JPS5823681B2 - ゼツエンデンセン - Google Patents
ゼツエンデンセンInfo
- Publication number
- JPS5823681B2 JPS5823681B2 JP4691173A JP4691173A JPS5823681B2 JP S5823681 B2 JPS5823681 B2 JP S5823681B2 JP 4691173 A JP4691173 A JP 4691173A JP 4691173 A JP4691173 A JP 4691173A JP S5823681 B2 JPS5823681 B2 JP S5823681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- coated
- baked
- nylon
- insulated wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、導体上にポリウレタン樹脂を主成分とする絶
縁塗料を塗布焼付した絶縁電線の改良に係るものである
。
縁塗料を塗布焼付した絶縁電線の改良に係るものである
。
ポリウレタン絶縁電線は、伸び、折り曲げ等の加工をへ
た場合、クレージングが発生し、その結果、７ピンホー
ルが発生する欠点があり、又スベリ性が悪い、ワインダ
ビリテイ（巻線性）が悪い等の欠点がある。
た場合、クレージングが発生し、その結果、７ピンホー
ルが発生する欠点があり、又スベリ性が悪い、ワインダ
ビリテイ（巻線性）が悪い等の欠点がある。
これらの欠点を解決する方法として、ポリウレタン絶縁
電線の中にナイロン６或いはナイロン６６を塗布焼付し
た二重被覆電線がある。
電線の中にナイロン６或いはナイロン６６を塗布焼付し
た二重被覆電線がある。
しかし、この二重被覆電線を用いた場合は、ワインダビ
リテイ、スベリ性等はある程度、向上せしめられるが、
伸び、折り曲げ等の加工をへた場合、やはりクレージン
グが発生する欠点を有している。
リテイ、スベリ性等はある程度、向上せしめられるが、
伸び、折り曲げ等の加工をへた場合、やはりクレージン
グが発生する欠点を有している。
アニーリングを行えば、ある程度この欠点はカバー出来
るが、アニーリングの工程が増え、又その加工条件がむ
つかしい等の欠点を有している。
るが、アニーリングの工程が増え、又その加工条件がむ
つかしい等の欠点を有している。
絶縁電線はコイル状に成形加工する為の捲線加工時に、
張力をかけながら捲線される為、幾分伸長された状態で
、コイル状に成形されてしまい実際上、絶縁電線を全く
伸長せずにコイル状に成形する事は、はとんど不可能で
ある。
張力をかけながら捲線される為、幾分伸長された状態で
、コイル状に成形されてしまい実際上、絶縁電線を全く
伸長せずにコイル状に成形する事は、はとんど不可能で
ある。
この様にして捲線時に、伸び・曲げ等の加工を受けた場
合絶縁皮膜にはクレージングが発生し、このクレージン
グはピンホールとなって絶縁性能の低下をもたらすので
ある。
合絶縁皮膜にはクレージングが発生し、このクレージン
グはピンホールとなって絶縁性能の低下をもたらすので
ある。
このクレージングはアニーリングによりある程度防ぐ事
は可能であるがアニーリングの工程が増えるという欠点
を有している。
は可能であるがアニーリングの工程が増えるという欠点
を有している。
発明者等は鋭意研究した結果、ポリウレタン絶縁電線の
上に、ナイロン１１もしくはナイロン１２を主成分とす
る絶縁塗料を塗布焼付した二重被覆電線が、ワインダビ
リテイ、スベリ性もよく、伸び、折り曲げ等の加工をへ
た後のクレージングも起らず、ピンホールが発生しない
すぐれた絶縁電線であることを見出した。
上に、ナイロン１１もしくはナイロン１２を主成分とす
る絶縁塗料を塗布焼付した二重被覆電線が、ワインダビ
リテイ、スベリ性もよく、伸び、折り曲げ等の加工をへ
た後のクレージングも起らず、ピンホールが発生しない
すぐれた絶縁電線であることを見出した。
以下に参考例および実施例を示すが、本発明は実施例に
限定されるものではない。
限定されるものではない。
；参考例 １
ウレタン樹脂塗料を０．２ ｍｍφの銅線に常法により
塗布焼付を行い、ウレタン絶縁電線を得た。
塗布焼付を行い、ウレタン絶縁電線を得た。
その特性を第１表に示す。
参考例 ２
； ウレタン樹脂塗料を０．２ ｍｍφの銅線に常法に
より、塗布焼付を行い、さらにその上にナイロン６の塗
料を塗布焼付して、二重被覆電線を得た。
より、塗布焼付を行い、さらにその上にナイロン６の塗
料を塗布焼付して、二重被覆電線を得た。
