JPS5822435Y2 - テンシヨリプ−リ - Google Patents

テンシヨリプ−リ

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Publication number
JPS5822435Y2
JPS5822435Y2 JP2491180U JP2491180U JPS5822435Y2 JP S5822435 Y2 JPS5822435 Y2 JP S5822435Y2 JP 2491180 U JP2491180 U JP 2491180U JP 2491180 U JP2491180 U JP 2491180U JP S5822435 Y2 JPS5822435 Y2 JP S5822435Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
boss
tension pulley
space
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP2491180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56127450U (ja
Inventor
正明 松本
力 萩野谷
Original Assignee
株式会社椿本チエイン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社椿本チエイン filed Critical 株式会社椿本チエイン
Priority to JP2491180U priority Critical patent/JPS5822435Y2/ja
Publication of JPS56127450U publication Critical patent/JPS56127450U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5822435Y2 publication Critical patent/JPS5822435Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、伝導ベルト用のテンションプーリに関し、特に
内燃機関のカムシャフトを駆動するタイミングベルト用
に好適なテンションプーリに関する。
上記タイミングベルト用のテンションプーリは、回転数
700Orpm、周囲温度−30〜120℃(連続使用
温度120℃)、軸荷重30 kgという苛酷な条件の
下で使用されるので、寿命を保つために軽量、堅牢で且
つ安価な構造のものが要求される。
本案はかかる目的のために考案されたものである。
以下図面を参照しつつ本案の実施例につき説明する。
実施例はいずれも金属板をプレス加工してなるブラケッ
ト1と、やはり金属板を一体形成したローラ2とを有す
る。
第1図、第2図におけるブラケット1はボルト取付孔3
とボルト取付用長孔4及び軸受支持部5とが絞り加工に
て一体的に形成される。
軸受支持部5は円錐台状の基部6の中央を円筒状に絞り
こんで形成した外端閉塞の支持軸7を有すると共に、ス
プリング端係止孔8を穿設したものである。
第4図におけるブラケット2は、基部6とは別個の金属
板により絞り加工された円筒状の支持軸7を基部6に取
付けた点が第1図、第2図のものと異なる。
ローラ2は中心部が円錐台形に四人したボス部9と、そ
の外側に空間部10を存して折り返したリム11と、リ
ム11の端を折り曲げたつば12と、ボス10の軸方向
中央部にころがり軸受13を嵌着する段部14とを一体
形成してなる。
そして、支持軸7に軸受を被嵌し、該軸受13を前記ロ
ーラ2の段部14に嵌着する。
さらに、前記嵌着状態において、支持軸の軸端とボス部
9の中心部との間に空間を設け、これに注油をして油溜
め15とすると共に、内外両輪間に軸受シール16を設
けて軸受13と油溜め15とを密閉する。
なお、ボス部9に図外の給油口を穿設し、これをゴム栓
にて密閉してもよい。
又、つば12は軸荷重に対してリムを補強するものであ
り実施例ではリムの外方に設けてベルトの片寄防止の役
をも併有するが、つば12をリム端内方に設けてもよい
そしてブラケット1を取付面Wに配設するには、該取付
面Wの適所位置に植設したスプリングセットピン17に
コイルスプリング18の一端を係止し、他端をブラケッ
トのスプリング端係止孔8に挿入係止する。
それと共に、ボルト取付孔3及びボルト取付用長孔4に
夫々ボルト19を挿通して取付面Wのネジ穴に該ボルト
19を螺着する。
そしてローラ2のリム11をベルトに圧接した後、前記
夫々のボルト19を締結してブラケット1の位置決めを
完了する。
このときコイルスプリング18は板金絞りされたブラケ
ット1の空間と取付面Wとの間に内装されテンションプ
ーリ全体がコンパクトに簡素化されると共に、各部品相
互の干渉等の障害がなくなる。
又本実施例では、スプリング18が支持軸7の軸心を通
って円型凹部の直径方向に配設され、且つ該スプリング
18の軸線方向にほぼ垂直に走行する図外のベルトにロ
ーラが圧接する。
従ってスプリング18の弾発力が最も効率よくベルトを
圧接することになる。
第3図は比較のため従来形式のスプリング取付方法を示
す説明図であり、ローラの着力点と該ローラの枢着点O
との距離L1が、該枢着点Oとスプリング18との腕長
L2より一般的に長いため比較的大きなスプリングを要
していたが、本案実施例では比較的小さなスプリングで
足りる。
本案は、以上のような構成からなり、油溜め15内には
かなりの量の潤滑油を保有でき、これが遠心力によって
軸受内に補給されるので、潤滑油の蒸発、劣化等による
潤滑性の低下を防止し、もってテンションプーリの使用
寿命を従来より著しく増大させ得る効果がある。
又本案においては空間部10がリムやボスの放熱に有効
で、軸受も小形で周速が小さくなるから、この面からも
ローラの使用寿命を長からしめることができる。
更に、ローラが板金製であるから、軸受シールを軸受の
一側にのみ設けることと相まってテンションプーリのコ
ストを大巾に低減し得る上に、ローラが軽量でベルトの
速度変動に対する追従性が良いので、ベルトの摩耗を軽
減し得る効果がある。
又、本案のブラケット1も金属板をプレス絞り加工によ
って形成したので、軽量、堅牢で加工、組立が容易且つ
安価である効果があり、更にブラケットの放熱面積が大
となるから、潤滑油の加熱による劣化を防ぎテンション
プーリの寿命を長からしめる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の第1実施例のテンションプーリの立面図
、第2図は第1図のA−A線断面矢視図、第3図よ従来
のスプリング取付法を示す説明図、第4図よ本案の第2
実施例縦断面図である。 1・・・・・・ブラケット、2・・・・・・ローラ、3
・・・・・・ボルト取付孔、4・・・・・・ボルト取付
用長孔、5・・・・・・軸受支持部、6.・・・・・・
基部、7・・・・・・支持軸、8・・・・・・スプリン
グ端係止孔、9・・・・・・ボス部、10・・・・・・
空間部、11・・・・・・リム、12・・・・・・つば
、13・・・・・・ころがり軸受、14・・・・・・段
部、15・・・・・・油溜め、16・・・・・・軸受シ
ール、17・・・・・・スプリングセットピン、18・
・・・・・コイルスプリング、19・・・・・・ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状の軸受支持部を有するプレス加工された金属板か
    らなるブラケットと、該軸受支持部にころがり軸受を介
    して嵌合され且つ軸受支持部端を空間を存して覆うボス
    部を有し、該ボス部の開放端より折り返してボス部との
    間に空間部を形成するリムを金属板にて一体形成したロ
    ーラとを有し前記開放端側においてころがり軸受の内外
    両輪間に軸受シールを設け、前記軸受支持部端側の前記
    空間を油溜めとしたテンションプーリ。
JP2491180U 1980-02-29 1980-02-29 テンシヨリプ−リ Expired JPS5822435Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2491180U JPS5822435Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 テンシヨリプ−リ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2491180U JPS5822435Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 テンシヨリプ−リ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56127450U JPS56127450U (ja) 1981-09-28
JPS5822435Y2 true JPS5822435Y2 (ja) 1983-05-13

Family

ID=29620976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2491180U Expired JPS5822435Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 テンシヨリプ−リ

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JPS56127450U (ja) 1981-09-28

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