JPS5821732Y2 - ドットプリンタ−の印字針位置ずれ防止装置 - Google Patents
ドットプリンタ−の印字針位置ずれ防止装置Info
- Publication number
- JPS5821732Y2 JPS5821732Y2 JP1977118516U JP11851677U JPS5821732Y2 JP S5821732 Y2 JPS5821732 Y2 JP S5821732Y2 JP 1977118516 U JP1977118516 U JP 1977118516U JP 11851677 U JP11851677 U JP 11851677U JP S5821732 Y2 JPS5821732 Y2 JP S5821732Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- printing needle
- movable iron
- iron piece
- needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、クラッパ−型のワイヤートッドプリンターに
おける印字針の位置ずれを防止するための機構に関し、
特に、印字針と該印字針を駆動するための可動鉄片との
保合部において、印字針の途中に印字針ヘッド部材を設
け、該印字針ヘッド部材を通して伸びる印字針を前記可
動鉄片に開けた孔に挿入して係合させるようにして印字
針の位置ずれを防止するようにしたものである。
おける印字針の位置ずれを防止するための機構に関し、
特に、印字針と該印字針を駆動するための可動鉄片との
保合部において、印字針の途中に印字針ヘッド部材を設
け、該印字針ヘッド部材を通して伸びる印字針を前記可
動鉄片に開けた孔に挿入して係合させるようにして印字
針の位置ずれを防止するようにしたものである。
最近のクラッパ−型ワイヤートッドプリンターは、印字
針と該印字針を駆動する可動鉄片とが分割して係合され
ているが、可動鉄片が高速で作動すると、その振動によ
って印字針のヘッド部が初期の係合部から位置ずれを起
こして可動鉄片の動作が不安定になったり、隣接する印
字針のヘッド部が接触したりして誤印字をしてしまう等
の欠点があった。
針と該印字針を駆動する可動鉄片とが分割して係合され
ているが、可動鉄片が高速で作動すると、その振動によ
って印字針のヘッド部が初期の係合部から位置ずれを起
こして可動鉄片の動作が不安定になったり、隣接する印
字針のヘッド部が接触したりして誤印字をしてしまう等
の欠点があった。
また、最悪の場合には、印字針と可動鉄片との係合が外
れて印字抜けを生じる等の欠点があった。
れて印字抜けを生じる等の欠点があった。
本考案は、上記従来技術における欠点を解決するために
なされたもので、特に、印字針を可動鉄片に開けた孔に
挿入してガイドするようにして印字針ヘッド部の位置ず
れ、可動鉄片との保合外れ等を防止するようにしたもの
である。
なされたもので、特に、印字針を可動鉄片に開けた孔に
挿入してガイドするようにして印字針ヘッド部の位置ず
れ、可動鉄片との保合外れ等を防止するようにしたもの
である。
第1図は、本考案による印字機構の一実施例を説明する
ための図で、図中、1はプラテン、2は印字用紙、3は
リボン、4は印字針、5は印字針ガイド、6は印字針戻
しスプリング、7は印字針4に摺動自在に挿通されたス
プリング受け、8は印字針4に固定された印字針ヘッド
部、9は可動鉄片、10は該可動鉄片を駆動するための
印字マグネット、11は復帰スプリングを示し、クラッ
パ−型ワイヤートッドプリンターにおいては、これらに
よって構成される印字機構が、第2図に示すように、可
動鉄片9は先細りとなっていて、同心円上に複数個配列
されている。
ための図で、図中、1はプラテン、2は印字用紙、3は
リボン、4は印字針、5は印字針ガイド、6は印字針戻
しスプリング、7は印字針4に摺動自在に挿通されたス
プリング受け、8は印字針4に固定された印字針ヘッド
部、9は可動鉄片、10は該可動鉄片を駆動するための
印字マグネット、11は復帰スプリングを示し、クラッ
パ−型ワイヤートッドプリンターにおいては、これらに
よって構成される印字機構が、第2図に示すように、可
動鉄片9は先細りとなっていて、同心円上に複数個配列
されている。
第1図に示した印字機構において、今、印字マグネット
10に通電すると、該印字マグネット10の吸引力によ
って可動鉄片9が矢示方向に回転して印字針ヘッド部8
を左方に押すが、印字針ヘッド部8と印字針4が一体的
に固定されているため、印字針4がプラテン1の方向に
移動し、印字紙2にリボン3を介して印字される。
10に通電すると、該印字マグネット10の吸引力によ
って可動鉄片9が矢示方向に回転して印字針ヘッド部8
を左方に押すが、印字針ヘッド部8と印字針4が一体的
に固定されているため、印字針4がプラテン1の方向に
移動し、印字紙2にリボン3を介して印字される。
印字後、印字マグネット10への通電を断つと、印字針
4は印字針戻しスプリング7の力によって、また、可動
鉄片9は印字針戻しスプリング7および復帰スプリング
11の力によって初期位置にリセットされ、印字動作は
終了する。
4は印字針戻しスプリング7の力によって、また、可動
鉄片9は印字針戻しスプリング7および復帰スプリング
11の力によって初期位置にリセットされ、印字動作は
終了する。
本考案は、上記機構において、特に、印字針ヘッド部8
を印字針4の後端4aから少なくとも可動鉄片の厚さ分
の長さを残してカシメまたはロウ付は等によって固定し
