JPS5820948B2 - デルタ 4 ,デルタ 8− トランスフアルネシルサクサン マタハ ソノエステルルイ ノ セイゾウホウ - Google Patents

デルタ 4 ,デルタ 8− トランスフアルネシルサクサン マタハ ソノエステルルイ ノ セイゾウホウ

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JPS5820948B2
JPS5820948B2 JP10063574A JP10063574A JPS5820948B2 JP S5820948 B2 JPS5820948 B2 JP S5820948B2 JP 10063574 A JP10063574 A JP 10063574A JP 10063574 A JP10063574 A JP 10063574A JP S5820948 B2 JPS5820948 B2 JP S5820948B2
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【発明の詳細な説明】 本発明はか・Δ8−トランスファルネシル酢酸またはそ
のエステル類の製造方法に関する。
ファルネシル酢酸エステル類は皮膚との親和性がよく、
香粧品として用いられるだけでなく、抗潰瘍性の作用を
もった医薬品としても使用されている有用な化合物であ
る。
E、AdamiらがMed 、Exptl 、 、ヱ、
171(1962)およびJ 6Med、 Chem、
、6.457(1963)に報告しているように一般式
(1)で表わされるファルネシル酢酸またはそのエステ
ルは例えばRがエチル基、アリル基、プロパルギル基、
シクロアキル基、ケラニル基、ファルネシル基などの場
合は抗潰瘍活性を示すが、Rがメチル基、プロピル基、
ブチル基、イソアミル基、ラウリル基の場合は非活性で
あり、またΔ4一位および△8一位の2重結合の立体構
造によっても活性が異なる。
一般式(1)で表わされるファルネシル酢酸またはその
エステルは4種類の立体異性体が存在する。
すなわち、△4−シス、△8−シス体;△4−シス△8
−トランス体;△4−トランス、△8−シス体:△4−
トランスへ8−トyンス体の4種類である。
実用的にはこれらの異性体は物理恒数が異なり、生理活
性も異なることがら医薬品として使用する場合には純品
が好ましい。
中でも△4・△8−トランスファルネシル酢酸エステル
は最も高い抗潰瘍活性を示すことが明らかになった。
△4・△8−トランスファルネシル酢酸またはそのエス
テルを純粋に得る方法としては立体特異的に合成するか
、得られた混合物から分離するかの何れかである。
前者は非常に複雑な操作と高価な試薬を用いなげればな
らないという欠点を有し、現時点では工業的方法とはみ
なされず、従って後者の方法が研究の対象となる。
これら異性体の分離に関してはG、Pa1aらがHe1
v、Chim、Actal、旦、1827〜1832(
1970)で報告したファルネシル酢酸のゲラニオール
エステルの分船方法が知られているだけである。
この報告によるとファルネシル酢酸のゲラニオールエス
テルの場合、蒸留による分離あるいはガスクロマトグラ
フィーによる分取はいずれも不可能であり、硝酸銀−カ
ラムクロマトグラフィーを使用しなければならない。
このように方法は少量の試料の分離には適しているが、
工業的に多量の混合物を処理する方法としては不適当で
ある。
そこで本発明者らは工業的に分離可能な方法を見出すべ
く研究を重ねた結果、本発明に到達したものである。
一般にシス、トランス−異性体の蒸留による分離はR,
B、 BatesらがJ、Org、Cheml、28.
