JPS58211648A - イオン活量測定器具 - Google Patents

イオン活量測定器具

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JPS58211648A
JPS58211648A JP57094575A JP9457582A JPS58211648A JP S58211648 A JPS58211648 A JP S58211648A JP 57094575 A JP57094575 A JP 57094575A JP 9457582 A JP9457582 A JP 9457582A JP S58211648 A JPS58211648 A JP S58211648A
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liquid
porous
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昌夫 北島
Osamu Seshimoto
修 瀬志本
Kikuo Kubodera
窪寺 喜久雄
Akira Yamaguchi
顕 山口
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/307Disposable laminated or multilayered electrodes
    • GPHYSICS
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    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/333Ion-selective electrodes or membranes
    • G01N27/3335Ion-selective electrodes or membranes the membrane containing at least one organic component

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液中の特定イオン濃度或い・:tイオン活量
を測定するのに有効な器具に関する。特に生物の体液中
の水性液、すなわち血液、血清、りんば液、すい液、尿
などのイオン濃度或いはイオン活量(以後、イオン活着
とのみ記載する5、)を櫂テンジオメトリカルに測定す
るだめの固体状イオン選択電極(以下、固体電極と呼ぶ
こともある。)よりなり、且つ同一被検液中の異なるイ
オン種のイオン活量を1回の操作で同時にまたは順次に
測定できるイオン活量測定器具に関する。
従来技術において、溶液中のイオン活量を測定する器具
として、管理面、測定の容易性および製造コスト面等の
観点からドライタイプのイオン選択電画およびそれを用
いた測定法が広く提案されている。棒状または針状イオ
ン選択電極の例として、特開昭48−82897号(米
国特許第4115209号に対応)、実公昭40=14
472、米国特許第3718569号等に開示のイオン
選択電極があげられる また特開昭48−82897号
、特開昭52−142584号。
米国特許第4,056,381号および特開昭57−1
7851号公報等で、支持体上に4機能層積層構造、6
機能層積層構造または2機能層積層構造の全体をフィル
ム状に構成した固体状のイオン選択電極が開示されてい
る。このイオン選択電極は一般に絶縁性支持体上に金属
層、該金属層の金属と同種の金属の水不溶性塩層、水不
溶性塩層と共通の陰イオンをもつ水溶性塩を溶解含有す
る親水性バインダーマトリックスから成る乾燥させた参
照電解質層(6機能層積層構造では省かれる)、および
イオン選択層を順次積層した構造より成っているっまた
特開昭48−82897号公報では2機能層積層構造で
導電体をイオン交換物質でコーティングしたイオン選択
電極も開示されている。
これらイオン選択電極を用いてイオン活量を測定する器
具として、電極を二つ並べた電極対に配置し、これら電
極上に電極を連絡するようにして設けられた電気的導通
を達成するための毛細管現象ブリッジ(以後、単にブリ
ッジと呼ぶ。)とから成る器具が知られて因る。この器
具を用いた測定方法は被検液およびその標準液をそれぞ
れ電極面の定位置に点着することでブリッジを介し両液
間にイオン流を生じ、電極間に起きる示差電位を電位差
測定装置にて測定することにより正確に行われる。叩ち
電極面上に点着された溶液は、電極面を濡らすと同時に
電極面上に設けられたブリッジ内を毛細管現象により拡
散して拡がり、やがて両液は薄い連絡界面において相互
に接触する。これによって、電気的導通が達成されて両
電極間電位が測定可能となる。ここで、イオン選択電極
は特定イオンに対して選択的に応答するイオン選択膜を
その最外層に有する。っこのイオン選択膜は、一般にイ
オンキャリヤの溶液を含む重合体バインダーないし支持
体からなっていて、イオンキャリヤおよびその溶媒を選
択することにより各種のイオンに特異性を有、する膜を
設計することができる。
このことは、例えば血清中のNa■、に■Ca2Φ。
OA’θ、HC○3e等のイオン活量を測定しようとす
る場合、それぞれ特定イオン選択層(但し、Ce○は後
述する保護層でもよい。)を有する固体1%を各々別々
に用意しなければならないことを意味する。
本発明者らは先に異なるイオン選択層を有する固体電極
対を数組並べ、これら電極対上に単一のブリッジを載置
して一体構造としたイオン活量測定器具を提案した(昭
和57年5月17日付特許出願、「イオン活量測定器具
」)。その発明による1実施例を図示して説明すると、
第1図はその平面図、第2図は第1図のI−I線におけ
る断面図である。第1図では前述した特定イオンに選択
性を示す異なるイオン選択膜を有する固体電極25.2
4および25がそれぞれ二個組の対(A部およびB部)
として構成されており固体電極は第2必に示す通り積層
構造よりなっている。即ち電気絶縁性支持体1上に導電
性金属層2、前記金属層の金属と同種の金属の水不溶塩
層6、参照電解質層4(参照電解質層は省略することが
できる。)およびイオン選択層5または保護層6を積層
したものである。固体電極2ろ、24および25は第2
図からも明らかな様に各々独立して電嫌的に絶縁されて
いる。更にそれぞれ電極間も完全に絶縁されている。各
電極対は両端に電気接続端子部1ろを有し、この電気接
続端子部16は固体電極の一部を形成する金属層(図示
せず)が露出し、これにプローブを介して電位差測定装
置(回れも図示せず)が接続され電極対間の電位差が測
定されるのである。電気接続端子部15を除く全面は電
極を構成する機能層が更に積層されているのであるが、
特に上記した電気接続端子部13を設けないで全面を同
一の積層構造とし、針状のプローブを最外層上より貫い
て金属層と接触させて電位を測定することもできる。こ
れら複数の固体電極対上に単一のブリッジ19が谷々邂
極対を連絡するように設けられている。ブリッジ19に
はそれぞれの電極間の定位置に被検液2よび標準液を点
着できる点着孔20および22を備え、溶液がこれら点
着孔に点着されると、液はその部分の固体電極面を濡ら
すと共に点着孔内壁よりブリッジ内に浸み込んで拡散す
る。ブリッジ19の端部11は多孔性層が目づめされて
ブリッジ端縁から液の浸み出しを防いでいる。前記点着
孔は固体電極面の定位置に液を点着可能とすることと、
第2図からも推察できるように液溜の役目も兼ね備えて
いる。この様に構成したイオン活量測定器具の各々電極
面に被検液および標準液を点着することにより、一度に
異なる種類のイオンのイオン活量を同時に測定できる多
項目イオン活量測定器具が提供できた。この発明により
従来の管理、操作面等の手間が大幅に改善できた。処で
、このイオン活量測定器具ではシート状のブリッジを用
いることにより、電気的導通達成の機能と液の分配、す
なわち被検液および標準液を各電極面に均一に誘導分配
するように構成しているため、両液を各々の電極面に短
時間に点着しなくてはならない。即ち、複数の点着孔に
点着される液は同一条件で拡散し、各電極間に均一な接
触界面を生じさせることが必要である。
本発明者らは更に研究を重ねた結果、被検液および標準
液をそれぞれ一度だけ点着するだけで複数の電極対の表
面に各液が供給できる結果、多項目のイオン活量が1操
作で測定できる本発明に達した。即ち本発明は更に操作
性および機能面(この点については更に後述する)を向
上させたイオン活量測定器具である。
本発明の目的は、被検液および襟進液を、複数組の固体
電極対のそれぞれの一方の側の全電極の少なくとも一部
を覆うようKして設けられたそれぞれ少なくとも1個ず
つの独立した多孔性液分配部材に点着するだけで、異な
るイオン選択層を有する複数種の電極面の各々に液が供
給されて、多項目のイオン活量を1回の操作で同時にま
たは順欠に測定でさるイオン活量測定器具を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、全血等の粘度の高い被検液であっ
ても分配2よび液絡の形成が確実になされるイオン活量
測定器具を提供することにある。
本発明は、 (tl  特定イオンに選択的に応答するイオン選択層
を最外層に有する固体電極からなる固体電極対が配置さ
れ、前記電極対にそれぞれ被検液および標準液の供給後
に浸透により前記両液間の電気的導通を達成するだめの
多孔性ブリッジが設けられてなるイオン活量測定器具に
おいて、前記固体電極対として異なるイオン選択層を有
する複数組の固体電極対が配置されており、前記多孔性
ブリッジが少なくとも1個であり、かつ前記複数組の固
体電極対のそれぞれの一方の側の全電極の少なくとも一
部を覆うようにしてそれぞれ少なくとも1 (@ずつの
独立した多孔性液分配部材が設けられていることを特徴
とするイオン活量測定器具。
i2)  前記多孔性液分配部材の前記固体電極に面す
る側の表面に、前記固体電極のイオン選択層に整合する
部位に少なくとも前記固体電極に等しい数の液供給孔が
設けられた水不浸透性部材層が設けられている(1)に
記載のイオン活量測定器具。
(3)前記多孔性ブリッジが繊維よりなる撚り糸からな
り、前記多孔性液分配部材が繊維よりなる多孔質部材か
らなる(1)または(2)K記載のイオン活量測定器具
っ ′1)前記固体1鵞啄対各々が共通の電“気絶縁性支持
体の上に分割されて相互に電気的に独立した導電性金属
層、前記金暎の水不溶性塩からなる層およびその上(で
共通のイオン選択層が設叶られてなる固体イオン選釈電
極対である(+)ないしく3)に記載のイオン活量測定
器具。
15)前記多孔性液分配部材が前記複数組の固体電極対
のそれぞれの一方の側に1個ずつの独立して設けられた
貯液槽の内部に配置されている(1)ないしく4)に記
載のイオン活量測定器具。
(6)特定イオンに選択的に応答するイオン選択層を最
外層に有する固体電極からなる固体電極対が配置され、