、印字針ヘッド部8から伸びる印字針4bを可動鉄片9
に開けられた孔9aに挿入するようにし、斯くすること
によって、印字針の位置ずれを防止し、印字針と可動鉄
片との係合を確実にしたものである。
を印字針4の後端4aから少なくとも可動鉄片の厚さ分
の長さを残してカシメまたはロウ付は等によって固定し
、印字針ヘッド部8から伸びる印字針4bを可動鉄片9
に開けられた孔9aに挿入するようにし、斯くすること
によって、印字針の位置ずれを防止し、印字針と可動鉄
片との係合を確実にしたものである。
以上の説明から明らかなように、本考案によると、印字
針は該印字針を駆動する可動鉄片に開けられた孔に挿入
されてガイドされているので、印字針ヘッド部の位置ず
れ、可動鉄片との係合外れを起こすようなこともなく、
シかも、可動鉄片に開けた孔を印字針のガイド手段とし
て利用しているので、印字針の位置ずれを防止するため
のガイド部材を節約することができ、従って、安価な印
字機構を提供することをできる等の利点がある。
針は該印字針を駆動する可動鉄片に開けられた孔に挿入
されてガイドされているので、印字針ヘッド部の位置ず
れ、可動鉄片との係合外れを起こすようなこともなく、
シかも、可動鉄片に開けた孔を印字針のガイド手段とし
て利用しているので、印字針の位置ずれを防止するため
のガイド部材を節約することができ、従って、安価な印
字機構を提供することをできる等の利点がある。
第1図は本考案による印字針の位置ずれ防止装置の構造
図、第2図はクラッパ−型ワイヤートッドプリンターに
おける印字機構の配置図である。 4・・・・・・印字針、8・・・・・・印字針ヘッド部
材、9・・・・・・可動鉄片、9a・・・・・・可動鉄
片9に開けられた孔、10・・・・・・印字マグネット
。
図、第2図はクラッパ−型ワイヤートッドプリンターに
おける印字機構の配置図である。 4・・・・・・印字針、8・・・・・・印字針ヘッド部
材、9・・・・・・可動鉄片、9a・・・・・・可動鉄
片9に開けられた孔、10・・・・・・印字マグネット
。
Claims (4)
- (1)印字マグネットと、該印字マグネットによって作
動される可動鉄片と、該可動鉄片によって駆動される印
字針とを有し、前記可動鉄片と前記印字針との保合部に
おいて、前記印字針の途中に印字針ヘッド部材を取り付
け、該印字針ヘッド部材から伸びる印字針を前記可動鉄
片に開けた孔に挿入して前記可動鉄片と印字針とを係合
させることにより印字針を前記可動鉄片の前記孔でガイ
ドすることを特徴とするドツトプリンターの印字針位置
ずれ防止装置。 - (2)印字針はカシメまたはロウ付は等により印字針ヘ
ッド部に固定されていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第(1)項記載のドツトプリンターの印字針
位置ずれ防止装置。 - (3)印字針ヘッド部材は可動鉄片に開かれた孔の径よ
り大きい径を有し、前記孔に当接する半球状部分を具え
ていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1
)項または第(2)項記載のドツトプリンターの印字針
位置ずれ防止装置。 - (4)可動鉄片は先細りに形成されていることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第(1)項ないし第(3)
項の1つに記載されたドツトプリンターの印字針位置ず
れ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977118516U JPS5821732Y2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | ドットプリンタ−の印字針位置ずれ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977118516U JPS5821732Y2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | ドットプリンタ−の印字針位置ずれ防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5445613U JPS5445613U (ja) | 1979-03-29 |
JPS5821732Y2 true JPS5821732Y2 (ja) | 1983-05-09 |
Family
ID=29072919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977118516U Expired JPS5821732Y2 (ja) | 1977-09-05 | 1977-09-05 | ドットプリンタ−の印字針位置ずれ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821732Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5348716U (ja) * | 1976-09-27 | 1978-04-25 |
-
1977
- 1977-09-05 JP JP1977118516U patent/JPS5821732Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5445613U (ja) | 1979-03-29 |
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