて公知
のゲル化剤、防錆剤、防腐剤などを添加してもよい。
石炭−水スラリー中への添加量は、そのスラリー特性、
つまり石炭粉末の粒度や濃度あるいは有効成分自体の種
類などによって異なるが、一般的には、有効成分が、ス
ラリ−90,01〜5重量憾、とくに好適には0゜05
〜1.0重量%となるようにするのがよい。添加量が多
くなるにしたがって粘度低下効果が大でまた安定性の面
でも好結果が得られる。しかし、一定量を越えるとそれ
以上の効果は期待できないので経済的に不利である。
つまり石炭粉末の粒度や濃度あるいは有効成分自体の種
類などによって異なるが、一般的には、有効成分が、ス
ラリ−90,01〜5重量憾、とくに好適には0゜05
〜1.0重量%となるようにするのがよい。添加量が多
くなるにしたがって粘度低下効果が大でまた安定性の面
でも好結果が得られる。しかし、一定量を越えるとそれ
以上の効果は期待できないので経済的に不利である。
添加方法は任意であり、石炭粉末を乾式粉砕法と湿式粉
砕法とのいずれの方法で得るかによって適宜の方法を選
択すればよい。たとえば、乾式粉砕法では、粉砕粉末を
分散させるべき水中に予めこの発明の添加剤を添加混合
し、これに粉砕粉末を加えて混合するのがよい。一方、
湿式粉砕法では、湿式粉砕のために用いる水中に予め添
加するようにしてもよいし、湿式粉砕中もしくは粉砕と
に添加するようにしてもよい。
砕法とのいずれの方法で得るかによって適宜の方法を選
択すればよい。たとえば、乾式粉砕法では、粉砕粉末を
分散させるべき水中に予めこの発明の添加剤を添加混合
し、これに粉砕粉末を加えて混合するのがよい。一方、
湿式粉砕法では、湿式粉砕のために用いる水中に予め添
加するようにしてもよいし、湿式粉砕中もしくは粉砕と
に添加するようにしてもよい。
なお、この発明の添加剤を用いて、水中粉廊ないし通常
のインペラー攪拌を行なっただけでは、安定なスラリー
を得にくいときには、強いせん断力を持ったホモジナイ
ザー、ラインミキサーなどの攪拌機を使用して混合する
のがよい。
のインペラー攪拌を行なっただけでは、安定なスラリー
を得にくいときには、強いせん断力を持ったホモジナイ
ザー、ラインミキサーなどの攪拌機を使用して混合する
のがよい。
この発明に適用される石炭は、亜瀝青炭、瀝青炭、無煙
炭などいずれであってもよ′くとくに制限はないが、孔
隙の少ない石炭の方が好ましい。また、この石炭を乾式
法や湿式粉砕法で粉砕して水スラリー用の粉末とするが
、この粉末粒度もとくに規定されない。しかし、パイプ
ライ輸送、バー△。
炭などいずれであってもよ′くとくに制限はないが、孔
隙の少ない石炭の方が好ましい。また、この石炭を乾式
法や湿式粉砕法で粉砕して水スラリー用の粉末とするが
、この粉末粒度もとくに規定されない。しかし、パイプ
ライ輸送、バー△。
ナー燃焼において摩耗、閉塞ななどのトラブルをおこさ
ないように、通常200メツシユパスが50重量%以上
となるのが好ましく、700重量%上となればさらに好
ましい。
ないように、通常200メツシユパスが50重量%以上
となるのが好ましく、700重量%上となればさらに好
ましい。
つぎに、この発明の実施例を記載してより具体的に説明
する。
する。
実施例1
攪拌機、温度計および冷却管と注入口をもった500m
?のセパラブルフラスコに、比重1.145(25℃/
4°C)J粘度温度(EVT) −4°Cの市販コール
タール100gを入れ、80°Cに加温しておく。
?のセパラブルフラスコに、比重1.145(25℃/
4°C)J粘度温度(EVT) −4°Cの市販コール
タール100gを入れ、80°Cに加温しておく。
ついで、フラスコに25%発煙硫酸190fを2時間で
滴下した。滴下後120℃まで昇温し、この温度でさら
に2時間攪拌しスルホン化反応を行なった。この反応物
を11の約50℃の温水にあけ、攪拌しながら48チカ
性ソーダ水溶液で中和し、そのご水溶液の水分を留去し
乾燥して、この発明の石炭−水スラリー用添加剤として
のスルホン化コールタールのソーダ塩(以下、添加剤A
という)を得た。
滴下した。滴下後120℃まで昇温し、この温度でさら
に2時間攪拌しスルホン化反応を行なった。この反応物
