JPS5823788A - 新抗生物質sf−2103bおよびその製造法 - Google Patents
新抗生物質sf−2103bおよびその製造法Info
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- JPS5823788A JPS5823788A JP12143981A JP12143981A JPS5823788A JP S5823788 A JPS5823788 A JP S5823788A JP 12143981 A JP12143981 A JP 12143981A JP 12143981 A JP12143981 A JP 12143981A JP S5823788 A JPS5823788 A JP S5823788A
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- Japan
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- antibiotic
- substance
- salt
- culture
- producing
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な抗生物質SF −2103B及びその塩
並びにその製造法に関する。
並びにその製造法に関する。
本発明者らは先に%新規なβ−ラクタム抗生物質である
8F −2103ム及びその製造法を見出し、それらを
開示した(4I願昭55−112996号及び特許@
55−157631号)。その後本発明者らは、抗生物
質8F −2105ム生童薗の培養液中に抗生物質8F
−2103ムとは明瞭に異なる新規な抗生物質を見出
し、これを抗生物質8F −2103Bと命名し九本発
明者らは抗生物質8F −2103Bを単離してその理
化学的並びに生物学的性状を確定することくよって本発
明を完成させた。
8F −2103ム及びその製造法を見出し、それらを
開示した(4I願昭55−112996号及び特許@
55−157631号)。その後本発明者らは、抗生物
質8F −2105ム生童薗の培養液中に抗生物質8F
−2103ムとは明瞭に異なる新規な抗生物質を見出
し、これを抗生物質8F −2103Bと命名し九本発
明者らは抗生物質8F −2103Bを単離してその理
化学的並びに生物学的性状を確定することくよって本発
明を完成させた。
抗生物質IF −2105Bは抗生物質8F −210
3ムと近縁なβ−ラクタム抗生物質であるが、これとは
明らかに異なシ、又公知のβ−ラクタム抗生物質のいず
れとも異なる化学構造を有する。一方本物質はダラム陽
性並びKlk性の細菌に対して抗菌活性を有すると同時
に優れたβ−2クタマーゼ囚害活性を示し、ペニシリン
系並びにセファ四スIリン系薬剤と併用することによシ
相乗効果を発揮し、各種β−2クタム耐性薗に対し強い
抗菌作用を示す優れた性質を具備する。
3ムと近縁なβ−ラクタム抗生物質であるが、これとは
明らかに異なシ、又公知のβ−ラクタム抗生物質のいず
れとも異なる化学構造を有する。一方本物質はダラム陽
性並びKlk性の細菌に対して抗菌活性を有すると同時
に優れたβ−2クタマーゼ囚害活性を示し、ペニシリン
系並びにセファ四スIリン系薬剤と併用することによシ
相乗効果を発揮し、各種β−2クタム耐性薗に対し強い
抗菌作用を示す優れた性質を具備する。
抗生物質SF −2105Bの製造は、まず微生物醗酵
に依夛、次いでその培養物から精製単離するととKある
。
に依夛、次いでその培養物から精製単離するととKある
。
本発明に使用される抗生物質8F −210!5 B生
産菌の一例としては、紀伊半島勝浦の土壌よ)新たに分
離された一放曽曹8F −2105株がある。8F−2
105株の菌学的性状は下記の通シである。
産菌の一例としては、紀伊半島勝浦の土壌よ)新たに分
離された一放曽曹8F −2105株がある。8F−2
105株の菌学的性状は下記の通シである。
L 形態的性質
気菌糸および胞子の形成はスターチ寒天、オートミール
寒天、イースト麦芽寒天勢の培地上で認められる。
寒天、イースト麦芽寒天勢の培地上で認められる。
気菌糸の分枝轄単純分枝で、車軸分校u認められず、気
菌糸O先端にはほぼ直線的に胞子が連鎖する。
菌糸O先端にはほぼ直線的に胞子が連鎖する。
菌核、胞子のうなどの特殊構造Fi認められない。
電子顯黴鏡での観察による胞子の表面は平滑型であり、
胞子の11−長円形ないし卵形で、大きさは0・7〜0
・8X1・0〜1・5ミクロンであり、通常10個以上
連頗する。
胞子の11−長円形ないし卵形で、大きさは0・7〜0
・8X1・0〜1・5ミクロンであり、通常10個以上
連頗する。
■ 各種培地上の生育状態
8F −2103株の各種培地上での生育状態は次表に
示すとおシである。培養は280C,観察は14〜21
日培養後に行なった。色の記載の()内に示す標準はコ
ンテイナー・コーIレージW/・オツ・アメリオ社製の
カラー・ハーモニー・マニユアルを用いえ。
示すとおシである。培養は280C,観察は14〜21
日培養後に行なった。色の記載の()内に示す標準はコ
ンテイナー・コーIレージW/・オツ・アメリオ社製の
カラー・ハーモニー・マニユアルを用いえ。
なおスターチ寒天、オートミール寒天およびイースト麦
芽寒天培地上の気菌糸の淡いピンク色の着色は継代によ
る胞子形成能の低下に伴って消失し中すい。ま九気菌糸
は培養が一定時間以上進行するとともに溶菌し消失する
傾向が強い。
芽寒天培地上の気菌糸の淡いピンク色の着色は継代によ
る胞子形成能の低下に伴って消失し中すい。ま九気菌糸
は培養が一定時間以上進行するとともに溶菌し消失する
傾向が強い。
I 生理的性質
il+ 生育温度am:スメスターチにおいて150
C〜420C(D@度11N”t’4tl t、、25
°C〜550Cで東好に生育する。
C〜420C(D@度11N”t’4tl t、、25
°C〜550Cで東好に生育する。
(イ ゼラチンの液化:陽性
l) スターチの加水分解:陽性
(41脱脂乳のam:陰性
脱脂乳の4fトン化:陽性
(6)硝酸塩の還元:陰性
(−耐環性: 55k NaCl添加培地で生育するが
5−では生育しない。
5−では生育しない。
471 メラニン様色素の生成:陰性■ 炭素源の利
