JPS58221492A - 入金装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、銀行等の金融機関窓口に設りられ、紙幣の入
金を自動的に行なう入金装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、銀行等の金融機関において、入金機、出金機、お
よび顧客操作の自動預出金機（ＡＴＩＶＩ）等のオート
キャッシャといわれる装置が実用に供され、かなりの成
果をあげている。

一方、入金装置においては、入金紙幣を一時保管部に集
積保管して前回の取引分と区分しておき、返却散求によ
って自動的に返却し得る構成となっている。

また、従来におけるこの褌入金装置においては、入金返
却時に一時保管されている紙幣ｋ　一括して返却するよ
うにしている。従来、ｌ取引当９の取扱い紙幣の枚数は
３０〜５０枚程度で庇上上記返却方式によって十分その
目的を達成できた。

現在では１取引当シで取扱える紙幣の枚数は１００枚以
上が要求され、特にテラーが取扱う入金装置においては
、４００枚以上もの枚数が要求されている。

しかし、このような多量の紙幣を一括して返却すること
は搬送系の構造上無理であυ、従来の入金返却方式では
上記要求を満足することができないといった問題があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明は、上記事情にもとづきな込れたもので、その目
的とすると仁ろは、多量の入金紙幣を返却要求によって
確実に返却でき、ｌ取引当シの紙幣の取扱い枚数を増大
させることができる入金装置を提供しようとするもので
ある。

〔発明の概要〕

本発明は、かかる上日己目的を達成するために、入金返
却時に一時保管されている紙幣を１枚ずつ取出して返却
するようにし、入金紙幣の枚数が多くとも入金返却の要
求に確実に対処できるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は銀行等の金融機関のロビーカウンタ部を示し、図
中１・・・は出金機能付入金装置としての紙幣自動循環
式の入出金装置（１台のみ図示）であシ、これら入出金
装置１はテラー（窓口行員）２人で１台便用するように
適宜テーブル２，２間に配置される。これら入出金装置
１はハイカウンタ３の下面にその一部が収容し得る高さ
寸法に設置され、視界の妨げとなったυ、お客に不快感
を与えないようになっている。

また、各テーブル２・・・上にはカード読取り、データ
入力、操作案内、通帳印字、伝票印字、認証印字等が行
なえるテン−窓口装置４および硬貨支払装置Ｍ、５が、
それぞれ載かれていて、テン−はこれら装置４，５およ
び上記入出金装置１を使用して入出金業務を行なうこと
になる。

入出金装置ｌは筺体６の上端側前部が傾斜した状態とな
っておシ、この部分には、紙幇投入部７１紙幣出ロ部８
．複数の操作ボタン９・・・を配置した操作部１０、お
よび複数の内容表示部１１・・・とこれらに対応して配
置された発光部１２・・・とからなる表示部１３が設け
られている。

また、前面には千円紙幣収納部１４．万円紙幣収納部１
５．および出金不適当分収納部としての立子円／排除紙
幣収納部１６からなる、第１、第２、第３の金庫１７．
１８．１９の前端面が臨んでおシ、錠２０にキーを差込
んでロックを解除することによシこれら金庫１７．１８
゜１９が手前側に引出せるようになっている。

つぎに、第２図を参照して入出金装置１の構成を説明す
る。匣体６内前１ｉｔｌｌ（図中左側）上部には前記紙
幣出口部８および紙幣投入部７が形成され、この下方に
は前ｉ己千円紙幣収納部１６゜万円紙幣収納部１５．五
千円／排除厭幣収稍郁１４が配置逼れている。さらに、
筐体６内の前佐方向はぼ中央部には上記谷収納部１４　
、１５゜１６に対向して第１、第２、第３の集積・取出
し装置２１，２２．２３が配設されているとともに各収
納部２１，２２．２３には当該取引と前回までの取引と
の分離区分する仕切手段としてのセノゼレーク機構２４
．２５．２６が設りられていて、各集積・取出し装置２
１，２２゜２３との間に一時保管部２７．２８．２９を
形隠し得る構成となっている。

また、筐体６内の後側上下方向はぼ中央部には鑑査部３
０が配置されているとともにこの上方には表裏反転部３
ノが設けられている。

また、筐体６内には紙幣搬送路３２が形成されていて紙
幣Ａを各部に鈑送し得るようになっでいるとともに分岐
部には図示しないロータリソレノイドを駆動源とする振
分ダート３３ａ〜３３ｅが配設されている。さらに、紙
幣搬送路３２の途中には各所に紙幣通過検知器３４＆〜
３４ｉが、また、紙幣Ａ・・・が集積される各集積箇所
には紙幣肩無検知器（残留テエックセンザ）３５ａ〜３
５ｆが配置された構成となっている。

