JPS5822400B2 - センパクスイシンソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 船外機とか船尾駆動装置の如き船舶推進装置は多年の間
船体に相対的に垂直に揺動可能である推進ユニットを含
んでいた。

推進効率を好適にしまた推進ユニットの丁端部に装着さ
れたプロペラを水から取出すため船体に相対的に推進ユ
ニットを釣合わせたりまた傾斜させたりするため種々の
装置が提供された。

本発明は電流の変動に応答して可動な表示器を含む計器
と、推進ユニットの垂直な揺動運動に応答しそれに従い
計器に供給する電流量を変えるため推進ユニットと船体
取付は装置との間に物理的にまた計器に電気的に接続さ
れた装置とを備えた装置を提供することである。

図示した実施態様ではこのような装置は計器と電源とに
電気的に接続され推進ユニットと船体取付は装置とのう
ちの一方に装着された抵抗巻線またはコイルと推進ユニ
ットと船体取付は装置との他方のものに装着され推進ユ
ニットと取付は装置との間の相対的運動に応答して計器
に供給する電流を変えるため抵抗コイルに可動に電気的
に接続されたワイパとを含んでいる可変抵抗を含んでい
る。

更に詳細にいえば、計器に供給される電流を変える装置
は推進ユニットと船取付は装置とのうちの一方のものに
物理的に接続された第１の部材と、推進ユニットが取付
は装置に相対的に垂直に揺動することに応答しまたそれ
に従い第１の部材との。

間に相対的運動を生起するため取付は装置と推進装置と
のうちの他方のものと第１の部材とに物理的に接続され
た第２の部材とを含んでいる。

抵抗コイルはこれら部材の一方にワイパは他方の部材に
装着されている。

本発明の１つの実施態様によればこれら相対的に可動の
部材は液圧シリンダとシリンダ内を可動のピストンとか
ら成る。

本発明の別の実施態様によれば、これら相対的に可動の
部材は自在ブラケットに固定して取付けた円形のランク
と船取付は装置に固定の軸線を中心として回転するよう
装置されたワイパ・シャフトから成り、ワイパ・シャフ
トは円形のランクに供給させてビニオンを支持しそれに
より自在ブラケットが船取付は装置に相対的に垂直に揺
動するとワイパ・シャフトが運動し従って関係した抵抗
コイルの抵抗値を変えることになる。

本発明の１つの主要な目的は、船取付は装置に相対的な
推進ユニットの角度位置または傾斜または釣合い位置に
ついて推進位置から離れた個所で′作業員に知らせる装
置を提供することである。

本発明の他の１つの主要な目的は、電気的に作動するメ
ータと船取付は装置に相対的に推進ユニットが垂直に運
動することに従い値が変化する抵抗とを含む釣合い表示
装置を提供することである。

本発明の他１つの主要な目的は、船取付は装置と船舶推
進装置との間にピボット式に接続されている組合わせの
シリンダーピストンに組合わせた釣合いまたは傾斜もし
くは釣合いおよび傾斜表示装置を提供することである。

本発明の他の１つの主要な目的は、自在ブラケットと船
舶付は装置または船尾助板との間に装着され取付は装置
に相対的に自在ブラケットが垂直に揺動することに従い
抵抗の抵抗値を変えるようワイパな回転させる組合わせ
のランクとピニオンとを含む釣合いまたは傾斜もしくは
釣合いおよび傾斜表示装置を提供することである。

本発明のその他の目的および利点は以Ｆに添付図面を参
照して説明することにより理解できよう。

本発明の詳細な説明する以前に、本発明は他の実施態様
にすることもできるしまた他の種々の方法で実施するこ
ともできるので以下の一般的な説明ならびに添付図面に
示した部品の構造と配置とにのみ限定されるものでない
ことは理解する必要がする。

