JPH0337434A - 識別塗装を施したコイルばねとその塗料及び塗装方法 - Google Patents

識別塗装を施したコイルばねとその塗料及び塗装方法

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JPH0337434A
JPH0337434A JP17051089A JP17051089A JPH0337434A JP H0337434 A JPH0337434 A JP H0337434A JP 17051089 A JP17051089 A JP 17051089A JP 17051089 A JP17051089 A JP 17051089A JP H0337434 A JPH0337434 A JP H0337434A
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勲 長野
Shingo Sawano
澤野 新吾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は識別塗装を施したコイルばねと、その塗料、
及びコイルばねの塗装方法に関するものである。
[従来の技術] 一般に、コイルばねは誤った組付4−1を防ぐために識
別塗装が施される。
従来、コイルばねの識別塗装は製造したコイルばねにエ
アガンで焼付【プ塗斜を塗装し、該塗料を専用の焼付【
プ■程で焼付番ノでいる。従来の焼付番づ塗料は例えば
メラミン系の樹脂を主成分としたものであり、コイルば
ねの低温焼鈍工程の加熱温度Jこり低い湿度で焼(=j
Uられる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来、コイルばねの識別塗装はコイルば
ねの製造ラインどは全く別工程にてなされることより、
コイル素材から識別塗装を施したコイルばねを得るまで
の工程数が多く、手間を要する問題があった。
また、識別塗装用の従来の焼付は塗料は塗膜の密着性が
悪く、例えば自動変速機のクラッヂ機構などの清浄度の
要求される部位や高温の機械油中で作動づる部位に使用
した場合、作動中に塗膜が剥離して自動変速機機構の作
動不良を生ずる心配な問題があった。
そこで本発明者は研究の結果、コイルばね製造ラインの
イ[(記焼鈍工程の温度で焼付けができ、かつ塗膜の(
=J着性が強固で塗膜形成後は剥離し難いコイルばね識
別用塗料を知得して本発明を達成した。
ずなわら、本発明の第1の課題は塗膜の密着性が強固で
使用中に塗膜の剥離がほとんどなく、自動変速機のクラ
ッヂ機構などの清浄度の要求される部位の使用に適する
、識別塗装を施したコイルばねを提供することにある。
そして、本発明の第2の課題は従来の焼付は温度より高
い例えば200〜250℃の焼付けにて剥れ難い塗膜が
得られる=1イルばね識別塗装用の塗料を提供すること
にある。
また、本発明の第3の課題は識別塗装の■程をコイルば
ねの製造ラインに組込んで工程数を省略し、手間を省く
ことができる、識別塗装を施したコイルばねの塗装方法
を提供づ−ることにある。
[課題を解決するための手段] 前記した第1の課題を達成するための第1発明の手段は
、清浄度の要求される部位に使用されるコイルばねであ
って、ポリエステル変性シリコン樹脂と着色顔料を主体
とする識別用塗装がされてなる、識別塗装を施したコイ
ルばねとされる。
この識別用の塗料は次の第2発明の塗料を用いることが
できる。。
前記した第2の課題を達成するための第2発明の手段は
、ポリエステル変性シリコーン樹脂と着色顔料と溶剤と
を主体としてなる、コイルばね識別用の塗料とされる。
本発明に使用するポリエステル変性シリコーン樹脂は、
分子の末端にメトキシ基(−0CI−13)や水酸基(
−01−1’)などの官能基をもつ低分子星のシリコー
ン化合物と、ポリニスデル樹脂の水PIili(−01
−1>の反応によって変性したものである。着色顔料は
酸化チタン、カドミウムエロー、ベンガラ、クロムエロ
ー、カーボンブラックなどの通常のものから、所望の色