上記紙幣投入部７には周面にローレット加工した篩摩擦
係数のゴムが焼付けられた取込みローラ３６が設けられ
、投入された紙幣Ａ・・・は、抑圧スノリング３７によ
って付勢されたバラ２フフフ０体３８によシこの取込み
ロー２３６に押付けられ、取込みロー２３６の１回転に
つき１枚の取込みを行なうようになっている。

また、上記表裏反転部３ノおよび紙幣出口部８には、そ
れぞれ羽根車３９，３９、および４０．４０が配置され
ていて、搬入部３２１りるいは上部搬送部３２Ｊによシ
搬送されてくる紙幣ｈｑそれぞれ羽根車３９．３９ある
いは４０゜４００羽根間で受取って受体４１．４２上に
整然と集積するようになっている。上記表裏反転部３１
の受台４１上に集積された紙幣Ａ・・・は図示しないピ
ンチロー２をマグ坏ソトで動作姑せてベルトに押伺ける
ことによシ一括して紙幣搬送路３２の搬出部３２ｂ内に
送シ込−止れるようになっている。

さらに、筐体６内には開閉Ｍｅ　４３　（、第１図に示
す）を囲くことによシ操作司能な紙幣循環禁止スイッチ
４４および鑑査レベル調整スイッチ４５が設けられてい
る。

つぎに、第３図および第４図を参照して前記第１、第２
、第３の集積・取出し装置２１゜２２．２３を説明する
。これら集積・取出し装置２１，２２．２３は同一の構
成となっておシ、紙幣Ａ・・・の集積と取出しを兼用す
る機構となっている。図中５０は主軸で、この主軸５０
はフレーム５１．５２に取着きれた軸受装置５３゜５４
を介してその両端側を支承され−しいるとともにフレー
ム５１．５２間に位置して一対の集積用羽根車５５．５
６、ベルト用プーリ５７゜５８．５９、縁よび取出しテ
ップ６０ａ、６０ｂ。

６１ａ、６１ｂを備えた取出し機構としての回転ロータ
６０．６１が取付けら！している。

上記上ＩＩＩＩＩＩ５０に対して羽根車５５．５６と両
側のベルト用プーリ５７，５９はベアリング６２を介し
てそれぞれ回転自在に取付けられておシ、回転ローフ５
０，６１は固定的に数句けられている。また、ベルト用
プーリ５７，５９と羽根車５５．５６とは遊星歯車減速
機構６３をそれぞれ介して連結され、ベルト用プーリ５
７．５９す１／１６の速度に峨速されて回転するように
なっている。すなわち、ベルト用プーリ５７．５９には
それぞ７Ｌ歯車６４がきられておシ、この歯車６４と噛
合する遊星歯車６５の回転軸６６が羽根車５５および５
６にそれぞれ止められておシ、もらに、この遊星歯車６
５は内歯車６７と噛合した状態となっている。また、上
記内歯車６７．６７は電磁クラッチ６８を介して回転・
停止が制御される回転軸６９とベルト７０．７０ｆ：介
して連動する構成となっており、紙幣Ａの集積時には内
歯車６７．６７が固定され羽根車５５．５６がベルト用
プーリ５７゜５９のｌ／１６の速厩で回転し、また、紙
幣Ａの取出し時には回転ロータ６０　、６’ｌと羽根車
５５゜５６とが同速同方向に回転するように内歯車６７
゜６７が強制回転式せられるようになっている。

また、ベルト用プーリ５７．５８．５９に掛渡された搬
送ベルト７１，７２．７３のうち、羽根車５５．５６と
連動する左右のベルト用グー’）５７．ｓ９に掛渡され
た搬送ベルト７１゜７３には左右の羽根車５５．５６の
羽根相互の位相ずれが起きないようにタイミングベルト
（歯付ベルト）が用いられ、図示しない別の軸でこれら
２本の搬送ベルト７１．７３を駆動するタイミングプー
リ（図示しない）を相対的に固定している。

上記搬送ベルト７１．７２．７Ｊには第３図に示すよう
に上記主軸５０と平行な回転軸７４に取付けられたノー
リフ５・・・に掛渡されて折返した搬送ベルト７６．７
７．７８の一部が重合され、振分ダート３３Ｃもしくは
３３ｄ、３３ｅによシ振分けられた紙幣Ａをそれぞれ挾
持して羽根車５５．５６の羽根間に送９込む分岐搬送部
３２ｅ　、３２１　、もしくは３２ｇｆ形成するように
なっている。

また、上記主軸５０は半回転電磁クラッチ７９を弁して
タイミングベルト８０により駆動されるタイミングプー
リ８１の駆動力が伝達されるようになっている。上韻主
ＩＩＩＩＩ１５０は租希Ａの取出し時以外は停止してい
て、この主軸５０と一体の回転ロータ５０，６１にそれ
七れ１８０゜位相をずらして設けられた取出しチップ６
０ａ。

