JPS5821472Y2 - ラツチングリ−ドリレ− - Google Patents
ラツチングリ−ドリレ−Info
- Publication number
- JPS5821472Y2 JPS5821472Y2 JP6061280U JP6061280U JPS5821472Y2 JP S5821472 Y2 JPS5821472 Y2 JP S5821472Y2 JP 6061280 U JP6061280 U JP 6061280U JP 6061280 U JP6061280 U JP 6061280U JP S5821472 Y2 JPS5821472 Y2 JP S5821472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- contact
- relay
- contacts
- recovery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Relay Circuits (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はラッチング（自己保持形）リードリレーに関す
る。
る。
ラッチングリードリレーはコイルに電流を流して接点を
動作させた後に電流を切っても接点は閉じたよ・の状態
を維持し、接点を開くための電流をコイルに流したとき
に始めて復旧するようにしたリレーで、例えばメモリ素
子あるいは機器の無電力保持部品などに利用されている
。
動作させた後に電流を切っても接点は閉じたよ・の状態
を維持し、接点を開くための電流をコイルに流したとき
に始めて復旧するようにしたリレーで、例えばメモリ素
子あるいは機器の無電力保持部品などに利用されている
。
斯かるラッチングリードリレーのコイルによる駆動方法
としては例えばリードスイッチを１巻線で励磁し励磁コ
イルに流す電流の方向を変えて動作、復旧させるタイプ
、あるいはこれとは別に励磁コイルに流す電流の方向を
変える代りに磁界の強さと方向が相違する動作コイルと
復旧コイルを別々に設ける２巻線タイプなどがあるが、
これらの方法はいずれも復旧電流が多すぎると再び接点
が動作してしまうので信頼性の点で満足のいくものでは
ない。
としては例えばリードスイッチを１巻線で励磁し励磁コ
イルに流す電流の方向を変えて動作、復旧させるタイプ
、あるいはこれとは別に励磁コイルに流す電流の方向を
変える代りに磁界の強さと方向が相違する動作コイルと
復旧コイルを別々に設ける２巻線タイプなどがあるが、
これらの方法はいずれも復旧電流が多すぎると再び接点
が動作してしまうので信頼性の点で満足のいくものでは
ない。
これらの欠点を改良するために、リードスイッチの中央
でコイルを分割して巻いてこのコイルの組合せにより、
動作、復旧を行う分割巻線タイプも開発されている。
でコイルを分割して巻いてこのコイルの組合せにより、
動作、復旧を行う分割巻線タイプも開発されている。
この方法によれば復旧の場合接点間には同種の極（Ｎと
ＮまたはＳとＳ）が生じ、この反発力が働くので復旧電
流が変動しても再動作する危険性はなくなる。
ＮまたはＳとＳ）が生じ、この反発力が働くので復旧電
流が変動しても再動作する危険性はなくなる。
しかしながら従来の分割巻線による駆動方法にあっては
その駆動回路が複雑で従って作業性の劣るものであった
。
その駆動回路が複雑で従って作業性の劣るものであった
。
又、一方向に巻いた動作コイルとコイルの中心で巻線方
向を反転された復旧コイルを別々に設けた２分割２春線
タイプのものもあるがこれは動作の安定性、使い易さな
どの点からみて優れているとは言え、少くとも４つのコ
イルを必要とするためにその製造コストが極めて高くな
るという欠点を伴うものである。
向を反転された復旧コイルを別々に設けた２分割２春線
タイプのものもあるがこれは動作の安定性、使い易さな
どの点からみて優れているとは言え、少くとも４つのコ
イルを必要とするためにその製造コストが極めて高くな
るという欠点を伴うものである。
本考案は比較的優れた動作特性を維持しつつかつ極めて
簡単な駆動回路によって駆動し得廉価なラッチングリー
ドリレーを提供するものである。
簡単な駆動回路によって駆動し得廉価なラッチングリー
ドリレーを提供するものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面に従って詳細に説明
する。
する。
第１，２図に示すように、リードスイッチ１の周囲には
その長手方向に直列に動作コイル１０Ｎコイル）Ａと復
旧コイル（ＯＦＦコイル）Ｂが分割して配列される。
その長手方向に直列に動作コイル１０Ｎコイル）Ａと復
旧コイル（ＯＦＦコイル）Ｂが分割して配列される。
コイルＡとコイルＢは復旧時に相反する磁界を生じるよ
うにその巻き方は相互に逆方向となっている。
うにその巻き方は相互に逆方向となっている。
コイルＡとコイルＢは図示の如くリードスイッチの中央
部で接点７，８を介して相互に接続されているが、この
接続部は第２図によく示すようにスイッチ等の切換手段
１２にも接続される。
部で接点７，８を介して相互に接続されているが、この
接続部は第２図によく示すようにスイッチ等の切換手段
１２にも接続される。
斯の様に構成されるラッチングリードリレーは次の如く
駆動される。
駆動される。
リレーの動作時、即ちリレーの接点を閉にするときには
第２図のスイッチ１２は接点１１に接続される。
第２図のスイッチ１２は接点１１に接続される。
従って復旧コイルＢには電流は流れない。動作コイルＡ
に電流を流すと巻線部に例えば第１図に矢印で示す一方
向の磁界が生じ、この磁界によりリードスイッチが着磁