調のちのが選択使用される。前記溶剤はトルエン、キシ
レン、エヂレングリコールアセテートなどの通常の有機
系の溶剤が用いられる。
この塗料はポリエステル変性シリコーン樹脂300〜4
5.(IJ坦部と、着色顔料50〜20.0重量部と、
溶剤300〜400重量部とよりなる。ポリエステル変
性シリコーン樹脂と着色顔料は前記した範囲を越えると
、塗膜付着性が悪くなる。溶剤は前記した範囲より多す
ぎると塗布後のダレを生じ、外観不良を生じ、前記範囲
より少ないと塗装用のパッドに塗料が付き難くなる。な
お、必要により粘度調整剤、沈降防止剤、消泡剤、その
他の@利用助剤が配合される。各塗料成分は適当な混合
手段にJ、り容易に混合し冑る。この塗料は塗装用のパ
レットにおいて常温で固化し難く、長時間使用しても塗
料粘度が変化し難い。そして塗膜(よ耐オイル性、耐ガ
ソリン性が大きい。この塗料は約200〜250°C1
10〜20分で焼イ4【プすることができる。焼付(ブ
後の塗膜は密着性が強くて剥れ勤いものとなる。vi、
別田塗料は例えば第1表に示す配合例とされる。
そして、前記した第3の課題を達成するだめの第3発明
の手段は、コイル素線に対し、コイリング、第1低温焼
鈍、ショットピーニング、第2低温焼鈍及び小ツ1−セ
ツティングの各工程の処理をしてコイルばねとなすコイ
ルばねの製造ラインにお(′Jる前記ショットピーニン
グ工程と第2低温焼鈍■捏との間に、加工途中のコイル
ばねに対し、ポリニスプル変性シリ」−ン樹脂と着色塗
料と溶剤を主体どする識別塗料を塗布する塗装工程を設
(プ、識別塗装したコイルばねを得るコイルばねの塗装
方法どされる。この塗装方法により識別塗装をしたコイ
ルばねが得られる。
[作 用] 第1発明において、識別用塗装はポリエステル変性シリ
T1−ン樹脂の塗膜によるので密着性が強固である。着
色顔料により塗膜は識別色を有する。
第2発明において、ポリエステル変性シリコーン樹脂は
力“己M Lノ温度が高いので低温焼付は工程によりコ
イルばねに強固に密着する。塗膜は着色顔料の色を5.
! Tlる。塗膜はポリエステル変性シリコン樹脂によ
り、銅オイル性、及び耐ガソリン竹を有する。
第3発明において、コイル素線はコイル巻ぎされ、熱処
理され、表面粗化され、塗料が塗られる1、しかる後、
第2の低温焼鈍ににす、熱処理と塗料の焼イ4(プがさ
れ、次いで最後の熱処理がされる。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に従って説明する。
本実施例の方法はコイルばねの製造ラインを利用して行
なわれ、第14図に示すように、識別塗装部11を設け
たコイルばね1を得る点に1zI長を有する。本例のコ
イルばね1の塗装方法は製造ラインのショットピ−ニン
グ工程と第24F1温焼鈍工程との間に識別塗料(単に
塗料ともいう)2の塗布工程を組込lυでなる。従って
、コイルばね1を得る塗装方法は第1図に示すようにコ
イル素線の供給■稈、]イリング工程、第1低温焼鈍工
程、端面研削工程、ショットピーニング■程、識別塗料
塗布工程、第2低温焼鈍■稈、及びボッ1〜セツデイン
グ工程にて行なわれる。製造工程に係わる各■稈は従来
の処理■稈がそのまま実施される。
識別塗料の塗布工程には、例えば第2図〜第9図に示ず
搬送ヂエン91を備えた塗装装置3が用いられる。塗装
装置3の主要部の概略構造は以下の通りである。
塗装装慟3においてコイル(なお、この明細書で【よコ
イルばねになる前の中間品をコイルという。〉12は搬
送ヂエン91によりラチェット搬送と呼ばれる搬送法で
所定のピッチで一定方向に搬送される。搬送チェノ91
は第2図に示すように、駆動用のスプロケット92及び
ガイド用のスプロケット93にl)装されてエンドレス
に形成され、搬送ヂエン91の所定の停止位置で塗装用
のパッド5が作用するようにされている。駆動用のスプ
ロケット92は駆動部9に組込まれている。
第3図に示すように前記駆動部9はスウィングレバー9
/11ラチエツトホイール95、第1スパーギア96が
同軸とされ、第2スパーギア97、スプロケット92が
