JPS58215722A - 磁気記録体用ポリエステルフイルム - Google Patents

磁気記録体用ポリエステルフイルム

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JPS58215722A
JPS58215722A JP57098121A JP9812182A JPS58215722A JP S58215722 A JPS58215722 A JP S58215722A JP 57098121 A JP57098121 A JP 57098121A JP 9812182 A JP9812182 A JP 9812182A JP S58215722 A JPS58215722 A JP S58215722A
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film
magnetic
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polyester film
magnetic recording
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Shigeo Uchiumi
滋夫 内海
Takeo Kanezaki
兼崎 建夫
Takashi Kagiyama
鍵山 喬
Satoshi Otonari
音成 敏
Koichiro Ikushima
生島 宏一郎
Norio Okumura
奥村 法夫
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Diafoil Co Ltd
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    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/73Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
    • G11B5/739Magnetic recording media substrates
    • G11B5/73923Organic polymer substrates
    • G11B5/73927Polyester substrates, e.g. polyethylene terephthalate
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
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    • Y10T428/24355Continuous and nonuniform or irregular surface on layer or component [e.g., roofing, etc.]

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  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビデオ用磁気テープ、磁気ビデオディスク、
フロッピーディスク等、磁気記録材料用途に好適なポリ
エステルフィルムに関する。
更に詳しくは、従来よル格段に電気特性に優れた平坦か
つ易滑な磁気記録体用ポリエステルフィルム及びより高
密度記録が可能でかつ走行性に優れた磁気記録体用ポリ
エステルフィルムに関する。
近年磁気記録体の記録密度の上昇には、目覚ましいもの
かあル、今後更によシ高密度記録化をはかる努力が続け
られている。
オや70ツピーデイスク等に用いられているT−Ve!
osから、よシ高性能を有する0rOiへ、更にメタル
磁性体と通称される純鉄を主成分とする磁性粉へと改良
が行なわれている。このような磁性材料の改良に伴い、
純鉄を1主成分として含む磁性層をその表面Km布した
いわゆるメタル塗布型の磁気記録体や、磁性層に全く余
分な媒体を含まない1ooqba性体の金属薄膜層を蒸
着等により表面に形成しla磁気記録体が開発されつつ
ある。
従来の磁気テープと同様、これらの磁気記録体において
も、その耐熱性が良いこと1機械的強度、耐候性に優れ
ていること、比較的安価である仁となどから、通常二軸