前記電琢対にそれぞれ被検液および標準液の供給後に浸
透により前記両液間の電気的導通を達成するだめの多孔
性ブリッジを接触または接近させうるように構成された
イオン活量測定器具において、前記固体電極対として異
なるイオン選択層を有する複数組の固体電極対が配置さ
れており、前記複数組の固体電極対のそれぞれの一方の
側の全電極の少なくとも一部を覆うようにしてそれぞれ
少なくとも1個ずつの独立した多孔性液分配部材が設け
られていることを特徴とするイオン活量測定器具。
(1)  前記多孔性液分配部材の前記固体送塵に面す
る側の表面に、前記固体電極のイオン選択層に整合する
部位に少なくとも前記固体電極に等しい数の液供給孔が
設けられた水不浸透性部材層が設けられている(6)に
記載のイオン活量測定器具。
(8)前記多孔性液分配部材が繊維よりなる多孔質部材
からなる(6)または(力に記載のイオン活量測定器具
(9)前記固体電極対答々が共通の電気絶縁性支持体の
上に分割されて相互に電気的に独立した導電性金属層、
前記金属の水不溶性塩からなる層およびその上釦共通の
イオン選択層が設けられてなる固体イオン選択電極対で
ある(6)ないしく8)に記載のイオン活量測定器具。
(101前記多孔性液分配部材が前記複数組の固体電極
対のそれぞれの一方の側に1個ずつの独立して設けられ
た貯液槽の内部に配置されている(6)ないしく9)に
記載のイオン活量測定器具。
+111  前記多孔性ブリッジが繊維よりなる撚シ糸
からなる(6)ないし001に記載のイオン活量測定器
具。
更に本発明の好ましい実施態様として、(12前記多孔
性液分配部材が前記複数組の固体電極対と前記多孔性ブ
リッジの間に設けられている(1)ないしくII)に記
載のイオン活量測定器具。
U■ 前記貯液槽を有する液溜用部材と、前記貯液槽を
被うように設けられる上蓋とが一体成型よりなる(1)
ないしく12)に記載のイオン活量測定器具。
04)  前記多孔性ブリッジが熱融着可能な有機合成
ポリマー繊維からなる撚り糸である(1)ないし0に記
載のイオン活量測定器具。
q5)前記有機合成ホリマー繊維がポリアミドである0
4)K記載のイオン活量測定器具。
Oe  前記多孔性液分配部材が親水性の天然繊維また
は少くとも親水性表面を有する有機、O+)マー繊維か
らなる糸を用いて織られた空隙を有する織物である(1
)ないし09に記載のイオン活量測定器具。
1I7)前記多孔性液分配部材が包帯布、ガーゼ、寒冷
紗、かや用織物からなる群から選ばれた織物であるtl
、61に記載のイオン活量測定器具3、(t〜 前記水
不浸透性部材層が粘着性接着テープであることを特徴と
する(1.1ないしく17)に記載のイオン活量測定器
具。
本発明のイオン活量測定器具の特徴は、前述の複数の固
体電倦対に単一のブリッジを設けた多項目イオン活量測
定器具において液(被検液および標準液それぞれ)の分
配と電気的導通達成のための液絡(ブリッジ)の形成の
両機能を毛細管現象を示す多孔性材料1個を共通に用い
て達成したのに対し、液の分配とブリッジの形成のため
の多孔性部材の機能を構成的に分離した点にある。液の
分配とブリッジの機能を分離したことにより、全血に1
″ll:表される分配が困難である等の種々の問題を有
していた被検液体を確実と、かつ容易な操作でその中に
含まれる特定のイオン成分の活量り測定が可能になった
。また本発明の技術の開発により被検液および標準液そ
れぞれの1回の供給操作により複数種のイオン選択電画
の凧険電位を作動させ測定することが始めて可能になっ
た。
以下、図面を用いて本発明をさらに詳細に1説明する。
第3図は本発明のイオン活量測定器具の1具体化例を示
す斜視概念図である。26は最外層にイオン選択層を有
する対構造に構成されたフィルム状固体電極対(固体電
極を構成する各層は図示しない。)、27は前記対構造
の固体電極対の両端に各々設けられた電気接続端子部、
28は前記の固体電極対を複数組(それぞれの電極対は
そのイオン選択層が異なる)並べて保持収納する支持枠
板で、隣り合う電極対を電気的に絶縁すると共に電極対
を等間隔に固着する仕切り部29を備えている。60は
前記固体電極対の表面を均一に被うように貼着さnた水
不浸透性部材層、′51は前配水不浸透性部材層に設け
られ各々電極面上の定位置に液を供給可能とし且つ液を
留めおく液供給孔、62は異なるイオン選択層を有する
電極に対応する領域を連絡し前記液供給孔31に液を分
配する本発明に特徴的な部材である多孔性液分配部材で
前記複数組の固体電極対と陵述の多孔性ブリッジとの間
に設けられる。ろ6は被検液および標準液を貯液する複
数組の固体電極対のそれぞれ一方の側に1個ずつ独立し
て設けられた2つの貯液槽64を備えた液溜用部材で前
記支持枠板28とにより本器具を屈曲不能に構成する。
前記貯液槽34には前記多孔性液分配部材ろ2が内蔵さ
れている。また貯液槽34は図示するような方形に限定
されるものでなく、各液供給孔51を連絡し且つ液の分
配を阻害しない形状のものであれば何れの形状でもよい
本発明の1つの態様は、前記2つの多孔性液分配部材3
2または貯液槽34上で、多孔性液分配部材または貯液
槽に点着された被検液及び標準液を浸透により連絡して
両液間の電気的導通を達成するための多孔性ブリッジ3
8が一体化して設けられたイオン活量測定器具であ抄、
本発明の他の態様は、前記2つの多孔性液分配部材32
または貯液槽′54に被検液及び標準液をそれぞれ供給
後、両液間の電気的導通を達成するだめの多孔性ブリッ
ジ68を接触または接近さ吃ろよう忙構成されたイオン
活量測定器具である、 更に、本発明による好ましい態様として、前記液溜用部
材3ろ上に上蓋を設けたものである。即ちろ5は前記液
溜用部材63の上面全体を被うように設けられた上蓋で
、各々貯液槽34に液を点着可能とする1組の点着孔6
6と複数の空気抜き孔37を有している。これら点着孔
36および空気抜き孔37は好ましくは下側に配置され
る液供給孔31上の整合する位置に設けられることが望
ましい。上蓋35には更に前記点着孔36間を連絡し両
端が熱シールまたは接着剤によるシールにより多孔性が
目づめされた有機合成ポリマー繊維よりなる撚り糸状の
前述した多孔性のブリッジ68を貼着して設けることが
できる。第6図に本具体化例の断面図を図示する(各部
材との寸法比は図示上正確に記載していない)。
本発明の実施に当っては、各電極膜は共通の支持体上に
構成された、実質的に単一の電極であることが望ましい
。その具体例は特願昭57−4059B号に記載されて
いる。即ち、固体電極対答々が共通の電気絶縁性支持体
の上に分割されて相互に電気的に独立した導電性金属層
、前記金属の水不溶性塩からなる層およびその上に共通
のイオン選択層が設けられてなる固体イオン選択電極対
で、この単一の電極によれば各電極間の距離は従来公知
のイオン活量測定器具における独立した2枚の電極を配
置した電極対に比べて飛躍的に小さくでき、被検液の分
配距離やブリッジや分配の為の液量もまた飛躍的に小さ
くできる利点がある。
以上のように構成されたイオン活量測定器具を用いてイ
オン活量を測定する方法は、上蓋65に設けられた1組
の点着孔ろ6に例えば507αl〜60μiの全血と、
同量の標準液をそれぞれ点着する。第7図に本発明の器
具の拡大図を示すように点着された液Aは液溜用部材ろ
6の貯液槽34に内蔵して設けられた多孔性液分配部材
62により急激に吸収され貯液槽に貯えられると同時に
矢印aのように拡散し移送される。多孔性液分配部材6
2は保液力以上のgを有して電極面26上に液を分配す
る。処でこの多孔性液分配部材52は目の荒い素材が好
ましい。素材の目が細かいと液供給孔ろ1上に液膜を作
ることとなり、液が液供給孔61内に入り込み難い。
また液供給孔61内の空気の存在により液の供給孔内へ
の浸入を難しくしているっこの空気を抜くために貯液槽
54を被う上蓋35に複数の空気抜き孔57を設けて矢
印Bのように空気を抜いている。このようにして貯液槽
34に貯えら九た缶液は多孔性液分配部材52により各
二極に分配供給される。一方点着孔36を連絡するブリ
ッジ(第7図では図示せず、、)により′tLAはイオ
ン流を生じ各電極対間に閉回路を形成し各々電極対間に
・示差電位を生じる。これを電位差II定装置(図示せ
ず)によりそれぞれの電極対の電気接続端子一部27(
第5図で図示するンに接続して、1操作で異なるイオン
のイオン活量を同時にまたは順次に測定するのである、
なお、液供給孔を通して各電極に供給される液−オは1
0.ul〜20μlの範囲である。
本発明を実施するだめの説明的な例を述べる2、固体電
極は後述する従来公知の方法により作ることができる。
支持枠板28は電気絶縁性を有し、ある程度の硬質と好
ましくは加工の容易な材料であれば良く、固体電極を形
成する絶縁性支持体層と同様にセルロースアセテート、
ポリエチレンテレフタレート、ビスフェノールAのポリ
カーボネート、ポリスチレン等のポリマーからなるシー
トまたは板、ガラス板、セラミック板、または紙で構成
できる。水不浸透性部材層ろOは粘着性両面接着テープ
を用い電極26と液溜用部材33を貼着しているっ他に
接着剤を用いた層として構成することもできる。多孔性
液分配部材52はポーラスで空気が抜けて液の移送が容
易な親水性の天然繊維または少なくとも親水性表面を有
する有機ポリマー繊維からなる糸を用いて織られた空隙
を有する織物で、好ましくは包帯布、ガーゼ、合成ポリ
マー繊維7麻のかや地、寒冷紗、絽更に親水化処理を施
したグラスファイバ、石綿等も用いる事ができるっ液溜
用部材ろ6は貯液槽64を形成するために比較的大きな
孔が打抜成型されたポリスチレン、プラスチック等で、
好ましくは酸化チタン微粉末等を混入させて不透明に構
成されている(後述する理由による)。上蓋35はポリ
エチレンテレフタレートフィルム69と、その両面に貼
着された粘着性両面接着テープ58との3層構造よりな
り、各層を貫いて1組の点着孔36および複数の空気抜
き孔37が設けられている。点着孔シロ!=−よび空気
抜き孔670口径は例えば3nとして設けるが、しかし
1組の点着孔36から複数の電極面に供給出来る充分な
液量(1つの電極面に10・t!〜20μりが供給され
るので見に口径を大きく構成してもよい。一方、空気抜
き孔37も本例よりも小さく或いは更に多数設けてもよ
い。
本例で1・寸上蓋35上に繊維よりなる撚り糸状ブリッ
ジ(以後、単に糸ブリッジとする。)が設けられる構成
としたが、好ましくは3層構造の上蓋の何れかの中間層
間に内設するように設けるのが、点着される液との接触
を確実i<y Lでよい。ま′た本発明の一態様は、多
孔性ブリッジとして有機合成ポリマー繊維よりなる楡り
糸で、撚り糸としてはポリアミド(ナイロン)、絹が好
ましい。前記上蓋35と液溜用部材ろ6の具体的製造例
として第8図に示すように液溜用部材と上蓋を1体の部
材40としてモールド形成できる。この部材は表面に1
組の点着孔ろ6と複数の空気抜き孔37を有し、また2
