JP3051612B2 - 電解質測定方法および装置 - Google Patents

電解質測定方法および装置

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JP3051612B2
JP3051612B2 JP5228415A JP22841593A JP3051612B2 JP 3051612 B2 JP3051612 B2 JP 3051612B2 JP 5228415 A JP5228415 A JP 5228415A JP 22841593 A JP22841593 A JP 22841593A JP 3051612 B2 JP3051612 B2 JP 3051612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン活量測定器具を
用いて液体試料、例えば酒類、水道水、特に生物の体液
(血液、血漿、血清、りんぱ液、ずい液、尿等)などの
水性液中の特定のイオン濃度(または活量)をポテンシ
オメトリカルに測定する電解質測定方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】液体試料を点着することで、その中に含
まれる特定イオンの活量を測定することができるイオン
活量測定器具が特公昭58-4981 号、特公平3-70780 号公
報等に開示されている。
【0003】このイオン活量測定器具は、特定イオンの
イオン活量に対応する電位を発生するイオン選択電極の
対と、この電極の対の一方に特定イオンの活量が未知で
ある被検液を他方に特定イオンの活量が既知である参照
液をそれぞれ供給するための点着孔の対と、この点着孔
の対の間を連絡するように配された多孔性のイオンブリ
ッジとを有するもので、次のようにして被検液中の特定
イオンの活量が求まるようになっている。すなわち、点
着孔の対の一方に被検液を他方に参照液をそれぞれ点着
すると両液は上記電極の対にそれぞれ供給されると共
に、上記イオンブリッジ内を毛細管現象により拡散して
伝わり、やがて両液は液界面において相互に接触する。
この接触によって電極の対の間に電気的導通が成立し、
電極の対の間には被検液中の特定イオンの活量と参照液
中の特定イオンの活量との差に応じた電位差が生じるこ
とになる。この電位差を測定することにより、被検液中
の特定イオンの活量を求めることができるのである。
【0004】ところで、上記イオン活量測定器具を用い
て行う従来の電解質測定方法においては、被検液中の特
定イオンの活量を精度良く求めるためには被検液と参照
液とがイオンブリッジ中央部で界面を形成するようにす
る必要があるとの認識から、両液を上記点着孔の対にそ
れぞれ同時に点着するようにしていた。このような両液
の同時点着を容易にする装置として、例えば特開昭62-1
76548 号公報に記載されているような二連ピペット装置
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記二連ピペット装置
は、両液の点着作業を手動で行うためのものであるが、
多数の被検液を高速で測定処理するためには、このよう
な両液の点着作業を自動化することが望ましい。米国特
許第4,347,750 号には、上記両液の点着作業を自動化す
るための装置が開示されている。この装置においては、
参照液を吸引保持する点着具(チップ)が、被検液を吸
引保持する点着具とは独立して、一方の点着孔への点着
位置と参照液の吸引位置との間を移動可能に構成されて
おり、また点着位置においては被検液点着用の点着具は
鉛直に保持されるのに対して、参照液点着用の点着具は
斜めに保持されるようになっている。このように、参照
液点着用の点着具が点着位置で斜めに保持される構成と
されているのは、次の理由による。両液を点着孔の対に
それぞれ同時に点着するためには、被検液点着用の点着
具と参照液点着用の点着具とを、それぞれの液の点着孔
上方に同時に位置させなければならない。ところが、点
着孔の対の間隔は一般に狭い(例えば8mm)ため、被検
液点着用の点着具と参照液点着用の点着具とを並行に並
べ共に鉛直に保持しようとすると、両点着具を保持する
