JPH0248841Y2 - - Google Patents

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JPH0248841Y2
JPH0248841Y2 JP1983158039U JP15803983U JPH0248841Y2 JP H0248841 Y2 JPH0248841 Y2 JP H0248841Y2 JP 1983158039 U JP1983158039 U JP 1983158039U JP 15803983 U JP15803983 U JP 15803983U JP H0248841 Y2 JPH0248841 Y2 JP H0248841Y2
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afrp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays
    • G03B42/04Holders for X-ray films

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、医療用X線撮影装置などに使用され
るX線フイルムカセツテの表板に関するものであ
る。 ここで表板とは、X線フイルムカセツテを構成
する板体のうち、X線源に対向する板体をいう。 背景技術 一般にX線フイルムカセツテは、X線源に対向
する表板と、この表板の周縁部に設けた枠体と、
この枠体下方に取付けた裏板とから構成されてい
る。 そして、従来、その表板としては、X線透過性
が良好、軽量で運搬が容易、板材料が均質である
という特性を有しているアルミニウム板とか、ベ
ークライト板とが汎用されて来たが、近年、両外
層として炭素繊維強化樹脂層を、また中間層(芯
層)として他のX線透過性材料(例えば合板、綿
入り熱硬化性樹脂積層板等)層を配置し、これら
の層を接着一体化してなる構造の表板を使用する
ことが提案されている。 この提案された表板は、これまでのものに比べ
て、軽量で運搬が容易であり、しかも曲げ強度及
び曲げ弾性が良好であるので、フイルム・増感紙
をカセツテ内に繰返し密着保持する場合の応力に
より変形を受けにくいという長所がある。 ところが、X線フイルムカセツテは多数個同時
に運搬することが多く、収集・積上げ作業中や運
搬中にカセツテの転倒・落下が起り、カセツテ表
板に他のカセツテの角部等がぶつかることがある
が、その際、上記従来の表板は、その表面にヒビ
が生じることがある。表板の深いヒビはX線写線
の像に表われて像を見にくくするので、表板の取
替えが必要となり、このため、ヒビの入りにくい
表板の提供が望まれていた。 目 的 本考案の目的は、上記提案された表板の長所を
保持しながら前記問題点を解消することができる
X線フイルムカセツテ用表板を提供することにあ
る。 考案の概要 上記の目的を達成するための本考案の特徴とす
る概要を簡単に説明すれば、次の通りである。 即ち、炭素繊維強化樹脂(以下、CFRPと称
す)層を芳香族ポリアミド繊維強化樹脂(以下、
AFRPと称す)層間に介在させ、積層一体化して
なるX線フイルムカセツテ用表板であり、AFRP
層によつて表面の傷つき(ヒビ割れ)を防止し、
CFRP層によつて遮光性をもたせたものである。 構 成 本考案の構成について、実施例とともに説明す
る。 第1図は、本考案の第一実施例の表板の拡大断
面図であつて、CFRPからなる中間層2の両面
に、AFRPからなる表裏両外層1及び3が配置さ
れて積層一体化されている。 また第2図は、本考案の第二実施例の表板の拡
大断面図であつて、各層が彎曲して形成されてお
り、CFRPからなる彎曲した中間層2′の両面に、
AFRPからなる彎曲した表裏両外層1′及び3′が
配置され、且つ表外層1′は裏外層3′より厚く形
成されており、これらの各層は御一実施例同様、
積層一体化されている。 本考案の表板における外層を構成するAFRP層
は、一方向引揃え芳香族ポリアミド繊維シートや
芳香族ポリアミド繊維クロスシート等の芳香族ポ
リアミド繊維製シートにエポキシ樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、フエノール樹脂等の熱硬貨性樹
脂を含浸させてなる樹脂含浸シート状物(厚さは
通常0.05〜0.2mm程度)を、使用して形成する。 芳香族ポリアミド繊維の代表例としては、ポリ
−P−フエニレンテレフタルアミド繊維(市販品
としては、デユポン社製「ケブラー繊維」があ
る)をあげることができる。 樹脂含浸量は、繊維製シートの重量を基準とし
て通常約30〜45%である。使用する繊維含浸シー
ト状物の枚数は、設定するAFRP層の厚さに応じ
て調節する。一方向引揃え繊維シートに樹脂含浸
してなるシート状物を複数枚重ね合わせ使用する
場合は、引揃え方向が異なるように(例えば引揃
え方向が互に直交するように)重ね合わせる。重
ね合わせ物の加圧成形後の寸法安定性及び捩れ防
止の点から、繊維クロスシートに樹脂含浸してな
るシート状物を使用するのが最もよい。 本考案の表板における外層のうち、X線源に対
向する側の外層(以下、表外層)を構成する
AFRP層の厚さと、X線源に対向していない側の
外層(以外、裏外層)を構成するAFRP層の厚さ
は、いずれも0.5〜3mm好ましくは1〜3mm程度
である。薄すぎると、できた表板の曲げ強度、曲
げ弾性が不満足なものとなる。逆に厚すぎると遮
光性が過多となり不都合である。 通常は、裏外層の厚さは表外層の厚さと等しく
なるように設定する。このように設定した場合
は、加熱加圧成形法で極めて安定に、断面形状が
直線状の表板(第1図参照)を得ることができる