用性(fリードハム・プツトリプ寒天培地28’C) (11fl用する糖:D−グルコース、 L−ツムノー
ス、 D−マンニトール、 L−アラビノース、 シュ
ークー−ス、 D−72クトース、 D−キシロース (2! 利用しない糖:ラフィノース、 I−イノシ
トール。
用性(fリードハム・プツトリプ寒天培地28’C) (11fl用する糖:D−グルコース、 L−ツムノー
ス、 D−マンニトール、 L−アラビノース、 シュ
ークー−ス、 D−72クトース、 D−キシロース (2! 利用しない糖:ラフィノース、 I−イノシ
トール。
■ 細胞壁組成
ペラカー(Beaker )らの方法〔アブライド・マ
イクロバイオロジー(ムpplied Microbi
ology )15巻、 256頁、 1965頁〕に
よ)分析した結果、細胞壁組成成分中のシア建ノピメリ
ン酸はI、Li1lであつ九。
イクロバイオロジー(ムpplied Microbi
ology )15巻、 256頁、 1965頁〕に
よ)分析した結果、細胞壁組成成分中のシア建ノピメリ
ン酸はI、Li1lであつ九。
以上の性状を要約すると、8F−2103株はストレフ
トζセス属に所属し、気菌糸先端は直線型で胞子表mS
造は平滑である。
トζセス属に所属し、気菌糸先端は直線型で胞子表mS
造は平滑である。
成熟し九気菌糸の色調はトレスナー及びパックス[H,
D、Tresn@r ant E、J、Baekus
: アf2イド・マイクルバイオ誼ジー(ムppli
@d Mlerobiolo−jrF) 11 % 、
3!i5頁、 1945年〕 のいわゆゐ0レツ)P
(R@櫨)”シリーズに属し、裏函の生育色調は淡いペ
ージエ色となる。メラニン様色素の生成は認められない
。
D、Tresn@r ant E、J、Baekus
: アf2イド・マイクルバイオ誼ジー(ムppli
@d Mlerobiolo−jrF) 11 % 、
3!i5頁、 1945年〕 のいわゆゐ0レツ)P
(R@櫨)”シリーズに属し、裏函の生育色調は淡いペ
ージエ色となる。メラニン様色素の生成は認められない
。
■、同定
上記に得られ九分類学的賭性状をストレプ)<セス属の
既知菌種の性状と比較し、IIF−2105株の種の同
定を行った。
既知菌種の性状と比較し、IIF−2105株の種の同
定を行った。
既知菌種の中で8F −2105株と一致するIMll
は見い出せないが比較的近似する種として、ストレノト
ミセス・アルボルビメス(str@ptomyc@5a
lborubidua ) [インターナショナル・ジ
ャーナル・オプ・システiティック・)4クテリオ四ジ
ー(Int@rnat1onal Journal
of Systematic Ilact−er
iology ) 22巻、271頁、 1972年〕
がある。
は見い出せないが比較的近似する種として、ストレノト
ミセス・アルボルビメス(str@ptomyc@5a
lborubidua ) [インターナショナル・ジ
ャーナル・オプ・システiティック・)4クテリオ四ジ
ー(Int@rnat1onal Journal
of Systematic Ilact−er
iology ) 22巻、271頁、 1972年〕
がある。
そコテ、そo標阜株I8P A 5465 トIIF
−21p5株を並べて直接比較してみた。その結果両者
は気菌糸色調および棚の利用性で比較的よく一致してい
たが番種庫天培地上での生育状−に於て明瞭に異なって
い丸。即ちシス−クロース硝酸寒天培地およびグルコー
ス・アスパラギン寒天培地上での生育が、ストレグ)l
kス・アルボルビメス社嵐好で気菌状の着生も旺盛であ
るが% 8F −2105株の両培地上での生育は極め
て微弱であ夛、気菌糸の着生も認められなかった。また
逆にオートンール嘩天培地上でl1iF −2103株
はよく生育し気菌糸も着生するが、ストレノトミセス・
アルボルビメスO生育は微弱であった。さらにストレプ
トζセス・アルボルビメスの気菌糸先端は、彎−するも
のがしばしば観察され、一方8F −210!l株では
常に直線状であ)、両者は一致しない。
−21p5株を並べて直接比較してみた。その結果両者
は気菌糸色調および棚の利用性で比較的よく一致してい
たが番種庫天培地上での生育状−に於て明瞭に異なって
い丸。即ちシス−クロース硝酸寒天培地およびグルコー
ス・アスパラギン寒天培地上での生育が、ストレグ)l
kス・アルボルビメス社嵐好で気菌状の着生も旺盛であ
るが% 8F −2105株の両培地上での生育は極め
て微弱であ夛、気菌糸の着生も認められなかった。また
逆にオートンール嘩天培地上でl1iF −2103株
はよく生育し気菌糸も着生するが、ストレノトミセス・
アルボルビメスO生育は微弱であった。さらにストレプ
トζセス・アルボルビメスの気菌糸先端は、彎−するも
のがしばしば観察され、一方8F −210!l株では
常に直線状であ)、両者は一致しない。
更に1細胞壁組成成分中のシア2ノピメリン酸は、前者
がメソ蓋であシ、後者がLL型で明瞭に異なっていえ。
がメソ蓋であシ、後者がLL型で明瞭に異なっていえ。
その他託知薗種において気菌糸色調レッド・シリーズ、
気曹糸形態直纏蓋、胞子表面平滑型の性状を示し、8F
−2105株と一致する−のはなかつ九〇 以上の結果よ) 、SF −2103株はこれまで報告
され友ストレ!トンセス属のいかなる種とも異なる新菌
種と判断され、ストレプトζセス・スルホノファシェン
ス(8treptamyc@s sulfomofae
i@n5)SF −2105と命名L&。
気曹糸形態直纏蓋、胞子表面平滑型の性状を示し、8F
−2105株と一致する−のはなかつ九〇 以上の結果よ) 、SF −2103株はこれまで報告
され友ストレ!トンセス属のいかなる種とも異なる新菌
種と判断され、ストレプトζセス・スルホノファシェン
ス(8treptamyc@s sulfomofae
i@n5)SF −2105と命名L&。
&シ本薗株は工業技**黴生物工業技術研究所に黴工研
壷寄第り号(FIIIM !IF −5>とじて寄託さ
れている。
壷寄第り号(FIIIM !IF −5>とじて寄託さ
れている。
8F −2103株は、他のストレグ)<セス属の菌株
の場合にみられるように、その性状が変化しやすく、例
えば紫外線、エックス線、放射線、薬品等を用いる人工
的変異手段で変異しうるものであシ、いずれの変異株で
あっても抗生物質5F−2105Bの生産能を有するス
