JPS58212782A - L−アラニンデヒドロゲナ−ゼyk−1およびその製造法 - Google Patents
L−アラニンデヒドロゲナ−ゼyk−1およびその製造法Info
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- JPS58212782A JPS58212782A JP57095293A JP9529382A JPS58212782A JP S58212782 A JPS58212782 A JP S58212782A JP 57095293 A JP57095293 A JP 57095293A JP 9529382 A JP9529382 A JP 9529382A JP S58212782 A JPS58212782 A JP S58212782A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はL−アラニンデヒドロゲナーゼYK−1および
その製造法に関する。
その製造法に関する。
L−アラニンデヒドロゲナーゼは以下の反応を触媒する
酵素として知られている。
酵素として知られている。
L −Alanine−1−H2O−1−NADy=
:Pyruvate −トN)I3 +NADHL−ア
ラニ/デヒドロゲナーゼは、ピルビン酸からのし一アラ
ニンの酵素的合成あるい1dL−アラニ/、ピルビン酸
等の定量等の応用面が考えられるが、実際上余り実用化
されていない。この理由としては、まず第1には従来の
し一アラニ/デヒドロゲナーゼは工業的に利用するうえ
で安定性に問題があったからである。即ち工業的にL−
アラニ/を生産させるためには、酵素を固定化したり、
反応温度を高めたりする必要があり、より安定な酵素が
求められているが従来のものでは不十分であった。つぎ
にKm値が大きすぎることも問題であった。L−アラニ
ンを酵素的に測定する場合、微瞼に存在するし一アラニ
ンと反応する必要があり、従ってK 、m値の小さいし
一アラニ/デヒドロゲナーゼが要望されるからである。
:Pyruvate −トN)I3 +NADHL−ア
ラニ/デヒドロゲナーゼは、ピルビン酸からのし一アラ
ニンの酵素的合成あるい1dL−アラニ/、ピルビン酸
等の定量等の応用面が考えられるが、実際上余り実用化
されていない。この理由としては、まず第1には従来の
し一アラニ/デヒドロゲナーゼは工業的に利用するうえ
で安定性に問題があったからである。即ち工業的にL−
アラニ/を生産させるためには、酵素を固定化したり、
反応温度を高めたりする必要があり、より安定な酵素が
求められているが従来のものでは不十分であった。つぎ
にKm値が大きすぎることも問題であった。L−アラニ
ンを酵素的に測定する場合、微瞼に存在するし一アラニ
ンと反応する必要があり、従ってK 、m値の小さいし
一アラニ/デヒドロゲナーゼが要望されるからである。
従来、比較的安定性の高いL−アラニンデヒドロゲナー
ゼとしては、サーマス す−モフイラス(Z、Valj
、、 Biochjmjca et BioD
l+i+;ica Acta615巻、34頁、19
80年)、ノく千ルス・ズブチリス(A、Yoshid
a、、 BiochimiCa et Biophi
−sica Acta 9 6 巻 、
248 頁 、 1965 年 )、 ノ(チ
ルス属菌(1,Epstein、 、旧ochi、m1
qa et Biophisi−ca Acta 44
5巻、549頁、1976年)等力よ知られていたが、
本発明者は、さら□に安定性に優れたし一アラニンデヒ
ドロゲナーゼについて鋭意探索したところ、サーマス・
フラノ;スに属する菌株サーマス・フラバスAT−62
を培養することによって、培養物中に著綾の熱安定性に
優れかつまだKm値の小さい新規なし一アラニンデヒド
ロゲナーゼYK−1を生産蓄積することを見出し、本発
