JPS59162980A - ばね用線材の着色塗装法 - Google Patents

ばね用線材の着色塗装法

Info

Publication number
JPS59162980A
JPS59162980A JP3628783A JP3628783A JPS59162980A JP S59162980 A JPS59162980 A JP S59162980A JP 3628783 A JP3628783 A JP 3628783A JP 3628783 A JP3628783 A JP 3628783A JP S59162980 A JPS59162980 A JP S59162980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire material
spring
spring wire
heat
heat resistant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3628783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS622872B2 (ja
Inventor
Toshio Higuchi
俊夫 樋口
Katsuyoshi Fujima
勝好 藤間
Taku Miyata
宮田 卓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Electric Wire Co Ltd
Original Assignee
Riken Electric Wire Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riken Electric Wire Co Ltd filed Critical Riken Electric Wire Co Ltd
Priority to JP3628783A priority Critical patent/JPS59162980A/ja
Publication of JPS59162980A publication Critical patent/JPS59162980A/ja
Publication of JPS622872B2 publication Critical patent/JPS622872B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はばね用線材〆の着色塗装法に関する。
一般に、ステンレス鋼線等の線材より成るばねは、ばね
製造機で螺線状に製造された後、検長器等の自動選別装
置により良品、不良品と選別され、さらに良品はばねの
歪みを取り強度向上を目的に熱処理(例えば330°C
xS分)され、製品となる。しかし、ばねの種類は極め
て多く、ばねメーカーでは類似規格の製品を同時に製造
ラインに流す場合が多い。特に、直径が/叫以下の線材
から成る小さいばねにおいて、その規格毎の見分けが、
目視による判定で行なうことが苛かしく、ややもすると
異なる規格の製品が混入してしまうという問題をかかえ
ている。この場合、他規格品の混入は700万個に7個
たりとも許されないと云う厳しい管理が要求され、メー
カー側の大きな負担となっていることが現状である。
−[二記の如き欠点の解決方法として、製品をインク液
に浸漬し、次いで乾燥して着色する方法等の工夫が成さ
れているが、このような方法では作業工数が増えること
や作業性の悪さから、あらかじめ着色されたばね用線材
の開発が強く望まれていた。
このあらかじめ着色されたばね用線材に対して必要とさ
れる要件としては、前記熱処理によっても変退色しない
耐熱性を具備することと、直径/闘以下の線材より成る
ばねのため、着色してないばねと比較して、引張り強度
等のばねの緒特性が損なわれない薄く均一化した着色面
が要求される。
これらの要求に対し、熱酸化或いは化学酸化によるいわ
ゆる酸化皮膜法も試みられているが、安定した色相を連
続的に得ることが非常に苛かしいことや、特に後者にお
いては設備的にも問題が多いことが現状である。
本発明は−1;記事前に鑑みてなされたものであり、耐
熱性のある着色されたかつ、ばねの緒特性が損なわれな
いばね用線材全提供することを目的とする。
本発明はf’+fJ記目的を達成するために、耐熱性樹
脂組成物に少なくとも一種以上の顔料及び、少なくとも
一種以上の分散剤又は及び湿潤剤を配合して成る塗料を
ばね用線材へフェルト絞りにより塗布、焼付して着色す
ることを特徴とするものである。
本発明者は研究と実験とを続けてきて、前記必要要件を
満足し得ることが判明した。
本発明の詳細な説明すると、樹脂組成物として耐熱性の
ある樹脂をベースとした塗料に着色用として少なくとも
一種以上の顔料と、塗料の安定、塗膜の均一化を目的と
して少なくとも一神具−にの分散剤又は及び湿潤剤とを
配合して成る塗料をばね用線材に塗膜厚の極薄化及び均
一化を目的としてローラー又は定量ポンプ等を用いたフ
