JPS58223100A - 増感紙の帯電防止方法 - Google Patents

増感紙の帯電防止方法

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Publication number
JPS58223100A
JPS58223100A JP10619782A JP10619782A JPS58223100A JP S58223100 A JPS58223100 A JP S58223100A JP 10619782 A JP10619782 A JP 10619782A JP 10619782 A JP10619782 A JP 10619782A JP S58223100 A JPS58223100 A JP S58223100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intensifying screen
film
antistatic agent
static
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP10619782A
Other languages
English (en)
Inventor
横田 和人
光夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS58223100A publication Critical patent/JPS58223100A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は放射線撮影に使用される増感紙の帯電防止方法
に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般に放射線撮影時には、感光性フィルムに増感紙を重
ねて撮影することが行なわれている。
この増感紙は、従来紙もしくはポリエチレンテレフタレ
ート等のプラスチックフィルムから成る支持床上に接着
剤を介して、螢光体をニトロセルロース等のバインダで
結着させた螢光体層を貼着し、この螢光体層上に透明性
保護膜を設けてi成されている。
近年、支持体の材質としてプラスチックフィルムを使用
した増感紙が多用されるにつれ増感紙の帯電ということ
が問題になってきている。
すなわち、増感紙の製造工程においてプラスチックフィ
ルムが帯電して塵埃を吸着し汚点を生じて製品の品質を
低下させる、あるいはこのような帯電を生じやすいプラ
スチックフィルムを使用した増感紙は例えば感光性フィ
ルムの挿入、取出し等の取扱い中に帯電し、これが放電
してX線写真にいわゆるスタティックマークを発生し、
また塵埃類を吸着してダストマークを生じる等の障害が
あられれ、特に感光性フィルムを高速で通過させるカセ
ツテレスの装置においては、このような障害の発生が著
しいという問題があった。
この問題を解決する方法として帯電防止剤を増感紙保護
膜面すなわち感光性フィルムとの接触面に塗布する方法
やプラスチックフィルム支持体中に帯電防止剤を混練す
る。方法等が知られている。
しかしながら、前者の方法では、帯電防止剤が゛感光性
フィルムとの接触をくりがえす間に消耗して製造工程中
に生じた内°部の静電気が表面に移行したり、感光性フ
ィルムと接触帯電してスタティックマークな生じたり、
あるいは帯電防止効果の市い例えばカチオン系表面活性
剤等の帯電防止剤を多量に塗布した場合はフィルムの送
搬性を害したり、フィルムの鎖乳剤に悪影響を及ぼし、
感度低下やカブリ等の原因となる等の欠点があった。ま
た、後者の方法では十分な帯電防止効果を得られないと
いう欠点があった。
本発明者らはこのような欠点を解消するため鋭意研究を
進めた結果、増感紙製造の最終工程において除電処理を
施して、増感紙□内部の帯電をも除去して帯電電位をI
 KV以下とした後、帯電防止剤を増感紙の支持体面に
塗布する方法が最良であることを見い出した。
本発明はこのような知見に基づいてなされたものであっ
て、長期の使用においても帯電防止効果の低下が少ない
帯電防止方法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
すなわち本発明の帯電防止方法はプランジ“ツクフィル
ムから成る支持体上に螢光体層、保護膜を積層して成る
増感紙に除電処理を施した後、前記増感紙の支持体面表
面に帯電防止剤を塗布することを特徴とする。
本発明における支持体として使用するプラスチックフィ
ルムとしてはポリスチレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル
等があげられる。
本発明において増感紙の除電処理は放電式除電装置を使
用し、帯電電位をI KV以下とする。除電  1.。
後の帯電電位が1に■を越えていると、帯電防止剤との
相乗効果が得られにくい。
また本発明に使用する帯電防止剤としては例えばカチオ
ン系表面活性剤、アンモニウム塩系等があげられる。こ
の帯電防止剤は、フィルムと接触しない支持体向に塗布
する。。
〔発明の実施例〕
次に本発明の実施例について説明する。
実施例 接着剤を塗布した厚さ9′wlのポリエチレンテレフタ
レートフィルム(保護膜)上に、平均粒径5μmのCa
WO490重量部とポリビニルブチラール樹脂10重量
部とを酢酸ブチル40重量部に混合したスラリーを塗布
乾燥させ、厚さ約170μm の保護膜と質光体層との
積層体を製造した。一方厚さ250 μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムから成る支持体上に接着剤を
塗布し、この接着剤層面に前述の螢光体層を重ねて支持
体と螢光体層を接着させて増感紙を製造した。この時の
帯電量は10〜15に■であった。この増感紙に放電式
除電装置を用いて除電処理を施し、帯電電位を1にV以
下とした。次に、この増感紙の支持体面上に帯電防止剤
(カチオン系)を塗布した。
このように処理した増感紙の初期帯電電位はIKV以下
であり、乾燥した綿布で増感紙の保護膜面な50回摩擦
した後の帯電電位は2にV以下であり、フィルムとの摩
擦および密着によるスタティックマークの発生はなかっ
た。
一方、実施例と同様に製造した増感紙の保護膜 。
面に帯電防止剤を塗布した場合、摩擦試験による帯電電
位は、I KV以下でスタティックマークの発生は防止
されるが、フィルムの搬送性を阻害したり、帯電防止剤
の種類によっては、フィルム乳剤と反応してフィルムか
ぶり現象を生じた。
また、除電処理を行なわない場合、帯電防止剤の塗布が
均一かつ充分でないと、部分的にスタティックマークを
生じたり、帯電防止剤の劣化に伴ない、増感紙内部の帯
電が表面に現われるため、スタティックマークの原因と
なった。
〔発明の効果〕
以上の実施例から明らかなように、除電処理を施すこと
により増感紙内部の帯電を除去でき、がつフィルムとの
接触による帯電も増感紙支持体上の帯電防止剤により防
止される。また増感紙はカセツテ内に貼付けられて支持
体上の帯電防止剤はフィルムと接触する機会カー、ない
からフィルム乳剤を侵すことなく、また、フィルム搬送
性を損なわずに帯電防止効果を長期間にわたり維持でき
る。
代理人弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プラスチックフィルムから成る支持体上に螢光体層
    、保護膜を積層して成る増感紙に除電処理を施した後、
    前記増感紙の支持体面に帯電防止剤を塗布することを特
    徴とする増感紙の帯電防止方法。 2、除電処理後の帯電電圧をI KV以下とする特許請
    求の範囲第1項に記載の増感紙の帯電防止方法。
JP10619782A 1982-06-22 1982-06-22 増感紙の帯電防止方法 Pending JPS58223100A (ja)

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JPS58223100A true JPS58223100A (ja) 1983-12-24

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ID=14427443

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61212799A (ja) * 1985-03-01 1986-09-20 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー X線増感スクリーン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61212799A (ja) * 1985-03-01 1986-09-20 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー X線増感スクリーン

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