延伸かつ熱固定されたポリエチレンテレフタレートフィ
ルムが高密度記録体用の基体フィルムとして用いられつ
つある。
このようなポリエステルフィルム表面に、純鉄を主成分
とする磁性層を塗布又は蒸着により形成して磁気記録材
料を製造する場合には、これまで使用されてきた磁気テ
ープ用ポリエステルフィルムよりも格段に優れた表面特
性をもつポリエステルフィルムが要求されることとなる
つまり磁気テープの記録密度をあげる為には記録波長を
さらに短かくする必要が有る。それに伴い磁性層の厚み
は更に薄くしなければならない。例えば、従来のγ−F
’(HOsを主体とした磁性材を用いた場合と比べて、
純鉄を主体とした磁性材を用いる場合には、塗布で行な
うときでも塗布厚さを約半分以下にする必要がある。さ
らに蒸着等によシ磁性金属薄膜層を基体表面に直接設け
た磁気記録体の場合では、磁性層の厚さは、更に一桁薄
くなり、高々o、rμ程度にまでしなければならない。
このように磁性層の厚さが薄い場合には、基体フィルム
の表面の凹凸が、従来以上に磁性層表面の凹凸に反映す
る。このため高密度記録をめざした磁気記録媒体用ポリ
エステルフィルムの表面は、従来にも増して、平坦かつ
易滑な表の間隔損失を/ dB以下にするためには、磁
気ヘッドと磁性層との間隔をλO0又以下とする必要が
ある。このようにペースのポリエステルフィルム表面の
平坦性は、直接ビデオ出力、出力の時間変化、信号や出
力の欠落等の電気的特性に大きな影響を及ばずこととな
る。
一方、従来型の磁気テープにおいても、その基体である
ポリエステルフィルムの突起の凹凸の発は磁気テープの
磁性層の凹凸に反映することが知られておシ、今後共、
ますます平坦かつ易滑性に優れたフィルムが望まれてい
る。現在使われている磁気テープ特にビデオテープにお
いて、その基材フィルムであるポリエステルフィルムの
表面を更に平坦かつ易滑性に優れたものとする仁とは、
ビデオテープの電気特性を向上させ、よりハイグレード
な磁気テープを製造する際の必須の条件である。
一方、磁気記録体用としてポリエステルフィルムを基体
フィルムとして使用する場合の他の必要条件として、そ
のフィルム表面に、しわ中傷が住じてはならないという
ことがある。そのためには、基材フィルムは平坦性と同
時に、滑シ性が良いこと、即ち摩擦係数が小さいことが
要求される。何故なら、清p性の良くないフィルムは、
フィルムの製造時や、塗布又は蒸着その他による磁性層
の形成時、その他フィルムを取9扱う際に、フィルム表
面が傷ついた1%しわが発生したりし易く、基材フィル
ムとして使用し得ないか、敢えて無理に使用しても、a
品歩留tυが極めて悪化し、コストを押し上ける作用を
する。yj!、に磁気テープ等に加工した後も、テープ
をリールやカセット等から引き出したり巻き上げたシす
る際に円滑に走行させるためには良好な滑シ性が必要で
ある。しかも高密度化をはかる丸めに、蒸着ビデオ等の
ように磁性層の厚さを薄くした場合には、このような滑
p性不良による傷、折れシワ、ツブ跡等の表面欠陥は、
磁気特性、特にビデオ特性の低下、ドロップアウトの増
大等をひきおこす直接原因となる。
このように滑p性の悪い基体フィルムで磁気テープを製
造することは、走行性悪化による記録−再生への著しい
悪影響の原因となる。
以上述べてきたように、磁気記録体の基体フィルムとし
て用いられるポリエステルフィルムは、一方で可能な限
シの平坦性を、他方で出来る限りの滑p性の付与をとい
う具合に、互いに相反する表面特性を満足させなければ
ならない。
今日までの磁気テープでもこの一求は大なり小なシ有っ
た駅であるが、特に現在進められている更なるハイグレ
ード化、高密度化のためには、以前とは比較にならない
程、過酷な要求がなされている。つtシ従来知られてい
るポリエステルフィルムの表面特性では、電気特性を向
上させるために平坦化させると、それに伴い滑フ性が急
激に悪化してしまう。そこで磁気テープのハイグレード
化をはかるために、基体ポリエステルフィルムの磁性面
と反対面にバックコートと呼ばれる滑シ性付与のための
塗布が行なわれているが、これは工業的にみて煩雑で不
利である。ところが蒸着テープの場合には、何かの方法
で磁性層と反対面を易滑化したとしても、磁性面とヘッ
ド間の走行性が改良されなければ磁気テープとしては使
用に耐えなくなってしまう。