６１ｍもしくは６０ｂ、６１ｂｆｉ、ｉＱ幣Ａが羽根車
５５．５６に侵入しで集積する時に邪魔にならない位置
に停止しているとともに他方の取出しチップ６（Ｊｂ　
、６１ｂもしくは６０ｈ、６１ｈは紙幣Ａを羽根間から
抜き出すストツノ！としても作用するようになっている
。

これら取出しチップ６０ｈ、６０ｂ、６１ｔｙ６１ｂは
高摩擦係数のゴムがローレットを刻んで焼付けられてい
るとともに上記主軸５Ｑの軸心部に沿って設けられた穴
８２と連通する吸着孔８３がそれぞれ設けられている。

また、主軸５０の一端部には上記穴８２と連通する連通
孔８４を有したパルプ機構８５が外嵌されていて、主軸
５０が半回転電磁クラッチ７９によって１８０°毎に間
欠回転することによシバルプ機構８５がハウジング８６
と極くわずかの隙間を介して相対的に回転するようにな
っている。一方、ハウジング８６には外部の真空発生源
（図示しない）とノＪ？イｆｇｖを介して連通ずる吸引
孔８８が設けられている。そして、所定の取出しタイミ
ング毎に、吸引孔８８とバルブ機構８５の連通孔８４と
が対向して連通状態になる構成となっている。したがっ
て、主軸５０の穴８２内は所定の取出しタイミング毎に
負圧になυこの穴８２と連通する回転ロータ６０，６１
の取出しチップ６０＆、６１ｍ　、６０ｂ　、６１ｂの
吸着孔８３・・・も負圧状態となる。

このように、半回転電磁クラッチ７９が動作して主軸５
０が半回転することによシ回転ロータ６θ、６１の取出
しテップ６０ａ、６１ｈもしくは６０ｂ、６１ｂの吸着
孔８３・・・が負圧にな９、取出しチップ６０ａ、６１
ｍおよび６０ｂ。

６１ｂの移動路に対向する最前の紙幣Ａは真空吸着され
るとともに回転ロータ６０，６１の回転動作に伴って取
出され、前記搬送ベルト７１゜７２．７３とこれら搬送
ベルト７１，７２゜７３に重合された図示しない搬送ベ
ルトとの間に送り込むようになっている。なお、半回転
電磁クラッチ７９の間欠運転は図示しないトリガマグネ
ットを励磁してトリガビンをフリーにすることによって
行なわれる。

また、上記取出しチップ６０ｈ、６１ｈおよび６０ｂ、
６１ｂの移動路に対向して、第３図に示すようにブレー
キベルト８９．８９が配置されていて、紙幣Ａをしごい
て２枚目以降の紙Ｉｆ　Ａ・・・の取出しを阻止するよ
うになっている。

なお、羽根車５５．５６の外周面と取出しテップ６０ｍ
、６１ｈおよび６０ｂ、６１ｂの外周面はほぼ而−でめ
るが搬送ベルト７１，７２゜７３は相尚訛凹んだ状態と
なっている。

つぎに、第５図を参照して前記仕切手段としてのセパレ
ータ機構２４，２５．２６の構成を説明する。これらセ
パレータ機構２４，２５゜２６は同一構成となっている
。すなわち、千円紙幣収納部１６．万円紙幣収納部１５
．および立子円／排除紙幣収納部１４にはそれぞれ受台
８９上に集積された紙幣群Ａ・・・を囲繞する状態に矩
形枠状の可動体９０が設けられている。この可動体９０
はガイドロッド９１．９１によって紙幣Ａ・・・の集積
方向に沿って往復動自在に支持されている。この可動体
９０の上下両水平枠部９０ａ、９０ｂには一対の爪９１
．９１からそれぞれなる３組の７ラツパ９２ｇ　、９２
ｂ　。

９３ｂがそれぞれ配設６れ、ロータリンレノイド９３．
９４によって９０°回転可能に保持ちれている。

また、一方のガイドロッド１０４の一端近傍には減速ギ
ヤを有するモータ９５の駆動軸９５ａに取付られた駆動
プーリ９６が、また、他端近傍には従動フ’−１）９７
が配設されている。そして、可動体９０には一端を駆動
プーリ９６の近傍に固定するとともに中途部を従動プー
リ９７に掛渡して折返したスゲリングベルト９８の他端
および駆動プーリ９６に一端を連結したワイヤ９９の他
端がそれぞれ連結されている。通常状態ではこの―ｆ動
体９０を正常停止位置を保つためにイニシャルポジショ
ン用検知器１００および前進ポジション用検知器１０１
がそれぞれ設けられており、この位置で可動体９０を停
止させている。この可動体９０は通常各段の集積紙幣Ａ
・・・を介して押圧スプリング１０２によりバックアツ
プ体１０３から前方、すなわち、乗積・取出し装置２１
，２２．２３に押圧する力′ｆＩ：受けている。ところ
が、この力は最大の集積容量である１４００枚ぐらいで
も１．２　ｋｇＡｒｎ程度でめυ、１／１００の減速ギ
ヤを有するモータ９５を逆に回し込む力の３．５　ｋｌ
ｌ／ｃｍ２に対してほぼ１／３楊にｌ卦さいため、モー
タ９５の励磁を切っても各ポジ７ヨ／用検知器１００，
１０１の位置よりも前方に移動式せられてしまうことが
ない。