機構部分等が干渉してしまうことになる。そこで、上記
装置では参照液点着用の点着具を斜めに保持することと
し、これにより、被検液および参照液の同時点着を可能
としている。
【0006】ところが、上記装置においては、被検液点
着用の点着具を斜めに保持しているため点着孔への点着
を正確に行うことが困難となり、また点着具を斜めに保
持するための複雑な機構を有しているので、装置がコス
ト高となり、その結果、イオン活量測定器具を用いた電
解質測定にかかるコストの上昇を招くなどの問題があっ
た。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、イオン活量測定器具の点着孔の対にそ
れぞれ被検液および参照液を正確に点着でき、かつ高精
度に被検液記中の特定イオン活量を測定できると共に、
多数の被検液を高速で測定処理することを低コストで実
現することの可能な電解質測定方法および装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による電解質測定
方法は、特定イオンに選択的に応答するイオン選択電極
の対と、該電極の対の一方に被検液を他方に参照液をそ
れぞれ供給するために該被検液または参照液が点着され
る点着孔の対と、該点着孔の対の間を連絡するように配
され該点着孔の対にそれぞれ点着された前記被検液と参
照液との間を電気的に導通するイオンブリッジとを備え
てなるイオン活量測定器具を用いて上記被検液中の特定
イオン活量を測定する電解質測定方法において、前記2
液のうちの一方の液を点着具により前記点着孔の対の一
方に点着した後、該点着具および前記イオン活量測定器
具の少なくとも一方を移動させることにより該点着具を
その点着位置より離れさせ、次いで前記2液のうちの他
方の液を保持した他の点着具により該他方の液を所定の
時間内に前記点着孔の対の他方に点着することを特徴と
する。
【0009】上記「該点着具および前記イオン活力測定
器具の少なくとも一方を移動させることにより、該点着
具をその点着位置より離れさせ」とは、一方の点着具と
他の点着具との干渉を避けるために一方の点着具をその
点着位置より離れさせる方法として、点着具と測定器の
両方を移動させる、点着具は移動させずに測定器具のみ
を移動させる、あるいは測定器具は移動させずに点着具
のみを移動させる、のいずれの方法でもとりうることを
意味する。
【0010】本発明による電解質測定装置は、特定イオ
ンに選択的に応答するイオン選択電極の対と、該電極の
対の一方に被検液を他方に参照液をそれぞれ供給するた
めに該被検液または参照液が点着される点着孔の対と、
該点着孔の対の間を連絡するように配され該点着孔の対
にそれぞれ点着された前記被検液と参照液との間を電気
的に導通するイオンブリッジとを備えてなるイオン活量
測定器具を載置し、該測定器具を前記被検液および参照
液を点着するための点着部位の所定位置に位置せしめる
載置台と、前記被検液を保持点着する被検液点着具と、
該点着具を前記点着孔の対の一方への点着位置と該点着
位置から離れた位置との間を移動可能に保持する移動機
構とからなる被検液点着手段と、前記参照液を保持点着
する参照液点着具と、該点着具を前記点着孔の対の他方
への点着位置と該点着位置から離れた位置との間を移動
可能に保持する移動機構とからなる参照液点着手段とを
備え、前記2つの点着手段は、一方の点着手段の点着具
が一方の点着位置で点着して該点着位置から離れた後、
所定の時間内に他方の点着手段の点着具が他方の点着位
置に移動して点着を行うように構成されていることを特
徴とする。
【0011】なお、本発明において、2液のうちの一方
の液を点着孔の対の一方に点着してから、他方の点を点
着孔の対の他方に点着するまでの時間は、その下限につ
いては、上記一方の液の点着具と他方の液の点着具との
移動に必要な最小限度の時間となるが、上限について
は、用いるイオン活量測定器具のタイプによって異なっ
てくる。すなわち、イオン活量測定器具には、ポリエス
テル等の撚糸状のイオンブリッジを用い、しかもイオン
ブリッジとイオン選択電極の対とが互いに離れて配され