トレノトミセス・スルホノ7アシエンスの種に属する菌
株はすべて本発明の範WIAK書まれる。
の場合にみられるように、その性状が変化しやすく、例
えば紫外線、エックス線、放射線、薬品等を用いる人工
的変異手段で変異しうるものであシ、いずれの変異株で
あっても抗生物質5F−2105Bの生産能を有するス
トレノトミセス・スルホノ7アシエンスの種に属する菌
株はすべて本発明の範WIAK書まれる。
抗生物質8F −2105B (以下8F −2103
B物質と称す)K関する本発明の方法では、前記菌株を
通常の微生物が利用しうる栄養物を含有する培地で培養
する。栄讐源としては、従来放纏曹の培養に利用されて
いる公知のものが使用できる。
B物質と称す)K関する本発明の方法では、前記菌株を
通常の微生物が利用しうる栄養物を含有する培地で培養
する。栄讐源としては、従来放纏曹の培養に利用されて
いる公知のものが使用できる。
例えば炭素源として、グルコース、 ダリ七四−ル、
澱粉、 デキストリン、 水あめ、$1蜜、 大豆油等
を使用しうる。又窒素源として大夏粉― 小麦胚芽、J
l夷かす、 肉エキス。
澱粉、 デキストリン、 水あめ、$1蜜、 大豆油等
を使用しうる。又窒素源として大夏粉― 小麦胚芽、J
l夷かす、 肉エキス。
4fトン、#母エキス、 コーンステイーグリカー、
硫安、 硝酸ソーダ等を使用しうる。その他必l!に応
じて炭酸カルシウム、 塩化ナトリウム、 硫酸マダネ
シウム、 硫酸ナトリウム。
硫安、 硝酸ソーダ等を使用しうる。その他必l!に応
じて炭酸カルシウム、 塩化ナトリウム、 硫酸マダネ
シウム、 硫酸ナトリウム。
塩化コバルト、 硫酸第一鉄、 燐酸塩等の無機塩類を
添加する他、菌の発育を助け、8F−210511瞼質
の生産を助長、促進する有機及び無機物を適当に添加す
ることができる。また必要によ)消泡剤を添加すること
も可能である。
添加する他、菌の発育を助け、8F−210511瞼質
の生産を助長、促進する有機及び無機物を適当に添加す
ることができる。また必要によ)消泡剤を添加すること
も可能である。
培養法としては、一般抗生物質生産の公知の方法と同じ
く、好気的条件下での液体培養法、特に深部培養法が最
も適している。培養に適嶋な温度は20°C〜35°C
であるが、多くの場合23°C〜30°Cの範囲で培養
する仁とが好ましい。
く、好気的条件下での液体培養法、特に深部培養法が最
も適している。培養に適嶋な温度は20°C〜35°C
であるが、多くの場合23°C〜30°Cの範囲で培養
する仁とが好ましい。
8F −210!l B物質の培讐生産は使用する培地
中培養方法によってもJ%なるが、振盪培養法あるいは
培養夕/りを用いる深部培養法では通常1〜10日の間
でその蓄積が最高に達する。
中培養方法によってもJ%なるが、振盪培養法あるいは
培養夕/りを用いる深部培養法では通常1〜10日の間
でその蓄積が最高に達する。
SF −2103B物質の検定方法は本物質が抗菌性物
質であシ、グラ^陽性並びに陰性細菌に対し抗菌活性を
有するので、一般の抗生物質に用いられるごとく適当な
検定曹を用いるバイオアッセイによって抗菌活性を一定
し、その定量をII施することができる。本物質は抗菌
活性以外に強力なβ−2クタマーせ阻害活性を有する特
徴的な性質を持つているので、本発明者らが考案し九以
下に述べるβ−2クタマーゼ阻書活性検定法を用いると
極めて鋭敏に精度嵐〈定量することができる。即ちβ−
ラクタマーぜと′してはグロテウス・ブルガリス(Pr
ot@us vulgaris ) M −8245の
生産する菌体内β−ラクタマーゼを用いる。その調・側
方法であるが、本膳を培地として2S&東ツイ目ン溶液
(IR曹前−7)に接種して、52°Cで培養する。
質であシ、グラ^陽性並びに陰性細菌に対し抗菌活性を
有するので、一般の抗生物質に用いられるごとく適当な
検定曹を用いるバイオアッセイによって抗菌活性を一定
し、その定量をII施することができる。本物質は抗菌
活性以外に強力なβ−2クタマーせ阻害活性を有する特
徴的な性質を持つているので、本発明者らが考案し九以
下に述べるβ−2クタマーゼ阻書活性検定法を用いると
極めて鋭敏に精度嵐〈定量することができる。即ちβ−
ラクタマーぜと′してはグロテウス・ブルガリス(Pr
ot@us vulgaris ) M −8245の
生産する菌体内β−ラクタマーゼを用いる。その調・側
方法であるが、本膳を培地として2S&東ツイ目ン溶液
(IR曹前−7)に接種して、52°Cで培養する。
培養開始時と培養開始2時間後および4時間後に1それ
ぞれβ−ラクタマーゼ誘導愉質をしてベンジルペニシリ
ンカリウム塩を250μt/at o@変になるように
添加して培養を続け、培養開始7〜8時間俵に培養を止
め、遠心分離にて集菌する。
ぞれβ−ラクタマーゼ誘導愉質をしてベンジルペニシリ
ンカリウム塩を250μt/at o@変になるように
添加して培養を続け、培養開始7〜8時間俵に培養を止
め、遠心分離にて集菌する。
得られ九m#1菌体を菌体蓋の2倍量の−7,0゜口・
1M憐酸緩衝液Kll濁し、細胞破砕機(例えばフレン
チブレス)で細胞を破砕し、遠心分離(10000rp
m、 10分)で沈毅する細胞破片を除去する。得られ
九上澄液を5QCでP!(7,0,0,1M燐酸緩lI
液で一晩透析し、透析内液をβ−フクタマーゼ粗酵素液
として得る。このようKして得られる酵素液のl−ラク
タi−ゼ活性は、セファロチン・ナトリウムを基質とし
、ナージエントの改良方法で辱素活性を測定しくM、G
、8arg@nt : Jour−nal of Ba
ct@riology、 95.1493(1968)
) 、通常5ooo 〜6ooo単位(u/d)を有
する。次に上述の方法で得られたβ−ラクタi−ゼを用
い検定用平板を調製するのであるが、2・31Gニエー
トリエント・アガー(ディフコ社製)溶液をオートクレ
ーブ殺菌し、45ocK冷却し九後七〇250mgK。
1M憐酸緩衝液Kll濁し、細胞破砕機(例えばフレン
チブレス)で細胞を破砕し、遠心分離(10000rp
m、 10分)で沈毅する細胞破片を除去する。得られ
九上澄液を5QCでP!(7,0,0,1M燐酸緩lI
液で一晩透析し、透析内液をβ−フクタマーゼ粗酵素液
として得る。このようKして得られる酵素液のl−ラク
タi−ゼ活性は、セファロチン・ナトリウムを基質とし
、ナージエントの改良方法で辱素活性を測定しくM、G
