JPS58224828A - フエンダミラ−の自動角度調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ミラーの自動角度調整を指令したときに、ミ
ラーの位置検出値が予め記憶した調整位置の記憶値に一
致するようにミラー駆動部を制御するりモコンフェンダ
ミラーの角度調整装置に関する。

従来、リモコンミラーの自動角度調整装置として例えば
第１図に示すようなものがある。第１図において、１０
はフェンダミラーであり、フェンダミラー１０はボール
ジヨイント等で支持棒１１の先端に支持され、また、フ
ェンダミラー１０には、ラックギア１２ａが形成された
スライドパー１２が連結されている。フェンダミラー１
０のリモコン駆動は、操作益友のマニュアルキースイッ
チ２２ａ　、　　２２ｂの操作によって、マニュアルキ
ースイッチ２２ａ、　２２ｂのそれぞれに対応した方向
にモータ１３が回転し、モータ１３０回転がウオーム１
４．ウオームギア１５゜駆動軸１６及びピニオンギア１
７を介し、ピニオンギア１７と噛み合うラックギア１２
ａを形成したスライドパー１２に伝達して、スライドパ
ー１２が移動し、スライドパー１２の摺動方向に応じて
フェンダミラー１０が支持悸１１との接続点を中心に回
動する。

尚、フェンダミラ＝ＩＯに過大な外力かかかったときに
、ラックギア１２ａとピニオンギア１７の噛み合いがは
ずれて、フェンダミラー１０はモータ１３の駆動に関係
なく動（ようになっている。

一方、フェンダミラー１ｏの自動角度調整を説明すると
、上記のように、フェンダミラーｌＯヲマニュアルキー
スイッチ２２ａ　、　　２２ｂによって所定位置に合わ
せる間、駆動軸１６の先端に取り付けた長方形の磁石１
８の近傍に設けたリードスイッチ１９のオン・オフ作動
に基づいて発生するパルス信号の数をカウンタ加がマニ
ュアルキースイッチ２２ａ、　２２ｂによるモータ１３
の正回転又は逆回転に対応して加算計数又は減算計数し
ており、フェンダミラー１０を所定位置に合わせて、操
作器２２の記憶キースイッチ２２ｃと、アドレスキース
イッチ２２ｄ、　２２ｅ、　２２ｆのうち例えばアドレ
スキースイッチ２２ｄを押すと、フェンダミラー１０の
上記のように合わせた所定位置に対応したカウンタ加の
計数値が記憶回路乙のアドレスキースイッチ２２ｄで指
定される番地に記憶される。ここで、フェンダミラ＝Ｉ
Ｏが任意の位置にある場合、アドレスキースイッチ２２
ｄを押すと、フェンダミラー１０の現在位置に対応する
カウンタ加の計数値が上記のように記憶回路るに記憶し
たフェンダミラー１ｏの所定位置に対応する計数値と一
致するように、制御回路２１を介してモータ１３が駆動
されることで、フェンダミラー１ｏが記憶した所定位置
に制御されるようになる。

ところで、上記のような従来のフェンダミラーの自動角
度調整装置では、予め自分の視角に合った位置にフェン
ダミラーを調整して記憶しておけば、他の乗員が７エン
ダミラーの位置を変えてしまっても、再び自分が車両を
運転する場合に、位置調整の手動操作を行なわなくても
、アドレスキースイッチを押すだけでフェンダミラーを
自分の視角に合った位置にすることができる。

しかしながら、例えば、洗車時に７エンダミラー１０を
誤って手で強く押してしまった場合には、スライドパー
１２に形成したラックギア１２ａとピニオンギア１７と
の噛み合いがはずれて、フェンダミラー１０は、モータ
′晶の駆動に関係なく、動いてしまい、こうなると、フ
ェンダミラー１０の位置とカウンタ加の計数値が対応し
なくなってしまうので、フェンダミラー１０を記憶した
位置に制御しようとしても、記憶した位置からずれてし
まうが、このような場合にはモータ１３のマニュアル駆
動スイッチにより手動で角度調整し、調整した位置に記
憶値をセットしなおす必要が生じ、再セットの操作が煩
わしいという問題がある。

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、ミラーの自動
角度調整を指令したときに、ミラーの角度検出値が予め
記憶した調整位置の記憶値に一致するまでモータ駆動に
よりミラーを移動する装置に於いて、 記憶した位置へ確実に調整できるようにするため、 ミラーの自動角度調整を指令したときには、ミラーを予
め定めた基準位置まで移動し、該基準位置に達したとき
罠、ミラー位置の検出値を基準位置に対応した一定値に
修正してから記憶位置へ移動するようにしたものである
。