明を完成したものである。サーマス・フラノくスAT−
62(D菌学的性質にライては(’f、 3aiki
’ら、Agr、 Biol、Chem、+ 3
6巻、2357−2366頁、1972年)に記載され
ており、又本菌は工業技術院微生物工業研究所に機工研
菌寄第6529(FERIvL−PNα6529)とし
て寄託されている。
ゼとしては、サーマス す−モフイラス(Z、Valj
、、 Biochjmjca et BioD
l+i+;ica Acta615巻、34頁、19
80年)、ノく千ルス・ズブチリス(A、Yoshid
a、、 BiochimiCa et Biophi
−sica Acta 9 6 巻 、
248 頁 、 1965 年 )、 ノ(チ
ルス属菌(1,Epstein、 、旧ochi、m1
qa et Biophisi−ca Acta 44
5巻、549頁、1976年)等力よ知られていたが、
本発明者は、さら□に安定性に優れたし一アラニンデヒ
ドロゲナーゼについて鋭意探索したところ、サーマス・
フラノ;スに属する菌株サーマス・フラバスAT−62
を培養することによって、培養物中に著綾の熱安定性に
優れかつまだKm値の小さい新規なし一アラニンデヒド
ロゲナーゼYK−1を生産蓄積することを見出し、本発
明を完成したものである。サーマス・フラノくスAT−
62(D菌学的性質にライては(’f、 3aiki
’ら、Agr、 Biol、Chem、+ 3
6巻、2357−2366頁、1972年)に記載され
ており、又本菌は工業技術院微生物工業研究所に機工研
菌寄第6529(FERIvL−PNα6529)とし
て寄託されている。
本発明のし一アラニンデヒドロゲナーゼは次の理化学的
−:霞を有している。
−:霞を有している。
(1)作用:L−アラニ/を酸化重税アミン反E6によ
りピルビン酸にする作用およびピルビン酸にアミノJ、
9を付加してL−アラニ/を生成する可逆反応を触媒す
る作用を有する。
りピルビン酸にする作用およびピルビン酸にアミノJ、
9を付加してL−アラニ/を生成する可逆反応を触媒す
る作用を有する。
(2)基質特異性:L−アラニンに特異的に作用し、L
−セリンには15係の相対力画を示しだが、他のアミノ
酸にはほとんど作用しない。
−セリンには15係の相対力画を示しだが、他のアミノ
酸にはほとんど作用しない。
(3)至適PH二本酵素の至適P)(ば10〜ll付近
にある(第1図に示す通り)。なお用いた緩衝液として
は、P H9,2−10,3ではsofiMグリ//−
塩化カリウムー水酸化カリウム緩衝液、I’)(19,
3−11,05では、50 m M燐酸二ナトリウム緩
衝液である。
にある(第1図に示す通り)。なお用いた緩衝液として
は、P H9,2−10,3ではsofiMグリ//−
塩化カリウムー水酸化カリウム緩衝液、I’)(19,
3−11,05では、50 m M燐酸二ナトリウム緩
衝液である。
(Jl)H安定性=50C160分処理した場合、p
H6,0〜85付近で最も安定である(第2図に示す通
り)。
H6,0〜85付近で最も安定である(第2図に示す通
り)。
(5)至適温度二60〜70C付近VCある(第3図に
示す通り)。
示す通り)。
(6)熱な定性=80C180分処理では全く失活せず
、90C180分処理で約30係の失活が認められる(
24図に示す通、す)。
、90C180分処理で約30係の失活が認められる(
24図に示す通、す)。
(7)阻害剤に対する影#:
(a) 各種阻害剤1.0 m Mの影響について表
1に示す−0 表 1 腎 EDTA :エチレンジアミンテトラアセテートPCM
B:パラクロロマーキュリ−ベンゾエート※のPCMB
a度は0.1 m Mである。
1に示す−0 表 1 腎 EDTA :エチレンジアミンテトラアセテートPCM
B:パラクロロマーキュリ−ベンゾエート※のPCMB
a度は0.1 m Mである。