、8arg@nt : Jour−nal of Ba
ct@riology、 95.1493(1968)
) 、通常5ooo 〜6ooo単位(u/d)を有
する。次に上述の方法で得られたβ−ラクタi−ゼを用
い検定用平板を調製するのであるが、2・31Gニエー
トリエント・アガー(ディフコ社製)溶液をオートクレ
ーブ殺菌し、45ocK冷却し九後七〇250mgK。
予めシード培養したバチルス・ズtチリスATCC66
35の種母0・5aegおよび前述のβ・−ラクタマー
′4#溶液を125単位量加えて混合し、250■×3
20−の千1[K流し込み固化する。検定に当ってはペ
ーノダー・ディスク(径8sw)−$予めセファ−チン
・ナトリウム塩の50 sr /−の50−アセトン水
溶液を20μ付しえものに、被検波20μtを付し風乾
したべ一一一ディスクを検定シャーレに置龜、570C
セ15〜17時間保つトaF−21031物質の一度に
応じ阻止円が現われる。
35の種母0・5aegおよび前述のβ・−ラクタマー
′4#溶液を125単位量加えて混合し、250■×3
20−の千1[K流し込み固化する。検定に当ってはペ
ーノダー・ディスク(径8sw)−$予めセファ−チン
・ナトリウム塩の50 sr /−の50−アセトン水
溶液を20μ付しえものに、被検波20μtを付し風乾
したべ一一一ディスクを検定シャーレに置龜、570C
セ15〜17時間保つトaF−21031物質の一度に
応じ阻止円が現われる。
この検定方@KThh”t”、iiF −210!S物
質の濃度1μt/d〜25μm / IIlの範囲で濃
度の対数と阻止円直径がダッ7上直纏関係を示し、精度
爽〈定量できる。
質の濃度1μt/d〜25μm / IIlの範囲で濃
度の対数と阻止円直径がダッ7上直纏関係を示し、精度
爽〈定量できる。
SF −2105l物質は主として培養v液中に8F−
2103ム物質と共に蓄積される。培養液中の8F −
21031物質は、後記する理化学性状を有するのでそ
の性状に従って抽出、精製することが可能であり、以下
に示す方法が効率的である。すなわち、有効成分を會む
培養物から固形分をF去し、−波を活性炭に吸着させ、
50%アセトン水で溶出させる。有効成分を會む画分を
鎖線してアセトyt留去後ベンジルジメチルセチルアン
峰ユウムクμライドあるいはペンゾルジメチルテトラデ
シルアン峰ニウムクロ2イドのような菖四級アン毫二り
ム塩を會むハロlノアルヵン例えばジク冒ルメタンで有
効成分を抽出後、曹つ化ナトリウムを含む水で再抽出し
凍結乾燥して8F −2105l物質とIF −210
5ム物質の拠金粗精製物を得る。さらに精製するにはD
IAI−セ7アデックスム−25、QAz−セ7アデツ
クスム−25、DBAB−セルロース、ダウエックス1
×2のような陰イオン交換担体を用いたクロマトグラフ
ィーをくりかえずことによfi SF −2105II
l物質8F −2103ム物質と分離して得ることがで
きる。このほか、バイオビルP−2のようなf kfl
過剤、アンバー2−イトん山のような多孔性樹脂あるい
はセルロースカラ五等を適宜使用するととKよ)更に高
度な精製が可能である。かくして得られ九BF −21
os l物質の粉末を各種の溶剤系でO薄層りpマトグ
クフイー並びにその他の分析手段(例えば高圧−紙電気
泳動ヤ高速液体り曹マトダ2フィー)を用いて検討し九
ところ、いずれの分析手法においても単一であることが
認められ九。8F −2105l物質は以下に示すとと
〈型温以上の高温及び酸、アルカリ性では極度に不安定
なため、培養液から単離するに轟っでは溶液中の−が酸
又はアルカリ性にならないよう細心の注意をはらい、溶
液操作はすべて低温でかつ迅速に行なうことが肝要であ
る。
2103ム物質と共に蓄積される。培養液中の8F −
21031物質は、後記する理化学性状を有するのでそ
の性状に従って抽出、精製することが可能であり、以下
に示す方法が効率的である。すなわち、有効成分を會む
培養物から固形分をF去し、−波を活性炭に吸着させ、
50%アセトン水で溶出させる。有効成分を會む画分を
鎖線してアセトyt留去後ベンジルジメチルセチルアン
峰ユウムクμライドあるいはペンゾルジメチルテトラデ
シルアン峰ニウムクロ2イドのような菖四級アン毫二り
ム塩を會むハロlノアルヵン例えばジク冒ルメタンで有
効成分を抽出後、曹つ化ナトリウムを含む水で再抽出し
凍結乾燥して8F −2105l物質とIF −210
5ム物質の拠金粗精製物を得る。さらに精製するにはD
IAI−セ7アデックスム−25、QAz−セ7アデツ
クスム−25、DBAB−セルロース、ダウエックス1
×2のような陰イオン交換担体を用いたクロマトグラフ
ィーをくりかえずことによfi SF −2105II
l物質8F −2103ム物質と分離して得ることがで
きる。このほか、バイオビルP−2のようなf kfl
過剤、アンバー2−イトん山のような多孔性樹脂あるい
はセルロースカラ五等を適宜使用するととKよ)更に高
度な精製が可能である。かくして得られ九BF −21
os l物質の粉末を各種の溶剤系でO薄層りpマトグ
クフイー並びにその他の分析手段(例えば高圧−紙電気
泳動ヤ高速液体り曹マトダ2フィー)を用いて検討し九
ところ、いずれの分析手法においても単一であることが
認められ九。8F −2105l物質は以下に示すとと
〈型温以上の高温及び酸、アルカリ性では極度に不安定
なため、培養液から単離するに轟っでは溶液中の−が酸
又はアルカリ性にならないよう細心の注意をはらい、溶
液操作はすべて低温でかつ迅速に行なうことが肝要であ
る。
また、8F −21051物質は酸性では極めて不安定
な丸め遊離酸の形で単一することは実質的に困難である
。このため8F −2103B 物質は最終的に中性水
溶液を凍結乾燥することによって淡黄色ないし白色無定
111111I末状の塩として得られる。その純度は培
養力価によシ左右されることがある。塩の種類は精製に
使用される陽イオンによって規定され、例えばDIAE
−セファデックス人−25のりWマFダツフイーで食塩
水を溶離液として用いればナトリウム塩として得られる
。ナトリウム塩以外の医薬的に受容可能な塩としてカリ
ウムのごときアルカリ金属塩、カルシウムのごときアル
カリ土SW壷X塩、アルiニウム、アンモニf)Am等
の無機塩、もしくは置換アンモニウム塩等の有機塩を上