このため1表面の平坦性をあげても滑り性の悪化の度合
が小さいフィルムの開発が待たれ七きた訳である。
そこで本発明者らは、磁気テープのハイグレード化、高
密度記録化のための基体フィルムとしてのポリエステル
フィルムにつき鋭意研究した結果、フィルムの平均屈折
率(肋1面配向度(ΔP)及びフィルムの表面粗さを%
足範囲にすることによシ、滑シ性(走行性ンが良好な極
めて・優れた表面特性をもつポリエステルフィルムが得
られることを知見し1本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、フィルムの平均屈折率にと面配向度
jpが下記式(1)、 (II)を満足する二軸配向ポ
リエステルフィルムであって、該フィルムの表面の平均
突起高さがθ、0/rμ以下であることを特徴とする磁
気記録体用ポリエステルフィルム に≧へ60θ・曲・・・・(13 ΔP≦八<zJ@H−、z、t、2t・・・・・・〔■
〕に関する。
本発明のポリエステルフィルムを形成するポリエステル
とは%酸成分としてテレフタル酸もしくはコ、t−ナフ
タレンジカルボン酸を主たる対象とするが、テレフタル
酸もしくはコ、t−ナフタレンジカルボン酸をt0モル
チ、好ましくは20モル−以上と、例えば、イソフタル
酸、7タル酸、アジピン酸、セパシンrR,コハク酸。
シェラ酸、マロン酸、P−ヒドロキシ安息香酸。
ω−ヒドロキシカプロン酸等のよりな二官能性の酸の一
種または二種以上の、20モルチ以下、好ましくは10
モルチ以下を併用してもよい。
さらにテレフタル酸と、2.6−す7タレンジカルボン
酸の双方を使用したポリエステルであってもよい。
またグリコール成分としては、エチレングリコールを主
たる対象とするが、エチレングリコールざ0モル%、好
ましくはりOモルチ以上と、例えば、トリメチレングリ
コール、ヘキサメチレンクリコール、シクロヘキサンジ
メタツール(/、lI)%λe2+4’+参−テトラメ
チルーテトラメチルシクロブタンジオール hハイドロ
キノンや、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等のようなジオール化合物の一種または二
種以上の10モル−1好ましくはioモルチ以下を併用
してもよい。またこれら重合体の混合物であってもよい
前記ポリエステル中には、エステル交換触媒、重合触媒
以外にリン酸、亜9ん酸及びそれらのエステル等の安定
剤、紫外線吸収剤、二酸化チタ/%微粒子状シリカ、カ
オリン、炭カル等の艶消剤、滑剤など必要に応じて含ま
れていてもよい。
本発明において、フィルムの平均屈折率と面配向度を特
定範囲に限定すると、平坦かつ易滑性に優れたハイグレ
ード化もしくは高密度化された磁気記録材料用テープに
適したフィルムが得られる。
平均屈折率には、厚み方向の屈折率nα、主配向方向の
屈折率nγ、主配向方向と直角な方向の屈折率nβとす
ると n = ’A (na + Q + rxr )で与え
られる。
一方面配向度ΔPは上記のna、nβ%nγを用いて で与えられる。
平均屈折率はハ/100以上であることが必要である。
好ましくはi、ioz以上、/、t10以下である。
平均屈折率五が八100 よルも低い場合には。
翅布後のカレンダリング工程時、蒸着工程時尋での耐熱
性に劣ル、熱負は等を引きおヒしtFftしくない。特
に蒸着による高密度化磁気記録体を製造する場合には、
この熱負けはよル厳しい条件にちゃ、平均屈折率はへt
ozo以上であることが好ましい。一方へtioを越え
るとフィルムの機械的強度が劣るようにまる傾向がある
一方1面配向度とKの関係は下記式 2式%[11) を満足しなければならない。
驚くべきことに、同一の平均突起高さを有するフィルム
において、ΔPが上式を満足する範囲のフィルムの摩擦
係数は、上式の範囲外KToるフィルムの摩擦係数に比
べて格段に優れていることが分った。言いかえれば、同
一の摩擦係数を与、するフィルムにおいて上式を満足す
るフィルムの平均突起高さは、ΔPが上式の範囲外のフ
ィルムの平均突起高さに比べて、格段に小さい、つtp
は平坦になることを見出した。
また、よ〕ハイグレード化された磁気テープ又は高密度
化された磁気テープの基体フィルムとしてポリエステル
フィルムを用いる場合には。
表面の平均突起高さが0.07 jμ以下でなければた