11086〜1089(19−63)に報告しているよ
うにネロールおよびゲラニオールの混合物を分離する場
合は適しているが、更に分子量の大きなファルネソール
等では効率が悪いと考えられていた。
まして一般式(1)で表わされる化合物のごとき高沸点
化合物においては更に困難であると考えられる。
しかるに一般式(1)においてRが水素原子または炭素
数6以下の低級アルキル基、シクロアルキル基、低級ア
ルケニル基もしくはシクロアルケニル基である化合物す
なわち下記の一般式(1) 〔式中R1は水素原子または炭素数6以下の低級アルキ
ル基、シクロアルキル基、低級アルケニル基もしくはシ
クロアルケニル基を示す。
〕で表わされる化合物の場合に限り、前記の4種類の異
性体の混合物を分離効率の高い蒸留塔を使用して精密蒸
留することにより△4・△8−トランス体を純粋に単離
できることが明らかになった。
またこのときに得られる前留分中の△4・△8−シス体
、△4−シス、△8−トランス体および△4−トランス
△8−シス体はその=部を容易に△4・△8−トランス
体に異性化しうろことが判明した。
本発明方法はこれらの知見に基づいて精密蒸留と異性化
反応の組み合わせにより高収量で△4・△8−トランス
体を得る方法であり、この方法によれば精密蒸留と異性
化反応を繰返すことにより理論的には収率100%で△
4・、ヒートランス体を得ることが可能である。
なお、本明細書において「精密蒸留」とは精留(分留と
もいう)を意味し、言い換えれば精留塔(分留塔ともい
う)を用いて行う蒸留を意味する。
本発明の実施に際して精密蒸留に使用される蒸留塔(す
なわち精留塔ないし分留塔)の理論段数は何段のものが
よいかは分離するものがファルネシル酢酸の場合、また
はその低級アルキルエステルの種類などにより、若干分
離の度合いが異なるので一概にはいえないが、理論段数
の高い分離効率の良いものが好ましい。
勿論、理論段数の低い蒸留塔を用いても原理的には分離
可能であるが、目的物である。
ヒートランス、△4−トランス体を純度よく、1回の蒸
留で得ようとした場合は少なくとも実段数10段以上は
必要である。
本発明の分離に使用するファルネシル酢酸誘導体は非常
に高沸点であるため、蒸留には減圧蒸留を採用しなげれ
ばならない。
目的物を高収率で得るためには理論段数の高い蒸留塔が
好ましいが、一方、このような蒸留塔を用いると蒸留の
圧力損失が高くなる。
減圧蒸留の場合、この圧力損失が高いということは蒸留
の安定性を悪くし、罐液の温度上昇が高く物質の安定性
が低下するなどの欠点を生ずるので、無制限に高くする
ことはできない。
かかる意味から本発明に使用される蒸留塔としては実段
数10〜100段程度の蒸留塔がよく、経済性を加味す
ると、好ましくは20〜60段程度の実段数を有する塔
が好ましい。
塔の構造としては1段当りの圧力損失の小さい構造のも
のが好ましいことは勿論である。
還流比は塔によっても異なるが、2〜100、好ましく
は5〜30程度である。
蒸留温度に関しては塔底温度を280℃以下とすること
によりとくに高収率で目的とする△4・△8−トランス
体を得ることができる。
本発明の蒸留は回分式、連続式または半回分式の何れで
も可能であり、その何れがよいかは生産量等による経済
的要素によって決められるべきである。
一例を示すと△4−シス、n−シス体−15%、△4−
トランス、△8−シス体−24%、△4−シス、△8−
トランス体−23%、△4−トランス、△8−トランス
体=38%の混合ファルネシル酢酸エチル533?を理
論段数約40段の蒸留塔を用い、塔底温度175℃、還
流比10〜20で精密蒸留することにより△4・R−ト
ランス体150.Ofを得た。
これは仕込原料中の△4・△8−トランス体に対して7
4%という高い蒸留収率である。
本発明方法において用いる異性化反応は2重結合の位置
を移動させずに、その立体構造のみを選択的にシス型C
トランス型の交換を行なわしめる反応を意味する。
一般に2重結合の異性化反応は既に多数知られており、
次の3方法に大別される。
(5)二重結合を化学的に処理した後、再度二重結合に
交換する際に異性化を行なわしめる方法。
一山 光反応を利用する方法。
(Q 触媒を使用する方法。
囚は具体的には二重結合にエポキシ化、ハロゲン化、ハ