記ナトリウム塩と同様な方法で調製することができる。
な丸め遊離酸の形で単一することは実質的に困難である
。このため8F −2103B 物質は最終的に中性水
溶液を凍結乾燥することによって淡黄色ないし白色無定
111111I末状の塩として得られる。その純度は培
養力価によシ左右されることがある。塩の種類は精製に
使用される陽イオンによって規定され、例えばDIAE
−セファデックス人−25のりWマFダツフイーで食塩
水を溶離液として用いればナトリウム塩として得られる
。ナトリウム塩以外の医薬的に受容可能な塩としてカリ
ウムのごときアルカリ金属塩、カルシウムのごときアル
カリ土SW壷X塩、アルiニウム、アンモニf)Am等
の無機塩、もしくは置換アンモニウム塩等の有機塩を上
記ナトリウム塩と同様な方法で調製することができる。
また、ナトリウム塩から他の塩への変換は!ウエックス
50Wのような陽イオン交換樹脂をあらかじめ交換すゐ
陽イオンで置換した後、ナトリウム塩の水溶液を通過さ
せることによっても可能である◎ 次に、これまでに得られた最純品と思われる8F −2
1031物質のナトリウム塩の理化学的性状について述
べる。但し、凍結乾燥粉末として得られる九め水i九は
他の不純物が含まれることもめシうる〇 抗生物質−8F −2105Bおよびその塩類の性状は
次の通プである。こ\ではそのジナトリウム塩が下記の
性状を有する。
50Wのような陽イオン交換樹脂をあらかじめ交換すゐ
陽イオンで置換した後、ナトリウム塩の水溶液を通過さ
せることによっても可能である◎ 次に、これまでに得られた最純品と思われる8F −2
1031物質のナトリウム塩の理化学的性状について述
べる。但し、凍結乾燥粉末として得られる九め水i九は
他の不純物が含まれることもめシうる〇 抗生物質−8F −2105Bおよびその塩類の性状は
次の通プである。こ\ではそのジナトリウム塩が下記の
性状を有する。
(1)物質の色と形状:白色粉末
(2! 融 点:明確な融点を示さず、158°Cで
発泡分解する。
発泡分解する。
悼1 元素分析: C,H,04N8N&、−H,Oと
して計算値■: C35,64,H2,80,N 4.
56゜054.8?、 8 ?、97 、 Ha 14
.33夷測値■: C55,B1. H2,56,N
4.50゜034.34(差) 、 810.12.
NAl4.87 (原子吸光分析による)(滲 紫外
部吸収スペクトル二pH7−2,8−02M燐酸緩衝液
中で測定するとき第1図に示される過シで#)夛、吸収
極大は230Hm及び510HmK存在する。
して計算値■: C35,64,H2,80,N 4.
56゜054.8?、 8 ?、97 、 Ha 14
.33夷測値■: C55,B1. H2,56,N
4.50゜034.34(差) 、 810.12.
NAl4.87 (原子吸光分析による)(滲 紫外
部吸収スペクトル二pH7−2,8−02M燐酸緩衝液
中で測定するとき第1図に示される過シで#)夛、吸収
極大は230Hm及び510HmK存在する。
(四 赤外部吸収スペクトル:臭化カリウム錠剤中で測
定したスペクトルは第2図に示す通シであるO +61 核磁気共鳴スイクトル=fμトンNMBデー
タ(DBS外部基準)は下記の通シである。
定したスペクトルは第2図に示す通シであるO +61 核磁気共鳴スイクトル=fμトンNMBデー
タ(DBS外部基準)は下記の通シである。
J、 ppm (D20) : 1.86 (3H,
d、 J= 8 Hz)。
d、 J= 8 Hz)。
3.10 (2H,d、 J=9Hz)、 4.94
(I H,t。
(I H,t。
J=91h>、6−62 (I H,q、 J=8Hz
)+71 薄層クロマトグラフイm: (&) セルロース薄層(C@1lulose Fx
sa e メルク社製)を用い、下記の各展開溶媒系
にて5゜Cで展開するとき、下記のRf 値を示す。
)+71 薄層クロマトグラフイm: (&) セルロース薄層(C@1lulose Fx
sa e メルク社製)を用い、下記の各展開溶媒系
にて5゜Cで展開するとき、下記のRf 値を示す。
R4値
n−ツタノール:メタノール:水=4:1:2 0.
4180−アセトニトリル
0.4070嘩エタノール
0,6270慢n−プ’jイノール
0,45(b) DIAE−セル
ロ−ス薄層(Polygram CKL300 DKA
E、マーチエリ−・ナーyル社製)を用い、0・1M塩
イヒナトリウムを含有する−7−2.0−02M燐酸緩
衝液にテ5oCテ展開するとき、Rf 値は0・54
である。
4180−アセトニトリル
0.4070嘩エタノール
0,6270慢n−プ’jイノール
0,45(b) DIAE−セル
ロ−ス薄層(Polygram CKL300 DKA
E、マーチエリ−・ナーyル社製)を用い、0・1M塩
イヒナトリウムを含有する−7−2.0−02M燐酸緩
衝液にテ5oCテ展開するとき、Rf 値は0・54
である。
+87 高圧V紙電気泳動:高圧V紙電気泳動装皺(
サ−)47ト・インスツルメント社製、^圧電源HV
5000 A、 泳動4%11 モテルLT 48
A ) t”用い、東洋P紙ム51 (東洋P紙社製)
、v紙中15cHI上で下記の緩衝液を用い、定電圧2
800 V で15分泳動を実施するとき、対照の8F
−2105A物質が陽極側に15.5cwI移動する
のに対し、本物質は陽極側にQ2cIM移動する0 緩衝液:ビリジン200−と酢酸8agを全容量5LK
なるよう精製水に溶解したもので、この時の−は6.4
であった。
サ−)47ト・インスツルメント社製、^圧電源HV
5000 A、 泳動4%11 モテルLT 48
A ) t”用い、東洋P紙ム51 (東洋P紙社製)
、v紙中15cHI上で下記の緩衝液を用い、定電圧2
800 V で15分泳動を実施するとき、対照の8F
−2105A物質が陽極側に15.5cwI移動する
のに対し、本物質は陽極側にQ2cIM移動する0 緩衝液:ビリジン200−と酢酸8agを全容量5LK
なるよう精製水に溶解したもので、この時の−は6.4
であった。
慣 高速液体クロマトグラフィー:本物質を下記の条件
下で高速液体クロマトグラフィーを実施するとき、その
保持時間は、対照のSF−2103ム物質が20分に対
し、本物質は4分10秒である・ 条 件:高速液体りp、マドグラフィー装置はウォータ
ース社製ルC/GPC、244111,力2ムはZIP
AIX 8m (チェ4フ社製、内1179m。