また、上側り７ラノパ９２ａ、９２ｂ、９２ａおよび下
側のフラッノ母９２ｈ、９２ｂ、９２ｃはこれらの間に
回転ロータ６０．　、６　Ｊの取出しチップ６０ａ、６
１＆および６０ｂ、６１ｂが通過し得る位置に、また、
各フックパ９２ａ。

９２ｂ　＋　９２　ｃの各爪９１．９１間に搬送ベルト
７１，７２．７３が通過し得るようその位置関係が定め
られていて、可動体９ｏが前進ボッジョンに前進しても
各フンツノ’？９２ｇ　、９２ｂ。

９２ｃが集積・取出し装置２１　、２２　。

２３に当接するようなことがないようになっている。

また、上記モータ９５は駆動プーリ９６を正方向に駆動
してワイヤ９９を巻取ることによシ上下両水平枠部９０
ａ、９０ｂにフラッ・９９２ａ。

９２ｂ　、９２ｃがそれぞれ取着、された可動体９０を
後退させ、駆動プーリ９６を逆方向に駆動することによ
り可動体９０をスプリングベルト９８の付勢力によって
前進させるようになっている。

つぎに、第２図を中心にして第６図ないし第８図を参照
して入金動作を、また、＾も９図を参照して出金動作′
４ｃ説明する。

まず、第２図および第６図を参照して入金一時集積動作
と排除動作を説明する。まず、紙幣投入部７に紙幣束Ａ
・・・を金種表裏混合で一括して最大４００枚程庇上ッ
トする。このとき、紙幣束Ａ・・・はパックアッグ体ｓ
　ｓ　Ｖｃよシ適当な力で取込みローラ３６に押付けら
れる。ついで、操作部１０の開始ボタン９の押下げによ
シ紙幣搬送路３２を楕成するＣ搬送ベルトが回転し、こ
れら搬送ベルトが定速回転に達してから取込みローラ３
６が図示しない′電磁クンッテの連結によシ回転し、最
前端のものから１回転につき１枚あて取込みを始める。

このとき、第１の振分ゲート３３３は取込搬送部３２＆
によって搬送されてきた紙幣Ａ（Ｉ−中央搬送部３２ｂ
側に導ひくように切換えられている。取込まれた紙幣Ａ
は第１の紙幣有無検知器３４８以下、第２、第３の紙幣
有無検知器３４ｂ　、３４ｃにより逐次その通過をシフ
トさせながら計数され、鑑査部３０に送９込まれる。

ここでは、従来部分的特徴をとらえる層別方式とは全く
異なった方式Ｖ紙幣鑑別が行なわれる。すなわち、紙幣
Ａ全体の「短手長さ」「長手長さ」、「磁気パターンマ
ツチング」、「透過光の色分解」、１反射光による微細
部分の分割マツチング」などが行なわれ、「券種判別」
、「真偽判別」、「正損判別」、「表裏判別」の４つの
判別機能をもった鑑査が鑑査部３０を通過する間に行な
われる。

この結果、真偽判別で「偽」となった紙幣Ａ。

即ち嵐ね取シしたシ、著しくスキューしたシ、破損して
いたシしていて正しい紙幣Ａとして認識できなかった紙
幣Ａがあった場合には、第４の紙幣通過検知器３４ｄに
その先端部が到達した時点で第２の振分ゲート３３ｂが
左方に回動される。そして、中央搬送部３２ｂの終端部
に到達した排除紙幣Ａを破線矢印で示すように後側搬送
部３２ｃを辿って紙幣出口部８側へ搬送させる。このと
き、紙幣出口部ｄには羽根車４０．４０が低速で回転し
ておシ、馬連で搬送されてきた排除紙幣Ａはこの羽根車
４０．４０で一度減速され、スピードを大幅に減じた状
態で順次受台４０上に整然と積重ねられることになる。

一方、真偽判別で１Ａ」と判別された紙幣Ａは実線矢印
で示すように第２の振分ダート３３ｂによって前側搬送
部３２ｄに導ひかれたのち、立子円紙幣へは第３の振分
ダート３３Ｃを介して立子円／排除紙幣収納部１４に至
る下最分岐搬送部３２ｅに、また、万円紙幣Ａは第４の
振分ゲート３３ｄを介して万円紙幣収納部１５に至る中
段分岐銀送部３２１に、また、千円紙幣Ａは第５の振分
グー）３３ｅを介して千円紙幣収納部１６に至る上段分
岐搬送部３２ｇにそれぞれ導ひかれる。このとき、各収
納部１４゜１５．１６ではセメぞレータ機構ｚ４．２５
ｖ２６がイニシャルポジションに位置した状態かつ上下
両方のフシツバ９２ｍ　、９２ｂ　、９２ｃが紙幣Ａ・
・・を押えた状態となっておシ、各集積取出し装置２１
，２２．２３の前側に一時保管部２７．２８．２９を形
成した状態にめる。