を11の約50℃の温水にあけ、攪拌しながら48チカ
性ソーダ水溶液で中和し、そのご水溶液の水分を留去し
乾燥して、この発明の石炭−水スラリー用添加剤として
のスルホン化コールタールのソーダ塩(以下、添加剤A
という)を得た。
実施例2
添加剤Aと同様の条件でスルホン化終了後、スルホン化
物を水80+/で希釈したのち、37%のホルマリン水
溶液65fCホルムアルデヒド24.05g)を110
°Cで滴下し、2時間線合反応を行なった。得られたス
ルホン化コールタールのホルムアルデヒド縮合物を11
の約50°Cの温水にあけ、30%力性カリ水溶液で中
和し、そのご水溶液の水分を留去し乾燥して、この発明
の石炭−水スラリー用添加剤としてのスルホン化コール
タールのホルムアルデヒド縮合物のカリウム塩(以下、
添加剤Bという)を得た。
物を水80+/で希釈したのち、37%のホルマリン水
溶液65fCホルムアルデヒド24.05g)を110
°Cで滴下し、2時間線合反応を行なった。得られたス
ルホン化コールタールのホルムアルデヒド縮合物を11
の約50°Cの温水にあけ、30%力性カリ水溶液で中
和し、そのご水溶液の水分を留去し乾燥して、この発明
の石炭−水スラリー用添加剤としてのスルホン化コール
タールのホルムアルデヒド縮合物のカリウム塩(以下、
添加剤Bという)を得た。
なお、添加剤AとBを同一固形分濃度(300重量%の
水溶液にし粘度を測定したところ、Aに比しBは若干の
粘度の増加が認められたため、ホルムアJ’にデヒドに
よる縮合反応は予期した通り行なわれたことを確認した
。
水溶液にし粘度を測定したところ、Aに比しBは若干の
粘度の増加が認められたため、ホルムアJ’にデヒドに
よる縮合反応は予期した通り行なわれたことを確認した
。
実施例3
コールタール重軽質油として沸点100〜300”Cの
コールタール留分を用いたが、この留分の場合にはガス
クロマトグラフィーにより成分の同定が可能であった。
コールタール留分を用いたが、この留分の場合にはガス
クロマトグラフィーにより成分の同定が可能であった。
この発明者らが行なった分析結果を次に示す。
(重量饅) (重量襲)スチレン
8.51・3・5−トリメチノVく
一ビン 2.5α−メチルスチレン 2.51・
3−ジメチルインデン 0.8β−メチルスチレン
0.54・5−ジメチルインデン 0.5インデ
ン 18.0ナフタレン 32.0(o−4
−m)ビニルトルエン 2.5 (m+−p)キシレ
ン 19.0トルエン 1.2
(0)キシレン 2.0ジシクロペンタジエ
ン 1.0 6.0 1・2・4−トリメチルベンゼン3.0上記のコールタ
ール重軽質油を用いて、25饅発煙硫酸の滴下量を20
8fにした以外は添加剤Aと同じ方法でスルホン化反応
と中和反応を行ない、さらに乾燥してこの発明の石炭−
水スラリー用添加剤としてのスルホン化コールタール重
軽質油のナトリウム塩(以下、添加剤Cという)を得た
。
8.51・3・5−トリメチノVく
一ビン 2.5α−メチルスチレン 2.51・
3−ジメチルインデン 0.8β−メチルスチレン
0.54・5−ジメチルインデン 0.5インデ
ン 18.0ナフタレン 32.0(o−4
−m)ビニルトルエン 2.5 (m+−p)キシレ
ン 19.0トルエン 1.2
(0)キシレン 2.0ジシクロペンタジエ
ン 1.0 6.0 1・2・4−トリメチルベンゼン3.0上記のコールタ
ール重軽質油を用いて、25饅発煙硫酸の滴下量を20
8fにした以外は添加剤Aと同じ方法でスルホン化反応
と中和反応を行ない、さらに乾燥してこの発明の石炭−
水スラリー用添加剤としてのスルホン化コールタール重
軽質油のナトリウム塩(以下、添加剤Cという)を得た
。
実施例4
添加剤Cと同じ条件でスルホン化した後、縮合に用いる
37嘔ホルマリンの量を69g(ホルムアルデヒドとし
て26g)とした以外は添加剤Bの場合と同じ条件で縮
合反応し、トリエタノールアミンで中和後乾燥してこの
発明の石炭−水スラリー用添加剤としてのスルホン化コ
ールタール重軽質油のホルムアルデヒド縮合物のトリエ
タノールアミン塩(以下、添加剤りという)を得た。
37嘔ホルマリンの量を69g(ホルムアルデヒドとし
て26g)とした以外は添加剤Bの場合と同じ条件で縮
