JPS5822672B2 - ユニオン接手形成方法 - Google Patents
ユニオン接手形成方法Info
- Publication number
- JPS5822672B2 JPS5822672B2 JP4747875A JP4747875A JPS5822672B2 JP S5822672 B2 JPS5822672 B2 JP S5822672B2 JP 4747875 A JP4747875 A JP 4747875A JP 4747875 A JP4747875 A JP 4747875A JP S5822672 B2 JPS5822672 B2 JP S5822672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- union
- collar
- nut
- union nut
- thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、管継手類のうち、特に、ユニオン接手におい
て、ユニオンナットをユニオンツバに装置する方法に係
るものである。
て、ユニオンナットをユニオンツバに装置する方法に係
るものである。
一般に、ユニオン接手のユニオンナットは、ユニオンツ
バの後方から組付ける構造であるため、ユニオンナット
は、管の内径に対して不必要に大径になるし、また、機
器類、例えばバルブ、メーター等の端部がユニオンツバ
側に形成された場合に、ユニオンナットをユニオンツバ
の外周鍔部の後方に装着することは通常の方法では出来
なかった。
バの後方から組付ける構造であるため、ユニオンナット
は、管の内径に対して不必要に大径になるし、また、機
器類、例えばバルブ、メーター等の端部がユニオンツバ
側に形成された場合に、ユニオンナットをユニオンツバ
の外周鍔部の後方に装着することは通常の方法では出来
なかった。
この場合第8図に示す従来の接手の様に、ユニオンツバ
にユニオンナットを係合させるため、ユニオンナラ1へ
を挿入後ユニオンツバの先端に止め輪22を設けている
。
にユニオンナットを係合させるため、ユニオンナラ1へ
を挿入後ユニオンツバの先端に止め輪22を設けている
。
このためユニオンツバ先端の長さLlはユニオンナット
の長さL2より長くする必要があり、また止め輪22を
ユニオンツバに固定する必要があった。
の長さL2より長くする必要があり、また止め輪22を
ユニオンツバに固定する必要があった。
本発明は、ユニオンナットをユニオンツバの前方から組
付けるようにして、ユニオンナットを必要最小限に小形
化し、かつ機器類の端部にもユニオンナットを設けるこ
とを容易に可能とするものである。
付けるようにして、ユニオンナットを必要最小限に小形
化し、かつ機器類の端部にもユニオンナットを設けるこ
とを容易に可能とするものである。
本発明の要旨は、ユニオンツバの鍔部の奥部に該鍔部よ
り大径の段部を設けておき、前記ユニオンナットの雌ね
じを前記ユニオンツバの鍔部の雄ねじと捻子係合させ、
次に前記ユニオンナットの端部を前記ユニオンツバに設
けた該段部に突当て、更に前記ユニオンナットを前記ユ
ニオンツバにねじ込んで前記捻子係合されたねじのねじ
山を変形させることにより、前記ユニオンナットとユニ
オンツバとを連結させるユニオン接手形成方法である。
り大径の段部を設けておき、前記ユニオンナットの雌ね
じを前記ユニオンツバの鍔部の雄ねじと捻子係合させ、
次に前記ユニオンナットの端部を前記ユニオンツバに設
けた該段部に突当て、更に前記ユニオンナットを前記ユ
ニオンツバにねじ込んで前記捻子係合されたねじのねじ
山を変形させることにより、前記ユニオンナットとユニ
オンツバとを連結させるユニオン接手形成方法である。
以下、実施例に基づいて、本発明を説明する。
第1図a、bは、本発明によるユニオン接手装着前のユ
ニオンツバおよびユニオンナラ1への断面図である。
ニオンツバおよびユニオンナラ1への断面図である。
ユニオンツバを形成する機器類、例えばバルブ、メータ
ー等の端部1の先端外周部には、段部8、円筒部分5お
よび雄ねじ2が設けられており、ユニオンナット3の内
周部には、ユニオンツバの雄ねじ2にかみ合う雌ねじ4
、端面γ、中空部分6およびユニオンねじに締付けられ
る雌ねじ9が設けられている。
ー等の端部1の先端外周部には、段部8、円筒部分5お
よび雄ねじ2が設けられており、ユニオンナット3の内
周部には、ユニオンツバの雄ねじ2にかみ合う雌ねじ4
、端面γ、中空部分6およびユニオンねじに締付けられ
る雌ねじ9が設けられている。
そして、ユニオンナラ1〜3の雌ねじ4の長さLlは、
ユニオンツバ1の円筒部分5の長さL2よりも少し大き
くしてあり、ユニオンナット3の中空部分6の長さL3
は、ユニオンツバ1の雄ねじ2の長さL4と同じか、又
はそれ以上の長さとする。
ユニオンツバ1の円筒部分5の長さL2よりも少し大き
くしてあり、ユニオンナット3の中空部分6の長さL3
は、ユニオンツバ1の雄ねじ2の長さL4と同じか、又
はそれ以上の長さとする。
第1図aに示されたユニオンナット3を、第1図すに示
されたユニオンツバ1の雄ねじ2にねじ込んでゆくと、
当然第2図に示すように、ユニオンナット3の端部7が
、ユニオンツバ1の段部8に突当たる。
