JPS5822457B2 - デルタ 4 ,デルタ 8− トランスフアルネシルサクサン マタハ ソノエステルルイ ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

デルタ 4 ,デルタ 8− トランスフアルネシルサクサン マタハ ソノエステルルイ ノ セイゾウホウホウ

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JPS5822457B2
JPS5822457B2 JP10063474A JP10063474A JPS5822457B2 JP S5822457 B2 JPS5822457 B2 JP S5822457B2 JP 10063474 A JP10063474 A JP 10063474A JP 10063474 A JP10063474 A JP 10063474A JP S5822457 B2 JPS5822457 B2 JP S5822457B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は△4、△8−トランスファルネシル酢酸【また
はそのエステル類の製造方法に関する。
ファルネシル酢酸エステル類は皮フとの親和性が良く、
香粧品として用いられるだけでなく抗潰瘍性の作用をも
った医薬品としても使用されている有用な化合物である
E、Adami等がMed 、 Exptl 、 7
.171(1962)およびJlMed 、Chem、
6.457(1963)に報告しているように一般式
(1)で表わされるファルネシル酢酸またはそのエステ
ルは例えばRがエチル基、アリル基、プロパルギル基、
シクロヘキシル基、ケラニル基、ファルネシル基などの
場合は抗潰瘍活性を示すが、Rがメチル基、プロピル基
、ブチル基、イソアミル基、ラウリル基の場合は非活性
であり、またへ4一位および△8一位の2重結合の立体
構造によっても活性が異なる。
一般式(1)で表わされるファルネシル酢酸またはその
エステルは4種類の立体異性体が存在する。
すなわち△4−シス体、△8−シス体、△4−シス、△
5−トランス体、△4−トランス、△8−シス体、△4
−トランス、△8−トランス体の4種類である。
実用的にはこれらの異性体は物理恒数が異なり、生理活
性も異なることから医薬品として使用する場合には純品
が好ましい。
中でも△4、△8−トランスファルネシル酢酸エステル
は最も高い抗潰瘍活性を示すことが明らかになった。
△4、△8−トランスファルネシル酢酸またはそのエス
テルを純粋に得る方法としては立体特異的に合成するか
、得られた混合物から分離するかの何れかである。
前者は非常に複雑な操作と高価な試薬を用いなげればな
らないという欠点を有し、現時点では工業的方法とはみ
なされず、従って後者の方法が研究の対象となる。
これら異性体の分離に関してはG、Pa1a等がHe1
v、 Chim、 Acta、、53.1827〜18
32(1970)で報告したファルネシル酢酸のゲラニ
オールエステルの分離方法が知られているだけである。
この報告によるとファルネシル酢酸のゲラニオールエス
テルの場合、蒸留による分離あるいはガスクロマトグラ
フィーによる分取はいずれも不可能であり、硝酸銀−カ
ラムクロマトグラフィーを使用しなげればならない。
このような方法は少量の試料の分離には適しているが、
工業的に多量の混合物を処理する方法としては不適当で
ある。
そこで本発明者らは工業的に分離可能な方法を見出すべ
く研究を重ねた結果、本発明に到達したものである。
一般にシス、トランス−異性体の蒸留による分離はRl
B、 Bates等がJ、Org、 Chem、、28
.1086〜1089(1963)に報告しているよう
にネロールおよびゲラニオールの混合物を分離する場合
は適しているが、更に分子量の大きなファルネソール等
では効率が悪いと考えられていた。
ましてや一般式(1)で表わされる化合物のごとき高沸
点化合物においては更に困難であると考えられる。
しかるに一般式(1)においてRが水素原子または炭素
数6以下の低級アルキル基、シクロアルキル基、低級ア
ルケニル基もしくはシクロアルケニル基である化合物す
なわち下記の一般式(1a)〔式中R1は水素原子また
は炭素数6以下の低級アルキル基、シクロアルキル基、
低級アルケニル基もしくはシクロアルケニル基を示す。
〕で表わされる化合物の場合に限り、前記の4種類の異
性体の混合物を分離効率の高い蒸留塔を使用して精密蒸
留することにより△4、△8−トランス体を純粋に単離
できることが明らかになった。
本明細書において「精密蒸留」とは精留(分留ともいう
)を意味し、言い換えれば精留塔(分留塔ともいう)を
用いて行う蒸留を意味する。
本発明の実施に際して使用される蒸留塔(すなわち精留
塔ないし分留塔)の理論段数は何段のものがよいかは分
離するものがファルネシル酢酸の場合、またはその低級
アルキルエステルの種類などにより若干分離の度合いが
異なるので一概にはいえないが、理論段数の高い分離効
