JPS5821462A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPS5821462A
JPS5821462A JP12021281A JP12021281A JPS5821462A JP S5821462 A JPS5821462 A JP S5821462A JP 12021281 A JP12021281 A JP 12021281A JP 12021281 A JP12021281 A JP 12021281A JP S5821462 A JPS5821462 A JP S5821462A
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JP
Japan
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color
powder
weight
binder
metal powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP12021281A
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English (en)
Inventor
Hidefusa Uchikawa
英興 内川
Kikuo Hayama
端山 菊雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は被塗物表面に高級感のある古代色(アンチーク
カラー)仕上を与えるための塗料に関するものである。
従来から、調合金製の建材や美術品等の表面に高級感の
ある古代色仕上を与えることが行なわれてきた。仕上げ
方法としては、一般に被仕上物の表面全体を脱脂、活性
化した後に、硫化物や酸化剤溶液等の処理薬剤を用いて
硫化または酸化皮膜を施して発色させ、この上から防錆
の目的でクリヤー(型切)塗料を塗布することが行なわ
れている。しかし、この方法で処理を行なったものは、
脱脂および活性化が完壁になされていない場合には、硫
化もしくは酸化皮膜ができにくかったり1色むらができ
次すし易く。
また、硫化、酸化皮膜本来の性質上、下地鋼合金との付
着性が良好でないために、さびや変色が発生した抄、皮
膜上に塗布されたクリヤー塗膜が剥離し易いという欠点
があった。金粉(ブロンズ粉等)や銀粉(アルミニウム
粉等)などの金属粉やそのペーストをフェス中に混合し
た既存のいわゆるメタリック塗料では、被塗物表面に金
属光沢を与えることはできるが、渋みのあるアンチーク
カラーを表現することは不可能であった。
本発明は、上記事情を十分に考慮して、従来のものがも
つ欠点を解消し2表面活性化等の処理を必要とせず、銅
合金はもちろん他の金属および非金属(セラミック、紙
、木材、プラスチックなど)に簡単に塗布処理ができ、
かつ付着性1色の均−性等の良好な古代色仕上を得るこ
とができる塗料を提供したものである。
以下、実施例にしたがって本発明の詳細について説明す
る。
〔実施例1.〕 結合剤として市販のウレタン系クリヤー塗料(日本ペイ
ント■製閤品名ボリウレ)を用いた。
金属粉としては、ブロンズ粉(日本金属粉■製325メ
ッシェ)を用い、これを硫化ナトリウムの15チ水溶液
中にて90°Cで浸漬処理して黒褐色に着色さぜた。こ
の着色粉を120°0の電気炉で十分に乾燥させた後、
黒色顔料であるカーボンブラックとともに、前記クリヤ
ー塗料中に下記の重量比で混入させた。
結合剤         67重量% 着色ブロンズ粉     28I カーボンブラック     5重最多 つぎに、硬化剤(混合重量比としては無視できる。)を
加えてボールミル中で十分に混練して。
本発明の塗料としたものを亜鉛めっき鋼板上にハケ塗り
して、50°Cの電気炉中で30分間放置した。この作
業によって、下地亜鉛めっき鋼板表面に、あたかも銅合
金表面に硫化または酸化等の化成処理を施して得られた
かのような古代色を有する皮膜が得られた。一方、従来
の処理法にしたがって、まずブロンズ板をトリクレンで
脱脂した後、上記の硫化す) IJウム溶液中で上記と
全く同一の条件にて浸漬処理して2表面に褐色の硫化皮