ので、好都合である。断面形状が裏外層側に凸に
なつている表板(第2図参照)を得るに際して
は、表外層に較べて裏外層の厚さを薄くすること
が加圧成形上等の面から好都合である。 本考案の表板における中間層を構成するCFRP
層は、一方向引揃え炭素繊維シートや炭素繊維ク
ロスシート等の炭素繊維製シートに熱硬化性樹脂
を含浸させてなる樹脂含浸シート状物(厚さは通
常0.05〜0.2mm程度)を、使用して形成する。 樹脂含浸量は、前記AFRP層の場合と同様であ
る。一方向引揃え炭素繊維シートは、炭素繊維ク
ロスシートに較べて一般に繊維間スペースが極め
て小さいので、遮光性が大きい。 適度の遮光性を保持するには、中間層の厚さ
を、一方向引揃え炭素繊維シートを使つた場合は
0.05mm以上にし、一方、炭素繊維クロスシートを
使つた場合は0.3mm以上にするとよく、上限は前
者の場合と後者の場合とでは多少異なるが2.5〜
3mm程度である。遮光性保持の点だけでなく、表
板には適度のまげ弾性も必要である点も考慮する
と、中間層の厚さの下限は、0.4mm程度である。 なお、中間層としてサンドイツチ形に形成する
ことも可能である。この場合、中間層として
CFRP層が少くとも一層、必ず設けられており、
他の層としてCFRP層以外の繊維強化樹脂層例え
ばAFRP層が用いられる。 本考案に係る表板を作製するに当つては、例え
ば予め作成したAFRP層およびCFRP層を本考案
で特定した位置関係になるように積層し、一体化
のための手段をほどこせばよい。一体化のための
手段としては、通常加熱加圧法を採用する。層間
接着に、融着を利用しても接着剤を使用してもよ
い。 本考案のAFRP層の構成要素である芳香族ポリ
アミド繊維は、紫外線に長時間さらされると変色
してくるので、それをさけるために、実際使用す
るに当つてはAFRP層の上にX線の透過を阻害せ
ず、かつ耐擦傷性、耐紫外線等にすぐれるフイル
ムやシートを貼付したり、塗料を塗布するとよ
い。 効 果 以上詳記した本考案に係る表板による場合は、
次の如き効果を奏す。 (1) 表板にカセツテの角部がぶつかつたとき等に
代表される強い外力がかかつたとき、従来品に
比べてヒビが入る度合が少ない。それ故、表板
の取替え頻度を低減することができる。 (2) 表板構成において、芳香族ポリアミド繊維
(比重約1.4)を炭素繊維(比重約1.8)に比べ
て多く使つているので、従来品に比べて表板重
量が軽い。 以下、実施例及び比較例を示す。 それらの例において、耐ヒビ割れ性は、次の方
によつて判定した。即ち、表板の表外層を上方に
位置させ表板の両端のみを支持台で支え固定し、
次に直径21mmの鋼球を表外層にあて、その鋼球を
介して表板を加圧し、表板表面が鋼球により1.1
mmへこんだ時点で、外力を解除し、その後5分経
た時点(外力解除後は、表面のへこみは徐々に少
くなる)表外側の状態を観察し、その際、表外層
にヒビが発生しておらずかつへこみ量が少さい場
合を、耐ヒビ割れ性良と判定し、一方、表外層に
深いヒビが発生しておりかつへこみ量が大きい場
合を、耐ヒビ割れ性不良と判定した。 なお、耐ヒビ割れ性不良と判定され、深いヒビ
が発生している表板を用いてX線フイルムカセツ
トを作成しX線透過性を測定したところ、該ヒビ
部に対応した位置にX線透過性斑が生じていた。 また、暗所での取扱い性は、表板の表外層の明
度に関係するもので、明度が大で暗所での表板の
位置確認が容易な場合を良、そうでない場合を不
良と判定した。 実施例 ポリ−p−フエニレンテレフタルアミド(芳香
族ポリアミドの1種:外観色は淡黄色)繊維クロ
ス(75g/m2)にエポキシ樹脂を含浸させ(含浸
【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は及び第2図は、本考案の第一及び第二
実施例を示すX線フイルムカセツテ用表板の断面
図である。 1,1′……表外層、2,2′……中間層、3,
3′……裏外層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間層として炭素繊維強化樹脂層を、また該中
    間層の両面を覆う外層として芳香族ポリアミド繊
    維強化樹脂層をそれぞれ配置し、これらの各層を
    積層一体化したことを特徴とするX線フイルムカ
    セツテ用表板。
JP1983158039U 1983-10-14 1983-10-14 Expired JPH0248841Y2 (ja)

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JP1983158039U JPH0248841Y2 (ja) 1983-10-14 1983-10-14
US06/660,037 US4638501A (en) 1983-10-14 1984-10-12 Front plate of X-ray film cassette

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JP1983158039U JPH0248841Y2 (ja) 1983-10-14 1983-10-14

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JPS6160255U JPS6160255U (ja) 1986-04-23
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JPS6160255U (ja) 1986-04-23
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