JPS58219050A - 金属箔とfrpとの積層品の製造方法 - Google Patents

金属箔とfrpとの積層品の製造方法

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Publication number
JPS58219050A
JPS58219050A JP57103286A JP10328682A JPS58219050A JP S58219050 A JPS58219050 A JP S58219050A JP 57103286 A JP57103286 A JP 57103286A JP 10328682 A JP10328682 A JP 10328682A JP S58219050 A JPS58219050 A JP S58219050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminate
molding
frp
metal foil
aluminum foil
Prior art date
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Pending
Application number
JP57103286A
Other languages
English (en)
Inventor
植松 孝夫
常雄 田中
俊一 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Publication of JPS58219050A publication Critical patent/JPS58219050A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属箔とFRPとの積層品の製造方法に関する
従来、金属箔とFRPとの積層品として投影スクリーン
が製造されている。この投影スクリーンは、投影面に箔
、とくにアルミニウム箔のマット面を表面側にして積層
したものである。
そして、その製造法としてはアルミニウム箔とFRPを
ノ・ンドレーアツプ法により積層する方法しかとられて
おらず、より高能率な工業的製造法が望まれている。
一方、アルミニウム箔は通常コ枚重ねの圧延法により製
造されるため、表裏の面の状態が異なり、一方は光沢面
、他方は比較的光沢のないマット面(通称)となってい
る。
光沢面を投影スクリーンの投影面に使用すると、鏡のよ
うに光線を反射してしまうので、従来からマット面が使
用されている。
しかし、該マット面は外面圧により容易に損われるので
、スクリーン基板との積層工程で慎重に取扱わなければ
ならず、成形歩留低下の原因にもなっている。
本発明者等は、こうした従来技術の欠点を解消し、高能
率で大量生産に適し、かつアルミニウム箔を、マット面
あるいは光沢面にこだわらずにスクリーン投影面として
使用できる新規な投影スクリーンの製造方法を提供する
ため鋭意検討した結果本発明に到った。
すなわち本発明の要旨は、加熱圧縮成形法により、金属
箔とFRP原料を重ねて加熱された成形金型内に載置す
るとともに、前記成形金型の成形面と金属箔との間に、
織物又は粗表面を有するフィルムもしくはシート状物を
介在させて加熱圧縮成形することを特徴とする金属箔と
FRPとの積層品の製造方法に存する。
以下本発明を、金属箔とFRPの積層品が投影スクリー
ンである例としてさらに詳細に説明するに、本発明によ
り製造される投影スクリーンの基板はFRPから成る。
FRPは、ガラス繊維を補強相にしたプラスチックであ
って、該プラスチックとしてはポリエステル、エポキシ
、フェノールなどの樹脂カ用いられる。なかでも、SM
O(シートモールディングコンパウンド)と呼ばれる、
不飽和ポ+)xステル樹脂をガラス繊維に含浸させたシ
ートが好ましい。
投影スクリーンの投影面となる金属箔は、アルミニウム
箔またはスズ基であり、その厚さはとくに限られないが
通常20μ〜SOμ程度である。
該厚さは、薄い方がより好ましい傾向を示す。
該金属箔と、後述する成形金型の成形面との間に介在さ
せる織物、フィル!−またはシート状物は、例えばポリ
エステル、ナイロン、テフロン等の素材を使用した織物
又は粗表面を有するフィルムもしくはシート状物である
これらの織物、フィルムまたけシート状物は、加熱温度
すなわち成形金型温度において前記FRPよりも大きな
弾性率を保持し、圧縮成形時に金属表面を粗面化する。
これらの織物、フィルムまたはシート状物は単独でも良
いし、二種以上用いても良い。
本発明方法により投影スクリーンを製造するには、加熱
圧縮成形法により行なう。以下、図面を用いて、とくに
SMOの場合における加熱圧縮成形法について説明する
第1図は、本発明の投影スクリーンの製造方法の一例を
示す縦断面略図である。
まず、SMC! /を下金型2の面上に載置する。
下金型−の面は何ら工夫することなく、通常の平滑面で
ある。次いで、SMC/の上面にアルミニウム箔3を載
置する。
このとき、アルミニウム箔3はマット面、あるいは平滑
面にこだわる必要はない。qは織物又は粗表面を有する
フィルムもしく・はシート状物であり、アルミニウム箔
3の上面に載置される。
該フィルムまたはシート状物の大きさは、アルミニウム
箔3の大きさと同等かまたはそれ以上である。左は上金
型である。
次いで、下金型コおよび上金型Sの両金型を閉じて加熱
しつつ圧縮成形し、アルミニウム箔3とSMC/を積層
一体化する。該積層一体化の際に、織物又は粗表面を有
するフィルム、シート状物の介在により、金属箔の表面
は、織物の模様、又は粗表面を有するフィルム、シート
状物の粗度が転写されることになる。
加熱圧縮成形後は、金型を開いて成形品をとりだす。加
熱圧縮成形における成形条件としては、金型温度、成形
圧力および型締時間が規定され、使用するFRP材料に
よって異なるが、例えばFRP材料として、不飽和ポリ
エステル樹脂を含浸したSMOの場合、金型温度/コθ
〜/gθC1成形圧力10〜/sokg/C1fl、型
締時間7〜10分である。
以上詳述したとおり、本発明によれば、塑性金属層をマ
ット面あるいは光沢面にこだわることなくスクリーン投
影面として使用できる投影スクリーンが高能率でかつ大
量生産することができる。
実施例/ FRPとしてSM O(SMCRPP−,3ON−LP
A (商品名)、三菱化成工業■製)を、金属箔として
アルミニウム箔(三菱アルミニウム■製)を使用し、第
1図に示す様に、SMCの上にアルミニウム箔をマット
面(非光沢面)が上になる様に載置して加熱圧縮成形し
、アルミニウム箔を投影面とする投影スクリーンを得た
この時、アルミニウム箔のマット面と成型金型の成型面
との間に織物を介在させた。織物はテートロンタフタT
−3sso(ティジン(株制、商標)を使用した。
成形条件は、全型温f/110〜/30’C5成形圧力
AOky/crfl、成形時間3分であった。
得られた投影スクリーンの反射性能を該マット面の反射
強度を測定して評価した。反射強度の評価結果、本発明
方法により、織物を介在さ□せれば成形前のアルミニウ
ム箔マット面の反射特性と成形後のアルミニウム箔の反
射特性が異なり、成形後の反射特性は広角度にわたって
、反射強度が一定であり、投影スクリーンの性能として
良好である事が判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により投影スクリーンを製造する方法
の一例を示す縦断面略図である。 /・・・SMo、2・・・下金型、3・・・アルミニウ
ム箔、q・・・織物又は粗表面を有するフィルムもしく
はシート状物、S・・・上金型 第 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱圧縮成形法によシ、金属箔とFRPとの積層
    品を製造するに当り、金属箔とFRP原料とを重ねて加
    熱された成形金型内に載置するとともに、前記成形金型
    の成形面と金属箔との間に、織物又は粗表面を有するフ
    ィルムも−しくけシート状物を介在させて加熱圧縮成形
    することを特徴とする金属箔とFRPとの積層品の製造
    方法。
JP57103286A 1982-06-16 1982-06-16 金属箔とfrpとの積層品の製造方法 Pending JPS58219050A (ja)

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JP57103286A JPS58219050A (ja) 1982-06-16 1982-06-16 金属箔とfrpとの積層品の製造方法

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