JPS5822372A - アルミニウムめつき鋼板の表面光沢保持方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は＠変の加工も可能な耐食、耐汚染性皮ｊｌ＃！
によりアルミニウムめっき鋼板の表面光沢を保持させる
方法に関する。

鋼板にアルミニウムをめっき（主として溶融めっき）し
たアルミニウムめっき鋼板は海岸地域や工場地帯など塩
分ｌｌｌ１ｆが高かったシ、腐食性が著しい環境におか
れてもすぐれた耐食性を発揮するので、従来よりこれら
の用途に紘多量に使用されている。

しかしながら上記用途に使用した場合アルミニウムめっ
き鋼板の表面線酸化されて変色し、また鉄粉や鎖中すい
物質が付着もしくは接触しているといわゆる「もらい錆
」により表面が汚れ、光沢が短期間に失なわれるという
開銀が従来あった。

このためこれを防止するＯＫめっき後行う後魁理のクロ
ム酸処理の強化、シリコン系無機塗膜の形成および透明
塗料の塗装等従来種々行ってきたがその根本的解決策は
ないのが実状であった。

すなわちクロムｔＩ１．ｌ８１ｊｌを強化した場合１表
面紘クロム酸の着色によシ汚れ、外観を損い、かつその
効果も一時的であり、またシリコン系無機塗膜を形成す
るにしても、皺塗膜は加工性が悪いため。

七の塗装は後塗装にするものが多く、多くの労力を必要
としていた。さらに透明塗料を塗装しても。

一般的な塗料で紘賓色には効果あるものの、もらい錆が
付着した場合容易に除去できなかった。

本発明者らはこのアルミニウムめっき鋼板の表面光沢喪
失の改善策について種々検討を重ねた結果、アルミニウ
ムめっき鋼板の表面を無機酸により酸洗して表面調整し
た後熱架橋性−リオルがノシロキサン、クリヤーのシリ
コンポリエステル、およびコロイダルシリカを含有する
透明有機溶剤型組成物をそのＩ！！面に塗布、焼付けし
て、透明皮膜を形成することが有効であることを知見し
た。

以下本発明について詳細に述べる まず本発明の対象とするアルミニウムめっき鋼板でおる
が、これは溶融めっき、非水溶液電気めっき、真空蒸着
めっき、あるいはスパッタリング等一般に公知のめつき
法で製造したアルミニウムめっき鋼板を対象とするう 次に本発明の場合、これらのめつき鋼板表面に熱加橋性
ポリオルガノシロキサン（シリコーン）。

クリヤーのシリ・ンーリエス：テル、および・ロイダル
シリカを含有する有機溶剤型組成物を塗布し、透明皮膜
を形成する。

この形成に際してはアルミニウムめっき鋼板に袴油等の
異物が付着して−ると皮膜の四着性を低下させるので、
常法によシ脱脂するのが好まし−。

そしてそＯ１ｌ無機酸でアルミニウムめっき鋼板の表面
調整を行ｉ、その上に前記組成物を塗布する。

この無機酸による表面調整はめつき層表面に付着する異
物を溶解除去するとともに、めっき層表面を活性化させ
て皮膜密着性Ｏ向上を杜か）、さらに水洗後も残留する
酸職によ〉ポリオルガノシロキサンの架橋反応を促進さ
せるＯ″ｅＴｏる。このような表面調整用酸としては、
塩酸、硫酸、硝酸。

リン除勢一般的な無機酸を使用することができる。

次に無機酸による表両調整を行った後水洗し。

その後熱架橋性ポリオルガノシロキサ／、クリヤーのシ
リコ／ポリエステル、およびコロイダルシリカを含有す
る有機溶剤−組成物を塗布する。この組成−拡熱架ａｔ
性ポリオルガノシロキサンによる耐候性、耐食性および
耐汚染性の向上ならびにコロイダルシリカによる皮膜０
１１強および耐摩耗性と、シリコ／ポリエステルをソフ
トセグメ／トとするととで軽度な加工性の向上をはかっ
たもので、熱架橋性ポリオルガノシロキサンに対してコ
ロイダルシリカを２〜１０９Ｇ（重量−）配合し、それ
をアルコール等の有機溶剤に溶解分散させてφる。ここ
でコロイダルシリカの配合量が２憾未満であると皮＊０
＊強および耐摩耗性向上が期待されず、またｌ０ＩＧを
越えると皮膜の加工性が劣化する。

