JP2002202327A - ホール素子を備えた電流検出装置 - Google Patents

ホール素子を備えた電流検出装置

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JP2002202327A JP2001206176A JP2001206176A JP2002202327A JP 2002202327 A JP2002202327 A JP 2002202327A JP 2001206176 A JP2001206176 A JP 2001206176A JP 2001206176 A JP2001206176 A JP 2001206176A JP 2002202327 A JP2002202327 A JP 2002202327A
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Hiroichi Goto
博一 後藤
Takashi Kato
隆志 加藤
Hiromichi Kumakura
弘道 熊倉
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Sanken Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホール素子を使用する電流検出装置の感度を
更に向上させることが要求されている。 【解決手段】 ホール素子14を含む半導体装置2を第
1及び第2の電流通路形成用導体3、4の間に配置す
る。第1及び第2の電流通路形成用導体3、4にU字状
中間部16、19を設ける。平面的に見てホール素子1
4をU字状中間部16、19の溝22、23の中に配置
する。第1及び第2の電流通路形成用導体3、4からホ
ール素子14に作用する磁界の向きを同一にするように
第1及び第2の電流通路形成用導体3、4を相互接続導
体5で直列接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホール素子を用い
て電流を検出又は測定するための電流検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ホール素子は、ここに印加される磁界の
強さに正比例した電圧即ちホール電圧を発生する。従っ
て、ホール素子を電流通路に沿って配置すると、ホール
素子から電流に基づいて発生する磁界がホール素子に作
用し、ホール素子から電流に比例した電圧を得ることが
できる。電流通路の電流に基づいて発生する磁界のホー
ル素子に対する作用を強め、電流通路の電流の検出感度
を高めるために、ホール素子を円弧状に囲む電流通路を
設けることが例えば特開2000−19199号公報に
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示されて
いるように電流通路を円弧状に形成すると、直線的に電
流通路を形成する場合に比べてホール素子における磁束
密度を高めることができ、ホール電圧を大きくすること
ができる。しかし、更にホール素子における磁束密度を
高め、検出感度を高くすることが要求されている。
【0004】そこで、本発明の目的は、比較的簡単な構
成によって高い電流検出感度を得ることができる電流検
出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、電気回路に流れる電流
を検出するための電流検出装置であって、第1及び第2
の主面を有し、前記第1の主面に交差する磁力線に感応
してホール電圧を発生するように形成されたホール素子
と、前記電気回路の電流を流すための第1及び第2の電
流通路形成用導体と、前記第1及び第2の電流通路形成
用導体を相互に接続するための相互接続導体とを備え、
前記第1の電流通路形成用導体は第1の中間部と前記中
間部の一方の端に連結された第1の端子部と前記中間部
の他方の端に連結された第2の端子部とを有して前記ホ
ール素子の前記第1の主面側に配置され、前記第2の電
流通路形成用導体は第2の中間部と前記第2の中間部の
一方の端に連結された第3の端子部と前記第2の中間部
の他方の端に連結された第4の端子部とを有して前記ホ
ール素子の前記第2の主面側に配置され、前記ホール素
子は前記第1及び第2の中間部に流れる電流によって発
生する磁界が作用するように前記第1及び第2の中間部
の近くに配置され、前記第1の中間部の電流によって生
じる磁力線の前記ホール素子の前記第1の主面における
方向と前記第2の中間部の電流によって生じる磁力線の
前記ホール素子の前記第1の主面における方向とが同一
になるように、前記第1及び第2の端子部のいずれか一