同軸とされている。エアシリンダ98どスウィングレバ
ー94は連結されていて、エアシリンダ98が作動する
と、ラチェツ1〜ボイル95の回動爪951はラチェツ
]−プレート99に保合状態で回動されることよりスウ
ィングレバー94と同軸であるラヂエツ1へホイール9
5と第1スパーギア96が回転する。従って、第1スパ
ーギア96と係合する第2スパーギア97が回転し、第
2スパーギヤ97と同軸である2枚のスフ゛ロケッ]〜
92.92が回転して上下の搬送ヂエン91.91が駆
動する。なお、スプロケット92に固定された位置決め
ホイール(図示しない)とエアシリンダーで抑圧される
位置決めレバー(図示しない)の係合により搬送チェノ
91,91の慣+h力にJこる移動はロックされる。ス
ウィングレバー94は、ラチェツ1〜ホイール95と第
1スパーギア96の固定された軸に刻して回動自イfと
される。エアシリンダ98が上述と逆方向に作動すると
、ラチェットプレー1〜99は、時割回り方向に関し隣
のラチェツ1〜ボイール95の回動爪951に向かって
移動して、この回動爪951と係合する。
 0 第4図及び第5図に示すように、搬送チェノ91,91
にはコイル12を保持するコイル保持部8が形成されて
いる。コイル保持部8は上下の搬送チェノ91.91間
に介装部利81が取付けられ、該介装部拐81のコイル
仲入孔82の下部には前後に開口部を設けて曲面状の一
対の支持板83.83が固着されている。両支持板83
.83間のスペースにはコイル12が挿入される。少な
くとも前部の開口部はコイル12が抜けない程度の幅と
されている。前記支持板83.83後部の開口部には抑
圧部材84が配置され、該押圧部材84は横向きの支@
841によりスライド可能に介装部利81に挿通され、
後端は止着部材85が取付けられている。
抑圧部′+A84はその後面側に介装された圧縮ばね8
6.86により、両支持板83.83内のスペースを狭
くしコイル12を保持し得るように常時は前方に付勢さ
れている(第7図参照)。コイル12の押入及び保持し
たコイル12を外すに際して支持板83.83内のスペ
ースを広げる場合1 は、ff16図に示すように、止着部材85の係止片8
51に別のエアシリンダ先端部87が係合され、圧縮ば
ね86.86に抗して止着部材85を後方へ引くことに
より抑圧部材84は後動される。
第9図に示すように、前記準装装置3の塗装部は塗料槽
41及び塗料溜り42を右するパレット4と、ヘラ体6
1及びドクターブレード62よりなる塗料移動部6と、
塗装用のパッド5を保持するパッド保持部51とを主体
としている。なお、前記塗料溜り42は1回の塗布量の
塗料2をためるように、僅かの深さにされている。塗料
移動部6及びパッド保持部51は塗装部の移動装置7に
より移動される。すなわち、塗料移動部6及びパッド保
持部51は移動装置7においてスライドシャツ1−フ1
.フ1を移動する移動部材72に取(=1(プられ、後
述のパッド保持部51とともに移動装置7の駆動用エア
シリンダ73により水平方向に前進・後退の移動をする
パレット4の塗料槽41には前記した第1表記合例2(
なお、配合例2の配合成分の詳細は第22 表に示した。
〉 よりなるコイルばね1用の識別塗 利2が貯閉されている。
第2表 配合例2の詳細 この塗料2は塗料槽41の長時間の使用において、粘性
が変化し矧く、耐オイル性及び耐ガソリン性の白色塗膜
を形成する。
前記塗料溜り42は塗料槽41に続く塗料移動面43に
凹設されていて、パッド5に塗FA2を供給するための
ものである。塗料移動部6は塗料槽41の塗料2を塗料
移動面43に送るヘラ休61と、塗料移動面43の塗料
2を塗料槽41に戻ずドクターブレード62よりなる。
なお、ヘラ体61は塗料移動部6の支持部拐68にビン
611により上下動可能に止着されていて、水平移動の
際は塗料槽/11の斜面上端まで上前可能である。
ドクタープレー1−62は上部にレバー64を有するド
クターブレード保持部63に取付Uられている。ドクタ
ープレ−1〜保持部63は移動部材72の支持部相68