つの点着孔を連絡するv字溝41を備え、前記1字溝4
1の底部に撚り糸状のブリッジ68が埋め込まれるよう
に設けられている。前記モールド部材40の内油には前
述したように2つの貯液槽64を有し、前記点着孔66
と空気抜き孔ろ7が貯液槽ろ4に連通している。貯液槽
64内には前述の通り多孔性液分配部材52が設けられ
ている。好ましくは前記1字溝の底部は多孔性液分配部
材に接触して設けられていることがよい。
このように液溜用部材と上蓋および糸ブリッジを一体構
造に構成することで製造工程が簡略化でさる。
また、本明細書では多孔性ブリッジに繊維よりなる撚り
糸状のブリッジを用いたが、本発明はこnに限定するも
のでな〈従来公知の全べての毛細管ブリッジを用いるこ
ともできる。例えば、本発明者らによって既に提案され
た混抄紙よりなるものも用いることが出来る(特願昭5
6−H2o3o号)。
本明細書中記載の撚り糸状ブリッジを用いることは、浸
み込む液の拡散を1方向に限定でき、しかも点着液量が
少なくてすむメリットを有するが。
特(重要なことは粘度の高い溶液1例えば全血にも用い
ることが出来ることである。更にまた本発明のように多
孔性液分配部材または貯液槽或いは点着孔を構成するこ
とで外部ブリッジが可能となる。即ち上述したような何
れかの液溜手段が講じられているので液点着後両液間を
連絡するように多孔性ブリッジを架けて電気的導通を達
成することができる。この場合に用いる多孔性ブリッジ
としては1例えばコ字型の支持部材に張った繊維よりな
る撚り糸または1紙があげられる。さらに別の例として
特願昭57−69933号明細書に開示されているよう
な多孔性ブリッジを有する蓋形の部材が開閉可能にとり
つけられているイオン活量測定器具があげられる。また
本発明による態様として構成した液溜用部材66表面の
上蓋65は必ずしも設けなくてもよい。しかしそのよう
な場合。
貯液槽内の液が蒸発し易いことに加えて液が全血のよう
な場合には美観的観点からも好ましいものでない。
本発明を構成する他の態様として多孔性液分配部材で液
溜用部材を兼ねたものも考慮できる。即ち第9図に示す
ように前述した多孔性液分配部材として用いられるよう
な繊維材を用いて貯液槽を形成する枠組46を目づめに
より構成して液の拡がりを防いだ部材47を用いること
が出来る。目づめは熱融着、ホットメルト型接着剤、硬
化性の疎水性インクを用いる印刷等で行なうことができ
る。また両面テープを用いることによっても同様の目的
を達成することができる。
本発明に用いられる固体電極は従来公知の方法。
例えば特願昭57−40398号に開示したのど同様子
段により作ることができる。即ち適当な電気絶縁性支持
体1例えば高分子物質シートまたはフィルム上に導電性
金属薄層を設ける。薄層の形成には真空蒸着法、無電解
メッキ法等を用いることが出来る。支持体は一般に約1
00μ簿〜約500μmの厚さで表面が平滑なものが望
ましい。薄層は銀。
白金、パラジウム、金、ニッケル、鋼、アルミニウム、
インジウム等の導電性を有し、空気中で安定なものを用
いることができる。この金属薄層の端部に電気接続端子
部を設ける場合には、更に積層される層に対しマスキン
グを行なう。
マスキング手段として、公知のレジストを塗布してマス
クする方法、r Re5earch Disclosu
re J誌す19445 (1980年6月号)に開示
されているアルカリで除去できる液状レジストを塗布し
てマスクする方法、特開昭56−33537号公報に開
示されているニッケルまたはクロムの厚さ5nmないし
20nyycの蒸着薄膜を設けてマスクする方法、パラ
ジウムの厚さ1.5 nm 7.Cいしi5rLmの蒸
着薄膜またはインジウムの31Lniないし2 Q n
uの蒸着乾燥後の被膜剥離性を有する液状レジスト、例
えば、フロンマスク■(ポリ塩化ビニルを主成分とする
液状レジスト。古藤産業製)等が用いられる。
電気接続端子部をマスキングした金属薄層はその残余の
部分の表面を必要に応じその金属の水不溶性塩に変えら
れ、又はその金属の水不溶性塩層を金属薄層の上に設け
る。この水不溶性塩は金属が銀の場合代表的には当該金
属層の金属のハロゲン化物すなわち、ハロゲン化銀で1
例えば当金属層を酸化剤(及び酸化剤にハライドイオン
が含まれない場合1はハライドイオン)含有組成物で被
覆又は処理する。ロール被覆、浸漬、積層又はプラツシ
被覆のような慣用方法により、酸化剤を銀へ適用するこ
とができる。酸化剤は酸化剤含有酸溶液(たとえば塩酸
)のような浴液中に存在させることができる。
有用な酸化剤には、KCrO3CZ−K3[Fe(3+
XCN)6]、KMnO4、K2Cr2O7,NH4V
O3,(NH4)2[Ce(4+)(No3)6]。
およびFe(3+)2(OCC−Coo)3がある。好
ましい酸化剤はKCr03CZ、に20r20□及びに
3[”e(3+)(CN)6 )である。酸化剤を組み
合わせて用いることもできる。
r Handbook of Chemistry a
nd Physics J 、 50th Editi
on The Chemical Rubber Co
mpany。
1969年発行、第D109−114頁に1本発明に有
用な酸化剤に関して更に詳しく記載されている。
用いる酸化剤の量は生成させるハロゲン化銀層の厚さに
依存して可変であるが、好ましくは適用量は0.01〜
2.0P/−である。 ハロゲン化銀層として形成させ
るハロゲン化銀としては塩化銀、臭化銀、沃化銀がある
。また電気分解法、更にまた特開昭52−142584
号によれば、他の態様が開示されたいる。即ち有用な金
属/金属塩(%にAy/AfX ;  Xはハロゲン原
子)参照電極要素V工、写真フィルムの製造に常用され
る技法を用いて、Uttできる。ポリエチレンテレフタ
レート支持体に細粒塩化銀−ゼラチン乳剤の層を通常の
写真フィルム製造技法により塗布し1次いでその塩化銀
層な白黒現像液中で室温日光条件下で5分間現像し、こ
の層を光分水洗し乾燥した後、前記の如く塩化銀乳剤で
オーバーコートする方法がある。
これら何れかの方法でハロゲン化処理された電極膜の上
に必要に応じて電位安定化のための参照電解質層が従来
公知の方法で設けることが出来る。
参照電解質層の形成については、特開昭52−1425
84号、米国時許第4,214,968号および特開昭
57−17852号明細書に開示の技術を用いることが
出来ろ。
イオン選択層は、特定のイオンを選択透過することがで
きる層で、このイオン選択層も、従来公知の方法で設け
ることができる。例えば、イオンキャリヤーを溶媒に溶
解させたものをバインダー溶液中に塗布、乾燥させる。
イオンキャリヤー濃度は、一般に0.05ψ〜10 V
m2.  イオン選択層の厚さは、約6μm〜約125
μm、好ましくは5μm〜50μmである。
本発明に用いられるイオン選択電極は被検液および標準
液体がともに水性液体であるので、イオン選択層は水不
溶性でなげればならない。イオン選択層は水不溶性であ
れば親水性でも疎水性でもよいが、好ましくは疎水性で
ある。
本発明における固体電極を構成する物質としては、この
分野において公知の電極に使用されているものと同じ物
質を使用することができる。
イオン選択層として最も典型的なものは、イオンキャリ
ヤー、イオンキャリヤー溶媒および疎水性有機ノ2イン
グー(または、疎水性有機バインダーからなるマトリク
ス)から成るものである。イオンキャリヤーとしてはパ
リノマイシン、11式ポリエーテル、テトララクトン、
マクロリドアクチン、エンニナチン群、モネンシンL 
グラミシジン類、ノナクチン群、テトラフェニルボレー
ト。
環式ポリ投プチト嗜等がある。
イオンキャリヤー溶媒としてはブロモフェニルフェニル
エーテル、6−メトキシフェニルフェニルエーテル、1
4−メトキシフェニルフェニルエーテル、ジメチルフタ
レート、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、
ジオクチルフェニルホスフェート、ビス(2−エチルヘ
キシル)フタレート、オクチルジフェニルホスフェート
、トリトリルホスフェート、ジブチルセバケート等があ
る。′疎水性有機バインダーとしては薄膜を形成し得る
疎水性の天然又は合成高分子1例えば、セルロースエス
テル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニルデン、ポリアク
リロニトリル、ポリウレタン、ポリカルボネート、塩化
ビニル、酢酸ビニルコポリマー等がある。
イオンキャリヤー、イオンキャリヤー溶媒、疎水性有機
バインダー、およびそれらからなるイオン選択層は、特
開昭52−142584、米国特許第4053381号
、同第4171246号、同第4214968号各明細
書お1びr Re5eachDisclosure J
誌報文Al6115(1977年9月号)に記載の物質
および技術を用いることができる。
イオン選択層の材料として、イオン交換体を使用するこ
ともできる。イオン交換体を用いる場合には、イオン交
換により、イオン含有浴液中のイオン活性変化により生
じた電位差応答を測定することになる。
イオン交換体は、カチオン性、アニオン性のいずれであ
ってもよい。本発明に使用しうる過当なイオン交換体及
びこれらを用いるイオン選択層の形成は、特開昭48−
82897(特公昭52−47717)に詳述されてい
る。
また、イオン選択層については、測定するイオンが、K
qNa■、Ga” qHC03θの場合には必須なもの
であるが、測定するイオンがC,(E)であり、電極が
金属層として銀からなり、水不溶性金属塩層として塩化
銀からなる構成をとる場合には、イオン選択層は不要で
ある。その代り見して、セルロースエステル(例えハ、
セルロースアセテートノチレート、セルロースアセテー
トフロビオネート、加水分解されたセルロースアセテー
トブチレート等やそれらの混合エステル)などの特開昭
55−89741に記載の物質;特開昭53−7262
2 ’P同54−1384に記載のラテックス等から形
成される層を、被検イオン透過性の保護層として設けて
もよい。本明細書ではこの被検イオン透過性の保護層も
イオン選択層に含める。
以上のようにして製造された個々の単電極をそれぞれ2
個からなる電極対として用いることができる。この2個
からなる電極対における電気化学的特性は同一物体であ
る事が重要である。本発明の好ましい一実施態様として
、前述した本発明者らによる特願昭57−40398号
で提案された方法により簡単に同一物性の電極対が構成
され、しかも特別の絶縁化処理手段を講じる必要のない
電極対が構成できる。即ち、当該発明によれば、絶縁性
支持体に積層される電極構成層において、好ましくはそ
の最外層形成前に当該層上より金属層を分断するスクラ
ッチ処理を行なう事により電極対を構成するものである
。このスクラッチはナイフ等の鋭利な刃物を用いて簡単
に行なうことができ、しかも分断された金属層間(電極
間)の絶縁は完全に達成でき、更に連続する最外層を被