ロヒドリン化、チオエーテル(Lスルホン化等々の付加
反応を行なわしめた後、それらを。
脱離してシス、トランス混合二重結合とするものであり
、J 、W、 CornforthらがJ、Chem、
Soc、、1959.112〜127および2539〜
2547で述べているようにスフソランの立体特異的合
成法として応用されている。
しかしながら。本法は操作が複雑であり、収率も好まし
いものでないという欠点を有している。
(B)法の光反応は反応温度も低く、紫外線を放射する
だけでシス、トランスの異性体比を変化させる有効なも
のである。
勿論、光増感剤を添加したり、溶媒を使用して選択率の
向上を計ることができる。
しかしながら高選択性を出すために1〜10%位の低濃
度で行なわなければならない欠点もある。
(Q法の触媒による異性化は工業的に大量に製造。
する場合最も好ましいものであるが、ファルネシル酢酸
またはそのエステルのように多くの二重結合基や官能基
を有し、かつ医薬用として使用されうる化合物に対して
適用するには非常に高い選択性を有する触媒が要求され
るのは当然のことである。
反応は硫酸、リン酸、塩酸、p−t−ルエンスルホン酸
、塩化亜鉛、3−フッ化ホウ素などの酸触媒の存在下に
室温から150℃の温度範囲で均−系にて行なうことが
できる。
また金属アルコラード、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムなどの塩基性触媒の存在下に100〜250℃で行
なうことが可能である。
またシリカ−アルミナ、酸化クロムなどの触媒を用いて
気相、液相、いずれも異性化を行なうことができる。
しかしながらこれらの反応は二重結合の移動をはじめと
して高沸点物の生成などの副反応を伴なうため、前述の
高選択性という観点からは多少の難点がある。
上記以外の触媒として周期律表における第■族のタング
ステン系触媒、第■族のヨード1酢酸触媒、第■族の鉄
、ルテニウム、オスミウム、イリジウム系触媒等が挙げ
られる。
タングステン、鉄、ルテニウム、オスミウム、イリジウ
ムなどの触媒は具体的には次の各種の誘導体の形で使用
するのが適当である。
ハロゲン化物、スルフィド化合物、カルコゲナイド、カ
ルコハライド、ニトロソクロリドおよびニトロシルハラ
イド、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、炭酸塩、アルソン酸
塩、砒酸塩、ゲルマニウム塩、過塩素酸塩、亜硫酸塩お
よび亜硝酸塩などの無機オキソ酸の塩、脂肪族、脂環式
もしくは芳香族酸あるいはアルコールまたはフェノール
の塩、例えば酢酸、プロピオン酸、しゆう酸、ナンテン
酸、スルホン酸等の塩である。
錯体触媒としてのアセチルアセトネート、ベンゾイルア
セトネート、グリオキシメート、キルレート、サリチル
アルデヒデート等のキレート等。
一酸化炭素、モノオレフィン、ジオレフィンおよびポリ
オレフィン、シクロペンタジェニルが配位した化合物。
また窒素化合物、ホスフィン化合物、アルシンおよびス
チビン、ニトリル等が配位しても何らさしつかえない。
勿論、これらの化合物はポリビニルピリジン等のような
含窒素高分子化合物やポリスチレン化合物に炭素−リン
結合を形成させて配位することにより不溶化して触媒回
収工程を容易にすることも可能である。
当然ながら活性アルミナ、シリカ、軽石、フラー土、ケ
イソウ士等に担持することもできる。
以上の触媒の中でもルテニウム触媒が特に高活性、高選
択性を示すことがわかった。
ルテニウム触媒は触媒コストの面およびその安定性など
からみて工業的に十分に使用可能である。
ルテニウム系触媒を使用した異性化反応は既知であるが
、これらはほとんどすべて二重結合の移動を対象とした
ものであり、本発明には適用しにくいと考えられる。
しかるに、本発明者らの研究によれば、この触媒を用い
るときの触媒量、反応温度等の条件を選ぶことにより二
重結合をほとんど移動させずにその立体構造のみをシ艮
型#トランス型の変換をせしめることができる。
−fuを挙げて説明すると△4・△8−シスファルネシ
ル酢酸エチル1002に0.11のルテニウムアセチル
アセトナートを加え、不活性ガス雰囲気下に200℃に
加熱すると、2時間後には転化率45%、選択率99.
