JPS5823705B2 - 放射線検出器 - Google Patents
放射線検出器Info
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- JPS5823705B2 JPS5823705B2 JP52100605A JP10060577A JPS5823705B2 JP S5823705 B2 JPS5823705 B2 JP S5823705B2 JP 52100605 A JP52100605 A JP 52100605A JP 10060577 A JP10060577 A JP 10060577A JP S5823705 B2 JPS5823705 B2 JP S5823705B2
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J47/00—Tubes for determining the presence, intensity, density or energy of radiation or particles
- H01J47/02—Ionisation chambers
Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は信号電極の断線防止を可能とした放射線検出器
に関する。
に関する。
一般にコンピュータＸ線断層撮影装置において、被検体
を通過したＸ線量を検出するため、たとえばキセノンガ
ス中に多数の検出素子を配設し、この素子に高電圧たと
えば１．５００Ｖの電圧を印加してＸ線入射時にキセノ
ンガスをイオン化し、入射するＸ線量の変化に対応する
イオン電流の変化を測定してＸ線の強度を検出している
が、従来この種の検出素子は第４図に示すようにガラス
エポキシ樹脂製の絶縁基板１の表面ｌこ銅箔２を固着し
、この銅箔２に各端部をはんだ３により固着された直径
約２８ミクロンの多数の信号電極用しん線４が張設され
、また基板１の背面には陰極を構成するモリブデン単板
５が支持用絶縁基板６により端部が支持され対向電極を
構成している。
を通過したＸ線量を検出するため、たとえばキセノンガ
ス中に多数の検出素子を配設し、この素子に高電圧たと
えば１．５００Ｖの電圧を印加してＸ線入射時にキセノ
ンガスをイオン化し、入射するＸ線量の変化に対応する
イオン電流の変化を測定してＸ線の強度を検出している
が、従来この種の検出素子は第４図に示すようにガラス
エポキシ樹脂製の絶縁基板１の表面ｌこ銅箔２を固着し
、この銅箔２に各端部をはんだ３により固着された直径
約２８ミクロンの多数の信号電極用しん線４が張設され
、また基板１の背面には陰極を構成するモリブデン単板
５が支持用絶縁基板６により端部が支持され対向電極を
構成している。
ところが、このような従来構造では絶縁基板１のしん線
４とモリブデン単板５が対向する端面１′における断線
事故がしばしば発生する問題点を有していた。
４とモリブデン単板５が対向する端面１′における断線
事故がしばしば発生する問題点を有していた。
すなわちこの原因としてしん線４と電極板５との間の特
に基板端部において電界が集中しこれに起因し７て放電
が生じ易いことおよびしん線４と電極板５との間にじん
あいなどの異物かけ着して短絡が生じ易いことなどに起
因するものと考えられる。
に基板端部において電界が集中しこれに起因し７て放電
が生じ易いことおよびしん線４と電極板５との間にじん
あいなどの異物かけ着して短絡が生じ易いことなどに起
因するものと考えられる。
本発明は上記問題点解決のためなされたもので、しん線
を固着する導電体、または電極板のいずれか一方または
両方に耐熱性の絶縁部材を被着し、この絶縁部材を介し
て基板面に取着するとともにその一部を絶縁基板に形成
された離間部へ延在させ特に、しん線側に延在させる場
合は導電体も合わせて延在させることにより電界の均一
（ｔＳ、耐電圧性の向上ならびに異物付着に起因する短
絡防止をも可能としてしん線の断線が防止できるように
した放射線検出器を提供することを目的とする。
を固着する導電体、または電極板のいずれか一方または
両方に耐熱性の絶縁部材を被着し、この絶縁部材を介し
て基板面に取着するとともにその一部を絶縁基板に形成
された離間部へ延在させ特に、しん線側に延在させる場
合は導電体も合わせて延在させることにより電界の均一
（ｔＳ、耐電圧性の向上ならびに異物付着に起因する短
絡防止をも可能としてしん線の断線が防止できるように
した放射線検出器を提供することを目的とする。
以下、本発明の詳細を一実施例について第１図および第
２図を参照して説明する。
２図を参照して説明する。
１１はたとえばガラス繊維入エポキシ樹脂製絶縁基板で
、一側方に並列した脚部１１ａ、１１ａを有したコ字形
に形成され、これら脚部１１ａ、１１ａ間には離間部１
２を存している。
、一側方に並列した脚部１１ａ、１１ａを有したコ字形
に形成され、これら脚部１１ａ、１１ａ間には離間部１
２を存している。
１３，１３は脚部１１ａ。１１ａ表面にその延出方向に
沿って配設された厚さ約３５ミクロンの銅箔からなる導
電体で、この導電体１３の裏面にはこれと一体にたとえ
ば耐熱性のポリイミド樹脂からなる絶縁部材１４が同じ
く３５ミクロンの厚みを有して被着さね、この絶縁部材
１４を介して上記基板１１の上面に配設されている。
沿って配設された厚さ約３５ミクロンの銅箔からなる導
電体で、この導電体１３の裏面にはこれと一体にたとえ
ば耐熱性のポリイミド樹脂からなる絶縁部材１４が同じ
く３５ミクロンの厚みを有して被着さね、この絶縁部材
１４を介して上記基板１１の上面に配設されている。
１５は電極板で、たとえばモリブデン板からなり脚片１
１ａ、Ｉｌａ間を連結して基板１１の背面に取着されて
いる。
１ａ、Ｉｌａ間を連結して基板１１の背面に取着されて
いる。
そして上記導電体１３と絶縁部材１４とはその一部がそ
れぞれ基板１１の離間部１２方向へ延在しており、上記
電極板１５の端部に絶縁部材１４の一部が直接対向して
いる。
れぞれ基板１１の離間部１２方向へ延在しており、上記
電極板１５の端部に絶縁部材１４の一部が直接対向して
いる。
１６は導電体１３．１３間に張設されたタングステン線