の下部に回動可能に軸着されている。レバー64の上端
は移動部材72に横向きに挿通する作動部材67の先端
にピン641と長孔642により連結され、作動部利6
7の後端側に介装した圧縮ばね65により常時は後方へ
引張4 られた状態(ドクターブレード62が上方に上った状態
〉にされている(第9図実線形状のドクターレード62
参照〉。移動部材72には前記レバ64を押すエアシリ
ンダ66が設けられていて、エアシリンダ66でレバー
64を押し出すと、ドクタープレー1・保持部63は回
転してドクターブレード62は塗料移動面43にフィツ
トする。
一方、移動部材72には大径のピニオンギヤ74が回転
自在に軸着され、該ピニオンギヤ74の支軸741と同
軸にパッド保持部51が取付けられている。パッド保持
部51は先端にパッド5を備えたエアシリンダ52より
なる。ピニオンギヤ74はフレーム75に固定したラッ
ク76(第13図参照)に噛合し、かつ駆動用エアシリ
ンダ73に連繋され、駆動用エアシリンダ73の駆動の
際はピニオンギヤ74が駆動用エアシリンダ73に押さ
れてラック76にお(プる回動に伴ってパッド保持部5
1も回転する。通常、パッド5は第9図の実線部分に示
すようにエアシリンダ52が4込まれた状態で塗料溜り
42の上方に位置してい5 る。エアシリンダ52が作動した時はパッド5が塗料溜
り42に接触し、パッド5に塗料2が塗られる。
しかして、本例のコイルばね塗装方法は従来の製造■稈
うイン及び上記した塗装装置3を用いて実施される。
すなわち、」イル素線供給工程J:り供給されたコイル
素線はコイリング工程にて所定径に巻かれてコイル12
とされ、第1低温焼鈍■稈にて、例えば200〜250
℃、15分の低温焼鈍の処理がされる。次いで端面加工
■稈にてコイルの端面が研削され、ショットピーニング
工程にてコイル12の表面粗化の処理がされる。なお、
コイル12の端面をtdr削しない場合は端面加II稈
は省略される。
ショットピーニング工程を経たコイル12は第2図の識
別塗料2の塗布工程に移される。
第6図に示すように、塗布工程において、搬送チェノ9
1のコイル保持部8は押圧部利84がエアシリンダ先端
部87にて後方へ引かれた状態に6 される。次いで第7図に示づようにコイル仲人孔82よ
りコイル12が挿入され、押圧部材84がフリー状態と
され、コイル保持部8にコイル12が保持される。しか
る後、このコイル保持部8は塗装装置3の所定位置に搬
送されて停止され、パッド5による塗装を待つ。なお、
この時第8図に示すように押圧部材84の止着部材85
にエアシリンダ先端部88が当接され、抑圧部材84の
後動が防止される。
第9図及び第10図に示すように、塗料移動面43には
予めヘラ体61によって塗料2が供給され、ドクターブ
レード62によって塗料溜り42には塗料2が溜った状
態にある。パッド5はエアシリンダ52の突ぎ出し作動
により、塗料溜り42を押圧し、外周面に塗料2が塗ら
れる(第10図参照)1、塗料2の付着したパッド5は
エアシリンダ52の引込みにより上方に戻る。
次いで、第9図に示すように駆動用エアシリンダ73が
ヂ1動され、ピニオンギヤ74が回転され、移動部祠7
2が待機したコイル12方向に前進移7 動する。
ピニオンギヤ74の支軸741が回転づることよりパッ
ド5はパッド保持部51とともに回動する。移動部材7
2がコイル12に近ずいた位置まで進み、停止するとパ
ッド5はコイル12の方向に位置する。しかる後、第1
3図及び第8図に示すようにエアシリンダ52が突き出
され、パッド5がコイル保持部8のコイル12に接触し
、コイル12に塗料2を塗布する。
移動部拐72の前進移動の際は第11図に示すようにヘ
ラ休61の移動によって塗料移動面43へ塗料2が押し
出される。なa3、この時のドクターブレード62は塗
料移動面43に接触しない−り昇位置に保持されて移動
される。塗装後のパッド5は前記した逆順により元の位
置に戻される。1なお、切換え手段によりピニオンギヤ
74が逆回転され、移動部祠72が後退するときは塗料
移動面43に前進したドクターブレード62はエアシリ