しかして、分岐搬送部３２ｅ　、３２１．３２ｇすなわ
ち、搬送ベルト７１．７２．７３と７６゜７７．７８と
によって挾持搬送されてきた紙幣Ａは第３図および第４
図を参照して前述した集積・取出し装置２１，２２．２
３の低速回転している羽根車５５．５６を介して上記一
時保管部２７．２８．２９に集積されることになる。

つぎに、紙幣投入部７の紙幣Ａが全部取込まれたことが
紙幣有無検知器３５ｈによシ検知されると紙幣出口部８
に紙幣Ａが必るか否かを紙幣有無検知器、１４ｆにより
検知し、もし紙幣Ａがあれば表示部１３に再投入をうな
がす表示をする。また、紙幣Ａが無ければ機械は確認ス
テップに入９、このまま一時保管した紙幣Ａ・・・を各
収納ｍ１４，１５．１６に集積されている紙幣Ａ・・・
と−緒に集積すべく収納するか、自動返返却して紙幣出
口部８に紙幣Ａ・・・を戻すかを判断芒せる。

つきに、第２図および第７図を参照して一時保管部２７
．２８．２９に集積されでいる入金紙幣Ａ・・・の自動
返却動作を説明する。まず、セパレータ機構２４，２５
．２６の各モータ９５・・・を回転させて可動体９０を
前方へ動作させて前進ボッジョン用検知器１０１，１０
１，１０１方向へ駆動する。

ところが、これら検知器１０１・・・は一時保管された
紙幣が無い時に各可動体９０・・・が最も前進した時に
働く位置にセットされでいるだめ、紙幣Ａ・・・が集積
されていると各７２７−Ｊ？９２ｔｈ。

９２ｂ　、９２ｃと集積の紙幣がぶつかったところで可
動体９０・・・の前進はとまってしまい、ワイヤー９９
はたるむ事になる。ドライブモータ９５はパルスモータ
であるので各段ともイニシャルボノショ／から目ＩＪ進
ポジションまでの距離分モータをドライブする。この状
態ではワイヤー９９はたるんでいるので各段のフシツバ
９２ａ。

９２ｂ　、９２ｃは各段のパックアッグ体１０３・・・
によシ、各段の集積紙幣Ａ・・・ごとスプリング１０２
−・・の力で７２ｙノ＃９２＆　１９２ｂ　、９２ｃを
介して集積・取出し装置２１，２２．２３に一時保管部
の紙幣Ａ・・・を押しつりる。

ここで各段の半回転電磁クラッチ７９・・・を入れて万
円紙幣Ａ、立子円紙幣Ａ、千円紙幣Ａｌ７）順で１枚ず
つ、かつ同−金種のものが全て取出し終ったら、次の金
種の紙幣の取込み動作をして紙幣出口８に積重ねる。

各段の取込み動作の終了タイミングは紙幣有無検知器３
５ｍ、３５ａ、３５ｄが明に変化し、かつセパレータ機
構２４，２５．２６が前進ポジション用検知器１０１，
１０１，１０１に達し、さらに５回転はど空転させて、
各段よシの取込紙幣の通過検知器３４ｅ　、３４１．３
４ｇに紙幣Ａが搬送されないことをもって終了として次
の動作にうつる。この入金返却時の紙幣Ａの流れを第７
図中実線矢印で示す。

紙幣出口部８の紙幣Ａ・・・の有無を検知する検ｆＲ％
　３５　ｆが明にかわったら、自動返却紙幣が受は取ら
Ｊしたのであるから、各段のモータ９５・・・を駆動し
て、６Ｊ動体９０・・・乞ひりはυ、各段とも検知器１
００，１００，１００で検知されるイニシャルポジショ
ンに戻して一連の動作を終了し、モータ９５をＯＦＦ’
する。こうして再び第２図の状態に戻る。

なお、セ・ぐレータ（幾構２４，２５．２６の内側の紙
幣Ａ・・・が万一自動返却される紙幣Ａ・・・と−緒に
なって取込まれることがおこらないように各フラノ・’
？９２ｈ　、９２ｂ　、９２ｃの厚さは厚くとることが
望ましく少くとも１０〜１５ｍ＋＋＋の厚さかめれば安
全である。又、このため７うｙ）’？９２ｈ　、９２ｂ
　、９２ｃの材質はポリアセタールなどのゲラステック
の軽量のものを利用した方が良い。

