JPS5822602Y2 - 折りたたみシ−トのリクライニングデバイス機構 - Google Patents
折りたたみシ−トのリクライニングデバイス機構Info
- Publication number
- JPS5822602Y2 JPS5822602Y2 JP10415079U JP10415079U JPS5822602Y2 JP S5822602 Y2 JPS5822602 Y2 JP S5822602Y2 JP 10415079 U JP10415079 U JP 10415079U JP 10415079 U JP10415079 U JP 10415079U JP S5822602 Y2 JPS5822602 Y2 JP S5822602Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reclining
- gear piece
- reclining device
- seat
- seat back
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、車輌用シートのリクライニングデバイスの
改良に関するものであって、シートバックの側面に取付
けるリクライニングデバイスのホルダープレート等の下
端面までの長さを短くし、該プレート等を覆うようにし
たシートバックのコーナ一部のシート前方への突出量を
減らし、かつシートに着座した時、コーナ一部分との当
り感を良好にし、又外観上の体裁をよくすることを目的
とするものである。
改良に関するものであって、シートバックの側面に取付
けるリクライニングデバイスのホルダープレート等の下
端面までの長さを短くし、該プレート等を覆うようにし
たシートバックのコーナ一部のシート前方への突出量を
減らし、かつシートに着座した時、コーナ一部分との当
り感を良好にし、又外観上の体裁をよくすることを目的
とするものである。
従来の折たたみシートのリクライニングデバイス機構は
、第６図に示すように操作レバー１を持上げると、この
レバーに取付けられたロックピン２も時計方向に移動し
、このロックピン２と接していたロック部材３はロック
ピン２から外れ自在となり、ロック部材３により噛合を
規制されていたギヤー片４は第６図に示すように斜めに
取付けであるため、ギヤー片４の支軸５とギヤー片４の
重心にかかる偶力が大きく、ギヤー片は支軸５を回転中
心に自重で時計方向に下方に移動し、リクライニングア
ーム６の歯面との噛合から外れるので該シートバック７
に固着されたリクライニングアーム６は自在に可倒され
るようになっている。
、第６図に示すように操作レバー１を持上げると、この
レバーに取付けられたロックピン２も時計方向に移動し
、このロックピン２と接していたロック部材３はロック
ピン２から外れ自在となり、ロック部材３により噛合を
規制されていたギヤー片４は第６図に示すように斜めに
取付けであるため、ギヤー片４の支軸５とギヤー片４の
重心にかかる偶力が大きく、ギヤー片は支軸５を回転中
心に自重で時計方向に下方に移動し、リクライニングア
ーム６の歯面との噛合から外れるので該シートバック７
に固着されたリクライニングアーム６は自在に可倒され
るようになっている。
而してロック部材３の解除は操作レバー１の端部でロッ
ク部材３に係止したピン８を下方へ押すので該部材は反
時計方向に、下方に回動し、リクライニングアーム６の
歯面とギヤー片４の歯面と噛合される。
ク部材３に係止したピン８を下方へ押すので該部材は反
時計方向に、下方に回動し、リクライニングアーム６の
歯面とギヤー片４の歯面と噛合される。
而して上述の公知のリクライニングデバイスは、それに
設けた歯面と噛合するギヤー片４はリクライニングアー
ム６の軸支点９より下方に於て斜めに取付けてあり、該
ギヤー片を軸支してホルダープレート１０も下端面へ突
出り。
設けた歯面と噛合するギヤー片４はリクライニングアー
ム６の軸支点９より下方に於て斜めに取付けてあり、該
ギヤー片を軸支してホルダープレート１０も下端面へ突
出り。
した形状を有していた。このためシートバックを前倒し
た時該リクライニングデバイスを取付けたシートバック
側面のコーナ一部１１はホルダープレート１０等の下端
面と接触しないようにするため隙間ｌを設けなければな
らず、この公試コーナ一部を突出させなければならなか
った。
た時該リクライニングデバイスを取付けたシートバック
側面のコーナ一部１１はホルダープレート１０等の下端
面と接触しないようにするため隙間ｌを設けなければな
らず、この公試コーナ一部を突出させなければならなか
った。
コーナ一部１１を突出させたために、シートに着座した
とき、コーナー突出部に当るとか、或は外観上の体裁も