ェルト絞りにより塗布、焼付けして着色したものである
本発明において使用される耐熱性のある樹脂としては、
熱処理に耐えられる樹脂が必要とされることから耐熱グ
レードがB神具−1−であることが望ましい。例えばポ
リエステル、ポリエステルイノミ ド、ポリアミドイミ
ド、ポリイミド。
シリコーン変性樹脂、ポリヒダントイン、ポリイミダゾ
ピロロン等をベースとした塗料が挙げられ、具体的には
デラコートE−,230aT(日東電気工業KK製)、
wl(−1i0gys(日立化成工業KK)、テレベッ
クgoo<大日精化工業KK)、ネオヒー)AニーN(
東特塗料KK)、PYRI−M、L、(デュポン社)、
トレニース+、20θ0(東t、KK)  、 T S
 、R−7g7(東芝シリコーンKK)、ネオヒー)H
(東特塗料KK)等が使用できる。
本発明において使用される顔料としては、無機顔料及び
高級有機顔料と呼ばれる顔料等であって顔料が熱処理に
よって分解したり、化学構造の変化を受けて変色するよ
うな顔料でないことが望ましい。例えばフタロシアニン
系、キナクリドン系等が挙げられ、具体的にはクロモフ
ァインブルーS−1I9.20.シアニングリーンjt
310.クロモファインレッド(以上大日精化工業KK
)、ファーストゲンブルー5oso。
ファーストゲングリーン、2YK (以上大日本インキ
化学工業KK)、シンカシア・レッド(デ辱ボン社)等
が使用できる。
本発明において使用される分散剤又は及び湿潤剤として
は、具体的にOo n t r a −S O1(W、
TrT、R工OHKG礼)+ BM 7左。
BM−/  θ θ θ 、BM−//  θ 0  
(以−1:  B  M  −0111’n M I 
E社)、Antigel (S(!HWEo M A 
N N 71:) 等カ使用テ% ル。
以1−の成分が本発明の塗料の必須成分であるが、その
他のW面活性剤等各種添加剤(」いずれも使用すること
ができる。
次に実施例及び比較例を〉捧げて具体的に説明する。
第7実施例 耐熱グレードがH種であるネオヒー)AI−,2ON 
 、!1−00重量部、クロモファインレッド乙g30
 .30重量部、0ontra−3ol/3重量部及び
溶剤としてN−メチル−ニーピロリドン 750重量部
を配合し、!ボールミルにて70時間棟合した塗第51
をJIS  G’13/グで世、定するSUS  3Q
グ WPEに適合した直径0. ’l 97 +Inの
ばね用ステンレス鋼線にローラー・フェルト絞りにより
塗布し/、線速/7m/分にて温度360℃の炉内をλ
回通過させ、焼イ\Iけを行ない、赤色に着色された線
耐熱グレードがB種であるデラコートE−2300T 
 300重量部、クロモファインブルーS−11920
3,!;重量部、BM−7.!;0.7重量部、及びク
レゾールとナフサの等量混合溶剤/lI0重量部を配合
し、ボールミルにて70時間練合した塗料をJIS  
G II3/りで規定するsus  3011− WP
Bに適合した直径0グ971Mnのほね用ステンレス鋼
線にローラー・フェルト絞りにより塗布し、線速/ ’
7 m / 分にて湿度390℃の炉内をΩ回通過させ
、焼付けを行ない、青色に着色された線材を得た。
比較例 耐熱グレードがE種である0PU−N−30GX(オー
ト化学工業Kl 300重量部、クロモファインブルー
S−グq、2o  so重量部。
Antjgel  A重量部及びクレゾールとナフサの
等量混合溶剤 710重量部で配合し、ボールミルにて
70時間練合した塗11:tJIsG  l13/’l
で規定する5tys  30’l  WPBに適合した
直径θ1197Nnのばね用ステンレス鋼線にローラー
・フェルト絞りにより塗布し、線速、2グm/分にて湿
度330℃の炉内をλ回通過させ焼付けを行ない、青色
に着色された線材を得た。
一1―記した実施例と比軸例で得た汀1.?押類の塗料
の試験結果を次表に示す。
※平面性試験とは/左巻の試料をとり平面−1−に前夫
に示すように第1に、第1実施例でH種、第Ω実施例で
はB種のそれぞれ耐熱グレードがB神具−にの樹脂をベ
ースとした場合は、熱処理(3にθ℃×汐分)によって
も変退色しなく、色相の識別が可能であった。しかしな
がら比較例の場合は、B種よりも耐熱グレードの劣るE
種をベースとしたので熱処理の結果、色相は着色時の青
より黒色に変色した。従って、本発明に用いる耐熱性樹
脂のグレードはB神具」−であることにより、熱処理に
よる色相の変化を防止することが可能になった。
第一に、−[1記実施例及び比較例は、ばね用線材をフ
ェルト絞りにより塗布した結果、塗膜厚がいずれもθ0
θ/咽という極薄化が図られ、さらに塗膜厚を均一化す
ることができ、ばねの緒特性に影響を与えない。
以−ににより、本発明によりばねの諸特性が損なわれず
、耐熱性のある着色されたばね用線材を提供することが
でき、目視によるばねの識別が容易になり、他規格のば
ねの混入を防止できる。
特 許 出 願 人  理研電線株式会社−45と