合反応し、トリエタノールアミンで中和後乾燥してこの
発明の石炭−水スラリー用添加剤としてのスルホン化コ
ールタール重軽質油のホルムアルデヒド縮合物のトリエ
タノールアミン塩(以下、添加剤りという)を得た。
実施例5
軟化点35℃のコールタール蒸留残渣100#を攪拌機
、温度計、冷却器および注入口をもった11のセパラブ
ルフラスコに入れ、100°Cに加温しておく。ついで
、フラスコに25係発煙硫酸4009を3時間で滴下し
た。その後温度を150°Cにあげて4時間スルホン化
反応を続けた。得られたスルホン化物を1.51の70
℃の温水中にあけ、攪拌しながらアンモニア水で中和し
、中粕物を乾燥してこの発明の石炭−水スラリー用添加
剤としてのスルホン化コールタール蒸留残渣のアンモニ
ウム塩(以下、添加剤Eという)を得た。
、温度計、冷却器および注入口をもった11のセパラブ
ルフラスコに入れ、100°Cに加温しておく。ついで
、フラスコに25係発煙硫酸4009を3時間で滴下し
た。その後温度を150°Cにあげて4時間スルホン化
反応を続けた。得られたスルホン化物を1.51の70
℃の温水中にあけ、攪拌しながらアンモニア水で中和し
、中粕物を乾燥してこの発明の石炭−水スラリー用添加
剤としてのスルホン化コールタール蒸留残渣のアンモニ
ウム塩(以下、添加剤Eという)を得た。
実施例6
添加剤Eと同様の条行でス、ルホン化した後、水100
+/で希釈し、37%のホルマリン水溶液50f(ホル
ムアルデヒド1s、slを120°Cで滴下し、5時間
給合反応を行なった。得られた縮合物を、1.51の約
70℃の温水にあけ、30%力性カリ水溶液で中和した
のち、乾燥して、この発明の石炭−水スラリー用添加剤
としてのスルホン化コールタール蒸留残渣のホルムアル
デヒド縮合物のカリウム塩(以下1.添加剤Fという)
を得た。
+/で希釈し、37%のホルマリン水溶液50f(ホル
ムアルデヒド1s、slを120°Cで滴下し、5時間
給合反応を行なった。得られた縮合物を、1.51の約
70℃の温水にあけ、30%力性カリ水溶液で中和した
のち、乾燥して、この発明の石炭−水スラリー用添加剤
としてのスルホン化コールタール蒸留残渣のホルムアル
デヒド縮合物のカリウム塩(以下1.添加剤Fという)
を得た。
実施例7
添加剤Aと添加剤りとを等量混合して、この発明の石炭
−水スラリー用添加剤(以下、添加剤G実施例8 添加剤Cと添加剤Fとを等量混合して、この発明の石炭
−水スラリー用添加剤(以下、添加剤Hという)を得た
。
−水スラリー用添加剤(以下、添加剤G実施例8 添加剤Cと添加剤Fとを等量混合して、この発明の石炭
−水スラリー用添加剤(以下、添加剤Hという)を得た
。
上記実施例の各添加剤を用いて、以下の試験例1.2に
従って実際に石炭−水スラリーを調製し、このスラリー
の粘度(25°C)、静置安定性ならびに剪断力による
安定性の影響を調べた。この試験に用いだ三池炭(日本
産)、オーチャトノマレ−炭(米国産)の工業分析値は
次のとおりである。
従って実際に石炭−水スラリーを調製し、このスラリー
の粘度(25°C)、静置安定性ならびに剪断力による
安定性の影響を調べた。この試験に用いだ三池炭(日本
産)、オーチャトノマレ−炭(米国産)の工業分析値は
次のとおりである。
三池炭 オーチャドバレー炭
゛ 固有水分(重量%) 1.’7 13.
1、灰 分(重量%) 23.0 6.
3揮発分(重量%) 38.0 33.2固定炭素
(重量%) 37.3 なお、得られた石炭−水スラリーの粘度(25’C)は
B型粘度計により測定し、静置安定性Cま次の方法で調
べた。すなわち、直径5cIl、高さ20αのステンレ
ス製シリンダーの底部より61と121の位置に止栓つ
き取り出し口を設け、得られた石炭−水スラリーヲ上記
シリング−の底部力)ら18αのところまで入れ、室温
で1週間静置した。つぎに、シリンダー底部から12C
11より上の上層部分、6〜121の中層部分および6
cI11より下の下層部分に分け、各層の固形分を10
5°Cの乾燥語中に1時間放置する乾燥減量法で測定し
た。また剪断力による安定性は次の方法によって判定し
た。
1、灰 分(重量%) 23.0 6.