方と前記第3及び第4の端子部のいずれか一方とが前記
相互接続導体で接続されていることを特徴とする電流検
出装置に係わるものである。
【0006】なお、請求項2に示すように、第1及び第
2の中間部を平面的に見てホール素子の外周の半分以上
を囲む屈曲部とすることが望ましい。上記屈曲部の形状
はU形状又は馬蹄形状又は円弧形状又はコ字状又はΩ状
であることが望ましい。また、請求項3に示すように第
1及び第2の屈曲部の向きを互いに180度異なるよう
に第1及び第2の電流通路形成用導体を配置することが
できる。また、請求項4に示すように第1及び第2の屈
曲部の向きを互いに90度異なるように第1及び第2の
電流通路形成用導体を配置することができる。また、請
求項5に示すように第1及び第2の屈曲部の向きが互い
に同一になるように第1及び第2の電流通路形成用導体
を配置することができる。また、請求項6に示すように
ホール素子と第1及び第2の電流通路形成用導体とを絶
縁性接合材で一体化することが望ましい。また、請求項
7に示すように磁性体層を設けることができる。
【0007】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、ホール素子の
第1の主面側に第1の電流通路形成用導体を配置し、ホ
ール素子の第2の主面側に第2の電流通路形成用導体を
配置し、第1及び第2の電流通路形成用導体に基づいて
発生する磁力線の向きがホール素子において同一になる
ように第1及び第2の電流通路形成用導体を相互接続導
体で接続したので、従来の1つの電流通路形成用導体を
設ける場合に比べてホール素子における磁束密度を増大
させることができ、電流検出感度を高めることができ
る。また、請求項2〜5の発明によれば、屈曲部の内側
にホール素子を配置するので、ホール素子における磁束
密度を高めることができ、高い電流検出感度が得られ
る。また、請求項6の発明によれば、ホール素子と第1
及び第2の電流通路形成用導体とが絶縁性接合材によっ
て一体化されているので、相互の位置関係を一定に保っ
て電流を正確に検出又は測定することができる。また、
取扱い易い電流検出装置を提供することができる。ま
た、請求項7の発明によれば、磁力線即ち磁束の広がり
を防止して電流の検出感度を高めることができる。
【0008】
【実施形態】次に、図1〜図19を参照して本発明の実
施形態に係わる電流検出装置を説明する。
【0009】
【第1の実施形態】本発明に従う第1の実施形態の電流
検出装置1は、電気回路の電流を検出又は測定するため
のものであって、図1〜図10に示すようにホール素子
を含む半導体装置2と、第1及び第2の電流通路形成用
導体3、4と、相互接続導体5と、外囲体としての絶縁
性接合材6とから成る。
【0010】半導体装置2は、一般にホールICと呼ば
れているものであり、図3〜図10から明らかなように
半導体基板7と、この支持板8と、4本の外部リード
9、10、11、12と、絶縁性樹脂被覆体13とから
成る。半導体基板7には図8で概略的に示すホ−ル素子
14の他に、図7に概略的に示す増幅器31、制御電流供
給回路32、第1、第2、第3及び第4の端子33、3
4、35、36が設けられている。
【0011】ホ−ル素子14、増幅器31及び制御電流
供給回路32は化合物半導体(例えばガリウム砒素)か
ら成る同一の半導体基板7の中に周知の方法で形成され
ている。半導体装置2の形成方法及び構成は周知である
ので、図9及び図10には磁気検出に直接に関係するホ
‐ル素子14のみが示され、増幅器31及び制御電流供
給回路32の図示が省略されている。
【0012】平面的に見て四角形の半導体基板7の中に
は、ホ−ル素子14を形成するためにn型の第1、第
2、第3、第4及び第5の半導体領域41、42、4
3、44、45と、p型の第6、第7及び第8の半導体
領域46、47、48が形成されている。n型の第5の
半導体領域46は半導体基板6の大部分を占めるp型の
第8の半導体領域48の中に島状に形成され、図9に示
すように平面的に見て十字状のパタ−ンを有する。n型
の第1及び第2の半導体領域41、42はn型の第5の
半導体領域45の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有
するn+型半導体領域であって、図9に示すようにY軸
方向において互いに離間して対向配置され且つ第5の半
導体領域45の中に島状に形成されている。この第1及
び第2の半導体領域41、42には図8に示すように第
1及び第2の電極49、50がオ−ミック接触してい
る。第1及び第2の電極49、50は制御電流供給回路
32に接続されているので、第5の半導体領域45に第