下で高速液体クロマトグラフィーを実施するとき、その
保持時間は、対照のSF−2103ム物質が20分に対
し、本物質は4分10秒である・ 条 件:高速液体りp、マドグラフィー装置はウォータ
ース社製ルC/GPC、244111,力2ムはZIP
AIX 8m (チェ4フ社製、内1179m。
最さ50菌)を用い、溶出液は−7,2、0・05M燐
酸緩衝液に硝酸ナトリウムを0.05MKなるよう溶解
したものを用い、流速は3−/分二紫外部吸収検出波畏
は513 mmおよび254腺を用い麿温で実施した。
酸緩衝液に硝酸ナトリウムを0.05MKなるよう溶解
したものを用い、流速は3−/分二紫外部吸収検出波畏
は513 mmおよび254腺を用い麿温で実施した。
舖 溶解性工水に易溶、メタノールに可溶、酢酸エチル
、りaロホルム、ベンゼンなどの溶媒には不溶である。
、りaロホルム、ベンゼンなどの溶媒には不溶である。
11 呈色反応:し電ニー試薬には陽性、エールリッ
ヒ試薬には陽性であシ、ニンヒドリン試薬には陰性であ
る。
ヒ試薬には陽性であシ、ニンヒドリン試薬には陰性であ
る。
以上の物理化学性状よ)本物質のジナトリウム塩は下記
の揃定構造式を有する。
の揃定構造式を有する。
構造式
したがって遊離C) 8F −2105B物質は下記の
構造式を有テるものと推定される。
構造式を有テるものと推定される。
8F −2103B物質は抗菌活性並びに特徴的と云え
るβ−ラクタマーゼ阻害活性を有し、その結果β−ラク
タ!−ゼを産生する耐性病原曹に対し無効であるペニシ
リン系及びセファロス−リン系抗生物質とS金して用い
ることによ〉相乗的に抗菌作用を発揮する。以下にそれ
らOII験例を示す。
るβ−ラクタマーゼ阻害活性を有し、その結果β−ラク
タ!−ゼを産生する耐性病原曹に対し無効であるペニシ
リン系及びセファロス−リン系抗生物質とS金して用い
ることによ〉相乗的に抗菌作用を発揮する。以下にそれ
らOII験例を示す。
8F −2105II物質ナトリクム塩の抗菌活性を、
次表に示す。検定はペーパーディスク・寒天拡散法に依
った。
次表に示す。検定はペーパーディスク・寒天拡散法に依
った。
!!@b
N)
V 啼拳地(
!) 培地(2) β−ラクタム系薬剤に対し耐性である臨床分離株につい
て、 8IP−21031m物質と数種のβ−ラクタム
抗曹剤との併用による抗菌活性を調べ九夷験例を第21
!に示す。方法は、直径8sm+0メーパーディスクに
適轟濃度のそれぞれの薬剤溶液をマイク−ピペットを用
いて付し、イーノーディスク・痺天拡散鉄で當法過シ(
検定シャーレ培地は前述の2の培地)行なつ九〇 表に示される結果よfi、 8F−2103Bはペニシ
リンMAびセファロスIリン系薬剤と併用することによ
シ、抗菌活性において優れた相乗効果を発揮する有用な
性質を持つことは明白である。
!) 培地(2) β−ラクタム系薬剤に対し耐性である臨床分離株につい
て、 8IP−21031m物質と数種のβ−ラクタム
抗曹剤との併用による抗菌活性を調べ九夷験例を第21
!に示す。方法は、直径8sm+0メーパーディスクに
適轟濃度のそれぞれの薬剤溶液をマイク−ピペットを用
いて付し、イーノーディスク・痺天拡散鉄で當法過シ(
検定シャーレ培地は前述の2の培地)行なつ九〇 表に示される結果よfi、 8F−2103Bはペニシ
リンMAびセファロスIリン系薬剤と併用することによ
シ、抗菌活性において優れた相乗効果を発揮する有用な
性質を持つことは明白である。
以下に本発明の実施例を示すが、これらは単なる例示で
あって何んら本発明を限定するものではない。
あって何んら本発明を限定するものではない。
実施例1
50口―容坂口フラスコにグルコース1%。
可溶性澱粉1%、 ポリペグトン0・5−1 酵母エ
キス()31 、 大豆粉0・291. 崗エキス0
・2−及び炭酸カルシクム0・1−からなる培地(滅菌
前−7,0)80−を加えls@を施し、オートクレー
f殺菌(120’C,15分)後、8F −2105株
(黴工研条寄tIIis号)を−白金罵植薗し、28’
Cで2日間振盪培養する。次に上記殺菌培地500dを
含む2L容三角フラスコK、先に得九種母培養物を礼5
−接種し、28’eで1日振盪培養すると十分に曹O威
冑が見られる。これを種母として次の種母培養タンクで
培養する、即ち150L容の種母培養タンクに、上記の
培地50tを仕込み、120°C920分間蒸気殺菌後
、先の種母2−量を接種し丸。種母培養タンクでの培養
条件は攪拌回転数25 Orpm、通気量100襲で2
8°C124時間培養であった。生産培養は2Kt タ
ンクを用い、培地は水飴1・8−、ナラメ油0.27チ
、大豆粉1・08チ、小麦胚芽1・08−1硫酸ナトリ
ウム0・019−1炭駿カルシウム0.09%、塩化コ
バルト0.00091及び硫酸第一鉄0.00045
%から成り(殺菌前−,6,0)、これを1,050を
仕込み、殺菌は120’C、50分蒸気殺菌を行なつ九
。これに種母タンク培養物201(2−量)を接種し培
養を行なった。培養条件は攪拌間転数15Orpm、通
気量80チで280C、49時間培養で番つ九。培11
1M了後、フィルタープレスで一過し、−液980tを
*** コOF液はISF −21031及びSF −
2105ム物質を會み、両者の会計力価は7−5 va
/ dであつ九@ 実施例2 I)上記のようにしてlIえ培養−液980Lを6規定
塩酸でp)16−4に調節し、このF液に0.2チ(W
/ν)のペンゾルジメチルナト2デシルアンモニウムク
ロライドを含有するジクロルメタン350tを加え、1
時間攪拌し有効成分を抽出する。この抽出液Ko、7*
(w/マ)の口つ化ナトリウム水溶液35tを加え、1
5分攪拌して有効成分を水層に転溶する0この水層を減
圧下で濃縮し、ジクロルメタンを留去し九のち、あらか
じめ水で充填した活性炭素(和光紙薬製)1.2J!の
塔を通過させ、さらに2tの水で活性炭素を洗浄する。
キス()31 、 大豆粉0・291. 崗エキス0
・2−及び炭酸カルシクム0・1−からなる培地(滅菌
前−7,0)80−を加えls@を施し、オートクレー
f殺菌(120’C,15分)後、8F −2105株
(黴工研条寄tIIis号)を−白金罵植薗し、28’
Cで2日間振盪培養する。次に上記殺菌培地500dを
含む2L容三角フラスコK、先に得九種母培養物を礼5
−接種し、28’eで1日振盪培養すると十分に曹O威
