JPH06256324A - 新規抗生物質ko−7888b、c、dおよびその製造法 - Google Patents

新規抗生物質ko−7888b、c、dおよびその製造法

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JPH06256324A
JPH06256324A JP5041434A JP4143493A JPH06256324A JP H06256324 A JPH06256324 A JP H06256324A JP 5041434 A JP5041434 A JP 5041434A JP 4143493 A JP4143493 A JP 4143493A JP H06256324 A JPH06256324 A JP H06256324A
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JP
Japan
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substance
stereoisomer
streptomyces
producing
methanol
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Application number
JP5041434A
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English (en)
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Satoshi Omura
智 大村
Kazuro Shiomi
和朗 塩見
Yoshitake Tanaka
芳武 田中
Hiroshi Yoshida
博 吉田
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Kitasato Institute
Original Assignee
Kitasato Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記式〔I〕で表される物質KO−7888
またはその立体異性体およびストレプトミセス属に属す
る下記式〔I〕で表される物質KO−7888および/
またはその立体異性体を生産する微生物を培養し、その
培養物から物質KO−7888またはその立体異性体を
採取する物質KO−7888またはその立体異性体の製
造法である。 【化1】 【効果】 式〔I〕で表される物質KO−7888また
はその立体異性体は貝割大根およびソルガムに対して除
草活性を有し、除草剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除草活性を有する新規
抗生物質KO−7888B、C、Dおよびその製造法に
関する。
【0002】
【従来の技術】除草活性を有する抗生物質の探索は、高
い選択性を指標に行われてきた。この過程で、シクロヘ
キシミド、アンチマイシン、オリゴマイシンなど毒性の
強い活性物質が単離されたが、実用化されるに至らなか
った。最近、毒性の低いビアラホス、ホスアラシン、フ
トキサゾリン等が発見され、ビアラホスは実用に供され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの化合
物も、薬効、毒性、経済性等の点においてなお改良の余
地があった。従って、本発明は、微生物により産生され
る新規な除草活性を有する抗生物質およびその製造法を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、除草活性
を有する抗生物質について微生物の培養物から種々の検
索を続けた結果、ストレプトミセス属に属するKO−7
888株の培養液が優れた除草活性を有することを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。即
ち本発明は下記式〔I〕で表される物質KO−7888
またはその立体異性体及びストレプトミセス属に属する
物質KO−7888および/またはその立体異性体を生
産する微生物を培地に培養し、その培養物から物質KO
−7888またはその立体異性体を採取することを特徴
とする物質KO−7888またはその立体異性体の製造
法である。
【0005】
【化3】
【0006】本発明の物質KO−7888およびその立
体異性体としては、物質KO−7888B、物質KO−
7888C、物質KO−7888D(以下、単に「物質
KO−7888類」と総称することがある)が包含され
る。本発明においては、物質KO−7888類はストレ
プトミセス属に属する物質KO−7888類を生産する
微生物を培地に培養し、培地中に該物質KO−7888
類を生成蓄積させ、その培養物から物質KO−7888
類を採取することにより製造することができる。
【0007】物質KO−7888類を生産する微生物に
ついては、ストレプトミセス属に属し、該物質類の生産
能を有するものであればよく、特に制限されることはな
い。本発明の物質KO−7888類を生産する微生物の
好適な一例としては、本発明者らによって神奈川県横浜
市の土壌から新たに分離したストレプトミセス・エスピ
ー KO−7888株が挙げられる。本菌株の菌学的性
状を示すと次の通りである。
【0008】I.形態的性質 栄養菌糸は各種寒天培地上でよく発達し、分断は観察さ