1の半導体領域41から第2の半導体領域42に向かっ
て周知の制御電流Icが流れる。従って、第1及び第2
の半導体領域41、42を制御電流供給用半導体領域と
呼ぶこともできる。なお、第1及び第2の電極49、5
0は周知の制御電流供給回路32を介して直流電源接続
用の第3及び第4の端子35、36に接続されている。
【0013】n型の第3及び第4の半導体領域43、4
4は、n型の第5の半導体領域45の不純物濃度よりも
高い不純物濃度を有するn+型半導体領域であって、第
5の半導体領域45のY軸方向の中央部分の両端の近く
に配置されている。この第3及び第4の半導体領域4
3、44の一部は第5の半導体領域45に隣接し、残部
はp型半導体から成る第6及び第7の半導体領域46、
47に隣接している。X軸方向において互いに対向して
いる第3及び第4の半導体領域43、44には図8及び
図10に示すように第3及び第4の電極51、52がオ
−ミック接触している。従って、第3及び第4の半導体
領域43、44をホ−ル電圧検出用半導体領域と呼ぶこ
ともできる。p型の第6及び第7の半導体領域46、4
7はn+型の第3及び第4の半導体領域43、44の第
5の半導体領域45に対する接触面積を制限するもので
ある。
【0014】第1及び第2の半導体領域41、42間に
制御電流Icが流れ、図3、図4及び図10でY軸方向
(垂直方向)即ち制御電流Icに対して直交する方向に
磁界を印加すると、第3及び第4の半導体領域43、4
4間に周知のホ−ル効果の原理に従ってホ−ル電圧が得
られる。従って、ホ−ル素子14のホ−ル電圧を発生さ
せるための主動作領域は、第5の半導体領域45におけ
る第1及び第2の半導体領域41、42の相互間及び第
3及び第4の半導体領域43、44の相互間である。し
かし、概略的には第5の半導体領域45の全体をホ−ル
素子の主動作領域と呼ぶことができる。ホ−ル電圧検出
用の第3及び第5の電極51、52は、図8に示すよう
に周知の増幅器31を介して第1及び第2の端子39、
34に接続されている。
【0015】図10に示すように、半導体基板7の一方
の主面7bには例えばシリコン酸化膜から成る絶縁膜5
3が設けられ、他方の主面には例えばアルミニウムから
成る金属層54が設けられている。絶縁層53は多層配
線構造とするために第1及び第2の絶縁膜53a、53
bの積層体から成る。図8に示した第1及び第2の電極
49、50は第1及び第2の絶縁膜53a、53bの開
口を介して第1及び第2の半導体領域41、42に接続
され、第3及び第4の電極51、52は第1の絶縁膜5
3aの開口を介して第3及び第4の半導体領域43、4
4に接続されている。図10に示すように半導体基板7
の他方の主面7bの金属層54は導電性又は絶縁性の接
合材55によって金属製支持板8に固着されている。な
お、図3及び図4においては、図示を簡略化するため
に、半導体基板7の詳細及び図10の接合材55が省略
されている。
【0016】支持板8は、図5から明らかなように、こ
の主面に垂直な方向から見て即ち平面的に見て全体的に
四角形のパタ−ンに形成されており、半導体基板7より
も大きな面積を有する。支持板8と第1〜第4の外部リ
−ド端子9〜12とはリ−ドフレ−ムに基づいて形成さ
れており、互いに同一厚み且つ同一の材料の例えば銅板
にニッケルメッキした金属板から成る。支持板8は図5
に示すように第1の外部リード9に連結されている。第
2、第3及び第4の外部リード10、11、12は金属
細線15によって半導体基板7の端子33〜36に接続
されている。この実施形態では第1及び第2の外部リー
ド9、10がホール素子14の出力電圧即ちホール電圧
を出力するための端子として使用され、第3及び第4の
外部リード11、12がホール素子13の制御電流供給
に使用されている。
【0017】第1及び第2の電流通路形成用導体3、4
は、例えば100A程度の電流を流すことができる比較
的厚い銅板にニッケルメッキ層を設けた金属板をプレス
加工したものである。第1の電流通路形成用導体3は、
U字状又は半円弧状又は馬蹄形状の屈曲部から成る第1
の中間部16と第1の端子部17と第2の端子部18と
を有する。第2の電流通路形成用導体4は、図7から明
らかなようにU字状又は半円弧状又は馬蹄形状の屈曲部
から成る第2の中間部19と第3の端子部20と第4の
端子部21とを有する。第1の電流通路形成用導体3の
第1及び第2の端子部17、18は第1の溝22によっ
て分離されている。第1の溝22は第1の中間部16の
中まで延びている。また、第2の電流通路形成用導体4
の第3及び第4の端子部20、21は第2の溝23によ
って分離されている。第2の溝23は第2の中間部19