(b) 金属イオン(1,0mM)等の影1について
表2に示す。
表2に示す。
表 2
※の濃度は0.2771 Mである。
(8)分子敬:約290. OOO〜300. OOO
(ゲル沖過法による) (9)等成魚ニア、56(焦点電気泳動法に、しる)a
lKm値:約3XIO−4M 上記理化学的性質を持ったL−アラニンデヒドロゲナー
ゼYK−1は他の微生物起源のし一アラニンデヒドロゲ
ナーゼとは明らかに異なった新規酵素である。
(ゲル沖過法による) (9)等成魚ニア、56(焦点電気泳動法に、しる)a
lKm値:約3XIO−4M 上記理化学的性質を持ったL−アラニンデヒドロゲナー
ゼYK−1は他の微生物起源のし一アラニンデヒドロゲ
ナーゼとは明らかに異なった新規酵素である。
表3に各4微生物起源の耐熱性L−アラニンデヒドロゲ
ナーゼと本酵素との比較を示す。
ナーゼと本酵素との比較を示す。
表 3
表3より明らかの如く、本発明のし一アラニンデヒドロ
ゲナーゼYK−1(生産菌:サーマス・フラバスAT−
62)は他のいずれの酵素よりKm値が小さく、かつ安
定性に優れていることがわかる。本発明の新規L−アラ
ニンデヒドロゲナーゼYK−1はサーマス・フラパスA
、T −62FERM−Pl&16529を培養するこ
とによって得られるが、使用する培地としては、炭素源
、窒素源、無機物その他栄養素を程よく含有する培地な
らば、合成培地または天然培地のいずれも使用可能であ
り、液状でも固状でもよいが、通常は液体培地を使用す
る。
ゲナーゼYK−1(生産菌:サーマス・フラバスAT−
62)は他のいずれの酵素よりKm値が小さく、かつ安
定性に優れていることがわかる。本発明の新規L−アラ
ニンデヒドロゲナーゼYK−1はサーマス・フラパスA
、T −62FERM−Pl&16529を培養するこ
とによって得られるが、使用する培地としては、炭素源
、窒素源、無機物その他栄養素を程よく含有する培地な
らば、合成培地または天然培地のいずれも使用可能であ
り、液状でも固状でもよいが、通常は液体培地を使用す
る。
培養条件としては、培養開始時のPHは6〜8の範囲で
、培養温度は6O−80Cの範囲で行われる。このよう
な条件下で、12〜50時間培養することによって培養
物中にL−アラニンデヒドロゲナーゼYK−1が著量生
成する。
、培養温度は6O−80Cの範囲で行われる。このよう
な条件下で、12〜50時間培養することによって培養
物中にL−アラニンデヒドロゲナーゼYK−1が著量生
成する。
こうして培養物中に生産蓄積されたL−アラニンデヒド
ロゲナーゼYK−1は次の如き方法で採取される。L−
アラニンデヒドロゲナーゼYK−1は主に菌体中に存在
するので、培養終了後、菌体は遠心分離、濾過等の方法
で集められ、水または緩衝液で洗浄し、次いでPH5〜
8の適当な緩衝液に懸濁し、グイノーミル等で菌体を磨
砕し、菌体内L−アラニンデヒドロゲナーゼYK−1を
抽出する。
ロゲナーゼYK−1は次の如き方法で採取される。L−
アラニンデヒドロゲナーゼYK−1は主に菌体中に存在
するので、培養終了後、菌体は遠心分離、濾過等の方法
で集められ、水または緩衝液で洗浄し、次いでPH5〜
8の適当な緩衝液に懸濁し、グイノーミル等で菌体を磨
砕し、菌体内L−アラニンデヒドロゲナーゼYK−1を
抽出する。
こうして菌体抽出物より得られる粗し一アラニップヒド
ロゲナーゼYK−1をさらに精製するには、硫安塩析、
透析、DEAE−セルロースカラムクロマトグラフィー
、ブルーセファロースカラムクロマトグラフィー、濃縮
、セファデックスG−200ゲル濾過等の通常の精製手
段が用いられる。
ロゲナーゼYK−1をさらに精製するには、硫安塩析、
透析、DEAE−セルロースカラムクロマトグラフィー
、ブルーセファロースカラムクロマトグラフィー、濃縮
、セファデックスG−200ゲル濾過等の通常の精製手
段が用いられる。