１にシリコ／ポリエステルとして社、シリコン濃阪量が
、５〜５０−のもので、加工性付与の最適範囲ＦｉｌＯ
〜３０１１！で、ポリオルガノシロキサ／に対して２０
〜５０憾配合する。これはこの範囲よ多少いと加工性が
低下し、また多いと、耐候性が劣るえめである。

上記組成物の塗布はロール塗装、スプレー、またはディ
ップ勢公知の塗布方法で行−１その後。

１５０℃以上で３０秒間取上焼付ける。焼付条件がこの
条件より外れると、充分がる架橋皮膜が得られず、皮Ｓ
Ｏ耐候性、耐食性は劣化する。

本発明０場合こＯように塗布、焼付けを行って焼付は後
Ｏｊ［厚が２〜５声Ｏａｆ！Ａ皮属を形成する。

実施例 アル建エクム付着量がＩ　Ｓ　Ｏｌｉｔ／ｄの溶融アル
１＝ウムめつ龜鋼板（板厚０．３０１１）を５慢硝酸に
浸漬し丸後ロールで絞９．水洗しえ後その表面に下記組
−物を塗布し大。

組成物（重量１り シリコン樹ｍ＜熱架橋！１）　　　　３０コロイダルシ
リカ　　　　　　　　１．５ブチルアルコール　　　　
　　　２０ セロソルグアセテート　　　　　４１．２シリコンポリ
エステル１１１１　　　　　ｓその後塗俵鋼板を２００
Ｃで３０秒間焼付けして厚さ５ＡＯ透明皮膜を形成し、
得られた塗装鋼板を臨海工業地帯に１年関鳳外暴露し丸
。なお屋外暴露に際しては比較材として上記めっき鋼板
を２嗟クロム酸溶液で処理したもの、および透明アクリ
ル塗料を５ｆｉ塗妓したもＯを加えた。表１′に溶融ア
ルミニつふめつき鋼板自体Ｏ！Ｉ函変比変化膜汚染の調
査結果を示す。

表１ （注１）ガー（による拭取シはガーゼをスグリ／グで加
圧して３＠拭取つぇ。

（注２）もらｉ錆の除去！１妹上記＃ｊＪ＊領”ｌ？１
０［拭取つえ。

また、表２にシリコンポリエステル含有の有無について
の加工性の結果を示すが、本発稠紘軽度の加工性のある
ことが判る。

１！２ （注１）比較例（ｖＢｓ’ｒムｉＬ）と杜、シリコン樹
脂系の商品名でダウコーニング社製で多る。

（注２）評価方法は、曲げ試験にお−て曲は部の塗膜割
れを目ａ４１ｇ定によシ次の様に評価した。

Ｘ：　クラックの大きいもの Δ：　クラックの小さ％Ａ４の Ｏ：　わずかにクラックのあるもの Ｏ：　クラックの全くなφもの 以上の如く１本発明によれに、アルミニクふめつき鋼板
表面は耐候性、耐食性および耐汚染性を有する皮膜で覆
われているので、酸化されず、常に金属光沢を有してい
る。またもらい錆が付着する種度も少く、かつ付着して
も容易に除去できるので、簡単な手入れで長期間良好な
外観を保つことができ、さらには＠度な加工に耐えるも
ので、形状によっては塗装後の加工も可能で弗る。

特許出願人　日新製鋼株式会社 代塩人　弁理士　　進　藤　　　　満

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アルミニウムめつき鋼板の表面に透明皮膜を形成してそ
   の表面光沢を保持する方法にお−１て、前記透明皮膜の
   形成はアルミニウムψつき鋼板表面を無機酸で酸洗して
   表面調整した後熱架橋性メリオルｆノシロキすン、クリ
   ヤーのシリコンぼりエステル、およびコロイダルシリカ
   を含有する透明有機溶副盤組成物をそＯＩ！面に塗布、
   焼付して透明皮膜を形成することを特徴とするアルミニ
   ウムめつき鋼板０＠面光沢保持方法。