らない。表面突起高さがo、oisμより大きい場合に
は、突起高さが高すぎて、電磁気的特性その他に悪影響
を及ばず。
ここで平均突起高さがθ、oizμ以下のフィルムにつ
いて、どの平均突起高さのものをどの磁気テープに適用
するかは、目的によル左右され自由に選択すればよいが
、あえて分類するならば、平均突起高さが0,0 / 
jμ以下のもののうち比較的その高さが高い部類に属す
るものを、従来のものより電磁気特性に優れたハイグレ
ード用ビデオテープとして用い、一方、その平均突起高
さが低い部類のもの例えばo、oorμ以下のフィルム
のものを、真空蒸着、スパッタリング、イオンブレーテ
ィングなどによシ磁性金属薄膜を形成した磁気記録体に
適用、するのが好ましい。
これらの中間に値する突起高さのフィルムは。
いわゆるメタル論布型の磁気記録体に適用することが好
ましい。このように本発明によるポリエステルフィルム
は、現在実現されっ−)ある磁気テープに対して汎用性
をもつ優れたフィルムである。
かくして本発明のフィルムは、平均屈折率。
面配向度1表面突起高さを本発明で規定する範囲にする
ことにより、走行性に優れ、かつ従来の磁気テープの電
気特性の向上に寄与すると共に、高密度化磁気テープの
電気特性向上に貢献するフィルムが得られる。
本発明のポリエステルフィルムを製造する・方法は任意
であるが%へ体的に説明すると、極めて微細な粒子を有
するか、実質的に粒子を含有しない原料ポリ!−を用い
ることが好ましい。
極めて微細な粒子を含有する原料レジンとしては1例え
ば、ポリエステルの重合による製造工程中にカルシウム
化合物又はカルシウム化合物およびリチウム化合物なら
びに燐化合物による触媒残渣に基づく微細粒子を形成さ
せる方法。
J 00 Np以下の不活性添加剤粒子、例えば超微細
シリカ等、極めて微細な無機粒子を添加してフィルム中
に存在せしめる方法および重合時の燐成分その他の添加
物の量を変えてそれぞれ重合を行ない、二種以上のポリ
エステルをブレンドする方法などが好ましく用いられる
本発明のポリエステルフィルム素材であるポリエステル
に不活性添加剤粒子を添加する場合の添加時期は、ポリ
エステル重合前でもよく。
重合反応中でもよ<、 17I?、重合終了後ペレタイ
ズする時に押出機中で混練させてもよく、さらにシート
状に溶融押出する際に添加し、押出機中で分散して押出
してもよいが1重合前に添加するのが好ましい。
他方、粒子を実質的に含有しないポリエステル樹脂とし
ては1例えばiグネシウム化合物、マンガン化合物、亜
鉛化合物岬のエステル交換触媒を用いて燐化合物よシの
触媒残渣の析出を防いだ)、又はエステル化触媒を用い
ないで、製造された直重法でのポリエステル等が好適に
用イラれる。重合触媒としては、アンチモン化合物、ゲ
ルミニラム化合物、チタン化合物、スズ化合物等が用い
られるが特に制限はない。
本発明における特徴は、微細突起を表面に有する場合は
もちろんのこと、驚くべきことに上記のような粒子を実
質的に含まないフィルムについてもΔPを本発明の範囲
にすると極めて易滑なフィルムになる点である。
本発明の二軸延伸ポリエステルフィルムを卵の温度で熱
固定することによって得られる。ものであるが、その最
大の特徴線、該フィルムの平均屈折率と面配向度の関係
がある特定範囲内にあることである。
即ち第1図は、ポリエステルフィルムの平均屈折率と面
配向度との関係を示したものであるが、一般に平均屈折
率を増せば増す程、面配向度は高くなる6通常の延伸条
件のもとでは、両者の関係は一義的に定、t Dライン
X−Yの実線上を移動するにすぎず1表面の平坦性が増
すと共に滑夛性が急激に悪化してしまう。
しかしながら本発明者らが初めて明らかにしたとζろK
よれば1両者の関係がX−Yのラインの右下に位置する
ある特定の範囲内(例えば斜線内)にあるフィルムを用
いるときは、理由は明白ではないが1表面の平均突起高
、さが0.0/jμ以下という平坦なフィルムにおいて
も渭シ性が良好なフィルムが得られることを知見した。
本発明のかかるフィルムを得る方法は1通常の延伸条件
では達成することが出来ず、例えば、縦°−横逐次二軸
延伸において縦延伸温度を通常の延伸温度よルも1〜3
0℃高い100−/−〇℃程度とするか、あるいは熱固
定前、熱固定後に大幅な縦または横あるいは双方の弛緩
を行なうとか種々の方法によって達成することが出来る