3揮発分(重量%) 38.0 33.2固定炭素
(重量%) 37.3 なお、得られた石炭−水スラリーの粘度(25’C)は
B型粘度計により測定し、静置安定性Cま次の方法で調
べた。すなわち、直径5cIl、高さ20αのステンレ
ス製シリンダーの底部より61と121の位置に止栓つ
き取り出し口を設け、得られた石炭−水スラリーヲ上記
シリング−の底部力)ら18αのところまで入れ、室温
で1週間静置した。つぎに、シリンダー底部から12C
11より上の上層部分、6〜121の中層部分および6
cI11より下の下層部分に分け、各層の固形分を10
5°Cの乾燥語中に1時間放置する乾燥減量法で測定し
た。また剪断力による安定性は次の方法によって判定し
た。
すなわち、得られた石炭−水スラリーを直径10.51
、高さ15αの14のビーカーの中へ800 mlの線
まで入れ、羽根径2cIaのインペラーを400m1の
位置にセットし、20 Orpmで24時間攪拌した。
、高さ15αの14のビーカーの中へ800 mlの線
まで入れ、羽根径2cIaのインペラーを400m1の
位置にセットし、20 Orpmで24時間攪拌した。
攪拌停止後、インペラーをとり去り、そのままの状態で
3日間静置した。3日間静置後、ビーカー・を傾けてス
ラリーを流し出し、すべて力(流れ出た場合、低部に残
るがガラス棒等で容易に再流動化できる場合、底部に固
い沈降物が生成、し、スパチュラ等でも容易にとり出す
ことができない状態の場合を、それぞれ◎、0、×で表
わし、◎、○の場合1、には剪断力に対して強いスラリ
ーが得られたと判定した。
3日間静置した。3日間静置後、ビーカー・を傾けてス
ラリーを流し出し、すべて力(流れ出た場合、低部に残
るがガラス棒等で容易に再流動化できる場合、底部に固
い沈降物が生成、し、スパチュラ等でも容易にとり出す
ことができない状態の場合を、それぞれ◎、0、×で表
わし、◎、○の場合1、には剪断力に対して強いスラリ
ーが得られたと判定した。
試験例1
三池炭を乾式粉砕して200メツシユパスが70重量%
の石炭粉末を得た。この粉末の水分量は4重量%(付着
水を含めて)であった。つぎに、21のビーカーに前記
実施例の各添加剤をそれぞれ所定量溶解させた水溶液4
06.2 f/をとり、特殊機化工業@)製ホモミキサ
ーM型を用いて、300〜s o o rpmでゆっく
り攪拌しながら上記の石炭粉末1,093.89を徐々
に加え、加え終ってからホモミキサーの回転数を5.0
00 rPnlにあげて10分間攪拌することにより、
固形分70重量%の石炭−水スラリーを得た。
の石炭粉末を得た。この粉末の水分量は4重量%(付着
水を含めて)であった。つぎに、21のビーカーに前記
実施例の各添加剤をそれぞれ所定量溶解させた水溶液4
06.2 f/をとり、特殊機化工業@)製ホモミキサ
ーM型を用いて、300〜s o o rpmでゆっく
り攪拌しながら上記の石炭粉末1,093.89を徐々
に加え、加え終ってからホモミキサーの回転数を5.0
00 rPnlにあげて10分間攪拌することにより、
固形分70重量%の石炭−水スラリーを得た。
次の第1表は、上記試験例1の結果であり、同表には、
比較例としてナフタレンスルホン酸ナトリウム、ナフタ
レンスルホン酸ナトリウムのホルムアルデヒド縮合物(
縮合度4)、ブチルナフタレンスルホン酸アンモニウム
のホルムアルデヒド縮合物(縮合度3)をそれぞれ添加
剤として用いた結果を併記した。
比較例としてナフタレンスルホン酸ナトリウム、ナフタ
レンスルホン酸ナトリウムのホルムアルデヒド縮合物(
縮合度4)、ブチルナフタレンスルホン酸アンモニウム
のホルムアルデヒド縮合物(縮合度3)をそれぞれ添加
剤として用いた結果を併記した。
この表に示すように、この発明の添加剤A、Fを用いた
場合、高濃度でかつ低粘度であってしかも静置安定性に
すぐれる石炭−水スラリーが得られるとともに、このス
ラリーは剪断力が加えられても安定性が保持されるのに
対し、比較例で用いた添加剤の場合は、静置安定性は比
較的良好であるが、粘度が多少高く、しかも剪断力が加
えられると安定性が極端にそこなわれている。
場合、高濃度でかつ低粘度であってしかも静置安定性に
すぐれる石炭−水スラリーが得られるとともに、このス
ラリーは剪断力が加えられても安定性が保持されるのに
対し、比較例で用いた添加剤の場合は、静置安定性は比
較的良好であるが、粘度が多少高く、しかも剪断力が加
えられると安定性が極端にそこなわれている。
試験例2
容*201のボールミル(ボール充填率30容量襲)に
粒径的2Hに粗粉砕した水分含量15重量外のオーチャ
ドバレー炭1270.6gをとり、これに実施例の添加
剤B、D、Eをそれぞれ所定量溶解させた水溶液230
gを加え、30分間攪拌することにより、石炭粉末の粒
度が200メツシュパス68重量襲とされた固形分72
重量悌の石炭−水スラリーを得た。
粒径的2Hに粗粉砕した水分含量15重量外のオーチャ
ドバレー炭1270.6gをとり、これに実施例の添加
剤B、D、Eをそれぞれ所定量溶解させた水溶液230
gを加え、30分間攪拌することにより、石炭粉末の粒