れない、気菌糸はスターチ・無機塩寒天、グルコース・
アスパラギン寒天等で豊富に着生し、白色〜灰色を呈す
る。顕微鏡下の観察では、気菌糸はらせん状を呈し、2
0ケ以上の胞子の連鎖が認められる。胞子の大きさは
1.1×0.6μmである。胞子の表面は平滑である。
菌核、胞子のうおよび遊走子は見出されない。
【0009】II.各種培地上での性状 イー・ビー・シャーリング(E.B.Shirlin
g)とデー・ゴツトリーブ(D.Gottlieb)の
方法(インターナショナル・ジャーナル・オブ・システ
マテイツク・バクテリオロジー、第16巻、第313
頁、1966)によつて調べた本生産菌の培養性状を下
記の表1に示す。色調は標準色として、カラー・ハーモ
ニー・マニュアル第4版(コンテナー・コーポレーショ
ン・オブ・アメリカ・シカゴ、1958年)を用いて決
定し、色標名とともに括弧内にそのコードを併せて記し
た。以下は特記しない限り、27℃、2週間目の各培地
における観察の結果である。
【0010】
【表1】
【0011】III .生理学的諸性質 (1)メラニン色素の生成 (イ)チロシン寒天 陰性 (ロ)ペプトン・イースト・鉄寒天 陰性 (ハ)グルコース・ペプトン・ゼラチン培地 陰性 (ニ)トリプトン・イースト液 陰性 (2)チロシナーゼ反応 陰性 (3)硫化水素の生産 陰性 (4)硝酸塩の還元 陽性 (5)ゼラチンの液化(21〜23℃) 陰性 (グルコース・ペプトン・ゼラチン培地)
【0012】 (6)スターチの加水分解 陽性 (7)脱脂乳の凝固(27℃) 陽性 (8)脱脂乳のペプトン化(27℃) 陽性 (9)生育温度範囲 15〜3
7℃ (10)炭素源の利用性(プリーダム・ゴツトリーブ寒
天培地) グルコース、アラビノース、キシロース、ラフイノー
ス、メリビオース、マンニトール、フルクトース、ラム
ノース、イノシトールを利用する。シュークロースをや
や利用する。セルロースを利用しない。 (11)セルロースの分解 陰性
【0013】IV.細胞壁組成 細胞壁のジアミノピメリン酸はLL型である。以上、本
菌の菌学的性状を要約すると次のとおりである。細胞壁
中のジアミノピメリン酸はLL型である。気菌糸の形態
はらせん状で長い胞子鎖を形成する。胞子の表面は平滑
である。培養上の諸性質としては、栄養菌糸がブラウン
あるいはレツドの色調を呈し、気菌糸はホワイトあるい
はレツド系の色調を呈する。可溶性色素は生産しない。
【0014】これらの結果から、本菌株はストレプトミ
セス属に属する菌種であり、プリドハムとトレスナーの
分類(バージーズ・マニュアル・オブ・デターミネーテ
イブ・バクテリオロジー、第8版、第748〜829
頁、1974年)によるグレーあるいはレツドシリーズ
に属する菌種であると考えられる。
【0015】従って、本菌株をストレプトミセス属に属
する菌株と同定し、ストレプトミセス・エスピー KO
−7888と命名した。本菌株は、ストレプトミセス・
エスピー KO−7888(Streptomyces
sp.KO−7888)として工業技術院微生物工業
技術研究所に寄託されている(微工研菌寄第13339
号、FERM P−13339)。
【0016】本発明に用いることのできる菌株は上記の
菌株、その変異株をはじめ、ストレプトミセス属に属す
る物質KO−7888類を生産する微生物のすべてが使
用できる。本発明の物質KO−7888類は、上記の菌
株を物質KO−7888類を生産するのに適した栄養源
含有培地に接種して好気的に培養することにより得られ
る。栄養源としては、放線菌の栄養源として使用し得る
ものが使用される。
【0017】例えば市販されているペプトン、肉エキ
ス、コーン・ステイープ・リカー、綿実粉、落花生粉、
大豆粉、酵母エキス、NZ−アミン、カゼインの水解
物、硝酸ソーダ、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム
等の窒素源、グリセリン、澱粉、グルコース、ガラクト
ース、マンノース等の炭水化物、あるいは脂肪等の炭素
源および食塩、リン酸塩、炭酸カルシウム、硫酸マグネ
シウム等の無機塩を使用できる。その他必要に応じて微
量の金属塩、消泡剤としての動・植・鉱物油等を添加す
ることもできる。
【0018】これらのものは生産菌が利用し物質KO−
7888類の生産に役立つものであればよく、公知の放
線菌の培養材料はすべて用いることができる。物質KO
−7888類の大量生産には液体培養が好ましく、培養
温度は生産菌が発育し、物質KO−7888類を生産で
きる範囲で適用できる。培養は以上に述べた条件を使用
する物質KO−7888類に生産する微生物の性質に応
じて適宜選択して行うことができる。
【0019】本物質KO−7888類は、培養濾液に主
に存在する。培養濾液より酢酸エチル、ブタノール等の
水不飽和性の有機溶媒で抽出することができる。上述の
抽出法に加え、脂溶性物質の採取に用いられる公知の方
法は、例えば吸着クロマトグラフイー、ゲル濾過クロマ
トグラフイー、薄層クロマトグラフイーよりのかき取
り、遠心向流分配クロマトグラフイー、高速液体クロマ
トグラフイー等を適宜組み合わせあるいは繰り返すこと
によつて純粋に採取することができる。
【0020】物質KO−7888Bの理化学的性質は次
のとおりである。 (1)性状:白色粉末 (2)分子量:307.1679(M+H、高速原子衝
撃質量分析による) (3)分子式:C16222 4 (4)融点:63〜65℃ (5)比旋光度:〔α〕D 25=+141°(c=0.