一方、熱固定温度t−コJJ℃以上にすると、平均屈折
率πは一足のまま面配向度ΔPが急激に低下する第1図
の点線で示した挙動を示す。
このような方法により本発明の範囲の平均屈折率iと面
配向度ΔPのフィルムを得ることも出来る。
もちろんこれらの方法を採用した場合に、その全てが本
発明の要件を満たす訳ではなく、シかも製膜様の条件、
例えば製膜速度や延伸幅。
あるいはポリエステル原料の条件、例えば共重合量の多
寡、結晶化速度等によってこれらの値は左右されるので
1本発明においては、これらの条件を適宜選択すること
によシ本発明の要件を満たさなければならない。
熱固定をする方法としてば、テンター内で空気又は不活
性ガスを循環させて加熱する方式。
加熱物質の近辺を通過させた)%加熱したセール表面に
接触させたルする方法等1種々の方法を取ることが出来
る。又熱固定を同一温度で行うだけでなく、熱固定の間
に冷却過程をもうけ1何段かに分けて熱固定するのも好
ましい方法である。
本発明のポリエステルフィルムは、従来よシミ銀製性に
優れたよシハイグレード化された磁気記録体や、純鉄を
主成分として含む磁性層をその表面に塗布したいわゆる
メタル塗布型の磁気記録体、1m性金属薄膜を設けた磁
気記録体の基体フィルムに好適に用いられる。フィルム
の厚さはλ〜!θμが好ましい。
磁性金属薄膜の形成方法としては1例えば。
真空蒸着、スパッタリング、イオンブレーティングなど
による方法が好ましい。また強磁性金属材料としては、
鉄、コバルト、ニッケル又はこれらの合金が好適に用い
られる。
これら磁気記録層を設けた製品としては磁気テープ、フ
ロッピーディスク、ビデオディスク岬が挙けられる。
以下1本明細書で用いる各物性値の測定法を説明する。
l 溶液ヘーズ ポリ−f −,2,7fをフェノール/テトラクロロd
に溶解し1日本軍色裂濁度計ヘーズメーター(SRタイ
プ)で/anセルを用いて測定した。
−表面あらさと平均突起高さ 小板研究所■1liFfT−10型薄膜段差測足器を用
い、縦倍率100,000倍、横倍率、zoo倍、針圧
j0η以下で断面曲線をかかせ、JIS−BOAO/に
定義された方法に準じて平均突起高さく Ra )を示
した。
3 摩擦係数の測定 直径61表面仕上げO9λS1材質BUS4’、2θの
金属ピンにフィルムの巻き付は角をt 3z0(f) 
)で接触させ1.2.2.jf(W)の衝重を一端にか
けて%tlOtvg/―の速度で走行させて、他端の抵
抗力(I’)を測足し、次式によル摩擦係数を求めた。
≠ 屈折率 アツベの屈折計を用いて23℃にてナトリウムD線に対
する測定値である。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものでは
ない。
比較例11実施例1 ジメチルテレフタレートlOO部、エチレングリコール
to部及び酢酸カルシウムの一水塩o、oy部、酢酸リ
チウムの二水塩o、it部を反応器にとシ、エステル交
換反応を行った。内温が110℃に達した点を反応開始
時としてλ時間後−〇〇℃に昇温し、更にコ時間後、2
JO℃とした。
エステル交換反応終了後、 pyeル+−)I、i (
それぞれ元素のモル数)が7となる様に正燐酸およびト
リエチルホスフェート(但し、正燐酸とトリエチルホス
フェートのモル比はl:6)を加え、さらに三酸化アン
チモン0.0+部を加え常法に従勿い重縮合反応を行な
った。即ち反応温度は、反応開始コJO℃より徐々に昇
温し、最終的に−tjcとし、一方、圧力は徐々に減じ
て最終的に0.1mHfとした。p、を時間後反応を停
止し、系内を復圧したのちポリi−を抜き出しチップと
した。このチップのチップヘーズを測定したところII
、tチであった。
このチップをito℃でio時間真空乾燥後。
−タO℃で溶融し、Tダイから押出して急冷して未延伸
フィルムを得た。この未延伸フィルムを2参℃で縦方向
に3.7倍ついで横方向にioz℃で3.!倍延伸を行
ない%コーλ℃で70秒間熱固定をして、厚さl≠、j
fの二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムの平均
屈折率に1面配向度ΔP、表面平均突起高さRaおよび
摩擦係数μを測定した。その結果を第1表に′比較例と
して示した。
次に比較例と同様の方法で得た未延伸フィルムをまず?