の中まで延びている。第1及び第2の中間部16、19
に電流を集中的に流すために、第1及び第2の中間部1
6、19の幅はほぼ正方形の第1、第2、第3及び第4
の端子部17、18、20、21の幅よりも大幅に狭
い。また、第1の中間部16は第1及び第2の端子部1
7、18から突出し、第2の中間部19は第3及び第4
の端子部20、21から突出している。
【0018】第1の電流通路形成用導体3の第1の中間
部16は半導体基板7の第1の主面7a側に配置され、
第2の電流通路形成用導体4の第2の中間部19は半導
体基板7の第2の主面7b側に配置されている。即ち、
半導体装置2の絶縁性被覆体13の第1の主面24に接
触するように第1の電流通路形成用導体3が配置され、
半導体装置2の絶縁性被覆体13の第2の主面25に接
触するように第2の電流通路形成用導体4が配置されて
いる。被覆体13の第1及び第2の主面24、25は半
導体基板7の第1及び第2の主面7a、7bに対して平
面であり、図3においてX軸方向に延びている。また、
第1及び第2の中間部16、19の屈曲方向即ち突出方
向が互いに180度異なっている。また、第1及び第2
の溝22、23が180度異なる方向に延びている。半
導体装置2に含まれているホール素子14は、図1に示
すように平面的に見て即ち半導体基板7の第1の主面7
aに対して垂直方向から見てU字状の第1及び第2の中
間部16、19の内側の中心に配置されている。要する
に、図3において第1及び第2の溝22、23の壁面の
延長線よりも内側にホール素子14が配置されている。
従って、ホール素子14の外周の半分以上の約3/4が
中間部16、19によって囲まれている。即ち、平面形
状がほぼ四角形のホール素子14の3辺が平面的に見て
中間部16、19によって囲まれている。
【0019】半導体装置2と第1及び第2の電流通路形
成用導体3、4とは図1〜図4に示すように例えばエポ
キシ樹脂のモールド体から成る絶縁性接合材6によって
相互に固着されている。なお、外部リード9〜12及び
第1、第2、第3及び第4の端子部17、18、20、
21の大部分が露出するように外囲体又は封止体として
の絶縁性接合材6が配置されている。
【0020】金属ワイヤから成る相互接続導体5の一端
は第2の端子部18に接続され、導体5の他端は第3の
端子部20に接続されている。
【0021】この電流検出装置1によって電気回路の電
流を検出又は測定する時には、図6で示すように電気回
路の第1の導体26を第1の端子部17に接続し、電気
回路の第2の導体27を第4の端子部21に接続する。
これにより、例えば図6で矢印で示すように第1の導体
26と第1の端子部17と第1の中間部16と第2の端
子部18と相互接続導体5と第3の端子部20と第2の
中間部19と第4の端子部21と第2の導体27とから
成る経路に電流Iが流れる。第1及び第2の中間部1
6、19に電流Iが流れると、フレーミングの右手の法
則に従って磁界が発生し、磁力線がホール素子14の第
1の主面に交差し、ホール素子14から磁束密度に比例
したホール電圧が得られる。第1及び第2の中間部1
6、19で発生する磁界に基づくホール素子14の第1
の主面における磁力線の向きは互いに同一になるので、
ホール素子14における磁束密度が大きくなる。即ち、
第1及び第2の電流通路形成用導体3、4のいずれか一
方のみを設けた電流検出装置のホール素子における磁束
密度に比べて本実施形態の電流検出装置1のホール素子
14における磁束密度は約2倍になる。この結果、ホー
ル素子14による電流検出感度が大幅に向上する。ま
た、本実施形態では、第1及び第2の中間部16、19
がU字状の屈曲部から成り、この中間部16、19によ
ってホール素子14の外周の半分以上の3/4が囲まれ
ているので、ホール素子14における磁束密度が更に向
上し、高い電流検出感度を得ることができる。また、半
導体装置2と第1及び第2の電流通路形成用導体3、4
とが絶縁性接合材6によって一体化されているので、そ
れぞれの位置関係を正確に保つことができ、精度の高い
電流検出が可能になる。
【0022】
【第2の実施形態】次に、図11〜図13を参照して第
2の実施形態の電流検出装置1aを説明する。但し、図
11〜図13において図1〜図10と実質的に同一の部
分には同一の符号を付してその説明を省略する。図11
〜図13に示す第2の実施形態の電流検出装置1aは、
図1〜図10に示す第1の実施形態の電流検出装置1に
おける第1及び第2の電流通路形成用導体3、4の平面
的に見た相互位置関係と相互接続導体5の接続位置とを
変形し、この他は第1の実施形態と同一に構成したもの