覆することにより所謂外部ブリッジングによる流下液か
らも保護された対構造の電極が得られるのである、 このようにして形成された電極を1チツプ毎に裁断し異
なるイオン選択層を有する固体電極を支持枠板に埋め込
み、液供給孔が打抜かれた両面テープを貼着し、多孔性
液分配部材を内蔵し上蓋と一体形成された液溜用部材を
1器具母に貼着して本発明のイオン活量測定器具を製造
することが出来る。
本発明は1度の被検液および標準液の点着だけで同時に
異なる種類のイオン活量が測定でき、しかも糸ブリッジ
を用いた場合には粘度の高い被検液の測定をも可能とし
たイオン活量測定器具である。
以下5本発明による実施例を記載する。
実施例 1 淳さ180μmのポリエチレンテレフタレート(PET
)フィルムに、厚さ5000Aの銀層を蒸着した連続蒸
M膜を作り、lI@28龍、長さ1.8 mに切断した
。このフィルムの中央に深さ70μmの溝をナイフの先
端によって切り込んだ。その両端6Wづつを塩化ビニル
−酊敵ビニル共重体のトルエン−メチルエチルケトン混
合浴剤溶g(剥離除去可能な被膜形成性マスク用液状レ
ジスト)を塗布乾燥し、厚さ30μ専の保障膜を設けた
。このものを塩酸6Q mmolt/’74 、重クロ
ム酸12mmk/lを含む醒化ハロゲン化処理液中にて
、60Cで90秒浸漬処理後、水洗乾燥し固体フィルム
状A)INIC/電極を作製した。
次に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(ユニオンカーバ
イド社製VYNS ) 0.9 ?、メチルトリオクチ
ル アンモニウムクロリド(同仁桑化製カプリコー))
1.35t、  ジドデシルフタレート0.051をメ
チルエチルケトン5・?に溶解した溶液をつくり、上記
の固体フィルム状電極のAf1層上に塗布乾燥、厚さ2
5μmの塩素イオン用選択膜層を形成した。
次に両端部に塗布されているマスク層を静かにはぎとり
銀蒸着面からなる電気接続端子部を露出させた。このも
のを巾6Wづつの大きさに切断し。
塩素イオン測定用固体フィルム状電極を作製した。
実施例 2 実施例1の塩素イオン用選択膜にかえて、VYNS Q
、9g−、ハIJ /−rイ’7753■、ジオクチル
7タレート1.7?、  メチルエチルケトン5?を用
いてカリウムイオン用のイオン選択層を形成した。膜厚
は30μ扉 になるように調整した。他は実施例1と同
様にして、カリウムイオン測定用固体体フィルム状電極
な作製した。
実施例 3 実施例1の塩素イオン用選択膜にかえて5VYNS Q
、9 f、 )lfルモネンシン0,4 f、’ジオク
チチルセバケート1.8F、  メチルエチルケトン5
?を塗布液としてナトリウムイオン用のイオン選択層を
形成した。膜厚は25μ篤となるように調整した。他は
実施例1と同様にして、ナトリウムイオン測定用固体フ
ィルム状電極を作製した。
実施例 4 実施例1〜3と同様の方法によってNa′り、 K■ 
 。
及びC1■イオン用のスクラッチを施した一体型の固体
電極膜を作製した。第3図に示すようなタテ28n、ヨ
コ24襲の加熱成型したハイインノξクトポリスチレン
製支持枠板28の上に幅6?m、長さ281mに切断し
た6糧類の固体フィルム状電極を配置した。
これとは別に第6図66及び35に示すような、プラス
チック枠な作製し両面接着テープにて接着した上蓋を作
製した。幅4.5m、長さ181mの医療用ガーゼ片を
上蓋中の貯液槽64中に挿入し標準用及び被検用の各3
個の試料点着孔及び空気抜き孔を均一に覆う形で配置し
た。
次に6個の液供給孔をあらかじめ打ち抜いた両面テープ
を点着孔、空気抜き孔と位置を合せつつ上蓋の裏面の全
面(也し、上蓋の4つのコーナーは除く)に貼り付けた
。矢に上蓋の表側、中央に。
ナイロンのより糸からなるブリッジを張り付け。
その両端を加熱したコテで融着、固定した。
次に、土量裏面の両面テープの離型紙をはぎとり、上蓋
上の固体フィルム状電極に対して第6図に示した状態で
配置し、圧着固定した。最後に上自の4角の部位で、上
蓋と下蓋とを超音波にて熱m@*vi L −c N8
■、に■オ、hicz■イオ7i1J@Jiワンチップ
型イオン活量測定器具を完成した。
実施例 5 実施例4の方法によって作製したイオン活量測定器具を
用いて、コントロール血清中のN、o、 %。
CA自に基づく電位測定を行った。標準液としてはパー
サトール(VER8ATOL■)を用い、被検液として
パーサトールA、及びパーサトールAAを、実施例4の
方法により作製したイオン活量測定器具の中央点着孔に
各60μlをそれぞれ1回供給した。
オリオン社モデル901型イオンアナライザーにて、2
5C,2分後の水差電位を測定した。結果は第1表に示
した通りであった。
実施例 6 ヘパリン リチウムを抗凝固剤として採血したウサギの
全血60μlを被検液として実施例5と同様にして中央
点着孔に1回供給し2分後の水差電位を実施例5と同様
の方法によって測定した。
結果は第2表への通りであった。
更にこのウサギ全飯を遠心分離して、赤血球を沈降除去
して得た血漿を被検液として、実施例5と同様にして1
回点着による測定を実施した。結果は第2表Bの通りで
あった。
第2表 戻掬例 7 実施例5の医療、用ガーゼにかえて、医療用包帯をノニ
オン界面活性剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル)で処理した布を分配布(多孔性液分配部材)と
して用いたほかは実施例4と同様にしくイオン活量測定
器具を作製した。
実施例5と同様にしてコントロール血清中のNa■、に
■、Cρイオンについて実施例5と同様な結果が得られ
た。
実施例 8 実施例5の医療用ガーゼにかえてラピアエス(ティジン
製トリコット)7a−分配布として用いたほかは実施例
4と同様にしてイオン活量測定器具を作製した。
実施例5と同様にしてコントロール血清中のN、s、に
■、Cρイオンについて実施例5と同様な結果が得られ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明者等によって先に提案した多項目のイオ
ンのイオン活量測定器具を示す平面図および第2図はそ
の断面図、第6図は本発明による1具体化を示す斜視概
念図および第4図はその断面図、第5図は不発明の1具
体化例による測定の様子を説明する拡大図、第6図は本
発明の1態様による部分斜視図、第7図は本発明の他の
1悪様による部々斜視図。 26・・・固体電極    27・・・電気接続端子部
28・・・支持枠板    60・・・水不浸透性部材
層31・・・液供給孔    62・・・多孔性液分配
部材56・、・放間用部材   64・・・貯液槽65
・・・上蓋      66・・・点着孔67・・・空
気抜き孔   68・・・撚糸状ブリッジ40・・・モ
ールド化部材 41・・・溝(ほか3名) 第  1   図 1 第  4  図 第  5  図 手続補正書 昭和5729 月〕7 日 特許庁長官若 杉 和 夫 殿 ・−m−・ −≧  。 1 事件の表示     −一ノ 昭和57革特許願第 94575  号2、発明の名称 イオン活量測定器具 3補正をする者 事件との関係 特許出頼人 名称 (620)  富士写真フィルム株式会社霞が関
ビル内郵便局 私書箱第49列 栄光特許事務所 を話<581) 9601(代表)6
 補正により増加する発明ぴ・数 o  h−二ど1)
明#l誉第4頁下から6行目、「血液、」の後に「血漿
、Jを加入する。 2)同第8頁1行目、「昭和57年5月17日」の前に
[特願昭57−82986号、jヶ加入する。 6)同第19頁下から8行目、「第6図」乞「第4図」
と補正するっ 4)同第20頁下から7行目、「第7図」−ya=r第
5図」と補正する。 5)同第21頁11行目、「第7図」xr第5図」と補
正する。 6)同第21頁下から6行目、「第5図」′ljt「第
6図」と補正する。 7)同第22頁下〃・ら2行目、「が1きる9、」の後
に「多孔性液分配部材は界面活性剤で処理したものケ用
いることができる。界面活性剤として好ましいものはノ
ニオン系界面活性剤であり、好ましい処理方法として多
孔性液分配部材を界面活性剤水浴液に浸漬後乾燥する方
法や分配部材に界面活性剤水浴液をスプレィ後乾燥する
方法があげられる。」を加入する。 8)口第22負下〃・ら1行目〜第26匹1行目、[ポ
リスチレン、プラスチック等で、」乞「ポリスチレン等
・7′)前述の絶縁性支持体に用いられるポリマーと同
様のポリマーで、」と補正する9)同第23頁4行目、
「・・・フィルム」の後に「等の前述の絶縁性支持体に
用いられるポリマーと同様のポリマー」馨加入する。 10)同第26頁5行目、「テープ68.Jン「テープ
48」と補正する。 11)同第26頁下から2行目、「ブリッジとして1の
後に「天然繊維または」を加入する。 12)同第23頁下から1行目、「撚り糸」を「gl維
」と補正する、 13)同第24頁1行目、「(ナイロンラ、」を「(ナ
イロン)1#、維、」と補正する。 14)同第24頁6行目、18図」を「6図」と補正す
る 15)同第25負10行目、「浴液」火「被検」と補正
する・・ 16)同第26貞10行目、「ものも考慮できを、3」
ケ「ものがある、」と補正する。 17)同第26頁11卵、「第9図」を「第7図」と補
正する。 18)同第29頁6行目、「本発明」を削除する。 19)同第40頁下から2行目、「・・・エーテル)」
「その平面Pにおける」を加入する。 21)同第42頁8行目、「40・・・モールド化部材
」を[40・・・一体の部材」と補正する。 [33図面1−31.$、i圀、4い畳目g’(□ti
つ妙く神′入4挑尖又 $3  図 6 ゛第4図 手続補正書 昭和58 年 5 月ンQ 日 1、事件の表示 昭和57年特許願第94575  刊 2、発明の名称 イオン活量測定器具 3、補正をする者 事件との関係、特許出願人 名称 (520)富士写真フィルム株式会社霞が関ビル
内郵便局 私書箱第49号 7、補正の対象 明     細     書 1、発明の名称 イオン活量測定器具 2、特許請求の範囲 (1)特定イオンに選択的に応答するイオン選択層を最
外層に有する固体電極からなる固体電極対が配置され、
前記電極対にそれぞれ被検液および標準液の供給後に浸
透により前記両液間の電気的導通な達成するための多孔
性ブリッジが設けられてなるイオン活量測定器具におい
て、前記固体電極対として異なるイオン選択層を有する
複数組の固体電極対が配置されており、前記多孔性ブリ
ッジが少なくとも1個であり、かつ前記複数組の固体電
極対のそれぞれの一方の側の全電極の少なくとも一部を
覆うようKしてそれぞれ少なくとも1個ずつの独立した
多孔性液分配部材が設けられていることを特徴とするイ
オン活量測定器具。 (2)前記多孔性液分配部材の前記固体電極に面する側
の表面に、前記固体電極のイオン選択層に整合する部位
に少なくとも前記固体電極に等しい数の液供給孔が設げ
られた水不浸透性部材層が設ゆられている特許請求の範
