JPS58223604A - 塩酸の精製法 - Google Patents

塩酸の精製法

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JPS58223604A
JPS58223604A JP10483182A JP10483182A JPS58223604A JP S58223604 A JPS58223604 A JP S58223604A JP 10483182 A JP10483182 A JP 10483182A JP 10483182 A JP10483182 A JP 10483182A JP S58223604 A JPS58223604 A JP S58223604A
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Japan
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hydrochloric acid
formula
purification method
hydrogen
silicon compound
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Koji Tamura
公司 田村
Kazuo Okamura
和夫 岡村
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 7ツ化水素を含む塩酸に特定のシラン化合物を接触させ
ることから成る塩酸の精製法に関する。
一般に、ハロゲン化炭化水素を7ツ素化して、たとえは
7フ化塩素化炭化水素を製造する場合、反応に寄与した
7ツ化水素と等モルの塩化水素が副生される。この塩化
水素は副生塩酸として利用されるか、これには7ツ化水
素、7ツ化ケイ素などが混入されてくることはよく知ら
れーCいる。これら混入した7ツ化物は、副生塩酸の有
効利用にとつ一C大きな害を・及ぼすため、その除去方
法はきわめて重要な問題であり、従来から多くの方法が
提案されている。たとえは、米国特許第3,41 1。
879号や特開昭50−] 10999号公報にはシリ
カゲルを用いて7ン素イオンを除去する方法か記載され
一〇いる。しかし、シリカゲルを用いるこれらの方法で
は、°7ツ化水素を高濃度で含有する塩酸を効果的に精
製するには不適当である。
本発明者らは、塩酸の精製法について研究を重ねた結果
、特定のケイ素化合物が7フ化水素と反応して効果的に
クツ化水素が除去されうろことを見い出し本発明を完成
するに至った。
すなわら、本発明の一要旨は、7ツ化水素を含有する塩
酸に式: %式%(1) U式中、Xは塩素、水酸基またはOS iR’ R5R
6で示される基、R1、R2、R3、R4、R5および
R6はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基またはフェニ
ル基を表わす。〕 で示されるケイ素化合物を接触させて7ツ化水素を除去
することを特徴とする塩酸の精製法に存する。
本発明で用いるケイ素化合物(J)の中でも好ましいも
のは、技1、R2、R3、R4、R5 およびR6かそ
れぞれメチル基、エチル基、n−プロピル基またはフェ
ニル基である化合物であり、特に好ましいものは、トリ
メチルクロロ7ラン、トリエチルクロロ7ラン、メチル
ジフェニルクロロフラン、トリーn−プロビルシラノー
ルおよびヘキ→ノーメチルジノロキサンである。特にト
リエチルクロロ7ランは°7ツ化水素と反応して沸点1
6℃のトリメチルフルオロ7ランに変換されるので塩酸
との分離か非常に容易である。
ゲイ素化合物( 1. >は、7ツ化水素に対して少な
くとも当用用いれはよく、使用量に」二限はないがあま
り多量に用いると分離などに不必要な手間がかかるから
、1〜10倍当量、より好ましくは1〜5倍当附、特に
1〜2倍当量が工業的には好ましい。
接触は0〜110℃で行われる。接触時間はケイ素化合
物(1)の使用量、温度などの他の条件に応して定めれ
ばよい。
ケイ素化合物(I)は、7ツ化水素と反応して式:%式
%() 〔式中、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は前
記と同意義。〕 で示される化合物を生ずる。
かくして、7ツ化水素が除去された塩酸は、生成した°
フルオロ7ラン(II)および存在するならば未反応ケ
イ素化合物と分離される。この分割,は、後者を蒸発さ
せることにより、あるいは液液分割により行うことがで
きる。
一方、゛フルオロシラン(旧の再利用について述べると
、生成したフルオロシラン(II)は、沸点の低いもの
であれば7ツ化水素除去操作中に自然に蒸発するので、
これを回収して再利用することかできる。沸点の高いも
のであれば、存在することがある未反応ケイ素化合物(
1)と共に塩酸から液液分離する。フルオロ7ラン(I
I)とケイ素化合物との混合物は、さらに蒸留により分
離し一C再利用するか、またはそのまま後述の加水分解
および要すれば縮合に付して再利用することができる。
市なわら、フルオロ7ラン(旧は、加水分解して式: %式%() [式中、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は前
記と同意義。] て示されるシラノールに変換することかでき、これをフ
ッ化水素の除去のために再利用できる。加水分解は、0
〜90℃で、中性またはアルカリ性の条件下で加水分解
により行うことができる。
/ラノル(III )は一般に不安定であるので、これ
をさらに酸(たとえば、塩酸)て処理しC縮合させて式
: %式% ) 〔式中、kl、R2、R3、R4、R5およびR6は1
)fI記と同意義。〕 て示されるジシロキサンに変換して回収することもてき
る。これをフッ化水素の除去のために再利用することか
てきる。縮合は、酸性の条件下で0〜90℃の温度で行
うことができる。
本発明の精製法によれば、比較的多量の7フ化水素を含
有す°る塩酸でも効果的に精製でき、99%以上の゛7
ツ化水素を除去できる。除去剤による塩酸の汚染も少な
く、精製した塩酸中には除去剤はI OPPm 以下し
か含まれていない。また本発明では除去剤を再生使用す
ることか可能である。
次に実施例を示し、本発明の詳細な説明する。
実施例1 フッ化水素2650 PPm を含有する20,7%塩
酸500gをポリエチレン製の11反応容器に入れ、攪