以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明す
る。

第２図は、本発明の一実施例を示す説明図である。

まず、構成を説明すると、支持棒１１に軸支されたフェ
ンダミラー１０にラックギア１２ａが形成されたスライ
ドパー１２が連結し、モータ１３の回転がウオーム１４
を介して駆動軸１６に嵌着したウオームギア１５に伝達
し、ウオームギア１５と一体となって駆動軸１６が回転
すると、駆動軸１６の一端に嵌着され、スライドパー１
２のラックギア１２ａと噛み合うビニオンギア１７が回
転して、スライドパー１２が移動し、スライドパー１２
の摺動方向に応じてフェンダミラー１０が支持棒１１と
の接続点を中心に回動する機構は第１図に示す従来のも
のと同様である。また、駆動軸１６の他端に取り付けた
長方形の磁石１８の回転によって磁石１８の近傍に設け
たリードスイッチ１９０オン・オフ作動に基づいて発生
するパルス信号の数を、モータ１３の正回転又は逆回転
に対応して加算計数又は減算計数を行なうカウンタか、
マニュアルキースイッチ２２ａ　、　　２２ｂ　、記憶
キースイッチ２２Ｃ，アドレスキースイッチ２２ｄ　、
　２２ｅ、　２２ｆを備えた操作器２２も従来の装置と
同様となっている。

ここで、スライドパー１２の下端部には凸部１２ｂが形
成され、スライドパー１２の軸方向の運動によって駆動
するフェンダミラー１０が予め定めた基準位置に来たと
きに凸部１２ｂによって閉作動がなきれる接点対陽が設
けられている。記憶回路器は操作器２２のアドレスキー
スイッチ２２ｄ、　　２２ｅ、　　２２ｆで指定された
アドレスにフェンダミラー１０の位置に対応したカウン
タ加の計数値を記憶する他に、接点対瀕が閉状態となる
フェンダミラー１０の予め定めた基準位置に対応したカ
ウンタ加による計数値の結果を所定アドレスに常時記憶
している。また、制御回路２１は、初期駆動指令回路２
１ａとカウンタ修正指令回路２１ｂとを有しており、従
来の装置と同様な機能の他に、フェンダミラー１０を記
憶位置に合わせる場合に操作するアドレスキースイッチ
２２ｄ　、　　２２ｅ　、　　２２ｆの各操作信号によ
り、初期１・ 駆動指令回路２１ａかもモーター３に対して、７エンダ
ミラー１０が基準位置になって接ノ暫によるオン信号が
出力するまでフェンダミラー１０を所定方向、例えば左
回動させるための駆動指令信号が出力さ正指令回路２１
ｂからカウンタ加に対して、計数値を記憶回路器に記憶
したフェンダミラー１００基準位置に対応する値に修正
するための修正指令信号が出力するようになっている。

尚、スライドパー１２が端部まで移動すると自動的にモ
ータ１３が逆方向の回転を行ないスライドパー１２か逆
の方向に移動するようになっている。

次に第３図に示すフェンダミラーｌＯの回動状態の説明
図を参照して作用を説明する。

ます、従来の装置と同様に、マニュアルキースイッチ２
２ａ　、　　２２ｂの操作によって７エンダミラー１０
を座標７０位置Ｂに合わせてから、記憶キースイッチ２
２Ｃ，７ドレスキースイツチ２２ｄ、　　２２ｅ。

２２ｆのうち例えば同２２ｄ　ｆ：押すと、記憶回路器
のアドレスキースイッチ２２ｄで指定されるアドレスに
、フェンダミラー１０が位置Ｂに到るまでにモータ１３
の回転に基づいてカウンタかで計数された座標７に対応
する計数値が記憶され、また、同様にフェンダミラー１
０を座標２の位１１ｔＣに合わせて記憶キースイッチ２
２０．アドレスキースイッチ２２ｅを押すと、記憶回路
器のアドレスキースイッチ２２ｅで指定されるアドレス
にカウンタ笈で計数された座標２に対応する計数値が記
憶される。

制約に座標３の位置Ａ′にすると、スライドパー１２座
標３の位置Ａ’にあるにもかかわらずカウンタ２０の計
数値は座標５に対応した値になっている。

ここで、位置Ａ′にあるフェンダミラー１０を前記のよ
うに記憶した位置Ｂにするためにアドレスキー２２ｄを
押すと、まず、初期駆動指令回路２１ａから７エ／ダミ
ラ−１０を所定方向、例えは左回動させるための駆動指
令信号がモータ１３に対して出力され、モータ１３が正
回転を行ない、７エンダミラー１０が左回動を行なう。

