JPS58211474A - 感熱記録ヘツド予熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感熱記録ヘッドの予熱を行うための感熱記録ヘ
ッド予熱装置に関する。

感熱記録装置あるいは熱転写記録装置のように熱的な記
録を行う装置では、感熱記録ヘッド上に設置づられた多
数の発熱体あるいは発熱要素を選択的に発熱さげ、情報
の記録を行っている。

第１図は従来用いられたこのような装置の記録部の・−
例を示したものである。感熱記録ヘッド１の基板上に配
置された多数の発熱体２には、これらに電流を流し個別
的に発熱させるためのリード電極３．４がそれぞれ取り
付ｉｔられている。一方のリード電極３は、ソースドラ
イバ５の出力側に接続されたソースドライブ制御線６に
共通接続されている。他方のリード電極４は、各発熱体
２ごどに個別に設けられたスイッチング用のトランジス
タ７のコレクタに接続されている。これらのトランジス
タの１ミツタは接地されており、ベースはシフトレジス
タ８の対応する並列信号出力端子に接続されている。

この記録部では、１ライン分の画信号９をシフトレジス
タ８に供給すると、その並列信号出力端子から各発熱体
２に対応した２値信号が出力される。従ってソースドラ
イバ５からソースドライブ制御線６に正の印字パルスが
出力されると、前記２値信号によってオンとなったトラ
ンジスタ７に接続された発熱体２が選択的に通電され、
発熱する。これにより、感熱記録ヘッド１と接触する感
熱記録紙等に対して熱的な記録が行われる。

ところでこのような装置で画情報の配録をラインごとに
行っていくと、同一主走査位置（感熱記録ヘッドの同一
の発熱体部分）で繰り返し印字情報が存在する場合には
、その場所の発熱体が連続的に発熱され、それらの発熱
体および基板のその部分が蓄熱する。反対に印字情報が
幾うインーｂ存在しない発熱体部分では、発熱体および
基板のその部分の濃度が下降する。

環境温度が変動したとぎにも印字濃度を均一化するため
に、感熱記録ヘッドの基板にはその全体的な温度を制御
する予熱装置が取り付りられているのが通常である。し
かしながらこのような予熱装置では、前記したような局
所的な温度変動があっても全体的な温度低下がみられな
い限り、温度の補償（上昇）を行うことがない。従って
前記した原因による基板の温度むらを解消させることば
できず、温度の低下した主走査位置に印字情報が到来し
た場合にはｌ−分な濃度の印字を行うことがで゛きない
場合があった。

本発明はこのような点に鑑み−Ｃなされたもので、個々
の発熱体を直接予熱し過度の温度低Ｆを生しさｔ！ない
ようにした感熱記録ヘッド予熱装置を提１共づることを
目的とＪる。

本発明では個々の発熱体への通電をオン・オフづるスイ
ッチング素子に並列に抵抗を接続し、トランジスタがオ
フになっているときにもこの抵抗を通じて発熱体に微小
な電流を流させ、印字の行われイ１い程度に発熱体を予
熱さけることとして、前記した目的を達成する。

以下実施例につぎ本発明の詳細な説明する。

第１図と同一部分に同一の符号を付した第２図は、１つ
の発熱体についての予熱回路部分を示したものである。

第１図では説明を省略したが、感熱記録ヘッド内の多数
の発熱体を時間的に分割して駆動する場合がある。ソー
スドライバ内には、このような場合複数のスイッチング
索子（１〜ランジスタ）が設けられており、分割数に対
応して設３− けられたソースドライバ制御線に異なったタイミングで
印字パルスが出力され、発熱体の分割駆動が行われる。

第２図に示す１〜ランジスタフは、これに対してシンク
側のスイッチング素子であり、前記したように個々の発
熱体２の通電をオン・オフ制御する。

本実施例では各トランジスタ７のエミッタ・コレクタ間
にバイパス抵抗１１を接続している。各発熱体２の抵抗
値が４００Ωのとき、バイパス抵抗１１の抵抗値は３０
０Ω程度に設定する。今トランジスタ７がオンになって
いるとし、１ｍ秒の印字パルスによりリード電極３に約
１６Ｖの電圧が印加されているものとする。この場合、
発熱体２に約４０ｍＡの電流が流れ、約０．６Ｗの電力
が消費される。発熱体２に感熱記録紙が接触していれば
、その部分が発色温度以上に加熱され発色する。

一１ｊ１１〜ランジスタフがオフになっているときには
、印字パルスがリード電極３に印加されるごとに、バイ
パス抵抗１１を通じて発熱体２に電流４− が流れる。このときの電流は２Ｏｎ＋Ａ強であり、発熱
体２にＪ５　Ｌ−Ｊる消費電力は約０．２Ｗとなる。

これにより発熱体２の加熱が行われるが、感熱記録紙を
発色させるまでには至らない。このように印字の行われ
ない発熱体も印字パルスにより周期的に発熱させられる
ので、サーマルヘッドの温度むらが解消され、印字濃度
の均一さが保たれる。

なお実施例では発熱体自体の発熱により予熱を行ったが
、バイパス抵抗を感熱記録ヘッド上に形成し、この抵抗
による発熱を感熱記録ヘッドの予熱に利用してもよいこ
とは当然である。

以、Ｌ説明したように本発明によれば印字を行わない発
熱体も通電し予熱さけることとしたので、印字を行わな
いラインが複数ライン続いた後の印字ラインでも十分な
記録濃度を確保することができ、高品位な記録画像を得
ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来用いられた熱的な記録装置の記録部の回路
図、第２図は本発明の一実施例における感熱記録ヘッド
予熱装置の一部を示す回路図であ１・・・・・・感熱記
録ヘッド ２・・・・・・発熱体 ７・・・・・・トランジスタ（スイッチング素子）１１
・・・・・・バイパス抵抗 出　　願　　人 富士ゼロックス株式会社 代　　理　　人 弁理士　　山　　内　　梅　　維 ７− 箔１図 ら 第　２　園

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感熱記録ヘッド十に設けられた多数の発熱体と、これら
   の発熱体を通電し発熱させるための電源と、電源から各
   発熱体に供給される電流を画信号に応じてオン・オフ制
   御し発熱した発熱体の部分で印字動作を行わせるスイッ
   チング素子とを備えた記録装置において、スイッチング
   素子のそれぞれに対して、これらの素子が遮断状態のと
   ぎこれらに接続された発熱体に前記電源から印字に至ら
   ない程度の電流を流さけるためのバイパス抵抗を接続し
   たことを特徴とする感熱記録ヘッド予熱装置。