悪くなった。
とき、コーナー突出部に当るとか、或は外観上の体裁も
悪くなった。
この考案はこれらの欠点を除去するものである。
図面に示す実施例について、この考案を説明すれば次の
通りである。
通りである。
シートクッション２１の後方に設けられたシートバック
２２の側面２３にリクライニングデバイス２４を設ける
。
２２の側面２３にリクライニングデバイス２４を設ける
。
上記リクライニングデバイス２４の構成について説明す
れば、シートバック側面２３のシートバックフレーム２
５にリクライニングアーム２６を回動可能に枢着する。
れば、シートバック側面２３のシートバックフレーム２
５にリクライニングアーム２６を回動可能に枢着する。
上記リクライニングアーム２６の枢軸２７と同軸にホル
ダープレート２８及び操作レバー２９が軸止される。
ダープレート２８及び操作レバー２９が軸止される。
ホルダープレート２８にはロック部材３０及ギヤ一片３
１を枢着する。
１を枢着する。
ギヤー片３１の枢着部３２はシートバック２２の後上方
に位相させて略垂直に取付け、上記ギヤー片３１はリク
ライニングアーム２６の歯面と噛合するようになってい
る。
に位相させて略垂直に取付け、上記ギヤー片３１はリク
ライニングアーム２６の歯面と噛合するようになってい
る。
ギヤー片３１の背面にはバランスウェイト３３が取付け
られている。
られている。
この考案はシートバック２２にリクライニングデバイス
機構２４を取付けてなるシートバックのコーナ一部２２
ａのシート前方への突出し量を少なくする（Ｔｎ ＜
Ｔｏ）ため、リクライニングアーム２６の歯面と噛合
うギヤー片３１の軸支点３２をシートバック２６の後上
方へ位相し、略垂直状態でも該ギヤー片３１が自重で時
計方向に下方に移動するよ、うに、歯面３４の背面に略
三角形の断面を有するバランスウェイト３３を固着した
。
機構２４を取付けてなるシートバックのコーナ一部２２
ａのシート前方への突出し量を少なくする（Ｔｎ ＜
Ｔｏ）ため、リクライニングアーム２６の歯面と噛合
うギヤー片３１の軸支点３２をシートバック２６の後上
方へ位相し、略垂直状態でも該ギヤー片３１が自重で時
計方向に下方に移動するよ、うに、歯面３４の背面に略
三角形の断面を有するバランスウェイト３３を固着した
。
ギヤー片３１を後上方へ位相したため、ギヤー片を軸支
したホルダープレート２８やシートパックフレーム２６
の下端面までの長さを短くすることができる（Ｌｎ＜Ｌ
ｏ）従ってリクライニングデバイス２４を取付けたシー
トバック２２のコーナ一部２２ ａは前方への突出量が
少なくてよい。
したホルダープレート２８やシートパックフレーム２６
の下端面までの長さを短くすることができる（Ｌｎ＜Ｌ
ｏ）従ってリクライニングデバイス２４を取付けたシー
トバック２２のコーナ一部２２ ａは前方への突出量が
少なくてよい。
操作レバー２９を持上げると該レバーと一体のロックピ
ン３５も時計方向に前方へ移動し、ロックピン３５と接
していたロック部材３０が該ピンから外れ、自在となる
ので該ロック部材３０により噛合を解除されたギヤー片
３１はバランスウェイト３３を設けたことにより自重で
時計方向に、下方に移動するのでリクライニングの歯面
との噛合から外れ、シートバックに固着されたリクライ
ニングアーム２６は自在に可倒できるようになる。
ン３５も時計方向に前方へ移動し、ロックピン３５と接
していたロック部材３０が該ピンから外れ、自在となる
ので該ロック部材３０により噛合を解除されたギヤー片
３１はバランスウェイト３３を設けたことにより自重で
時計方向に、下方に移動するのでリクライニングの歯面
との噛合から外れ、シートバックに固着されたリクライ
ニングアーム２６は自在に可倒できるようになる。
この考案は、以上述べたように、シートバックの側面に
取付けるリクライニングデバイスのギヤー片を形状変更
すると共に該ギヤー片の支軸点をシートバックの後上方
へ位相し、略垂直状態に取付け、これに関連したギヤー
片等を支持するホルダープレートやフレームも下端面迄
の長さを短くすることができる。
取付けるリクライニングデバイスのギヤー片を形状変更
すると共に該ギヤー片の支軸点をシートバックの後上方
へ位相し、略垂直状態に取付け、これに関連したギヤー
片等を支持するホルダープレートやフレームも下端面迄
の長さを短くすることができる。
従って、この公試シートバックのコーナ一部は前方への
突出し量を少なくすることができ、シートバックの成形
性も良好となり、外観上の体裁を向上させることができ
る。
突出し量を少なくすることができ、シートバックの成形
性も良好となり、外観上の体裁を向上させることができ
る。