5%で(△4・△8−シス体)対(△4−シス、△8−
トランス一体+△4−トランス、△8−シス体)対(△
4・へ8−トランス体)の比率が55対25対20の組
成物を与える。
本反応を更に続ければ転化率を約84%まで向上させる
ことは可能である。
本反応は平衡反応であり、△4・A−シス体、△4−シ
ス、△8−トランス体、△4−トランス△8−シス体、
謄・カートランス体のいずれを出発原料としても200
℃においては前記組成比は約16対48対36の熱平衡
組成物を与えるわけである。
勿論、反応温度を変化させればその組成比は変るわけで
あり、例えば150℃にした場合、△4・A’−1−ラ
ンス体は約38%に増加し、逆に230℃まで上げた場
合、△4・△8−トランス体は約34%に減少する。
工業的に製造する場合、反応温度、触媒濃度、反応速度
および触媒量の面から最適条件を選ばなければならない
また実用的には反応時間の面からみて必ずしも平衡組成
比までする必要はなく、例えば転化率を20〜30%位
におさえてもさしつかえない。
触媒量はルテニウムアセチルアセトナートを例にとって
説明すれば、ファルネシル酢酸またはそのエステルに対
し、0.001〜20重量%の範囲が可能であり、反応
温度は50〜300℃までが可能である。
反応は空気雰囲気下にて行なうことも可能である。
好ましくは不活性ガス雰囲気下150〜200℃付近に
て0.01〜1.0重量%の触媒量にて行なうのがよい
反応溶媒としては特に必要性はないが、上記反応条件下
で安定、かつ反応に関与しないもの1、例えばスフソラ
ンのような炭化水素などを用いてもかまわない。
ルテニウム触媒のごとき留去しにくい触媒を用いた異性
化反応後は触媒分離を行なわないと精密蒸留のように長
時間加熱される場合に逆異性化反応が起こる危険性があ
る。
そこで反応液は触媒分離工程としての単蒸留を行ない、
留出物を精密蒸留に供するとともに、触媒を含む残留物
を異性化反応に再使用するのが好ましい。
勿論、化学的に触媒を失活させたり、物理的に吸着等を
行なうことも可能である。
また有機硫黄化合物とラジカル開始剤を組合せた触媒系
を用いても、上記ルテニウム触媒を用いる場合と同様に
選択的に異性化が進行することがわかった。
すなわちフェニルジスルフィド、アルキルジスルフィド
、フェニルメルカプタン、チオフェノール、チオクレゾ
ール、チオカルボン酸などの有機硫黄化合物をファルネ
シノイ昨酸またはそのエステルに対し、約0.1〜30
モル%量加えて、該有機硫黄化合物に対し約0,01〜
20重量%量のラジカル開始剤(たとえばアゾビスイソ
ブチロニトリルAIBN、過酸化ベンゾイルBPO)の
存在下、約50〜200℃にて異性化反応を行なうと、
非常に高選択的に熱平衡混合物を与える。
またルテニウム触媒と比べて、有機硫黄化合物を蒸留分
離することが可能であり、精密蒸留の際に逆異性化反応
が起こらないという利点をも有している。
本発明O方法においては一般式(1a)で表わされるフ
ァルネシル酢酸またはそのエステルの立体異性体混合物
がその立体異性体混合−・ら△4・△8−トランス体を
単離するために精密蒸留に供されるが、該一般式(1a
)中のR′は好ましくは炭素数4以下のアルキル基また
はアルケニル基である。
一般式(1)中のRとして炭素数が6よりも多いアルキ
ル基、アルケニル基などを有するファルネシル酢酸エス
テルでは、沸点が著しく高(なると同時に立体異性体の
分離効率が低く、蒸留による実用的な分離(立体異性体
分離)は困難である。
Rが例えばゲラニル基、ファルネシル基などの場合E。
Adami らがMod 、Exptl、 、7,17
1〜176(1962)に報告しているように非常に高
い抗潰瘍作用を示すわけであるが、G、Pa1aらがH
e1v。