細線からなるしん線で、その多数本が上記電極板１５の
対向電極として配設されている。
細線からなるしん線で、その多数本が上記電極板１５の
対向電極として配設されている。
１７ははんだ、１８は電極板１５を支持する基板１１と
同材質の支持絶縁板、１９は導電体１３のリード線、２
０は電極板１５のリード線である。
同材質の支持絶縁板、１９は導電体１３のリード線、２
０は電極板１５のリード線である。
次に組立に際してはまずあらかじめ絶縁部材１４を片面
に被着した導電体１３を用意して、この絶縁部材１４側
を基板１１の表面に接着材により取着する。
に被着した導電体１３を用意して、この絶縁部材１４側
を基板１１の表面に接着材により取着する。
つぎに基板１１の背面に電極板１６を付設し、同じく接
着材を介して支持絶縁板１８により固着する。
着材を介して支持絶縁板１８により固着する。
そしてしん線１６，１６・・・・・・を各導電体１３．
１３間に張設すればよい。
１３間に張設すればよい。
このようにして形成された多数の素子を積層して放射線
検出器が構成される。
検出器が構成される。
したがって、使用にあたっては高電圧の印加によりしん
線１６にキセノンガスのイオン化電流が流れるが、この
場合、特に放電し易いしん線１６の端部は絶縁部材１４
を介して電極板１５と対向しているため、電界の集中が
排除されて均一化を達成できる。
線１６にキセノンガスのイオン化電流が流れるが、この
場合、特に放電し易いしん線１６の端部は絶縁部材１４
を介して電極板１５と対向しているため、電界の集中が
排除されて均一化を達成できる。
また、絶縁部材１４の二部は離間部１２へ延在している
ので沿面距離が長くなり耐電圧性を向上させることがで
きる。
ので沿面距離が長くなり耐電圧性を向上させることがで
きる。
さらには上記延在部１４ａと基板１１とによって形成さ
れる凹部に異物、たとえばガラス繊維のようなごみが入
り込むことがあってもこれに起因する短絡などを生じさ
せない。
れる凹部に異物、たとえばガラス繊維のようなごみが入
り込むことがあってもこれに起因する短絡などを生じさ
せない。
なお、本実施例にあっては絶縁部材１４を導電体１３に
取着したが、本発明はこれに限らずたとえば第３図に示
すように絶縁部材１４を電極板１５側に取着しても同等
の効果を得ることができる。
取着したが、本発明はこれに限らずたとえば第３図に示
すように絶縁部材１４を電極板１５側に取着しても同等
の効果を得ることができる。
本発明は以上詳述したように離間部を存して脚部を並列
した絶縁基板の上記脚部表面に沿って配設された導電体
、または脚部背面に取着されて両脚部を連結する電極板
のいずれか一方または両方に耐熱性絶縁部材を被着する
とともにこの絶縁部材を介して基板面に取着し、さらに
絶縁部材の一部をも前記離間部へ延在させかつしん線側
に延在させる場合は導電体も合わせて延在させてなる放
射線検出器であるから、導電体間に張設された多数のし
ん線とこのしん線の対向電極を構成する電極板との間に
高電圧が印加されても特に放電が生じやすいしん線の接
続部近傍には絶縁部材が介在していることによって電界
の集中が排除されて放電を生じさせることがなく、よっ
て断線が防止できる格別な利点を有する。
した絶縁基板の上記脚部表面に沿って配設された導電体
、または脚部背面に取着されて両脚部を連結する電極板
のいずれか一方または両方に耐熱性絶縁部材を被着する
とともにこの絶縁部材を介して基板面に取着し、さらに
絶縁部材の一部をも前記離間部へ延在させかつしん線側
に延在させる場合は導電体も合わせて延在させてなる放
射線検出器であるから、導電体間に張設された多数のし
ん線とこのしん線の対向電極を構成する電極板との間に
高電圧が印加されても特に放電が生じやすいしん線の接
続部近傍には絶縁部材が介在していることによって電界
の集中が排除されて放電を生じさせることがなく、よっ
て断線が防止できる格別な利点を有する。
また沿面距離を長くできるから絶縁性ならびに耐電圧性
の向上が得られる。
の向上が得られる。
さらにはじんあいなどの異物が介在しても短絡を生じさ
せないなどの各種利点をも有する。
せないなどの各種利点をも有する。
第１図は本発明の一実施例を示す上面図、第２図は第１
図の一部を切欠して示す拡大断面図、第３図は他の実施
例を示す同じく拡大断面図であり、第４図は従来例を示
す拡大断面図である。 １１Ｌ−・・・絶縁基板、１１ａ・・・・・・脚部、１
２・・・・・・離間部、１３・・・・・・導電体、１４
・・・・・・絶縁部材、１５・・・・・・電極板、１６
・・・・・・しん線。
図の一部を切欠して示す拡大断面図、第３図は他の実施
例を示す同じく拡大断面図であり、第４図は従来例を示
す拡大断面図である。 １１Ｌ−・・・絶縁基板、１１ａ・・・・・・脚部、１
２・・・・・・離間部、１３・・・・・・導電体、１４
・・・・・・絶縁部材、１５・・・・・・電極板、１６
・・・・・・しん線。
Claims (1)
- １ 離間部を存して脚部を並設した絶縁基板と、上記脚
部に沿って配設された導電体と、上記基板の背面に取着
されて上記脚部間を連結する電極板と、上記導電体間に
張設されて上記電極板に対向する複数本のしん線とを具
備し、上記導電体または電極板のいずれか一方または両
方が耐熱性絶縁部材を介して基板面に取着され、かつ上
記絶縁部材の一部を前記離間部へ延在させ、かつ、しん
線側に延在させる場合は導電体も合わせて延在させてな
ることを特徴とする放射線検出器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52100605A JPS5823705B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 放射線検出器 |
| US05/936,085 US4190771A (en) | 1977-08-24 | 1978-08-23 | Radiation detection element |