されたユニオンツバ1の雄ねじ2にねじ込んでゆくと、
当然第2図に示すように、ユニオンナット3の端部7が
、ユニオンツバ1の段部8に突当たる。
この時、雄ねじ2と雌ねじ4は、LlとL2の寸法差だ
けかみ合っている。
けかみ合っている。
この状態から更にユニオンナット3を回転させると、雄
ねじ2と雌ねじ4のかみ合っている部分に過大な力が加
わり、ねじ螺合部分は、材料の弾性限度をこえて変形し
、第3図に示すような形状になる。
ねじ2と雌ねじ4のかみ合っている部分に過大な力が加
わり、ねじ螺合部分は、材料の弾性限度をこえて変形し
、第3図に示すような形状になる。
このようになれば、ユニオンナット3は、ユニオンツバ
1に係合されてはずれなくなる。
1に係合されてはずれなくなる。
本発明の特徴は、ユニオンツバの雄ねじ2とユニオンナ
ット3の雌ねじ4の双方のねじの一部分、とくに雄ねじ
2の円筒部分5の側と、雌ねじ4の中空部分6の側のそ
れぞれ1山程度を変形させる点にある。
ット3の雌ねじ4の双方のねじの一部分、とくに雄ねじ
2の円筒部分5の側と、雌ねじ4の中空部分6の側のそ
れぞれ1山程度を変形させる点にある。
しかし必ずしも雄ねじ2と雌ねじ4の双方を変形させる
必要はなく、何れか一方のみの変形であっても、成る程
度の機能が達成される。
必要はなく、何れか一方のみの変形であっても、成る程
度の機能が達成される。
第3図は、ユニオン接手の組付は状態も示しており、ユ
ニオンナット3の雌ねじ9をユニオンねじ10に締付け
ることにより、ユニオンねじ10はねじ変形部分を介し
てユニオンツバ1に圧着され、ユニオン接手としての機
能を発揮する。
ニオンナット3の雌ねじ9をユニオンねじ10に締付け
ることにより、ユニオンねじ10はねじ変形部分を介し
てユニオンツバ1に圧着され、ユニオン接手としての機
能を発揮する。
前記実施例における欠点は、ユニオンねじ10を組付け
るためユニオンナット3を回転した時、ユニオンナット
3の端面7とユニオンツび1の段部8が接触しているこ
とによって多少摩擦抵抗を感じることであり、油等を塗
布する必要がある。
るためユニオンナット3を回転した時、ユニオンナット
3の端面7とユニオンツび1の段部8が接触しているこ
とによって多少摩擦抵抗を感じることであり、油等を塗
布する必要がある。
第4図に示す実施例は、前記実施例における欠点を解消
したものである。
したものである。
この実施例では、ユニオンナット3をユニオンツバ1に
装着する際、第5図に示すような7字形のプレート11
を使用する。
装着する際、第5図に示すような7字形のプレート11
を使用する。
7字形のプレート11をユニオンナット3の端面7とユ
ニオンツバ1の段部8の間にはさみ、この状態でユニオ
ンナット3を回転させて雌ねじ4と雄ねじ2の一部を変
形させる。
ニオンツバ1の段部8の間にはさみ、この状態でユニオ
ンナット3を回転させて雌ねじ4と雄ねじ2の一部を変
形させる。
そして、ユニオンナット3をユニオンツバ1に係合させ
て固着した後にプレート11を外す。
て固着した後にプレート11を外す。
このような装着方法を用いると、ユニオンナット3の端
部7とユニオンツバ1の段部8の間にプレート11の厚
さ分だけ隙間を設けることが出来、ユニオンナット3の
雌ねじ9をユニオンねじ10に締付ける際、ユニオンナ
ット3を容易に回転することができる。
部7とユニオンツバ1の段部8の間にプレート11の厚
さ分だけ隙間を設けることが出来、ユニオンナット3の
雌ねじ9をユニオンねじ10に締付ける際、ユニオンナ
ット3を容易に回転することができる。
この場合、ユニオンナット3の雌ねじの長さLlは、必
ずしもユニオンツバ1の円筒部5の長さL2より長くす
る必要はなく、同じ長さか、或いは逆にL2の方がLl
より長くてもよい。
ずしもユニオンツバ1の円筒部5の長さL2より長くす
る必要はなく、同じ長さか、或いは逆にL2の方がLl
より長くてもよい。
また、プレート11の厚さを調節すれば、ねじ部の変形
量を自在に調整することができる。
量を自在に調整することができる。
以上の実施例に示したように、本発明の特徴はユニオン
ツバ1の先端に設けた雄ねじ2の円筒部分5個の1山程
度と、ユニオンナット3の雌ねじ4の中空部分6側の1
山程度をユニオンナット3の回転により変形させ、ユニ
オンナット3をユニオンツバ1にはずれないように係合
させることにある。
ツバ1の先端に設けた雄ねじ2の円筒部分5個の1山程
度と、ユニオンナット3の雌ねじ4の中空部分6側の1
山程度をユニオンナット3の回転により変形させ、ユニ
オンナット3をユニオンツバ1にはずれないように係合
させることにある。
尚、ユニオンナット3およびユニオンツバ1の材質は、
適当な強度を有する塑性変形が可能なものであれば、金
属以外の材質であってもよい。
適当な強度を有する塑性変形が可能なものであれば、金
属以外の材質であってもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明のユニオン接手
装着方法はバルブ、メーター等の機器類の端部にユニオ
ンナットを設けることを可能にし、かつユニオンナット
外径を必要最小限に小形化することを可能にするもので
ある。
装着方法はバルブ、メーター等の機器類の端部にユニオ
ンナットを設けることを可能にし、かつユニオンナット