Chi m、 A eta 1、53,1827〜18
32(1970)に報告している−ように蒸留による分
離が実用的には不可能である。
このように蒸留によって立体異性体を分離することが実
用上困難ないし不可能であるファルネシル酢酸エステル
類についてそれらの△4・カートランス体を得るには、
まず、一般式(1a)で表わされる化合物の立体異性体
混合物について精密蒸留を行うことにより△4・△8−
トランスファルネシル酢酸もしくはそのエステルを得、
これを立体保持したままエステル化もしくはエステル交
換反応させることにより一般式(1b) 〔式中R2は式(1a)中のR1とは異なり、かつアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロアル
ケニル基、アリール基またはプロパルギル基を示す。
〕で表わされる△4・△8−トランスファルネシル酢酸
エステル類を製造する方法を用いるのがよい。
原料の△4−シス、トランス、△8−シス、トランス混
合ファルネシル酢酸またはそのエステル誘導体を製造す
る方法は数多く存在し、例えば下Wda)〜(d)の方
法が知られている。
(a) ケラニルアセトンとγ−ブロム酪酸エステル
とをウイツチヒと反応させる方法。
(旬 G、Pa1aらがHe1v、 Chim、 Ac
ta 0.53゜1827〜1832(1970)に報
告しているように臭化ファルネシルとマロン酸ジエステ
ルとを縮合した後、加水分解、脱炭酸を行なわしめる方
法。
(c) E 、AdamiらがJ、Med、Chem
6、旦、457(1963)に報告しているように臭化
ファルネシルとアセト酢酸エステルを縮合した後、アル
コール中ナトリウムアルコキサイドの存在下、加熱を行
ない、更に水酸化バリウムにより脱アセチル化反応を行
なわしめる方法。
(d) 本発明者らが見出して、特願昭48−794
48号の明細書に記載した方法。
すなわち、ネロリドールとオルト酢酸エステルを酸性触
媒の存在下に加熱することにより1工程で合成する方法
工業的に大量に製造するに際して最も好ましい方法&f
id)の方法である。
すなわち、ネロリドールおよびオルト酢酸エステルを酸
性触媒の存在下に100〜200℃に加熱するとエステ
ル交換反応およびクライゼン転位反応の進行に伴なうア
ルコールが副生じて(る。
これを常時反応系外に除去してやればネロリドールの転
化率95%以上、ファルネシル酢酸エステルの選択率9
8%以上という高収率で目的物を得る。
反応液はそのまま真空蒸留することにより単離収率90
%以上でファルネシル酢酸エステルが得られる。
これを前述のように精密蒸留を行ない。
Δ4・△8−トランスファルネシル酢酸エステルのみを
単離し、更に必要とあればエステル交換反応を行なえば
よい。
以下に実施例を挙げて更に詳しく説明する。
実施例 I G、Pa1a等がHe1v 、Chim、 Acta、
、旦、1827〜1832 (1970)に報告してい
る方法に従い、ネロリドール(シス対トランスー40対
60混合物)666S’及びジエチルエーテル2000
TLl及びピリジンzornl溶液を−5〜−10℃に
冷却しておき、これに3臭化リン300グのジエチルエ
ーテル500m1溶液を同温度でゆっくり滴下する。
滴下後さらに12時間同温度で攪拌して反応を終了する
反応液は水にあげて炭酸水素ナトリウムにて中和する。
エーテル層を水洗した後ボウ硝にて乾燥する。
溶媒を室温にて減圧留去すると赤黄色の刺激臭を示す臭
化ファルネシルが760?得られた。
このものは比較的不安定な為更に精製することなく、そ
のまま使用するか冷所に保存しておかなければならない
次に上記臭化ファルネシル5011とマロン酸ジエチル
285グを金属ナトリウム37.IPの存在下に150