囲1に記載のイオン活量測定器具。 (3)前記多孔性ブリッジが嗜維よりなる撚り糸からな
り、前記多孔性液分配部材が嗜維よりなる多孔質部材か
らなる特許請求の範囲1または2に記載のイオン活量測
定器具。 (4)前記固体電極封缶々が共通の電気絶縁性支持体の
上に分割されて相互に電気的に独立した導電性金属層、
前記金属の水不溶性塩からなる層およびその上に共通の
イオン選択層が設けられてなる固体イオン選択電極対で
ある特許請求の範囲1ないし3に記載のイオン活量測定
器具。 (5)前記多孔性液分配部材が前記複数組の固体電極対
のそれぞれの一方の側に1(固ずつの独立して設けられ
た貯液槽の内部に配置されている特許請求の範囲1ない
し4に記載のイオン活量測定器、 具。・ (6)特定イオンに選択的に応答するイオン選択層を最
外層に有する固体電極からなる固体電極対が配置され、
前記電極対にそれぞれ被検液および標準液の供給後に浸
透により前記両液間の電気的導通を達成するための多孔
性ブリッジを接触または接近させうるように構成された
イオン活量測定器具において、前記固体電極対として異
なるイオン選択層を有する複数組の固体電極対が配置さ
れており、前記複数組の固体電極対のそれぞれの一方の
側の全電極の少なくとも一部を覆うようにしてそれぞれ
少なくとも1個ずつの独立した多孔性液分配部材が設け
られていることを特徴とするイオン活量測定器具。 (7)前記多孔性液分配部材の前記固体電極圧面する側
の表面に、前記固体電極のイオン選択層に整合する部位
に少なくとも前記固体電極に等しい数の液供給孔が設け
られた水不浸透性部材層が設けられている特許請求の範
囲6に記載のイオン活量測定器具。 (8)前記多孔性液分配部材が締維よりなる多孔質部材
からなる特許請求の範囲6または7に記載のイオン活量
測定器具。 (9)前記固体電極封缶々が共通の電気絶縁性支持体の
上に分割されて相互に電気的に独立した導電性金属層、
前記金属の水不溶性塩からなる層およびその上に共通の
イオン選択層が設けられてなる固体イオン選択電極対で
ある特許請求の範囲6ないし8に記載のイオン活量測定
器具。 a〔前記多孔性液分配部材が前記複数組の固体電極対の
それぞれの一方の側に1個ずつの独立して設けられた貯
液槽の内部に配置されている特許請求の範囲6ないし9
に記載のイオン活量測定器具。 aD  前記多孔性ブリッジが唖維よりなる撚り糸から
なる特許請求の範囲6ないし10に記載のイオン活量測
定器具。 3、発明の詳細な説明 本発明は、液中の特定イオン#に度或いはイオン活量を
測定するのに有効な器具に関する。特に生物の体液中の
水性液、すなわち血液、血漿、血清、つんば液、すい液
、尿などのイオン濃度或いはイオン活量(以後、イオン
活量とのみ記載する。)をポテンシオメトリカルに測定
するための固体状イオン選択電極(以下、固体電極と呼
ぶこともある。)よりなり、且つ同一被検液中の異なる
イオン種のイオン活量を1回の操作で同時Kまたは順次
に測定できるイオン活量測定器具に関する。 従来技術において、溶液中のイオン活量を測定する器具
として、管理面、測定の容易性および製造コスト面等の
観点からドライタイプのイオン選択電極およびそれを用
いた測定法が広(提案されている。棒状または針状イオ
ン選択電極の例として、特開昭48−82897号(米
国特許第4.1152,09号に対応)、実公昭40−
14472、米国特許第3,718,569号等に開示
のイオン選択電極があげられる。また特開昭48−82
897号、特開昭52−142584号、米国特許第4
.053,381号および特開昭57−17851号公
報等で、支持体上に4機m1層積層構造、3機能層積層
構造または2機能層積層構造の全体をフィルム状に構成
した固体状のイオン選択電極が開示されている。このイ
オン選択電極は一般に結縁性支持体上に金属層、該金属
層の金属と同種の金属の水不溶性塩層、水不溶性塩層と
共通の陰イオンをもつ水溶性塩を溶解含有する親水性バ
インダーマ) IJラックスら成る乾燥させた参照電解
質層(3機能層積層構造では省かれる)、およびイオン
選択層を順次積層した構造より成っている。また特開昭
48−82897号公報では2機能層積層構造で導電体
をイオン交換物質でコーティングしたイオン選択電極も
開示されている。 これらイオン選択電極を用いてイオン活量を測定する器
具として、電極を二つ並べた電極対に配置し、これら電
極上に電極を連絡するようにして設けられた電気的導通
を達成するだめの毛細管現象ブリッジ(以後、単にブリ
ッジと呼ぶ。)とから成る器具が知られている。この器
具を用いた測定方法は被検液およびその標準液をそれぞ
れ電極面の定位晋に点着することでブリッジを介し両液
間に電気的導通が達成され、電極間に起きる電位差を電
位差測定装置にて測定することにより正確に行われる。 即ち電極面上に点着された溶液は、電極面を濡らすと同
時に電極面上に設けられたブリッジ内を毛細管現象によ
り拡散して拡がり、やがて両液は薄い連絡界面において
相互に接触する。 これによって、電気的導通が達成されて両電極間電位が
測定可能となる。ここで、イオン選択電極は特定イオン
に対して選択的に応答するイオン選択膜をその最外層に
有する。このイオン選択膜は、一般にイオンキャリヤ、
イオンキャリア溶媒、および重合体バインダーからなっ
ていて、イオンキャリヤおよびその溶媒を選択すること
により各種のイオンに選択的に応答する膜である。この
ことは、例えば血清中のNa’i K■、Ca2■、Q
、(E)、HCO3θ等のイオン活量を測定しようとす
る場合、それぞれ特定イオン選択層(但し、Oleは後
述する保護層でもよい、)を有する固体電極を各々別々
に用意しなければならないことを意味する。 本発明者らは先に異なるイオン選択層を有する固体電極
対を数組並べ、これら電極対上に単一のブリッジを載置
したイオン活量測定器具を提案した(特願昭57−82
986号)。その発明にょる1実施例を図示して説明す
ると、第1図はその平面図、第2図は第1図のI−I線
における断面図である。第1図では前述した特定イオン
に選択性を示す異なるイオン選択膜を有する固体電極2
3.24および25がそれぞれ二個組V)対(A部およ
びB部)として構成さhており固体電極は第2図に示す
通り積層構造よりなっている。即ち電気絶縁性支持体1
上に導電性金属層2、前記金属層の金属と同種の金属の
水不溶塩層3、参照電解質層4(参照電解質層は省略す
ることができる。)およびイオン選択層5または保護層
6を積層したものである。固体電極23.24および2
5は第2図からも明らかな様に各々独立して電気的に絶
縁されている。更にそれぞれ電極間も完全に絶縁されて
いる。各電極対は両端に電気接続端子部13を有し、こ
の電気接続端子部13は固体電極の一部ケ形成する金属
層(図示せず)が露出し、これにプローブを介して電位
差測定装置(何れも図示せず)が接続され電極対間の電
位差が測定されるのである。電気接続端子部13を除(
全面は電極を構成する機能層が更に積層されているので
あるが、特に上記した電気接続端子部13を設けないで
全面を同一の積層構造とし、針状のプローブを最外層上
より貫いて金属層と接触させて電位を測定することもで
きる。これら複数の固体電極対上に単一のブリッジ19
が各々電極対を連絡するように設けられている。ブリッ
ジ19にはそれぞれの電極面の定位置に被検液および標
準液を点着でき木点着孔20および22を備え、溶液が
これら点着孔に点着されると、液はその部分の固体電極
面を濡らすと共に点着孔内壁よりブリッジ内に浸み込ん
で拡散するっブリッジ19の端部11は多孔性層が目メ
めされてブリッジ端縁から液の浸み出しを防いでいる。 前記点着孔は固体電極面の定位置に液を点着可能とする
ことと、第2図からも推察できるように液溜の役目も兼
ね備えている。この様忙構成したイオン活量測定器具の
各々電極面に被検液および標準液を点着すること己よ 
。 す、一度に異なる種類のイオンのイオン活量を同時に測
定できる多項目イオン活量測定器具が提供できた。この
発明により従来の管理、操作面等の手間が大幅に改善で
きた。処で、こ01イオン活量測定器具ではシート状の
ブリッジを用いることKより、電気的導通達成の機能と
液の分配、すなわチ被検液および標準液を各電極面に均
−罠誘導分配するように構成しているため、両液を各々
の電極面に短時間に点着しなくてはならない。即ち、複
数の点着孔に点着される液は同一条件で拡散し、各電極
間に均一な接触界面を生じさせることが必要である。 本発明者らは更に研究を重ねた結果、被検液および標準
液をそれぞれ一度だけ点着するだけで複数の電極対の表
面に6液が供給できる結果、多項目のイオン活量が1操
作で測定できる本発明に達した。即ち本発明は更に操作
性および機能面(この点については更に後述する)を向
上させたイオン活量測定器具である。 本発明の目的は、被検液および標準液を、複数組の固体
電極対のそれぞれの一方の側の全電極の少なくとも一部
を覆うようにして設けられたそれぞれ少なくとも1個ず
つの独立した多孔性液分配部材に点着するだけで、異な
るイオン選択層を有する複数種の電極面の各々に液が供
給されて、多項目のイオン活量を1回の操作で同時Kま
たは順次に測定できるイオン活量測定器具を提供するこ
とにある。 本発明の他の目的は、全血等の粘度の高い被検液であっ
ても分配および液絡の形成が確実になされるイオン活量
測定器具を提供することにある。 本発明は、 (1)特定イオンに選択的に応答するイオン選択層を最
外層に有する固体電極からなる固体電極対が配置され、
前記電極対にそれぞれ被検液および標準液の供給後に浸
透により前記両液間の電気的導通を達成するための多孔
性ブリッジが設けられてなるイオン活量測定器具におい
て、前記固体電極対として異なるイオン砂択層な有する
複数組の固体電極対が配置されており、前記多孔性ブリ
ッジが少なくとも1個であり、かつ前記複数組の固体電
極対のそれぞれの一方の側の全電極の少なくとも一部を
覆うようにしてそれぞれ少なくとも1個ずつの独立した
多孔性液分配部材が設けられていることを特徴とするイ
オン活量測定器具。 (21前記多孔性液分配部材の前記固体電極に面する側
の表面に、前記固体電極のイオン選択層に整合する部位
に少なくとも前記固体電極に等しい数の液供給孔が設け
られた水不浸透性部材層が設けられている+ljに記載
のイオン活量測定器具。 (3)  前記多孔性ブリッジが線維よりなる撚り糸か
らなり、前記多孔性液分配部材が繍維よりなる多孔質部
材からなる(lまたは(2,1(c記載のイオン活量測
定器具。 (4)  前記固体電極対合々が共通の電気絶縁性支持
体の上に分割されて相互に電気的に独立した導電性金属
層、前記金属の水不溶性塩からなる層およびその上に共
通のイオン選択層が設けられてなる固体イオン選択電極
対であるけ;ないしく3)に記載のイオン活量測定器具
。 (5)前記多孔性液分配部材が前記複数組の固体電極対
のそれぞれの一方の側に1個ずつの独立して設けられた