次に本発明において用いたL−アラニンデヒドロゲナー
ゼYK−1の活性測定法を示す。
ゼYK−1の活性測定法を示す。
44mML−アラニ/水溶液0.1 ml、 50
mMグリ/ン緩衝液(PHl O,0) 2.56rn
1.および14 m M N A D水溶O0,1rn
lをキュベツト(径10m)にとり、37C15分間予
備加温する。次いで、酵素液を加えて37Cで340n
mの吸光度を2〜3分間記録し、直線部分から1分間当
りの吸゛ 光度の変化を求める(△ODt )。一方、
コントロールとして基質の代りに水を用いたもので上記
と同様の操作を行い吸光度の変化を求める(△0Db)
。
mMグリ/ン緩衝液(PHl O,0) 2.56rn
1.および14 m M N A D水溶O0,1rn
lをキュベツト(径10m)にとり、37C15分間予
備加温する。次いで、酵素液を加えて37Cで340n
mの吸光度を2〜3分間記録し、直線部分から1分間当
りの吸゛ 光度の変化を求める(△ODt )。一方、
コントロールとして基質の代りに水を用いたもので上記
と同様の操作を行い吸光度の変化を求める(△0Db)
。
L−アラニンデヒドロゲナーゼの単位は37Cで1分間
に1μmoleのNADを還元する酵素量と定義する。
に1μmoleのNADを還元する酵素量と定義する。
一方、1mMのNADの吸光係数は622と報告されて
いるから、求める酵素溶液1rnl!当りの力価は次式
より求められる。
いるから、求める酵素溶液1rnl!当りの力価は次式
より求められる。
6、22 X 0.1
以下実施例について述べる。
実施例1
ポリペプトン20係、酵母エキス1.0%からなる培地
(PH7,2,120tl’、20分間滅菌)300m
lを有する坂ロフラスコにサーマス・フラバスAT−6
2FERM−PNl16529を接種し68C124時
間培養して種菌を調製した。次いでこの種菌を上記と同
一組成からなる培地201を有する30を容ジャーファ
ーメンタ−に接種し、72tZ’、18時間通気攪拌培
養し、培養終了後、培養物を6000 rpm、10分
間遠心分離して集菌し、この菌体を0.85 %の食塩
水で洗浄後、0.2 M燐酸緩衝液(PH70)2jに
懸濁せしめ、グイノーミル(Dyno−Mill :
Willy A、Bacbofen社製スイス)にか
け菌体を磨砕した。この磨砕液を10,000rpin
、20分間遠心分離し上清液を得る。この上清液に硫安
を加え、硫安45%飽和で沈澱する区分を採取する。こ
の沈殿を0.2M燐酸緩衝液(PH7,0)200−に
再び溶解した後、40,000r、pm、30分間遠心
分離−して不溶物を除去し、上溝液に硫安を加え、硫安
30〜45チ飽和で沈殿する区分を集め、10 m M
)リス−塩酸緩衝液(PH7,65)Loom/に溶
解後、同緩衝液101で24時間透6析した。この透析
して得られfc tLの酵素活性は435単位であった
。
(PH7,2,120tl’、20分間滅菌)300m
lを有する坂ロフラスコにサーマス・フラバスAT−6
2FERM−PNl16529を接種し68C124時
間培養して種菌を調製した。次いでこの種菌を上記と同
一組成からなる培地201を有する30を容ジャーファ
ーメンタ−に接種し、72tZ’、18時間通気攪拌培
養し、培養終了後、培養物を6000 rpm、10分
間遠心分離して集菌し、この菌体を0.85 %の食塩
水で洗浄後、0.2 M燐酸緩衝液(PH70)2jに
懸濁せしめ、グイノーミル(Dyno−Mill :
Willy A、Bacbofen社製スイス)にか
け菌体を磨砕した。この磨砕液を10,000rpin
、20分間遠心分離し上清液を得る。この上清液に硫安
を加え、硫安45%飽和で沈澱する区分を採取する。こ
の沈殿を0.2M燐酸緩衝液(PH7,0)200−に
再び溶解した後、40,000r、pm、30分間遠心