01711のエタノール中で縮合反応を行った。
反応液を水にあげてエーテル抽出し、ボウ硝にて乾燥後
溶液を留去して残分を真空蒸留するとbp155〜16
0℃(0,2關Hg)の留分よりファルネシルマロン酸
ジエチルエチル378y得た。
これを更に100m1エタノール中2041の水酸化カ
リウムを用いてケン化・脱炭酸し、塩酸水溶液にて中和
後エーテル抽出を行なう。
溶媒を除去した後、残分を真空蒸留するとbp142〜
150℃(0,2mmHg )の留分よりファルネシル
酢酸が2182得られた。
このものはポリエチレングリコール−20M(PEG−
20Mと略す)をケイソウ±(60〜80 mesh
)に5%担持したガスクロマトグラフィーにより、カラ
ム温度180℃にて分析した結果、△4−シス△8−ン
ス一体16%、△4−ンス△8−トランス体及ヒ△4−
トランス△8−シス体48%、△4−トランス△8−)
7ンス体36%の立体異性体の混合物であった。
さらにこれを理論段数約40段の精密蒸留塔により分留
するとtp147〜149°c (0,2mmHg )
の留分より△4−トランス、△8−トランスーファルネ
シル酢酸56.El’を得た。
これは仕込原料中のが一トランス△8−トランス体に対
しての蒸留収率は72%であった。
次に前留分として得られたファルネシル酢酸150グを
ルテニウムアセチルアセトネートRu (AA )30
.159と伴に窒素雰囲気200℃にて4時間反応を行
った。
なお、異性化反応に使用したファルネシル酢酸は(△4
・△8−シス体)対(△4−シス八8 F7ンス体
+△’、 −トーyンス△8−シス体)対(△4・△
8−トランス体)カ23.3対69.7対7.0の比率
で含んでいたが、反応後の上記比率が17.7対52.
9対29.4に変化していることがガスクロマトグラフ
ィー分析かられかった。
反応液は後処理をせず、そのまま塔底温度150〜16
0℃、減圧度0.05〜0.1 mmHgにて粗蒸留を
行ない留出物145.2S’を得た。
このものをガスクロマトグラフィーで分析すると前記組
成は18.3対54.7対27・0でありた0またゝこ
のものを窒素雰囲気下にて200℃、4時間加熱しても
組成比が変化しない事がら融媒のRu(AA)sが留出
していない事が確認された。
次に得られた留出物を理論段数約40段の精密蒸留塔を
使用して再度精密蒸留することにより、前留分として1
24?を得、同時に後留分として△4・△8−トランス
ファルネシル酢酸を26.7P得た。
実施例 2 オルト酢酸エチル6481及びネロリドール440グ及
びイソ酪酸221の混合物を21−三つロフラスコに入
れて150〜160℃に加熱する。
反応は急激なエタノールの副生を伴うので、それを常時
反応系外に留去しなげればならない。
反応経過はガスクロマトグラフィーにて解析し、原料ア
ルコールの消失するをもって、終了とする。
反応速度を更に速める場合はイソ酪酸を追加してやれば
よい。
反応はネロリドールの転化率95%以上、ファルネシル
酢酸エチルの選択率98%以上で進行する。
反応後1.そのまま真空蒸留するとbp145〜152
℃(0,4朋Hg )の留分から目的の生成物5331
を得た。
このものはガスクロマトグラフィー分析から△4・△8
−シス体15%、△4−シス△8−トランス体及びΔ4
F7ンス△8−シス体47%、△4・a’ −トラ
ンス体38%の混合物であった。
次にこれを理論段数約40段の精密蒸留塔を使用し、還
流比10〜20にて、塔底温度を175〜185℃に保
ちながら蒸留を行なうとbp130〜132℃(0,1
mmHg ) の留分から△4・△8−トランスファル
ネシル酢酸エチル150.Of?を得た。
このものの屈折率はnl)−1,4708であり、その
