JPS6348922Y2 - - Google Patents

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JPS6348922Y2
JPS6348922Y2 JP865482U JP865482U JPS6348922Y2 JP S6348922 Y2 JPS6348922 Y2 JP S6348922Y2 JP 865482 U JP865482 U JP 865482U JP 865482 U JP865482 U JP 865482U JP S6348922 Y2 JPS6348922 Y2 JP S6348922Y2
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JP
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relay
circuit
excitation
polarity
relays
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JP865482U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁継電器に関し、殊にこの継電器の
励磁回路への入力電圧の極性が転極した時でも扛
上接点が瞬断することのない電磁継電器に関す
る。
例えば鉄道において、列車等を安全に運行させ
るための信号装置には継電器(以下リレーとい
う)は欠くことのできないものである。
ここで、3位現示(赤、黄、青)式の信号機の
信号現示変換制御に従来の電磁リレーを用いた制
御系を第1図及び第2図に示す。
第1図は信号制御回路を示し、第2図は第1図
の制御回路によつて制御される信号灯回路を示
す。
第1図において、1は信号制御回路の入力電圧
の転極部、2は回路開閉部、1Rは従来の電磁リ
レー、2Rは有極リレー、3Rはリレー1Rによ
つて開閉制御される緩放継電器(以下緩放リレー
とする)で、これらリレー1R〜3R側と転極部
1とはケーブル3で接続されている。また、リレ
ー2R,3Rは第2図に示す如く動作時に閉じる
N接点2r1,3r1と復旧時に閉じるR接点2r2
3r2を有する。
この制御系において、信号制御回路の各リレー
1R〜3Rに第3図のように入力電圧が印加され
た場合、初めの状態ではリレー1Rが動作してそ
の接点1rの閉成によつて緩放リレー3Rが動作
するため各リレー1R〜3Rとも動作状態となり
第2図中のN接点2r1,3r1が閉じ緑色信号灯
(進行を現示する)Gが点灯する。次に、転極信
号の入力によつて転極部1で転極が行なわれる
と、有極リレー2Rは落下する。また、転極の間
ではリレー1Rも瞬間的に落下するがこの転極時
の切替り時間以上の復旧時間を持つ緩放リレー3
Rはこの間落下せず転極後のリレー1Rの再動作
で緩放リレー3Rの動作は維持され、この時には
第2図中のN接点3r1はそのままでリレー2Rの
N接点2r1が開きR接点2r2が閉じ黄色信号灯
(注意を現示する)Yが点灯する。そして、入力
電圧が零になるとリレー1R,3Rとも落下しリ
レー3RのN接点3r1が開きR接点3r2が閉じ赤
色信号灯(停止を現示する)Rが点灯する。この
ようにして、信号機の信号現示を変えるようにし
ている。
ところで、従来の電磁リレー1Rは第4図に示
すように鉄心5上に1つの励磁コイル6を巻回し
該コイル6への通電を制御して鉄心5にアマチユ
ア7を接離させ接点(図示せず)を開閉させる構
造である。尚、図中、8はヨーク、9は接点負荷
ばねである。
ところが、このような従来の電磁リレーでは第
4図A〜Cに示すようにリレーへの入力電圧の極
性が転極する場合に磁束の方向が変化するため、
第4図Bのように転極の間瞬間的に磁束が零とな
りリレーは一度落下し再び動作することになる。
このため、前述した信号機の信号現示変換制御の
ように転極時に扛上接点を瞬断させたくない制御
系には、従来では第1図に示す如く電磁リレー1
Rに加えて転極時の極性切替り時間以上の復旧時
間を有する緩放リレー3Rを必要とし制御回路の
構成が複雑となるという問題点があつた。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
同一鉄心上に2組の励磁コイルを設け、入力の転
極時に、2つのコイルに同方向の磁束が発生する
電流が流れるように当該両コイルによる閉回路を
形成するよう構成することにより、従来の問題点
を解消することを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第5図A〜Kは本考案に係る電磁リレーの1実
施例を示す構成図である。
図において、鉄心11上に2組の励磁コイル1
2,13を巻回し、リレーの励磁回路を構成して
いる。これら第1励磁コイル12と第2励磁コイ
ル13とは接続点a,bによつて互いに並列接続
され、同一の入力源(図示せず)に共通の入力端
子A,Bによつて接続されている。また、第1励
磁コイル12のコイル部と前記接続点bとの間及
び該接続点bと第2励磁コイル13のコイル部と
の間にはそれぞれ整流素子としてのダイオード1
4,15が設けられ、入力端子A,Bからの入力
電圧の極性が転極する間、第1及び第2励磁コイ
ル12,13による直列閉回路を形成しかつ各コ
イル12,13の発生磁束が同方向となる向きに
この閉回路に電流を流すよう前記ダイオード1
4,15を接続してある。16はアマチユア、1
7は接点負荷ばね、18はヨークである。
次に作用を説明する。
まず、入力端子Aが+、Bが−の場合を第5図
Aに示す。この場合、電流は第1励磁コイル12
に流れ鉄心11には上向きの磁束が発生しその吸
引力によつてアマチユア16が鉄心に引き付けら