また使用した用語は説明の目的に使用したもので限定す
るためのものでないことも理解する必要がある。

添付図面には船外機１１の型式にした船舶推進装置が示
してあり、この船外機は船外機１１を船体に接続する船
尾ブラケット１３と、傾斜ビン１７を中心としてブラケ
ット１３に相対的に垂直に揺動運動するようブラケット
１３に接続された自在フ′ラケット１５と、キングピン
２１のまわりで枢動可能なようにして自在ブラケット１
５に枢着された推進ユニット１９とを有しており、推進
ユニットはビン１Ｔに垂直な軸線すなわちキングピン２
１のまわりでブラケット１５に相対的に動いてかじ取り
運動し且つブラケット１３に対して相対的にブラケット
１５とともに垂直方向で揺動運動できるようになってい
る。

推進ユニット１９には通常の状態では水中に没するプロ
ペラ２３が支持されている。

推進装置は船外機として示しであるが、本発明は船尾駆
動装置にも同様に応用でき。

る。

本発明によれば、取付は装置または船体に相対的な推進
ユニット１９または自在ブラケット１５の垂直角度を表
示する装置が設けである。

更にまた本発明によれば、この表示装置は電流の変動に
」応答して可動な表示器または指針２７を含む計器２５
と、電源と、推進ユニット１９の垂直の揺動運動に応答
して計器２５に供給する電流を変える装置とをきむ。

種々の計器を使用できる。

電源はほぼ均一な電シ位の直流電流を供給するものが好
ましい。

従って、第２図に示した構造では、直流電池３１が計器
２５に電気的に接続されている。

推進ユニット１９が垂直に揺動運動することに応答して
計器２５に供給される電流を変える装置」は種々の型式
にでき計器２５を電池３１とに直列に接続された可変抵
抗３２を含んでいる。

可変抵抗３２は抵抗コイル３３と推進ユニット１９の位
置に従いコイル３３の有効抵抗値を変えるためコイルに
可動に電気的に接続されているワイパ３５ごとを含んで
いる。

推進ユニット１９の位置に従いコイルの抵抗値を変える
のに種々のコイルとワイパとを種々の配置にすることが
できる。

第２図に示した構造では、可変抵抗３２は種々の型式に
できる組合わせのシ。

リンダ−ピストン装置４１に組合わせである。

更に詳細にいえば、液圧のシリンダーピストン装置４１
は船尾助板１３と自在ブラケット１５とのうちの一方に
ピボット式に接続された第１の部材すなわちシリンダ４
３と第２の部材すなわちピストンアセンブリ４５とから
成り、ピストンアセンブリ４５は船尾ブラケット１３と
自在ブラケット１５のうちの他方のものにピボット式に
接続されたピストン棒４９とピストン４７とを含んでい
る。

ピストンアセンブリ４５はシリンダ４３内に入れ子犬に
収容され推進ユニット１９の垂直の揺動運動に従いシリ
ンダ４３に相対的にその内部に可動に収容されている。

第２図に示した構造ではピストン４７からはスリーブ５
１が延びこのスリーブは抵抗コイル３３を支持している
。

このコイルは絶縁ボビン５３のまわりに巻かれ、スナッ
プ・リング５５によりピストン４７に対して固定した位
置に保持されている。

ワイパ３５はシリンダ４３に装着された保持部材５９に
よりコイル３３と電気的に係合して保持されている玉形
接触子の形状にしてあり、保持体５９は絶縁材で作った
保持部材６１により固定されている。

図示しであるように、保持体５９は玉形接触子またはワ
イパ３５を受はワイパ３５をコイル３３に係合させるよ
うに偏倚させるばね６５を収容している。

従って、ピストン４７がシリンダ４３内を運動するとコ
イル３３の有効抵抗値を変える。

コイル３３はその一端をアースしてあり、従っテ該コイ
ルは計器２５とともに電池３１に直列に電気接続されて
いる。

第２図に示しであるように、この図示した構造では、ピ
ストン４７に隣接するコイル３３の端部はスリーブ５１
の一端に電気的に接続されており、スリーブの他端部は
環状溝６９を有する案内６７に固定されている。