ているため、点着孔の対にそれぞれ液が点着されるまで
は電極の対の間が導通されないように構成されたもの
や、濾紙等の薄型片のイオンブリッジを用い、しかもイ
オンブリッジとイオン選択電極の対とが直接接触して配
されているため、点着孔の対の一方のみに液を点着して
も時間がたつと電極の対の間が導通されてしまうように
構成されたものなどがある。上限の一応の標準として、
イオンブリッジと電極の対とが互いに離れた構成のもの
においては、一方の液が点着孔の対の一方に先に点着さ
れてからイオンブリッジ内を拡がる間に乾燥したり蒸発
したりして測定に支障をきたすまでの時間を、イオンブ
リッジと電極の対とが直接接触した構成のものにおいて
は、点着孔の対の一方に先に点着された一方の液がイオ
ンブリッジ内を伝わって点着孔の対の他方に達して電極
の対の間が導通されるまでの時間をそれぞれ挙げること
ができる。
【0012】
【作用および発明の効果】上記構成を有する本発明によ
る電解質測定方法および装置によれば、被検液点着用の
点着具と参照液点着用の点着具とが、イオン活量測定器
具の点着孔の対の上方にそれぞれ同時に位置することが
ない。したがって、従来装置にみられたように、同時点
着を行うために点着具を斜めに保持して点着を行うとい
った必要がなく、2つの点着具を点着時にそれぞれ鉛直
に保持して点着を行うことが可能なので、点着孔の対の
それぞれに対して正確に点着を行うこができ、高精度に
被検液中のイオン活量を求めることが可能となる。さら
に、点着具を斜めに保持する必要がなくなったことで、
点着作業の自動化を図る場合の装置構成が簡易となり、
装置の低コスト化が可能となる。その結果、イオン活量
器具を用いて多数の被検液を高速で測定処理することを
低コストで実現することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明による電解
質測定方法および装置の実施例を説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例による電解質測定
装置の概略構成を示す斜視図である。図示のように本実
施例による電解質測定装置10は、スライド型のイオン活
量測定器具20を載置し、該測定器具20を被検液および参
照液を点着するための点着部位(図示せず)の所定位置
に位置せしめる載置台15と、上記イオン活量測定器具20
が有する一対の液点着孔410 ,420 の一方に、特定イオ
ンの活量が未知である被検液を点着する被検液点着手段
30と、上記液点着孔410 ,420 の他方に特定イオンの活
量が既知である参照液を点着する参照液点着手段40とを
備えている。
【0015】上記イオン活量測定器具20は、例えば前掲
の特公昭58-4981 号等に示される公知のものであるが、
ここで図2を参照して簡単に説明する。図示のようにイ
オン活量測定器具20は、3種のイオン選択電極の対 101
(同種のイオン選択層を表面に有し互いに電気的に分離
されたイオン選択電極 111および 121からなる)、 102
(同じく 112および 122からなる)、 103(同じく 113
および 123からなる)、両面に接着剤層を有する水不透
性部材層 200、綿および再生セルロース繊維製連続空隙
含有不織布等からなる1対2組の多孔性液体分配部材 3
10, 320を、プラスチックからなる上部枠体 400と下部
枠体 500との間に収容してなるものである。
【0016】上部枠体 400には1対の液点着孔 410, 4
20とこれら液点着孔内を横切って延びる凹部 450が設け
られており、この凹部内にはポリエチレンテレフタレー
ト繊維紡糸等からなる多孔性のイオンブリッジ 600が収
容され、固定される。凹部 450はイオンブリッジ 600が
上部枠体 400の上面より上に出ることがないような深さ
とする。
【0017】イオン選択電極の対 101, 102, 103を挾
んで上部枠体 400下に配される水不透性部材層 200には
液点着孔 410, 420と整合する貫通孔(液体下降通路)
210, 220、イオン選択電極 111, 112, 113, 121,
122, 123のイオン選択層領域の一部とそれぞれ整合す