ンダ66の作動にJ:リレバー64が回動され、塗料移
動面43に接触状態とされる(第11図参8 照)。第12図に示すように後退するドクタープレー1
−62は塗料移動面43の塗料2を塗料槽41に戻すと
どもに、次回の塗装のために塗料溜り42に塗料2を供
給4る。
コイル12に塗料2の塗布後は、コイル保持部8におけ
る押圧部材84後端のエアシリンダ先端部88は当接解
除され第7図の状態にされる。そして搬送ヂ丁ン91が
搬送され、コイル保持部8のコイル12は第2低温焼鈍
工程の入口部まで運ばれる。入(」部においてはコイル
保持部8の押圧部拐84がエアシリンダ先端部88にて
後方へ弓かれ(第6図参照)、コイル12は第2低温焼
鈍工程へ送られる。第2低温焼鈍工程では塗装したコイ
ル12に対し、200〜250℃、15分の熱処理がさ
れる。次いでコイル12はホットセツティング工程に送
られ、例えば250℃15秒に保持された状態で所定の
力で負荷されてコイルばね1の製品とされる。この製品
は第14図に示すように白色の識別塗装部11が設けら
れかつ良好なばね特性を右する。
 9 なお、本例のコイルばね11よエンジンオイル及びガソ
リン中に長期間浸漬したが、浸漬後にi15 LJるコ
イルばね1の識別塗装部11は異常がなく、塗膜の剥離
は認められなかった。
本例のコイルばね1(。L自動変速機のクラッチ機構に
組込lυで用いた。本例では、単数のパッドを用いて塗
布したので、コイルに対する塗布面は、単数となったが
、パッドを複数用いれば、複数の面に塗布することもで
きる。
[発明の効果] しかして、本発明の識別塗装を施したコイルばねは識別
塗装の密着性が強固で剥離し剥く、クラッチ機構などの
清浄度の要求される部位への使用に適づ−る。
本発明の塗料によれば、低温焼付(Jにより剥れ勤い識
別用塗装をすることができる。
そして、本発明の塗装方法によれば、コイルばねの製造
ラインを利用してコイルばねの所定イQ閥に塗装するこ
とができ、■枚数を省略し、手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は塗装方法のため
の二[程図、第2図は塗装装置の概略配置図、第3図は
搬送チェノの駆動Il構図、第4図はコイル保持部の正
面図、第5図はコイル保持部の側断面121、第6図及
び第7図及び第8図はコイル保持部の動作を示す平面図
、第9図は塗装装置の略体側面図、第10図及び第11
図及び第12図は塗料移動部及びパッドの作用説明図、
第13図はコイル塗装状態図、第14図は識別塗装を施
したコイルはねの斜視図である。 1・・・」イルばね 2・・・識別塗料 3・・・塗装装置 5・・・パ ッ ド 8・・・コイル保持部 11・・・識別塗装部 12 ・・・コ  イ  ル 41 ・・・(料  栖 42・・・塗料溜り 1 1・・・搬送チェーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)清浄度の要求される部位に使用されるコイルばね
    であつて、ポリエステル変性シリコーン樹脂と着色顔料
    を主体とする識別用塗装がされてなることを特徴とした
    識別塗装を施したコイルばね。
  2. (2)ポリエステル変性シリコーン樹脂と着色顔料と溶
    剤とを主体としてなることを特徴としたコイルばね識別
    用の塗料。
  3. (3)コイル素線に対し、コイリング、第1低温焼鈍、
    ショットピーニング、第2低温焼鈍及びホットセッティ
    ングの各工程の処理をしてコイルばねとなすコイルばね
    の製造ラインにおける前記ショットピーニング工程と第
    2低湿焼鈍工程との間に、加工途中のコイルばねに対し
    、ポリエステル変性シリコーン樹脂と着色顔料と溶剤を
    主体とする識別塗料を塗布する塗装工程を設け、識別塗
    装したコイルばねを得ることを特徴としたコイルばねの
    塗装方法。
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