JPS58217303A - 木質化粧板の製法 - Google Patents
木質化粧板の製法Info
- Publication number
- JPS58217303A JPS58217303A JP10098682A JP10098682A JPS58217303A JP S58217303 A JPS58217303 A JP S58217303A JP 10098682 A JP10098682 A JP 10098682A JP 10098682 A JP10098682 A JP 10098682A JP S58217303 A JPS58217303 A JP S58217303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative board
- symmetry
- axis
- manufacture
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は化粧面に凹凸を有する木質化粧板の製法を提
供するもので成形圧を受けたときに単板番こ生ずる引張
力を可及的均等にして、歪みを減らし、亀裂を回避して
成形することのできるものである。
供するもので成形圧を受けたときに単板番こ生ずる引張
力を可及的均等にして、歪みを減らし、亀裂を回避して
成形することのできるものである。
熱ｉｉＪ！ｌｉ性樹脂板の如く伸・びの大きな材質に加
圧成形を加えて凹凸を形成する場合には、特に加熱下で
行なわれると分子の運動の自由度も高いために内部歪み
が残りにくく、クラックなども生ぜず化粧性ないし仕上
りの良好な二次成形品が得られるが、たとえは原木のス
ライス単板にこの様な成形を施する伸びが小さく、かつ
分子運動もないために、クラックが生じやすく、内部歪
みも生じやすく、さらには同一成形圧で化粧面に凹凸を
形成しても成形金型に触れて圧を受ける前後では引張り
に差が生じ内部に残留する内部歪みにも高低が大きくあ
って反りなどの変形を誘発する。
圧成形を加えて凹凸を形成する場合には、特に加熱下で
行なわれると分子の運動の自由度も高いために内部歪み
が残りにくく、クラックなども生ぜず化粧性ないし仕上
りの良好な二次成形品が得られるが、たとえは原木のス
ライス単板にこの様な成形を施する伸びが小さく、かつ
分子運動もないために、クラックが生じやすく、内部歪
みも生じやすく、さらには同一成形圧で化粧面に凹凸を
形成しても成形金型に触れて圧を受ける前後では引張り
に差が生じ内部に残留する内部歪みにも高低が大きくあ
って反りなどの変形を誘発する。
この発明は以上の如き実態を背景にしてなされたもので
可及的クラックを回避し、内部歪みを減らして成形する
ことのできる化粧面に凹凸を有する木質化粧板の製法を
提供するものである。
可及的クラックを回避し、内部歪みを減らして成形する
ことのできる化粧面に凹凸を有する木質化粧板の製法を
提供するものである。
以下、この発明の詳細な説明する。
単板としては原木のスライス単板、たとえは０゜３Ｎｔ
’−；１．５３０１の薄厚単板が用いられる。この単板
は複数枚接着層と交互に積み重ねて被圧体を構成する。
’−；１．５３０１の薄厚単板が用いられる。この単板
は複数枚接着層と交互に積み重ねて被圧体を構成する。
接着層はたとえば１９ＢＲ，ＮＢＲ等の合成ゴム系ウレ
タン樹脂系エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系等ゴム又は
樹脂を固形分とした種々の接着剤が用いられ、この層は
単板に塗布して形成してもよく、さらに・は接着層を与
える接着剤の性状は液状のみに限らずシートないしフィ
ルムで形成してもよい。
タン樹脂系エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系等ゴム又は
樹脂を固形分とした種々の接着剤が用いられ、この層は
単板に塗布して形成してもよく、さらに・は接着層を与
える接着剤の性状は液状のみに限らずシートないしフィ
ルムで形成してもよい。
この被圧体は次に成形圧を受ける。この場合、被圧体の
対称軸のみを最初に押え込んで成形する。
対称軸のみを最初に押え込んで成形する。
この段階では対称軸を除く他の化粧面は７リーであって
成形圧を受けていない。これを目示して説明すると第１
回の如く、対称軸１が、上型２の突条６から徐々に圧を
受は第２図に示す如（、下型４と圧締する・この突条６
かわずかに単板に喰い込んだ状態で進入し、この段階で
対称軸１が押え込まれ該対称軸１を除く他の化粧面は金
型には接触しても下型４と上型２の圧締は受けていない
。従って化粧面は制約を受けず安定な状態に移行して位
置決めされる。すなわち対象軸１のみの押え込みによっ
て、左右に生ずる°圧締による引張が均等に分割される
ので残留する内部歪みを減らすことができ、かつクラッ
クが生じにくくなるのである。
成形圧を受けていない。これを目示して説明すると第１
回の如く、対称軸１が、上型２の突条６から徐々に圧を
受は第２図に示す如（、下型４と圧締する・この突条６
かわずかに単板に喰い込んだ状態で進入し、この段階で
対称軸１が押え込まれ該対称軸１を除く他の化粧面は金
型には接触しても下型４と上型２の圧締は受けていない
。従って化粧面は制約を受けず安定な状態に移行して位
置決めされる。すなわち対象軸１のみの押え込みによっ
て、左右に生ずる°圧締による引張が均等に分割される
ので残留する内部歪みを減らすことができ、かつクラッ
クが生じにくくなるのである。
次き、第３図に示す如くこの状態で化粧面は上型２と下
型４の圧締圧を受け、凹凸が賦与される。
型４の圧締圧を受け、凹凸が賦与される。