膜を得た。この上から、上記と同一のウレタンクリヤー
塗料を同一条件で塗布乾燥して硬化させた。この両者の
す;/プルについて、皮膜の付着性試m(lfi角10
0個のゴバン目状カラト後、セロテープ剥離)を行なっ
たところ9本発明の塗料組成物を塗布した皮膜について
は、ゴバン目状のマス目は全く剥離せず。
良好な付着性をもつことが明らかになったのに対し、従
来の処理法による皮膜は、硫化皮膜と下地ブロンズ板と
の付着性が不良で、“ちるため。
セロテープ剥離によってクリヤー塗膜ごと剥離してしま
うことがわかった。また2色調についても2本発明の塗
料組成物を用いたものの方が全体にむらなく均一に仕上
ることが判明した。
〔実施例2.〕 実施例1.と同一のブロンズ粉を用い、これを二酸化セ
レンの1チ水溶液中で浸漬処理(室温)して、青味をお
びた茶かっ色に着色させた後。
黒色顔料であるアセチレンブラックとともに下記の組成
比で、結合剤であるアクリルウレタン系クリヤー塗料(
大日本塗料■製商品名vトップ:硬化剤を含む)中に混
入させた。
結合剤         58重量% 着色ブロンズ粉     401 アセチレンブラック    2g 上記混合物をボールミル中で十分に混練して本発明の塗
料組成物としたものを鋼板上にスプレー塗布して70°
Cの電気炉中で30分間乾燥した。
この作業によって、鋼板上に渋みのある古代色を有する
皮膜が形成された。このものについても、実施例1.と
同様の付着試験により、良好な付着性をもつことが確認
できた。なお、ブロンズ板表面を上記と同様に二酸化セ
レン水溶液で着色させ念後に、上記クリヤー塗料を塗布
したサンプルを製作し、付着性試験を行なったところ、
  100個のマス目のうち1個が剥離したのみで、実
施例1のブロンズ板へ処理した硫化皮膜よりも付着性は
良好であっ九。ただし、このブロンズ板上に塗膜を形成
し九ものは、上記の鋼板上に塗膜を形成したものと比べ
ると2色ムラがやや多く色の均一性で之っていた。
〔実施例3.〕 金属粉として、試薬1級の亜鉛粉末を用い。
これを水IIに対して重クロム酸ソーダ150 Nおよ
び硫酸を・l0JI加えた液中に常温で浸漬して茶褐色
に着色させた。この着色粉を黒色顔料である二酸化マン
ガンとともに下記の組成比で。
結合剤であるシリコーン系フェス(信越化学工業■製商
品名11282 )中に混入させた。
結合剤         45.5重量−着色亜鉛粉 
     53.0  に酸化マンガン     1.
5I 混合物をボールミル中で十分に混練して本発明の塗料組
成物としたものをアルミナイズド鋼板上にスプレー塗布
した。塗布物を200″Cの電気炉中に30分間放置し
て焼付けを行なったところ、やはり古代色を有する皮膜
が得られ、実施例1.と同様の付着性試験を行なった結
果、この皮膜は下地アルミナイズド鋼板と強固に付着し
ていることが明らかとなった。なお、亜鉛板上に、従来
法により上記と同様の化成処理を施して、クリヤー塗料
を塗布したサンプルについても同様の試験を行なったが
、100個のゴバン目状マス目のうち60〜70個が剥
離してしまい付着性は明らかに不良であっ九。
〔実施例4.〕 実施例1〜3で製作した6種のサンプルの耐食性を調べ
るために、塩水噴霧試験(JI8 Z2371)を行な
っ走。
その結果9本発明の塗料を適用した皮膜は、いずれも2
00時間経過後も発錆は認められず、良好な耐食性を有
することが判明したのに対して。
従来の皮膜は2表面にサビや変色が現われていた。従来
の皮膜の耐食性が劣る原因の1つとして、皮膜と下地金
属との付着性が不良であるために、水や腐食性物質が侵
入しやすいことなどが考えられる。
また2本発明において2着色金属粉素材が銅もしくは、
鋼合金の場合には、ベンゾトリアゾールなど、銅もしく
は銅合金以外の金属粉にはアミン塩や亜硝酸塩などをそ
れぞれ変色防止剤もしくは腐食抑制剤として、塗料組成
物中に少量添加することにより、耐食性はさらに向上す
ることを確認した。
ところで2本発明で使用する結合剤としては。
実施例で示したように、低温(常温)乾燥型のものおよ
び高温焼付型のもののいずれを用いてもよい。樹脂とし
ては、ウレタン、アクリル。