t℃で1.参倍縦方向に延伸し、ついでさらに107℃
で熱処理して配向緩和を行ない最後の縦延伸でiiz’
cでへ7倍延伸したのち、横方向に130℃でJ、1倍
延伸を行ない、2λJ℃で70秒間熱固定し、厚さi4
L、zμの二軸延伸フィルムを得た。かくして得られた
フィルムについてもその平均屈折率ゴ1面配向度ΔP1
表面突起高さRaおよび摩擦係数μについて測定し、そ
の結果を第1表に実施例として示した。
第  l  表 第1表から明らかなように、実施例1は比較例1に比べ
て1表面突起高さは同等かより小さいにもかかわらず、
摩擦係数が極めて低いという驚くべき結果を示している
比較例−1実施例コ、3 − エステル交換触媒に酢酸カルシウム−水塩0.0り3部
とエチルアシッドホスフェートO1θ6り部を用い比較
例/と同様の方法で未延伸フィルムを製造した。この時
の溶液ヘーズは、2%であつた。
該フィルムをまず比較例1と同様に延伸温度タグ℃で縦
方向に3.7倍ついで横方向に701℃で3.r倍延伸
を行ない、23!r℃j秒間熱固定[7て、厚さ/、2
μのフィルムを得、この平均屈折率(K)1面配向度(
ΔP)、平均突起高さくRa >1摩擦係数(μ)を測
定し第2表で比較例2として様にまずざ♂℃でへグ倍縦
延伸し、107℃で熱処理後、再度ioo℃でハフ倍縦
方向に延伸したのち横方向に130℃でJ、jt倍延伸
を行ない、23j℃で!秒間熱固足して厚さ/ 、2 
p、のフィルムを得た。このフィルムについても平均突
起高さくi)5面配向度(ΔP)%表面突起高さくRa
)及び摩擦係数(μ)を測足し、舘ノ表実施例コとして
示した。
次に最終縦延伸の延伸温度を111℃にする以外には、
実施例コと同様に縦延伸、横延伸。
熱固定して二軸延伸熱固定フィルムを得、該フィルムに
ついても各物性値を測定し、第−表実施例3として示し
た。
第  −表
【図面の簡単な説明】
第1図は平均屈折率と面配向度の関係を示すグラフであ
る。斜線部は本発明範囲の一部を示す。 出 願 人  ダイアホイル株式会社 代 理 人  弁理士 長谷用  − ほか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  平均屈折率五と面配向度ΔPが下記式〔I〕
    。 CI)を満足する二軸配向ポリエステルフィルムであっ
    て、該フィルムの表面の平均突起高さが0.0 / J
    μ以下であることを特徴とする磁気記録体用ポリエステ
    ルフィルム。
JP57098121A 1982-06-08 1982-06-08 磁気記録体用ポリエステルフイルム Granted JPS58215722A (ja)

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JP57098121A JPS58215722A (ja) 1982-06-08 1982-06-08 磁気記録体用ポリエステルフイルム
GB08314485A GB2124137B (en) 1982-06-08 1983-05-25 Magnetic tape base film
DE3320569A DE3320569A1 (de) 1982-06-08 1983-06-07 Als substrat fuer magnetische aufzeichnungsmedien geeignete polyesterfolie
US07/013,152 US4708902A (en) 1982-06-08 1987-02-10 Polyester films suitable for use in magnetic recording media

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