である。従って、第2の実施形態の電流検出装置1a
は、図1〜図10の電流検出装置1と同様に、半導体装
置2と第1及び第2の電流通路形成用導体3、4と相互
接続導体5と絶縁性接合材6とを有する。しかし、第2
の実施形態の電流検出装置1aにおいては、第1及び第
2の溝22、23の延びる方向及び第1及び第2の中間
部16、19の突出方向が平面的に見て互いに90度異
なるように第1及び第2の電流通路形成用導体3、4が
配置されている。即ち、図11における第1及び第2の
電流通路形成用導体3、4の位置関係は、図1において
ホール素子14を中心にして第2の電流通路形成用導体
4を反時計回り方向に90度回したものに相当する。
【0023】図11〜図13の電流検出装置1aにおい
ても平面的に見てU字状に屈曲している第1及び第2の
中間部16、19の内側にホール素子14が配置されて
いる。第1及び第2の中間部16、19の電流に基づい
て発生する磁力線のホール素子14に対する向きを揃え
るために、第1の電流通路形成用導体3の第2の端子部
18と第2の電流通路形成用導体4の第4の端子部21
とが相互接続導体5によって接続されている。
【0024】この電流検出装置1aによって電気回路の
電流を検出又は測定する時には、図13に示すように電
気回路の第1の導体26を第1の端子部17に接続し、
電気回路の第2の導体27を第3の端子部20に接続す
る。これにより、例えば、図13で矢印で示すように第
1の導体26と第1の端子部17と第1の中間部16と
第2の端子部18と相互接続導体5と第4の端子部21
と第2の中間部19と第3の端子部20と第2の導体2
7とから成る回路で電流Iが流れる。勿論、この矢印と
は逆の方向に電流Iを流すこともできる。
【0025】第2の実施形態においても、ホール素子1
4を第1及び第2の中間部16、19が挟み込むように
第1及び第2の中間部16、19が配置されているの
で、これ等を流れる電流に基づいて発生した磁界が第1
の実施形態と同様にホール素子14に作用し、第1の実
施形態と同様な効果を得ることができる。
【0026】
【第3の実施形態】次に、図14〜図16を参照して第
3の実施形態の電流検出装置1bを説明する。但し、図
14〜図16において図1〜図10と実質的に同一の部
分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0027】図14〜図16の第3の実施形態の電流検
出装置1bは、図1〜図10の第1の実施形態の電流検
出装置1の第1及び第2の電流通路形成用導体3、4の
平面的な位置関係及び相互接続導体5の接続位置を変形
し、この他は図1〜図10と同一に形成したものであ
る。従って、図14〜図16の電流検出装置1bは、図
1〜図10の電流検出装置1と同様に、半導体装置2と
第1及び第2の電流通路形成用導体3、4と相互接続導
体5と絶縁性接合材6とを有する。しかし、第3の実施
形態では、第3の中間部16、19の内側にホール素子
14が配置されている。第1及び第2の中間部16、1
9の電流に基づいて発生する磁力線のホール素子14に
対する向きを揃えるために、第1の電流通路形成用導体
3の第2の端子部18と第2の電流通路形成用導体4の
第4の端子部21とが相互接続導体5によって接続され
ている。
【0028】この電流検出装置1bによって電気回路の
電流を検出又は測定する時には、図16に示すように電
気回路の第1の導体26を第1の端子部17に接続し、
電気回路の第2の導体27を第3の端子部20に接続す
る。これにより、例えば図16で矢印で示すように第1
の導体26と第1の端子部17と第1の中間部16と第
2の端子部18と相互接続導体5と第4の端子部21と
第2の中間部19と第3の端子部20と第2の導体27
とから成る回路で電流Iが流れる。勿論、図16の矢印
とは逆の方向に電流Iを流すこともできる。
【0029】第3の実施形態においても、ホール素子1
4を第1及び第2の中間部16、19が挟み込むように
第1及び第2の中間部16、19が配置されているの
で、これ等を流れる電流に基づいて発生した磁界が第1
の実施形態と同様にホール素子14に作用し、第1の実
施形態と同様な効果を得ることができる。
【0030】
【第4の実施形態】図17に示す第4の実施形態の第1
及び第2の電流通路形成用導体3a、4aは図1〜図1
0の第1の実施形態の第1及び第2の電流通路形成用導
体3、4を変形したものである。図17の第1及び第2
の電流通路形成用導体3a、4aは、第1及び第2の中
間部16a、19aと、第1、第2、第3及び第4の端
子部17a、18a、20a、21aを図1〜図7の第
1及び第2の中間部16、19と第1、第2、第3及び