シリコーンのほかに、メラミン、ポリエステル。
塩化ビニル、ふっ素などの有機系樹脂をはじめとして、
水ガラス、コロイダルアルミナなどの無機系結合剤また
は2両者の混合物なども使用することがで舞る。
発明者らは2着色金属粉素材として、実施例で用いたも
ののほかに、銅、黄銅、鉛、ステンレス、銀、アルミニ
ウムなど各種の金属粉について、化成処理によって着色
処理を試みたところ2古代美術品等に見られるような渋
みのある高級感をもった仕上を得るためには、銅または
青銅などの銅合金を用いた場合が最も好ましい色調とな
ることがわかった。ただし、このような色彩感覚は、そ
れを鑑賞する者個人の好みによっても異なるため2本発
明の皮膜は必ずしも銅または銅合金粉でなくとも他の金
属粉を用いたものであってもさしつかえない。そして1
色調や造膜性を考慮すると各成分の比率は、結合剤が3
0〜80重量%2着色金属粉が10〜70重量−9黒色
顔料が0.5〜lO重量%であることが必要である。
以上説明したように、結合剤を30〜80重量係、化最
多理によって着色された金属分を10〜70重量%、黒
色顔料を0.5〜lO重量%の範囲内でそれぞれ含有す
る本発明の塗料組成物であれば、被塗物表面に色むらの
少ない均一な古代色調を与えることができ、しか4下地
との付着性が良好であるため、剥離しに<<、下地に対
して良好な耐食性をもたせることが可能である。
また、従来の皮膜と異なり、被塗物が金属以外のもの(
グラスチックや木材等)であっても。
単に塗着するだけでよいため2本発明の塗料組成物は美
術品、建材、学具、家電品等の幅広い用途に適用でき、
しかも長期にわたり良好な下地の保護性能が期待できる
鵠人葛野信i 手続補正書(自発) 特許庁長官殿 1、事件(7)表示    特願昭 86−H!021
雪号2、発明の名称 塗料越威物 3、補正をする者 代表者片山仁へ部 4、代理人 翫 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄0 6、補正の内容 (1)  明細書中2頁5行目Kr (型切)」とある
のを「(透明)」と訂正する。
(2)  同上中100頁3行目「金属分」とあるのを
「金属粉」と訂正する。
以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  結合剤を30〜80重量−1化成処理によっ
    て着色された金属粉を10〜70重量嘩、黒色顔料を0
    .5〜10重量−の範囲内でそれぞれ含有することを特
    徴とする塗料組成物。
  2. (2)化成処理によって着色され念金属粉の主成分が、
    銅または銅合金であることを特徴とする特許請求の範囲
    第111項記載の塗料組成物。
  3. (3)  変色防止剤もしくは腐食抑制剤を添加したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第11)項または121
    項記載の塗料組成物。
JP12021281A 1981-07-31 1981-07-31 塗料組成物 Pending JPS5821462A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021167424A (ja) * 2017-03-01 2021-10-21 ヴァイアヴィ・ソリューションズ・インコーポレイテッドViavi Solutions Inc. 機能性コーティングを有するラメラ粒子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021167424A (ja) * 2017-03-01 2021-10-21 ヴァイアヴィ・ソリューションズ・インコーポレイテッドViavi Solutions Inc. 機能性コーティングを有するラメラ粒子
JP2021178963A (ja) * 2017-03-01 2021-11-18 ヴァイアヴィ・ソリューションズ・インコーポレイテッドViavi Solutions Inc. ラメラ粒子および製造方法

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