貯液槽の内部に配置されている(1)ないしく4)に記
載のイオン活量測定器具。 (6)特定イオンに選択的に応答するイオン選択層を最
外層に有する固体電極からなる固体電極対が配置され、
前記電極対にそれぞれ被検液および標準液の供給後に浸
透により前記両液間の電気的導通を達成するための多孔
性ブリッジを接触または接近させうるように構成された
イオン活量測定器具において、前記固体電極対として異
なるイオン選択層を有する複数組の固体電極対が配置さ
れており、前記複数組の固体電極対のそれぞれの一方の
側の全電極の少なくとも一部を情うようにしてそれぞれ
少な(とも1個ずつの独立した多孔性液分配部材が設け
られていることを特徴とするイオン活量測定器具。 (7)前記多孔性液分配部材の前記固体電極に面する側
の表面に、前記固体電極のイオン選択層に整合する部位
に少なくとも前記固体電極に等しい数の液供給孔が設け
られた水不浸透性部材層が設けられている(6)に記載
のイオン活量測定器具。 (8)前記多孔性液分配部材が繍維よりなる多孔質部材
からなる(6)または(7)に記載のイオン活量測定器
具。 (9)  前記固体電極対合々が共通の電気絶縁性支持
体の上に分割されて相互に電気的に独7した導 ′電性
金属層、前記金属の水不溶性塩からなる層およびその上
に共通のイオン選択層が設けられてなる固体イオン選択
電極対である(6)ないしく8)に記載のイオン活量測
定器具。 帥 前記多孔性液分配部材が前記複数組の固体電極対の
それぞれの一方の側[1個ずつの独立して設けられた貯
液槽の内部に配置されている(6)ないしく9)K記載
のイオン活量測定器具。 (111前記多孔性ブリッジが線維よりなる撚り糸から
なる(6)ないしaωに記載のイオン活量測定器具。 更に本発明の好ましい実施態様として、←2 前記多孔
性液分配部材が前記複数組の固体電極対と前記多孔性ブ
リッジの間に設けられている(1)ないしく11)に記
載のイオン活量測定器具。 03)前記貯液槽を有する液溜用部材と、前記貯液槽を
被うよう忙設けられる上蓋とが一体成型よりなる(1)
ないしく12+に記載のイオン活量測定器具。 Q4)  前記多孔性ブリッジが熱融着可能な有機合成
ポリマー繊維からなる撚り糸である(1)ないしく13
)に記載のイオン活量測定器具。 0!5)前記有機合成ポリマー舗維がポリアミドである
04)に税にのイオン活量測定器具。 (I6)前記多孔性液分配部材が親水性の天然9維また
は少なくとも親水性表面を有する有機ポリマー嗜維から
なる糸を用いて織られた空隙を有する織物である(1)
ないしく151に記載のイオン活量測定器具。 Q7)  前記多孔性液分配部材が包帯布、ガーゼ、寒
冷紗、かや用織物からなる群から選ばれた織物である(
161に記載のイオン活量測定器具。 (181前記水不浸透性部材層が粘着性接着テープであ
ることを特徴とする(1)ないしく1すに記載のイオン
活量測定器具。 本発明のイオン活量測定器具の特徴は、前述の複数の中
休電極対に単一のブリッジを設けた多項目イオン活量測
定器具において液(被検液および標準液それぞれ)の分
配と電気的導通達成のための液絡(ブリッジ)の形成の
両機能を毛細管現象を示す多孔性材料1個を共通に用い
て達成したのに対し、液の分配とブリッジの形成のため
の多孔性部材の機能を構成的に分離した点にある。液の
分配とブリッジの機能を分離したことにより、全血に代
表される分配が困難である等の種々の問題を有していた
被検液体を確実に、かつ容易な操作でその中に含まれる
特定のイオン成分の活量の測定が可能になった。また本
発明の技術の開発により被検液および標準液そ、・Lぞ
れの1回の供給操作により複数種のイオン選択電極の電
極電位を測定することが始めて可能になった。 以下、図面を用いて本発明をさらに詳細に説明する。 第3図は本発明のイオン活量測定器具の1具体例を示す
斜視概念図である。26は最外層にイオン選択層を有す
る対構造に構成されたフィルム状固体電極対(固体電極
を構成する各層は図示しないc、)、27は前記対構造
の固体電極対の両端に各々設けられた電気接続端子部、
28は前記の固体電極対を複数組(それぞれの電極対は
そのイオン選択層が異なる)並べて保持収納する支持枠
板で、隣り合う電極対を電気的に絶縁すると共に電極対
を固着する仕切り部29を備えている。30は前記固体
電極対の表面を均一に被うように貼着された水不浸透性
部材層、31は前記水不浸透性部材層に設けられ各々電
極面上の定位置に液を供給可能とし且つ液を留めおく液
供給孔、32は異なるイオン選択゛層を有する電極に対
応する領域を連絡し前記液供給孔31に液を分配する本
発明に特徴的な部材である多孔性液分配部材で前記複数
組の固体電極対と後述の多孔性ブリッジとの間に設けら
れる。33は被検液および標漁液を貯液する複数組の固
体電極対のそれぞれ一方の側に1個ずつ独立して設けら
れた2つの貯液槽34を備えた液溜用部材で前記支持枠
板28とKより本器具を屈曲不能に構成する。前記貯液
槽34には前記多孔性液分配部材32が内蔵されている
。また貯液槽34は図示するような方形に限定されるも
のでなく、各液供給孔31を連絡し且つ液の分配を阻害
しない形状のものであれば何れの形状でもよ〜1゜ 本発明の1つの態様は、前記2つの多孔性液分配部材3
2または貯液槽34上で、多孔性液分配部材または貯液
槽に点着された被検液及び標準液を浸透により連絡して
両液間の電気的導通を達成するための多孔性ブリッジ3
8が一体化して設けられたイオン活量測定器具であり、
本発明の他の態様は、削紀2つの多孔性液分配部材32
または貯液槽34に被検液及び標準液をそれぞれ供給後
、両液間の電気的導通を達成するだめの多孔性ブリッジ
38を接触または接近させるように構成されたイオン活
量測定器具である。 更に、本発明による好ましい態様として、前記液溜用部
材33上に上蓋を設けたものである。即ち上蓋35は前
記液溜用部材33の上面全体を被うように設けられた上
蓋で、各々貯液槽34に液を点着可能とする1組の点着
孔36と複数の空気抜き孔37を有している。これら点
着孔36および空気抜き孔37は好ましくは下側に配置
される液供給孔31上の整合する位置に設けられること
が望ましい、上蓋35には更に前記点着孔36間を連絡
し両端が熱シールまたは接着剤によるシールにより多孔
性が目づめされた有機合成ポリマー繊維よりなる撚り糸
状の前述した多孔性のブリッジ38を貼着して設けるこ
とができる。第4図に本具体化例の断面図を図示する(
各部材との寸法比は図示上正確に記載していない)。 本発明の実施に当っては、各電極膜は共通の支持体上に
構成された、実質的に単一の電極であることが望ましい
。その具体例は特願昭57−40398号に記載されて
いる。即ち、固体電極封缶々が共通の電気絶縁性支持体
の上に分割されて相互に電気的に独立した導電性金属層
、前記金属の水不溶性塩からなる層およびその上に共通
のイオン選択層が設けられてなる固体イオン選択電極対
で、この単一の電極によれば各電極間の距離は従来公知
のイオン活量測定器具における独立した2枚の電極を配
置した電極対に比べて飛躍的に小さくでき、被検液の分
配距離やブリッジや分配の為の液量もまた飛躍的に小さ
くできる利点がある。 以上のように構成されたイオン活量測定器具を用いてイ
オン活量を測定する方法は、上蓋35に設けられた1組
の点着孔36に例えば50μl〜60μjの全血と、同
量の標準液をそれぞれ点着する。第5図に本発明の器具
の拡大図を示すように点着された液Aは液溜用部材33
の貯液槽34に内蔵して設けられた多孔性液分配部材3
2により急激に吸収され貯液槽に貯えられると同時に矢
印aのように拡散し移送される。多孔性液分配部材32
は保液力以上の液を有して電極面26上に液を分配する
。処でこの多孔性液分配部材32は目の荒い素材が好ま
しい。素材の目が細かいと液供給孔31上に液膜を作る
こととなり、液が液供給孔31内に入り込み難い。 また液供給孔31内の空気の存在により液の供給孔内へ
の浸入を難しくしている。この空気を抜(ために貯液槽
34を被う上蓋35に複数の空気抜き孔37を設けて矢
印Bのように空気を抜いている。このようにして貯液槽
34に貯えられた合液は多孔性液分配部材32により各
電極に分配供給される。一方点着孔56を連絡するブリ
ッジ(第5図では図示せず。)により液Aは拡散し、対
向側から拡散してきた液と接触して電気的導通を達成し
各電極対間に閉回路を形成し各々の電極対間に電位差を
生じる。これを電位差測定装置(図示せず)によりそれ
ぞれの電極対の電気接続端子部27(第3図で図示する
)に接続して、1操作で異なるイオンのイオン活量を同
時にまたは順次に測定するのである。なお、液供給孔を
通して各電極に供給される液量は10μ!!〜20μe
の節回である。 本発明を実施するための説明−的な例を述べる。 固体電極は後述する従来公知の方法により作ることがで
きる。支持枠板28は電気絶縁性を有し、ある程度の硬
質と好ましくは加工の容易な材料であれば良く、固体電
極を形成する絶縁性支持体層と同様にセルロースアセテ
ート、ポリエチレンテレフタレート、ビスフェノールA
のポリカーボネート、ホリスチレン等のポリマーからな
るシートまたは板、ガラス板、セラミック板、または紙
で構成できる。水不浸透性部材層30は粘着性両面接着
テープを用い電極26と液溜用部材33を貼着している
。他に接着剤を用いた層として構成することもできる。 多孔性液分配部材32はポーラスで空気が抜けて液の移
送が容易な親水性の天然麹維または少な(とも親水性表
面を有する有機ポリマー縛維からなる糸を用いて織られ
た空隙を・有する織物で、好ましくは包帯布、ガーゼ、
合成ポリマー線維、麻のかや地、寒冷紗、絽、更に親水
化処理を施したグラスファイバ、石綿等も甲いる事がで
きる。多孔性液分配部材は界面活性剤で処理したものを
用いることができる。界面活性剤として好ましいものは
ノニオン系界面活性剤であり、好ましい処理方法として
多孔性液分配部材を界面活性剤水溶液に浸漬後乾燥する
方法や分配部材に界面活性剤水溶液をスプレィ後乾燥す
る方法があげられる。液溜用部材33は貯液槽34を形
成するために比較的太ぎた孔が打抜成型されたポリスチ
レン等の前述の絶縁性支持体に甲いられるポリマーと同
様のポリマーで、好ましくは酸化チタン微粉末等を混入
させて不透明に構成されている(後述する理由による)
。上蓋35はポリエチレンテレフタレートフィルム39
等の前述の絶縁性支持体に甲いられるポリマーと同様の
ポリマーと、その両面に貼着された粘着性両面接着テー
プ48との3層構造よりなり、各層を貫いて1組の点着
孔36および複数の空気抜き孔37が設けられている。 点着孔36および空気抜き孔370ロ径は例えば3關と
して設けるが、しかし1組の点着孔36から複数の電極
面に供給出来る充分な液量(1つの電極面に10μl〜
20μg)が供給されるように更に口径を大きく構成し
てもよい。一方、空気抜き孔37も本例よりも小さく或