外径を必要最小限に小形化することを可能にするもので
ある。
また、本発明の方法を用いると従来のものに比べてユニ
オンツバの先端寸法を短縮することができる。
オンツバの先端寸法を短縮することができる。
この比較を第7図に示す実施例の接手と、第8図に示す
従来の接手により行なってみる。
従来の接手により行なってみる。
尚、第8図に示す従来の接手はユニオンツバにユニオン
ナットを係合するため、ユニオンツバ先端に止め輪22
を設けている。
ナットを係合するため、ユニオンツバ先端に止め輪22
を設けている。
第1図に示す接手においては、ユニオンツバ先端の長さ
11はユニオンナットの長さ12より短くすることがで
きるが、第8図に示す接手においては、ユニオンツバ先
端の長さ右はユニオンナットの長さ12より長くする必
要がある。
11はユニオンナットの長さ12より短くすることがで
きるが、第8図に示す接手においては、ユニオンツバ先
端の長さ右はユニオンナットの長さ12より長くする必
要がある。
この比較かられかるように、本発明の方法を用いると、
従来のものに比べてユニオンツバの先端寸法をユニオン
ナラ1〜長さに関係なく短縮することができる。
従来のものに比べてユニオンツバの先端寸法をユニオン
ナラ1〜長さに関係なく短縮することができる。
第1図a、bは本発明に用いるユニオン接手の断面図、
第2図および第3図は本発明の一実施例の組立説明図、
第4図は本発明の別の実施例の組立説明図、第5図は上
記他の実施例に用いるユニオン接手組立用治具の見取図
、第6図は本発明の更に別の実施例の組立説明図、第7
図は本発明の実施例の組立説明図、第8図は従来のユニ
オン接手の断面図である。 1:ユニオンツバ、3:ユニオンナット、10:ユニオ
ンねじ、11:Y字形プレート。
第2図および第3図は本発明の一実施例の組立説明図、
第4図は本発明の別の実施例の組立説明図、第5図は上
記他の実施例に用いるユニオン接手組立用治具の見取図
、第6図は本発明の更に別の実施例の組立説明図、第7
図は本発明の実施例の組立説明図、第8図は従来のユニ
オン接手の断面図である。 1:ユニオンツバ、3:ユニオンナット、10:ユニオ
ンねじ、11:Y字形プレート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周部に雄ねじを有するユニオンネジと、外周部に
雄ねじを備えた鍔を有するユニオンツバとを、ユニオン
ナットの内周部に設けた雌ねじに螺合させて連結するユ
ニオン接手において、まず前記ユニオンツバの鍔部の奥
部に該鍔部より大径の段部を設けておき、前記ユニオン
ナットの雌ねじを前記ユニオンツバの鍔部の雄ねじと捻
子係合させ、次に前記ユニオンナットの端部を前記ユニ
オンツバに設けた該段部に突当て、更に前記ユニオンナ
ットを前記ユニオンツバにねじ込んで前記捻子係合され
たねじのねじ山を変形させることにより、前記ユニオン
ナットとユニオンツバとを連結させることを特徴とする
ユニオン接手形成方法。 2、特許請求の範囲第1項において、前記ユニオンナッ
トの端部と前記ユニオンツバの該段部との間に部材を介
して突当てるようにしたことを特徴とするユニオン接手
形成方法。 3 特許請求の範囲第2項において、前記部材はY字形
を有していることを特徴とするユニオン接手形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4747875A JPS5822672B2 (ja) | 1975-04-21 | 1975-04-21 | ユニオン接手形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4747875A JPS5822672B2 (ja) | 1975-04-21 | 1975-04-21 | ユニオン接手形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51122820A JPS51122820A (en) | 1976-10-27 |
JPS5822672B2 true JPS5822672B2 (ja) | 1983-05-10 |
Family
ID=12776235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4747875A Expired JPS5822672B2 (ja) | 1975-04-21 | 1975-04-21 | ユニオン接手形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822672B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS573188U (ja) * | 1980-06-06 | 1982-01-08 |
-
1975
- 1975-04-21 JP JP4747875A patent/JPS5822672B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51122820A (en) | 1976-10-27 |
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