冑が見られる。これを種母として次の種母培養タンクで
培養する、即ち150L容の種母培養タンクに、上記の
培地50tを仕込み、120°C920分間蒸気殺菌後
、先の種母2−量を接種し丸。種母培養タンクでの培養
条件は攪拌回転数25 Orpm、通気量100襲で2
8°C124時間培養であった。生産培養は2Kt タ
ンクを用い、培地は水飴1・8−、ナラメ油0.27チ
、大豆粉1・08チ、小麦胚芽1・08−1硫酸ナトリ
ウム0・019−1炭駿カルシウム0.09%、塩化コ
バルト0.00091及び硫酸第一鉄0.00045
%から成り(殺菌前−,6,0)、これを1,050を
仕込み、殺菌は120’C、50分蒸気殺菌を行なつ九
。これに種母タンク培養物201(2−量)を接種し培
養を行なった。培養条件は攪拌間転数15Orpm、通
気量80チで280C、49時間培養で番つ九。培11
1M了後、フィルタープレスで一過し、−液980tを
*** コOF液はISF −21031及びSF −
2105ム物質を會み、両者の会計力価は7−5 va
/ dであつ九@ 実施例2 I)上記のようにしてlIえ培養−液980Lを6規定
塩酸でp)16−4に調節し、このF液に0.2チ(W
/ν)のペンゾルジメチルナト2デシルアンモニウムク
ロライドを含有するジクロルメタン350tを加え、1
時間攪拌し有効成分を抽出する。この抽出液Ko、7*
(w/マ)の口つ化ナトリウム水溶液35tを加え、1
5分攪拌して有効成分を水層に転溶する0この水層を減
圧下で濃縮し、ジクロルメタンを留去し九のち、あらか
じめ水で充填した活性炭素(和光紙薬製)1.2J!の
塔を通過させ、さらに2tの水で活性炭素を洗浄する。
通過液と洗液を合併した371の溶液を、あらかじめ−
ス4の燐酸緩衝波で緩衝化した〇KAE−セファデツク
スA−25(ファルマシア社製)の3tの塔Kかけ、有
効成分を吸着させる。20−燐酸緩衝液($7−4)K
溶解した0、2Mt)食塩水201で予洗し、さらに同
緩衝I!に溶解し九〇−!sM食塩水で有効成分をsm
する。500Idずつ分画し、フックシ画ン18から4
81でに活性が認められ、この区分(15t)を会併し
、あらかじめ水で充填しえ活性炭素(ト0の塔Kかけ、
有効成分を吸着させる。この塔を5tの水で洗浄後、5
0チアセトン12Lで有効成分を溶出させる。この溶出
液を減圧下で鎖線し、濃縮液を凍結乾燥する゛と8F
−2103B及びム物質の混合粗粉末12.4Fが得ら
れえ。
ス4の燐酸緩衝波で緩衝化した〇KAE−セファデツク
スA−25(ファルマシア社製)の3tの塔Kかけ、有
効成分を吸着させる。20−燐酸緩衝液($7−4)K
溶解した0、2Mt)食塩水201で予洗し、さらに同
緩衝I!に溶解し九〇−!sM食塩水で有効成分をsm
する。500Idずつ分画し、フックシ画ン18から4
81でに活性が認められ、この区分(15t)を会併し
、あらかじめ水で充填しえ活性炭素(ト0の塔Kかけ、
有効成分を吸着させる。この塔を5tの水で洗浄後、5
0チアセトン12Lで有効成分を溶出させる。この溶出
液を減圧下で鎖線し、濃縮液を凍結乾燥する゛と8F
−2103B及びム物質の混合粗粉末12.4Fが得ら
れえ。
[) l)で得られた粗粉末10fを50−の水に溶解
し、予めpH7,4の燐酸緩衝液で緩衝化したDIAI
−セフ7デツクスA−25の3001dの塔に付し、有
効成分を吸着させる。20mM燐酸緩衝液(PH7−4
)1.5tで洗浄した後、さらに同緩衝液で溶解し九〇
、IM食塩水で有効成分を溶離する。
し、予めpH7,4の燐酸緩衝液で緩衝化したDIAI
−セフ7デツクスA−25の3001dの塔に付し、有
効成分を吸着させる。20mM燐酸緩衝液(PH7−4
)1.5tで洗浄した後、さらに同緩衝液で溶解し九〇
、IM食塩水で有効成分を溶離する。
150−分画でフラクシ田ン12〜15にかけて’SF
−210!S B物質が溶出され、後続する5r−2
1ojA物質と分離される。前者の活性72クシ冒ンを
金併し、活性炭素12040搭にかけ、有効成分を吸着
させる。この活性炭素を240dO水で洗浄後、5Ov
Iアセトン水500−で有効成分を溶出させる。
−210!S B物質が溶出され、後続する5r−2
1ojA物質と分離される。前者の活性72クシ冒ンを
金併し、活性炭素12040搭にかけ、有効成分を吸着
させる。この活性炭素を240dO水で洗浄後、5Ov
Iアセトン水500−で有効成分を溶出させる。
この溶出液を減圧下で―纏し、′lIK#乾燥する七8
F −210!S 1物質のす)!?ム塩が淡黄色粉末
として250ダ(純度約50優)得られた。
F −210!S 1物質のす)!?ム塩が淡黄色粉末
として250ダ(純度約50優)得られた。
次いでこの粗粉末250ηt−10Mtめ水に溶解し、
予め−7−4の#1−に漬液で緩衝化したDEAg−セ
ファデックスム−25の50−の塔に付し、有効成分を
吸着させ、20mM1l$酸緩僑液25〇−で洗浄した
後、さらに同緩衝液で溶解し九〇、05M食塩水で有効
成分を溶離する。2〇−分画で7ラクシ目ン42〜58
にかけて活性フラクションが得られる。この活性フラク
ションを合併し、活性炭素60dの塔にかけ有効成分を
吸着させる。
予め−7−4の#1−に漬液で緩衝化したDEAg−セ
ファデックスム−25の50−の塔に付し、有効成分を
吸着させ、20mM1l$酸緩僑液25〇−で洗浄した
後、さらに同緩衝液で溶解し九〇、05M食塩水で有効
成分を溶離する。2〇−分画で7ラクシ目ン42〜58
にかけて活性フラクションが得られる。この活性フラク
ションを合併し、活性炭素60dの塔にかけ有効成分を
吸着させる。
この活性炭素を120−の水で洗浄後、50−アセトン
水3005gで有効成分を溶出させる。この溶出液を減
圧下で濃縮し、凍結乾燥するとSF −21031物質
のナトリウム塩が白色粉末として88*(純度約65優
)得られた。
水3005gで有効成分を溶出させる。この溶出液を減
圧下で濃縮し、凍結乾燥するとSF −21031物質
のナトリウム塩が白色粉末として88*(純度約65優
)得られた。
1iDIDで得た8F −2103B物質8EIFを2
−の水Kll解し、セファデックスG−10(7アルマ
シア社II) 240 mojlKかけ、水で展−すゐ
。
−の水Kll解し、セファデックスG−10(7アルマ