拌下にトリメチルクロロシラン10gを添加し、続いて
25℃で1時間攪拌挿を続けた。
30分静置後、分液ロートにより上部の有機層を分離し
て精製塩酸495gを得た。この塩酸中の7フ化水素濃
度は8PPm であり、除去率は99.7%であ−っだ
実施例2 実施例1においてトリメチルクロロシランの代りにトリ
エチルクロロシラン15gを用い、25℃で3時間攪拌
する以外は同様の手順を繰り返し−r精製塩酸を得た。
7ツ化水素濃度:]8ppm0除去率:993%。
実施例3 実施例]においてトリメチルクロロシランの代りにジフ
ェニルメチルクロロシラン30gを用い、25℃で3時
間攪拌する以外は実施例1と同様の手順を繰り返して精
製塩酸を得た。7ツ化水素濃度: 37 PP”o除去
率:98.6%。
実施例4 還流冷却器、滴下ロートおよびマグネチツクスターラを
備えたポリエチレン製11反応容器に゛7ツ化水素26
50 ppm を含有する2 0.7 %塩酸500g
を入れ、攪拌しなから湯浴により塩酸の?Rt Inを
90℃に保ちつつ、滴下ロートからヘキサメチルジシロ
キサン10gを添加した。5時間還流下に反応させた後
、30分間静置し、室温まで冷却し、分液ロートで上部
の有機層を分離して精製塩酸495gを得た。フッ化水
素濃度はJ Oppm であり、除去率は99.6%で
あ−った。
実施例5 実施例4におい−C1反応中に還流冷却器の頂部より発
生するガスを塩化ビニルチューブを用いて各々10%水
酸化カリウム溶液500gの入ったガス洗浄塔2塔(直
列に配列)に通した。実施例4の反応を10回繰り返し
た後、水酸化カリウム溶液上に生じた有機層を分岐し、
5%塩酸100gと共に1時間攪拌した。30分静置後
、有機層を分液してヘキサメチルジシロキサン48.3
 g ’、i:得た。これを用いて実施例4と同様に塩
酸を処理して同様の結果を得た。
実施例6 実施例4において、反応中に還流冷却器の頂部より発生
するガスをアセトンドライアイスバスで冷却したコール
ドトラップに導びき捕集した。実施例4の反応を10回
繰り返した時に捕集された液を、エチルエーテル300
 mlに溶解し、食塩−氷寒剤で冷却下攪拌しなからl
 N −N a OHを用いフェノールノタレン中性に
保ちながら、約30分をかけてゆっくり添加した。有機
層を分液し、水層をエーテル抽出し、両有機層を合して
ガラス精溜塔を用い−C精溜し、トリメチル7ラノール
50.6gを得た。
実施例7 実施例1においてトリメチルクロロ7ランの代りにトリ
メチルシラノール]Ogを用いる以外は同様の手順を繰
り返して精製塩酸を得た。フッ化水素濃度6ppm0 
除去率998%。
実施例6で得たトリメチルシラノールを用いても結果は
同様であ−っだ。
特WI出願人 ダイキン工業株式会社 代理人 4を惧士青山葆(外2名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1フツ化水素を含有する塩酸に 式・R1R2R35iX 〔式中、Xは塩素、水酸基または08iR4R5R6て
    示される基、R1、R2、R3、R4、R5およびR6
    はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル基
    を表わす。〕 て示されるケイ素化合物を接触させて7ツ化水素を除去
    することを特徴とする塩酸の精製法。 2、xか塩素である特許請求の範囲第1項記載の精製法
    。 31ζ1、R2およびR3がすべてメチル基またはエチ
    ル基である特許請求の範囲第2項記載の精製法。 4、xか水酸基である特許請求の範囲第1項記載の精製
    法。 5、R1、R2およびR3がすべてn−プロピル基であ
    る特許請求の範囲第4項記載の精製法。 6、xが05iR41(5R6て示される基である特許
    請求の範囲第1項記載の精製法。 7、R1−R6のすへてがメチル基である特許請求の範
    囲第6項記載の精製法。 8.7)化水素を含有する塩酸に 式: R1R2R35iX 〔式中、Xは塩素、水酸基または08iR4R5R6で
    示される基、R1,R2、R3、R4、tt5およびに
    6はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基またはフェニル
    基を表わす。〕 で示されるケイ素化合物を接触させる工程と、前記工程
    において生じた 式: R1R2R35iF 〔式中、kl、R2およびR3は前記と同意義。〕で示
    される化合物を加水分解して 式: R’ R2R35i OH 〔式中、R1、R2およびに3は前記と同意義。〕で示
    されるシラノールに変換し、要すればシラノールを縮合
    させて 式・R’ R2R3S its 1R4R5R6〔式中
    :■り1、R2、R3、R4、R5およびR6は前記と
    同意義。〕 て示されるシシロキザンに変換する工程を含み、後段工
    程で得られるシラノールおよび/またはジンロキザンを
    前段工程へ再給供することを特徴とする塩酸の精製法。
JP10483182A 1982-06-17 1982-06-17 塩酸の精製法 Granted JPS58223604A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5122356A (en) * 1988-05-31 1992-06-16 Daikin Industries Ltd. Process for purification of hydrochloric acid
WO2015152258A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 ダイキン工業株式会社 フッ素含有水溶液の処理方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5122356A (en) * 1988-05-31 1992-06-16 Daikin Industries Ltd. Process for purification of hydrochloric acid
WO2015152258A1 (ja) * 2014-03-31 2015-10-08 ダイキン工業株式会社 フッ素含有水溶液の処理方法
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