その特性を第１表に示す。
実施例 １
ウレタン樹脂塗料を０．２ ｍｍφの銅線に常法により
、塗布焼付を行い、さらにその上に、ナイロン１１の塗
料を塗布焼付して、二重被覆電線を得た。
、塗布焼付を行い、さらにその上に、ナイロン１１の塗
料を塗布焼付して、二重被覆電線を得た。
その特性を第１表に示す。
実施例 ２
ウレタン樹脂塗料を０．２ ｍｍφの銅線に常法により
、塗布焼付を行い、さらにその上にナイロン１２の塗料
を塗布焼付して、二重被覆電線を得た。
、塗布焼付を行い、さらにその上にナイロン１２の塗料
を塗布焼付して、二重被覆電線を得た。
その特性を第１表に示す。
第１表で明らかな如く本願発明の絶縁電線は従来の絶縁
電線に比べて伸長時のピンホール発生数が極めて少ない
。
電線に比べて伸長時のピンホール発生数が極めて少ない
。
つまり本願発明の絶縁電線は捲線時に伸び・曲げ等の加
工によって伸長された場合でもクレージングの発生を抑
える事が出来る為、ピンホールの少ない絶縁性能の低下
の心配が無いコイルを提供できる。
工によって伸長された場合でもクレージングの発生を抑
える事が出来る為、ピンホールの少ない絶縁性能の低下
の心配が無いコイルを提供できる。
図は本発明の絶縁電線の断面図であり、１は導体、２は
ウレタンの層、３はナイロン１１もしくはナイロン１２
の層である。
ウレタンの層、３はナイロン１１もしくはナイロン１２
の層である。
Claims (1)
- １ 導体上にポリウレタン樹脂を主成分とする絶縁塗料
を塗布焼付し、さらにその上に、ナイロン１１もしくは
ナイロン１２を主成分とする絶縁塗料を塗布焼付したこ
とを特徴とする絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4691173A JPS5823681B2 (ja) | 1973-04-24 | 1973-04-24 | ゼツエンデンセン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4691173A JPS5823681B2 (ja) | 1973-04-24 | 1973-04-24 | ゼツエンデンセン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS49132582A JPS49132582A (ja) | 1974-12-19 |
| JPS5823681B2 true JPS5823681B2 (ja) | 1983-05-17 |
Family
ID=12760521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4691173A Expired JPS5823681B2 (ja) | 1973-04-24 | 1973-04-24 | ゼツエンデンセン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823681B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5754167Y2 (ja) * | 1977-09-29 | 1982-11-24 | ||
| JPS54173978U (ja) * | 1978-05-29 | 1979-12-08 | ||
| JPS58126B2 (ja) * | 1978-09-01 | 1983-01-05 | 日立電線株式会社 | 絶縁電線 |
| JPS56141108A (en) * | 1980-03-31 | 1981-11-04 | Ria Magunetsuto Waiaa Co Inc | Magnet wire |
| JPS575205A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Nitto Electric Ind Co | Self-lubricating insulated wire |
| JPS61202820U (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-19 |
-
1973
- 1973-04-24 JP JP4691173A patent/JPS5823681B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS49132582A (ja) | 1974-12-19 |
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