分離−して不溶物を除去し、上溝液に硫安を加え、硫安
30〜45チ飽和で沈殿する区分を集め、10 m M
)リス−塩酸緩衝液(PH7,65)Loom/に溶
解後、同緩衝液101で24時間透6析した。この透析
して得られfc tLの酵素活性は435単位であった
。
次いで透析液を同緩衝液で平衡化したDEAE−セルロ
ースカラム(2,6X 32.d K通過させ、食塩濃
度O1〜0.2 Mにて吸着された蛋白質を溶出せしめ
、溶出液を集め、カーボワノクス(別名ポリエ千し7グ
リコール6000)にて濃縮した。
ースカラム(2,6X 32.d K通過させ、食塩濃
度O1〜0.2 Mにて吸着された蛋白質を溶出せしめ
、溶出液を集め、カーボワノクス(別名ポリエ千し7グ
リコール6000)にて濃縮した。
こうして得られた濃縮液のし一アラニンデヒドロゲナー
ゼ活性は284単位であ−・た。濃縮液47−をl O
m M )リス−塩酸緩衝液(PH7,65)に対して
透析した後、80C120分間の加熱処理を行い、微量
の沈殿物を10,000 rpm、10分間の遠心分離
により除去した。加熱処理後の液のし一アラニ/デヒド
ロゲナーゼの活性は273単位であった。
ゼ活性は284単位であ−・た。濃縮液47−をl O
m M )リス−塩酸緩衝液(PH7,65)に対して
透析した後、80C120分間の加熱処理を行い、微量
の沈殿物を10,000 rpm、10分間の遠心分離
により除去した。加熱処理後の液のし一アラニ/デヒド
ロゲナーゼの活性は273単位であった。
次K、同緩衝液で平衡化したDEAE−セルロースカラ
ム(2,6X 22 rrn)に上記酵素液を通過させ
、食塩#度が0〜0,3Mである(α線勾配にて溶出せ
しめ、食塩濃度015M付近で溶出されるL−アラニン
デヒドロゲナーゼ活性区分傘集め、カーボワソクスにて
濃縮した。この濃縮液38−(L−アラニンデヒドロゲ
ナーゼ活性は216単位であ−・た。)を50 m M
ト’Jスー塩酸緩衝液(P)I 7.65 )に対し
て透析した後、同緩衝液で緩衝化したブルーセファロー
スカラム(2×12rrn)に通過させ、NADH#度
がO〜0.1 m Mである直線勾配にて溶出せしめた
活性区分を集めカーボワノクスにて濃縮した。この濃縮
液5+ng(L−アラニンデヒドロゲナーゼ活性は16
8単位である。)を50 m M燐酸緩衝液(PH6,
5)で予め緩衝化したセファデックスG−200カラム
(2X 7.5(M)チャージしてゲルp過を行い、活
性区分を集めた後、再度カーポワックス濃縮し、同カラ
ムにてゲルe過を行い 活性区分を集め、コロンオンバ
ッグにより濃縮し、最終的にL−アラニンデヒ97なる
し一アラニノデセドロゲナーゼYK−1の精製溶液1.
Omlを得た。
ム(2,6X 22 rrn)に上記酵素液を通過させ
、食塩#度が0〜0,3Mである(α線勾配にて溶出せ
しめ、食塩濃度015M付近で溶出されるL−アラニン
デヒドロゲナーゼ活性区分傘集め、カーボワソクスにて
濃縮した。この濃縮液38−(L−アラニンデヒドロゲ
ナーゼ活性は216単位であ−・た。)を50 m M
ト’Jスー塩酸緩衝液(P)I 7.65 )に対し
て透析した後、同緩衝液で緩衝化したブルーセファロー
スカラム(2×12rrn)に通過させ、NADH#度
がO〜0.1 m Mである直線勾配にて溶出せしめた
活性区分を集めカーボワノクスにて濃縮した。この濃縮
液5+ng(L−アラニンデヒドロゲナーゼ活性は16
8単位である。)を50 m M燐酸緩衝液(PH6,
5)で予め緩衝化したセファデックスG−200カラム
(2X 7.5(M)チャージしてゲルp過を行い、活
性区分を集めた後、再度カーポワックス濃縮し、同カラ
ムにてゲルe過を行い 活性区分を集め、コロンオンバ
ッグにより濃縮し、最終的にL−アラニンデヒ97なる
し一アラニノデセドロゲナーゼYK−1の精製溶液1.