れ図示しない接点が扛上しリレーは動作する。次
に入力端子A,Bの+,−が切替わる転極の間は
入力端子A,Bは入力源と切り離された状態にあ
る(第5図B参照)。この場合、第1及び第2励
磁コイル12,13はダイオード14,15によ
つて直列閉回路を形成しているため、鉄心11の
磁束によつて第2励磁コイル13に誘起される電
圧によつて第1及び第2励磁コイル12,13に
第5図B中の矢印方向に電流が流れる。この時の
発生磁束は磁束の減少を妨げる方向であるために
第5図Aと同様に上向きとなり、この際に生じる
磁気吸引力を接点負荷ばね17のばね力より十分
強くなるように構成している。このため、リレー
は落下することなく動作が継続される。
転極が終了して入力端子A,Bが入力源と接続
し、前記端子Aが−、Bが+になると、第5図C
のように電流が今度は第2励磁コイル13に流
れ、この時の発生磁束も上向きの方向となる。従
つて、この電磁リレーでは動作後に入力の転極が
あつても落下することなく動作状態をそのまま保
持することができる。
この電磁リレーを前述の3位現示式信号機の信
号現示変換制御に適用した制御系の1例を第6図
及び第7図に示す。尚、第1図及び第2図と同一
の部分には同一符号を付して説明を省略する。
第1図において、11Rは本考案に係わる電磁
リレー、12Rは有極リレーである。また、第7
図中、11r1,11r2及び12r1,12r2はリレ
ー11R,12RのそれぞれN接点とR接点を示
す。
この制御系において、信号制御回路の各リレー
11R,12Rに第8図のように入力電圧が印加
された場合、初めの状態ではリレー11R,12
Rが動作してそのN接点11r1,12r1が閉成し
緑色信号灯Gが点灯する。次に転極部1に転極信
号が入力し転極が行なわれると、磁気保持リレー
12Rは落下するが電磁リレー11Rはそのまま
動作保持される。従つて、リレー11RのN接点
はそのまま閉成状態に保持されリレー12RのN
接点12r1が開成しR接点12r2が閉成して黄色
信号灯Yを点灯させる。そして、回路開閉部2の
開成によつて電圧が零になるとリレー11Rが落
下しそのN接点11r1が開成しR接点11r2が閉
成して赤色信号灯Rが点灯し従来と同様の信号現
示変換が行なわれる。
このように、この電磁リレー11Rを用いれば
従来必要であつた緩放リレー3Rが不用となり制
御系の回路構成を単純化できコストも安価とな
る。
尚、第1励磁コイルと第2励磁コイルの接続形
態は本考案の目的を達成できるものであればよく
本実施例に限定するものではない。
以上述べたように本考案によれば、入力の転極
する間も落下することなく動作が継続されるの
で、転極時に扛上接点を瞬断させたくない制御系
に適用する場合に従来必要であつた緩放継電器が
不用となり、制御系の回路構成を大幅に単純化で
きるという極めて大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁継電器を使用した信号制御
回路、第2図は同上制御回路に対応する信号灯回
路、第3図は同上回路内のリレーの入力電圧変化
に対する動作状態を示すタイムチヤート図、第4
図A〜Cは従来の電磁継電器の動作説明図、第5
図A〜Cは本考案の電磁継電器の1実施例を示す
動作説明図、第6図は同上継電器を適用した場合
の信号制御回路、第7図は同上制御回路に対応す
る信号灯回路、第8図は同上回路内のリレーの入
力電圧変化に対する動作状態を示すタイムチヤー
ト図である。 11……鉄心、12……第1励磁コイル、13
……第2励磁コイル、14,15……ダイオー
ド、16……アマチユア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心上に巻回した励磁コイルへの通電を制御し
    て鉄心にアマチユアを接離させ接点を開閉する電
    磁継電器において、同一入力源より通電される2
    組の励磁コイルを同一鉄心上に巻回して励磁回路
    を形成し、該励磁回路への入力の極性が転極した
    時に、前記両コイルによる直列閉回路を形成し且
    つ該閉回路に各コイルの発生磁束が同方向となる
    電流を流すように前記励磁回路に整流素子を設け
    たことを特徴とする電磁継電器。
JP865482U 1982-01-27 1982-01-27 電磁継電器 Granted JPS58113240U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP865482U JPS58113240U (ja) 1982-01-27 1982-01-27 電磁継電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP865482U JPS58113240U (ja) 1982-01-27 1982-01-27 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58113240U JPS58113240U (ja) 1983-08-02
JPS6348922Y2 true JPS6348922Y2 (ja) 1988-12-15

Family

ID=30021334

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JP865482U Granted JPS58113240U (ja) 1982-01-27 1982-01-27 電磁継電器

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JPS58113240U (ja) 1983-08-02

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