度が200メツシュパス68重量襲とされた固形分72
重量悌の石炭−水スラリーを得た。
っぎの第2表は上記試験例ンの結果であり、同表には比
較例としてリグニンスルホン酸ナトリウム、ナフタレン
スルホン酸ナトリウムのホルムアルデヒド縮合fpJ(
縮合度4)をそれぞれ添加剤として用いた場合の結果を
併記りた。
較例としてリグニンスルホン酸ナトリウム、ナフタレン
スルホン酸ナトリウムのホルムアルデヒド縮合fpJ(
縮合度4)をそれぞれ添加剤として用いた場合の結果を
併記りた。
第2表でもわかるよ、うに、この発明の添加剤を用いた
場合、前記第1表の場合と同様に、高濃度でかつ低粘度
であってしかも静置安定性にすぐれ゛る石炭−水スラリ
ーが得られるとともに、このスラリーは剪断力を受けて
もその安定性が高度に保持されている。
場合、前記第1表の場合と同様に、高濃度でかつ低粘度
であってしかも静置安定性にすぐれ゛る石炭−水スラリ
ーが得られるとともに、このスラリーは剪断力を受けて
もその安定性が高度に保持されている。
特許出願人 日本油脂株式会社
Claims (3)
- (1)スルホン化コールタール類またはそのホルムアル
デヒド縮合物の塩を有効成分とする石炭−水スラリー用
添加剤。 - (2) スルホン化コールタール類がコールタール、
コールタール重軽質油またはコールタール蒸留残渣のス
ルホン化物である特許請求の範囲* (1)項記載の石
炭−水スラリー用添加剤。 - (3)スルホン化コールタール類またばそのホルムアル
デヒド縮合物の塩がアルカリ金属塩、アンモニウム塩ま
たは低級アミン塩である特許請求の範囲第(1)項また
は第(2)項記載の石炭−水スラリー用添加剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12222581A JPS5823889A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 石炭−水スラリ−用添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12222581A JPS5823889A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 石炭−水スラリ−用添加剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5823889A true JPS5823889A (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=14830655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12222581A Pending JPS5823889A (ja) | 1981-08-03 | 1981-08-03 | 石炭−水スラリ−用添加剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823889A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6053595A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | Hitachi Ltd | 石炭水スラリの製造方法 |
JPS60224043A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-08 | Seikosha Co Ltd | 光センサヘツド |
JPS61436A (ja) * | 1984-05-29 | 1986-01-06 | スナムプロゲツチ・エス・ペー・アー | 流動化及び安定化添加剤の製法 |
-
1981
- 1981-08-03 JP JP12222581A patent/JPS5823889A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6053595A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | Hitachi Ltd | 石炭水スラリの製造方法 |
JPH0443956B2 (ja) * | 1983-09-02 | 1992-07-20 | Hitachi Seisakusho Kk | |
JPS60224043A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-08 | Seikosha Co Ltd | 光センサヘツド |
JPH0242427B2 (ja) * | 1984-04-20 | 1990-09-21 | ||
JPS61436A (ja) * | 1984-05-29 | 1986-01-06 | スナムプロゲツチ・エス・ペー・アー | 流動化及び安定化添加剤の製法 |
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