第３図に示しであるように、溝６９内にはスライダまた
は接触子７１が位置決めされ、このスライダはピストン
４７に隣接したコイル３３の端部を、該端部に電気接続
されているスリーブ５１．案内６７そして当該スライダ
を介してシリンダ４３に電気的に接続しそれによりまた
電池３１用のアースとしても作用する船外機１１に接続
する。

ピストン棒４９をピストン４７に固定して接続すると仮
定すれば、許容される推進ユニットの垂直揺動範囲全体
にわたる運動による液圧シリンダ４１の伸縮量に比例し
て、有効抵抗値が変化することは明らかである。

しかし、図示の実施例ではピストン棒４９はピストン４
７に相対的に可動で、またピストン４７は推進ユニット
の許容された揺動運動のうちのトリム範囲においてのみ
運動可能である。

（ここでトリム範囲とは、船台中の船体の傾きや水面上
の波の状況に応じて当該船舶推進装置のプロペラの傾き
を最適条件にするために該推進装置を傾げる範囲をいう
。

）従って、第２図に示した構造では、計器２５はトリム
範囲中にのみ、取付は装置または船体に相対的な推進ユ
ニット１９０角度位置を表示することになる。

液圧シリンダ装置４１内の液圧流体はシリラダ４３内の
ピストン４７の底部側てのみ保持されコイル３３と玉形
接触子またはワイパ３５は非液圧流体環境に位置決めさ
れている。

計器２５と、可変抵抗３２と電池３１との間を任意適当
に直列に接続できる。

第２図に示した回路にはまた関係したエンジンが作動せ
しめられる時閉じエンジンが作動していない時には開く
ようにした直列に接続されているキイで操作される点火
スイッチ７３が含まれている。

Ｉ図には推進ユニット１９の位置に従い可変の可変抵抗
または装置を形成する別の配置または構造が示しである
。

更に詳細にいえば、第４図に示した構造では、軸線を推
進ユニット１９の垂直方向での揺動運動の軸線と一致さ
せて任意適当な手段により自在ブラケット１５に固定さ
れている円形状のラック８が設げである。

従って、ラック８１は自在ブラケット１５と推進ユニッ
ト１９と共にピボット運動する。

船尾ブラケット１３にはブラケット８３内に収容された
固定の可変抵抗コイル３３Ａが設げてあり、このブラケ
ット８３は船尾ブラケット１３に相対的に固定に位置決
めされた傾斜ピン１７に適当に取付けられるかまたはブ
ラケットに直接適当に取付できる。

抵抗コイル３３Ａは傾斜軸線を中心として回転するよう
ブラケット８３に支持されランク８１に係合したピニオ
ン８５に接続されているワイパ３５Ａに電気的に接続さ
れている。

従って、取付は装置または船尾ブラケット１３に相対的
に自在ブラケット１５とそれて接続された推進ユニット
１９とが垂直に揺動するとコイル３３Ａの抵抗値を変え
る。

ワイパ３５Ａとコイル３３Ａとは第２図に示したコイル
３３とワイパ３５との接続との場合と同様に電池３３と
ワイパ３５とに直列に接続されていて、従って、計器２
５に供給される電流はコイル３３Ａの抵抗値に従い変化
する。

更にまた本発明によれば、ワイパ３５Ａとピニオン８５
との間には摩擦すべりクラッチ８７が設けてあり、従っ
て推進ユニット１９が最初その十分に引上げられたか引
下げられた位置にまで十分に運動すると、ワイパ３５Ａ
はピニオン８５に相対的に自動的に適当な角度に位置決
めされる。

このことに関連してワーパ３５Ａには推進ユニット１９
が十分に引上げられたか引下げられた位置に対応する位
置を越えてワイパ３５Ａが運動するのを防止する位置決
めされた１つまたはそれ以上の数のストッパ（図示せず
）が組合わせである。

従って、ピニオン８５とワイパ３５との間の相対的角度
関係にかかわらず、推進ユニット１９がその十分に引上
げられた位置が十分に引下げられた位置に垂直に運動せ
しめられると、ワイパ３５Ａはストッパの１つに係合し
ピニオン８５は推進ユニット１９が十分に引上げられた
か十分に引ｔげられた位置に達するまで先づすべる。