いは更に多数設けてもよい。 本例では上蓋35上に繊維よりなる撚り糸状ブリッ:)
(以後、単に糸ブリッジとする。)が設けられる構成と
したが、3層構造の上蓋の何れかの中間層間に内股する
ように設けることもできる。 また本発明の一態様は、多孔性ブリッジとして天然繊維
または有機合成ポリマー繊維よりなる等維としてはポリ
アミド(ナイロン> ta、維、絹が好ましい。前記上
蓋35と液溜用部材33の具体的製造例として第6図に
示すように液溜用部材と上蓋を1体の部材40としてモ
ールド形成されたものがある。この部材は表面に1組の
点着孔36と複°数の空気抜き孔37を有し、また2つ
の点着孔を連絡するV字溝41を備え、前記1字溝41
の上、内部、または底部に撚り糸状のブリッジ38が埋
め込まれるように設けられている。前記モールド部材4
0の内部には前述したように2つの貯液槽34を有し、
前記点着孔36と空気抜き孔37が貯液槽34に連通し
ている。貯液槽34内には前述の通り多孔性液分配部材
32が設けられている。 このように液溜用部材と上蓋および糸ブリッジを一体構
造に構成することで製造工程が簡略化できる。 また、本明細書では多孔性ブリッジに繊維よりなる撚り
糸状のブリッジを用いたが、本発明はこれ(限定するも
のでな〈従来公知の全べての毛細管ブリッジを用いるこ
ともできる。例えば、本発明者らによって既に提案され
た混抄紙よりなるものも用いることが出来る(特願昭5
6−112030号)。 本明細書中記載の撚り糸状ブリッジを用いることは、浸
み込む液の拡散を1方向に限定でき、しかも点着液量が
少なくてすむメリットを有するが、特に重要なことは粘
度の高い被検液、例えば全血にも用いることが出来るこ
とである。更に多孔性液分配部材または貯液槽或いは点
着孔を構成することで外部ブリッジが可能となる。即ち
上述したような何れかの液溜手段が講じられているので
液点着後両液間を連絡するように多孔性ブリッジを架け
て電気的導通を達成することができろ。この場合に用い
る多孔性ブリッジとしては、例えばコ字型の支持部材に
張った繊維よりなる撚り糸またはF紙があげられる。さ
らに別の例として!#順昭57−69933号明細書に
開示されているような多孔性ブリッジを有する蓋形の部
材が開閉可能にとりつけられているイオン活量測定器具
があげられる。液溜用部材33表面の上蓋35は必ずし
も設けなくてもよい。しかしそのような場合、貯液槽内
の液が蒸発し易いことに加えて液が全血のような場合に
は美観的観点からも好ましいものでない。 本発明を構成する他の態様として多孔性液分配部材で液
溜用部材を兼ねたものがある。即ち第7図に示すように
前述した多孔性液分配部材として用いられるような繊維
材を用いて貯液槽49を形成する枠組46を目づめによ
り構成して液の鉱がりを防いだ部材47を用いることが
出来ろ。目づめは熱融着、ホットメル型接着剤、硬化性
の疎水性インクを用いる印刷等で行なうことができる。 また両面テープを用いることによっても同様の目的を達
成することができる。 本発明に用いられる固体電極は従来公知の方法、例えば
特願昭57−40398号に開示したのと同様手段によ
り作ることができる。即ち適当な電気絶縁性支持体、例
えば高分子物質シートまたはフィルム上に導電性金属薄
層を設ける。薄層の形成には真空蒸着法、無電解メッキ
法等を用いることが出来る。支持体は一般に約100μ
m〜約500μmの厚さで表面が平滑なものが望ましい
。薄層は銀、白金、パラジウム、金、ニッケル、鋼、ア
ルミニウム、インジウム等の導電性を有し、空気中で安
定なものを用いることができる。この金属薄層の端部に
電気接続端子部を設ける場合には、更に積層される層に
対しマスキングを行なう。 マスキング手段として、公知のレジストヲ塗布してマス
クする方法、rResearch Disclosur
eJ誌+19445(1980伍6月号)に開示されて
いるアルカリで除去できる液状レジストを塗布してマス
クする方法、特開昭56−33537号公報に開示され
ているニッケルまたはクロムの厚さ5nmないし20 
nmの蒸着薄膜を設けてマスクする方法、/1ラジウム
の厚さ1.5nmないし15nmの蒸着薄膜またはイン
ジウムの3nmないし20’nmの蒸着薄膜を設けてマ
スクする方法、被膜形成能を有し乾燥後の被膜剥離性を
有する液状レジスト、例えば、フロンマスク■(ポリ塩
化ビニルを主成分とする液状レジスト。古藤産業製)等
が用いられる。電気接続端子部をマスキングした金属薄
層はその残余の部分の表面を必要に応じその金属の水不
溶性塩に変えられ、又はその金属の水不溶性塩層な金属
薄層の上に設ける。この水不溶性塩は金属が銀の場合代
表的には当該金属層の金属のハロゲン化物すなわち、ノ
・ロゲン化銀で、例えば半金属層を酸化剤(及び酸化剤
にハライドイオンが含まれない場合は)・ライドイオン
)含有組成物で被覆又は処理する。ロール被覆、浸漬、
積層又はブラツシ被覆のような慣用方法により、酸化剤
を銀へ適用することができる。酸化剤は酸化剤含有酸溶
液(たとえば塩酸)のような溶液中に存在させることが
できる。 有用な酸化剤には、KCr03CA’−K3[Fe(3
+)(ON)6〕、KMnO4、K2Cr2O7、NH
4VO3、(NH4)2(Ce(4+)([03)6″
l。 およびFe (3+ ) 2 (ooc −Coo )
 3がある。好ましい酸化剤はKCrr03Gl、 K
2Gr 207及びに3[:Fe(,3+) (ON)
s]である。酸化剤を組み合わせて用いることもできる
。 r Handbook of Chemistry a
nd Physics J 、 50th Edit’
ion The Chemical Rubber C
ompapy11969年発行、第D109−114頁
に、有用な酸化剤に関して更に詳しく記載されている。 用(・る酸化剤の俵は生成させる)・ロゲン化銀層の厚
さに依存して可変であるが、好ましくは適用量は0.0
1〜2.0?/m2である。ノ・ロゲン化銀屡として形
成させるハロゲン化銀としては塩化銀、臭化銀、沃化銀
がある。また電気分解法、更にまた特開昭52−142
584号によれば、他の態様が開示されている。即ち有
用な金属/金属塩(i%KAfi’/l’X; Xは)
・ロゲン原子)参照電極要素は、写真フィルムの製造に
常用されろ技法を用いて製造できる。ポリエチレンテレ
フタレート支持体に細粒塩化錯−ゼラチン乳剤の層を通
常の写真フィルム製造技法により塗布し、次いでその塩
化銀層を白黒現像液中で室温日光条件下で5分間現像し
、この層を充分水洗し乾燥した後、前記の如く塩化銀乳
剤でオーバーコートする方法がある。これら何れかの方
法でハロゲン化処理された電極膜の上に必要に応じて電
位安定化のための参照電解質層が従来公知の方法で設け
ることが出来る。参照電解質層の形成については、特開
昭52−142584号、米国特許第4,214,96
8号および特開昭57−17852号明細書に開示の技
術を用いることが出来る。 イオン選択層は、特定のイオンを選択透過することがで
きる層で、このイオン選択層も、従来公知の方法で設け
ることができる。例えば、イオンキャリヤーをイオンキ
ャリヤー溶媒に溶解させたものをバインダーと共に水不
溶塩層または参照電解質層の上に塗布、乾燥させる。イ
オンキャリヤー濃度は、一般に0.05 ? 〜10 
P/m2、イオン選択層の厚さは、約3μm〜約125
μm、好ましくは5μm〜50μmである。 本発明に用いられるイオン選択層は、被検液および標準
液体がともに水性液体であるので、水不溶性でたければ
ならない。イオン選択層G−m溶性であれば親水性でも
疎水性でもよいが、好ましくは疎水性である。 本発明における固体電極を構成する物質としては、この
分野において公知の電極に使用されているものと同じ物
質を使用することができる。 イオン選択層として最も典型的なものは、イオンキャリ
ヤー、イオンキャリヤー溶媒および疎水性有機バインダ
ー(または、疎水性有機バインダーからなるマトリクス
)から成るものである。イオンキャリヤーとしてはパリ
ノマイシン、環式ポリエーテル、テトララクトン、マク
ロリドアクチン、エンニナチン群、モネンシン類、グラ
ミシジン類、ノナクチン群、テトラフェニルボレート。 環式ポリはプチド等がある。 イオンキャリヤー溶媒としてはブロモフェニルフェニル
エーテル、3−メトキシフェニルフエニA/ :L −
fル、4−メトキシフズニルフェニルエーテル、ジメチ
ル7タレート、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレ
ート、ジオクチルフェニルホスフェート、ヒス(2−エ
チルヘキシル)フタレート、オクチルジフェニルホスフ
ェート、トリトリルホスフェート、ジブチルセバケート
等がある。 疎水性有機メイングーとしては薄膜を形成し得る疎水性
の天然又は合成高分子、例えば、セルロースエステル、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニルデン、ポリアクリロニ
トリル、ポリウレタン、ポリカルボネート、塩化ビニル
、酢酸ビニルコポリマー等がある。 イオンキャリヤー、イオンキャリヤー溶媒、疎水性有機
バインダー、およびそれらからなるイオン選択層は、特
開昭52−142584.米国特許第4,053,38
1号、同第4,171,246号、同第4,214,9
68号各明細書および[Re5eachDisclos
ure J  誌報文、416113(1977年9月
号)に記載の物質および技術を用いることができる。 イオン選択層の材料として、イオン交換体を使用するこ
ともできる。イオン交換体を用いる場合には、イオン交
換により、イオン含有溶液中のイオン活性変化により生
じた電位差応答を測定することになる。 イオン交換体は、カチオン性、アニオン性のいずれであ
ってもよい。本発明に使用しうる適当なイオン交換体及
びこれらを用いるイオン選択層の形成は、特開昭48−
82897(特公昭52−47717)に詳述されてい
る。 また、イオン選択層については、測定するイオンが、K
(り、N 、0、C,2■、HCO30の場合には必須
なものであるが、測定するイオ7.−7)’ CI!I
cDであり、電極が金属層として銀からなり、か不溶性
金属塩層として塩化銀からなる構球をとる場合には、イ
オン選択層は不要である。その代りとして、セルロース
エステル(例エバ、セルロースアセテートブチレート、
セルロースアセテートプロピオネート、加水分解された
セルロースアセテートブチレート等やそれらの混合エス
テル)などの特開昭55−89741に記載の物質;特
開昭53−72622や同54−1384に記載のラテ
ックス等から形成される層を、被検イオン透過性の保護
層として設けてもよい。本明細書ではこの被検イオン透
過性の保護層もイオン選択層に宮める。 以上のようにして製造された個々の単電極をそれぞれ2
個からなる電極対として用いることができる。この2個
からなる電極対における電気化学的特性は同一である事