る貫通孔(液体上昇通路) 211, 212, 213, 221,22
2, 223が設けられている。水不透性部材層 200の下に
は貫通孔 210, 211,212, 213と整合するように多孔
性液体分配部材 310が配され、貫通孔 220, 221, 22
2, 223と整合するように多孔性液体分配部材 320が配
される。下部枠体500にはこれら多孔性液体分配部材 31
0, 320を収容できる形状の凹部(液体水平通路) 51
0, 520が形成されている。また、上部枠体 400,水不
透性部材層 200、および下部枠体 500にはそれぞれ1対
2組の貫通孔(空気抜き孔) 430, 440; 230, 240;
530, 540が設けられ、このスライド20全体の空気抜き
孔を形成している。イオン選択電極の対 101, 102, 1
03はイオン選択層を下向きにして配されており、これら
の電極対の端子部は下部枠体 500に設けられた各1対の
貫通孔511 , 521; 512, 522; 513, 523からスライ
ド下面に露出している。
【0018】このようなスライド20において、例えばイ
オン選択電極の対 101, 102, 103をそれぞれCl-
+ ,Na+ 用のイオン選択層を有するものとし、これ
らのイオン活量が既知である参照液を液点着孔 410に点
着し、これらのイオン活量が未知である被検液を液点着
孔 420に点着すれば、参照液は液体下降通路 210を経て
多孔性液体分配部材 310内に浸透し液体上昇通路 211,
212, 213を通ってイオン選択電極 111, 112, 113の
各イオン選択層に到達し、一方、被検液は液体下降通路
220を経て多孔性液体分配部材 320内に浸透し液体上昇
通路 221, 222, 223を通ってイオン選択電極 121, 1
22, 123の各イオン選択層に到達する。また、両液はブ
リッジ 600の内部で液絡して電気的導通が生ずる。この
結果、イオン選択電極 111および 121の間、同 112およ
び 122の間、同 113および 123の間にそれぞれ参照液と
被検液との間のCl- ,K+ ,Na+ の各イオン活量の
差に対応する電位差が発生するため、下部枠体500 に形
成された一対の各貫通孔511 , 521; 512, 522; 51
3, 523の下方から電位測定用プローブを挿入して各イ
オン選択電極の端子部と接触させ、各イオン選択電極の
対から生ずる電位差を測定すれば従来のスライドと同様
に被検液中の前記各イオン活量が測定できる。
【0019】再び図1において、上記載置台15は、載置
した測定器具20を搬送して図示せぬ点着部位の所定位置
に位置させる動作と、点着後の測定器具20を図示せぬイ
オン活量測定部に搬送する動作を行うように構成されて
いる。
【0020】また上記被検液点着手段30は、被検液点着
用の点着具(以下、チップという)32が装着される装着
部34を先端部下方に備えたアーム部36と、このアーム部
36を上下動可能にかつアーム部36先端部を所定の円周軌
道に沿って移動可能なように構成された図示しない駆動
機構とを有してなり、上記装着部34に装着したチップ32
を、鉛直状態に保持したまま所定の円周軌道に沿って移
動できると共に、所定位置において上下動させることも
できる構成となっている。すなわち本実施例では、上記
アーム部36および駆動機構により本発明でいう被検液点
着手段の移動機構が構成されている。また、被検液点着
手段30は、図示しない吸引機構を備えており、装着した
チップ32内に所定の被検液を所定量吸引保持して、所定
の点着位置で保持した被検液の点着を行えるようになっ
ている。
【0021】上記チップ32は1つ1つの被検液ごとに、
あるいは被検液の種類別に交換されるもので、使用前は
図1に示すチップ収納部50に収納保管されており、使用
後はチップ廃棄部60において廃棄される。また、被検液
は1つ1つあるいはその種類ごとに被検液収容器70に入
れられ、各収容器70は図示しない搬送手段によって所定
の被検液吸引位置に順次搬送されるようになっている。
【0022】このように被検液点着手段30は、上記チッ