率のよいものが好ましい。
勿論、理論段数の低い蒸留塔を用いても原理的には分離
可能であるが、目的物である△8−トランス、△4−ト
ランス体を純度よく、1回の蒸留で得ようとした場合は
、少なくとも実段数10段以上は必要である。
しかるに本発明の分離に使用するファルネシル酢酸誘導
体は非常に高沸点であるため、蒸留には減圧蒸留を採用
しなければならない。
目的物を高収率で得るためには理論段数の高い蒸留塔が
好ましいが、一方、このような蒸留塔を用いると蒸留の
圧力損失が高(なる。
減圧蒸留の場合、この圧力損失が高いということは蒸留
の安定性を悪(し、缶液の温度上昇が高く物質の安定性
が低下するなどの欠点を生ずるので、無制限に高くする
ことはできない。
か〜る意味から本発明に使用される蒸留塔としては実段
数10〜100段程度の蒸留塔がよく、経済性を加味す
ると好ましくは20〜60段程度の実段数を有する塔が
好ましい。
塔の構造としては、1段当りの圧力損失の小さい構造の
ものが好ましいことは勿論である。
還流比は塔によっても異なるが、2〜100好ましくは
5〜30程度である。
蒸留温度に関しては塔底温度280°C以下とすること
によりとくに高収率で目的とする△4、△8−トランス
体を得ることができる。
本発明の蒸留は回分式、連続式または半回分式の倒れで
も可能であり、その倒れがよいかは生産量等による経済
的要素によって決められるべきである。
一例を示すと△4−シス、△8〜シス体−15%、△4
−トランス、△8−シス体−24%、△4−シス、△8
−トランス体−23%、△4−1・ランス、△8−トラ
ンス体−38%の混合ファルネシル酢酸エチル533グ
を理論段数約40段の蒸留塔を用い、塔底温度175℃
還流比10〜20で精密蒸留することにより△4、△8
−トランス体1.50.0′?を得た。
これは仕込原料中の△4、△8−トランス体に対して7
4%という高い蒸留収率である。
△4、△8−シス体も高純度で取り出すことは可能であ
るが、△4−シス、△8−トランス体および△4−トラ
ンス、△8−シス体に関してはほとんどそれぞれを分離
することはできなかった。
本発明の方法においては一般式(1a)で表わされるフ
ァルネシル酢酸またはそのエステルの立体異性体混合物
がその立体異性体混合物から△4、△8−トランス体を
単離するために精密蒸留に供されるが、該一般式(1a
)中のR1は好ましくは炭素数4以下のアルキル基また
はアルケニル基である。
一般式(1)中のRとして炭素数が6よりも多いアルキ
ル基、アルクニル基などを有するファルネシル酢酸エス
テルでは、沸点が著しく高くなると同時に立体異性体の
分離効率が低く、蒸留による実用的な分離(立体異性体
分離)は困難である。
Rが例えばゲラニル基、ファルネシル基などの場合、E
、Ada面らがMed、 Exptl 0、ヱ、171
〜176(1962)に報告しているように非常に高い
抗潰瘍作用を示すわけであるが、G、Pa1aらがHe
1v 、Chi m、Acta 、、53,1827〜
1832(1970)に報告しているように蒸留による
分離が実用的には不可能である。
このように蒸留によって立体異性体を分離することが実
用上困難ないし不可能であるファルネシル酢酸エステル
類についてそれらのへ4、△8−トランス体を得るには
、まず、一般式(1a)で表わされる化合1物の立体異
性体混合物について精密蒸留を行うことにより△4、△
8−トランスファルネシル酢酸もしくはそのエステルを
得、これを立体保持したままエステル化もしくはエステ
ル交換反応させることにより一般式(1b) 〔式中R2は式(1a)中のR1とは異なり、かつアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロアル
ケニル基、アリール基またはプロパルギル基を示す。
〕で表わされる△4、△8−トランスファルネシル酢酸
エステルを製造する方法を用いるのがよい。
原料の△4−シス・トランス、△8−シス・トランス混
合ファルネシル酢酸またはそのエステル誘導体を製造す
る方法は数多く存在し、例えば下記(a)〜(d)の方
法が知られている。
(a)ケラニルアセトンとγ−ブロム酪酸エステルとを
ウイツチヒと反応させる方法。
(b) G、palaらがHe1v、 Chim、A
cta、、53.1827〜1832(1970)に報
告しているように臭化ファルネシルとマロン酸ジエステ
ルとを縮合した後、加水分解、脱炭酸を行なわしめる方
法。
((’) E、Ada面らがJlMed 、Chem
、 、6.457(1963)に報告しているように臭
化ファルネシルとアセト酢酸エステルを縮合した後アル
コール中ナトリウムアルコキサイドの存在下加熱を行な
い、更に水酸化バリウムにより脱アセチル化反応を行な
わしめる方法。
(d) 本発明者らが見出して、特願昭48−794
48号の明細書に記載した方法。
すなわち、ネロリドールとオルト酢酸エステルを酸性触
媒の存在下に加熱することにより1工程で合成する方法
工業的に大量に製造するに際して最も好ましい方法は(