ここでは対称軸１は押え込まれているので左右一方に生
じた引張りは他方に伝わることなく、この対象軸１で分
断されるので圧締圧に起因する引張りの高低の差が縮減
され、内部歪みにしてもクラック発生にしても改善され
るのである。
じた引張りは他方に伝わることなく、この対象軸１で分
断されるので圧締圧に起因する引張りの高低の差が縮減
され、内部歪みにしてもクラック発生にしても改善され
るのである。
以下、この発明の実施例を挙げて説明する。
実施例１
正方形の木質化粧板を上型と下型とから成る成型金型を
用いて製造した。単板は０．８ｍで５枚重ね、接急漸は
３ＢＲラテツクスを単板に塗布して形成しこれをもって
被圧体とした。化粧面は第４図の如くこの正方形の対角
線で形成された山を有し、この対角線を対称軸とした。
用いて製造した。単板は０．８ｍで５枚重ね、接急漸は
３ＢＲラテツクスを単板に塗布して形成しこれをもって
被圧体とした。化粧面は第４図の如くこの正方形の対角
線で形成された山を有し、この対角線を対称軸とした。
ギして、この化粧板の裏面には対角線上に条溝６を有す
るもので、この条溝６の形成は、複数枚の単板を対称軸
１での押え込みによるもので、得られた化粧板は反りの
ないクラックのないものであった。
るもので、この条溝６の形成は、複数枚の単板を対称軸
１での押え込みによるもので、得られた化粧板は反りの
ないクラックのないものであった。
実施例２
正方形の木粕化粧板を上型と下型とから成る成形金型を
用いて製造した。単板、接着剤の仕様は実施例１と同一
条件として被圧体と形成した。化粧面の対称軸は各辺を
三等分した中心を結ぶ中心線７上とし、この対象軸で４
分割された区域δ【は四方形を凸で形成した凹凸板を有
するものである。
用いて製造した。単板、接着剤の仕様は実施例１と同一
条件として被圧体と形成した。化粧面の対称軸は各辺を
三等分した中心を結ぶ中心線７上とし、この対象軸で４
分割された区域δ【は四方形を凸で形成した凹凸板を有
するものである。
そして化粧板の表向には上記対称軸１番こ条溝６を有す
るもので、この条ｆ＃乙の形成は複数枚の単板をこの対
称軸で押え込んだ結果番こよるもので得られた化粧板は
反りのないクラックのないものであった。
るもので、この条ｆ＃乙の形成は複数枚の単板をこの対
称軸で押え込んだ結果番こよるもので得られた化粧板は
反りのないクラックのないものであった。
第１図乃至第３図は被圧体の成形工程を示す成形金型の
断面図、第４図、第５図はこの発明に依る木質化粧板に
係り、（イ）は平面図、（ロ）はＸ−Ｘ断面図、（ハ）
はＹ−Ｙ断面図である。 第１図 第２図 第３ｖ！Ｊ 第４図 （＜） Ｙ− Ｙ二 第５図
断面図、第４図、第５図はこの発明に依る木質化粧板に
係り、（イ）は平面図、（ロ）はＸ−Ｘ断面図、（ハ）
はＹ−Ｙ断面図である。 第１図 第２図 第３ｖ！Ｊ 第４図 （＜） Ｙ− Ｙ二 第５図
Claims (1)
- （１）単板を複数枚接着層と交互に重ねて構成された被
圧体の対象軸のみを押え込み次に他の化粧面を押え込ん
で成形を終了する過程を経ることと
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10098682A JPS58217303A (ja) | 1982-06-12 | 1982-06-12 | 木質化粧板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10098682A JPS58217303A (ja) | 1982-06-12 | 1982-06-12 | 木質化粧板の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58217303A true JPS58217303A (ja) | 1983-12-17 |
Family
ID=14288638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10098682A Pending JPS58217303A (ja) | 1982-06-12 | 1982-06-12 | 木質化粧板の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58217303A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014019033A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Mywood 2 Kk | 積層合板の製造方法 |
| JP2014124801A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Mywood 2 Kk | 植物成型体及びその成型方法 |
-
1982
- 1982-06-12 JP JP10098682A patent/JPS58217303A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014019033A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Mywood 2 Kk | 積層合板の製造方法 |
| JP2014124801A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Mywood 2 Kk | 植物成型体及びその成型方法 |
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