ゲラ、Ａ９２ｈ　、９２ｂ　、９２ａと一番前進したと
ころでも羽根車６０．６１とは０．５　ｍｍの隙間がお
いておシ、この隙間を保持するよう各七ノやレータ＋ｌ
ｌＡｍ　２４　ｔ　２５，２６には前側のストラ・臂−
（図示しない）がとりつけられている。

次に入金紙幣の収納について第２図、第５図および第８
図を診照して説明する。取込完了して紙幣投入口部７の
検知器３５ｍが明にかわると確認ステツノに入る。この
時確認を押して（ＪＮ　−Ｌ　Ｉ　Ｎｍ交信の末、受入
れ「可」がでると第５図に示すロータリーソレノイド９
３．９４を動作させてフンソバ９２ａ、９２ｂ　、９２
ｃを回転させ水面方向に上下とも開く。こうすると、各
段のバックアップ１０３，１０３，１０３によ）各段に
収納さ７Ｌでいる租幣群Ａ・・・、Ａ・・・。

Ａ・・・は押圧スゲリング１０２　、１０２　、　ｌ　
０２に押逼れて前進し一時保管部の紙幣と一緒になって
集積・取出し装置２１，２２．２３に当接して止まる。

この後、フンツノ４９２ａ、９２ｂ。

９２ｃを水平にするようにロークリーンレノイド９３．
９４を励磁したまま七ノ！レーク機栴２４．２５．２６
をモータ９５でドライブすると紙幣Ａ・・・による抵抗
が無いためスゲリングベルト９８を介して機構は前進し
て前進ボッジョンに達する。（第８図の状態）この時に
各フンツバ９２ａ、９２ｂ　、９２ｃは集積取出し装置
２１．２２．２３の搬送ベルト７１，７２゜７３と両脇
の羽根車５０，６１と取込テップの間の隙間の中へ侵入
する。この位にでロータリーソレノイド９３．９４を解
除すると７ラツパ９２ｇ　、９２ｂ　、９２ｃは９０°
回転して爪９１・・・をたてた状態になる。ここでモー
フ９６ｆ：回転させるとワイヤー９９を介して紙幣ｉＰ
Ａ・・・全体を引きもどして再びイニシャルの状態にな
る。

（第２図の状態） つぎに出金の場合を第２図および第９図をｂ照して説明
する。

テラー窓口装置４により払出すべき紙幣の金種、金額な
どが指定された後、０Ｎ−ＬＩＮＥメ信してその口座の
残高確略をＰこなう。その支払い指定が）Ａ＾の範囲内
でりれば出金準備に入る。

まず、千円紙幣収納部１６および万円紙幣収納部１５の
セパレータ機＋ｌｔ２　ｔ；　、　２６の７ノツノ臂９
２ｔＬ、９２ｂ　、９２ｃをロータリーソレノイド９３
，９４を動作させて、水平の状態にする。

こうすると第９図に示すように千円紙幣収納部１６およ
び万円紙幣収納部１５にフンソバ９２ａ。

９２ｂ　、９２ｃによってコンビネーションメカニズム
と隙間をとって保持ちれていた紙幣併入・・・、Ａ・・
・は集積取出装置２３．２２と当接するまでバックアッ
プ体１０，３，１０３にょシ押圧スプリング１０２　、
１０２によシ抑圧される。

ここでセパレータ機構２６．２５はイニシャルポノシ、
ン用検知器１００，１００で検知される位置のままでモ
ータ９５による前進はおこなわない。

これは上側の７ラツパ９２１Ｌ、９２ｂ　、９２ｃは問
題ないが、下側の７ラツパ９２ｈ、９２ｂ。

９２ｃはベルト７１．７２．７３と羽根車６０゜６１、
取出しチップ６０ａ、６１＆もしくは６０ｂ　、６１ｂ
の間に入シ込むため取込み紙幣Ａの取込みに邪魔となる
ためである。

まず、万円紙幣収納部１５より紙幣Ａ・・・をと９だす
。真空ボンダが運転され真空圧が尚まつて主軸５０の軸
心線に沿って形成部れた八８２を通って取出しチップ６
０ｍ、６１＊、６０ｂ。

６１ｂの内にあけられた上記穴８２と連通した吸着孔８
３・・・が負圧になることによシ紙幣Ａ′ｆｆ。

吸いつけて２枚取防止用のブレーキベルト８９゜８９と
の間で紙幣Ａ・・・を分離して前側搬送部３２ｄＶｃ取
９込む。取シ込まれた紙幣Ａはすぐ搬送路３２と合流し
たことを検知する伏知器３４ｆでカウントされる。なお
検知器、？４ｆを図示の位置に設けたので指定枚数を検
知器３４１で検知してカウントしてただちに取込み、手
回転電磁クラッチ７９をＯＦＦ　しても１枚余分にでて
しまって必ずリノエクトとな夛資金効率が悪くなる。