d)の方法である。
すなわちネロリドールおよびオルト酢酸エステルを酸性
触媒の存在下に100〜200℃に加熱するとエステル
交換反応およびクライゼン転位反応の進行に伴なうアル
コールが副生じてくる。
これを常時反応系外に除去してやればネロリドールの転
化率95%以上、ファルネシル酢酸エステルの選択率9
8%以上という高収率で目的物を得る。
反応液はそのまま真空蒸留をすることにより単離収率9
0%以上でファルネシル酢酸エステルが得られる。
これを前述のように精密蒸留を行ない、△4、△8−ト
ランスファルネシル酢酸エステルのみを単離し、更に必
要とあればエステル交換反応を行なえばよい。
以下に実施例を挙げて詳しく説明する。
ン実施例 I G、 pala等がHe1v 、Chim、Actao
、可1.1827〜1832(1970)に報告してい
る方法に従い、ネロリドール(シス体トランス−40対
60混合物)666′?及びジエチルエーテ: /L/
200 Qrnl及びピリジ720 ml溶液を−5〜
−10℃に冷却しておきこれに三臭化リン300グのジ
エチルエーテル500wLl溶液を同温度でゆっくり滴
下する。
滴下後さらに12時間同温度で攪拌して反応を終了する
反応液は水にあげて炭酸水)素ナトリウムにて中和する
エーテル層を水洗した後ボウ硝にて乾燥する。
溶媒を室温にて減圧留去すると赤黄色の刺激臭を示す臭
化ファルネシルが7607得られた。
このものは比較的不安定な為更に精製することなく、そ
のまま使用するか冷・所に保存しておかなければならな
い。
次に上記臭化ファルネシル5011とマロン酸ジエチル
285グを金属ナトリウム37. I Pの存在下に1
500mlのエタノール中で縮合反応を行った。
反応液を水にあけてエーテル抽出し、ボウ;硝にて乾燥
後溶媒を留去して残分を真空蒸留するとbp 55〜1
60℃(0,2mmHg )の留分よりファルネシルマ
ロン酸ジエチル378L?得た。
これを更に10100Oエタノール中204′?の水酸
化カリウムを用いてケン化・脱炭酸し、塩酸水溶液にて
中和後エーテル抽出を行なう。
溶媒を除去した後、残分を真空蒸留するとbp142〜
150℃(0,2mmHg )の留分よリファルネシル
酢酸が211’得られた。
このものはポリエチレングリコール−20M(PEG
−20Mと略す)をケイソウ士(60〜3Qmesh
)に5%担持したガスクロマトグラフィーによりカラム
温度180℃にて分析した結果、△4−シス△8−シス
体16%、△4−シス△8−トランス体及び△4−トラ
ンス△8−シス体48%、△’ −1□ランス△8−ト
ランス体36%の立体異性体の混合物であった。
更にこれを理論段数約40段のの精密蒸留塔により分留
するとbp147〜149°c(0,2mm)(g)の
留分より△4、−、、−、− トランス△8−トランス
ファルネシル酢酸56.5Pを得た。
これは仕込原料中の△4−トランス△8−トランス体に
対しての蒸留収率は72%であった。
実施例 2 オルト酢酸エチル648グ及びネロリドール440グ及
びイソ酪酸22グの混合物を21−三つロフラスコに入
れて150〜160℃に加熱する。
反応は急激なエタノールの副生を伴うのでそれを常時反
応系外に留去しなければならない。
反応経過はガスクロマトグラフィーにて解析し、原料ア
ルコールの消失するをもって終了とする。
反応速度を更に速める場合はイソ醋酸を追加してやれば
よい。
反応はネロリドールの転化率95%以上、ファルネシル
酢酸エチルの選択率98%以上で進行する。
反応後は後処理なせず、そのまま真空蒸留するとbp1
45〜152°c (0,4mmHg)の留分から目的
の生成物533グを得た。
このものはガスクロマトグラフィー分析から△4−シス
△8−シス体15%、△4−シス△8− トランス体技
ヒ△4−トランス△8− シス体47%、△4−トラン
ス△8− トランス体38%の混合物であった。
次にこれを理論段数約40段の精密蒸留塔を使用し、還
流比10〜20にて、塔底温度175〜185℃に保ち
ながら蒸留を行なうとbp 130〜132°c (0
,i mm、Hg、 )の留分からは△4−トランス△
8−1.ランスファルネシル酢酸エチル150.0?を
得た。
このものの屈折率はn38−1−.4708であり、そ
の核磁気共鳴スペクトルは第1図に示し、その赤外線吸
収スペクトルは第2図に示した。
又、このものはマススペクトルに於て分子イオンピーク
(M]”292を示しプこ。
実施例 3 実施例2と同様にオルト酢酸n−ブチル5921及びネ
ロリドール220グ及びノ・イドロキノン11グの混合
物を160〜165°Cに加熱して留出スるn−ブタノ
ールを反応系外に追出しながら6時間反応する。
反応液をそのまま真空蒸留するとbp 134〜14
2℃(0,3mmHg )の留分よりファルネシル酢酸
n−ブチル296グを得た。
次にこれを精密蒸留することによりbp140〜142
℃(0,3mmHg )の留分ヨリへ4−トランス△8
−トランスファルネシル酢酸n−ブチルを68、1 ?