シートバックのコーナ一部の突出し量が少くなったので
シートに着座した時の当り感が良好となる。
シートに着座した時の当り感が良好となる。
又リクライニングアームの歯面と噛合うギヤー片の背面
にバランスウェイトを固着し、ギヤー片は自重でロック
を解除すると時計方向に下方へ移動するようにしたので
、リクライニングアームの歯面はギヤー片との噛合から
外れ自在に可倒することができる等の効果がある。
にバランスウェイトを固着し、ギヤー片は自重でロック
を解除すると時計方向に下方へ移動するようにしたので
、リクライニングアームの歯面はギヤー片との噛合から
外れ自在に可倒することができる等の効果がある。
第１図はこの考案の折りたたみシートの斜視図、第２図
は同じく狽晒図、第３図はこの考案の折りたたみシート
のリクライニングデバイス機構の正面図、第４図は同じ
く側面図、第５図はギアー片の正面図、第６図は公知の
リクライニングデバイス機構の正面図である。 ２１・・・・・・シートクッション、２２・・・・・・
シートバック、２２ ａ・・・・・・シートバックのコ
ーナ一部、２３・・・・・・シートバックの側面、２４
・・・・・・リクライニングデバイス、２５・・・・・
・シートバックフレーム、２６・・・・・・リクライニ
ングアーム、２７・・・・・・枢軸、２８・・・・・・
ホルダープレート、２９・・・・・・操作レバー、３０
・・・・・・ロック部材、３１・・・・・・ギヤー片、
３２・・・・・・枢着部、３３・・・・・・バランスウ
ェイト、３５・・・・・・ロックピン。
は同じく狽晒図、第３図はこの考案の折りたたみシート
のリクライニングデバイス機構の正面図、第４図は同じ
く側面図、第５図はギアー片の正面図、第６図は公知の
リクライニングデバイス機構の正面図である。 ２１・・・・・・シートクッション、２２・・・・・・
シートバック、２２ ａ・・・・・・シートバックのコ
ーナ一部、２３・・・・・・シートバックの側面、２４
・・・・・・リクライニングデバイス、２５・・・・・
・シートバックフレーム、２６・・・・・・リクライニ
ングアーム、２７・・・・・・枢軸、２８・・・・・・
ホルダープレート、２９・・・・・・操作レバー、３０
・・・・・・ロック部材、３１・・・・・・ギヤー片、
３２・・・・・・枢着部、３３・・・・・・バランスウ
ェイト、３５・・・・・・ロックピン。
Claims (1)
- シートバックにリクライニングデバイスを設けた車輌用
折りたたみシートにおいて、リクライニングアームの歯
面と噛合うギヤー片の歯面の背面にバランスウェイトを
取付け、リクライニングのロックを解除したとき、ギヤ
ー片はバランスウェイトにより自重で下方に移動してリ
クライニングアーム歯面との噛合を解除する構成を有す
る折りたたみシートのリクライニングデバイス機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10415079U JPS5822602Y2 (ja) | 1979-07-30 | 1979-07-30 | 折りたたみシ−トのリクライニングデバイス機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10415079U JPS5822602Y2 (ja) | 1979-07-30 | 1979-07-30 | 折りたたみシ−トのリクライニングデバイス機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5622047U JPS5622047U (ja) | 1981-02-27 |
| JPS5822602Y2 true JPS5822602Y2 (ja) | 1983-05-14 |
Family
ID=29336844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10415079U Expired JPS5822602Y2 (ja) | 1979-07-30 | 1979-07-30 | 折りたたみシ−トのリクライニングデバイス機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822602Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-30 JP JP10415079U patent/JPS5822602Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5622047U (ja) | 1981-02-27 |
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