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 / 耐熱グレードがB種以」二の耐熱性樹脂をベースと
    した塗料に少なくとも一種以上の顔料及び少なくとも一
    種以上の湿潤剤又は及び分散剤を配合したものをばね用
    線材に塗布し、フェルト絞りし、焼付けることを特徴と
    するばね用線材〆の着色塗装法。 λ ばね用線材の直径が/胴以下であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のばね用線材〆の着色塗装
    法。
JP3628783A 1983-03-05 1983-03-05 ばね用線材の着色塗装法 Granted JPS59162980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3628783A JPS59162980A (ja) 1983-03-05 1983-03-05 ばね用線材の着色塗装法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3628783A JPS59162980A (ja) 1983-03-05 1983-03-05 ばね用線材の着色塗装法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59162980A true JPS59162980A (ja) 1984-09-13
JPS622872B2 JPS622872B2 (ja) 1987-01-22

Family

ID=12465571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3628783A Granted JPS59162980A (ja) 1983-03-05 1983-03-05 ばね用線材の着色塗装法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59162980A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337434A (ja) * 1989-06-30 1991-02-18 Tougou Seisakusho:Kk 識別塗装を施したコイルばねとその塗料及び塗装方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0358181U (ja) * 1989-10-06 1991-06-05

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337434A (ja) * 1989-06-30 1991-02-18 Tougou Seisakusho:Kk 識別塗装を施したコイルばねとその塗料及び塗装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS622872B2 (ja) 1987-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69920381T2 (de) Isolierter Draht
DE2519588A1 (de) Schwarzfaerbemittel
DE69111566T2 (de) Schleifblatt und Verfahren zu seiner Herstellung.
JPS59162980A (ja) ばね用線材の着色塗装法
US5708055A (en) Thermoplastic composition comprising chemically modified carbon black and their applications
JPH0244336B2 (ja)
US6136434A (en) High temperature resistant colored enamel wires
US3085912A (en) Method of permanently marking polytetrafluoroethylene
DE19903137A1 (de) Backlack
US2383937A (en) Composition for printing flexible materials
DE1232048B (de) Verfahren zur Oberflaechenkennzeichnung oder Markierung von Perfluorkohlenstoffharzen mit einer Pigment und Harz dispergiert enthaltenden Farbmasse
JP2007264547A (ja) ブラックマトリックス形成用カーボンブラック分散液
US4189328A (en) Method of producing a greener shade Alkali Blue product and product produced thereby
US4895740A (en) Process for manufacturing colored stainless steel wire
JP2912838B2 (ja) アイロン
DE1218320C2 (de) Verfahren zum Signieren von mit Dicarbonsaeuren hergestellten Kondensationspolymeren, insbesondere Polyamiden
DE69935260T3 (de) Sichtbares und fluoreszenzfarbstoff enthaltendes laminat
JP4690677B2 (ja) フッ素樹脂製着色粘着テープ
JPS591788A (ja) ミシン糸の簡易迅速染色法
KR0145633B1 (ko) 고농도 흑색 폴리에스테르 마스터 배치 수지의 제조방법
DE3605841A1 (de) Verfahren zur herstellung eines rueckseitenbeschichteten kunstleders
JPH01240570A (ja) 耐熱老化性樹脂組成物
Kowalewski et al. Use of thermoanalytical methods in prediction of thermal endurance of insulating impregnating varnishes
JPH01167387A (ja) 感熱転写インク用ワックス
DE3332067A1 (de) Gefaerbtes grundmaterial und dieses enthaltende anstrichmittel