得た。
これは仕込原料中のへ4、△8−トランス体に対し蒸留
収率64%であった。
実施例 4〜6 各種ファルネシル酢酸エステルを理論段数40段の精密
蒸留塔を使用して、還流比10〜20にて蒸留した結果
を表1に示した。
実施例 7 実施例1の方法で得られた△4、△8−トランスファル
ネシル酢酸をベンゼン又はトルエン溶媒中、0.1〜0
.2モル%量のバラトルエルスルホン酸触媒の存在下に
2倍モルのゲラニオールと還流を8時間行なった後、炭
酸水素ナトリウム飽和水溶液にて3回洗浄を行ない、水
洗後ポウ硝にて乾燥を行なう。
溶媒を留去した後残分を高真空蒸留するとbp201〜
206℃(0,1朋Hg )の留分よりファルネシル酢
酸ゲラニオールエステルが収率65〜75%で得られた
このものは屈折率n背=1.4878を示し、その赤外
線吸収スペクトルは第3図に示し、その核磁気共鳴スペ
クトルは第4図に示したとおりである。
実施例 8 実施例2の方法で得られた△4、△8−トランスーファ
ルネシル酢酸エチルをベンゼン又はトルエン中0.1〜
5モル%量の水酸化カリウム、水酸化ナトリウムの存在
下に1.5〜2倍モルのゲラニオールと伴に加熱してエ
ステル交換反応を行った。
反応溶媒を除去して、残分なそのまま高真空蒸留するこ
とにより立体保持されたファルネシル酢酸のゲラニオー
ルエステルを収率75〜85%テ得た。
生成物は実施例7の方法で得た標準品と比較することに
より確言忍した。
【図面の簡単な説明】
第1図はへ4、△8−トランスファルネシル酢酸エチル
の赤外線吸収スペクトルであり、第2図はそのものの四
塩化炭素溶液における核磁気共鳴スペクトルである。 第3図はへ4、△8−トランスファルネシル酢酸ゲラニ
オールエステルの赤外線吸収スペクトルであり、第4図
はそのものの四塩化炭素溶液における核磁気共鳴スペク
トルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 )1 一般式 〔式中R1は水素原子または炭素数6以下の低級アルキ
    ル基、シクロアルキル基、低級アルケニル基もしくはシ
    クロアルケニル基を示す。 〕で表わされる△4−シス・l・ランス、△8−シス・
    トランス混合ファルネシル酢酸またはそのエステルを精
    留塔を用いて減圧下に蒸留することにより斗4種類の混
    合系から△4、△8−トランス体のみを単離することを
    特徴とする△4、△8−トランスファルネシル酢酸また
    はそのエステル類の製造方法。 2 一般式 〔式中R1は水素原子または炭素数6以下の低級アルキ
    ル基、シクロアルキル基、低級アルケニル基もしくはシ
    クロアルケニル基を示す。 〕で表わされる△4−シス・トランス、△8−シストラ
    ンス混合ファルネシル酢酸またはそのエステルを精留塔
    を用いて減圧下に蒸留することにより△4、△8−トラ
    ンスファルネシル酢酸またはその・エステルを得、これ
    を立体保持したままエステル化もしくはエステル交換反
    応させることを特徴とする特許 〔式中R2は式(la)中のR1とは異なり、かつアル
    キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロアル
    ケニル基、アリール基またはプロパルギル基を示す。 〕で表わされる△4、△8−トランスファルネシル酢酸
    エステル類の製造方法。
JP10063474A 1974-09-02 1974-09-02 デルタ 4 ,デルタ 8− トランスフアルネシルサクサン マタハ ソノエステルルイ ノ セイゾウホウホウ Expired JPS5822457B2 (ja)

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