プ収納部50におけるチップ32の装着動作と、所定の吸引
位置に搬送された収容器70内から被検液を吸引して、装
着したチップ32内部に保持する動作と、被検液を吸引保
持したチップ32を、載置台15により点着部位(図示せ
ず)の所定位置に搬送されたイオン活量測定器具20の液
点着孔420 上方に移動させて、被検液を点着する動作
と、点着後のチップ32をチップ廃棄部60において廃棄す
る動作とを繰り返し行うように構成され、各動作はマイ
クロコンピュータおよびマイクロコンピュータにロード
されたソフトウエアなどからなる図示しない制御手段に
より制御されるようになっている。
【0023】一方、参照液点着手段40は、参照液点着用
の点着具(以下、参照液チップという)42が装着される
装着部44を先端部下方に備えたアーム部46と、このアー
ム部46を上下動可能にかつアーム部46の先端部を所定の
円周軌道に沿って移動可能なように構成された図示しな
い駆動機構とを有してなり、上記装着部44に装着した参
照液チップ42を、鉛直状態に保持したまま所定の円周軌
道に沿って移動できると共に、所定位置において上下動
させることのできる構成となっている。すなわち本実施
例では、上記アーム部46および駆動機構により本発明で
いう参照液点着手段の移動機構が構成されている。ま
た、参照液点着手段40は、図示しない吸引機構を備えて
おり、装着した参照液チップ42内に参照液を所定量吸引
保持して、点着部位の所定の点着位置でその保持した参
照液の点着を行えるようになっている。
【0024】上記参照液チップ42は上記被検液点着用の
チップ32と異なり、繰り返し使用されるもので、上部に
参照液蒸発防止用のキャップ部42a を備えている。参照
液は所定位置に配された収容器72内に収容されており、
適宜補充される。また、参照液点着手段40はイオン活量
測定器具20への点着を行う際のみ、上記収容器72から離
れ、他の時は参照液チップ42の、キャップ部42より下方
の部分を収容器72の内部に挿入して、キャップ部42a に
よって収容器72の口を塞ぐようにして待機するように構
成されている。このように参照液チップ42にキャップ部
42a を設け、点着時以外はキャップ部42a で収容器72の
口を塞ぐようにしたことにより、収容器72内の参照液中
の水分が蒸発してその濃度が変化することを最小限に抑
えることが可能となる。
【0025】上述のように参照液点着手段40は、上記収
容器72の口を塞ぐ待機動作と、収容器72内から参照液を
吸引して、装着した参照液チップ42内部に保持する動作
と、参照液を吸引保持した参照液チップ42を、イオン活
量測定器具20の液点着孔410上方に移動させて、参照液
を点着する動作とを繰り返し行うように構成され、各動
作は上記制御手段により制御されるようになっている。
【0026】次に、上記電解質測定装置10による電解質
測定方法の手順の一例を説明する。
【0027】まず、被検液点着手段30がアーム部36を回
転させてアーム部36の先端部をチップ収容部50に移動さ
せ、そこで装着部34に所定のチップ32を装着する。チッ
プ32の装着後、被検液点着手段30はアーム部30を回転さ
せてチップ32を、所定の被検液を収容した収容器70が搬
送される所定の吸引位置に移動させ、そこで収容器70内
から所定の被検液を所定量吸引してチップ32内部に保持
する。次いで被検液点着手段30はアーム部36を回転させ
て、載置台15に載置された状態で点着部位の所定位置に
セットされたイオン活量測定器具20の液点着孔420 の上
方位置に、被検液を吸引保持したチップ32を移動させ液
点着孔420 に被検液を所定量点着する。被検液点着後、
被検液点着手段30はアーム部36を回転させてチップ32を
速やかにチップ廃棄部60に移動させ、そこでチップ32を
廃棄する。
【0028】一方、参照液点着手段40は、被検液点着手
段30による被検液の点着が行われる間、参照液を収容し
た収容器72の口を、アーム部46先端部の装着部44に装着
した参照液チップ42のキャップ部42a で塞ぐようにし
て、待機している。被検液点着手段30による被検液の点
着が行われ、被検液点着手段30のチップ32がイオン活量