従って検知器、？４ｆは指定枚数−１枚までは回転ロー
タを連続して回転さぜることによりで指定枚数−１をカ
ウントするまで取シ出す。その後は回転ロータを半回転
駆動し、紙幣が取ｐ出されたことが検知器３４ｆによっ
て恨知されると全ての取込みを終了する。

即ち、もし１枚の払出しが指定されれば検知器３４１に
よらず取出し機構としての回転ロータ６０，６１を半回
転のみさせる。こうして取出され九輛幣Ａ・・・は入金
と同じ紙幣鑑査部３゜を通過しながら、「巻珈判定」、
１真偽判定」、１−正損判定」、「表裏判定」がなされ
る。

上記「勢棟判定」については入金時に鑑査したものにつ
いてはその必要はないが、不足分を係員がセットする事
もオシ、必ずしもセットミスが皆無とは言えないので出
金時にも再鑑定する。

同様の理由で「真偽付定」についても出金時に再鑑査す
ることが必要である。又、通常重ね取９などは紙幣Ａの
特徴が得られないので偽紙幣と同じ必つかいになる。

「正損判定」については入金は真紙幣で券種判定可能で
めればどんなに汚れのついたものでもできるたけ受は入
れることが望ましい。これは損紙幣と呼ばれ１銀に返還
して廃棄処分される。

ところがお客へ支払うにはこの損紙幣で払う事は絶対に
さけなければならない。このため、出金時には紙幣Ａの
全体にわたって検査し、汚れ、破れ、セロファンテープ
貼り補修、隅折れなど所定の損紙幣と定説されるものは
リノエクトシナければならない。これらの排除すべきと
判定された損紙幣は第９図の２点＠線矢印で示すように
紙幣Ａの先端が検知器３４ｄに到達した時に振分ゲート
３３ｂ′ｆｃ右方向へ図示しないロークリーンレノイド
で回転動作させて、前側搬送部３２ｃ１に導き振分ケ゛
−ト３３Ｃは紙幣Ａを取ジ出している最中は右方向にソ
レノイドが励磁されて立子円／排除紙幣収納部１４に案
内し集積される。

即ぢ立子円／排除努紙幣収納鄭１５は入金時は５千円紙
幣のみを受は入れ集積したが、出金時は鑑丘の結果支払
い不適当と認められる排除紙幣（排除内容は上述の損祇
幣と判定された券りを受は入れるリノエクト集積となる
。通常支払動作では指定枚数−１で一度とめ、取出しチ
ラノ６０ｍ、６１ｍ、６０ｂ、６１ｂを備えた回転ロー
タ６０，６１をさらに半回転追加回転きせて所定枚数の
出金を行な９が上記のようにリソエクト紙幣がめった場
合はこのリノエクト紙幣は計数されないので出金動作を
継続しでおこなう。

ざて、入金紙幣Ａ・・・は紙幣投入口部７にセ。

トされる時通常表裏、正逆、金種混合であるが金［Ｍｆ
ｉ関窓口では出金時においてこれを必ず表側にそろえて
行っている。そのため正紙幣Ａは振分ゲート３３ｂを左
へ回転させて、後側搬送部３２ｃに入るが紙幣Ａは第９
図の破線矢印で示すように鑑査部３０での「六層判定」
で裏紙幣と判定し、懺知器３４ｈに紙幣Ａの先端がきた
時振分ゲート３３ｆを右方向へ回転ちせて表裏反転部３
１の受台４１上に一時乗積する。表裏反転部３）での集
積は紙幣出口部８と同じように羽根車３９を用いている
。底側の紙幣Ａはこの嚢晟反転部３ノには導刀・れず第
９図の実線矢印で示すように真っすぐに紙幣出口部８に
集積される。万円紙幣について指定校数分すべて紙幣出
口部８または表裏反転部３ノに集８１ｔ終了してから表
裏反転部３ノの紙幣Ａ・・・を受台４ノを移動させるこ
とによシ図示しないピンチローラをマグネットで動作さ
せベルトでクジレノして一括して紙幣出口部８に搬送す
る。紙幣出口部の羽根車４０は通常１枚つつ高速で侵入
してくる紙幣ｔスピードを遅くして柔かく案内集積する
機能があるが所定枚数以内なら一括した状態でも紙幣を
案内する能力がある。しかしこの枚数を越えると羽根車
４０よυ飛び／ヒして集積不良を２こす。