| GB7834556A GB2003319B (en) | 1977-08-24 | 1978-08-24 | Radiation detection element |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52100605A JPS5823705B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 放射線検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5434883A JPS5434883A (en) | 1979-03-14 |
| JPS5823705B2 true JPS5823705B2 (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=14278485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52100605A Expired JPS5823705B2 (ja) | 1977-08-24 | 1977-08-24 | 放射線検出器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4190771A (ja) |
| JP (1) | JPS5823705B2 (ja) |
| GB (1) | GB2003319B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6067010U (ja) * | 1983-10-15 | 1985-05-13 | 株式会社クボタ | トラクタの耕深制御装置 |
| JPH0442975Y2 (ja) * | 1983-10-31 | 1992-10-12 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4301368A (en) * | 1980-01-31 | 1981-11-17 | Hospital Physics Oy | Ionizing radiation detector adapted for use with tomography systems |
| JPS57161677A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-05 | Toshiba Corp | Radiation detector |
| US4582996A (en) * | 1982-04-08 | 1986-04-15 | Cerberus Ag | Electrode insulating member for ionization fire alarm |
| AU2105583A (en) * | 1982-11-25 | 1984-05-31 | Pullan, B.R. | Apparatus for detecting and determining the distribution of radioactivity on a medium |
| US5010252A (en) * | 1983-12-27 | 1991-04-23 | General Electric Company | Ionization detector |
| US4845731A (en) * | 1985-06-05 | 1989-07-04 | Picker International | Radiation data acquistion |
| US4764679A (en) * | 1986-08-12 | 1988-08-16 | General Electric Company | Kinestatic charge detector |
| GB2262649B (en) * | 1991-12-13 | 1995-03-01 | Marconi Gec Ltd | Energy analyser |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3772521A (en) * | 1971-08-30 | 1973-11-13 | Univ California | Radiation camera and delay line readout |
| US3911279A (en) * | 1973-05-17 | 1975-10-07 | Ball Brothers Res Corp | Position sensitive multiwire proportional counter with integral delay line |
| US4031396A (en) * | 1975-02-28 | 1977-06-21 | General Electric Company | X-ray detector |
-
1977
- 1977-08-24 JP JP52100605A patent/JPS5823705B2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-08-23 US US05/936,085 patent/US4190771A/en not_active Expired - Lifetime
- 1978-08-24 GB GB7834556A patent/GB2003319B/en not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6067010U (ja) * | 1983-10-15 | 1985-05-13 | 株式会社クボタ | トラクタの耕深制御装置 |
| JPH0442975Y2 (ja) * | 1983-10-31 | 1992-10-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5434883A (en) | 1979-03-14 |
| US4190771A (en) | 1980-02-26 |
| GB2003319A (en) | 1979-03-07 |
| GB2003319B (en) | 1982-03-24 |
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