Omlを得た。
第1図、第2図、第3図および第4図frt本発明によ
るし一アラニンデヒドロゲナーゼY K−1の至適用(
、安定PH1至適温度および熱′ゲ定性をそれぞれ示す
図である。なお第4図において白丸は、80Cで処理し
lこ場合であり、黒丸1.90iCで処理した場合であ
る。 特許出願人 人野製薬株式会社 第1図 9,0 10.0 11.0第
2 図 3 5 7 9 11第3図 40 50 60 70 80温
度 (C) 第4図 1020 40 80時間(分)
るし一アラニンデヒドロゲナーゼY K−1の至適用(
、安定PH1至適温度および熱′ゲ定性をそれぞれ示す
図である。なお第4図において白丸は、80Cで処理し
lこ場合であり、黒丸1.90iCで処理した場合であ
る。 特許出願人 人野製薬株式会社 第1図 9,0 10.0 11.0第
2 図 3 5 7 9 11第3図 40 50 60 70 80温
度 (C) 第4図 1020 40 80時間(分)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次のlJj化学的性nを44−する17−アラニン
デヒドロゲナーゼYK−1 (1)作用:L−アラニンと酸fヒ的脱fミ/反応て↓
:リピルビン酸+こする作中およC′メビルビ/酸((
アミノ基を付加してL−アラニンを生成するり逆反応を
触媒する作用を有する。 (2)基質特異性:L=アラニノに特異的に作用し、L
−セリンに対して約1.5 %の作用を仔するも他のア
ミノ酸に対してほとんど作用しない。 (3)至適pH:本酵素の至適pHは10〜11である
。 (4) T) H安定性:本酵素の安定pF(範囲は6
0〜85である。 (5)至適温度=60〜70C (6)熱女定性二80C180分処理では全く失活せず
、90C180分処理で70係の残存活性を有する。 (7)阻害剤に対する影#: MrI”、Zn′!+、
Cu2 + 、)(g2iFe’+、Pd+等の2価金
属イオンおよびPCMBで強く阻害される。 (8)分子量:約290.000〜300.000 (
ゲルp過法による) (9)等電点ニア、56(焦点也気詠動法による)QI
K m値:約3X10−4M 2 サーマス フラバノに属するL−アラニンデヒドロ
ゲナーゼYK−1生産萌を栄養培地に培養し、傳られた
培養物からI、−アラニンデヒドロゲナーゼを採取する
ことを特徴とするL−アラニンデヒドロゲナーゼYK−
1の製造法。 3 サーマス フラバノに属するL−アラニンデヒドロ
ゲナーゼYK−1生産菌がサーマス・フラバノAT−6
2(FERM−pNα6529)であることを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載のL−アラニンデヒドロゲ
ナーゼYK−1の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57095293A JPS58212782A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | L−アラニンデヒドロゲナ−ゼyk−1およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57095293A JPS58212782A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | L−アラニンデヒドロゲナ−ゼyk−1およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58212782A true JPS58212782A (ja) | 1983-12-10 |
JPH0328188B2 JPH0328188B2 (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=14133724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57095293A Granted JPS58212782A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | L−アラニンデヒドロゲナ−ゼyk−1およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58212782A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4546077A (en) * | 1982-08-24 | 1985-10-08 | Unitika Ltd. | Leucine dehydrogenase and a process for production thereof |
US5116748A (en) * | 1988-09-27 | 1992-05-26 | Toyo Jozo Kabushiki Kaisha | Process for the production of l-alanine dehydrogenase from 78-3 ferm bp-2517 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7452687B2 (ja) | 2020-10-07 | 2024-03-19 | 日本電信電話株式会社 | 識別子変更管理装置、識別子変更管理方法及び識別子変更管理プログラム |
WO2022074773A1 (ja) | 2020-10-07 | 2022-04-14 | 日本電信電話株式会社 | 識別子変更管理装置、識別子変更管理方法及び識別子変更管理プログラム |
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1982
- 1982-06-02 JP JP57095293A patent/JPS58212782A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4546077A (en) * | 1982-08-24 | 1985-10-08 | Unitika Ltd. | Leucine dehydrogenase and a process for production thereof |
US5116748A (en) * | 1988-09-27 | 1992-05-26 | Toyo Jozo Kabushiki Kaisha | Process for the production of l-alanine dehydrogenase from 78-3 ferm bp-2517 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0328188B2 (ja) | 1991-04-18 |
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