このため紙幣Ａの取出し動作中は鑑査部３０よりの裏紙
幣Ａ・・・の枚数をカウントしておき、指定枚数以内の
取シ込み枚数でも裏紙幣Ａ・・・の枚数が規定値に達し
たら一匿取り込み動作を中断して表裏反転部３１よシ紙
幣出ロ部８に！＆紙幣Ａ・・・全移しかえたのち再び指
定枚数まで取出し動作を継続する。このようにして、万
円紙幣収納部１５よりの万円紙幣Ａの堆シ込みが児了し
たら同じ動作を千円紙幣収納部１６からの千手円紙幣Ａ
についておこなう。そしで、カ円紙幣Ａ・・・の上に千
円紙幣Ａを集積し、すべての取込みが完了すると搬送ベ
ルト７１，７２，７３゜７６．７７．７８および真壁ボ
ンノを停止し、テラーがこの紙幣Ａ・・・をとったこと
を検知器３５ａによシ検知すると千円紙幣収納部１６お
よび万円紙幣収納部１５に設けられたセパレータ機構２
６．２５の各モータ９５を回転してセパレータ機構２６
．之５を前進ボッジョン用検知器１０１，１０１によっ
て検知されるまで前進烙せてのち、ロークリーンレノイ
ド９３゜９４ｆＯＦＦ（、てフンｙ）’９２　＆　、９
２　ｂ　、９２．ｃを垂直にたて再びモータ９５を逆回
転させでワ’（ヤー９９を介してセパレータ機１１ｊ２
６．２５をイニシャルボッジョン用検知器１００，１０
０によって検知されるまで引きもどす。そして、第２図
の状態とする。丸干円紙幣収納部１４についてはリノエ
クト紙幣Ａがあった場合は入金の集積動作と全く同じ動
作でその場で７２．パ９２ｍ　、９２ｂ　、９２ｃｆ：
水平にし七）ｅレーク機構２４を前進名せてからフラッ
・’？９２ａ。

９２ｂ　、９２ｃを立ててモーターでセパレータ機構２
４を元のイニシャルボッジョンに引きもどすことによっ
て入金丸干同紙ｖｌ、Ａの集積と出金のリノエクト紙幣
Ａを一緒にして集積することができる。取出し機構とし
ての回転ロータ６０゜６１で紙幣Ａを取出す場合２枚重
シ防止用のブレーキベルト８９．８９によってしごかれ
て一枚づつ取シ込まれてゆくので、通常紙幣Ａは収納部
１４．１５もしくは１６よシ少し取出されたところに先
端がある状態で停止している。このため上記上下のフラ
ッパ９２ａ　ｒ　９２　ｂ　ｒ９２ｃをたてるためのロ
ークリーンレノイド９３．９３をＯＦＦする動作を取込
完了後ただちにおこなったのでは紙幣Ａをすべて元の位
置に引きもどせないことが発生する＝Ｉ能性がある。

このため取出し機構としての回転ロータ６０゜６１を保
持している主軸５０のみを取込み完了したら少しの間逆
転させる。こうすると２枚取り防止用のブレーキベルト
８９．８９と取出しチラノ６０ｈ、６１ｈあるいは６０
ｂ　、６１ｂの間には６まれて多少頭がとびだした紙幣
Ａも元の収納部の中に完全にもどる。この状態にしてか
ら上下の７２ツバ９２ｍ　、９２ｂ　、９２ｃをたてれ
ばすべての紙幣Ａ・・・全クラッノ４９２　ｊＬ　＋９
２ｂ　、９２ｃによって引きもどしてイニシャル状態に
かえることができる。なお、上述の一実施例において、
紙幣自動循環式の入出金装置に適用したものについて説
明したが、本発明はこれに限るものではなく、出金機能
がない単なる入金装置に適用してもよいことは勿論であ
る。

その他、本発明は上記実施例に限らず、本発明の要旨を
変えない範囲で槍々変形実施可能なことは勿論でめる。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、入金返却時に一時保管
部れている紙幣を１枚ずつ取出して返却するようにし、
入金紙幣の枚数が多くとも入金返却の軟木に確実に対処
できるようにしたものである。し７こがりて、−取引の
べ数が多い入金装置′ｆ：提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は出金機
能付入金装置を据付けたロビーカウンタ部の斜視図、第
２図は出金機能付入金装置の概略的縦断側面図、第３図
は要部でわる集積・取出し装置の斜視図、第４図は同じ
く一部断面した正面図、第５図はセ・ぞレータ機構部の
一部切欠した斜視図、第６図は入金紙幣の一時保管部へ
の集積と排除の流れを示す説明図、第７図は入金返却時
の紙幣の流れを示す説明図、第８図は入金収納時の状態
を示す説明図、第９図は出金時の紙幣の流れを示す説明
図である。 ８・・・紙幣出口部、２１・・・第１の集積・取出し装
置、２２・・・ｍ２の集積・取出し装置、２３・・・第
３の集積・取出し表置、２７・・・一時保′ｄ部、２８
・・・一時保管部、２９・・・一時保管部、Ａ・・・紙
幣９ 第２図 第３図 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入金紙幣を一時集積保管し、返却要求によって自動的に
   返却し得るようにした入金装置において、入金返却時に
   一時保管されている紙幣を１枚ずつ取出して返却するよ
   うにしたことを特徴とする入金装置。