第4の端子部17、18、20、21と同様に有する。
図17の第1及び第2の電流通路形成用導体3a、4a
が図1〜図7の第1及び第2の電流通路形成用導体3、
4と相違する点は第1及び第2の中間部16a、19a
の形状のみである。図17の第1及び第2の中間部16
a、19aは円弧状に形成されている。第1及び第2の
中間部16a、19aはこの円弧状の中心P1 、P2 が
平面的に見て一致するように重ねて配置される。また、
図1〜図7の半導体装置2と同様なものは第1及び第2
の中間部16a、19aの間に配置される。第1及び第
2の中間部16a、19aの形状を図17に示すように
円弧状にしても第1の実施形態と同様な効果を得ること
ができる。なお、図17の第1及び第2の電流通路形成
用導体3a、4aを第2及び第3の実施形態の第1及び
第2の電流通路形成用導体3、4の代りに使用すること
ができる。
【0031】
【第5の実施形態】次に、図18及び図19を参照して
第5の実施形態の電流検出装置1cを説明する。但し、
図18及び図19において図1〜図10と実質的に同一
の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図
18及び図19は、電流検出装置1cを図3及び図4と
同様な位置で切断して示すものである。図18及び図1
9の電流検出装置1cは、第1及び第2の電流通路形成
用導体3、4の第1及び第2の中間部16、19の外周
面の一部に鉄ニッケル系合金から成るパーマロイの第1
及び第2の磁性体層28、29を設け、この他は図1〜
図10と同一に形成したものである。第1及び第2の磁
性体層28、29はメッキ又は蒸着又は貼付等で形成し
得る。第1の磁性体層28は、第1の電流通路形成用導
体3の上面と外側面とに設け、第2の磁性体層29は、
第2の電流通路形成用導体の下面と外側面とに設けられ
ている。即ち、第1及び第2の磁性体層28、29は第
1及び第2の電流通路形成用導体3、4を介さないでホ
ール素子14と直線で結ぶことができない位置に配置さ
れている。なお、第1及び第2の磁性体層28、29の
いずれか一方のみを設けることもできる。第1及び第2
の磁性体層28、29は磁束の広がりを防いで電流検出
感度を向上させる機能を有する。
【0032】
【変形例】本発明は上述の実施形態に限定されるもので
なく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 半導体基板7にホール素子14のみを形成する
ことができる。 (2) 第1及び第2の電流通路形成用導体3、4又は
3a、4aの平面的に見た相互の位置関係を第1、第2
及び第3の実施形態以外の任意の角度位置関係とするこ
とができる。 (3) 半導体装置2の外部リード9〜12を、外部回
路への接続を容易にするために図2で破線で示すように
屈曲させることができる。 (4) 相互接続導体5を絶縁性接合材6でモールドす
ることができる。 (5) 第1及び第2の中間部16、19の平面形状を
コ字状又はΩ状等に変形することができる。 (6) 図18及び図19の磁性体層28、29と同様
に高透磁率の磁性体を絶縁性接合体6の外周面に配置す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の電流検出装置を接合
材を省いた状態で示す平面図である。
【図2】図1の電流検出装置の正面図である。
【図3】第1の実施形態の電流検出装置を図1のA−A
線で示す断面図である。
【図4】第1の実施形態の電流検出装置を図1のB−B
線で示す断面図である。
【図5】図1の半導体装置の平面図である。
【図6】図1の電流検出装置の斜視図である。
【図7】図6の第2の電流通路形成用導体を示す斜視図
である。
【図8】図3の半導体基板の平面図である。
【図9】図3の半導体基板のホ−ル素子部分を示す平面
図である。
【図10】図8のB−B線の一部を示す断面図である。
【図11】第2の実施形態の電流検出装置を示す平面図
である。
【図12】図11の第2の実施形態の電流検出装置を相
互接続導体を省いた状態で示す正面図である。
【図13】図11の電流検出装置の分解斜視図である。
【図14】第3の実施形態の電流検出装置を示す平面図
である。
【図15】第3の実施形態の電流検出装置を図14の相
互接続導体を省いて示す正面図である。
【図16】図14の電流検出装置の分解斜視図である。
【図17】第4の実施形態の第1及び第2の電流通路形
成用導体を示す平面図である。
【図18】第5の実施形態の電流検出装置を図3と同様
な位置で切断して示す断面図である。
【図19】第5の実施形態の電流検出装置を図4と同様