シア社II) 240 mojlKかけ、水で展−すゐ
。
5d分画でフックシ曹ン16〜20に活性フラクション
が得られるが、フラクション17と18を合併し、減圧
下で濃縮、凍結乾燥すると8F−1103B物質のナト
リウム塩の純品が白色粉末として29〜得られ丸。
が得られるが、フラクション17と18を合併し、減圧
下で濃縮、凍結乾燥すると8F−1103B物質のナト
リウム塩の純品が白色粉末として29〜得られ丸。
なお以上の操作(1〜m)は全て低温条件下(4°C)
で実施し丸。
で実施し丸。
第1図は抗生物質8F−2105B (?)ナトリウム
塩)の紫外部吸収スペクトルであ)、第2図は抗生物質
SF −2105B (ジナトリウム塩)の赤外吸収ス
ペクトルである。
塩)の紫外部吸収スペクトルであ)、第2図は抗生物質
SF −2105B (ジナトリウム塩)の赤外吸収ス
ペクトルである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 ジナトリウム塩として次の特性を有する水溶性酸
性新抗生物質SF −2103Bおよびその塩。 (1)物質の色と形状:白色粉末 (2)融 点:明確な融点を示さず、1580Cで発泡
分解する。 181 元素分析: C,H,0,N5Na2・H,
0として計算値■: C55,64,H2,80,N
4.56054.89. S 9.97. Na 14
.53*sg+値(至): C33,81,H2,56
,N 4.30054.54■、 810.12゜ Na 14.87 (原子吸光分析による)1滲 紫外
部吸収スペクトルニー7・2,0.02M燐酸緩衝液中
で測定するとき第 1図に示される通〕であ)、徴 収極大は250 nm及び310 Uに存在する。 16) 赤外部吸収スペクトル: 臭化カリクム錠剤
中で測定し九スペクトルは第2図 に示す通〕である。 −被磁気共鳴スペクトルニア”t−)ンNM!データは
下記の過多である。 δ、ppm (D20) : 1.86 (3H。 d、 J−8Hz)、 3.10 (21(。 d、 J=9Hz)、 4.94 (I H。 tt J=?HII)、 6.62 (I H。 911wM8H1) け(薄層クロiトダラフイー: (&) セル胃−ス薄層(C@11m1ase 12
am、 /ルク社11)を用い、下記の各展−嬉謀系に
て5°Cで展開するとき、下記C)Bi 値を示す。 Rf値 801Jlアセトニトリル 0.40
70 *xl/−ル0.62 70−n−プHt4ノール 0.45
(d I)EAE−セルロース薄層(P)lygra
mCEL 500 DEAE、マーチエリ−・ナーlル
社製)を用い、0.1M塩化ナトリクムを含有する−7
.2’、8.02M燐酸緩衝液にて50Cで展開すると
き、Rf 値は0・54である。 に) 高圧Pa電気泳動:高圧r紙電気泳動装置(サー
Δント・インスツルメント社製、高圧電源HV 500
0ム、泳動槽モデルL”l’48m)を用い、東洋P紙
ム51(東洋F紙社14’) 、F紙中15国土で下記
の緩衝液を用い、定電圧2800 V で15分泳動を
実施するとき、対照の8F −21(15ム物質が陽極
側に15・5cm移動するのに対し、本物質は陽極側に
%2a+移動する。、 緩衝液ニーリジン20G−と酢酸8−を全容量StKな
るよう精製水に溶解し喪もので、この時OPM紘6・4
であった。 −高速液体り四マトダラフイー二本物質を下記の条件下
で高速液体クロマトグラフイーを実施するとき、その保
持時間は、対照の8F −2105A物質が20分に対
し、本物質は4分10秒である。 条件:高速液体りシiトダラフイー装置はウオータース
社製ムLC/ GPC、244型、力9 A ZIPA
X SAX (デュIン社製、内径7、9 sm 、長
さ5OcII)を用い、溶出波は−7−2,0,05M
燐酸緩衝液に硝酸す) IJウムを0・05Mになるよ
う溶解したものを用い、流速は5147分で、紫外部吸
収検出波長は51 S nmおよび254 nm を用
い重置で実施した。 −溶解性:水に易溶、メタノールに可嬉、酢酸エチル、
りI2−ホルム、ベンゼンなどのilmKは不溶である
。 +11 ji色反応ニレミニ−試INKは陽性、エー
ルリッヒ試薬には**であ夛、ニンヒドリン試薬には陰
性である。 シ ストレフトきセス属に属する抗生物質8F−210
5B 生産菌を栄養培地中で培養し、その培養物から新
抗生物質8F −2103B又はその塩を採堆すること
を特徴とする新抗生物質8F −2105B又はその塩
の製造法。 & 抗生物質SF −2105B生産菌がストレグトン
セス・スルホノファシェンス・SF −2103である
特許請求の範■第2項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12143981A JPS5823788A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 新抗生物質sf−2103bおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12143981A JPS5823788A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 新抗生物質sf−2103bおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5823788A true JPS5823788A (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=14811158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12143981A Pending JPS5823788A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 新抗生物質sf−2103bおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823788A (ja) |
-
1981
- 1981-08-04 JP JP12143981A patent/JPS5823788A/ja active Pending
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