核磁気共鳴スペクトルは第1図に示し、その赤外線吸収
スペクトルは第2図に示した。
又、このものはマススペクトルに於て分子イオンピーク
(M)十−292を示した。
又、精密蒸留の際に前留分として得られたファルネシル
酢酸エチル362S’は△4・△8−シス体を22.1
%、△4−シス、△8−トランス体及び△’、 −)
ランス△8−ンス体ヲ69.2%、△4・△8−トラン
ス体を8.7%含有しており、これにフェニルジスルフ
ィド11グとラジカル開始剤アゾビスイソブチロニトリ
ル(以下AIBNと略力を少量加えて窒素雰囲気下14
0℃にて24時間反応を行なう。
反応後の上記組成比はガスクロマトグラフィーによれば
16.9対50.7対32.4であった。
反応液を実施例1と同様に0.1 yttmHg位の減
圧下に粗蒸留すると留出物356グを得た。
次にこれを理論段数約40段の精密蒸留塔を使用して再
度精密蒸留を行なう事によりファルネシル酢酸エチルの
前留分237.8 f及び後留分として△4・△8−ト
ランスファルネシル酢酸エチルを84.2S’得た。
実施例 3 実施例2と同様にオルト酢酸−n−ブチル1184P及
びネロリドール4401及び/)イドロキノン221の
混合物を160〜165℃に加熱して留出するn−ブタ
ノールを反応系外に追出しながら反応する。
反応液をそのまま真空蒸留するとbp134〜142°
C(0,3朋Hg)の留分よりファルネシル酢酸n−ブ
チルを598′iI′得た。
次にこれを理論段数約40段の精密蒸留塔を用いて還流
比20にて精密蒸留を行なうとbp140〜142℃(
0,3mmHg )の留分より△4・△8−トランスフ
ァルネシル酢酸n−ブチルを147.5S’得た。
これは仕込原料中の△4・△8−トランス体に対し蒸留
収率68.5%であった。
又、精密蒸留の際に前留分として得られたファルネシル
酢酸n−ブチル437.5グはが・△8−シス体を21
.9%、△4−シス△8−トランス体、及び△4−トラ
ンス△8−シス体を65.6%、△4・△8−トランス
体を12,5%含有しており、これにチオフェノール2
1.8P及び少量の過酸化ベンゾイルを加えて窒素雰囲
気下140℃にて24時間反応を行なった。
反応液はガスクロマトグラフ。イー分析によれば16.
3対48.8対34.9の上記組成比を示した。
これをそのまま塔底温度150〜160℃にて減圧度約
0.1 mrnHgで粗蒸留を行ない、留出物418.
8Pを得た後、更に理論段数約40段の精密蒸留塔によ
り精留を行ない、ファルネシル酢酸n−ブチルの前留分
308.8S’及び△4・△8−トランス体97.4r
を後留分として得た。
上記前留分308.8rは△4・A−シス体22.1%
、△4−シス△8−トランス体及び△4−トランス△8
−シス体66.2%、△4・、ぴ−トランス体11.7
%の混合物であり、これにチオフェノール15.5P及
び少量の過酸化ベンゾイルを加えて、窒素雰囲気下14
0℃にて24時間、更度異性化反応を行なった。
反応液を分析した結果16.4対49.2対34.4の
組成比であった。
これを同様に粗蒸留して留出物299′?を得、更に精
密蒸留することにより前留分222?及び△4・△8−
トランス体661を後留分として得た。
実施例 4〜9 実施例2と同様に各種ファルネシル酢酸エステルを用い
て精密蒸留を行ない、目的の△4・△8−トランス体を
取り出した際に得られた前留分を各種異性化触媒の存在
下に加熱して異性化を行なった。
ついで反応液は塔底温度150〜180℃にて粗蒸留を
行なった後、再度精密蒸留により△4・△8−トランス
体を得た。
結果は表1に示した通りである。
実施例 10 実施例1の方法で得られた△4・△8−トランスファル
ネシル酢酸をベンゼン又はトルエン溶媒中0.1〜0.