次いで、ピニオン８５が運動すると推進ユニット１９の
位置に対応してワイパ３５Ａを運動させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の種々の特徴を備えた船舶推進装置の一
部切欠き側面図、第２図は第１図に示した船舶推進装置
に設けた種々の一部分を断面に一部分を略図で示した図
、第３図は第２図の３−３線に沿い切断して示した断面
図、第４図は推進ユ′ニットの釣合いまたは傾斜位置を
作業員に知らせるために第２図に略図で示した回路に使
用できる電気的出力を推進ユニットの垂直の摺動運動に
応答して発生する別の配置を示す斜視図である。 １１・・・・・・推進装置、１３・・・・・・取付げ装
置、１９・・・・・−推進ユニット、２５・・・・・・
計器、２７・・・・・・表示器、３２，３５・・・・・
・電気的に接続された装置、４３．４５・・・・・・物
理的および電気的に接続された装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 船体に取付げる装置と；該取付げ装置に相対的に一
   つの軸線のまわりで垂直に揺動運動するよう上記取付は
   装置に枢動的に接続された推進ユニットと；上記取付は
   装置に対する上記推進ユニットの位置を表示する装置と
   ；を含み、該表示装置が電流の変動に応答して可動な表
   示器を備える計器、および推進ユニットと取付は装置と
   の間に設けられ上記推進ユニットの垂直な揺動運動に応
   答して上記計器に供給される電流を変えるため上記計器
   に電気的に接続された装置を有し、該電流を変える装置
   が、推進ユニット及び取付は装置の一方に連結されたラ
   ンクで、上記軸線から均一の間隔離されて円弧状に配置
   されるとともにそれぞれ当該軸線に平行に伸びる複数の
   歯を有する円形状ランクと、取付は装置及び推進ユニッ
   トの他方に連結されるとともに取付装置に対する推進ユ
   ニツ；トの垂直方向での相対的な揺動に応答して回転さ
   ）れるように上記ランクと噛合するビニオンと、推進ユ
   ニット及び取付は装置の一方に取り付けられた抵抗部材
   及び該抵抗部材に電気接続され当該抵抗部材との間の相
   対的動きに応答して計器への電流を変えるためのワイパ
   で推進ユニットの垂直方向での揺動に伴うビニオンの回
   転に応答して回転するよう該ビニオンに接続されたワイ
   パから構成され、上記計器に直列に電気接続された可変
   抵抗器と、を備える船舶推進装置。 ２ 船体に取り付けられる船尾ブラケットと；水平な軸
   線のまわりで垂直方向に揺動できるようにして上記ブラ
   ケットに接続された自在ブラケットと： 該自在ブラケットとともにと記船尾ブラケットに対して
   相対的に垂直方向で揺動できるようにするとともに上記
   水平軸線を横切る軸線のまわりで自在ブラケットに対し
   相対的に揺動できるようにして当該自在ブラケットに枢
   着された推進ユニットと；自在ブラケット及び船尾ブラ
   ケットの一方に枢着されたシリンダ及び自在ブラケット
   及び鉛量ブラケットの他方に枢着されるとともに自在ブ
   ラケット及び推進ユニットの船尾ブラケットに対する相
   対的な垂直方向での揺動に応答してと記シリンダ内で入
   れ子穴に可動のピストンアセンブリを備える液圧ピスト
   ン・シリンダ装置と： 電流の変動に応答して可動な表示器を有する計器、該計
   器に直列に接続され、ピストンアセンブリ及びシリンダ
   のうちの一方に取り付けられた抵抗部材を有する可変抵
   抗器、゛ピストンアセンブリ及びシリンダのうちの他方
   に取り付けられるとともに上記抵抗部材に電気接続され
   シリンダ内でのピストンアセンブリの動きに応じてと記
   計器への電流を変えるようにされたワイパと； を有する船舶推進装置。