ここで、スライドパー１２に設けた凸部１２ｂが接点対
Ｕを閉状態とする位置すなわち基準位置０を例えば座標
４に定め、座標４に対応するカウンタ肋での計数値を記
憶回路おの所定アドレスに記憶していたとすると、フェ
ンダミラー１０は座標４まで左回動を続け、座標４に達
すると、このとき、カウンタ加の計数値はフェンダミラ
ー１０が座標上で１だけ左回動を行なっているので、座
標６に対応した値になっているが、接点対２４によるオ
ン信号により、カウンタ修正指令回路２１ｂからカウン
タ加の計数値を記憶回路器の所定アドレスに記憶した基
準位置０（座標４）に対応する値に修正するよう指令が
なされ、カウンタ加の計数値が座標６に対応する値から
座標４に対応する値に修正される。次いで、記憶回路器
のアドレスキースイッチ２２ｄで指定されたアドレスに
記憶した座標７に対応する記憶値と、カウンタ笈の座標
４に対応する計数値との比較が行なわれ、引き続き作動
するカウンタ加の計数値が座標７に対応する値になるま
でモータ１３が正回転を行ない、それに伴って７エンダ
ミラー１０が基準位置０から更に左回動をして座標７の
位置Ｂのところで停止する。

また、同様に位置Ａ’　Ｋあるフェンダミラー１０を記
憶した位置Ｃにするためにアドレスキースイッチ２２ｅ
を押すと、まず、モータ１３が正回転を行ない、フェン
ダミラー１０がＡ′位置から左回動して座標４の基準位
置Ｏに達すると、接点対列からのオン信号によりカウン
タ加の計数値が座標４に対応する値に修正された後に、
このカウンタ２０の座標４に対応した値と記憶回路あの
アドレスキースイッチ２２ｅで指定されたアドレスに記
憶した座標２に対応する記憶値との比較が行なわれ、引
き続き作動するカウンタ２０の計数値が座標２に対応す
る値になるまで、モータ１３が今度は逆回転ヶ行ない、
フェンダミラー１０が基準位置Ｏかも右回動して座標２
の位置Ｃのところで停止する。

上記のように本実施例によれは、フェンダミラー１０を
外部から強く押したときに現在のカウンタかの計数値と
フェンダミラー１０の位置が対応しなくなってしまって
も、フェンダミラーｌＯを基準位置Ｏまで移動し、カウ
ンタ加の計数値を基準位置０に対応する位置に修正して
、再びフェンダミラー１０の位置とカウンタ加の計数値
を対応するようにするので、予め記憶した位置にフェン
ダミラーｌＯを正確に合わせることができる。

尚、本実施例では、フェンダミラーにおける左右方向の
位置制御について説明したが、本発明は、当然、フェン
ダミラーにおける上下方向の位置制御にも適用でき、更
に、一般のリモコンミラーにも適用できる。

以上説明してきたように、本発明によれば、その構成を
、外力によるミラーの動きをミラー駆動部に伝達させな
いクラッチ機構を有し、ミラーの自動角度調整を指令し
たときに、ミラーの検出位置の値が予め記憶した調整位
置の記憶に一致するようにミラー駆動部を制御する装置
に於いて、ミラーの自動角度調−を指令したときには、
ミラーを予め定めた基準位置に移動制御し、該基準位置
に達したときにミラー位置の検出値を基準位置に対応し
た一定値に１顧正してから記憶位置へ移動制御するよう
なものにしたため、外力によりミラーが動いてミラー位
置検出値が実際のミラー位置と対応しなくなっても、記
憶した調整位置へ確実に移動制御できるようになり、リ
モコンミラーの正確な角度調整ができるという効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のフェンダミラーにおける左右方向の角
度調整を行なう装置の一例を示す説明図、第２図は本発
明の一実施例を示す説明図、第３図は第２図に示すフェ
ンダミラー１００回動状態を示す説明図である。 １０・・・フェンダミラー　　１１・・・支持棒１２・
・・スライドパー　　　１２ａ・・・ラックギア１２ｂ
・・・凸部　　　　　　１３・・・モータ１４・・・ウ
オーム　　　　　１５・・・ウオームキア１６・・・駆
動軸　　　　　　１７・・・ピニオンギア１８・・・磁
石　　　　　　　　　１９・・・リードスイッチ加・・
・カウンタ　　　　　２１・・・制御回路２１ａ・・・
初期駆動指令回路　　２１ｂ・・・カウンタ修正指令回
路２２・・・操作器 ２２ａ　、　２２ｂ・・・マニュアルキースイッチ２２
ｃ・・・記憶キースイッチ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ミラーの自動調整を指令したときＫ、ミラーの角度位置
   検出値が予め記憶した調整位置の記憶値に一致するまで
   ミラーをモータ駆動により移動する装置に於いて、 ミラーの自動調整を指令したときに、上記モータの駆動
   により予め設定した基準位置にミラーを移動する初期位
   置制御手段と、ミラーが基準位置に移動したときの位置
   検出値を、該基準位置に対応した一定値に修正する修正
   手段とを有することを特徴とするりモコンフェンダミラ
   ーの自動角度調整装置。