な位置で切断して示す断面図である。
【符号の説明】
1 電流検出装置 2 半導体装置 3、4 第1及び第2の電流通路形成用導体 5 相互接続導体 6 絶縁性接合材 7 半導体基板 8 支持板 9〜12 外部リード 13 被覆体 14 ホール素子 15 金属細線 16 第1の中間部 17 第1の端子部 18 第2の端子部 19 第2の中間部 20 第3の端子部 21 第4の端子部 22 第1の溝 23 第2の溝 24 第1の主面 25 第2の主面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊倉 弘道 埼玉県新座市北野三丁目6番3号 サンケ ン電気株式会社内 Fターム(参考) 2G017 AA02 AD53 2G025 AA00 AA05 AB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路に流れる電流を検出又は測定す
    るための電流検出装置であって、 第1及び第2の主面を有し、前記第1の主面に交差する
    磁力線に感応してホール電圧を発生するように形成され
    たホール素子と、前記電気回路の電流を流すための第1
    及び第2の電流通路形成用導体と、前記第1及び第2の
    電流通路形成用導体を相互に接続するための相互接続導
    体とを備え、 前記第1の電流通路形成用導体は、第1の中間部と前記
    中間部の一方の端に連結された第1の端子部と前記中間
    部の他方の端に連結された第2の端子部とを有して前記
    ホール素子の前記第1の主面側に配置され、 前記第2の電流通路形成用導体は、第2の中間部と前記
    第2の中間部の一方の端に連結された第3の端子部と前
    記第2の中間部の他方の端に連結された第4の端子部と
    を有して前記ホール素子の前記第2の主面側に配置さ
    れ、 前記ホール素子は前記第1及び第2の中間部に流れる電
    流によって発生する磁界が作用するように前記第1及び
    第2の中間部の近くに配置され、 前記第1の中間部の電流によって生じる磁力線の前記ホ
    ール素子の前記第1の主面における方向と前記第2の中
    間部の電流によって生じる磁力線の前記ホール素子の前
    記第1の主面における方向とが同一になるように、前記
    第1及び第2の端子部のいずれか一方と前記第3及び第
    4の端部のいずれか一方とが前記相互接続導体で接続さ
    れていることを特徴とする電流検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の中間部は、平面的に
    見て前記ホール素子の外周の半分以上を囲むように形成
    された第1及び第2の屈曲部であることを特徴とする請
    求項1記載の電流検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の屈曲部の向きが互い
    に180度異なるように前記第1及び第2の電流通路形
    成用導体が配置されていることを特徴とする請求項2記
    載の電流検出装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の屈曲部の向きが互い
    に90度異なるように前記第1及び第2の電流通路形成
    用導体が配置されていることを特徴とする請求項2記載
    の電流検出装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の屈曲部の向きが互い
    に同一になるように前記第1及び第2の電流通路形成用
    導体が配置されていることを特徴とする請求項2記載の
    電流検出装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記ホール素子と前記第1及び第
    2の電流通路形成用導体とを相互に固着している絶縁性
    接合材を有していることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の電流検出装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記第1及び第2の電流通路形成
    用導体の少なくとも一方に、磁力線の広がりを防止する
    ための磁性体層が設けられていることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれかに記載の電流検出装置。
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