測定器具20の上方から離れると、参照液点着手段40は参
照流を参照液チップ42内部に所定量吸引し(なお、あら
かじめ参照液を吸引しておくようにしてもよい)、参照
液チップ42を収容器72内から抜き出すと共にアーム部46
を回転させて、参照液を吸引保持した参照液チップ42
を、イオン活量測定器具20の液点着孔410 の上方位置に
速やかに移動させ液点着孔410 に参照液を所定量点着す
る。なお、この間載置台15は、イオン活量測定器具20を
載置したまま点着部位の所定位置で動かずに待機してい
る。参照液の点着後、参照液点着手段40はアーム部46を
回転させて、再び参照液チップ42のキャップ部42a で収
容器72の口を塞ぐようにして待機する。被検液および参
照液が共に点着された後イオン活量測定器20は、載置台
15に載置されたまま点着部位から図示しないイオン活量
測定部に搬送され、そこで、点着された被検液中の特定
イオン活量が求められる。
【0029】以上の手順を繰り返し行うことにより、所
定の吸引位置に順次搬送される多数の被検液を高速で測
定処理することが可能となる。なお、上記手順では、被
検液の点着を先に行っているが、参照液の点着を先に行
うようにしてもよい。
【0030】次に、本発明による電解質方法により被検
液および参照液をそれぞれ点着時間をずらして点着した
場合、被検液中の特定イオンの活量をどの程度精度良く
測定できるかについて、両液を同時点着した場合と比較
して行った実験の結果について説明する。
【0031】イオン活量測定器具には図2に示すものと
同タイプの、3つのイオン選択電極の対を有するものを
用いた。各イオン選択電極の対にはそれぞれNa+ ,K
+ ,Cl- 用のイオン選択層を有するものを用い、被検
液中のNa+ ,K+ ,Cl-の活量をそれぞれ求めた。
実験は参照液点着孔側に参照液50μL を点着後0(同時
点着の場合)、15,30,60秒してからそれぞれ被検液を
50μL 点着し、被検液点着後60秒後に被検液中の各イオ
ンの濃度を求めたものである。その結果を表1に示す
(同表(a) はNa+ 、(b) はK+ 、(c) はCl- の各濃
度を示している)。表1において被検液はL,Mで表現
した。Lは低濃度用、Hは高濃度用としてそれぞれ実験
用に作成した模擬液である。なお、表中のイオン濃度
は、n=5回の平均値であり、その単位はmEq/L であ
る。
【0032】
【表1】
【0033】上記表1に示すように点着時間差60秒のと
きにわずかな変化が認められるが、いずれの場合も参照
液および被検液を同時に点着した場合と同様の結果が得
られた。
【0034】次に、上記実験とは逆に、被検液を点着後
参照液を点着した場合の実験結果を表2に示す。この実
験は点着順序のみを変えたもので他の条件は上記実験と
同じである。
【0035】
【表2】
【0036】上記表2に示すように、参照液を後から点
着した場合も両液を同時点着した場合と同様の結果が得
られた。この結果、本発明による電解質測定方法によ
り、被検液中の特定イオン濃度(活量)を高精度に測定
できることが確かめられた。
【0037】ところで、上記実験において先に参照液を
点着し被検液を後から点着したケースでは、先に点着し
た参照液がイオンブリッジ内に拡がり、15秒経過するま
でにはイオンブリッジ内全部に伝わっていた(なお、イ
オンブリッジ内全部に伝わると液の移動は停止した)。
そして、被検液を点着した際には、イオンブリッジの、
被検液用の点着孔上部に位置する部分内に含まれた参照
液と、点着された被検液との間での混合現象がみられ
た。これらのことは、先に被検液を点着した場合でも同
様にみられた。
【0038】従来、イオン活量測定器具を用いて被検液
中の特定イオン濃度を検出する場合に、参照液と被検液
との間で混合が起こると、検出精度に大きな影響を及ぼ
すと考えられていた。しかし、上記実験では、両液間で
の混合が起こっているにもかわらず良好な検出精度が得
られている。この結果から被検液と参照液との間での混
合が起こっても、混合する量が非常に少ない場合(例え
ば混合する量が点着する量の1% (体積比)以下)であ