6、メタノール) (6)紫外部吸収極大(メタノール中):図1に示すと
おり、267nm(ショルダー、ε=24800)、2
78nm(ε=29100)、288nm(ショルダ
ー、ε=23600)に極大吸収を有する。
【0021】(7)赤外部吸収極大(KBr錠):図4
に示すとおり、3330、2950、2910、285
0、1650、1590、1500、1460、144
0、1370、1080、1040、980、940c
-1に極大吸収を有する。 (8)プロトン核磁気共鳴スペクトル(重アセトン
中):化学シフト(ppm)及びスピン結合定数(H
z)を表2に示す。 (9)13C核磁気共鳴スペクトル(重アセトン中):化
学シフト(ppm)を表3に示す。 (10)溶剤に対する溶解性:メタノール、エタノー
ル、アセトンに可溶。水、クロロホルムに難溶。 (11)呈色反応:硫酸、ヨウ素に陽性。 (12)酸性、中性、塩基性の区別:弱塩基性物質。
【0022】物質KO−7888Cの理化学的性質は次
のとおりである。 (1)性状:白色粉末 (2)分子量:307.1638(M+H、高速原子衝
撃質量分析による) (3)分子式:C16222 4 (4)融点:64〜67℃ (5)比旋光度:〔α〕D 25=+30°(c=0.2、
メタノール) (6)紫外部吸収極大(メタノール中):図2に示すと
おり、267nm(ショルダー、ε=18700)、2
78nm(ε=22000)、288nm(ショルダ
ー、ε=17100)に極大吸収を有する。
【0023】(7)赤外部吸収極大(KBr錠):図5
に示すとおり、3330、2950、2910、285
0、1650、1590、1500、1460、144
0、1370、1080、1040、980、940c
-1に極大吸収を有する。 (8)プロトン核磁気共鳴スペクトル(重アセトン
中):化学シフト(ppm)及びスピン結合定数(H
z)を表2に示す。 (9)13C核磁気共鳴スペクトル(重アセトン中):化
学シフト(ppm)を表3に示す。 (10)溶剤に対する溶解性:メタノール、エタノー
ル、アセトンに可溶。水、クロロホルムに難溶。 (11)呈色反応:硫酸、ヨウ素に陽性。 (12)酸性、中性、塩基性の区別:弱塩基性物質。
【0024】物質KO−7888Dの理化学的性質は次
のとおりである。 (1)性状:白色粉末 (2)分子量:307.1706(M+H、高速原子衝
撃質量分析による) (3)分子式:C16222 4 (4)融点:63〜69℃ (5)比旋光度:〔α〕D 25=+51°(c=0.1
9、メタノール) (6)紫外部吸収極大(メタノール中):図3に示すと
おり、267nm(ショルダー、ε=23000)、2
78nm(ε=28800)、288nm(ショルダ
ー、ε=23900)に極大吸収を有する。
【0025】(7)赤外部吸収極大(KBr錠):図6
に示すとおり、3330、2950、2910、285
0、1650、1590、1500、1460、144
0、1390、1080、1040、980cm-1に極
大吸収を有する。 (8)プロトン核磁気共鳴スペクトル(重アセトン
中):化学シフト(ppm)及びスピン結合定数(H
z)を表2に示す。 (9)13C核磁気共鳴スペクトル(重アセトン中):化
学シフト(ppm)を表3に示す。 (10)溶剤に対する溶解性:メタノール、エタノー
ル、アセトンに可溶。水、クロロホルムに難溶。 (11)呈色反応:硫酸、ヨウ素に陽性。 (12)酸性、中性、塩基性の区別:弱塩基性物質。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】本物質KO−7888類の各種理化学的性
状やスペクトルデータを検討した結果、本物質KO−7
888B、C、Dはいずれも下記式〔I〕で表される構
造であることが決定され、それらの比旋光度の違いから
立体異性体であると考えられた。
【0029】
【化4】 以上のとおり、本物質KO−7888類の理化学的性状
について説明したが、このような性質及び構造に一致す
る化合物はこれまで報告されておらず、物質KO−78
88B、C、Dは新規物質であると決定した。
【0030】
【発明の効果】本物質KO−7888類の生物学的性質
は次のとおりである。 (1)除草活性 本物質KO−7888B、C、Dの貝割大根およびソル
ガムに対する除草活性を表4に示す。なお、除草活性の
試験は以下の方法により行った。試料を所定量メタノー
ルに溶解後、脱脂綿に含ませ乾燥したものを小型試験管
に入れ、試験管に1mlの水を加えた後貝割大根および
ソルガムを各々3粒播種した。試験管の口を金属性の蓋
で覆い、27℃で5日間蛍光灯の照射下に置いた後、草
丈を測定し、薬剤無添加の対照と比較して効果を判定し
た。表4に示したように、本物質KO−7888類は活
性の強弱はあるものの、いずれも貝割大根およびソルガ
ムに対して除草活性を示した。
【0031】
【表4】
【0032】(2)抗菌活性 物質KO−7888C1mg/mlの栄養寒天培地上で
の各種微生物に対する阻止円径(直径8mmの円形濾紙
を用いた拡散法による)を表5に示す。表5から明らか
なように、物質KO−7888Cはフイトフトーラ属等
の真菌に対して抗菌活性を示した。
【0033】
【表5】
【0034】以上説明したとおり、本発明の物質KO−
7888類は、除草剤および抗真菌剤としての効果が期
待される。
【0035】次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。
【実施例】寒天斜面培地で培養したストレプトミセス・
エスピー KO−7888株(FERM P−1333
9)より、グルコース0.1%、澱粉(溶性)〔関東化
学(株)製〕2.4%、ペプトン〔極東製薬工業(株)
製〕0.3%、肉エキス〔極東製薬工業(株)製〕0.