され、接点部に生じた異種極（ＮとＳ）間の吸引力によ
って接点が閉じる。
に電流を流すと巻線部に例えば第１図に矢印で示す一方
向の磁界が生じ、この磁界によりリードスイッチが着磁
され、接点部に生じた異種極（ＮとＳ）間の吸引力によ
って接点が閉じる。
動作コイルの電流を切っても残留磁気による吸引力で閉
成状態を維持する。
成状態を維持する。
従って本考案においては動作時には復旧コイルＢには通
電されないということに留意する。
電されないということに留意する。
従来は動作時においても復旧コイルＢが使用されており
、このことが駆動回路を複雑にしていたのである。
、このことが駆動回路を複雑にしていたのである。
次に復旧時、即ちリレーの接点を開にするときにはスイ
ッチ１２を接点１０に切換える。
ッチ１２を接点１０に切換える。
その結果電流は接点９，８，７，１０．１２を介して動
作コイルＡ及び復旧コイルＢに共に流れて該両コイルを
励磁する。
作コイルＡ及び復旧コイルＢに共に流れて該両コイルを
励磁する。
両コイルの巻線方向が逆となっているために両コイルの
巻線部に生じる磁界の方向は相反する方向であり、接点
部には同種の極（ＮとＮ、あるいはＳとＳ）が生じる。
巻線部に生じる磁界の方向は相反する方向であり、接点
部には同種の極（ＮとＮ、あるいはＳとＳ）が生じる。
その結果接点間には反発力が働き復旧（開放）する。
従って励磁電流が増加しても相反する磁界が強くなるだ
けであり、再動作する危険性のないことは容易に理解さ
れよう。
けであり、再動作する危険性のないことは容易に理解さ
れよう。
復旧コイルＢは動作コイルＡと同一方向に巻いて復旧時
には電流の流れる方向を逆にするようにして相反する磁
界を生じるようにすることも勿論可能である。
には電流の流れる方向を逆にするようにして相反する磁
界を生じるようにすることも勿論可能である。
以上に記載したように本考案によればリレーの動作時に
は動作コイルのみを励磁し、又その復旧時には動作コイ
ルと復旧コイルを磁界方向が相反するように共に励磁す
ることによって、極めて簡単な駆動回路を用いて信頼性
の高いラッチングリードリレーの駆動を行い得るもので
ある。
は動作コイルのみを励磁し、又その復旧時には動作コイ
ルと復旧コイルを磁界方向が相反するように共に励磁す
ることによって、極めて簡単な駆動回路を用いて信頼性
の高いラッチングリードリレーの駆動を行い得るもので
ある。
第１図は本考案に係るラッチングリードリレーの略図、
第２図は本考案のラッチングリードリレーを駆動する駆
動回路を示す図。 １・・・・・・リードスイッチ、１０．１１・・・・・
・切換接点部、１２・・・・・・スイッチ、Ａ・・・・
・・動作コイル、Ｂ・・・・・・復旧コイル。
第２図は本考案のラッチングリードリレーを駆動する駆
動回路を示す図。 １・・・・・・リードスイッチ、１０．１１・・・・・
・切換接点部、１２・・・・・・スイッチ、Ａ・・・・
・・動作コイル、Ｂ・・・・・・復旧コイル。
Claims (1)
- 外部磁界により開閉される接点を内蔵したリードスイッ
チを包囲してその長手方向に並べて単巻線の動作コイル
及び単巻線の復旧コイルを分割配列してその一方の接点
どうしを直列に接続した２巻線式ラッチングリードリレ
ーにおいて、上記復旧コイルの他方の接点と両コイルの
接続部にリード線を介して接続する切換接点とを切換ス
イッチを介して選択的に電源に接続し、前記リードスイ
ッチの接点を閉とするときには動作コイルのみを励磁し
、一方前記接点を開とするときには前記動作コイル及び
復旧コイルを共に相互に相反する方向の磁界を生じさせ
るように励磁することを特徴とするラッチングリードリ
レー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6061280U JPS5821472Y2 (ja) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | ラツチングリ−ドリレ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6061280U JPS5821472Y2 (ja) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | ラツチングリ−ドリレ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55156343U JPS55156343U (ja) | 1980-11-11 |
| JPS5821472Y2 true JPS5821472Y2 (ja) | 1983-05-07 |
Family
ID=29294583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6061280U Expired JPS5821472Y2 (ja) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | ラツチングリ−ドリレ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821472Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-06 JP JP6061280U patent/JPS5821472Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55156343U (ja) | 1980-11-11 |
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