が重要である。本発明の好ましい一実施態様として、前
述した本発明者らによる特願昭57−40398号で提
案された方法により簡単に同一物性の電極対が構成され
、しかも特別の絶縁化処理手段を講じる必要のない電極
対が構成できる。即ち、当該発明によれば、絶縁性支持
体に積層される電極構成層において、好ましくはその最
外層形成前に当該層上より金属層を分断するスクラッチ
処理を行なう事により電極対を構成するものである。こ
のスクラッチはナイフ等の鋭利な刃物を中いて簡単に行
なうことができ、しかも分断された金属層間(電極間)
の絶縁は完全に達成でき、更に連続する最外層を被覆す
ることにより所謂外部ブリッジングによる流下液からも
保護された対構造の電極が得られるのである。 このようにして形成された電極を1チツプ毎に裁断し異
なるイオン選択層を有する固体電極を支持枠板に埋め込
み、液供給孔が打抜かれた両面デーゾを貼着し、多孔性
液分配部材を内蔵し上蓋と一体形成された液溜用部材を
1器具毎に貼着して本発明のイオン活量測定器具を製造
することが出来る。 本発明は1度の被検液および標準液の点着だけで同時(
異なる種類のイオン活量が測定でき、しかも糸ブリッジ
を用いた場合には粘度の高い被検液の測定をも可能とし
たイオン活量測定器具である。 以下、本発明による実施例を記載する。 実施例1 厚さ180μmのポリエチレンテレフタレート(PET
)フィルムに、厚さ5000Aの銀層を蒸着した連続蒸
着膜を作り、幅281に、長さ1.8mに切断した。こ
のフィルムの中央に深さ70μmの溝をナイフの先端に
よって切り込んだ。その両端3Bづつを塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体のトルエン−メチルエチルケトン混合
溶剤溶液(剥離除去可能な被膜形成性マスク用液状レジ
スト)を塗布乾燥し、厚さ30μmの保護膜を設けた。 このものを塩酸60 mmole/ 1.重クロム酸1
2 mmols/!を含む酸化ハロゲン化処理液中にて
、30℃で90秒浸漬処理後、水洗乾燥し固体フィルム
状Ai%/AψCl電極を作製した。 次に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(ユニオンカーフ
2イド社製VYNS) 0.9 F、メチルトリオクチ
ルアンモニウムクロリド(同仁薬化製カブリコート)1
−35ハシドデシルフタレート0.05Pをメチルエチ
ルケトン5?に溶解した浴液をつくり、上記の固体フィ
ルム状電極のAt01層上に塗布乾燥、厚さ25μm 
の塩素イオン用選択膜層を形成した。 次に両端部に塗布されているマスク層を静かにはぎとり
銀蒸着面からなる電気接続端子部を露出させた。このも
のを巾6薫づつの大きさに切断し、塩素イオン測定用固
体フィルム状電極を作製した。 実施例2 実施例1の塩素イオン用選択膜にかえて、VYNSO,
9%、パリノマイシン33119、ジオクチルフタレー
)1.7P、メチルエチルケトン5?を用いてカリウム
イオン用のイオン選択層を形成した。膜厚は30μmに
なるように調整した。他は実施例1と同様にして、カリ
ウムイオン測定用固体 フィルム状電極を作製した。 実施例3 実施例1の塩素イオン用選択膜にかえて、VYNSO1
9テ、メチルモネンシン0.4ハシオクチルセバケート
t、sy、メチルエチルケトン5デを塗布液と5してナ
トリウムイオン用のイオン選択層を形成した。膜厚は2
5μmとなるように調整した。 他は実施例1と同様にして、ナトリウムイオン測定用固
体フィルム状電極を作製した。 実施例4 実施例1〜3と同様の方法によってN・■、K■及びG
l■イオン用のスクラッチを施した一体型の固体電極膜
を作製した。第3図に示すようなタテ28朋、ヨコ24
龍の加熱成型したノヘイインパクトポリスチレン製支持
枠板28の上に幅6..。 長さ28mに切断した3種類の固体フィルム状電極を配
置した。 これとは別に第3図に示すように1組の点着孔36と2
組の空気抜き孔37を有するプラスチック板35と2つ
の貯液槽34ををするプラスチック枠33を作り、両面
接着テープ(て両者を接着して上蓋を作製した。次いで
、幅4.5 m、長さ18mの医療用ガーゼ片32を2
枚を多孔性液分配部材として用い、上記上蓋の各貯液槽
34中に挿入し、プラスチック板35に設けられた各点
着孔及び空気抜き孔を下側から均一に覆う形で配置した
。なお、プラスチック板33に設けられた孔の中1組の
孔36は標準液点着孔と被検液点着孔をなし、他の2組
の孔37は空気抜き孔をなしている。 次に、6個の液供給孔をあらかじめ打ち抜いた両面接着
テープよりなる水不浸透性部材30を、6孔31が上記
点着孔36や空気抜き孔37の位置と一致するように上
記上蓋の下面(又は裏面)全面(但し、上蓋下面の4つ
のヲーナ一部または4つの周縁部を除()に貼り付けた
。次に上蓋の上側(表側)の中央の点着戦36上に位置
するようにナイロンのよ5な糸からなる多孔性ブリッジ
38を貼り付け、その両端を加熱したコテを用いて融着
、固定した。 次に上記上蓋裏面の両面接着テープ30の離型紙をはぎ
とり、上蓋を支持枠28に固定されている固体フィルム
状電極26上に第3図に示す状態で配置し、圧着固定し
た。 最後に、上蓋の接着テープの四つのコーナ一部又は周縁
部で上蓋と支持枠を超音波にて熱溶融接着してNa■、
に■およびCleイオン測定用ワンチップ型イオン活量
測定器具を完成した。 実施例5 実施例4(゛・方法によって作製したイオン活量測定器
具を用いて、コントロール血清中のN、■、K■、c、
■−に基づく電位測定を行った。標準液とじてして)2
−サトールA、及びパーサトールAAを、実施例4の方
法により作製したイオン活量測定器具の中央点着孔に各
60μlをそれぞれ1回供給した。オリオン社モデル9
01型イオンアナライザーにて、25℃、2分後の示差
電位を測定した。 結果は第1表に示した通りであった。 実施例6 ヘパリン リチウムを抗凝固剤として採血したウサギの
全血60μj を被検液として実施例5と同様にして中
央点着孔に1回供給し2分後の示差電位を実施例5と同
様の方法によって測定した。 結果は第2表Aの通りでおりた。 更にこのウサギ全血を遠心分離して、赤血球を沈降除去
して得た血漿を被検液として、実施例5と同様にして1
回点着による測定を実施した。結果は第2表Bの通りで
あった。 26・−・固体電極   27・・・電気接続端子部2
8・・・支持枠板   30・・・水不浸透性部材層3
1−0.液供給孔   32・・−多孔性液分配部材3
3・−・液溜用部材  34・−・貯液槽35・・・上
蓋     36・・・点着孔37・・・空気抜き孔 
 38・・・懲糸状ブリッジ40・・・一体の部材  
41・・・溝46・−・目づめ枠   47・・・多孔
性液分配部材代理人 弁理士(8107)佐々木清隆(
ほか3名) 第1図 −1 f2W4 1311 111I4   図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)特定イオンに選択的に応答するイオン選択層を最
    外層に有する固体電極からなる固体電極対が配置され、
    前記電極対にそれぞれ被検液および標準液の供給後に浸
    透により前記両液間の電気的導通を達成するだめの多孔
    性ブリッジが設けられてなるイオン活量測定器具におい
    て、前記固体電極対として異なるイオン選択層を有する
    複数組の固体電極対が配置されており、前記多孔性ブリ
    ッジが少なく・とも1個であり、かつ前記複数組の固体
    電極対のそれぞれの一方の側の全電極の少なくとも一部
    を覆うようにしてそれぞれ少なくとも1個ずつの独立し
    た多孔性液分配部材が設けられていることを特徴とする
    イオン活量測定器具。 12)前記多孔性液分配部材の前記固体電極に面する側
    の表面に、前記固体電極のイオン選択層に整合する部位
    に少なくとも前記固体電極に等しい故の液供給孔が設け
    られた水不浸透性部材層が設けられている特許請求の範
    囲1に記載のイオン活量測定器具。 (3)  前記多孔性ブリッジが繊維よりなる撚り糸か
    らなり、前記多孔性液分配部材が繊維よりなる多孔質部
    材からなる特許請求の範囲1または2に記載のイオン活
    量測定器具、 (4)前記固体電極対各々が共通の電気絶縁性支泣木の
    上に分割されて相互に電気的に独立した導電性金属層、
    前記金属の水不溶性塩からなる層およびその上に共通の
    イオン選択層が設けられてなる固体イオン選択電極対で
    ある特許請求の範囲コないし3に記載のイオン活量測定
    器具っ(5)前記多孔性液分配部材が前記複数組の固体
    電極対のそれぞれの一方の側に1個ずつの独立して設け
    られだ貯液槽の内部に配置されている特許請求の範囲1
    ないし4に記載のイオン活量測定器具。 (6)特定イオンに選択的に応答するイオン選択層を最
    外層に有する固体電極からなる固体電極対が配置され、
    前記電極対にそれぞれ被検液および標準液の供給後に浸
    透により前記両液間の電気的導通を達成するための多孔
    性ブリッジを接触または接近させうるように構成された
    イオン活量測定器具において、前記固体電極対として異
    なるイオン選択層を有する複数組の固体電極対が配置さ
    れており、前記複数組の固体電極対のそれぞれの一方の
    側の全電極の少なくとも一部を覆うようにしてそれぞれ
    少なくとも1個ずつの独立した多孔性液分配部材が設け
    られていることを特徴とするイオン活量測定器具− (力 前記多孔性液分配部材の前記固体電極に面する側
    の表面に、前記固体電極のイオン選択層に整合する部位
    に少なくとも前記固体電極に等しい奴の液供給孔が設け
    られた水不浸透性部材層が設けられている特許請求の範
    囲6に記載のイオン活量測定器具っ (8)前記多孔性液分配部材か鷹維よりなる多孔質部材
    からなる特許請求の範囲6まだは7に記載のイオン活量
    測定器具− (9)前記固体電極対答々が共通の電気絶縁性支持体の
    上に分割されて相互に電気的に独立した導電性金凋層、
    前記金属の水不溶性塩からなる層およびその□上に共通
    のイ万ン選択層が設けられてなる固体イオン選択電極対
    である特許請求の範囲6ないし8に記載のイオン活量測
    定器具。 001  前記多孔性液分配部材が前記複数組の固体電
    極対のそれぞ九の一方の側に1個ずつの独立して設けら
    れた貯液槽の内部に配置されている特許請求の範囲6な
    いし9に記載のイオン活量測定器具。 旧)前記多孔性ブリッジが1維よりなる撚り糸からなる
    特許請求の範囲乙ないし10に記載のイオン活量測定器
    具。
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