3%、酵母エキス〔オリエンタル酵母工業(株)製〕
0.5%、炭酸カルシウム0.4%からなる液体培地
(pH7.0)を100mlずつ分注した500ml容
三角フラスコ2本に1白金耳づつ無菌的に接種し、27
℃で4日間振とう培養して種培養液を得た。
【0036】種培養液をドライイースト〔fermip
an、旭化成工業(株)販売〕0.5%、グルコース
0.2%、コーン・ステイープ・リカー〔庄野澱粉
(株)製〕0.2%、塩化ナトリウム0.3%、炭酸カ
ルシウム0.3%、フラクトオリゴ糖〔メイオリゴP、
明治製菓(株)製〕1.0%、寒天0.1%からなる液
体培地(pH7.0)を200mlずつ分注した500
ml容三角フラスコ100本に2mlずつ接種し、27
℃で4日間培養した。
【0037】この培養液は遠心分離し、得られた上清を
等量の酢酸エチルで抽出して減圧濃縮し、500mgの
粗物質Iを得た。これを少量のクロロホルムに溶解し、
クロロホルムで充填したシリカゲルカラム(20g、M
erck Art.7734)にかけ、クロロホルム−
メタノール(24:1)で洗浄した後、クロロホルム−
メタノール(9:1)で溶出し、減圧濃縮により27m
gの粗物質IIを得た。これを少量のメタノールに溶解
し、高速液体クロマトグラフイー〔カプセルパツクC18
SG120、φ20×250mm(株)資生堂製〕にか
け、17%アセトニトリルを移動相として254nmの
吸収を検出しながら、8ml/分の流速において、3
4、37、60分に溶出するピークを集めた。それを減
圧濃縮することにより、物質KO−7888B、C、D
の白色粉末をそれぞれ6.5、2.9、1.8mg得
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】KO−7888B物質の紫外部吸収スペクトル
である。
【図2】KO−7888C物質の紫外部吸収スペクトル
である。
【図3】KO−7888D物質の紫外部吸収スペクトル
である。
【図4】KO−7888B物質の赤外部吸収スペクトル
である。
【図5】KO−7888C物質の赤外部吸収スペクトル
である。
【図6】KO−7888D物質の赤外部吸収スペクトル
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12N 1/20 C12R 1:465) (C12P 17/14 C12R 1:465) (72)発明者 吉田 博 東京都港区白金5丁目9番1号 社団法人 北里研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式〔I〕で表される物質KO−78
    88またはその立体異性体。 【化1】
  2. 【請求項2】 ストレプトミセス属に属する下記〔I〕
    式で表される物質KO−7888および/またはその立
    体異性体を生産する微生物を培養し、その培養物から物
    質KO−7888またはその立体異性体を採取すること
    を特徴とする物質KO−7888またはその立体異性体
    の製造法。 【化2】
  3. 【請求項3】 ストレプトミセス属に属し、物質KO−
    7888またはその立体異性体を生産する能力を有する
    微生物がStreptomyces sp.KO−78
    88(FERM P−13339)である請求項2記載
    の微生物。
JP5041434A 1993-03-02 1993-03-02 新規抗生物質ko−7888b、c、dおよびその製造法 Pending JPH06256324A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011021580A1 (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 三井化学アグロ株式会社 A-87774化合物又はその塩、それらの製法及びそれらを有効成分として含有する農薬

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