れば、イオン濃度の検出精度には実質的に悪影響を及ぼ
さないことが明らかになった。したがって、上記実験で
用いたイオン活量測定器具のように、被検液と参照液と
の間での混合が起こったとしても、その混合する量が点
着量に対して微少としかならないものにおいては、両液
の混合という事態を考慮に入れずに、他の要因から両液
の点着時間差を定めることが可能であると考えられる。
上記実験結果から判断すると、両液の点着時間差として
好ましいのは0(0は含まない)〜60秒(より好ましく
は0〜30秒)であると考えられる。
【0039】なお、上記実験で用いたイオン活量測定器
具では、イオンブリッジはポリエチレンテレフタレート
の撚糸で構成され、各液の点着孔の直径はそれぞれ3.5m
m 、被検液と参照液の点着液量はそれぞれ50μL であっ
た。これより、両液が混合する際の液量を、イオンブリ
ッジ4mm分程度の中に含まれる液量として求めると0.08
μL となる。
【0040】また、上記実験で用いたイオン活量測定器
具は、各液の点着孔に共に液が点着されないとイオン選
択電極の対の間が導通さない構成のものであったが、イ
オンブリッジが濾紙片で構成されており、どちらか一方
の液が点着されてある程度時間が経過すると、その一方
の液がイオンブリッジ内を伝わって電極の対の間が導通
されてしまうものにおいても、上記実験と同様の実験を
行った。その結果、先に点着した液により電極の対の間
が導通されるまでに他方の液を点着した場合には、同時
点着した場合と同様の結果が得られることが確かめられ
た。
【0041】以上、本発明による電解質測定方法および
装置の実施例を説明したが、本発明はかかる実施例の具
体的態様に限定されるものではなく、種々の変更を行う
ことが可能である。
【0042】例えば、前記実施例では載置台が、被検液
の点着後参照液が点着されるまでの間、点着部位の所定
位置でイオン活量測定器具を載置した状態で動かない構
成とされているが、載置台がイオン活量測定器具を載置
した状態で点着部位上を移動できるように構成してもよ
い。このように構成することにより、次のような点着方
法を行うことが可能となる。
【0043】1つの態様として、被検液の点着後、載置
台および被検液点着手段の両方を移動させることによ
り、被検液点着用のチップをその点着位置より離れさせ
た後、載置台を停止させ、その後参照液点着用のチップ
をその点着位置に移動させ、参照液の点着を行う方法が
ある。
【0044】別の態様としては、被検液の点着後、載置
台のみを移動させることにより、被検液点着用のチップ
をその点着位置より離れさせた後、載置台を停止させ、
その後参照液の点着を行う方法がある。この場合、参照
液点着用のチップは動かさずにあらかじめ所定の点着位
置に固定しておき、載置台を動かすことによりイオン活
量測定器具の方を参照液点着用のチップに対応した位置
に移動させることが可能である。
【0045】上述のように載置台を点着部位上で移動可
能に構成するには、載置台の移動停止機構等を複雑にす
るが、被検液点着具と参照液点着具とが最接近した場合
の相互間の距離を、長くとることが可能となる。
【0046】(実施態様項) (1) 特定イオンに選択的に応答するイオン選択電極の対
と、該電極の対の一方に被検液を他方に参照液をそれぞ
れ供給するために該被検液または参照液が点着される点
着孔の対と、該点着孔の対の間を連絡するように配され
該点着孔の対にそれぞれ点着された前記被検液と参照液
との間を電気的に導通するイオンブリッジとを備えてな
るイオン活量測定器具を用いて上記被検液中の特定イオ
ン活量を測定する電解質測定方法において、前記2液の
うちの一方の液を点着具により前記点着孔の対の一方に
点着した後、該点着具を移動させることにより該点着具
をその点着位置より離れさせ、次いで前記2液のうちの
他方の液を保持した他の点着具を前記点着孔の対の他方
への点着位置に移動させ、該他方の液を該他方の点着孔
に点着することを特徴とする電解質測定方法。
【0047】(2) 特定イオンに選択的に応答するイオン
選択電極の対と、該電極の対の一方に被検液を他方に参
照液をそれぞれ供給するために該被検液または参照液が