2モル%量のバーy )ルエンスルホン酸触媒の存在
下に2倍モルのゲラニオールと還流を8時間行なった。
副生ずる水は常時反応系外に除去する。
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液にて3回洗浄を行ない、
水洗後ボウ硝にて乾燥を行なう。
溶媒を留去した後、残分を高真空蒸留するとbp201
〜206℃(0,h腸I(g )の留分よりファルネシ
ル酢酸ゲラニオールエステルが収率65〜75%で得ら
れた。
このものは屈折率rJ)−1,4878を示し、その赤
外線吸収スペクトルは第3図に示し、その核磁気共鳴ス
ペクトルは第4図に示したとおりである。
実施例 12 実施例2の方法で得られた△4・△8−トランスファル
ネシル酢酸エチルをベンゼン又はトルエン中0.1〜5
モル%量の水酸カリウム、水酸化ナトリウムの存在下に
1.5〜2倍モルのゲラニオールと伴に加熱してエステ
ル交換反応を行った。
反応溶媒を除去して、残分をそのまま高真空蒸留するこ
とにより立体保持されたファルネシル酢酸ゲラニオール
エステルを収率75〜85%で得た。
生成物は実施例22の方法で得た標準品と比較すること
により確認した。
【図面の簡単な説明】
第1図はR・△8−トランスファルネシル酢酸エチルの
赤外線吸収スペクトルであり、第2図はそのものの四塩
化炭素溶液における核磁気共鳴スペクトルである。 第3図は△4・△8−トランスファルネシル酢酸ゲラニ
オールエステルの赤外線吸収スペクトルであり、第4図
はそのものの四塩化炭素溶液における核磁気共鳴スペク
トルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中R1は水素原子または炭素数6以下の低級。 アルキル基、シクロアルキル基、低級アルケニル基もし
    くはシクロアルケニル基を示す。 〕テ表ワサレる△4−シス、トランス△8−シス、トラ
    ンス混合ファルネシル酢酸またはそのエステルを精留塔
    を用いて減圧下に蒸留することにより4種類の混合系か
    ら△4・△8−トランス体のみを後留分として取り出す
    とともに該蒸留の際に得られる△4・R−シス体、△4
    −シス△8−トランス体、△4−トランス八8−シス体
    および場合により:少量のへ4・△8−トランス体を含
    む前留分を有機硫黄化合物とラジカル開始剤を組合せた
    触媒系またはルテニウム触媒を用いる異性化反応に、付
    して△4・△8−トランス体を生成させまたは△4・△
    8−トランス体の含量を増加させたのち再度精留塔を用
    いて減圧下に蒸留することにより△4・カートランス体
    を取り出すことを特徴とする△4・△8−トランスファ
    ルネシル酢酸またはそのエステル類の製造方法。 2 一般式 〔式中R1は水素原子または炭素数6以下の低級アルキ
    ル基、シクロアルキル基、低級アルケニル基もしくはシ
    クロアルケニル基を示す。 〕で表わされる△4−シス、トランス△8−シス、トラ
    ンス混合ファルネシル酢酸またはそのエステルを精留塔
    を用いて減圧下に蒸留することにより4種類の混合系1
    から△4・△8−トランス体のみを後留分として取り出
    すとともに該蒸留の際に得られる△4・△8−シス体、
    △4−シス△8−トランス体、△4−トランス△8−シ
    ス体および場合によ二:り少量の△4・△8−トランス
    体を含む前留分を有機硫黄化合物とラジカル開始剤を組
    合せた触媒系またはルテニウム触媒を用いる異性化反応
    に対して△4・、ヒートランス体を生成させまたは△4
    ・Δ8−トランス体の含量を増加させたのち再度精度基
    を用いて減圧下に蒸留することにより△4・△8−トラ
    ンス体を取り出し、得られた△4・△8−トランスファ
    ルネシル酢酸またはそのエステルを立体保持したままエ
    ステル化もしくはエステル交換反応させることを特徴と
    する一般式 〔式中R2は(1a)中のR1とは異なり、かつアルキ
    ル基、シクロアルキル基、アルケニル基、シクロアルケ
    ニル基、アリール基またはプロパルギル基を示す。 〕で表わされる△4・△8−トランスファルネシル酢酸
    エステル類の製造方法。
JP10063574A 1974-09-02 1974-09-02 デルタ 4 ,デルタ 8− トランスフアルネシルサクサン マタハ ソノエステルルイ ノ セイゾウホウ Expired JPS5820948B2 (ja)

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