点着される点着孔の対と、該点着孔の対の間を連絡する
ように配され該点着孔の対にそれぞれ点着された前記被
検液と参照液との間を電気的に導通するイオンブリッジ
とを備えてなるイオン活量測定器具を用いて上記被検液
中の特定イオン活量を測定する電解質測定方法におい
て、前記2液のうちの一方の液を点着具により前記点着
孔の対の一方に点着した後、前記イオン活量測定器具を
移動させることにより該点着具をその点着位置より離れ
させ、次いで前記2液のうちの他方の液を保持した他の
点着具により該他方の液を所定の時間内に前記点着孔の
対の他方に点着することを特徴とする電解質測定方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電解質測定装置の概略
構成を示す斜視図
【図2】図1に示す装置において用いられるイオン活量
測定器具の一例を示す分解斜視図
【符号の説明】
10 電解質測定装置 15 載置台 20 イオン活量測定器具 30 被検液点着手段 32 被検液点着用の点着具 40 参照液点着手段 42 参照液点着用の点着具 70 被検液を収容した収容器 72 参照液を収容した収容器 410 ,420 液点着孔 101 ,102 ,103 イオン選択電極の対 600 イオンブリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平5−51100(JP,B2) 特公 平4−76428(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10 G01N 27/416

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定イオンに選択的に応答するイオン選
    択電極の対と、該電極の対の一方に被検液を他方に参照
    液をそれぞれ供給するために該被検液または参照液が点
    着される点着孔の対と、該点着孔の対の間を連絡するよ
    うに配され該点着孔の対にそれぞれ点着された前記被検
    液と参照液との間を電気的に導通するイオンブリッジと
    を備えてなるイオン活量測定器具を用いて上記被検液中
    の特定イオン活量を測定する電解質測定方法において、 前記2液のうちの一方の液を点着具により前記点着孔の
    対の一方に点着した後、該点着具および前記イオン活量
    測定器具の少なくとも一方を移動させることにより該点
    着具をその点着位置より離れさせ、次いで前記2液のう
    ちの他方の液を保持した他の点着具により該他方の液を
    所定の時間内に前記点着孔の対の他方に点着することを
    特徴とする電解質測定方法。
  2. 【請求項2】 特定イオンに選択的に応答するイオン選
    択電極の対と、該電極の対の一方に被検液を他方に参照
    液をそれぞれ供給するために該被検液または参照液が点
    着される点着孔の対と、該点着孔の対の間を連絡するよ
    うに配され該点着孔の対にそれぞれ点着された前記被検
    液と参照液との間を電気的に導通するイオンブリッジと
    を備えてなるイオン活量測定器具を載置し、該測定器具
    を前記被検液および参照液を点着するための点着部位の
    所定位置に位置せしめる載置台と、 前記被検液を保持点着する被検液点着具と、該点着具を
    前記点着孔の対の一方への点着位置と該点着位置から離
    れた位置との間を移動可能に保持する移動機構とからな
    る被検液点着手段と、 前記参照液を保持点着する参照液点着具と、該点着具を
    前記点着孔の対の他方への点着位置と該点着位置から離
    れた位置との間を移動可能に保持する移動機構とからな
    る参照液点着手段とを備え、 前記2つの点着手段は、一方の点着手段の点着具が一方
    の点着位置で点着して該点着位置から離れた後、所定の
    時間内に他方の点着手段の点着具が他方の点着位置に移
    動して点着を行うように構成されていることを特徴とす
    る電解質測定装置。
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